JPH0323402A - 微細球を用いた逆反射物体、逆反射被膜を形成するコーティング用組成物、および可変コントラスト標識 - Google Patents

微細球を用いた逆反射物体、逆反射被膜を形成するコーティング用組成物、および可変コントラスト標識

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JPH0323402A
JPH0323402A JP2134221A JP13422190A JPH0323402A JP H0323402 A JPH0323402 A JP H0323402A JP 2134221 A JP2134221 A JP 2134221A JP 13422190 A JP13422190 A JP 13422190A JP H0323402 A JPH0323402 A JP H0323402A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L4上立旦且次1 本発明は、微細球を用いた逆反射物体に係り、とりわけ
、微細球が空気に接している、すなわち露出レンズ式ま
たはカプセル到入レンズ式のM4;rBからなる、微細
球を用いた逆反射物体に関係している。
従来技術、および 明が解決しようとする微細球を用い
た逆反射物体は周知であり、市両に装備される警告標識
や道路の危険標識等の保安目的に広く使用され、あるい
は交通管制等の情報伝達目的にも広範間に利用されてき
ている。そうした逆反射物体の内でも最も汎用されてい
る形態は逆反射シートであり、しかもアルミニウム標識
パネルや車両側部等の基礎而に接着される可撓性構造体
に作られている例が多い。微細球を使用した逆反[1品
の用途には、この他にも歩道川標識やコーティング用の
組成物として使用する例がある。コーティング用組成物
を使用すれば、所望の表面に逆反射被膜をコーティング
することができる。
従来の微細球を使用した逆反射製品には、露出レンズ式
の様々な形式のものがある。こうした製品に使われてい
るガラス製微細球は道路際の標識等の表面に取り付けら
れ、前面が空気に接し背面の後方には半球形の反射層が
配置されている。米国特許第2.326.634号( 
Gcbhard氏その他の者)はそうした逆反射製品に
ついて説明している。
露出レンズ式構造体の欠点の1つは、製品の表面、例え
ば道路標識に取り付ける逆反射シ一トの表面が降雨等に
より湿ってしまい、微細球の前面に付者した水がシート
の適切な逆反射を妨げ、濡れたシートが「反銅しなくな
る」ことにある。微細球の前面に事実七接線方向にだけ
接触させた状態にカバーフィルムを配置し、@綱球の前
節に水が付着するのを防ぐ一方で、必要とする逆反剖用
の光学的関係を雑持するために微細球前面を空気に接し
た境界面とする工夫が取り入れられてきでいる。そうし
た逆反射物体は、「カプセル14人」式逆反射物体とも
呼ばれている。米国特許第3,190.178号( H
cKenzie氏)はそうした逆反射物体を明らかにし
ている。
前述した米国特許第2.326,634号の説明によれ
ば、ほぼ1.70〜1.90の屈折4&範囲が、この特
許に示された露出レンズ式シートの空気に接している微
細球にとって理慰的な明澄性能の得られる限界範囲であ
るとされている。このことについては、第1頁、第1l
II、37〜39行に記載されている。この米国特許は
、さらに、約3から約50ミル(tなわち、約75から
約1300ミクロン)の範囲の微細球を使用できること
についても触れている。このことについては、第5頁、
第1lIl1,33〜34行に記4Il!されている。
前述した米国特許第3,190,178号は、カプセル
封入レンズ式シート内の微細球は直径が約200ミクロ
ンを越えることがあってはならず、約75ミクロンより
も大きくないのが好ましく、直径が約25から75ミク
ロンの間にある微細球を用いた場合に最もよい結果が得
られている。この特許は、微細球の屈折率を約1.7か
ら約2.0の間にすべきであることも教えている。この
ことについては、第511,75行目から第6rIJ、
10行目にかけて記載されでいる。
米国特許第3,946.130号( Tung氏その他
の者)は、製品に使われている微細球の総てが同じ所定
の屈折率を持ち、微細球の裏側に配訳した反剣面に入制
光線を正確に焦点合わせできるようであれば、最大の逆
反射特性を備えた逆反射製品の得られることを明らかに
している。仁の特許は、さらに、第11111,38〜
46行にかけて、様々な形式の逆反朗シ一ト製品にとっ
て1.93の屈折率が理想的であることを教えており、
また第311,16〜17行にかけての記載から1.9
0から1.95の1mの範囲が好ましいとざれている。
米国特許第3.149.016号(Tung氏)は、加
熱処理により微細球の屈折率を増加さすことのできるこ
と.またそうした屈tJj率の増加にはvan球を構成
するガラス組成分の分T@造の変化が関与していること
を明らかにしている。
このように従来技術は、直径が1300ミク口ンを越え
る程度のもので、1.7から2.0またはこれよりも大
きい屈折率を備えた微細球であれば、これを空気に接す
る構想体に使用できることを明らかにしている。しかし
ながら、これら従来技術は、微細球を用いた逆反射物体
の逆反射明澄度が微細球の平均直径と平均屈折率の具体
的且つ最善の選択によりさらに改善できることについて
1よ何ら言及しておらず、しかも寸法の特定の分布を利
用して微細球の選択を行ない逆反射明澄度をさらに改善
することについても何ら示唆していない。
[1を解決するための 本発明は、とりわけ狭いIA寮角度または拡散角度、す
なわち約0.25度またUそれより狭い角度の下でも非
常に優れた逆反射明n竹を備えている、微細球を用いた
逆反射物体を提供することにある。例えば、本発明の微
細球を用いた露出レンズ式逆反射物体の一丈備例によれ
ば、約0.10度の観察角度の下で、1300カンデラ
/ルクス/平方メートルを越える逆反射明澄度が得られ
る。
このように、本発明の逆反射物体によれば、約0度から
約0.5度までの観察角度の下で、磨くほど高い逆反射
明澄度を得ることができる。本明細;q中で使用ざれて
いる用語の意味は、以下に具体的に説明されている。
空気と接する形式のvaIII球を用いた逆反射物体の
場合、物体の逆反射明澄度は、例えば、少なくとも微細
球の平均屈折率と微細球の平均勺法または平均直径を関
係付けて決められることが意外にも判明した。また前述
した逆反射明?!?度は、例えば、微細球の寸法の統計
的分布にも関与していることが明らかになった。本明細
田中で説明したように、これらの特性は単独でかまたは
複合的に調整すれば、この調整により微細球を用いた逆
反射物体の明澄度を高めることができる。
本発明に則ってFil造された逆反射物体は、かつてな
いほど素晴らしく明るい逆反射明澄性を示した。知り得
る限りにおいて、逆反射シ一ト製品の逆反射明澄度に及
ぼすこうした特性の限界およびこれら特性の相互関係を
確認した例はこれが最初である。
本発明によれば、従来の微細球を用いた逆反射物体に比
べて飛躍的に高い逆反射明澄レベルの得られる、空気に
接する微細球を用いた逆反射物体を製造することができ
る。本発明の徴′a球を用いた逆反射物体の一部の実備
