JPS6355148A - セラミツクシ−トの製造方法 - Google Patents

セラミツクシ−トの製造方法

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Publication number
JPS6355148A
JPS6355148A JP61195534A JP19553486A JPS6355148A JP S6355148 A JPS6355148 A JP S6355148A JP 61195534 A JP61195534 A JP 61195534A JP 19553486 A JP19553486 A JP 19553486A JP S6355148 A JPS6355148 A JP S6355148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alcohol
sheet
ceramic
viscosity
slurry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61195534A
Other languages
English (en)
Inventor
杉江 順次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP61195534A priority Critical patent/JPS6355148A/ja
Publication of JPS6355148A publication Critical patent/JPS6355148A/ja
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセラミックシートの製造方法に係り、より詳し
く述べると、積層型セラミックコンデンサや一体積層型
セラミックアクチュエータなどに用いるセラミックシー
トを製造するために成形性にすぐれたセラミックスラリ
−を提供する。
〔従来の技術〕
積層型セラミックコンデンサや一体積層型セラミックア
クチュエータなどに用いるセラミックシートに要求され
る特性は後工程の複雑なことから多くの内容があるが、
シート表面状態が良好であること、シート厚さが均一で
あることなどの特性は特に重要である。
上記のようなセラミックシートの製造にはドクターブレ
ード法が主として用いられている。ドクターブレード法
に用いるセラミックスラリ−はセラミック粉末、溶媒、
結合剤、可塑剤、解こう剤、潤滑剤などの混合物からな
り、その溶媒としては水系と非水系があるが、非水系で
はアセトン、エチルアルコール、ベンゼン、ブロムクロ
ロメタン、ブタノール、ジアセトン、エタノール、プロ
ピルアルコール、メチルイソブチルケトン、トルエン、
トリクロロエチレン、キシレンなどが用いられている。
結合剤としては、セルロースアセテートブチレート、ニ
トロセルロース、石油レジン、ポリエチレン、ポリアク
リル酸エステル、ポリメチルメタクリレート、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルブチラール、塩化ビニル、ポ
リメタクリル酸エステル、エチルセルロース、アビエチ
ン酸レジンなどが用いられ、また潤滑剤としてアルコー
ル類やエーテル類が添加されることがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の如き溶媒は沸点が低く、揮発性に
富む為スラリーを混合した後、別の容器に移すと、すぐ
に蒸発を始め粘度を一定に保つ事が困難である。又、脱
胞時には溶媒が沸とうしやすい為粘度が変わりやすい。
シート成形中もスラリーだめ中のスラリー表面及びシー
ト成形した後のウェットシート表面がすぐに膜状になり
、シートにしわを発生しやすいという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記欠点を解決しスラリー粘度を安定に保ち
、シートの表面状態を良好にし、シート厚さの均一化を
改良することを目的にして為されたものであり、セラミ
ック粉末、非水系溶媒、結合剤およびその他の添加剤を
混合して成るセラミックスラリ−をキャスティングして
セラミックシートを製造する方法において、上記セラミ
ックスラリ−が上記非水系溶媒の少なくとも一部として
n−アミルアルコール、iso−アミルアルコール、s
ec−アミルアルコール、n−ヘキシルアルコール、n
−オクチルアルコール、および2−オクチルアルコール
のうち少なくとも1種を含むことを特徴とする。
上記のアルコールはいずれも沸点が高い為に放置してお
いても容易に粘度変化に影響を与えない。
これらのアルコールは少しでも添加すれば粘度変化を安
定化する効果があるが、非水溶媒の20〜50容量%、
