JPS6353860B2 - - Google Patents
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- JPS6353860B2 JPS6353860B2 JP56110110A JP11011081A JPS6353860B2 JP S6353860 B2 JPS6353860 B2 JP S6353860B2 JP 56110110 A JP56110110 A JP 56110110A JP 11011081 A JP11011081 A JP 11011081A JP S6353860 B2 JPS6353860 B2 JP S6353860B2
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- holes
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/02—Spray pistols; Apparatus for discharge
- B05B7/08—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point
- B05B7/0807—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point to form intersecting jets
- B05B7/0815—Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point to form intersecting jets with at least one gas jet intersecting a jet constituted by a liquid or a mixture containing a liquid for controlling the shape of the latter
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- Nozzles (AREA)
Description
本発明は材料流のスプレー作業に使用される改
良された空気ノズルに関するものである。このス
プレーノズルは、例えば液体塗料スプレーガン用
の空気キヤツプとして使用される。 塗料スプレーガン用のスプレーノズルは、例え
ば第1図を参照して、技術的には既知である。従
来技術のスプレーキヤツプは常態では塗料、空気
流を放出するための中央孔を有している。一対の
ホーンが中央孔の両側に配置されている。通常一
個以上の噴霧孔即ちジエツトが、空気ホーンを貫
通してのびる別の中心線平面に垂直な中心線平面
に沿うか或はその近くに中央孔に隣接して配置さ
れる。これ等噴霧孔は、空気ジエツトを中央孔か
ら放出されている空気と塗料との混合体に侵入さ
せ且つこれを撹乱させる。 中央孔から分散される濃い混合体は、補助孔か
ら放射される補助ジエツト及び各空気ホーンの孔
から放射されるホーンジエツトの共同作用によつ
て、そこで比較的長い細いスプレー型に偏平化さ
れる。 噴霧ジエツトが中央の材料空気流にぶつかる時
に、従来技術のスプレーノズルでは時々問題が発
生することが知られている。噴霧ジエツトが材料
を横方向に空気ホーンに向けてはね飛ばす傾向が
ある。材料、例えば塗料がホーンジエツトに隣接
するホーン上に附着して、結局はこれ等のジエツ
トを詰まらせることになる。 これが発生すると、スプレー作業を停止してス
プレーノズルを取外し且つ交換する必要がある。
生産ラインに於てはこの時間は重要である。通常
ミリグラム/分で計量されるスプレーキヤツプに
付着する量を減少させることができるならば、経
済的利益は大きい。 本改良スプレーノズルは、スプレーキヤツプの
ホーン突起部上に収斂空気傾斜面を有している。
収斂傾斜面はスプレーノズルの中心に向けてより
大量の空気流を誘導する。この誘導された空気流
は、空気ホーンに向けて外方に移動する塗料粒子
を明らかにそらして、空気ホーン上の望ましから
ぬ塗料附着を大きく減少させる。 もし噴霧空気孔が、空気ホーン及び中央孔を貫
通してのびる中心線平面に垂直な中心線平面に隣
接する角扇形から外れると、塗料の望ましからぬ
附着がこの場合もかなり大きく減少することもま
た知られている。 従つて、ノズルのある部分への塗料の附着量を
低下し且つスプレーガンキヤツプの取外し、清掃
