JPS6354535B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6354535B2 JPS6354535B2 JP55043304A JP4330480A JPS6354535B2 JP S6354535 B2 JPS6354535 B2 JP S6354535B2 JP 55043304 A JP55043304 A JP 55043304A JP 4330480 A JP4330480 A JP 4330480A JP S6354535 B2 JPS6354535 B2 JP S6354535B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- uncured
- tube
- deformed
- cylindrical body
- mandrel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は強化プラスチツクからなる異形直管、
例えば地下埋設用として使用される断面卵形若し
くは楕円形等の異形直管の製造方法に関する。
例えば地下埋設用として使用される断面卵形若し
くは楕円形等の異形直管の製造方法に関する。
従来PVCを素材とする異形直管の製造方法は
実用化されているが、FRP製の異形直管の製造
方法は少ない。しかもその製造方法は主に引き抜
き法によるものであるため、地下埋設用管の製造
には不向きである。即ち、地下埋設用管は円周方
向強度と剛性が必要であるため、引き抜き法にて
製造するのは困難であり、また高価につくという
欠点をもつ。
実用化されているが、FRP製の異形直管の製造
方法は少ない。しかもその製造方法は主に引き抜
き法によるものであるため、地下埋設用管の製造
には不向きである。即ち、地下埋設用管は円周方
向強度と剛性が必要であるため、引き抜き法にて
製造するのは困難であり、また高価につくという
欠点をもつ。
この点にあつて、本発明は地下埋設用管に適し
た卵形若しくは楕円形等の断面形状をした強化プ
ラスチツク異形直管であつても簡単に且つ低コス
トで製造し得るという新規方法を提供するもので
ある。
た卵形若しくは楕円形等の断面形状をした強化プ
ラスチツク異形直管であつても簡単に且つ低コス
トで製造し得るという新規方法を提供するもので
ある。
以下本発明の製造方法を図面に基づいて詳述す
る。第１図は未硬化管を連続成形する工程を示し
た図であり、また第２、第３図は前記工程にて成
形された未硬化管を異形化する工程を示す図であ
る。第１図において１はマンドレルで、その基端
は支持台２に支持されている。このマンドレル１
の基端寄り位置にはプーリ３，４にて回転駆動さ
れたベルト５が巻付けられていると共に、このベ
ルト５よりも基端寄り位置には紙又はプラスチツ
クフイルム等の帯状シート６が供給されている。
この帯状シート６は前記ベルト５にて回転されて
マンドレル周面にスパイラル状に巻付けられ、円
筒体７として形成される。円筒体７となつた後も
前記ベルト５の駆動力が与えられるので、該円筒
体７はマンドレル周面を回転しつつ先端に向けて
前進運動を行なう。そしてこの前進途中において
円筒体周面に離型用フイルム８が巻付けられ、更
にその上に硬化性樹脂を含浸した補強材９が巻付
けられて未硬化管１０として成形される。この未
硬化管１０はマンドレル先端でカツター１１にて
適当長さ例えば２ｍ毎に切断されてゆく。
る。第１図は未硬化管を連続成形する工程を示し
た図であり、また第２、第３図は前記工程にて成
形された未硬化管を異形化する工程を示す図であ
る。第１図において１はマンドレルで、その基端
は支持台２に支持されている。このマンドレル１
の基端寄り位置にはプーリ３，４にて回転駆動さ
れたベルト５が巻付けられていると共に、このベ
ルト５よりも基端寄り位置には紙又はプラスチツ
クフイルム等の帯状シート６が供給されている。
この帯状シート６は前記ベルト５にて回転されて
マンドレル周面にスパイラル状に巻付けられ、円
筒体７として形成される。円筒体７となつた後も
前記ベルト５の駆動力が与えられるので、該円筒
体７はマンドレル周面を回転しつつ先端に向けて
前進運動を行なう。そしてこの前進途中において
円筒体周面に離型用フイルム８が巻付けられ、更
にその上に硬化性樹脂を含浸した補強材９が巻付
けられて未硬化管１０として成形される。この未
硬化管１０はマンドレル先端でカツター１１にて
適当長さ例えば２ｍ毎に切断されてゆく。
次に上記工程にて連続的に成形され、適当長に
切断された未硬化管１０は第２、第３図に示すよ
うに別途の異形マンドレル１２に挿入され希望す
