JPH02110401A - 装飾メッキ - Google Patents

装飾メッキ

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JPH02110401A
JPH02110401A JP26358188A JP26358188A JPH02110401A JP H02110401 A JPH02110401 A JP H02110401A JP 26358188 A JP26358188 A JP 26358188A JP 26358188 A JP26358188 A JP 26358188A JP H02110401 A JPH02110401 A JP H02110401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating
plating layer
transparent
glass beads
refractive index
Prior art date
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Pending
Application number
JP26358188A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Takama
高間 政善
Nobutoshi Konagai
信寿 小長井
Motoshi Adachi
足立 元志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP26358188A priority Critical patent/JPH02110401A/ja
Publication of JPH02110401A publication Critical patent/JPH02110401A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は装飾メッキに関するもので、詳しくは透明微粒
子を共析させた複合メッキに関するものである。
b、 従来の技術 被メッキ素材の表面に透明微粒子を共析させた装飾メッ
キとしては、出願人が先に提供したものがある(特開昭
63−53297号)。
この装飾メッキは第6図に示したように複合メッキAに
よってガラスピーズaを被メッキ素材Bの表面に共析さ
せたものである。この装飾メッキは、ガラスピーズにお
いて光が乱反射することによる輝きと、ガラスピーズを
除いた複合メッキAの表面にさらに形成した金属面Cに
おける光沢とによって独特の外感を呈する。
C4発明が解決しようとする課題 ところで、上記した装飾メッキでは、ガラスピーズaに
おいて光が乱反射するため、メッキ層表面が輝くものの
、再帰反射は殆んどなく、したがって視認性は低い。
本発明の目的は、光沢性を有し、かつ視認性の高い装飾
メッキを提供することにある。
d、 課題を解決するための手段 本発明者等は、屈折率が2の透明微粒子は、反射光が入
射光と平行になる、即ち再帰反射性を有すること、屈折
率が2±0.1 の許容範囲をもつ透明微粒子、例えば
ガラスピーズならば比較的容易に得ることができ、しか
もこの範囲ならば再帰反対性が損われることはないこと
を見出し本発明に到達したものである。
即ち、第1の発明は、メッキ層に屈折率が1.9〜2.
1の透明微粒子を共析させ、該透明微粒子をメッキ層の
表面に露出させたものであり、第2の発明では、さらに
そのメッキ層の表面に透明膜を施したものである。
本発明では、装飾メッキ浴として、ニッケルメッキ浴、
装飾クロムメッキ浴、金メッキ浴、金−銀合金メッキ浴
、金−鋼合金メッキ浴、金−ニソケル合金メッキ浴、i
!メッキ浴、銅−亜鉛合金メッキ浴、銅−カドミウム合
金メッキ浴、銅−スズ合金メッキ浴、銅−スズー亜鉛合
金メッキ浴、スズ−ニッケル合金メッキ浴等を用いる。
ただし、透明微粒子をメッキ浴中に懸濁させる上で、メ
ッキ浴の性質、管理条件等を考慮すると、ニッケルメッ
キ浴を適用するのが最も簡便である。
上記透明微粒子としては、無色透明あるいは有色透明で
あり、透光性、i3明性に優れ、かつ不溶性であること
が必要である。この条件を満足する物質としては、たと
えばガラスピーズがある。さらに、透明微粒子は屈折率
nが1.9〜2.1の範囲内に調整される。第4図から
も明らかなように、屈折率nが2の透明微粒子では、入