または取換えのための作業停止までの、スプレー
作業の操業可能時間を大きく増加させる改良スプ
レーノズルを提供するのが本発明の主目的であ
る。 本発明のそれ以外の目的は以下の図面及び明細
書によつて明らかになるであろう。 本発明に従う改良スプレーノズルは、図面に参
照番号10で示されている。スプレーノズル10
は周辺肩部12及び中央開口部即ち孔13を形成
している本体11を有している。好適具体例では
中央孔13は0.318cm(0.125吋)の直径である。
スプレーノズル10は、例えば液体塗料スプレー
ガン上に乗つており、塗料等の材料が空気流と共
に中央孔13を通つて放出される。一対のホーン
14及び15が外方に突出し且つ中央孔13を貫
通してのびる平面P1に関して対称になつている。
第5図に示す様に、ホーン14と15が中央放出
孔13の前方に突き出ている。各ホーン14及び
15はそれぞれ17−18及び19−20で示さ
れる一対の空気傾斜面を形成している。空気傾斜
面17−18は、ホーン14の外面21から内面
22までのびている。同様に、空気傾斜面19−
20は、ホーン15の外面23から内面24にの
びている。この空気傾斜面17−18及び19−
20は、各内面22及び24に近づくにつれて互
の方に内方に収斂している。 ホーン14及び15はそれぞれ2個の空気孔を
有している。ホーン14は空気通路27と通じて
いる孔25及び26を形成している。同様に、ホ
ーン15は空気通路30と通じている孔28及び
29を形成している。 第2〜第5図に示される具体例では、補助空気
孔31,32,33及び34が本体11を貫通し
且つ中央通路35と通じている。図示された具体
例では、全部の空気孔25−26,28−29及
び31−34は、ホーン14及び15の中心線平
面内に整列し、これ等の中心線は平面P1上に位
置している。 第1図を参照すると、従来技術のスプレーノズ
ルが図示され、参照番号40で示されている。ス
プレーノズル40はデビルビス会社で製造され
777キヤツプと称せられている。このスプレーノ
ズル40は、改良スプレーノズル10と類似し、
且つ肩部12a、中央孔13a及び一対の外方に
突出したホーン14a及び15aを有する本体1
1aを包含する。ホーンにはホーンジエツト25
a,26a,28a及び29aが形成されてい
る。従来技術のスプレーノズル40は更に31
a,32a,33a及び34aで示される補助空
気孔を包含する。全部の空気孔は、その中心線を
中央通路13aを貫通してのびる中心線平面P1
に沿つて位置させている。第1図と第2図に於
て、中心線平面P1に垂直で、中央孔13及び1
3aの中心線に沿つてそれぞれのびる平面をP2
と呼ぶ。従来技術のスプレーノズル40を参照す
ると、一対の相対する噴霧空気孔41及び42が
垂直平面P2に沿つて形成されている。従来技術
のノズル40は更に追加噴霧空気孔43及び44
を有し、これ等は各々平面P2及び噴霧空気孔4
1から21.5度離れている。追加噴霧空気孔45及
び46が反対側に、垂直平面P2上に位置する噴
霧空気孔42に隣接して配置されている。 第2図を参照するに、その頂点を中央孔13の
中心点に持つ扇形が図示されている。この扇形は
垂直平面P2に関して対称的に位置している。扇
形の半径は第2図で“A”として示される予め決
められた角度をなす。改良スプレーノズル10で
は、各対の噴霧空気孔50−51及び52−53
は中央孔13の向い合つた側に本体11を貫通し
て形成される。改良スプレーノズルの各噴霧空気
孔は予め決められた角度“A”によつてきまる扇
形の外側に位置する。扇形を決めている予め決ま
つた角度“A”は少くとも20度であるべきことが
発見された。図面に示された具体例では、各対の
噴霧空気孔50−51及び52−53は43度の角
度をなす半径上に位置している。噴霧空気孔50
−53の各々は垂直平面P2から21.5度の角度で離
れている。 従来技術のスプレーノズル40を参照すると、
対の相対する噴霧空気孔41及び42が垂直平面
P2に沿つて形成されている。従来技術のノズル
40は更に、平面P2及び噴霧空気孔41から各
21.5度離れた追加噴霧空気孔43及び44、と共
にこれもまた垂直平面P2上に位置する噴霧空気
孔42に隣接して向い合つた側に位置する噴霧空
気孔45及び46を包含している。 第1図に示される従来技術のスプレーガン40
と改良スプレーノズル10の両者では、主噴霧空
