JPS6354907A - フイルタエレメント用濾材の端面接着方法 - Google Patents

フイルタエレメント用濾材の端面接着方法

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JPS6354907A
JPS6354907A JP19850586A JP19850586A JPS6354907A JP S6354907 A JPS6354907 A JP S6354907A JP 19850586 A JP19850586 A JP 19850586A JP 19850586 A JP19850586 A JP 19850586A JP S6354907 A JPS6354907 A JP S6354907A
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filter element
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JP19850586A
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Atsusuke Sakaida
敦資 坂井田
Yoshihiro Naito
内藤 由浩
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用エンジン用のオイルフィルタやエア
フィルタなどに用いられるフィルタエレメントの製造工
程において、フィルタエレメントの端面に固定部材を接
着固定する方法に関するものである。
〔技術的背景〕
使い捨てタイプのフィルタエレメントは、−iに帯状の
濾材を波型に成形したものをさらに円筒状に丸めて成形
し、その両端面に固定板(単板)を装着して、形状を固
定している。この単板接着方法は、鉄板製の固定板の内
面に接着剤をノズルから供給し、これをヘラなどで均一
に全面に塗布して、キャップを用意し、これを丸めた濾
材の両端面に張り付けて、フィルタエレメントを構成す
る。そして、このエレメントを熱風循環炉内に入れて、
接着剤を加熱硬化させることにより、フィルタエレメン
トの両端面の封止を行っていた。しかし、この方法にお
いては、接着剤の加熱硬化のための時間が長くかかり、
生産量を確保するためには、炉の容量を大きくする必要
があるという問題があった。
この問題点を解決するために、本願発明者らは、本願出
願前の出願である特願昭61−24178号公報、特願
昭61−24180号により、高速でかつ安定してフィ
ルタエレメントの端面を封止し得る装置を提案している
これらの提案では、縦に複数本のスリットを生じるよう
に丸められて円筒状に形成されたフィルタエレメント用
濾材のスリット内に、スリットの形状に合うような複数
本の成形矢を挿入し、その後、フィルタエレメント用濾
材の外周を円環状の固定部材により固定する。そしてそ
の後、フィルタエレメント用濾材の両端面に接着剤(熱
を加えることにより溶融するホットメルト)を−平面に
形成した接着シート(固定板)を配する。そして、この
固定板の外方からヒータなどの熱源を当接せしめ、熱を
与えることにより固定板の接着材を溶融させる。そして
、この溶融した接着剤をその後凝固せしめることにより
、フィルタエレメントの端面に固定板を固定しているの
である。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、このような先に提案したフィルタエレメント
の断面接着方法のさらに改良を加えたものである。すな
わち、本願発明者らの検討によれば、フィルタエレメン
ト用濾材の縦スリツト内に成形矢を挿入し、その後、そ
の両端面に固定部材を配し、そして、この固定部材にヒ
ータなどを当接せしめて熱を加える際に、第9図に示す
ように固定板に形成した接着剤が溶融し、この溶融した
接着剤が成形矢を伝わってヒータに付着してしまうとい
う問題があった。
本発明では、このような固定部材に熱源を与える際、ホ
ット固定材の接着剤が溶融流出して、ヒータ部材に付着
するといった問題を解決することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この問題点を解決するために、本発明では次の
ような断面接着方法をとった。すなわち、フィルタエレ
メント用濾材の折曲溝(スリット)に成形矢を挿入する
前に、この折曲溝の両端部に対向するフィルタエレメン
ト用濾材の角部に、面取り部を形成したのである。
〔発明の作用及び効果〕
このように本発明では、折曲溝の両端部に対向するフィ
ルタエレメント用濾材の角部に、面取り部を形成してい
