JP2525820B2 - カラ−受像管 - Google Patents

カラ−受像管

Info

Publication number
JP2525820B2
JP2525820B2 JP62169632A JP16963287A JP2525820B2 JP 2525820 B2 JP2525820 B2 JP 2525820B2 JP 62169632 A JP62169632 A JP 62169632A JP 16963287 A JP16963287 A JP 16963287A JP 2525820 B2 JP2525820 B2 JP 2525820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color picture
picture tube
mask frame
shadow mask
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62169632A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6414851A (en
Inventor
拓 浦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP62169632A priority Critical patent/JP2525820B2/ja
Publication of JPS6414851A publication Critical patent/JPS6414851A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2525820B2 publication Critical patent/JP2525820B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はカラー受像管に関し、特に、シャドウマスク
に熱膨張率の小さい材料(例えばアンバー材)、マスク
フレームに鉄を用い、マスクフレームをその対角部で支
持する方式のカラー受像管の長時間ピュリティドリフト
の改良に関するものである。
(従来の技術) カラー受像管にシャドウマスクを支持するのに、支持
部材を用いてパネル内壁の対角部に植設されたスタッド
ピンにより懸架する方法は周知である。
例えば、特公昭46−4104号公報にはシャドウマスクを
支持部材により、ほぼ矩形状のパネルの四隅に固定する
構造が示されている。この方式の長所は、第1に、略四
角形のマスクフレームを四隅で支えるために、マスクフ
レームの変形の影響が辺の中央部で支持する方式に比べ
て小さいということである。すなわち、ビームランディ
ングのばらつきを小さく抑えることができる。第2に、
同様の理由で振動によるビームランディングの変動も小
さい。第3には、動作開始後、30分以上経過した場合に
見られるいわゆる長時間ピュリティドリフト現象を、従
来常識的に用いられていたバイメタルを使うことなく補
正できるということである。その補正の原理を第6図を
用いて説明すると、シャドウマスク(18)にあけられた
開孔(5)が熱膨張によって周辺方向に位置を(5a)に
変えようとした場合、管軸となす角がθとなるように設
定された支持部材(3)が作用して蛍光スクリーン(1
5)の方向に移動させて(5b)の位置に動かし、ビーム
ランディングの誤差を生じさせないというものである。
この目的のために、支持部材(3)の形状は第6図のよ
うに、略V字形であるその頂部がフレーム(19)の側壁
の近傍にあり、斜辺部(3a)が画面コーナーに到達する
電子ビームの軌道(1)に対しておおよそ直角となって
いる。すなわち90度偏向管の場合、この動作角θは、45
゜である。
ところが、最近はシャドウマスクに例えば常温での熱
膨張係数が約1.2×10-6/℃の36%Ni−Fe合金例えばアン
バー材等の熱膨張率の小さい材料を使うカラー受像管が
現われてきたが、その場合には上述した支持部材を使用
するとビームランディングの変動を起こしてしまうこと
がわかった。その理由は次のように説明される。すなわ
ち、第7図に示すように、受像管内部の部品の温度が上
がったとき、シャドウマスク(18)はほとんど膨張しな
いので、開孔(5)はその位置を変えようとしない。し
かし、フレーム(19)は熱膨張係数が常温で約12×10-6
/℃と、36%Ni−Fe合金の約10倍の鉄で作られているた
め熱膨張を起す。その結果、第7図の実線で示すよう
に、支持部材(3)が作用してシャドウマスク(18)を
蛍光面(15)の方向に移動させて開孔(5)の位置が
