JP2800135B2 - カラー映像管 - Google Patents
カラー映像管Info
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- JP2800135B2 JP2800135B2 JP2308997A JP30899790A JP2800135B2 JP 2800135 B2 JP2800135 B2 JP 2800135B2 JP 2308997 A JP2308997 A JP 2308997A JP 30899790 A JP30899790 A JP 30899790A JP 2800135 B2 JP2800135 B2 JP 2800135B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- axis
- support
- center
- mask
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
- H01J29/073—Mounting arrangements associated with shadow masks
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
- H01J2229/0727—Aperture plate
- H01J2229/0766—Details of skirt or border
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、陰極線発光スクリーンに対し或る関係をも
って懸架されているシャドウマスクを具えた形式のカラ
ー映像管に関し、特に、振動による位置づれを最少に
し、より良い衝撃応答を与えるシャドウマスク用の改良
されたコーナー支持具に関する。
って懸架されているシャドウマスクを具えた形式のカラ
ー映像管に関し、特に、振動による位置づれを最少に
し、より良い衝撃応答を与えるシャドウマスク用の改良
されたコーナー支持具に関する。
発明の背景 カラー映像管の矩形のフェースプレート・パネル内に
シャドウマスクを支持するのに通常３個または４個のス
プリングを使用する。３個のスプリングで支持する方式
の場合、通常、１個のスプリングがマスクの上辺中央部
に配置され、残りの２個のスプリングは、マスクの側辺
の中央部とマスクの下辺両角との中央部で映像管の両側
に沿って配置される。４個のスプリングで支持する方式
の場合、通常、スプリングはマスクの上辺と下辺の各心
部とマスクの左右の両中央部に配置される。以上述べた
３個のスプリングおよび４個のスプリングで支持する両
方式では、製造工程中および映像管操作中に、シャドウ
マスクが僅かに捩れ、またフェースプレートに対して偏
位する可能性がある。シャドウマスクの捩れと偏位を最
小化する１つの方法は、フレームの４つの角でスプリン
グ支持具を使用するものである。このような角で支持す
る実例は、1988年２月２日付けで曽根氏他に与えられた
米国特許第4,723,088号、および1988年３月１日付けで
曽根氏他に与えられた米国特許第4,728,853号に示され
ている。
シャドウマスクを支持するのに通常３個または４個のス
プリングを使用する。３個のスプリングで支持する方式
の場合、通常、１個のスプリングがマスクの上辺中央部
に配置され、残りの２個のスプリングは、マスクの側辺
の中央部とマスクの下辺両角との中央部で映像管の両側
に沿って配置される。４個のスプリングで支持する方式
の場合、通常、スプリングはマスクの上辺と下辺の各心
部とマスクの左右の両中央部に配置される。以上述べた
３個のスプリングおよび４個のスプリングで支持する両
方式では、製造工程中および映像管操作中に、シャドウ
マスクが僅かに捩れ、またフェースプレートに対して偏
位する可能性がある。シャドウマスクの捩れと偏位を最
小化する１つの方法は、フレームの４つの角でスプリン
グ支持具を使用するものである。このような角で支持す
る実例は、1988年２月２日付けで曽根氏他に与えられた
米国特許第4,723,088号、および1988年３月１日付けで
曽根氏他に与えられた米国特許第4,728,853号に示され
ている。
米国特許第4,723,088号には、角を面取りして各角の
部分に支持具を設けたシャドウマスク・フレームが示さ