気及び塗料は中央孔13から流出する。上記で述
べた様に、好適具体例で、孔13の中心軸線と45
度の角度で配置された(第4図参照)噴霧孔50
−53は、噴霧ジエツトを通しこれが空気−塗料
材料に接触して更に霧化して混合体を作業品に向
けて推進させる。最初の4孔がホーンジエツトで
ある空気ジエツト25−26,28−29及び3
1−34が塗料−空気混合体を所望の比較的長細
いスプレー型状に形成する。 多くの従来技術のスプレーノズル、例えば第1
図に図示されたデビルビス777スプレーノズルで
は、空気流が中央孔13aから放出される中央材
料−空気流と衝突する時、噴霧空気ジエツトが塗
料または其の他の材料を横方向外方向にホーン突
起14a及び15aに向けてはね飛ばす傾向があ
る。これはスプレーノズル40への附着の原因と
なり、特にホーン空気ジエツト25a−26a及
び28a−29aを侵害し且つ終局的にはそれら
の孔を詰まらせることになる。 改良スプレーノズル10では、空気傾斜面17
−20がスプレーノズル10の中央に向けてこの
傾斜面を流れ下る空気流を誘発する。この空気流
は中央空気−塗料流からホーンに向つて移行する
塗料粒子を明らかにそらし去る。同様に、予め決
められた角度“A”で決まる相対する扇形からの
噴霧孔のしめ出しもまたキヤツプ附着速度の減少
を助けている。キヤツプの附着速度は一定時間に
わたつてスプレーノズル或はスプレーキヤツプ上
に附着した塗料の量である。 従来技術のスプレーノズル40との比較で得ら
れたスプレーノズル10の結果は全く意外であつ
た。工業的或は商業的スプレー塗装作業で、清掃
或は取換えのための作業停止に至る前のスプレー
ノズルの可能操業時間の長さは極めて重要であ
る。キヤツプ附着速度での50%改善は工業的生産
系の塗料スプレー作業では意味のあることであ
る。本明細書の次頁に表1に示す。この表は例証
の目的のためのみであり、且つ第1図にスプレー
ノズル40として示された従来技術のデビルビス
777スプレーノズルと改良スプレーノズルとの2
者間の全体的な比較上のキヤツプ附着物量を述べ
るために示した。試験結果は絶対的なものとは考
えていない。異なる時間或は異なる材料を使用し
た場合の試験では変るであろう。 表1を参照すると、ミリグラム/分で示すキヤ
ツプ附着量は、従来技術の777スプレーノズルで
は0.58で、一方改良スプレーノズルのキヤツプ附
着量は0.06である。キヤツプ附着量での、この大
きい改良は意外であつた。本改良スプレーノズル
10は市場、特に生産作業部門に大いに歓迎され
るノズルであることがわかる。
良された空気ノズルに関するものである。このス
プレーノズルは、例えば液体塗料スプレーガン用
の空気キヤツプとして使用される。 塗料スプレーガン用のスプレーノズルは、例え
ば第1図を参照して、技術的には既知である。従
来技術のスプレーキヤツプは常態では塗料、空気
流を放出するための中央孔を有している。一対の
ホーンが中央孔の両側に配置されている。通常一
個以上の噴霧孔即ちジエツトが、空気ホーンを貫
通してのびる別の中心線平面に垂直な中心線平面
に沿うか或はその近くに中央孔に隣接して配置さ
れる。これ等噴霧孔は、空気ジエツトを中央孔か
ら放出されている空気と塗料との混合体に侵入さ
せ且つこれを撹乱させる。 中央孔から分散される濃い混合体は、補助孔か
ら放射される補助ジエツト及び各空気ホーンの孔
から放射されるホーンジエツトの共同作用によつ
て、そこで比較的長い細いスプレー型に偏平化さ
れる。 噴霧ジエツトが中央の材料空気流にぶつかる時
に、従来技術のスプレーノズルでは時々問題が発
生することが知られている。噴霧ジエツトが材料
を横方向に空気ホーンに向けてはね飛ばす傾向が
ある。材料、例えば塗料がホーンジエツトに隣接
するホーン上に附着して、結局はこれ等のジエツ
トを詰まらせることになる。 これが発生すると、スプレー作業を停止してス
プレーノズルを取外し且つ交換する必要がある。
生産ラインに於てはこの時間は重要である。通常
ミリグラム/分で計量されるスプレーキヤツプに
付着する量を減少させることができるならば、経
済的利益は大きい。 本改良スプレーノズルは、スプレーキヤツプの
ホーン突起部上に収斂空気傾斜面を有している。
収斂傾斜面はスプレーノズルの中心に向けてより
大量の空気流を誘導する。この誘導された空気流
は、空気ホーンに向けて外方に移動する塗料粒子
を明らかにそらして、空気ホーン上の望ましから