(5a)に変わるために、ビームランディングが変動する
のである。マスクフレーム(19)にもアンバー材等の低
膨張材を使えばこの問題は生じないが、コストが大幅に
上がって実用的ではない。
このような問題点を改善するために、第8図に示すよ
うに、支持部材の形状をV字形状とし、且つV字形の頂
点の位置がマスクフレームの側面から離れマスクフレー
ムとスタッドピンのほぼ中間に位置するものが考案され
た。支持部材(30)は、スタッドピンに係合される孔
(図示せず)を有する部分から管軸に対し傾きをもって
シャドウマスク方向に延在する部分をもつ第1の部材
(32)と、マスクフレームに固着され管軸に対しある傾
きをもってスタッドピン方向に延在する部分をもつ第2
の部材(33)を溶接し、管軸に沿う方向の断面がほぼV
字形になるように構成したものである。このV字形の頂
部は、マスクフレーム(19)の外壁部(19a)とスタッ
ドピン(22)のほぼ中間に位置している。すなわち、管
軸(17)に平行でV字の頂部を通る直線(17a)と第1
の部材(32)の頂部(31)に隣接する斜辺部(32a)の
面となす角θと、第2の部材(33)の頂部(31)に隣
接する斜辺部(33a)の面となす角θは略等しい。
第2の部材(33)は、一方の端がマスクフレーム(1
9)に複数箇所で溶接固定され、他方は、第1の部材(3
2)の一端に溶接されて頂部(31)を構成している。こ
のような支持部材を用いた場合には、第9図に示すよう
に、動作開始前の部品位置が破線で示すように、また、
温度が上がった場合、実線で示すような位置に変化す
る。すなわち、シャドウマスク(18)は、ほとんど熱膨
張を起こさないが、マスクフレーム(19)は熱膨張を起
こし周辺方向に広がる。そのとき、V字形の支持部材
(30)は押されて第1の部材(32)と第2の部材(33)
が近づくように変形することが、その形状から明らかで
ある。すなわち、θ≒θのため、仮にマスクフレー
ムが熱膨張を起こしても、その熱膨張によって支持部材
(30)を外方向に押した分、第1の部材(32)の斜辺部
(32a)は、破線で示す形状から実線で示すように折曲
部(321)を支点としてパネル(11)内壁に近づくよう
に変形する。第2の部材(33)の斜辺部(33a)は、頂
部(31)を支点としてまっすぐになるように変形する。
すなわち、第1,第2の部材(32)(33)ともに平板に近
づくように変形し、この変形によりマスクフレーム(1
9)の膨張分を吸収する。その結果、マスクフレーム(1
9)を蛍光スクリーン(15)の方向へ移動させない。従
って、開孔(5)は位置を変えることがなく、ビームラ
ンディングの変化が起きないのである。
ところで、最近のカラー受像管は、解像度を上げるた
め水平方向の偏向周波数を従来の2倍(31.5KHz)、更
には4倍(64KHz)にして使用される機会が多くなっ
た。このように、水平偏向周波数が増加すると偏向装置
の鉄損,銅損により偏向装置が発熱してカラーテレビ受
像機内の温度は時として20℃以上も上昇する。このよう
な受像機内の昇温は、カラー受像管の外囲器にも伝わ
り、時に第10図の破線に示すように、蛍光スクリーン
(15)を有するパネル(11)も熱膨張させる。このた
め、蛍光スクリーン(15)の蛍光体層(151)も外方向
の位置(151a)へ移動させてしまう。その結果として支
持部材(30)の補正オーバーと同様の現象が生じる。
このような場合、第11図に示すように、前記斜辺部
(53a)の面の角θを、前記角θより大きく設定す
ればよい。このような構造の支持部材は、第12図に示す
ように、動作中の角度が小さく、斜辺部(52a)が短か
い第1の部材(52)が、シャドウマスク(18)を蛍光ス
クリーン(15)側へ移動させる量より、角度が大きくて
斜辺部(53a)が長い第2の部材(53)のシャドウマス
ク(18)をスクリーンと反対側へ移動させようとする力
が大きくなる。その結果、パネル(11)の膨張により外
方向へ移動した蛍光体(151a)に電子ビームが射突でき
るように、シャドウマスク(18)の開孔(5)が蛍光ス
クリーンから遠ざかる位置(5a)に設定できる。しかし
ながら、このようなθ<θとなるようなV字形の支
持部材では、生産工程で繰り返されるパネルとマスクフ
レーム構体の脱着作業に甚で不利である。
すなわち、パネルとマスクフレーム構体の脱着の際に
は、支持部材を絞り込んで係止していたスタッドピンか
ら外さなければならない。しかし、第13図(a)に示す
ように、θ≒θのV字形支持部材では、絞り込んだ
場合に高さは低くなるが、第13図(b)で示すθ<θ
のV字形支持部材では、溶接位置がスタッドピンに近
くなり、溶接部(頂部側)の持ち上がりも大きくなって
