JP2794257B2 - カラー映像管 - Google Patents

カラー映像管

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JP2794257B2
JP2794257B2 JP4335201A JP33520192A JP2794257B2 JP 2794257 B2 JP2794257 B2 JP 2794257B2 JP 4335201 A JP4335201 A JP 4335201A JP 33520192 A JP33520192 A JP 33520192A JP 2794257 B2 JP2794257 B2 JP 2794257B2
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ロウランド ラグランド ジユニア フランク
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TOMUSON KONSHUUMA EREKUTORONIKUSU Inc
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • H01J29/07Shadow masks for colour television tubes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、陰極線発光スクリー
ンに対し或る関連をもって吊下げられている周縁フレー
ムに取付けられたシャドウマスクを持った形式のカラー
映像管に関するもので、更に具体的に言えば、コーナ支
持器と共働してスクリーンの素子に対する電子ビームの
不整合(ミスレジスタ)を減少させるような改良フレー
ムに関するものである。
【0002】
【発明の背景】カラー映像管の矩形フェースプレートパ
ネル内にシャドウマスクを支持するのに、普通は3個乃
至4個のスプリングを使用している。3個のスプリング
で支持する方式では、通常、マスクの上辺中心部に1個
のスプリングを配置し、他の2個のスプリングは、管の
両側辺に沿ってマスクの各側辺中心と下側の2個の角部
との間に配置している。4個のスプリングによる支持方
式の場合には、通常は、マスクの上辺および下辺の各中
心部と、左辺および右辺の各中心部とに、それぞれ配置
している。上記のように、3個或いは4個のスプリング
で支持する方式では、管の製造工程中におよび管の動作
中に、シャドウマスクがフェースプレートに対して僅か
ではあるが捩れたり偏位する可能性がある。
【0003】シャドウマスクの捩れや偏位を小さくする
ための1つの案は、フレームの4つの角に配設したスプ
リング支持器を使用するやり方である。この様な角部で
の支持を行なう具体例は、1988年2月2日付発効の米国
特許第4,723,088 号、および1988年3月2日付発効の米
国特許第4,728,853 号に開示されている。
【0004】角部における支持器を使用した管の一改良
が、1941年6月4日付発効の米国特許第5,021,707 号に
記述されている。スプリングと支持スタッドとを管のフ
ェースプレートの対角線上に整置した従来の管と違っ
て、この米国特許第5,021,707号に記述されている方式
では、スプリングとスタッドをフェースプレートの対角
線と非整列関係に配置して、支持器軸線がパネルの長軸
に対して33度乃至50度の角度をなすようにしている。こ
の様に、支持器軸線を対角線から外れた位置におく目的
は、その支持器の耐衝撃特性を改善することである。
【0005】支持器軸線を上記対角線から外す(偏位さ
せる)と一つの問題が生じる。この問題は、マスク−フ
レーム構体と支持手段が温度上昇して、マスク−フレー
ム構体の膨張によってスタッドに対する支持スプリング
の静止位置が変ったときに、発生する。この問題は、管
の温度が約450 ℃にも達することのある管の処理工程中
に、特に大きくなる。上記の様な静止位置の変動がある
と電子ビームのミスレジスタを誘起するので、上記の問
題を解決することが望ましい。本発明は、その様な問題
の一解決策を提供するものである。
【0006】
【発明の概要】この発明による改良されたカラー映像管
は、矩形フェースプレートパネルを持った排気された外
囲器を有し、そのパネルは、内表面に観察用スクリーン
を、またパネルの4隅に配置された支持手段によって内
部にマウントされたシャドウマスク構体を具えている。
シャドウマスク構体は、有孔シャドウマスクとこのマス
クが固着された周縁フレームとを持っている。このフレ
ームは、各々の両端部で互に溶接された4セクションで
形成されていて、そのうちの2つのセクションは他の2
セクションよりも長く、また他の2セクションとは異な
る熱膨張係数を有する材料で構成されている。
【0007】
【実施例の説明】図1は、矩形フェースプレートパネル
12と管状のネック部14および両者を結合する矩形フ
アンネル部16を有する矩形カラー映像管8を示してい
る。このパネル12は、観察フェースプレート18と、
フアンネル部16に封着された周辺フランジすなわち側
壁20で構成されている。フェースプレートパネル12
は直交する2つの軸、すなわち幅広方向(通常は水平方
向)に平行な長軸Xと、幅狭方向(通常は垂直方向)に
平行な短軸Yと、を持っている。
【0008】この長軸と短軸は、ネック部14の中心と
パネル12の中心とを通って延びる、管の長手中心軸Z
に対して直交している。この好ましい実施例ではパネル
12のアスペクト比は16×9である。フェースプレー
ト18の内面にはモザイク状の3色蛍光体スクリーン2
2が設けられている。このスクリーンは、蛍光体の線が
短軸Yとほぼ平行に延びている線スクリーンであること
が望ましい。しかしドット・スクリーンであっても良
い。
【0009】このスクリーン22に対し所定の間隔をあ
けて多孔色選択電極すなわちシャドウマスク24が脱着
自在に取付けられている。ネック部14の内部中心には
電子銃26が取付けられていて、3本の電子ビーム27
B、27Gおよび27Rを発生し、それらを集中経路に
沿ってマスク24を介してスクリーン22に投射する。
【0010】図1の管は、フアンネル部とネック部の接
合部付近に配置された外部磁気偏向ヨーク28と共に使
用するように構成されている。このヨーク28は、付勢
されると、上記3本の電子ビームに磁界を作用させて、
