JPS6353297A - 装飾メツキ層 - Google Patents

装飾メツキ層

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JPS6353297A
JPS6353297A JP19694786A JP19694786A JPS6353297A JP S6353297 A JPS6353297 A JP S6353297A JP 19694786 A JP19694786 A JP 19694786A JP 19694786 A JP19694786 A JP 19694786A JP S6353297 A JPS6353297 A JP S6353297A
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JP
Japan
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transparent fine
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Pending
Application number
JP19694786A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Takama
高間 政善
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は、光沢性および反射性の向上を図り得る装飾メ
ッキ層に関する。
b、 従来の技術 −mに装飾メッキとして次のようなものが知られている
■ 光沢ニッケルメッキ+装飾クロムメッキ(i)−重
ニッケルメッキ(第5図(a))被メッキ素材100の
表面に光沢ニッケルメッキ層101 を形成し、その上
に装飾クロムメッキ層102を形成する。
(ii )二重ニッケルメッキ(第5図(b))被メッ
キ素材100の表面に半光沢ニッケルメッキ層103を
形成し、その上に光沢二°°・、ケルメッキ層101を
形成し、さらにその上に装飾クロムメッキ層102を形
成する。
(iii )三重ニッケルメッキ(第5圓(C))被メ
ッキ素材100の表面に半光沢ニッケルメッキ層103
を形成し、その上にイオウ含有量の高い光沢ニッケルメ
ッキ層104を形成してから光沢ニッケルメッキ層10
1 および装飾クロムメッキ層102を形成する。
上記(i )(ii)(iii)のいずれも光沢ニッケ
ルメフキ層101 は耐食性と光沢性を主目的とし、装
飾クロムメッキ層102は耐食性が良好で、主な目的は
変色防止にある。装飾メッキ表面が呈する色は銀白色で
ある。
■ 各種合金メッキ(第6図) 被メッキ素材100の表面に合金メッキ1)105を形
成し、その上にクリヤ塗膜106を形成する。
(イ)  Cu−5n−Zn合金メフキ+クリヤ塗膜C
u−3n−Zn合金メッキ被膜は、メッキ浴のP)Iを
調整することにより、黄色ないし金色の中のいずれかの
色を呈する。クリヤ塗膜は下層の合金メッキ被膜の耐食
性保護膜として働く。
(o)  5n−Ni 合金メッキ+クリヤ塗膜5n−
Ni 合金メッキ被膜は黒色を呈する。
クリヤ塗膜は、この場合、耐食性よりも表面光沢を向上
させるのに寄与している。
これらの装飾メッキ被膜、たとえば、Cu−5n−Zn
合金メッキ本クリヤ塗膜の場合でもメッキ浴のpHを変
化させることでメッキ被膜は、黄色ないし金色の範囲の
色調に変えることができるが、得られるのは、同範囲内
のいずれかの色で、単一色調である。
C0発明が解決しようとする問題点 このような装飾メッキ被膜は、光沢を有し、ある種の色
調を存することをその特徴とするメッキ被膜であるが、
単一の色調しか呈することができない。
一方、メッキ面に炭化珪素SiC等の分散材を共析させ
る分散メッキ法においては、SiC粒子が不透明で、し
かも黒灰色系を呈することから、マトリックスとして用
いる光沢ニッケル被膜はこのメッキ被膜が本来呈する銀
白色をSiC粒子によって支配され、灰色のしかも光沢
性の低下したメッキ外観を呈するに至る。
本発明は、上記問題点を解決し、光沢性および反射性の
向上を図ることができるとともに、複数の色調あるいは
装飾効果を得ることができる装飾メッキ層を提供するこ
とを目的とする。
d、 問題点を解決するための手段 本発明は、従来用いられている装飾メッキ浴に反射性を