るので、技術的背景の欄で説明した接着方法において、
ヒータ部材側に溶融漏出していた溶融接着剤が、この面
取り加工を施すことにより、面取り部に流れ込むことと
なり、その結果として成形矢を伝わってヒータ部材側に
漏出するということが防止されるのである。すなわち本
発明によれば、フィルタエレメント用濾材の両端部に配
した固定部材に熱を与える際、その固定部材に形成した
接着剤層が溶融漏出して、ヒータ部材に付着するといっ
た問題を防止することができるのである。
(実施例〕 第1図は帯状の濾材を波形状に折り曲げ、その端部を接
合することによって成形されたフィルタエレメント用濾
材の斜視図である。まず、この第1図に基づき、このフ
ィルタエレメント用濾材の形状について説明する。濾材
101には、上述したごと(帯状濾材を屈曲することに
よって形成した複数の波状形状部107がそなえれらて
いる。
この濾材101は、第1図に特に良好に見られるように
、その複数の波形形状107の屈曲部分を相互に開口さ
せて、この対向間に空所104,105を設けるように
、かつこの空所104,105を持った対向部103を
複数個設けるよう、全体としてリング状に構成しである
。このような構成のリング状濾材101の複数個の対向
部103において、その1個おきの複数個の対向部10
3に形成されている空所105は、リング状濾材101
の内側空間110に連通している。すなわち、対向部1
03aにおける空所105の全ては互いに連通ずるとと
もに、リング状濾材101の内側空間110に連通して
いるものである。
また、リング状濾材101の他方の複数個の対向部10
3bにおける空所104は、この濾材101の内側空間
110と連通しないよう隔離されている。すなわち、こ
の空所104は、リング状の濾材101の両端面におい
て開口し、かつ外周部から内周部に向けて陥入する形状
となっている。
なお、本発明においては、この空所104を折曲溝10
4と呼ぶことにする。この折曲溝104の両端部に対向
する濾材101の角部は、面取り加工が施されており、
面取り部120が形成されている。第2図は、第1図中
Aで示す部分の拡大図である。
この面取り部120の大きさは、第6図にも示すように
フィルタエレメントの端面130がらこの面取り部12
0の軸方向−面までの垂直距離りが1〜1.5龍となる
ように設定されており、また、この濾材101の縦方向
の壁131がら面取り部120の周方向端部までの垂直
幅Wが1〜1.51になるような傾斜面となっている。
このような面取り部120は、次に説明するような方法
において形成される。
すなわち、この折曲溝104の位置に対応するように配
された成形歯145を有する成形治具141.142を
用いる。第3図に示すよう°に受皿形状をなす一対の成
形治具141,142には、濾材101に対向する側の
面に成形歯145が形成されている。この成形歯145
は、その断面形状がおよそ三角山となるような形状をな
しており、前述の折曲溝104の位置に対向する位置に
て配されている。そして、この成形治具141,142
には、リード線143,144を介して電流が供給され
、この供給電流によりそれぞれの成形治具に配された成
形歯145は、およそ195°C〜205℃の範囲にま
で昇温せしめられる。この昇温せしめられた成形歯を第
4図に示すような装置にて、濾材101に押し付け、こ
れによって濾材101の角部を押し潰すのである。
第4図はこの形成治具141,142を、濾材101に
向けて押し付ける際に用いる装置を示している。すなわ
ち、濾材101は第8図でも説明したような、外周固定
部材511により、その外周形状を保持され、ベース1
50上に固定される。
このベース150は、シリンダ151に連結されており
、第4図中−点鎖線で示す位置から実線で示す位置まで
図中左右方向に移動可能ならしめている。
この第4図に実線で示す位置に搬送された濾材101の
上下面に対向する位置には、上述した成形治具141,
142が配されている。濾材1゜1の下面に対向するよ
うにして配されている成形治具142は、リフター15
3上に設置されており、このリフター153には、油圧
あるいは空気圧により駆動されるシリンダ154が連結
せしめられている。このシリンダ154を島区動せしめ
ることによりリフクーを図中上下方向に駆動せしめ、リ
フター15:Jを上方に移動させることにより、成形治
具142を濾材101側に押し付けている。
また、濾材101の上方側に配される成形治具141に
は、その上方に所定の重量を有するウェイト155が連
結されている。そして、このウェイト155の重量によ
り、形成治具141は濾材101の上面に押し付けられ
るのである。このような方法にて、濾材101の折曲?