れている。その支持具は３つの部分を含んでいる屈曲板
である。第１の部分はフレームに溶接され、第２の部分
はこの第１の部分から或る角度をもってフェースプレー
ト・パネルのスカートに向かって延び、また第３の部分
はこの第２の部分から延びている。この第３の部分に
は、パネルの側壁に埋込まれた金属スタッドに係合する
開孔がある。
部分に支持具を設けたシャドウマスク・フレームが示さ
れている。その支持具は３つの部分を含んでいる屈曲板
である。第１の部分はフレームに溶接され、第２の部分
はこの第１の部分から或る角度をもってフェースプレー
ト・パネルのスカートに向かって延び、また第３の部分
はこの第２の部分から延びている。この第３の部分に
は、パネルの側壁に埋込まれた金属スタッドに係合する
開孔がある。
米国特許第4,728,853号は互いに溶接された２つの部
材を有する改良された支持具を開示している。第１の部
材は平板状で、マスクフレームに溶接されている。第２
の部材は３つの部分より成り、第１の部分は第１の部材
に溶接されており、第２の部分は第１の部分に対し或る
角度をなしており、開孔を持つ第３の部分はパネル側壁
の支持スタッドに係合している。
材を有する改良された支持具を開示している。第１の部
材は平板状で、マスクフレームに溶接されている。第２
の部材は３つの部分より成り、第１の部分は第１の部材
に溶接されており、第２の部分は第１の部分に対し或る
角度をなしており、開孔を持つ第３の部分はパネル側壁
の支持スタッドに係合している。
米国特許第4,723,088号の第４図は、マスクフレーム
組み立ての対角線と整合のとれている支持手段を具えた
マスクフレーム組み立てを示している。ここに示される
実施例はアスペクト比が４対３のものである。最近、ア
スペクト比が16対９の管が開発されたとき、角で支持す
る思想を利用し、マスク支持手段を対角線と整合させる
ことを決定した。しかしながら、このように構成された
管は振動および／または衝撃を受けたとき、かなりの電
子ビームの位置づれを示した。このような位置づれは程
度は少ないがアスペクト比が４対３の管でも生じた。従
って、振動による位置づれを最小にし、衝撃に対してよ
り良い応答を与える改良されたマスク搭載方式の必要性
がある。この改良はアスペクト比が16対９の管で特に必
要である。
組み立ての対角線と整合のとれている支持手段を具えた
マスクフレーム組み立てを示している。ここに示される
実施例はアスペクト比が４対３のものである。最近、ア
スペクト比が16対９の管が開発されたとき、角で支持す
る思想を利用し、マスク支持手段を対角線と整合させる
ことを決定した。しかしながら、このように構成された
管は振動および／または衝撃を受けたとき、かなりの電
子ビームの位置づれを示した。このような位置づれは程
度は少ないがアスペクト比が４対３の管でも生じた。従
って、振動による位置づれを最小にし、衝撃に対してよ
り良い応答を与える改良されたマスク搭載方式の必要性
がある。この改良はアスペクト比が16対９の管で特に必
要である。
発明の概要 改良されたカラー映像管は２つの長辺と２つの短辺を
持った矩形のフェースプレート・パネルを含んでいる。
矩形のシャドウマスクは、パネルに配置された陰極線発
光スクリーンに隣接してパネル内の４角で支持手段によ
り懸架される。管は互いに直交する３つの主軸を有す
る。これらの軸は、パネルの中心に垂直に管の中心を通
って延びる縦軸と、パネルの長辺に並行にパネルの中心
を通過する長軸と、パネルの短辺に並行にパネルの中心
を通過する短軸である。各支持手段は中心支持軸を持っ
ている。改良点は、短軸のそれぞれの側における２つの
支持軸が、短軸とパネルの短辺との間に位置する点にお
いて縦軸と長軸を含む平面に交差することにある。
持った矩形のフェースプレート・パネルを含んでいる。
矩形のシャドウマスクは、パネルに配置された陰極線発
光スクリーンに隣接してパネル内の４角で支持手段によ
り懸架される。管は互いに直交する３つの主軸を有す
る。これらの軸は、パネルの中心に垂直に管の中心を通
って延びる縦軸と、パネルの長辺に並行にパネルの中心
を通過する長軸と、パネルの短辺に並行にパネルの中心
を通過する短軸である。各支持手段は中心支持軸を持っ
ている。改良点は、短軸のそれぞれの側における２つの
支持軸が、短軸とパネルの短辺との間に位置する点にお
いて縦軸と長軸を含む平面に交差することにある。