射光Iと反射光Rが平行、即ち再帰反射性を有している
。しかし、第5図に示したように、透明微粒子の屈折率
nが1.9〜2.1の範囲内であれば、再帰反射性は殆
ど損なわれることはない。
こうして、透明性微粒子として、たとえばガラスピーズ
を使用し、ニッケルメッキ浴中で電解メッキを実施すれ
ば、表面にガラスピーズが共析した旧−ガラスビーズ装
飾メッキが得られる。
第1図(a)ないしく6)は、ニッケルメッキ浴におい
て実施したメッキ層の構成態様を示したものである。
第1図(a)は、−重ニッケルメノキ層に無色透明微粒
子として、屈折率nが1,9〜2.1のガラスピーズを
共析させたもので、これは、被メッキ素材lの表面に光
沢ニッケルメッキ層2を形成し、この光沢ニッケルメッ
キN2にガラスピーズ3を共析させ、光沢ニッケルメッ
キ層2の上に装飾クロムメッキ層4を形成したものであ
る。
第1図(blは、−重ニッケルメノキを2層化し、上の
層に無色透明微粒子として屈折率nが1.9〜2.1 
のガラスピーズを共析させたもので、これは、被メッキ
素材lの表面に光沢ニッケルメッキ層2を2層にして形
成し、上の層2′にガラスピーズ3を共析させ、光沢ニ
ッケルメッキ層2′の上に装飾クロムメッキ層4を形成
したものである。
第1図(C)は、−重ニッケルメッキを2層化し、下の
層に無色透明微粒子として屈折率nが1.9〜2.1の
ガラスピーズを共析させたもので、これは、被メッキ素
材1の表面に光沢ニッケルメッキN2を2層にして形成
し、下のN2’にガラスピーズ3を共析させ、その上に
光沢ニッケルメッキ層2及び装飾クロムメッキ層4を形
成したものである。
第1CIQ(d)は、二重ニッケルメッキ層のうち、光
沢ニッケルメッキ層に無色透明微粒子として屈折率nが
1.9〜2.1のガラスピーズを共析させたもので、こ
れは、被メッキ素材1の表面に半光沢ニッケルメッキ層
5を形成し、その上に光沢ニッケルメッキ層2を形成す
るとともに、ガラスピーズ3を共析させ、さらに装飾ク
ロムメッキ層4を施したものである。
第1図(e)は三重ニッケルメッキ層のうち、下の層の
半光沢ニッケルメッキ層に無色透明微粒子として屈折率
nが1,9〜2.1 のガラスピーズを共析させたもの
である。
第1図(f)は、三重ニッケルメッキ層のうち、上の層
の光沢ニッケルメッキ層に無色透明微粒子として屈折率
nが1.9〜2,1のガラスピーズを共析させたもので
、これは、被メッキ素材lの表面に半光沢ニッケルメッ
キ層5を形成し、その上にイオウ含有量の高い光沢ニッ
ケルメッキ層6を形成してから光沢ニッケルメッキ層2
と共にガラスピーズ3を共析させ、さらに装飾クロムメ
ッキ層4を施している。
第1図(80は、第1図(f)の三重ニッケルメッキ層
のうち下層の半光沢ニッケルメッキ層5に無色透明微粒
子として屈折率nが1,9〜2.1のガラスビ−ズ3を
共析させたものである。
また、第2図(al (b) (C)はマトリックスと
して合金メッキを使用した場合を示したもので、第2図
(a)は、−重の合金メッキ層7に無色透明微粒子とし
て屈折率が1.9〜2.1のガラスピーズ3を共析させ
、その上に電着によってクリヤ塗膜8を施したものであ
る。第2図℃)は、第2図(a)の合金メッキ層7を2
層化し、上の層7′に無色透明微粒子として屈折率nが
1.9〜2.1のガラスピーズ3を共析し、その上にク
リヤ塗膜を電着させたものである。さらに、第2図fc
)は、第2図falの合金メッキ層7を2層化し、下の
層7′に無色透明微粒子として屈折率nが1.9〜2.
1のガラスピーズ3を共析し、その上にクリヤ塗膜を電
着させたものである。
なお、上記無色透明微粒子3の代わりに赤色ガラスピー
ズ等の有色透明徴粒子を用いれば、有色透明徴粒子が呈
する色調によって反射光が変わり、装飾効果を発揮する
ことになる。
f、 実施例 メッキ浴組成としては、次の範囲内のものを適用し、無
色あるいは有色透明徴粒子として屈折率nが1.9〜2
.1 のガラスピーズを使用した。
実験では、標準のメッキ浴組成とし、分散材料であるガ
ラスピーズを、100g/ffiの割合でメッキ浴に投
入し、エア攪拌で十分に懸濁した。
このガラスピーズの懸濁した光沢ニッケルメッキ浴にお
いて、アルミ材からなる被メッキ素材にメッキを施した
こうして得られたNi−ガラスピーズ装飾メッキ被膜に
おける光沢ニッケル面上のガラスピーズ共析量は、面積
率で約15%であった。
このNi−ガラスピーズ装飾メッキ被膜は光沢性におい