14104に対向する角部に、面取り部120が形成さ
れるのである。
このようにして、面取り部120が形成された濾材10
1の上下端面には、第7図で説明したように、−側面に
接着剤層507が形成されている固定板504を、接着
剤が濾材101側に向くようにして配する。なお、この
固定材504には、上述の折曲溝104に対向する位置
に、溝504、 aが放射状に形成されている。
そして、この上下端部に固定板504が配されたフィル
タ濾材501を、上述した第8図で説明したように、各
折曲溝及び溝部に合う形状を有する成形矢509を挿入
する。なお、第8図においてはこの成形矢は折曲溝の1
つおきに挿入されているが、全ての折曲溝に挿入するよ
うにしてもよい。
そして、この成形矢が挿入された後、リング形状をなす
外周固定部材511によって、この濾材101の外周を
覆うようにして、外径形状を保持させる。
その後、このように成形矢及び外周固定部材により固定
された濾材501の上下端面から第7図に示すようなヒ
ータ部材520を固定部材504に当接せしめることに
より、固定部材504に形成した接着剤507を溶融さ
せる。この時、この溶融した接着剤507は、第5図か
らも分かるように、面取り部120に沿って、図中下方
に向けて流れるので、第9図で説明した如く、成形矢5
03伝わって、ヒータ520側に漏出するといった問題
は防止されているのである。
その後、先に提案した特願昭61−24180号、ある
いは特願昭61−24178号に示されるような装置に
て、この溶融接着剤を凝固せしめ、フィルタエレメント
用濾材101の上下端面に板状の固定部材を固定せしめ
るのである。
なお、ヒータ部材520には、このヒータ部材520を
固定部材504に当接せしめた際、ヒータ部材520と
成形矢503とが干渉し合わないように抜き空間520
aが形成されている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の実施例に関するもので、第1
図はフィルタエレメント用濾材の斜視図、第2図は第1
図のA部詳細図、第3図はフィルタエレメント用濾材に
面取り部を形成する際の状態を示す斜視図、第4図は第
3図に示した成形治具を組み込んだ面取り形成用装置の
全体を示す断面図、第5図はフィルタ断面に配した固定
部材にヒータを当接せしめている部分断面図、第6図は
面取り部の部分斜視図、第7図は従来のフィルタエレメ
ントを示す斜視図、第8図は本願発明者らが先に提案し
たフィルタエレメントの固定状態を示す斜視図、第9図
は第8図に示したフィルタエレメントにヒータ部材を当
接せしめて、接着剤を溶融している状態を示す部分断面
図である。 101・・・フィルタエレメント用濾材、104・・・
折曲溝部、120・・・面取り部、504・・・固定部
材。 507・・・接着剤、509・・・成形矢、511・・
・外周固定部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 帯状濾材を波状に屈曲せしめ、その両端部を接合してな
    るものであって、一端から他端に向けて軸方向に伸び、
    かつ外周から中心部に向けて陥入する折曲溝を複数本有
    するフィルタエレメント用濾材の端面接着方法において
    、 前記折曲溝の両端部に対向するフィルタエレメント用濾
    材の角部に面取り部を形成し、 熱を加えることによって、溶融する接着材層が一側面に
    形成され、前記折曲溝に対応する溝部を有する板状の固
    定部材を、前記溝部と前記折曲溝とが位置合わせされた
    状態で、接着材層を前記フィルタエレメント用濾材に向
    けて、前記フィルタエレメント用濾材の両端面に配し、 位置合わせされた前記折曲溝と前記溝部とにその溝形状
    に合う外径形状を有する成形矢を挿入し、この成形矢が
    挿入されたフィルタエレメント用濾材の外周囲を外周固
    定部材にて固定し、 その後、前記固定部材の他端面に、熱源からの熱を加え
    ることにより、前記接着剤を溶融して、前記固定部材を
    前記フィルタエレメント用濾材の端面に接着固定するフ
    ィルタエレメント用濾材の端面接着方法。
JP19850586A 1986-08-25 1986-08-25 フイルタエレメント用濾材の端面接着方法 Expired - Lifetime JPH084688B2 (ja)

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JPH084688B2 JPH084688B2 (ja) 1996-01-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003320210A (ja) * 2002-04-26 2003-11-11 Mitsuboshi Belting Ltd 多孔質体フィルター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003320210A (ja) * 2002-04-26 2003-11-11 Mitsuboshi Belting Ltd 多孔質体フィルター

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