存する透明微粒子を懸濁させ、この透明微粒子をマトリ
ックスとして使用する金属面−共析させて被メッキ素材
の表面に装飾分散メッキ被膜を形成させることにある。
e、 発明の詳細な説明 本発明では、装飾メッキ浴として、ニッケルメッキ浴、
装飾クロムメッキ浴、金メッキ浴、金−銀合金メッキ浴
、金−銅合金メッキ浴、金−ニッケル合金メッキ浴、i
Iメッキ浴、銅−亜鉛合金メッキ浴、銅−カドミウム合
金メッキ浴1M4−スズ合金メッキ浴、銅−スズー亜鉛
合金メッキ浴、スズ−ニッケル合金メッキ浴等を用いる
ただし、透明微粒子をメッキ浴中にQ iさせる上で、
メッキ浴の性質、管理条件等を考慮すると、ニッケルメ
ッキ浴を適用するのが最も簡便である。
上記透明微粒子としては、無色透明あるいは有色透明で
あり、透光性、透明性に優れ、かつ不溶性であることが
必要である。この条件を満足する物質としては、たとえ
ば、ダイヤモンド、ルビー。
水晶1石英、溶融アルミナ、溶融シリカあるいはガラス
等がある。
この際、透明性を有する物質を微粉砕すると白色を呈し
、透光性が低下する傾向にある。したがって、ブローク
・ダウン法で製造される、たとえば溶融アルミナ等の場
合、透明性を考慮すれば、数lOμの粒子径が使用下限
となる。
これに対し、ガラスビーズ、ガラス粒子、ガラス片、も
しくはガラス繊維等のガラス材の場合、数μ程度の粒子
径まで用いることができる。
こうして、透明性微粒子として、たとえばガラスビーズ
を使用し、ニッケルメッキ浴中で電解メッキを実施すれ
ば、Ni−ガラスビーズ装飾分散ニッケルメッキ被膜は
、光沢ニッケルメッキ部分において、銀白色の光沢を呈
する。
このとき、メッキ表面に露出状態で、分散共析したガラ
ス微粒子は、透明性を有することがら光沢ニッケルメッ
キ本来の色調である銀白色および光沢性を損なうことは
ない。
(メッキ層の構成態様) 第1図(alないしく1は、ニッケルメッキ浴において
実施したメッキ層の構成態様を示したものである。
第1図[alは、−重ニッケルメッキ層に無色透明微粒
子を共析させたもので、これは、被メッキ素材lの表面
に光沢ニッケルメッキN2を形成し、この光沢ニッケル
メッキ層2にガラスビーズ等の無色透明微粒子3を共析
させ、光沢ニッケルメッキ層2の上に装飾クロムメッキ
N4を形成したものである。
第1図(′b)は、−重ニッケルメッキを2層化し、上
の層に無色透明微粒子を共析させたもので、これは、被
メッキ素材1の表面に光沢ニッケルメッキ層2を2層に
して形成し、上の層2′に無色透明微粒子3を共析させ
、光沢ニッケルメッキ層2′の上に装飾クロムメッキ層
4を形成したものである。
第1図(C1は、−重ニッケルメッキを2層化し、下の
層に無色透明微粒子を共析させたもので、これは、被メ
ッキ素材1の表面に光沢ニッケルメッキ層2を2Nにし
て形成し、下の層2′に無色透明微粒子3を共析させ、
その上に光沢ニッケルメッキ層2および装飾クロムメッ
キ層4を形成したものである。
第1図fd+は、二重ニッケルメッキ層のうち、光沢ニ
ッケルメッキ層に無色透明微粒子を共析させたもので、
これは、被メッキ素材1の表面に半光沢ニッケルメッキ
層5を形成し、その上に光沢ニッケルメッキ層2を形成
するとともに、無色透明微粒子3を共析させ、さらに装
飾クロムメッキ層4を実施したものである。
第1図filは二重ニッケルメッキ層のうち、下の層の
半光沢ニッケルメッキ層に無色透明微粒子を共析させた
ものである。
第1図(【)は、三重ニッケルメッキ層のうち、上の層
の光沢ニッケルメッキ層に無色透明微粒子を共析させた
もので、これは、被メッキ素材1の表面に半光沢ニッケ
ルメッキ層5を形成し、その上にイオウ含有量の高い光
沢ニッケルメッキN6を形成してから光沢ニッケルメッ
キ層2と共に無色透明微粒子3を共析させ、さらに装飾
クロムメッキJlI4を施す。
第1図(幻は、第1図(flの三重ニッケルメッキ層の
うち下層の半光沢ニッケルメッキ層5に無色透明微粒子
3を共析させたちのある。
第2図および第3図は、光沢ニッケルメッキ層2に共析
された無色透明微粒子3の作用を示したもので、ガラス
ビーズとしての無色透明微粒子3が無色で、かつ透明で
あることから、第2図のように実質的にガラスビーズを
取り去った状態として作用し、光は無色透明微粒子3を
透過し、光沢ニッケルメッキ層2の曲面で反射し、第3
図のように種々の色の反射光を呈することになる。
また、第4図fat (bl (C1はマトリックスと