ては従来の光沢ニッケルメッキ被膜と性能上、全く劣る
ことはなかった。
一方、メッキ被膜は、第3図に示したようにメッキ表面
に露出して散在しているガラスピーズによって、十分な
る再帰反射機能を発揮し、このメッキを施したネームプ
レートを車体の後面に設置したところ、50m程度離れ
た車両からも十分に確認することができた。
8、 発明の効果 以上述べたように、本発明による装飾メッキによれば、
被メッキ素材の表面に屈折率が1.9〜2.1の透明微
粒子を共析物質とする複合メッキ層を形成したので、金
属メッキ本来の光沢性を損なうことな(、しかも再帰反
射性機能を発揮することができる。また、メッキ層の表
面に透明膜を施した場合には、該透明膜が耐食被膜とし
て機能するため、メッキ層の耐食性の向上が図れる。
なお、上記説明においては、メッキ方法として電解メッ
キを用いた場合について述べているが、無電解メッキに
よって実施しても同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないしくg:)は、本発明における装飾メ
ッキ層の構成態様を示す概念断面図、第2図(a)ら)
(C)はマトリックスとして合金メッキを使用した場合
の装飾メッキ層を示す概念断面図、第3図は本発明の装
飾メッキにおける透明微粒子の反射状態を示した概念断
面図、第4図および第5図は、屈折率が2および1.9
〜2.1の透明微粒子の反射の態様を示す概念断面図、
第5図(a) (b) (C)および第6図は従来の装
飾メッキ層を示す概念断面図である。 1・・・被メッキ素材、 2.2′・・・光沢ニッケルメッキ層、3・・・屈折率
が1.9〜2.1のガラスピーズ、4・・・装飾クロム
メッキ層、 5・・・半光沢ニッケルメッキ層、 6・・・イオウ含有量の高い光沢ニッケルメッキ層、7
.7′・・・合金メッキ層、 8・・・クリヤ塗膜。 特許出願人  鈴木自動車工業株式会社(ほか2名) 第1図 第2図 (a) (e) 第3図 (d) 手 続 (甫 正 昭和 書 (自発) 年 月 日 補正の内容 0) 明細書第11頁第20行の 1第5図(al (
b) (c)および」を削除する。 事件の表示 昭和63年特許願第263581、 発明の名称 装飾メッキ 補正をする者 事件との関係 名称  (208)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メッキ層に屈折率が1.9〜2.1の透明微粒子
    を共析させ、該透明微粒子をメッキ層の表面に露出させ
    たことを特徴とする装飾メッキ。
  2. (2)メッキ層に屈折率が1.9〜2.1の透明微粒子
    を共析させ、該透明微粒子をメッキ層の表面に露出させ
    、さらにそのメッキ層の表面に透明膜を施したことを特
    徴とする装飾メッキ。
JP26358188A 1988-10-19 1988-10-19 装飾メッキ Pending JPH02110401A (ja)

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JP26358188A JPH02110401A (ja) 1988-10-19 1988-10-19 装飾メッキ

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JP26358188A Pending JPH02110401A (ja) 1988-10-19 1988-10-19 装飾メッキ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018517930A (ja) * 2015-05-29 2018-07-05 施盈吉 光反射発光膜、その製造方法及び利用

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933587A (ja) * 1972-07-25 1974-03-28
JPS62199883A (ja) * 1986-02-21 1987-09-03 有限会社 野村兄弟社 リフレクシヨンスクリ−ンプリント加工法
JPS6353297A (ja) * 1986-08-22 1988-03-07 Suzuki Motor Co Ltd 装飾メツキ層

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