例のものでは、従来周知の微細球を用いた逆反射物体に
比べてさらに幅の狭いしかも鮮明に識別のできる反射輪
郭形状を備えているため、例えば通路標識の背倶部分等
の用途に特に適している。この種の道路標識は長距岨か
らでも見易く、しかも単距離から見ても干渉のない明る
く輝くものが必aとざれている。こうした標識は、米国
特許m4,726,134号( no l t−an氏
)に記載されている。この特許の内容については、ここ
で特許番8を引用することでその内容の説明に代える。
要するに、本発明は、背面に光学的に連係して機能する
反射体、例えばIII面反射体、不導電性反射体また唸
散乱反射体を備えている透明な微細球を有し、これら微
細球の前面が事実上空気に接しているような、微細球を
用いた逆反射物体を提供している。本明細囚でδつとこ
ろの「光学的に連係して機IIする」とは、微細球と反
割体を逆反射性エレメントとして機能するように反射体
を付属のmlI球の背面に配置してある構造体について
言及したものである。例えばアルミニウムを蒸着被覆さ
せる場合、通例での反躬休は微細球の背面に直接設欝さ
れている。これに対し、バインダが逆反射粒子を含有し
ているような一部の拡敗反射体では、粒子そのものをバ
インダ44F4を介し微細球の背面から幾分間隔を開け
ておくこともできる。
本明細国中に明らかにした逆反射物体は、例えば、露出
レンズ式またはカプセル封入レンズ式の実施例として具
体化することができる。本発明の多くの実施例に用いら
れる微細球は、逆反射シー1〜の構造では単一層として
設茸することができる。本発明の多くの実施例において
、1;fぼ総ての微細球は実質的に同じ向きに配向され
、すなわち均一な光学的なオリエンテーションがかけら
れ、微細球の前面は同一の軸線上に向けられる。また微
細球の背面には光学的に連係して機能する反射体が設置
てあり、同じ軸線に沿って向き決めされている。
通例では、微細球をこのような均一な状態に配列してお
けば、最大の逆反射明澄度が得られる。ただし本発明の
他の実施例では、微細球は単一層の構造以外の他の形態
で配買することもでき、および/またはこれら微It球
は事実上総てを同一方向に向き決めしなくてもよい。す
なわち、これら微細球を多層形憇および/または不規則
な方向に配列することもできる。こうしたものの例には
、液体組成物を用いて形成される逆反射被filf4が
ある。
本発明の逆反射物体は、微細球が少なくとも約1.91
5の平均屈折率と少なくとも約75ミクロンの平均直径
を備えるように選択されており、周知の微l1球を用い
た逆反射物体とは異なっている。平均屈折率と平均M径
は第5図の領域D内の座標地点に一致しており、好まし
くは約30パーセントまたはそれ未満の直径パーセント
範囲を備えている。本明細書中の用語「屈折率」および
「屈折比Jは、「ベツケ″fm (Becke Lin
e) J反割率または反射比を説明するのに用いられて
いる。
高い逆反射明澄度を得るには、微細球は少なくとも約1
.915の平均反躬率を備え、また少なくとも約75ミ
クロンの平均直径を備えていることが好ましい。平均屈
折率と平均直径は、第5図のfri域C内の座標地点に
一致しており、ただし第5図のW4域B内の方がより好
ましく、また第5e!IのtA域A内の座標地点に一致
するのが最も好ましい。
また最終的に得られる物体の逆反射明溜度のピークをで
きるだけ大きくし、さらに鮮明に識別のでぎる狭い反躬
輪郭形状を逆反射物体に使用勺るには、rIlII球は
重崩比で約30パーヒント以下の直1¥パーセント範囲
、よりQfましくは約20パーセント以下の直径パーセ
ント範凹、最も好ましいのは約10パーセント以下の直
径パーヒント範聞を備えるように選択するとよい。微細
球を勺法に応じて選択して直径パーセントを約40パー
セントから約10パーセントまたはそれ未満に減少させ
ると、ほぼ等しい平均ri径を持つ微細球で構成した2
つの逆反射物体同士の間で比較して逆反剣明澄度を約1
0パーセントから約15パーヒントにわたって増加させ
られることが判明した。以下に述べるように、出来上が
った逆反射物体の最大逆反射輝度が好ましい伯をとる観
察幾何学形状、および物体の微細球に光学的に連係して
機能する反射体の形式の両方に見合うように、理想的な
平均直径が取り決められる。
広い反射輪郭形状が必費な場合、rJなわらあらゆる1
コ視角度で最大の逆反射明澄瓜を1qようとする場合に
1よ、微細球の選択に当たり、大きな直径パーセントv
!onStisえば30パーヒントまたはこれを越える
直径パーセント範囲とするのが好ましい。
本明M懸で指摘したように、予想外に高い逆反射明澄度
が{クられるため、本発明によれば多くの利点が奏され
る。例えば、木弁明によれば、今まで{よvIItif
J球を使用したシートで1よ{ilられなかった明澄度
を備えているrBIIl球を使用した逆反射シー1・を
製造することができる。本明細,q中に記載した微細球
は何れもが従来から使われてきたものに比べてよく輝く
ため、必要があればシートに使用する微細球の分布密度
を小さくし、1!細球および反射体の製造コストをFげ
ることができ、しかも安いコストでほぼ月等の輝ぎを持
つもの若しくは従来のものよりもよく輝くものを製作ず
ることができる。また本発明によれば、逆反射物体の他
の特徴、例えばカバーフィルムの強靭さ、カバーフィル
ムの引裂強度、シートの白さ等を、逆反射最I?製品の
逆反射輝度を犠11にすることなく理想的な状態に改善
することができる。このように本介明によれば、微細球
を用いた逆反射物体の他の特徴を改善できるだけでなく
、逆反射性能をほぼ同等若しくは従来のものよりも改善
することができる。本明細書中に記載した逆反射物体の
その他の利点には、高い輝度を持つ狭い反射輪郭形状を
使用でき、逆反射の視野角度を狭くする必替のある用途
にも使用することができる。本発明により1クられるこ
の他の利点について、この逆反剖物体の技術分野に熟知
したものには明らかである。
以下、添付図面に沿って実施例を詳細に説明する。
これら図面は本発明の原即を示すものであり、図面が寸
法を限定しているわけではなく、単に説明用のものでし
かなく、別段図示のものに限定されるわけではない。
実施例 逆反射原理を図解している第1図について説明する。5
I1図には逆反射物体2が示されている。
この逆反川物体は、入射光翰の一部を反銅しこの反銅し
た光はほぼ光源に向かって戻ってきている。
第1図には、光ril4または照剖光がヘッドライト(
図示せず)等の離れたGilffにある光源から発躬ざ
れ、進入角度β(入射光I!i14と物体2のf!線6
がなす角e.)で逆反射物体2に衝突している状態が示
されている。鏡面反射の行なわれる通常のミラーを使用
した場合には、跳ね返る光線すなわち反躬光線は垂線の
反対側からほぼ同じ角度で反射体より反剣されている(
図示せず)。散乱表面を使用した場合には、この跳ね返
る光miなわら反躬光線1よ多方向に無差別に反射し(
図示せず)、光源に向けて戻ってくる光線の割合は僅か
でしかない。しかしながら、逆反射技術を用いれば光を
特定の方向に反射させたり光線をコリメート処理するこ
とができ、コリメート処lII! L,た明溜光線をほ
ぼ円錐状に光源に向けて反射さぜることができる。この
円錐の軸線は入銅光線4の軸線にほぼ等しい。「円錐状