る形状の異形管に成形されるのであるが、この異
形マンドレル１２はその周面に回転可能なローラ
１３……が散在的に突設されていると共に、挿入
端１２ａが前記未硬化管の円筒体７の内径よりも
小径をし挿入方向に沿つて除々に円筒体内径と同
一周長となると同時に例えば卵形若しくは楕円形
等の形状に異形化しており、且つ最終の異形々状
をした部分が所定長さＬに亘つて延長されてい
る。
切断された未硬化管１０は第２、第３図に示すよ
うに別途の異形マンドレル１２に挿入され希望す
る形状の異形管に成形されるのであるが、この異
形マンドレル１２はその周面に回転可能なローラ
１３……が散在的に突設されていると共に、挿入
端１２ａが前記未硬化管の円筒体７の内径よりも
小径をし挿入方向に沿つて除々に円筒体内径と同
一周長となると同時に例えば卵形若しくは楕円形
等の形状に異形化しており、且つ最終の異形々状
をした部分が所定長さＬに亘つて延長されてい
る。
ここでこの所定長さＬは前記カツター１１にて
切断された未硬化管長と等しいかそれよりも長く
選んである。尚、前記ローラ１３……は全て回転
自在としても良く、或いはその中の一部若しくは
全部を強制的に回転駆動するよう構成しても良
い。
切断された未硬化管長と等しいかそれよりも長く
選んである。尚、前記ローラ１３……は全て回転
自在としても良く、或いはその中の一部若しくは
全部を強制的に回転駆動するよう構成しても良
い。
従つて、この異形マンドレル１２への未硬化管
１０の挿入は、挿入端１２ａが円筒体７よりも小
径であるから、挿入がし易く、且つ周長が終端に
おいても円筒体７内径と等しく、また周面にはロ
ーラ１３……が存在するため軽労に挿入すること
ができる。しかも異形化作業はこの挿入作業のみ
で足りる。即ち、未硬化管１０をこのマンドレル
１２に挿入してゆくと、円筒体７がマンドレル１
２の形状に応じて変形し、それに応じてその外周
に巻回された補強材９も変形するので、未硬化管
１０を第３図に示す位置まで挿入すれば、該未硬
化管１０は自ずと異形マンドレル１２の外周形状
に応じた形状に異形化される。かくして異形化し
て後、適宜の硬化炉にて硬化させることにより、
強化プラスチツク異形直管を得る。
１０の挿入は、挿入端１２ａが円筒体７よりも小
径であるから、挿入がし易く、且つ周長が終端に
おいても円筒体７内径と等しく、また周面にはロ
ーラ１３……が存在するため軽労に挿入すること
ができる。しかも異形化作業はこの挿入作業のみ
で足りる。即ち、未硬化管１０をこのマンドレル
１２に挿入してゆくと、円筒体７がマンドレル１
２の形状に応じて変形し、それに応じてその外周
に巻回された補強材９も変形するので、未硬化管
１０を第３図に示す位置まで挿入すれば、該未硬
化管１０は自ずと異形マンドレル１２の外周形状
に応じた形状に異形化される。かくして異形化し
て後、適宜の硬化炉にて硬化させることにより、
強化プラスチツク異形直管を得る。
以上説明したように本発明に係る強化プラスチ
ツク異形直管の製造方法は、帯状シートからなる
円筒体の上に補強材と硬化性樹脂を供給して連続
成形される未硬化管を適当長さに切断し、次いで
周面に回転可能なローラが散在的に突設されてい
ると共に、挿入端が前記未硬化管の円筒体内径よ
りも小径の円形をし、挿入方向に除々に円筒体内
径と同一周長となると同時に異形化し、且つ最終
の異形々状をした部分が軸方向に前記切断された
未硬化管長と等しいかそれよりも長く構成された
異形マンドレルに前記未硬化管を挿入端より挿入
して異形化するようにしたものであるから、次の
ような諸利点を得る。
ツク異形直管の製造方法は、帯状シートからなる
円筒体の上に補強材と硬化性樹脂を供給して連続
成形される未硬化管を適当長さに切断し、次いで
周面に回転可能なローラが散在的に突設されてい
ると共に、挿入端が前記未硬化管の円筒体内径よ
りも小径の円形をし、挿入方向に除々に円筒体内
径と同一周長となると同時に異形化し、且つ最終
の異形々状をした部分が軸方向に前記切断された
未硬化管長と等しいかそれよりも長く構成された
異形マンドレルに前記未硬化管を挿入端より挿入
して異形化するようにしたものであるから、次の
ような諸利点を得る。
連続成形された未硬化管を適当長に切断して
後、別途の異形マンドレルに挿入することによ
つて異形化するため、地下埋設用管に適した卵
形若しくは楕円形状の異形直管の製造であつて
も簡単に行なうことができる。しかも従来の引
き抜き法に比べてマツト状織物等が不要となり
材料費が安く、従つて製造費も安くつく。
後、別途の異形マンドレルに挿入することによ
つて異形化するため、地下埋設用管に適した卵