して合金メッキを使用した場合を示したもので、第4図
(alは、−重の合金メッキ層7に無色透明微粒子3を
共析させ、その上にクリヤ塗膜8を施したものである。
第4図(blは、第4図(alの合金メッキN7を2N
化し、上のN1’ に無色透明微粒子3を共析したもの
である。さらに、第4図(C1は、第4図+alの合金
メッキ層7を2N化し、下の層7′ に無色透明微粒子
3を共析したものである。
なお、上記無色透明微粒子3の代わりに赤色ガラスビー
ズ等の有色透明微粒子を用いれば、有色透明微粒子が呈
する色調によって反射光が変わり、装飾効果を発渾する
ことになる。
f、 実施例 メッキ浴組成としては、次の範囲内のものを適用し、無
色あるいは有色透明微粒子としてガラスビーズを使用し
た。
実験では、標準のメッキ浴組成とし、分散材料であるガ
ラスビーズは、100g/j!の割合でメンキ浴に投入
し、エア攪拌で十分に懸濁した。
このガラスビーズの懸濁した光沢ニッケルメッキ浴にお
いて、アルミ材からなる被メッキ素材にメッキを施した
こうして得られたNi−ガラスビーズ装飾分散ニッケル
メッキ被膜における光沢ニッケル面上のガラスビーズ共
析量は、面積率で約20%であった。
このNi−ガラスビーズ装飾分散ニッケルメッキ被膜は
光沢性においては従来の光沢ニッケルメッキ被膜と性能
上、全く劣ることはなかった。
一方、メッキ被膜は、メッキ表面に露出して散在してい
るガラスビーズが光に対し、十分なる反射光を発し、反
射膜として極めて優れていた。
g、 発明の効果 以上述べたように、本発明による装飾メッキ層によれば
、被メッキ素材の表面に反射性を有する透明微粒子を共
析物質とする複合メッキ層を形成したので、金属メッキ
本来の光沢性を損なうことなく、しかも透明微粒子によ
る反射性によって優れた光沢性および反射性を発揮する
ことができる。
なお、上記説明においては、メッキ方法として電解メッ
キを用いた場合について述べているが、無電解メッキに
よって実施しても同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(8)ないしfglは、本発明における装飾メッ
キ層の構成態様を示す概念断面図、第2図および第3図
は、透明微粒子の反射の態様を示す概念断面図、第4図
ta> (bl (C)はマトリックスとして合金メッ
キを使用した場合の装飾メッキ暦を示す概念断面図、第
5図(al (bl (clおよび第6図は従来の装飾
メッキ層を示す概念断面図である。 1・・・被メッキ素材、 2.2′・・・光沢ニッケルメッキ層、3・・・無色透
明微粒子、4・・・装飾クロムメッキ層、5・・・半光
沢ニッケルメッキ層、 6・・・イオウ含有量の高い光沢ニッケルメッキ層、7
.7′ ・・・合金メッキ層、 8・・・クリヤ塗膜。 第1図 (d)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被メッキ素材の表面に反射性を有する透明微粒子
    を共析物質とする複合メッキ層を形成したことを特徴と
    する装飾メッキ層。
  2. (2)上記透明微粒子が無色透明微粒子である特許請求
    の範囲第(1)項に記載の装飾メッキ層。
  3. (3)上記透明微粒子が有色透明微粒子である特許請求
    の範囲第(1)項に記載の装飾メッキ層。
  4. (4)上記無色または有色透明微粒子がダイヤモンド、
    ルビー、水晶、石英、溶融アルミナ、溶融シリカもしく
    はガラスビーズのいずれかである特許請求の範囲第(2
    )項または第(3)項に記載の装飾メッキ層。
JP19694786A 1986-08-22 1986-08-22 装飾メツキ層 Pending JPS6353297A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02110401A (ja) * 1988-10-19 1990-04-23 Suzuki Motor Co Ltd 装飾メッキ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02110401A (ja) * 1988-10-19 1990-04-23 Suzuki Motor Co Ltd 装飾メッキ

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