低くならず、作業性が悪くなる。従って、θとθ
設定によっては脱着不可能な場合もある。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来の支持部材を熱膨張率の小さいシャ
ドウマスクと組み合せて使用すると、テレビジョンセッ
ト内に組み込み、長時間使用する通常の利用状態で生じ
るピュリティドリフト現象と、脱着作業性を両立させる
ことができなかった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたも
ので、熱膨張率の小さいシャドウマスクと鉄製のマスク
フレームを用いた場合でも、セット使用時に長時間ピュ
リティドリフトを生じさせず、かつ脱着作業性に優れた
カラー受像管を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、矩形状のシャドウマスクおよびマスクフレ
ームを支持部材を介してパネルの側壁内面四隅に植設さ
スタッドピンに係止するカラー受像管において、支持部
材は、頂部を有して管軸方向断面がV字形またはU字形
であり、かつ、管軸に対してある角度を持って頂部から
スタッドピン方向に延びる第1の部材と、管軸に対して
ある角度を持って頂部からシャドウマスク方向に延びる
第2の部材とからなり、第1の部材のバネ定数をk1(kg
/mm),第2の部材のバネ定数をk2(kg/mm)とし、
第1の部材の頂部に隣接する斜辺部の角度をθとし、
第2の部材の頂部に隣接する斜辺部の角度をθとする
とき、 となるように設定された支持部材を有するカラー受像管
である。
(作 用) 頂部を有して管軸方向断面が、例えば、V字形である
支持部材の長時間ピュリティドリフトの補正メカニズム
は、次のようになる。
第3図に示すように、動作中に第1の部材(32)と第
2の部材(33)の平行間隔Sは縮まるように変化する
が、この変化の量の割合は第1の部材と第2の部材のバ
ネ定数によって定まる。
すなわち、平行間隔の変化ΔSに対して第1の部材の
変化量をΔS1、第2の部材の変化量をΔS2とするとき、
ΔS1とΔS2で表わされる。
このとき、支持部材(30)が、マスクフレーム構体を
管軸方向へ動かす量Δqは Δq=ΔS1・tanθ−ΔS2tanθ ここで、k1,k2の合成バネ定数をkとおくと これを用いて、上式は となる。
ここで、Δqはマスクフレーム構体がスクリーン面に
近づく場合を正としている。セットにカラー受像管を組
み込んだ状態で、長時間ピュリティドリフトを補正する
のに必要なスクリーンから遠ざかる方向への移動は、上
記式を負とすれば良い。逆に式を満足すれば、第1
の部材と第2の部材の溶接位置は、マスクフレームの側
面からスタッドピンのどこにあってもよく、カラー受像
管の脱着作業性を向上させることが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明
する。すなわち、第2図に示すように、実質的に矩形状
のパネル(11)と、漏斗状のファンネル(12)及びネッ
ク(13)から真空外囲器(14)が構成されている。そし
てパネル(11)の内面には赤,緑及び青に夫々発光する
ストライプ状の蛍光体層かからなる蛍光スクリーン(1
5)が被着形成され、ネック(13)にはパネル(11)の
水平軸に沿って一列に配列され、赤,緑及び青に対応す
る3本の電子ビームを射出するいわゆるインライン型電
子銃(16)が配設されている。また、蛍光スクリーン
(15)に近接対向した位置には、多数のスリット状の開
孔(5)が垂直方向に配列され、この垂直配列を水平方
向に多数配列されたシャドウマスク(18)がマスクフレ
ーム(19)によって支持固定されている。さらに、マス
クフレーム(19)は支持部材(30)を介してパネル(1
1)の側壁部内壁に埋め込まれたスタッドピン(22)で
係止されていることにより、パネル内に支持されてい
る。
3本のインライン配列の電子ビームは、ファンネル
(12)の外部の図示しない偏向装置によって偏向され、
矩形状のパネル(11)に対応する矩形の範囲を走査し、
かつシャドウマスク(18)の開孔(5)を介して色選別
されてストライプ状蛍光体層にランディングし、カラー
映像を再現させるようになっている。
次に、シャドウマスクの係止部について第1図を用い
て詳細に説明する。シャドウマスク(18)は、マスクフ
レーム(19)の内側壁に溶接固定されており、シャドウ
マスク(18)は局部的な熱変形を小さくするため、例え
ば36%Ni−Fe合金であるアンバー材等の熱膨張率の小さ
い材料で作られている。マスクフレーム(19)の材料は
鉄である。支持部材(60)は、第1の部材(62)と第2