形若しくは楕円形状の異形直管の製造であつて
も簡単に行なうことができる。しかも従来の引
き抜き法に比べてマツト状織物等が不要となり
材料費が安く、従つて製造費も安くつく。
未硬化管の成形後、異形化するものの、未硬
化管の成形と異形化とは別個、独立した工程に
よつて行なわれるため、未硬化管のつくり溜め
をすることも可能であるから生産管理が容易で
ある。
化管の成形と異形化とは別個、独立した工程に
よつて行なわれるため、未硬化管のつくり溜め
をすることも可能であるから生産管理が容易で
ある。
また、異形化のためのマンドレルを多種用意
すれば多品種の異形管を並行して製造すること
ができる。即ち、少数づつ多品種の製造にも適
している。
すれば多品種の異形管を並行して製造すること
ができる。即ち、少数づつ多品種の製造にも適
している。
異形マンドレル周面にはローラが突設されて
いるため、未硬化管の挿入を作業性よく、軽労
力で行なうことができる。
いるため、未硬化管の挿入を作業性よく、軽労
力で行なうことができる。
図は、本発明の製造方法を示し、第１図は未硬
化管の成形工程を示す図、第２，３図は該未硬化
管を異形にする工程を示す図である。 ６……帯状シート、７……円筒体、９……硬化
性樹脂と補強材（硬化性樹脂を含浸した補強材）、
１０……未硬化管、１２……異形マンドレル、１
２ａ……挿入端、１３……ローラ。
化管の成形工程を示す図、第２，３図は該未硬化
管を異形にする工程を示す図である。 ６……帯状シート、７……円筒体、９……硬化
性樹脂と補強材（硬化性樹脂を含浸した補強材）、
１０……未硬化管、１２……異形マンドレル、１
２ａ……挿入端、１３……ローラ。
Claims (1)
- １ 帯状シートからなる円筒体の上に補強材と硬
化性樹脂を供給して連続成形される未硬化管を適
当長さに切断し、次いで周面に回転可能なローラ
が散在的に突設されていると共に、挿入端が前記
未硬化管の円筒体内径よりも小径の円形をし、挿
入方向に除々に円筒体と同一周長となると同時に
異形化し、且つ最終の異形々状をした部分が軸方
向に前記切断された未硬化管長と等しいかそれよ
りも長く構成された異形マンドレルに前記未硬化
管を挿入端より挿入して異形化するようにした強
化プラスチツク異形直管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4330480A JPS56139926A (en) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | Manufacture of profile straight pipe made of reinforcing plastic |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4330480A JPS56139926A (en) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | Manufacture of profile straight pipe made of reinforcing plastic |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56139926A JPS56139926A (en) | 1981-10-31 |
| JPS6354535B2 true JPS6354535B2 (ja) | 1988-10-28 |
Family
ID=12660044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4330480A Granted JPS56139926A (en) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | Manufacture of profile straight pipe made of reinforcing plastic |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56139926A (ja) |
-
1980
- 1980-04-02 JP JP4330480A patent/JPS56139926A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56139926A (en) | 1981-10-31 |
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