特に20〜30容量%の範囲内の量において添加するこ
とが好ましい、これらのアルコールの添加量が少ないと
粘度安定化の効果が小さく、また添加量が多くなると結
合剤等の溶解性が低下する傾向があるからである。そし
て、これらの高級アルコールとともに用いる他の溶媒と
してはこれらの高級アルコールとの相溶性とともに結合
剤、潤滑剤その他の添加剤の溶解性に優れたもの(例え
ば、ブチルアルコールなどの低級アルコール、トリクレ
ン、トルエンなど)が好ましい。
セラミックスラリ−のその他の組成および調製法は基本
的に従来通りであることができる。また、このセラミッ
クスラリ−によるシート成形の方法も従来通りであるこ
とができる。
〔実施例〕
溶媒としてn−ブチルアルコールとトリクロロエチレン
を50Vo1%ずつを混合し、溶媒77重量部に対して
結合剤としてポリビニルブチラール(PVB)12重量
部、可塑剤としてフタル酸ジオクチル(DOP)6ff
i量部、解こう剤としてトリオレイン5重量部をそれぞ
れ添加しよく混合した。
ここで溶媒のn−ブチルアルコールをn−へキシルアル
コールで0〜100Vo 1%おきかえたバインダーを
調合し、セラミック粉末とボールミルでよく混合しな。
そして、得られたセラミックスラリ−を用いてドクター
ブレード法で厚さ300μ転幅3001のシートを成形
した。
n−ブチルアルコール(n−BuOH)とn−ヘキシル
アルコール(n−HeOH)の量を変えたセラミックス
ラリ−において、粘度変化、シート表面状態、シート厚
さの均一性を調査した。
粘度変化は初期4000cpsに対し、25℃で2時間
放置した後の粘度増加率を調べた。
シート表面状態は粘度が増加した後にシート成形したウ
ェットの状態での表面の凹凸状態の良否を評価してシー
ト厚さのバラツキは乾燥シートの平均厚さ300μ…に
対する3σ(σは標準偏差)の値を求めた。
以下余白 結果を下記表1に示す。
表1 この結果によるとn−ヘキシルアルコールを40Vo 
I%以上混合すれば、スラリーの粘度変化が少なく、シ
ート表面状態も良好でシート厚さのバラツキも非常に少
ながった。しかし、n−ヘキシルアルコール量を多くし
すぎるとシートの乾燥速度が遅くなる為、乾燥条件との
がねあいでn−ヘキシルアルコールの添加量を決定する
必要がある。
ここで使用したセラミック粉末はアルミナであるがジル
コニア、チタン酸ジルコン酸鉛、チタン酸バリウム等も
同様の結果が得られた。
また、上記の実施例ではn−ヘキシルアルコールを使用
したが、n−アミルアルコール、iso−アミルアルコ
ール、5ee−アミルアルコール、n−オクチルアルコ
ール、2−オクチルアルコールでも同様の効果が認めら
れた。
実際の場合に、どのアルコールを添加するかは、他の溶
媒、結合剤、可塑剤、解こう剤、湿潤剤との相溶性、ス
ラリー粘度シート成形厚、シート乾燥条件、外気温等に
より、最適のものを)A定する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、セラミックシートの成形において、セ
ラミックスラリ−の粘度が長時間安定する。そのため、
シートの表面状層が良好になり、またシート厚さの均一
性が改良される。しかも、低級アルコールと高級アルコ
ールを混合する事により、結合剤等の溶解性をそこなう
事がなく、乾燥速度を低下させる事も少ない。このよう
にして得られるセラミックシートは条件の厳しい積層形
コンデンサや1体形績層形セラミックアクチュエータ用
のシートとして有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.セラミック粉末、非水系溶媒、結合剤およびその他
    の添加剤を混合して成るセラミックスラリーをキャステ
    ィングしてセラミックシートを製造する方法において、
    上記セラミックスラリーが上記非水系溶媒の少なくとも
    一部としてn−アミルアルコール、iso−アミルアル
    コール、sec−アミルアルコール、n−ヘキシルアル
    コール、n−オクチルアルコール、および2−オクチル
    アルコールのうち少なくとも1種を含むことを特徴とす
    るセラミックシートの製造方法。
JP61195534A 1986-08-22 1986-08-22 セラミツクシ−トの製造方法 Pending JPS6355148A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106946574A (zh) * 2017-03-30 2017-07-14 南京云启金锐新材料有限公司 高纯高强氧化锆‑氧化铝‑氧化锆复合陶瓷及其制备方法

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