これら3本の電子ビームに、スクリーン22上に矩形ラ
スタを描くように、水平および垂直に走査させる。
【0011】シャドウマスク24は、マスク−フレーム
構体30の一部であって、またこの構体30は新規な周
縁フレーム32も持っている。図1では、このマスク−
フレーム構体30はフェースプレートパネル12の内部
に位置した状態が示されている。図2に示されたよう
に、マスク−フレーム構体30は、この構体の4つの角
部に設けられた4個の支持手段34によってパネル12
に取付けられている。各支持手段34は、パネル側壁2
0に埋込まれたスタッド、およびフレーム32に溶接さ
れた平板に固着されたスプリングを持っており、このス
プリングは上記スタッドに嵌合する。
【0012】この新規なマスクフレーム32は、2つの
長いセクション36と2つの短いセクション38との、
4つのセクションで構成されており、またL字形断面形
状をなす、実質的に直交する2つのフランジを持ってい
る。第1のフランジ42は、両フランジの交差部からス
クリーン22の方向に延長し、また第2のフランジ44
は上記交差部から管8の長手中心軸Zの方向に向って内
向きに延びている。フレーム32の4つの角は、面取り
されて、フレームの側辺に対して或る角度をなしてい
る。
【0013】フレーム32の改良点は、2つの長いセク
ション36を、2つの短いセクション38の材料とは異
なる熱膨張係数を持った材料で構成したことである。好
ましくは、2つの長いセクション36は、2つの短い側
辺38の材料よりも熱膨張係数の小さな材料で作られ
る。
【0014】フレーム32を、互に異なる材料で構成す
る目的は、図3と図4を比較すれば理解されよう。図3
は、全セクションを同一材料で形成した従来のフレーム
の膨張特性を示している。実線46は加熱前のフレーム
の外周を示し、破線48は管の動作または処理の期間中
というようにフレームが加熱された後のフレーム外周を
表わしている。線Dは、フレームの対角線を表わし、線
SAはたとえばスプリングとスタッドなどのマスク支持
手段の軸線を表わしている。
【0015】この図から判るように、支持手段の軸線は
フレームの長軸Xに対して、従って短軸Yに対しても、
5度の角度をなしているが、フレームが膨張するとフ
レームの角部は、線SAに沿ってではなく、対角線Dに
沿って伸びる。この伸長方向の違いによって、線SAに
対してフレームの角部は横方向に偏位することになる。
この様な横方向の相対的移動のために、スタッド上に静
置されていたスプリングは、捩れ、かつスタッド上の静
置位置が変って、支持手段に応力が発生することにな
る。この静置位置の変化は、しばしばマスク−フレーム
構体を偏位させスクリーン素子に対するマスク中の開孔
を偏位させて、電子ビームにミスレジスタを引き起こ
す。
【0016】この発明によって構成した管においては、
スタッドに対するスプリングの捩れや静置位置の変化
も、応力の増加も、フレームを構成する材料を適切に選
択することによって阻止することができる。映像管の最
終動作温度までへの温度上昇期間中および管の処理期間
中に、フレームの角部をX軸およびY軸の両方向に実質
的に等量伸長させるようにフレームのセクション36と
38の材料を選択することによって、フレーム32の角
部は支持手段軸線SA度の線に正しく沿って伸びること
になる。フレームの1つの角部のこの運動が図4に示さ
れている。図4において、実線32はこの新規なフレー
ムの低温時の外周を示し、破線32′は同フレームの管
の最終動作温度時における外周を表わしている。
【0017】一実用例として、アスペクト比が16×9
で支持器軸線SAと長軸X間の角度が45度の映像管に
ついて考察しよう。この管で、長いセクション36をA
RMCO18SRステンレス鋼(米国メリーランド州バ
ルチモア所在のARMCO社ステンレス・スチール部門
製品)・・・・熱膨張係数は10.6×10−6ΔL/
L/℃・・・・を使用し、短いセクション38をNIT
RONIC32ステンレス鋼(ARMCO社製)を使用
すると、短側辺38の熱膨張係数は18.5×10−6
ΔL/L/℃すなわち長側辺の熱膨張係数の約16/9
倍となる。この選択によって、マスクの角部は確実に支
持器軸線をたどって運動し、管体ガラスの膨張も許容す
る。
【0018】図2と図4の45度の線は、対角線から外
れた多くの支持器軸線角のうち使用可能な一例を示すも
のである。もし上記45度以外の支持器軸線が使用され
る場合は、マスク−フレーム構体が伸長するときフレー
ムの角部がその様な軸線に沿って動き得るように、フレ
ーム・セクション36と38の適当な材料を選択するこ
とができる。
【0019】フレーム32は平坦な形式のものとして例
示してあるが、この発明は、樽型或いは湾曲型という様
な、種々任意形状のフレームに適用することができる。
更に、またアスペクト比が16×9である映像管につい
て以上説明して来たが、この発明は4×3型を含めて他
のアスペクト比を持つ映像管にも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を実施したカラー映像管の一部軸上
断面で示す側面図である。
【図2】 図1に示す映像管の2−2線における、フェ
ースプレートパネルとマスク−フレーム構体の背面平面
図である。
【図3】 従来のシャドウマスク・フレームの、熱膨張
係数を示す、一象限の概略説明図である。
【図4】 図1に示す映像管のシャドウマスク・フレー
ムの、熱膨張を示す、一象限の概略説明図である。
【符号の説明】
8 カラー映像管 10 排気された外囲器 12 矩形フェースプレートパネル 22 観察スクリーン 24 有孔シャドウマスク 30 マスク−フレーム構体 32 周縁フレーム 34 支持手段 36 長いセクション 38 短いセクション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク ロウランド ラグランド ジ ユニア アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 17601 ランカスター デルプ・ロード 183 (56)参考文献 特開 昭63−221542(JP,A) 特開 昭63−241840(JP,A) 実開 昭61−104959(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 29/02 - 29/07

