JPH05251006A - カラー映像管 - Google Patents

カラー映像管

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Publication number
JPH05251006A
JPH05251006A JP35442692A JP35442692A JPH05251006A JP H05251006 A JPH05251006 A JP H05251006A JP 35442692 A JP35442692 A JP 35442692A JP 35442692 A JP35442692 A JP 35442692A JP H05251006 A JPH05251006 A JP H05251006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
panel
frame
mask
spring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP35442692A
Other languages
English (en)
Inventor
Pedro Eugenio Cosma
エウジエニオ コスマ ペドロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Videocolor SpA
Original Assignee
Videocolor SpA
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Filing date
Publication date
Application filed by Videocolor SpA filed Critical Videocolor SpA
Publication of JPH05251006A publication Critical patent/JPH05251006A/ja
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスク−フレーム構体の耐衝撃性を増す。 【構成】 改善されたカラー映像管は、フェースプレー
ト(18)と周縁側壁(20)を含む矩形のフェースプレートパ
ネル(12)を有する排気されたガラス外囲器(10)を有して
いる。パネル(12)は、その角部に配置された支持手段(3
4)によってパネル(12)内に装着されたマスク−フレーム
構体(30)を有し、このマスク−フレーム構体(30)は、周
縁フレーム(32)に取り付けられたシャドーマスク(24)を
含み、支持手段(34)は、フレーム(32)に取り付けられた
板(48)と、板ばね(46)とを有している。この板ばね(46)
は、第1の端部において板(48)に取り付けられ、第2の
自由端にパネル(12)に取り付けられたスタッド(44)に係
合している開口を有している。補助スプリングが板(48)
と板ばね(46)の第2端との間に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光スクリーンとある
関係をもって支持されている周縁フレームにシャドーマ
スクが取り付けられている型のカラー映像管に関し、特
にこのような映像管に優れた耐衝撃性を持たせてマスク
−フレーム構体を懸架支持する改善された手段に関す
る。
【0002】
【発明の背景】最近のカラー映像管の多くのものにおい
ては、シャドーマスクを支持している周縁フレームは、
このフレームに直接に、またはこのフレームに溶接され
ている板に溶接されたスプリングによって、フェースプ
レートパネルに懸架支持されている。直接溶接形式のも
のでは、スプリングは通常バイメタル材料から製造さ
れ、板を用いる形式では、板がバイメタルである。スプ
リングまたは板が、マスクからフレームを介しての熱伝
導によって加熱されると、バイメタル材料が異なった膨
張をし、それによって、スプリングまたは板が撓むこと
によって、マスク−フレーム構体がパネル上に配置され
たスクリーン側に移動する。
【0003】最近の大きなサイズの映像管では、映像管
の矩形のフェースプレートパネル内においてマスク−フ
レーム構体を支持するために4つのスプリングを使用す
ることが一般的である。これらスプリングは、フレーム
の4隅に配置され、パネル内における上記構体のねじれ
及び移動を最小にする。このような4隅で支持した例
が、1988年2月2日にソネ氏他に付与された米国特
許第4,723,088号の明細書、及び1988年3
月1日にソネ氏等に付与された米国特許第4,728,
853号の明細書に開示されている。米国特許第4,7
23,088号には、面取りされた角部を有し、これら
角部に支持体を有するマスクフレームが示されている。
これら支持体は、一端がフレームに溶接され、他端にパ
ネルの側壁に埋め込まれている金属スタッドと係合する
開口を有する曲げられた板である。米国特許第4,72
8,853号には、互いに溶接された2つの部材を有す
るマスク−フレーム構体が開示されている。一方の部材
は、平板状であり、マスクフレームに何箇所かの別々の
点で溶接されている。第2の部材は、その一端において
第1の部材に溶接され、他端にパネル側壁において支持
体と係合している開口を有している。
【0004】多くの従来のマスク−フレーム構体で遭遇
する問題は、構体が衝撃を受けたとき、しばしばこの構
体がフェースプレートパネルに対して移動することがあ
るということである。この移動によって観察スクリーン
上の画素に対してマスク開孔の不一致が生じ、そのため
に、表示された画像に著しい劣化が生じる。本発明はカ
ラー映像管を改善するもので、マスク−フレーム構体の