の明澄光線」を形成しているため、円錐内の光の強さは
敗乱反射の置きる場合に比べて強力である。こうした逆
反射物体を用いる場合、光1’24の進入角度βが特定
の値を越えなければ光を円錐状に反銅させることができ
る。逆反射物体が光を反射する際のこの光の進入角度づ
”なわらβ角度の相対的な比較評価に際し、そうした明
澄光線の円錐形は進入する光の限界を表わfものとして
使用されることもある。
このような逆反射性能により光は円錐を形作り、蜆察者
が正確に光源と周じ軸線上にいない場合には、この円錐
形状内に観′g者が位貯しているか否かが光の見える限
界である。例えば、車の運転省が道路標識から逆反射し
てきた自分の41のヘッドライトの照躬光線を確認また
は目視できるか否かが問題とされている。逆反射表而ず
なわら標識の反躬方向が入射方向に完全に一致していて
も、入射光線を光源すなわちヘッドライトに向けてしか
正確に反剣できないのであればこうした標識はほとんど
役に立たない。入射光線の軸線から外れてはいるが入銅
光線の軸線付近にいる人が逆反射休の表示を識別できる
ようにするには、逆反射光線を拡大する、すなわち円錐
状に広げる必要がある。
こうした逆反制光線の拡大率は大き過ぎてはならないが
、イi効範囲1なわち円錐の外にも光の拡敗が生じてい
るため、適当な拡大率であっても逆反射明澄度は低下し
ている。光線の屈的により起きる拡大現象は、入躬光線
の軸線に沿って逆反射体より生じている。第1図は、光
線8に生じた入射光1i14の反躬屈曲例を表わしてい
る。入割光1i14と反躬光Il8の間のαで示す鋭角
度は、拡故角度またはIl寮角度として知られている。
道路vA識あるいは高速道路標識の場合、狭い観察角度
は遠い位置から標識を見ることに相当し、また広いII
I角度は近い位置から標識を見ることに相当している。
通常の自動車を例に取ると、約0.1度の観京角度(す
なわち運転者と運転者の側部にあるヘッドライトの間の
拡故角度)は、標識から約1200フィート(365メ
ートル)の距離に相当し、また約0.3度のII察角度
は約400フィート(120メートル)の距離に相当し
ている。
充分な理解を得るために、以下、本発明の逆反射シ一ト
について詳細な説明を行なう。この逆反射シートは、逆
反射物体としては最も一般的な形態である。ただし、本
発明の記載事項に従えば、tlIIl球を用いて異なっ
た構造の逆反射物体を製造できることも知っておく必要
がある。例えば、逆反射被膜やこの被膜」一ティング用
の液体紺或物を製造することもできる。さらに、本発明
の1京理に則って発明を実滴するにあたり、本允明の逆
反射物体は事実上平坦なものでなくてもよく、これに使
用する微細球は事実I:単一の層に配ダ1しなくてもよ
い。
前述したように、微細球を用いた本発明の逆反射シート
は、背面に光学的に連係して機能する鏡面反射体または
散乱反射体等の反躬休を持ち、空気に接して設置た透明
な微細球を備えている,,微細球は、第5図の領域D内
の座標地点に一致する平均屈折率と平均直径を備えてい
る。高い逆反ひ1輝度を得るには、微細球は、好ましく
は第5図の領域C内の座標地点に一致する平均屈折率と
平均直径を備えており、より好ましくは第5図の領域B
内の座標地点、最も好ましい例では第5図の領域A内の
座標地点に一致ずる平均屈折率と平均直径を備えている
。さらに、微細球は、重泪パーセンt〜で約30パーセ
ント以下の直径パーセント範囲、より好ましくは約20
パーセント以下、最も好ましくは約10パーセント以下
の直径パーセント範囲を備えている。gl4I球が第5
図の領域A内の座標地点に一致する平均屈折率と平均直
径を備え、また10パーセント以下の直径パーセント範
囲を備えていれば、逆反射物体は最大の逆反射輝度の得
られることが判明した。
本発明の逆反射シートの図示の実施例q、それぞれが第
2図と第3図に示すような露出レンズ式のものとカプセ
ル封入式のものでおる。何れの丈施例においても、微細
球は空気に接している。
第2図は、本発明の露出レンズ式の逆反射シートの一部
を示している。この逆反制シ一トは微細球12の単一層
を備えている。個々の微細球12は、例えば米国特許第
3.700,305月( Bingham氏)に記載さ
れている形式の不導電体ミラー等の鏡面反射体14を、
これら微細球の背面16に光学的に連係して機能プるよ
うに取りf=jけてある。微細球12はその一部がバイ
ンダ帝18に埋設されている。微細球12の前面20は
バインダ層18から突出し、空気に晒ざれている。
シート10は、必要に応じ、例えば裏側に接r3層22
が設置てあり、シ一ト10を交通標識に使用するアルミ
板等の基材(図示せず)に貼り付番プられるようにして
ある。この接着層221ま、例えば基材に貼り付ける以
前の未使用時には保護用に剥がしテーブ24で覆われて
いる。前述した米国特許第2.363.634号は、露
出レンズ式の逆反射シ一トについて記載している。
第3a図は、本発明のカプセルト1人レンズ式シートの
一部分40を示している。このカプセル封入レンズ式シ
ートは@!II球42の単一層を備えている。個々の微
細球42は、背面46に真空蒸着アルミニウム層等の鏡
面反銅休44を備えている。
微細球42は一部がパインダ層48に埋設され、前面5
0Gよバインダ層から突き出している。シート40は、
さらにカバーフイノレム52を備えている。このカバー
フイルム52ロ微細球42の前『Iiに配直され、バイ
ンダ層48を伴う交差接合部54の格子構造体に沿って
シート40の各所にシール接合されている。
第3b図は第3a図に示したカプセル封入レンズ式シー
トの平面図である。第3b図において、交差接合部54
と多数のセル56からなる格子構造体の一部が図示され
ており、個々のセル56には、例えば数百または数千個
の微細球が封入されている。本発明のカプセル封入レン
ズ式シートの実施例に用いられているセルはこうした数
百または数千の微細球を装備しているが、これら微細球
は事実上バインダ層とカバーフイルムの間の交差接合部
の格子構造体によって取り囲んでシートを製造すること
もできる。米国特許第4,678.695号(同ng氏
、その他の者)は、剥離抵抗に特に優れた接合部格子構
造体により微細球を事実上個別に取り囲んでいるカプセ
ル封入レンズ式シ一トを明らかにしている。
本允明のカプセル封入レンズ式シートの他の実施例では
、セルの内側の微細球の前面をカバーフィルムで覆い、
シート前面に付くことのある水やその他の物質が微細球
そのものに付着しないように構成することもできる。そ
うしたシートでは、微細球の前面はカバーフイルムの内
側に接触させておくか、またはカバーフイルムに接線方
向にのみ接触させておくか、あるいロ微細球の前而から
カバーフイルムを離して配置し、微細球とカバーフィル
ムを事実上接触さじないでおくこともぐきる。こうした
例では、本発明のカプセル封入レンズ式シートに使われ
ている微細球は空気に接した状態にある。ただし、これ
ら微細球は一定の条件の下にカバーフイルムに接触させ
ておくか、またはシート内部のセル内に空気以外のガス
を充填し、微細球の前面を光学的な境界面とし露出レン
ズ式構造の場合と事実上同じ条件にしておくこともでき
る。カプセル封入レンズ式逆反射物体の例が、前述した
米国特許第3,190.178号および米国特許第4.