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形フェースプレートパネルを有する排
    気された外囲器を含んでおり、上記パネルは、その内表
    面に設けられた観察スクリーンと、上記パネルの4つの
    角部に位置する支持手段によって内部に取付けられたシ
    ャドウマスク−フレーム構体とを有し、上記シャドウマ
    スク−フレーム構体は、有孔シャドウマスクとこのマス
    クが固着された周縁フレームとを具え、この周縁フレー
    ムは長軸と短軸を有し、上記支持手段は上記フレームの
    角部に取付けられており、かつそれぞれ上記周縁フレー
    ムの上記長軸と或る角度をなす軸線を有し、上記フレー
    ムは、端部を互に溶接した4個のセクションで形成さ
    れ、これら4個のセクションのうちの2個のセクション
    は、他の2個のセクションよりも長く、かつこの他の2
    個のセクションの熱膨張係数とは異なる熱膨張係数を有
    する材料で構成されており、上記長い方のセクションと
    短い方のセクションの材料は、管の最終動作温度への温
    度上昇期間中および管の処理期間中、上記周縁フレーム
    の角部が上記の長軸および短軸の方向に実質的に等量ず
    つかつ上記支持手段の軸線に沿って伸長するように選ば
    れている、カラー映像管。
  2. 【請求項2】 上記フレームの上記長い方のセクション
    が、上記短かい方のセクションよりも熱膨張係数の低い
    材料で構成されている、請求項1に記載のカラー映像
    管。
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JPS61104959U (ja) * 1984-12-17 1986-07-03
JP2507396B2 (ja) * 1987-03-09 1996-06-12 株式会社東芝 カラ−受像管

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KR930011071A (ko) 1993-06-23

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