位置に対して衝撃が与える影響を減少させるように、マ
スク−フレーム構体支持手段を改造するものである。
【0005】
【発明の概要】本発明によれば、改善されたカラー映像
管は、フェースプレートと周縁側壁を含んでいる矩形の
フェースプレートパネルを有する排気ガラス外囲器を有
している。上記パネルは、その角部に配置された支持手
段によって、パネル内部に装着されたマスク−フレーム
構体を有している。このマスク−フレーム構体は、周縁
フレームに取り付けられたシャドーマスクを含んでい
る。上記支持手段は、上記フレームに取り付けられた板
と、板ばねとを有している。この板ばねは、その第1の
端部において上記板に取り付けられ、第2の自由端にパ
ネルに取り付けられたスタッドに係合している開口を有
している。この発明による改良点は、上記板と上記板ば
ねの第2の端部との間に補助スプリングを配置したこと
を含んでいる。
【0006】
【実施例】図1に矩形のカラー映像管8を示す。このカ
ラー映像管8は、矩形のフェースプレートパネル12
と、これに矩形のファンネル16によって結合された管
状ネック14とを含んでいるガラス製外囲器10を有し
ている。パネル12は、観察フェースプレート18と、
ファンネル16に封止された周縁フランジ、即ち側壁2
0を含んでいる。フェースプレートパネル12は、2つ
の直交する軸、即ちパネルの広い寸法(通常は水平)に
平行な長軸Xと、パネルの狭い寸法(通常は垂直)に平
行な短軸Yとを含んでいる。これら長軸及び短軸は、ネ
ック14の中心とパネル12の中心とを通る映像管の中
心長手軸Zに垂直である。フェースプレート18の内面
には、モザイク状の3色蛍光体スクリーン22が支持さ
れている。このスクリーンは、蛍光体ラインが短軸Yに
ほぼ平行に伸延しているラインスクリーンが望ましい。
また、スクリーンは、ドットスクリーンとすることもで
きる。スクリーン22に予め定めた間隔をおいて、多孔
カラー選択電極、即ちシャドーマスク24が、改善され
た手段によって、取り外し可能に装着されている。ネッ
ク14内にその中心軸に沿って電子銃26が装着され、
この電子銃26は、3本の電子ビームを発生し、これら
ビームを集中経路に沿ってマスク24を通してスクリー
ン22に向かわせる。
【0007】図1の映像管は、ファンネルとネックとの
接続部付近に配置されているヨーク28のような外部磁
気偏向ヨークと共に使用されるように設計されている。
付勢されるとヨーク28は、3本のビームを、これらの
ビームがスクリーン22を矩形のラスターを描くように
水平及び垂直に走査するようにする磁界の影響下にお
く。
【0008】シャドーマスク24は、周辺フレーム32
も含んでいるマスク−フレーム構体30の一部である。
このマスクフレーム構体30は、図1、2及び3に、フ
ェースプレート12内に配置された状態で示されてい
る。このマスク−フレーム構体30は、図2及び図3に
示すように、4つの改善された支持手段34によってパ
ネル12に装着されている。
【0009】フレーム32は、実質的に直角な2つのフ
ランジ、即ち縦断面形状がL字状をなす第1フランジ3
6と第2フランジ38を含んでいる。第1フランジ36
は、第2フランジ38からスクリーン22の方向に伸延
している。第2のフランジ38は、第1のフランジ36
から映像管8の中心長手軸Z側に向かって伸延してい
る。このフレーム32の4つの角部42は面取りされ、
フレーム32の対角線方向にほぼ直角となるようにされ
ている。
【0010】シャドーマスク24は、湾曲した有孔部2
5と、この有孔部25の周囲の無孔境界部27と、この
境界部27から後ろ側に折曲げられ、スクリーン22か
ら離れる方向に伸延しているスカート部29とを含んで
いる。マスク24は、フレーム32に嵌め込まれるか、
フレーム32内に配置され、第1のフランジ36の内面
に溶接されている。
【0011】マスク−フレーム構体支持手段34が、フ
レームとパネルの各4つの角部に設けられている。各支
持手段34は、スタッド44、片持ち梁式板ばね46及
び板48を有している。各スタッド44は、パネル側壁
20に取り付けられた円錐状の金属部材である。各板4
8は、その一端近傍において、フレーム32の面取りさ
れた角部においてフランジ36に溶接されている。この
板48の他端に、板ばね46の一端が取り付けられてい
る。各板ばね46の自由端近傍に設けられた開孔50
が、スタッド44の円錐状部分に係合している。ときに
はクリップとも称する板48は、積層バイメタル構造で
ある。フレームに面している一方の金属層は、高い熱膨
張率の材料であり、板ばねに面している他方の金属層
は、低い熱膨張率の材料である。
【0012】本発明の改良点は、板48と板ばね46の
自由端との間に、図示の円筒状ヘリカルコイルスプリン
グ52のような補助スプリングを追加したことである。
このコイルスプリング52の長さ方向の中心軸が、板ば
ね46の自由端に設けられた開口50の中心と一致して
いることが望ましい。このコイルスプリング52は、板
ばね46に付加的な力を加え、映像管に衝撃が伝達され
ている間、スタッド44上の板ばね46の位置を維持す
る。板ばね46とコイルスプリング52が平行であるの
で、スタッド44上に板ばね46を維持する総合的な力
は、それぞれの変歪によって生じたスプリング力の合計
に等しい。
【0013】コイルスプリング52は、板48または板
ばね46のいずれに取り付けてもよく、また板48及び
板ばね46の双方に取り付けてもよい。コイルスプリン
グ52は、所定の変歪に対して板ばね46よりも大きな
力を発揮するのが望ましい。
【0014】4×3のアスペクト比と79cm(31イ
ンチ)の矩形観察スクリーン対角線を有する映像管に対