 025. 1 59@ (HcGrath氏)に記載
されでいる。後者の米国詩許は、逆反射シートのバイン
ダ層にカバーフイルムを宛てがってシールを行なう改良
された方法を明らかにしている。これら特許の詳細な説
明は、ここで特許番弓を引用することにより省略する。
本発明は、平均屈折率と平均直径の特竹同志の111]
連性、およびこれら特性と逆反射物体に使われる微細球
の直径分布、曲びにこの逆反射物体により{9られる逆
反D4輝度の特性とのIll達性を発見した点にも関係
している。本件出願の発明壱の知る限り、これらのII
I達性およびこれら関連性を?2理づることによって得
られる利点の重要性について従来は全く知られていなか
ったものである。空気に接する微細球を使用した逆反射
物体の逆反射輝度、とりわけ約0.5度までの拡散角度
の下での逆反射輝度は、微細球が少なくとも約1.91
5の平均屈折率と少なくとも約75ミクロンの平均直径
を備えていれば最大となる。この場合の平均屈折率と平
均直径は第5図の領域D内の座標地点に一致しており、
約30パーセントまたはそれ未満の直径パーセント範囲
を備えていることが好ましい。高い逆反射輝度を得るに
は、微細球は少なくとも約1.915の平均反射率と少
なくとも約75ミクロンの平均直径を備えていることが
tjrましい。この場合、平均屈折率と平均直径は第5
図の領tiIC内の座標地点に一致しており、より好ま
しくは第5図の領域B内、最も好ましくは第5図の領域
A内の座標地点に一致する平均屈折率と平均直径を備え
ている。例えば、本発明の一実施例においで、微細球が
約1.951の1V均屈折率、約148ミクロンの平均
直径および約13パーセントの直径パーセント範囲を備
えている露出レンズ式シートでは、約0.10度の観察
角度の下で、約1384カンデラ/ルクス/平方メート
ルの逆反射輝度を備えている。これに対し、約1.91
2の平均屈折率、約62ミクロンの平均直径および約4
4パーセントの直径パーセント範囲を備えている微細球
から構成された同種のシートは、同じ観察角度の下で、
約626カンデラ/ルクス/平方メートルの輝度を備え
ている。
さらに、本発明によれば個々の逆反射物体の拡散輪郭形
状は従来のものよりもより鮮明に描くことができる。こ
のことは、本発明の記載事項に則って考えれば容易に理
解できることである。このように逆反射物体の持つ最大
逆反射H度は従来に比べて高く、これに加えて適切な平
均屈折率と平均直径を選択すれば、微細球の固有の平均
値を統計学的に狭い寸法分布、例えば、好ましくは約3
0パーセントまたUそれ未満、より好ましくは約20パ
ーセント以下、最も好ましくは約10パーセント以下に
収めることができる。あえてこの理論によらなくても、
逆反射物体に用いた微細球が狭い直径パーセント範囲内
に収まっていれば、個々の微細球の光学特性はさらに一
定に且つ安定化し、結果的に、逆反射物体の逆反射性能
をより安定的にしかも容易に制御できるようになる。
本発明の逆反射物体とは異なり、平均屈折率が低くしか
も平均直径の小さな微細球からなる従来のシートでは、
屈折率と直径の分布範囲はかなり広い範囲にばらついて
おり、例えば直径パーセントは約35から45パーセン
トの間の範σロまたはそれを上回る範囲にある。直径バ
ーヒン1・範囲が大きくばらついているため、そうした
物体内の個個の微細球の光学特性は広範囲に異なってお
り、本発明のように逆反射性能を高めることができ4K
い。例えば、Se i bu社から販売されているUL
TRALITEのブランド名の逆反射シートは、約60
ミクロンの平均直径、約1.911の平均屈折率および
約29の直径パーセント範囲を備えた微細球を使用して
いるもののようである。
これに対し、本発明の逆反射物体を!l造する際には、
この逆反射物体に用いる微細球41本明細書に記載のよ
うにして望ましい平均屈折率と平均直径のものが注意深
く選択される。こうして選択される多数の微細球は、好
ましくは約30パーセント以下の直径パーセント範囲を
備え、より好ましくは約20パーセント以下、最も好ま
しくは約10パーセント以下の直径パーセント範囲を備
え、狭い拡散角度でも非常に明るく輝く逆反射物体を得
ることができる。
微細球の屈折率を決定する要素の一部には、微細球の原
材料の組成物、使用する製造法、例えば製造中の温度管
理技術がある。前述した米国特許第3.946.130
号は、本発明の物体に使用する微細球製造に適した一連
の組成物について記載している。またこの特許U、微細
球の戒形過程、とりわけ微細球の直径が揃っていない場
合には汚染物質の蒸散速度が違ってくるため、微細球の
内側屈折率に差の生じることを説明している。微細球成
形に利用する周知の製法の例として、火炎成形法あるい
は火炎溶融法がある。微細球の成形に伴い微細球は数多
くの工程を経て取り扱われ、単一の火炎成形法により同
種のガラス組成物原料から成形した微細球に比べてより
高い屈折率を備えた微細球を生産することができる。
微細球の屈折率は他の処理法によっても変化させること
ができる。例えば、ガラスの転位温度よりも高いがガラ
スの特性結晶温度以下のa!度まで微細球を加熱処理す
れば、微細球の屈折率を高めることかできる。熱処理法
として説明されるこうした製法は同時に微細球の透明度
を高める役割も果たし、また微細球から汚染物を蒸散さ
せる等して微細球内に好ましくない欠陥部や割れ目がで
きに<<シている。米国特許第3.149,016号(
Tung)はそうした処理法を明らかにしている。
多段階火炎溶m法と引き続いて行なわれる熱処理法を組
合わせ利用すれば、製造している多数の微細球の平均屈
折率を高め、屈折率のばらつきを少なくし、またその他
の光学特性についても個々の微細球相互間のばらつきを
小さくすることができる。以下の表はそうした製法によ
る成果を示している。
1            1.9252      
      1.940       1.9553 
          1.949      1.95
94           1.950       
1.9655           1.953   
   1.9671熱処理前の屈折率 2熱処理後の屈折率 表の結果から、回数を繰り返すにつれて最終的な数値は
ガラス組成物の所定の初In値に接近していくことが読
み取れる。
本発明の利点(よ、微細球が本明m書中で指摘したよう
な屈折率特性を備えており、しかも様々な組成物からな
る微細球の得られることにある。
本発明は、さらに、f!i細球を使用した物体の逆反剖
特性が、使用ざれている微細球の平均寸広にある程度依
存しているとする発見にも関係している。空気に接して
いる形式の微細球を使用した逆反射物体の場合、微細球
が少なくとも約1.915の平均屈折率と少なくとも約
75ミクロンの平均直径とを備え、平均屈折率と平均直
径が第5図の領域D内の座標地点に一致すれば、最大の
逆反射輝度の得られることが判明した。高い逆反射輝度
を得るには、微細球が少なくとも約1.915の平均屈
折率と少なくとも約75ミクロンの平均直径を備え、こ
れら平均屈折率と平均直径が第5図の領域C内の座標地
点に一致するようにしておくのが好ましく、より好まし
くは第5図の領域B内、最も好ましくは第5図の領MA
内の座標地点に一致する平均屈折率と平均直径を備えて
いることである。そうした実施例ずなわら本発明の逆反
射物体の中でも露出レンズ式シートおよびカプセル封入
レンズ式シートの例で41狭い拡散角度で最大の逆反t
fJicaを得ようとする場合、llI論屈折率は約1
.940である。
理論平均直径は、目祝する幾何学形状、すなわちこの逆
反射製品を使用する際の観察角度または拡散角度と、逆
反射物体の微細球の背面に光学的に連係してm能するよ