実施例 第１図は、矩形フェースパネル12と矩形ファンネル16
により接続された管状ネック14から成るガラス外囲器10
を持つ矩形カラー映像管８を示す。パネル12は、像観察
用のフェースプレート18と、ファンネル16に封着されて
いる周辺フランジすなわち側壁20で構成されている。フ
ェースプレート12は、２つの長辺と２つの短辺を持って
おり、２つの直交軸、すなわち２つの長辺（通常、水平
方向）に平行な長軸Ｘ−Ｘと、２つの短辺（通常、垂直
方向）に平行な短軸Ｙ−Ｙを持っている。この長短両軸
は、ネック14の中心とパネル12の中心とを通る管の中心
縦軸Ｚ−Ｚに対して直交している。フェースプレート18
の内面にはモザイク状の３色蛍光体スクリーン22が支持
されている。このスクリーンは、蛍光体線が短軸Ｙ−Ｙ
とほぼ平行に延びる線スクリーンであり、アスペクト比
（縦横比）が16:9であることが好ましい。あるいは、こ
のスクリーンはドット・スクリーンでもよい。多孔色選
択電極すなわちシャドウマスク24が、スクリーン22に対
し所定間隔をおいて、新奇な手段により取外し可能に取
付けられる。電子銃26はネック14内の中心に取付けら
れ、３本の電子ビーム27B,27G,27Rを発生し、これらを
収束経路に沿ってマスク24を通してスクリーン22に投射
する。
により接続された管状ネック14から成るガラス外囲器10
を持つ矩形カラー映像管８を示す。パネル12は、像観察
用のフェースプレート18と、ファンネル16に封着されて
いる周辺フランジすなわち側壁20で構成されている。フ
ェースプレート12は、２つの長辺と２つの短辺を持って
おり、２つの直交軸、すなわち２つの長辺（通常、水平
方向）に平行な長軸Ｘ−Ｘと、２つの短辺（通常、垂直
方向）に平行な短軸Ｙ−Ｙを持っている。この長短両軸
は、ネック14の中心とパネル12の中心とを通る管の中心
縦軸Ｚ−Ｚに対して直交している。フェースプレート18
の内面にはモザイク状の３色蛍光体スクリーン22が支持
されている。このスクリーンは、蛍光体線が短軸Ｙ−Ｙ
とほぼ平行に延びる線スクリーンであり、アスペクト比
（縦横比）が16:9であることが好ましい。あるいは、こ
のスクリーンはドット・スクリーンでもよい。多孔色選
択電極すなわちシャドウマスク24が、スクリーン22に対
し所定間隔をおいて、新奇な手段により取外し可能に取
付けられる。電子銃26はネック14内の中心に取付けら
れ、３本の電子ビーム27B,27G,27Rを発生し、これらを
収束経路に沿ってマスク24を通してスクリーン22に投射
する。
第１図に示す管は、ファンネルとネックの結合部付近
に配置されるヨーク28のような外部磁気偏向ヨークと共
に使用するように設計されている。ヨーク28が付勢され
ると、このヨーク28は３本のビームに磁界を作用させ
て、スクリーン22上に矩形ラスタを描くように、これら
のビームを水平および垂直に走査させる。
に配置されるヨーク28のような外部磁気偏向ヨークと共
に使用するように設計されている。ヨーク28が付勢され
ると、このヨーク28は３本のビームに磁界を作用させ
て、スクリーン22上に矩形ラスタを描くように、これら
のビームを水平および垂直に走査させる。
シャドウマスク24は、周縁フレーム32を持ったマスク
・フレーム構体30の一部である。第１図，第２図および
第５図には、このマスク・フレーム構体30がフェースプ
レート・パネル12の内部にあるように示されている。マ
スク・フレーム構体30は４つの支持手段34によりパネル
12に取付けられる。
・フレーム構体30の一部である。第１図，第２図および
第５図には、このマスク・フレーム構体30がフェースプ
レート・パネル12の内部にあるように示されている。マ
スク・フレーム構体30は４つの支持手段34によりパネル
12に取付けられる。
フレーム32には互いにほぼ直交する２つのフランジす
なわち第１のフランジ36と第２のフランジ38があり、そ
れらはＬ字形の断面形状を示している。第１のフランジ
36は第２のフランジ38からスクリーン22に向う方向に延
びている。第２のフランジ38は第１のフランジ36から管
８の中心縦軸Ｚ−Ｚの方に向って延びている。フレーム
32の４個の角は面取りされており、長軸Ｘ−Ｘに対して
対角線の角度よりも大きい角度をなしている。アスペク
ト比が16対９の管の場合、この対角線の角度は29.358゜