の部材(63)を溶接し、全体としてV字形に構成されて
おり、V字の頂部(61)はマスクフレームの側面(19
a)とスタッドピン(22)のほぼ中央に位置している。
第2の部材(63)は、マスクフレーム(19)に複数箇
所で溶接固定されている。第1及び第2の部材は、共に
バネ性の優れたステンレス(例えば、SuS631)を使用し
ており、厚さは第1の部材が0.6mm,第2の部材が0.4mm
のものを使用している。第1の部材(62)には、孔があ
けられていて、この孔をスタッドピン(22)に嵌合させ
てシャドウマスク構体を保持している。第1の部材(6
2)の板厚T1は、第2の部材(63)の板厚T2より大きく
1.5倍になっている。第1の部材の斜辺部(62a)と管軸
(17)とがなす角θは、約40゜、第2の部材の斜辺部
(63a)と管軸(17)とがなす角θは、約20゜に設定
されている。
第1の部材の管軸に平行な部分(62b)と、第2の部
材の管軸に平行な部分(63b)の間隔は、約10mmに設定
されている。
このとき、第1の部材の斜辺部(62a)の長さl1は、
約7.8mm、第2の部材の斜辺部(63a)の長さl2は、約1
4.6mmに設定されていて、l2の方がl1より約2倍長くな
っている。
次に、受像管をセットに組み込んで長時間動作させて
内部の部品の温度が上がった場合を、第4図を用いて説
明する。動作用開始前の部品位置を破線で示してある
が、温度が上がると実線で示した位置に変化する。
シャドウマスク(18)はほとんど熱膨張を起こさない
が、マスクフレーム(19)とパネル(11)は周辺方向に
広がり、かつマスクフレーム(19)の方が、熱膨張係
数,上昇温度ともに大きいために、フレーム側面(19
a)とスタッドピンの間隔は縮まる方向に動く。
そのとき、本発明の支持部材(60)は押されて変形す
るが、管軸と垂直な方向での変化の割合は、第2の部材
(63)の方がバネ定数k2が小さいために大きく動き、全
体の96%を占めてしまう。従って、角度θの動きが支
配的となり、マスクフレーム構体を蛍光スクリーン(1
5)から遠ざけるように働く。
その結果、パネル(11)の膨張により外方向へ移動し
た蛍光体(151a)に電子ビーム(1)が射突できるよう
に、シャドウマスク(18)の開孔(5)が蛍光スクリー
ンから遠ざかる位置(5a)に設定出来る。
一方、脱着作業性に於いても、溶接位置がマスクフレ
ームの側面(19a)とスタッドピン(22)のほぼ中央に
あり、問題ないことは明らかである。
実測データを示すと、従来のV字形支持部材を用いた
場合には、画面コーナーで約30μmのビームランディン
グの変動があったが、本発明によるものは10μm以下に
できた。なお、この数値は28インチ受像管で、陽極電圧
を30kV,陽極電流を1450μAとしてセットに組み込んだ
状態で、6時間動作させて測定したものである。
本発明は、本実施例に限定されるものではなく,カラ
ー受像管のサイズや内部温度の伝熱状態、及び使用材料
によって左右されるため、前記部材の板厚T1,T21
及びl1,l2等調整することによって最適支持部材を得
ることができる。要は前述したように上記式を負とす
れば良く、このことはk1、k2の値によっては、θ<θ
の場合も含まれ、極めて汎用性に優れたものにするこ
とができる。さらに、他の実施例としては、第5図に示
すように、支持部材(70)を1つの材料の曲げ加工によ
って作ることもできる。
尚、この曲げ加工のみによるものは、貼り合せた形の
ものに比較して強度が低く、かつ設計パラメーターの板
厚を調整できない事もあり、内部部品の質量が小さく、
電子ビームの移動量が大きくても色純度の低下が小さい
小形管や一般管向きである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、マスクフレームを四隅で支持
し、シャドウマスクの熱膨張率が、マスクフレームに比
べて小さいカラー受像管において、従来生じていたセッ
トに組み込んだ状態での長時間ピュリティドリフトを、
大幅に改善することが出来、しかも、脱着作業性に優
れ,量産性を大幅に改善することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部拡大断面図、第2
図は本発明の一実施例を説明するためのカラー受像管の
一部断面図、第3図は本発明の動作機構を示すための説
明図、第4図は本発明の一実施例の動作を説明する要部
拡大断面図、第5図は本発明の他の実施例を説明する要
部拡大断面図、第6図は従来例を説明する要部拡大断面
図、第7図は従来例の動作を説明する要部拡大断面図、
第8図は他の従来例を説明する要部拡大断面図、第9図