うに用いられる反射体の形式とを参考にして求められる
ことが判明した。またこの理論平均直径は、微細球が散
乱反射体を備えている場合には、微細球が光学的に連係
して機能する鏡面反射体を備えている場合の直径に比べ
て幾分大きいことも判明している。これらの判明事実を
表に表わすと次のようになる。
観察角度  平均!lN[旧1 (度)  反躬体: LJ O.00              1610.05
              1490.10    
         1360.15         
     1240.20         111 0.25         98 (ミク口ン》 数一五 164 151 150 143 136 129 1表示されたII寮角度において、逆反射輝度が最大と
なる平均直径。
このL!!!論によって閏係数鎮を特足する意図はない
が、反銅休が鏡面形式のものに比べて反躬体が故乱形式
のものの方が即想的な平均微細球直径は大きくなるよう
である。このことは、入射光が微細球によって焦点合わ
せされ、且つ背面にあって光学的に連係して機能づる反
射体により反国されるメカニズムの違いによるものであ
る。
平均屈折率、微細球の平均直径並びに寸法分布は、微細
球を製造する方法を考慮に入れて決定される。微細球を
製造した後に、例えば、微a球はスクリーンによる篩分
けまたは空気式分別法等の技術を用いて分類され、最終
的に必要とする平均直径および寸法分布を持つ微細球を
入手することができる。例えば、米国特許第4.213
,852号( Etkin氏)は、寸法に応じて微細球
を什分けする方法を明らかにしている。
これに対し、本発明によれば、平均寸法および寸法分布
に従い微細球を高精度で篩分けして本明Isに記載の直
径パーセント範囲に納め、大幅に逆反ti4輝度を高め
ることができる。このことは本発明により初めて可能に
なったものである。
本発明の物体に使われている微細球は、均一でしかも効
果的な逆反射を行なうためにほぼ球形をしていることが
好ましい。本発明の物体に使われている微細球は、少な
くとも逆反射を必要とする波長の光に対しては事実上透
明であり、吸収される光の畿をできるだけ少なくして、
本発明の逆反射物体が逆反射できる光の甜をできるだけ
多くすることが好ましい。さらに、使用ざれる微細球は
ほぼ光学的に均質であることが好ましい。ナなわら、こ
れら微細球には事実上気泡がなく、また望ましい逆反射
の障害となることのある欠陥箇所が内部に存在しないこ
とが好ましい。
本発明の物体に使用されている微細球は、典型的な例で
はガラスから作られている。ガラス製の微細球は、通常
コストが安くて済み、また硬く耐久性に富むため好まし
い。硬くしかも耐久性に宮む特徴は、特に本発明の露出
レンズ式の実施例にとって重要な要系である。実用的な
種類のガラスの配合或分には、例えばバリウムチタンや
鉛シリ力あるいはこれら両者を講質剤と共に含有したも
のがある。しかしながら、本発明の物体は、必要な屈折
率および寸法特性の得られるものであれば、様々な複合
成分からなる微細球を用いて構成することができる。
前述したように、本発明の逆反射物体の微Il球は、背
面にあって光学的に連係して機能する反対体を備えてい
る。この目的に使用可能な反銅体の材料には、例えば真
空メッキまたは蒸着被覆、あるいは化学メッキされる銀
もしくはアルミニウムがあり、こうした素祠を用いて鏡
面反躬休が構成されている。アルミニウムまた(.t銀
の蒸着被簡によれば非常に高い逆反射輝度が得られるた
め、般的に好ましい。銀被覆の反射色の方がアルミニウ
ム被覆の反則色よりも好ましいが、銀の反割被覆はアル
ミニウム被覆に比べて屋外でのV露に弱く急激に劣化す
るため、屋外用途には通常アルミニウムの蒸着被覆が使
用される。前述した米国特許第3,700,305号(
 Binghas氏)は、反射体として使用する不導電
性被覆を明らかにしている。この米国特許の記載内容に
ついては、ここで特許番号を引用することによりその説
明に代える。そうした反銅体は通例では2つまたはそれ
以上の屈折率の異なる層からできでおり、こうした反射
層を本発明の逆反射物体に使用することもできる。
必要とあらば、本発明の逆反射物体に敗乱反躬休を使用
することもできる。例えば、微HI2の一部をバインダ
層に埋設することができる。このバインダ層は事実上透
明であるのが好ましく、例えば酸化チタン、金属粒子あ
るいは真珠状粒子等の反射色素粒子を、少なくとも微細
球の背面に隣接したバインダ部分、すなわち光学的に連
係して機能するバインダ部分に混入しておくことができ
る。
こうした構造を用いる場合、粒子は例えば前述した材料
の粉砕物からなり、これら材料はgIll球の背面に最
も近い部分にほぼ接線方向に向けて配置しておくのが好
ましい。米国特許第3,758.192号( 8ino
ham氏)は、t<イン’l材F41fim珠粉末を含
有する逆反射物体を明らかにしている。
米国特許第4,763,985号( gingham氏
)は、不導電性ミラーとバインダ材料に真珠粉末を加え
たものを反射体系に組合わ吐使用した逆反射物体の例を
示している。この特許の内容については、ここで特許番
号を引用することによりその説明に代える。こうしてで
きた反劃体は、必要に応じ、本発明の幾つかの実施例に
使用することができる。
例えば、微細球を用いた類似した構造の逆反射物体、す
なわち同じ寸法および特性を備えた微細球からなる逆反
射物体であって、鏡面反射体、2層式の不導電性反躬体
または散乱反躬体を装備したものは、それぞれが約10
0ユニット、約35から約45ユニットおよび約5から
約15ユニットの相対逆反射性能を発揮することができ
る。
Iyi述したように、故乱反射体を持つglIl球に適
した平均直径は、鏡面反射体を持つ微細球のI!l!想
的な平均直径よりも僅かに大きいことが判明した。
この理論に固執するつもりはないが、こうした現象は、
入躬光が微細球により焦点合わせされるメカニズム、お
よび散乱反射体によって入射光を反劇する方式によるも
のと想像される。また、微細球により光を反剣する隔の
球面収差もこうした現象に対する影響因子である。
典型的な例ではバインダ層は、既に説明したように耐久
性のあるボリマー材料から構成されている。このボリマ
ー材料は微細球によく付着ツるが、逆反射物体の他のエ
レメント、例えば反朗体やこの反射体の構成S索(例え
ば、色素粒子や金属粒子)、あるいはカバーフィルム等
にも付肴しやすいものが好ましい。多くの例ではバイン
ダ層は可撓性を備えている。従って、出来上がったシー
ト製品は取扱いに際し折り曲げたり変形させることかで
ぎ、また平坦な形以外の最終的な形状に成形される。ま
たバインダ層には、物体全体の白さを増すために、色素
、例えば酸化チタン等の白色染利を含有させておくこと
ができる。しかしながら、こうした方法とは別に、バイ
ンダ編には他の着色剤、例えばバインダ層を黒色、青色
または赤色の色素剤若しくは染料を組み合わせて使用し
、バインダ層を必要とする色調に染めることもできる。
本発明の逆反射物体に使用できるバインダ材料には、例
えば熱可塑性ボリマー系材料、熱活性望ボリマー系材料
、紮外線硬化ボリマー系材nおよびEピーム硬化ボリマ
ー系林料が含まれる。
またバインダ層は、例えば耐候性改善剤、安定化剤、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、エネルギー吸収剤等の1種類
またはそれ以上の種類の保護剤、あるいは接着促進剤を
含有することができる。これら混入剤は、シートを利用
する用途に応じ必要とする特性を考慮に入れて選択され
る。
前述したように、本発明の一部の実施例では、逆反射物
体は、米国特″R第3.190,178号および第4.