である。４個の角が約33゜〜約50゜の範囲の角度をなし
ていることが望ましい。
なわち第１のフランジ36と第２のフランジ38があり、そ
れらはＬ字形の断面形状を示している。第１のフランジ
36は第２のフランジ38からスクリーン22に向う方向に延
びている。第２のフランジ38は第１のフランジ36から管
８の中心縦軸Ｚ−Ｚの方に向って延びている。フレーム
32の４個の角は面取りされており、長軸Ｘ−Ｘに対して
対角線の角度よりも大きい角度をなしている。アスペク
ト比が16対９の管の場合、この対角線の角度は29.358゜
である。４個の角が約33゜〜約50゜の範囲の角度をなし
ていることが望ましい。
シャドウマスク24は、第３図および第５図に示すよう
に、湾曲した有孔部25、この有孔部25を囲む無孔境界部
27、およびこの境界部27から曲ってスクリーン22から遠
ざかる方向へ延びるスカート部29を持っている。マスク
24はフレーム32内または内側へ望遠鏡式に嵌合挿入され
て、第１のフランジ36の内面に溶接されている。あるい
は、マスク24は第４図に示すように、フレーム32の外側
へ望遠鏡式に嵌合挿入してもよい。
に、湾曲した有孔部25、この有孔部25を囲む無孔境界部
27、およびこの境界部27から曲ってスクリーン22から遠
ざかる方向へ延びるスカート部29を持っている。マスク
24はフレーム32内または内側へ望遠鏡式に嵌合挿入され
て、第１のフランジ36の内面に溶接されている。あるい
は、マスク24は第４図に示すように、フレーム32の外側
へ望遠鏡式に嵌合挿入してもよい。
マスク・フレーム構体支持手段34は、フレームとパネ
ルの各４つの角部に設けられる。第５図に示すように、
各支持手段34は、スタッド44、スプリング46および板状
体48を持っている。各スタッド44は、パネル側壁20に取
付けられ、または埋込まれている円錐形の金属部材であ
る。各板状体48はフェースプレート18の方に延びるよう
に、フレーム32の面取りされた角の部分でフランジ36の
一端部近くに溶接される。スプリング46はその一端を板
状体48の他方の端部に固着される。各スプリング46の自
由端近くには開孔50があって、スタッド44の錐形先端部
に係合している。
ルの各４つの角部に設けられる。第５図に示すように、
各支持手段34は、スタッド44、スプリング46および板状
体48を持っている。各スタッド44は、パネル側壁20に取
付けられ、または埋込まれている円錐形の金属部材であ
る。各板状体48はフェースプレート18の方に延びるよう
に、フレーム32の面取りされた角の部分でフランジ36の
一端部近くに溶接される。スプリング46はその一端を板
状体48の他方の端部に固着される。各スプリング46の自
由端近くには開孔50があって、スタッド44の錐形先端部
に係合している。
従来技術によるフェースプレート・パネル12′とマス
ク・フレーム構体30′が第６図に示されている。第２図
の構成要素と同様な構成要素には第６図では同じ番号で
プライム記号［′］がつけられている。この従来技術に
よる実例の場合、フレーム32′の面取りされた角は対角
線Ｄ−Ｄに垂直であり、支持手段34′はフェースプレー
ト・パネル12′の座標軸の中心を通る対角線Ｄ−Ｄと放
射状に整合している。この放射状に整合している支持方
式はアスペクト比が４対３の管についてはまあまあであ
ることが分っているが、アスペクト比が16対９の管では
幾つかの問題が生じる。アスペクト比が16対９の管の場
合、放射状に整合した支持方式に付随する主な問題点
は、衝撃および振動の環境に十分に耐えることができな
いことである。第２図に示すように、支持手段34が長軸
Ｘ−Ｘとなす整合角度を大きくすることにより、衝撃応
力は相当減少し、衝撃の方向に沿うマスク・フレーム構
体の動きは減少し、マスク・フレーム構体の振動は、共
振周波数を増加させ、かつ関連する変位を減少させるこ
とにより少なくされる。
ク・フレーム構体30′が第６図に示されている。第２図
の構成要素と同様な構成要素には第６図では同じ番号で
プライム記号［′］がつけられている。この従来技術に
よる実例の場合、フレーム32′の面取りされた角は対角
線Ｄ−Ｄに垂直であり、支持手段34′はフェースプレー
ト・パネル12′の座標軸の中心を通る対角線Ｄ−Ｄと放
射状に整合している。この放射状に整合している支持方
式はアスペクト比が４対３の管についてはまあまあであ