ぬ塗料附着を大きく減少させる。 もし噴霧空気孔が、空気ホーン及び中央孔を貫
通してのびる中心線平面に垂直な中心線平面に隣
接する角扇形から外れると、塗料の望ましからぬ
附着がこの場合もかなり大きく減少することもま
た知られている。 従つて、ノズルのある部分への塗料の附着量を
低下し且つスプレーガンキヤツプの取外し、清掃
または取換えのための作業停止までの、スプレー
作業の操業可能時間を大きく増加させる改良スプ
レーノズルを提供するのが本発明の主目的であ
る。 本発明のそれ以外の目的は以下の図面及び明細
書によつて明らかになるであろう。 本発明に従う改良スプレーノズルは、図面に参
照番号10で示されている。スプレーノズル10
は周辺肩部12及び中央開口部即ち孔13を形成
している本体11を有している。好適具体例では
中央孔13は0.318cm(0.125吋)の直径である。
スプレーノズル10は、例えば液体塗料スプレー
ガン上に乗つており、塗料等の材料が空気流と共
に中央孔13を通つて放出される。一対のホーン
14及び15が外方に突出し且つ中央孔13を貫
通してのびる平面P1に関して対称になつている。
第5図に示す様に、ホーン14と15が中央放出
孔13の前方に突き出ている。各ホーン14及び
15はそれぞれ17−18及び19−20で示さ
れる一対の空気傾斜面を形成している。空気傾斜
面17−18は、ホーン14の外面21から内面
22までのびている。同様に、空気傾斜面19−
20は、ホーン15の外面23から内面24にの
びている。この空気傾斜面17−18及び19−
20は、各内面22及び24に近づくにつれて互
の方に内方に収斂している。 ホーン14及び15はそれぞれ2個の空気孔を
有している。ホーン14は空気通路27と通じて
いる孔25及び26を形成している。同様に、ホ
ーン15は空気通路30と通じている孔28及び
29を形成している。 第2〜第5図に示される具体例では、補助空気
孔31,32,33及び34が本体11を貫通し
且つ中央通路35と通じている。図示された具体
例では、全部の空気孔25−26,28−29及
び31−34は、ホーン14及び15の中心線平
面内に整列し、これ等の中心線は平面P1上に位
置している。 第1図を参照すると、従来技術のスプレーノズ
ルが図示され、参照番号40で示されている。ス
プレーノズル40はデビルビス会社で製造され
777キヤツプと称せられている。このスプレーノ
ズル40は、改良スプレーノズル10と類似し、
且つ肩部12a、中央孔13a及び一対の外方に
突出したホーン14a及び15aを有する本体1
1aを包含する。ホーンにはホーンジエツト25
a,26a,28a及び29aが形成されてい
る。従来技術のスプレーノズル40は更に31
a,32a,33a及び34aで示される補助空
気孔を包含する。全部の空気孔は、その中心線を
中央通路13aを貫通してのびる中心線平面P1
に沿つて位置させている。第1図と第2図に於
て、中心線平面P1に垂直で、中央孔13及び1
3aの中心線に沿つてそれぞれのびる平面をP2
と呼ぶ。従来技術のスプレーノズル40を参照す
ると、一対の相対する噴霧空気孔41及び42が
垂直平面P2に沿つて形成されている。従来技術
のノズル40は更に追加噴霧空気孔43及び44
を有し、これ等は各々平面P2及び噴霧空気孔4
1から21.5度離れている。追加噴霧空気孔45及
び46が反対側に、垂直平面P2上に位置する噴
霧空気孔42に隣接して配置されている。 第2図を参照するに、その頂点を中央孔13の
中心点に持つ扇形が図示されている。この扇形は
垂直平面P2に関して対称的に位置している。扇
形の半径は第2図で“A”として示される予め決
められた角度をなす。改良スプレーノズル10で
は、各対の噴霧空気孔50−51及び52−53
は中央孔13の向い合つた側に本体11を貫通し
て形成される。改良スプレーノズルの各噴霧空気
孔は予め決められた角度“A”によつてきまる扇
形の外側に位置する。扇形を決めている予め決ま
つた角度“A”は少くとも20度であるべきことが
発見された。図面に示された具体例では、各対の
噴霧空気孔50−51及び52−53は43度の角
度をなす半径上に位置している。噴霧空気孔50
−53の各々は垂直平面P2から21.5度の角度で離
れている。 従来技術のスプレーノズル40を参照すると、
対の相対する噴霧空気孔41及び42が垂直平面
P2に沿つて形成されている。従来技術のノズル