025,159号に記載されているようなカバーフイル
ムを微細球の前面に配置しておくことができる。空気に
接する微細球を用いた逆反射シートのカバーフイルムは
、例えばバインダ層のバインダ材料からなる交差格了接
着部を介しシートに固定されている。この接着部は密封
シールセルを形成し、この1!刺シールセル内に大多数
の微細球例えば数千個の微細球を収容し、周囲の同じよ
うなセルから分割しておくことができる。
米国特許第4. 025. 1 59jl (14cG
rath氏)は、カプセル封入レンズ式シートの改良例
を明らかにしている。この特許に利用されているバイン
ダ層とカバーフィルムの改良接着法は、硬化可能なパイ
ンダ層材料を使用することに特徴がある。
これとは別に、米国特許第4.678.695M(Tu
ng氏)に記載されているように、パインダ材料の交差
格子接着部により個々の微S+球を取り聞むこともでき
る。これら特許に記載されている内容の説明は、特許番
月を引用することで省略する。
カバーフィルムは、例えば耐候性に優れた透明度の高い
フィルムである。逆反射物体の用途に応じてカバーフィ
ルムに可撓性または剛性を持たせることがでぎ、傷の付
きにくい耐衝撃性に富む伸長可能なまた番よ伸民不能な
性質等を持たせることもできる。カバーフィルムを構成
する材料には、ポリエチルメタクリレート、ポリエチレ
ン・テレフタレート、セルロース・アセテート、セルロ
ース・アセテート・ブチレート、ポリカーボネイト、ビ
ニル・ブチレート、ポリエステル、アクリレート、ナイ
ロン、ポリビニルクロライド、ポリウレタン等がある。
米国特許第4.637.950号( Beraeson
氏その他の者)は、異なった2つのボリマー相(pha
se )を持ち層分離の起きにくい2軸延伸カバーフィ
ルムを明らかにしている。この特許の記載内容について
の説明は、特許FIi号を引用することにより省略する
。カバーフィルムは、シートを利用する所望の[Fを考
慮に入れて、1種類またはそれ以上の棒類の耐候剤、安
定化剤、酸化防止剤、エネルギー吸収剤等を含有するこ
とができる。またカバーフィルム自身を保護すると共に
逆反射シ一トの下側エレメントを保護するために、紫外
線吸収剤をカバーフィルムに混入しておくこともできる
。さらに、出来上がった製品に所望の色合いを持たせる
ために、1種類またはそれ以上の種類の着色剤を混入し
ておくこともできる。そうした着色剤は、カバーフィル
ムの透明度を所望のレベルに保てる染料またはその他の
実賀的に透明な薬剤である。
再び第2図を参照する。必要に応じて、シート10のバ
インダ層18の実側に接着層22を塗布しておくことが
できる。接着層22を使用すれば、交通規制権や交通標
識(図示せず)等の表面にシ一ト10を貼り付けておく
ことができる。先の説明から明らかなように、貼り付け
を必要とする基材の特徴、シート10を貼り付けようと
する現場の条件、および貼り付けた後の現場環境に応じ
て接着剤22が選択される。使用可能な接着剤の種類に
は、例えば感圧接着剤、熱活性化接着剤、および化学的
硬化接着剤等がある。多くの場合、接Wl!22は貼り
付けるまでは剥し保護テープで覆っておかれる。
第4図は、本発明の逆反射物体の2つの実施例の相対拡
散輪郭形状(曲!i1Gおよび口〉と、従来の1l細球
を用いた逆反射シ一ト(曲11F)とを比較したグラフ
である。このグラフのy軸には逆反射1i11flfを
、またX軸には拡散角度を表わしている。
グラフに示すように、本発明の実施例の一部のものは小
さい拡散角度でも最大の輝度を示しており(曲IlN)
,また他のものく曲線G〉では、幾分広い拡散角度の時
に従来の逆反射シ一トよりも高い輝度を示している。
狭い拡散角度で著しく高い輝度を示す曲線口の実浦例の
ものは、前述した米国特許第4.726,134号に記
賊されているような可変コントラスト道路標識の背景材
料として使用するのに適している。
本発明によって得られる高い明清度の逆反射特性が第6
図から第9図にかけて示されている。これらの図は、t
l綱球の屈折率と平均直径が逆反射物体の逆反射Ilr
!1に及ぼす影響を、それぞれ0.10度、0.15度
、0.20度および0.25度の拡散角度に分けて示し
ている。これらの図については、以下の実例2で詳しく
説明ざれている。
前述したように、本発明によれば多くの利点が得られる
。例えば、本明糟書に記載のように微細球を用いて構成
した逆反射物体は、微細球を用いたシートでは従来得ら
れなかった輝度を得ることができる。本明細自に記載さ
れている微細球は従来から使われてきたものに比べて何
れもがよく輝くため、必要とあらばシートに使用する微
細球の密度を小さくし、微細球および反射被覆の製造に
要するコストを下げることができ、あるいは逆反射輝度
すなわち逆反射性能を事実上等しく保つかまたは改善し
ながらもコストを下げることができる。
さらに本発明によれば、例えばカバーフィルムの強靭さ
、層状剥離抵抗等の他の性能を向上させると同時に、逆
反射性能を事実上等しく保つかまたは改善しながらも他
の性能を向上させ、輝度を低下させることがない。例え
ば、本発明のカプセル封入レンズ式シートの実施例に用
いられている微細球の密度を小さくしても、カバーフィ
ルムに対するバインダ層の接着性を改善でき、また微細
球を取り囲んでいる目視可能な白色バインダ層の比率を
高めてシート全体の白さを際立たせることができる。し
かも本発明によれば、シートは高いレベルの逆反射鐸度
を持つことができる。あるいは、先に指摘したちの以外
の材料であっても実際に使用できるものであるならば、
たとえ透過性の悪いものであってもこれを用いてカバー
フイルムを作ることができる。本発明によれば微細球の
逆反fNu度を高めることができるため、強靭なカバー
フィルムにより透過率が下がり逆反射輝度が恢下するケ
ースでも支障なく使用できる。
本発明の微細球を用いた逆反射物体は、鏡面反射体を使
用する例では、約0.20度以下の1種または数種の拡
敗角度の下で少なくとも約800カンデラ/ルクス/平
方メートルの1露出レンズ逆反射輝度」が得られ、また
他の逆反射物体の例では、そうした1種または数種の拡
散角度の下で少なくとも約1 000の輝度または少な
くとも約1300カンデラ/ルクス/平方メートルもの
輝度が得られている。用語「露出レンズ逆反射輝度」は
、微細球の前面にカバーフィルムを配置していない状態
で測定した微細球を用いた物体の逆反射輝度を意味して
おり、異なった物体の逆反射性能を酋遍的にまたは統一
的に表現するのに用いたものである。尚、カバーフィル
ムの特性の違いによる変化は考慮に入れていない。
優れた逆反射輝度の得られることに加えて、本発明の微
細球を用いた逆反射シ一トの他の利点は、高い輝度を持
つ狭い拡散輪郭形状または観察輪郭形状が得られ、そう
したシートを狭い拡散反射を必要とする用途に使用でき
ることである。
第11図の示す領域Eは、少なくとも約75パーセンi
・の最犬逆反射輝度の得られる、本弁明の一部の有用な
実施例にお1ノる平均直径と平均屈折率の座標位置に相
当しでいる。
本発明の他の有用な実施例の中には、前述した米国特許
第4.726,134号に記載されているようなil変
コントラスト4ff識の例がある。本発明によれば、そ
うした標識の背歯部分に使用ずるのに特に適している。
この背頂部分は、遠い視野距離に相当する狭い観察角度
の下で高い逆反射輝度を必要とする部分である。しかし
この部分は、接近した位置の標識を見る場合に相当する
広い観察角度の下では紋l!部分に対し相対的に輝きの
程度が低く、標識の紋様部分とam部分のコントラスト
を際立たせている。第10図は、0.1度と0.25度
の拡故角度における代表的な逆反射物体の逆反射輝度の
比率を示しており、前述した特許に記載されているよう
な可変コントラスト標識の背景部分に使用する各種の微
細球の相対的利用度の尺度として使われる。この図を参
考にして以下の表2および3のデータを調べれば、背景
区域と紋様区域を備えた耐変コントラスト標識を製作で
きることが当業省であれば理解できる。背頽区域は、背
面に光学的に連係して機能する反躬休を持つ透明な微細
球を備えており、これら微細球は空気に接している。さ
らに1!柵球は、約110から約200ミクロンの範囲
の平均直径と、約1.915から約1.950の範囲の
平均屈折率を備えている。背5部分に使用されている微
細球の寸法と屈折率の理想的な取合せは、標識の設直さ
れる現場の景観に合わじて選択される。
本発明の微細球を用いた逆反射物体は、故乱反射体を使
用する194では、約0.2011以下の1種または数
種の拡故角度の下で少なくとも約30カンデラ/ルクス
/平方メートルの「露出レンズ逆反射創Lが得られ、ま
た他の逆反射物体の例では、そうした拡散角度の下で少
なくとも約45カンデラ/ルクス/平方メートルの輝度
を備えたものが得られている。
本発明によれば、本発明の微細球を用いた逆反射物体は
、不導電性反射体を使用する例では、約0.20度以下
の1種または数種の拡散角度の■で少なくとも約300
カンデラ/ルクス/平方メートルの「露出レンズ逆反綱
輝度」が得られ、また他の逆反射物体の例では、そうし