ることが分っているが、アスペクト比が16対９の管では
幾つかの問題が生じる。アスペクト比が16対９の管の場
合、放射状に整合した支持方式に付随する主な問題点
は、衝撃および振動の環境に十分に耐えることができな
いことである。第２図に示すように、支持手段34が長軸
Ｘ−Ｘとなす整合角度を大きくすることにより、衝撃応
力は相当減少し、衝撃の方向に沿うマスク・フレーム構
体の動きは減少し、マスク・フレーム構体の振動は、共
振周波数を増加させ、かつ関連する変位を減少させるこ
とにより少なくされる。
第２図および第５図において、管の各角にある支持手
段34は、各スタッド44の中心軸に相当する支持軸Ａ−Ａ
を持っている。各支持軸Ａ−Ａはフレーム32の面取りさ
れた角にほぼ垂直である。短軸Ｙ−Ｙの各々の側におけ
る２つの支持軸Ａ−Ａは、縦軸Ｚ−Ｚと、フェースプレ
ート・パネル12の短軸Ｙ−Ｙおよび短辺間にある点Ｂに
おいて長軸Ｘ−Ｘを含んでいる平面に交差する。アスペ
クト比が16対９の管の場合、各支持軸Ａ−Ａは上述の長
軸平面と約33゜〜約50゜の角度βをなすことが好まし
い。
段34は、各スタッド44の中心軸に相当する支持軸Ａ−Ａ
を持っている。各支持軸Ａ−Ａはフレーム32の面取りさ
れた角にほぼ垂直である。短軸Ｙ−Ｙの各々の側におけ
る２つの支持軸Ａ−Ａは、縦軸Ｚ−Ｚと、フェースプレ
ート・パネル12の短軸Ｙ−Ｙおよび短辺間にある点Ｂに
おいて長軸Ｘ−Ｘを含んでいる平面に交差する。アスペ
クト比が16対９の管の場合、各支持軸Ａ−Ａは上述の長
軸平面と約33゜〜約50゜の角度βをなすことが好まし
い。
有限要素分析が２つの34V（34インチの可視対角線）
の管について行われた。異なる支持手段を持っているこ
とを除けば、２つの管は同じであり、それぞれアスペク
ト比が16対９であり、鋼マスクの厚さは0.25mm、鋼フレ
ームの厚さは1.5mm、鋼支持プレートの厚さは1.0mm、ス
テンレス合金・スプリングの厚さは0.5mmである。各マ
スク・フレーム構体の総重量は3.54kg（7.81bs）であっ
た。第１の管において、支持軸は各支持軸が長軸平面と
約29.4゜の角をなすようにマスクの対角線と整合されて
いる。第２の管において、各支持軸は長軸平面に対して
40゜の角度βで設けられた。分析の結果を表Ｉに示す。
の管について行われた。異なる支持手段を持っているこ
とを除けば、２つの管は同じであり、それぞれアスペク
ト比が16対９であり、鋼マスクの厚さは0.25mm、鋼フレ
ームの厚さは1.5mm、鋼支持プレートの厚さは1.0mm、ス
テンレス合金・スプリングの厚さは0.5mmである。各マ
スク・フレーム構体の総重量は3.54kg（7.81bs）であっ
た。第１の管において、支持軸は各支持軸が長軸平面と
約29.4゜の角をなすようにマスクの対角線と整合されて
いる。第２の管において、各支持軸は長軸平面に対して
40゜の角度βで設けられた。分析の結果を表Ｉに示す。
表Ｉから分るように、支持軸の角度を大きくすると、
最低周波数が上がり、フェースプレート・パネル内のマ
スク・フレーム構体の動きが減少する。
最低周波数が上がり、フェースプレート・パネル内のマ
スク・フレーム構体の動きが減少する。
第１図は本発明を具体化するカラー映像管の長手軸に沿
った側面の断面図である。 第２図は第１図の線Ｚ−Ｚを通って部分的に切り取られ
たフェースプレート・パネルとマスク・フレーム構体の
裏面図である。 第３図は第１図の管のシャドウマスクの角の部分的平面
図である。 第４図は別のシャドウマスクの角の部分的平面図であ
る。 第５図は第２図のフェースプレートの角の部分的断面図
である。 第６図は従来技術によるフェースプレート・パネルとマ
スク・フレーム構体の平面図である。 10……ガラス外囲器、12……フェースプレート・パネ
ル、14……ネック、16……ファンネル、18……フェース
プレート、20……周辺フランジ（側壁）、22……蛍光体
スクリーン、24……マスク、25……有孔部、26……電子
銃、27……無孔境界部、28……偏向ヨーク、29……スカ
ート部、30……マスク・フレーム構体、32……フレー
ム、34……支持手段、36,38……フランジ、44……スタ
ッド、46……スプリング、48……板状体、50……開孔。
った側面の断面図である。 第２図は第１図の線Ｚ−Ｚを通って部分的に切り取られ