は他の従来例の動作を説明する要部拡大断面図、第10図
は他の従来例での他の条件での動作を説明する要部拡大
断面図、第11図はさらに他の従来例を説明する要部拡大
断面図、第12図はさらに他の従来例での動作を説明する
要部拡大断面図、第13図は従来例でのシャドウマスクを
パネルスタッドピンから脱着するときの状態を示す一部
断面図である。 (1)……電子ビーム軌道、(5)……開孔、 (11)……パネル、(12)……ファンネル、 (13)……ネック、(14)……外囲器、 (15)……蛍光スクリーン、(16)……電子銃、 (19)……マスクフレーム、(22)……スタッドピン、 (22a)……スタッドピンの中心軸、 (3),(30),(50),(60),(70)……支持部
材、 (32),(52),(62)……支持部材の第1の部材、 (33),(53),(63)……支持部材の第2の部材、 (32a),(52a),(62a)……第1の部材の斜辺部、 (33a),(53a),(63a)……第2の部材の斜辺部、 (62b)……第1の部材の平行部、 (63b)……第2の部材の平行部、

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形状のパネル内面に形成された蛍光体ス
    クリーンと、この蛍光体スクリーンを励起発光せしめる
    電子ビームを射出する電子銃と、前記スクリーンに近接
    対向して配置され、多数の開孔を持ち実質的に矩形状の
    シャドウマスクと、このシャドウマスクをその周囲で保
    持し矩形枠状をなし、前記シャドウマスクより熱膨張率
    が高いマスクフレームとを有し、前記マスクフレームを
    その四隅で支持する支持部材を介して、前記パネルの側
    壁内面四隅に植設されたスタッドピンに係止されてい
    て、かつ前記支持部材が、頂部を有し、その管軸方向断
    面が略V字形または略U字形で、前記スタッドピンに係
    止される第1の部材と前記マスクフレームに固着される
    第2の部材とからなるカラー受像管に於いて、前記第1
    の部材のバネ定数をk1(kgf/mm)とし、第2の部材のバ
    ネ定数をk2(kgf/mm)とし、前記支持部材の頂部を通り
    管軸に平行な直線と前記第1の部材の前記頂部と隣接す
    る面となす角をθとし、前記管軸に平行な直線と前記
    第2の部材の前記頂部と隣接する面となす角をθとす
    るとき、 の関係が成立することを特徴とするカラー受像管。
  2. 【請求項2】前記第1の部材のバネ定k1(kgf/mm)と、
    前記第2の部材のバネ定数k2(kgf/mm)が、 k1>k2 の関係が成立する特許請求の範囲第1項記載のカラー受
    像管。
  3. 【請求項3】前記第1の部材の板厚T1と、前記第2の部
    材の板厚T2が T1>T2 の関係が成立する特許請求の範囲第1項または第2項記
    載のカラー受像管。
  4. 【請求項4】前記第1の部材の前記管軸となす角がθ
    である部分の長さl1と、前記第2の部材の前記管軸とな
    す角がθである部分の長さl2とが、 l2>l1 である特許請求の範囲第1項または第2項記載のカラー
    受像管。
JP62169632A 1987-07-09 1987-07-09 カラ−受像管 Expired - Lifetime JP2525820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62169632A JP2525820B2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09 カラ−受像管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62169632A JP2525820B2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09 カラ−受像管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6414851A JPS6414851A (en) 1989-01-19