た拡散角度の下で少なくとも約400カンデラ/ルクス
/平方メートルの輝度を備えたものが得られている。
さらに本発明を利用すれば、例えば{1)1よぼ半球形
の反躬体を備えた透明な微細球と、(2)バインダ材料
と、(3)揮発剤とでなる逆反射被膜形成用のコーティ
ング組成物を製造することができる。この場合の微細球
は、少なくとも約1.915の平均屈折率と少なくとも
杓75ミクロンの平均直径を備え、これら平均屈折率と
平均直径は第5図の領域D内の座&jjtil点に一致
している。
第12図は、例えば米国特許第3.700.305号に
示されているような、不導電性反剣体114を持つ微細
球112を備えた物体110を示している。微細球11
2の少なくとも一部分は、基材118のバインダ116
内に多層形態に配置されている。
用語説明: 特に取り決めてある場合を除き、水明Ill中で使用さ
れている以下の用.!8は次のことを意味している。
「観察角度」または「拡散角度」は、第1図で言えば角
度をαを示しており、光源から送られてくる光の光軸と
、標的の微細球およびこの標的の微細球から観察者また
は目視名に至る@線とのなす角度に相当している。
「輝度」は、逆反剣表面の単位面積当たりnつ単位人例
光当たりの逆反射光の固有強度を怠味し、カンデラ/ル
クス/平方メートルの単位で表わされている。
「拡散輪郭形状Jは、第4図に貝休的に示すように、逆
反射物体の逆反射輝度と拡敗角度の関係をグラフィック
描写した場合の形状である。
「平均微II球直径」は、重弔を基準とした微細球の平
均直径である。
「微細球直径範囲Jは、寸法に従った微細球分布のばら
つきの程度を表わしている。この用詔は、本明細m中で
は、微細球集団の重量に基づいた、第5および第95の
累梢百分位数の直径の間の違いをミクロンで表わしてい
る。第5の百分位数は、微細球の内の重緒で5パーセン
トのものが大きな直径をしている際にその直径を、また
第95の百分僚数は、微muの内の・B組で95パーセ
ントのものが大きな直径をしている際にその直径を表わ
している。
「直径パーセント範囲Jは、微細球直径範囲を平均a径
で割算し、得られた値をパーセントで表わした時の範囲
である。従って、約50ミクロンの平均直径を備え且つ
約25ミクロンの微細球直径範囲のサンプルの場合は、
約50パーヒントの直径パーセント範囲を備えているこ
とになる。
事例 以下、具体的な事例に基づいて本発明を詳細に説明する
。これら事例(よ、別段本発明を限定するものではない
特に取り決めてある場合を除き、以下の試験法を用いて
事例で説明した逆反射物体についての敗値を求めた。
屈JL率 各微細球サンプル群の平均屈折率は、各市から約100
個の微細球の代表サンプルを抽出し、これら微細球を粉
砕し、前記へツケ線に従って屈折率の厠定を行なって求
めた。このベッケ線法は、米国、イリノイ州、シカゴに
あるHCCrOneResearch Institu
teから発行のWaiter HCCrOnQ氏その他
の者による「偏光顕!HIIJに記載されている。
象量IJとL生匙上 微細球群の平均直径は、微細球群より微細球の代表サン
プルを抽出し、これらサンプルをl! 11 8Mのス
ライド上に散開させ、顕微鏡下に設置した顕微鏡測定格
子を用いて微細球のIIJ径を測ることにより行なわれ
る。50011fの微細球から求めた数値の平均を取り
、個々の群の平均直径が求められる。
逆反射輝度 逆反射輝度は、米rB国防技術公報T987.003号
に記載されているような逆光測定器を使用し、−4度の
入射角を基準に所定の拡散角度で測定が行なわれた。ま
た合衆国連邦技術公報370、L S − 3 0 0
シリーズ、FP−74シリーズにも、実用装置が記載さ
れている。尚、この測定装賀は、合衆19連邦技術公報
370の取扱い説明■に記載の比較法を用いて操作する
ことができる。
事例1 シ一ト■としてここに言及する露出レンズ式、ずなわら
カバーフィルムを装備していない逆反射シートは、約6
2ミクロンの平均直径、約1.912の平均屈折率およ
び約42パーセントの直径パーセント範囲を持つfal
rl球を用い、従来の原理に則って製作ざれた。このシ
ートの逆反剃#度は、0.1度、0.3度および0.5
度の観察角度の下で求めた。これら輝度の数値は、カン
デラ/ルクス/平方メートルを単位とし、以下の表1に
まとめてある。第4図の曲線Fは、シ一トIの拡散輪郭
形状を表わしている。
またシ一ト■としてここに言及する本発明の露出レンズ
シ一ト#よ、約98ミクロンのツ均fi径、約1.93
3の平均屈折率および約21パーセントの直径パーセン
ト範囲を持つ微細球を用いて製作された。このシートの
逆反射111f度は、0.1度、0.3度および0.5
度の113!察角度の下で求めた。
これらXi度の数値は、カンデラ/ルクス/平方メート
ルを単位とし、以下の表1にまとめてある。
第4図の曲JIGは、シ一ト■の拡故輪郭形状を表わし
ている。
シ一ト■としてここに言及する、本発明の他の実浦例に
係る露出レンズシ一トは、約148ミクロンの平均直径
、約1.951の平均屈折率および約13パーセントの
直径パーセント範囲を持つ微細球を用いて製作された。
このシートの逆反射輝度は、0.1度、0,3度および
0.5度の観察角度の下で求めた。これら輝度の数値は
、カンデラ/ルクス/平方メートルを単位とし、Lス下
の表1にまとめてある・。第4図の曲線口は、シ一トm
の拡散輪郭形状を表わしている。
表  1 ■       625        435   
     200II        880    
    450        95DI      
  1385        355        
 72こうして製作された微細球の特性およびこの微細
球から得られる逆反射性能について、表2はこれらを列
挙している。
事例2 異なった平均直径、平均屈折率およびパーセント範囲の
微細球の多数レンズ露出式サンプルについて、それぞれ
の逆反射輝度の測定を行なった。
表2にリストアップした個々のサンプルは、ポリエチレ
ン被覆紙キャリャウエブ上に所定の特性を持つ微細球の
単一層を敷き、これを加熱し慣用されている技術に従っ
て微細球の一部をウエブに埋設することによりサンプル
を製作した。さらに微細球の露出面、すなわち背面にア
ルミニウムを蒸看させて被覆を形成した。次いで微細球
に慣用技術を用いてバインダ層が形成され、その後キャ
リャウェブを除去して微細球の前面を露出させた。
東ユ 62.0  42 +44.9  12 138.2  8 +32.9  8 129.3  8 126.6  9 125.5  9 114.7  10 4112  TO +06.8  11 1.918 1.903 +.SOa 1.908 19o9 1908 19o9 1.906 1916 1916 108.5  11 104.4  13 207.2  9 193.3  12 180.9  15 168.7  11 +64.9  12 158.8  +0 153.3  11 145、910 1.915 1.921 1930 1.932 19お 1.941 1945 1.939 1.941 1949 22  134.912   1.951;   3”
  1092   948  772   58946 25  110.3  11 1.973 3”  723   664 589   !)03 128 28  182.7  12   1.92629  
173。5  9   1.92530  164.1
  10   1.9262”  618 2”  696 2”  830 343   147    85   180419 
   199    103   2!18561  
  342    161    290157.7 
 1G 145.7  9 137.7  10 131.0  9 +25.9  9 118.8  8 114.0  8 11G.1  8 104.2  11 %,69 1932 194G 1.945 1949 1955 1.%0 1.彊A I.967 1.970 1972 148. 0 13B. 1 129. 5 1219 114.5 107. 1 19s1 1.9[i3 1.968 1.97G 1.976 1.978 192.2  11 182.0  13 172.2  13 163.0  14 155.2  14 147.4  +2 133.2  14 124.3  12 112.4  13 104.7  7 1.927 1930 1.933 1.939 1945 1.956 1.978 1ツ巧 1.986 1.992 170.9  12 γ3.89 70.6  +4 67.1  15 64.8  17 62.8  16 60.4  16 2. 00? 1908 1.903 19o6 1.911 1.915 1.905 58.3  19 56.6  1B 54.5  22 53.0  23 50.8  18 50.3  18 49、O  Is 47.3  19 105.4  9 101。