する推奨実施例では、0.0635cm(0.025イ
ンチ)の厚さのカーペンターカスタム(Carpent
er Custom)455ステンレス鋼製の板ばね
が、鋼製のシャドーマスクの場合、厚さが0.1854
cm(0.073インチ)で長さが3.165cm
(1.246インチ)のバイメタル板と、アンバー製の
シャドーマスクの場合は、厚さが0.1575cm
(0.062インチ)で長さが3.165cm(1.2
46インチ)のバイメタル板と組み合わされて使用され
る。コイルスプリングは、直径0.075cm(0.0
3インチ)の鋼製ワイヤーによって製造され、外径が
1.30cm(0.52インチ)で、長さが0.7cm
(0.28インチ)で、コイルとコイルとの間隔が0.
5cm(0.20インチ)である。16×9のアスペク
ト比と86cm(34インチ)の矩形観察スクリーン対
角線を有する映像管と、4×3のアスペクト比と89c
m(35インチ)の矩形観察スクリーン対角線を有する
映像管とに対する他の実施例では、カーペンターカスタ
ム455ステンレス鋼で作った、0.0787cm
(0.031インチ)の厚さの板ばねが、厚さが0.1
524cm(0.060インチ)で長さが3.886c
m(1.530インチ)のバイメタル板と組み合わされ
て使用される。カーペンタカスタム455ステンレス鋼
は、他の金属に比べて、映像管の処理の間に遭遇する熱
処理に対して良好な応答性をもっているので、これを選
択した。バイメタル板は、高い熱膨張率を有する300
シリーズステンレス鋼と、低い熱膨張率を呈するアンバ
ーとからなる。コイルスプリングは、鋼製のワイヤーか
ら製造され、上述したコイルスプリングと同じ寸法を有
している。
【0015】本発明の補助スプリングは、円筒状コイル
スプリングとして述べたが、板ばねまたはテーパー付き
コイルスプリングのような他の形のスプリングとするこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー映像管の縦断側面図で
ある。
【図2】図1の映像管のフェースプレートパネルとマス
ク−フレーム構体の部分省略底面図である。
【図3】本発明によるマスク−フレーム構体の平面図で
ある。
【符号の説明】
8 カラー映像管 10 外囲器 12 フェースプレートパネル 18 フェースプレート 20 周縁側壁 24 シャドーマスク 30 シャドーマスク構体 32 周縁フレーム 44 スタッド 46 板ばね 48 板 50 開口 52 補助スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェースプレートと周縁側壁を含む矩形
    のフェースプレートパネルを有する排気されたガラス外
    囲器を有し、上記パネルは、その角部に配置された支持
    手段によって、このパネル内部に装着されたシャドーマ
    スク構体を有し、このシャドーマスク構体は、周縁フレ
    ームに取り付けられたシャドーマスクを含み、上記支持
    手段は、上記フレームに取り付けられた板と、板ばねと
    を有し、この板ばねは、第1の端部において上記板に取
    り付けられ、第2の自由端に上記パネルに取り付けられ
    たスタッドに係合している開口を有し、上記板と上記板
    ばねの第2の端部との間に補助スプリングが配置されて
    いるカラー映像管。
JP35442692A 1991-12-16 1992-12-15 カラー映像管 Withdrawn JPH05251006A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITMI913356A IT1252215B (it) 1991-12-16 1991-12-16 Cinescopio a colori dotato di un supporto perfezionato per il complesso a telaio- maschera d'ombra.
IT91A003356 1991-12-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05251006A true JPH05251006A (ja) 1993-09-28

Family

ID=11361337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35442692A Withdrawn JPH05251006A (ja) 1991-12-16 1992-12-15 カラー映像管

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH05251006A (ja)
IT (1) IT1252215B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010067970A (ko) * 2001-04-11 2001-07-13 박신하 브라운관 하울링 저감 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010067970A (ko) * 2001-04-11 2001-07-13 박신하 브라운관 하울링 저감 방법

Also Published As

Publication number Publication date
IT1252215B (it) 1995-06-05
ITMI913356A1 (it) 1993-06-16
ITMI913356A0 (it) 1991-12-16

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20000307