40は更に、平面P2及び噴霧空気孔41から各
21.5度離れた追加噴霧空気孔43及び44、と共
にこれもまた垂直平面P2上に位置する噴霧空気
孔42に隣接して向い合つた側に位置する噴霧空
気孔45及び46を包含している。 第1図に示される従来技術のスプレーガン40
と改良スプレーノズル10の両者では、主噴霧空
気及び塗料は中央孔13から流出する。上記で述
べた様に、好適具体例で、孔13の中心軸線と45
度の角度で配置された(第4図参照)噴霧孔50
−53は、噴霧ジエツトを通しこれが空気−塗料
材料に接触して更に霧化して混合体を作業品に向
けて推進させる。最初の4孔がホーンジエツトで
ある空気ジエツト25−26,28−29及び3
1−34が塗料−空気混合体を所望の比較的長細
いスプレー型状に形成する。 多くの従来技術のスプレーノズル、例えば第1
図に図示されたデビルビス777スプレーノズルで
は、空気流が中央孔13aから放出される中央材
料−空気流と衝突する時、噴霧空気ジエツトが塗
料または其の他の材料を横方向外方向にホーン突
起14a及び15aに向けてはね飛ばす傾向があ
る。これはスプレーノズル40への附着の原因と
なり、特にホーン空気ジエツト25a−26a及
び28a−29aを侵害し且つ終局的にはそれら
の孔を詰まらせることになる。 改良スプレーノズル10では、空気傾斜面17
−20がスプレーノズル10の中央に向けてこの
傾斜面を流れ下る空気流を誘発する。この空気流
は中央空気−塗料流からホーンに向つて移行する
塗料粒子を明らかにそらし去る。同様に、予め決
められた角度“A”で決まる相対する扇形からの
噴霧孔のしめ出しもまたキヤツプ附着速度の減少
を助けている。キヤツプの附着速度は一定時間に
わたつてスプレーノズル或はスプレーキヤツプ上
に附着した塗料の量である。 従来技術のスプレーノズル40との比較で得ら
れたスプレーノズル10の結果は全く意外であつ
た。工業的或は商業的スプレー塗装作業で、清掃
或は取換えのための作業停止に至る前のスプレー
ノズルの可能操業時間の長さは極めて重要であ
る。キヤツプ附着速度での50%改善は工業的生産
系の塗料スプレー作業では意味のあることであ
る。本明細書の次頁に表1に示す。この表は例証
の目的のためのみであり、且つ第1図にスプレー
ノズル40として示された従来技術のデビルビス
777スプレーノズルと改良スプレーノズルとの2
者間の全体的な比較上のキヤツプ附着物量を述べ
るために示した。試験結果は絶対的なものとは考
えていない。異なる時間或は異なる材料を使用し
た場合の試験では変るであろう。 表1を参照すると、ミリグラム/分で示すキヤ
ツプ附着量は、従来技術の777スプレーノズルで
は0.58で、一方改良スプレーノズルのキヤツプ附
着量は0.06である。キヤツプ附着量での、この大
きい改良は意外であつた。本改良スプレーノズル
10は市場、特に生産作業部門に大いに歓迎され
るノズルであることがわかる。
【表】
(3) キヤツプ上に計量可能な塗料が附着す
るために長時間を要した。
るために長時間を要した。
第1図は、従来技術のスプレーノズルの正面図
で、第2図は、本発明の改良されたスプレーノズ
ルを示す第1図と同様の正面図で、第3図は、第
2図の3−3の線に沿つた、本発明による改良ス
プレーノズルの断面図で、第4図は、第2図の4
−4の線に沿つた、部分的断面図で、第5図は、
本発明による改良されたスプレーノズルの透視図
である。 図面中の参照番号の説明 10……スプレーノ
ズル、11,11a……本体、12,12a……
肩部、13,13a……中央孔、14,14a…
…ホーン、15,15a……ホーン、{17,1
8,19,20}……空気傾斜面、21……外
面、22……内面、23……外面、24……内
面、25,25a,26,26a……孔、27…
…通路、{28,28a,29,29a}……孔、
30……通路、{31,32,33,34}……
補助空気孔、35……中央通路、40……従来技
術のスプレーノズル、{41,42}……噴霧空
気孔、{43,44}……追加噴霧孔、45,4
6……追加噴霧孔、{50,51,52,53}
……噴霧空気孔。
で、第2図は、本発明の改良されたスプレーノズ
ルを示す第1図と同様の正面図で、第3図は、第
2図の3−3の線に沿つた、本発明による改良ス
プレーノズルの断面図で、第4図は、第2図の4
−4の線に沿つた、部分的断面図で、第5図は、
本発明による改良されたスプレーノズルの透視図