たフェースプレート・パネルとマスク・フレーム構体の
裏面図である。 第３図は第１図の管のシャドウマスクの角の部分的平面
図である。 第４図は別のシャドウマスクの角の部分的平面図であ
る。 第５図は第２図のフェースプレートの角の部分的断面図
である。 第６図は従来技術によるフェースプレート・パネルとマ
スク・フレーム構体の平面図である。 10……ガラス外囲器、12……フェースプレート・パネ
ル、14……ネック、16……ファンネル、18……フェース
プレート、20……周辺フランジ（側壁）、22……蛍光体
スクリーン、24……マスク、25……有孔部、26……電子
銃、27……無孔境界部、28……偏向ヨーク、29……スカ
ート部、30……マスク・フレーム構体、32……フレー
ム、34……支持手段、36,38……フランジ、44……スタ
ッド、46……スプリング、48……板状体、50……開孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−244545（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−273489（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01J 29/02
Claims (1)
- 【請求項１】２つの長辺と２つの短辺を持った矩形のフ
ェースプレート・パネルと、該パネルに配置された陰極
線発光スクリーンに隣接して前記パネル内の４角で支持
手段により懸架される矩形のシャドウマスクを含んでい
るカラー映像管であって、該映像管は互いに直交する３
つの主軸を有し、これらの軸はパネルの中心に垂直に管
の中心を通って延びる縦軸と、前記パネルの長辺に平行
に前記パネルの中心を通過する長軸と、前記パネルの短
辺に平行に前記パネルの中心を通過する短軸であり、前
記支持手段の各々は中心支持軸を持っており、 前記短軸のそれぞれの側における２つの支持軸が、前記
短軸と前記パネルの短辺との間に位置する点において前
記縦軸と長軸を含む平面に交差し、前記スクリーンはア
スペクト比が約16対９であり、かつ各支持軸が前記縦軸
と長軸を含む平面と約40゜の角度をなすことを特徴とす
る、前記カラー映像管。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/437,577 US5021707A (en) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | Color picture tube having shadow mask with improved support |
| US437577 | 1989-11-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03173048A JPH03173048A (ja) | 1991-07-26 |
| JP2800135B2 true JP2800135B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=23737011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2308997A Expired - Fee Related JP2800135B2 (ja) | 1989-11-17 | 1990-11-16 | カラー映像管 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5021707A (ja) |
| JP (1) | JP2800135B2 (ja) |
| CA (1) | CA2029534C (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5128585A (en) * | 1990-03-16 | 1992-07-07 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Color picture tube having improved corner support for a shadow mask-frame assembly |
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