JP2525820B2 true JP2525820B2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=15890096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62169632A Expired - Lifetime JP2525820B2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09 カラ−受像管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2525820B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7886509B2 (en) 2006-11-14 2011-02-15 Itoh Denki Co., Ltd. Load-responsive energy-saving motor-driven grass mower

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6294864B1 (en) * 1996-09-02 2001-09-25 Hitachi, Ltd. Color cathode-ray tube with shadow mask having L-shaped bi-metallic springs
KR100418038B1 (ko) * 2001-06-21 2004-02-11 엘지전자 주식회사 다층 코너 스프링을 가지는 칼라 음극선관

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7886509B2 (en) 2006-11-14 2011-02-15 Itoh Denki Co., Ltd. Load-responsive energy-saving motor-driven grass mower

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6414851A (en) 1989-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4827180A (en) Color picture tube with support members for the mask frame
JP3300229B2 (ja) 改良された開口の間隔を備えたシャドーマスクを有するカラー画像管
KR890004842B1 (ko) 컬러 수상관
US20010052745A1 (en) Color cathode ray tube
KR950005109B1 (ko) 음극선관
US4613785A (en) Color picture tube having an improved simplified support structure for a color selection electrode
JP2525820B2 (ja) カラ−受像管
CA2038224C (en) Color picture tube having improved shadow mask-frame assembly support
JPH03184239A (ja) カラー映像管
US6225735B1 (en) Shadow mask for color cathode-ray tube and method of manufacturing the same
JP2565899B2 (ja) カラ−受像管
JP2645042B2 (ja) カラー受像管
US4455505A (en) Color picture tube having improved temperature compensating support for a mask-frame assembly
JP2003100229A (ja) カラー陰極線管
US4460843A (en) Color picture tube having improved temperature compensating support for a mask-frame assembly
EP0677863B1 (en) Color cathode ray tube
JP2794257B2 (ja) カラー映像管
JPS63158731A (ja) カラ−受像管
KR100466681B1 (ko) 개선된새도우마스크프레임어셈블리지지체를구비한컬러수상관
JPH09293459A (ja) カラー受像管
JPS61208723A (ja) カラ−受像管
JPH0778571A (ja) カラー受像管
JPH05251006A (ja) カラー映像管
JPH0685301B2 (ja) カラ−受像管
JPH0724195B2 (ja) カラ−受像管

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080531

Year of fee payment: 12