である。 図面中の参照番号の説明 10……スプレーノ
ズル、11,11a……本体、12,12a……
肩部、13,13a……中央孔、14,14a…
…ホーン、15,15a……ホーン、{17,1
8,19,20}……空気傾斜面、21……外
面、22……内面、23……外面、24……内
面、25,25a,26,26a……孔、27…
…通路、{28,28a,29,29a}……孔、
30……通路、{31,32,33,34}……
補助空気孔、35……中央通路、40……従来技
術のスプレーノズル、{41,42}……噴霧空
気孔、{43,44}……追加噴霧孔、45,4
6……追加噴霧孔、{50,51,52,53}
……噴霧空気孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 噴霧に空気を用いるスプレー装置用のスプレ
ーノズルであつて、前記ノズルが、材料と空気と
の流れを放出するための中央孔、この中央孔の相
対する両側に中央孔から外方に突き出た一対のホ
ーン、材料の噴霧を助けるための前記中央孔に隣
接する複数の噴霧孔、及び前記材料と空気との混
合体をくつつけ且つ所望のスプレー型状に形成す
る空気を放出するため前記ホーンと整列し少くと
も孔の一個が前記の各ホーンに位置している複数
の孔を有し、前記各ホーンが前記各ホーンの外面
から前記ホーンの内面に向つてのびている一対の
空気傾斜面を形成しており、操作の間に材料粒子
をホーンからそらし去るため中央孔に向つて空気
流を誘導する様に、前記各ホーンの背中合せにあ
る前記空気傾斜面がホーンの内面に近づくにつれ
て互の方に収斂しているスプレーノズル。 2 前記ホーンが前記対立するホーンを貫通して
のびる前記中央孔の第1中心線平面に関して対称
的であり、そして対向する扇形が前記第1平面に
垂直な第2中心線平面に関して対称的であり、各
前記扇形の前記扇形半径が予め決まつた角度をな
し、前記噴霧孔が前記対向扇形の外側に配置され
ている第1項のスプレーノズル。 3 前記予め決まつた角度が少くとも20度である
第2項に従うスプレーノズル。 4 前記スプレーノズルが4個の噴霧孔を有し、
各前記噴霧孔が前記垂直第2平面と21.5度の角度
をなす半径上に配置されている第2項に従うスプ
レーノズル。 5 噴霧に空気を用いるスプレー装置用のスプレ
ーノズルであつて、前記ノズルが材料と空気との
流れを放出するための中央孔、この中央孔の相対
する両側の中央孔から外方に突き出た一対のホー
ン、この材料の噴霧を助けるための前記中央孔に
隣接する複数の噴霧孔、前記材料と空気との混合
体をくつつけ且つ所望のスプレー型状に形成する
空気を放出するための前記ホーンと整列し少くと
も複数の第2の孔のうちの一個が各前記ホーンに
位置している複数の第2の孔を有し、前記ホーン
が前記相対するホーンを貫通してのびる前記中央
孔の第1中心線平面に関して対称的であり、そし
て向い合つた扇形は前記第1平面に垂直な第2中
心線平面に関して対称的であり、前記各扇形の扇
形半径は予め決まつた角度をなし、前記噴霧孔は
前記対向扇形の外側に置かれているスプレーノズ
ル。 6 前記予め決まつた角度が少くとも20度である
第5項に従うスプレーノズル。 7 前記スプレーノズルが4個の噴霧孔を有し、
前記噴霧孔の各々は前記垂直第2平面とおよそ20
度の角度をなす半径上に置かれている第5項に従
うスプレーノズル。 8 下記を組合せて包含する液体塗料スプレーノ
ズル、即ち中央孔を有する本体:中央孔の中心線
を貫通してのびる第1中心線平面上に対称的に置
かれ、互に対立しており前記中央孔から外方にの
びている一対のホーン;前記本体中に形成され且
つ中央孔の中心点に頂点を持つ対向した扇形の外
側に置かれた複数の噴霧孔、但し前記対向扇形は
前記第1平面に垂直な第2中心線平面に関して対
称的であり、前記各扇形の半径は少くとも20度の
角度を限定するものである;空気孔の少くとも1
個は前記各ホーンに置かれている前記第1平面に
隣接して位置する複数の補助空気孔、但し前記ホ
ーンの各々は前記各ホーンの外面から前記ホーン
の内面に向つて伸びている一対の空気傾斜面を有
しており、前記各ホーンの背中合せ空記傾斜面は
ホーンの内面に近づくにつれて互の方に収斂し、
それによつて操作の間に塗料粒子をホーンからそ
らし去る様に中央孔に向つて空気流を誘導する。
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