511 1909 1.90g 1.919 1.917 19+5 1.923 1.925 1g22 1.908 1.903 99.2  8 郭,58 匍.57 176.0  17 1&4.7  13 154.2  11 146.9  9 141.5  9 137.6  TO 128.2  10 118.7  11 109.7  8 103.3  7 97、28 91.6  1t 87.1  7 話.67 81.1  7 76.9  7 141.5  9 1.996 1999 2.004 1957 L %2 1.966 1.968 1911 2. 00? 2.010 2.014 2.022 2.024 2.024 2.02g 2.030 2034 2.030 2.041 1.998 98.0  14 側.811 86312 羽.112 問.313 78.1  13 14.615 話.330 65.9  48 69.8  38 71.7  31 簡.624 65.6  18 61.8  15 (資),113 56、113 54.8  12 53.9  +3 52.9  13 52.5  16 19o7 1908 1908 19o8 1911 1.913 1910 1886 1885 1.880 1874 1.874 1.873 1.8?2 1812 1.876 1.869 1.879 1.878 1817 516  18 49.8  21 84l9 73.8  10 73j  10 66.6  13 62.3  15 58.9  17 55.9  18 53.8  16 1.880 1874 L928 1931 1928 1.928 1931 1.940 1.937 1930 53.5  16 50.3  48 48.0  18 46.2  19 MO.+  48 m.9  42 11L5  52 111.5  52 m.5  52 109.4  27 1.930 1930 1936 1930 1904 1920 1931 1931 1.931 1.931 !49.3 .21 +49.3  21 131.5  48 +21.2  15 1+0.5  12 +03.4  10 97.9  10 91.5  11 115.0  12 89.1  II +.906 1go6 1920 1.920 1。927 1.927 +.933 1.938 ?.93Jl 1936 81911 79.7  +6 78.9  22 72.3  26 1.936 1938 1951 1.948 1032R +03.2  +7 97.7  21 97.7  21 95.6  12 87.3  10 8529 8179 80.8  12 76.2  27 1.93+ 1.931 1933 1.933 1933 1.948 1945 1944 1944 1944 73.2  35 72.2  37 &[l.9  38 68.1  43 68.+  43 66.6  45 66645 197.4  15 +80.+  15 +62.0  16 1956 1.957 1961 1959 1959 1959 1959 1899 1899 1899 1平均直径はミクロンで表わされている。
2パーセント範gn。
3S!.均ベツケ線屈折率。
4火炎溶融回数。尚、星印は微細球を約30分間にわた
り約摂氏635度に加熱する熱処即を加えたことを表わ
している。
5カンデラ/ルクス/平方メートルを単イ☆とする逆反
!}l輝度。
6ts械の不調により測定結果使用不能。
事例3 異なった平均直径、平均屈折率およびパーセント範囲の
微細球の多数のレンズ露出式リンIルについて、それぞ
れの逆反射輝度の測定を行なった。
表3にリストアップした個々のサンプルは、アルミニウ
ム蒸着被覆の代わりに微細球干にバインダ組成物含右反
射粒子を接触さtff(反田体を形成した構造が事例2
と(J異なってJ3り、それ以外の点は事例2と同様に
してサンプルの製作が行なわれた。
こうしで製作された微細球の特性J5 .上びこの徴細
球から得られる逆反射性能について、表314これらを
列挙している。
144.9  12 138.2  8 1:l2.9  8 +29.3  8 126.6  9 +25.5  10 114.7  10 111.2  10 106.8  11 +06.5  II +04.4  13 207.2  9 193.3  12 1B0.9  15 i68.y  I+ 164.9  12 158810 153.3  11 +45.9  10 +40.0  TO 1.903 1.’ll08 1908 1.909 1908 1909 1.906 1916 1916 1.915 L92+ 1930 1932 1.935 1.941 1945 1939 1.94+ 1949 L953 五一ユ 134.9  12 131.2  13 118.9  14 110.3  11 102.9  11 ’u9+0 182.7  42 +73.5  9 164.1  10 +57.7  10 145. 7 137. 7 1310 1259 +18.8 114.0 1101 104.2 %.6 90.6 1.956 L966 1911 1973 1976 1984 1.926 1925 1Q26 1932 851 関.5 76.8 148.0 138.1 1295 121.9 1145 1011 1922 +82.0  13 172.2  13 163.0  14 155.2  14 147.4  13 +33.2  14 124.3  12 112.4  13 +04.7  7 9928 1.984 1.9a5 1988 1951 1彊追 1.968 1.970 1.976 1.978 1.927 1.930 +.933 1.939 1.945 1956 1978 19a5 1986 1.992 1996 領.57 176.0  17 164713 154.2  12 146.9  9 14159 137610 128.2  10 118.7  11 2.004 1。957 1.962 1966 1.9B8 1.971 2.007 2.010 2. 014 1的.7 103.3 97,2 91.6 81.1 お.6 81.1 76.9 141.!1 145.6 2. 022 2.024 2.024 2. 028 2. 030 2.034 2.030 2.041 1.998 2.000 74.6  15 65.3  30 65.9  48 69.8  38 717  31 錦.624 65.6  18 618  15 60.1  13 56.7  13 1910 1886 1.88s 1.&80 1.874 1874 1.873 1.872 1.872 1.876 54812 53.9  13 52.9  13 !12516 51618 49.8  21 &47 9 73.8  10 731  10 圀.613 1.869 1.879 1818 1811 1.&80 1.874 1928 1.931 1.928 1928 150.4  15 159.0  17 17G.9  13 73.8  9 7G.6  14 67.1  15 &4.8  17 62.8  16 ω、416 58.3  19 謁.618 53.0  23 50.8  Ill 49、O  15 47.3  19 105.4  9 101.5  11 側,014 制,811 謡,312 2.003 2.005 2. 0G7 1908 1.903 1.906 1.9+1 1.915 1.905 1.909 19o9 191l 1.9+5 1925 1.922 1908 1色X 1907 1.908 1908 62.3  15 58.9  1? 55.9  18 53.8  16 53.5  16 50.3  18 48.0  1g 46.2  19 14G.1  48 111.9  42 111.5  52 109.4  27 1G3.2  17 97721 95.6  12 81、3  10 話.29 817  9 (資)、811 76.2  27 1.931 1.940 1.937 1g3o 1.930 1.930 1、ま述 1g30 1.904 1920 1.931 1.931 1.931 1933 1.933 18118 1.945 1.944 1.944 1944 73.2  35 72.2  37 68.9  38 聞,143 圀,645 +97.4  1s 180115 162.0  16 149.3  21 131.5  18 1956 1957 L 961 1. 959 1959 1899 1.899 1899 1.906 1.920 121.2  15 +10.5  12 103.4  10 97910 91.5  11 助.012 89.1  11 81911 79.7  16 78.9  21 161 72.3  26 1.948 8.1 8.3 7.9  7.2 3.9 1平均直径はミクロンで表わされている。
2パーセントg!囲。
3平均へツケ線屈折率。
4火炎溶融回数。尚、星印は微細球を約30分間にわた
り約摂氏635度に加熱する熱処理を加えたことを表わ
している。
5カンデラ/ルクス/平方メートルを単位とする逆反射
輝度。
第5図は、前記表2および3に示すデータから作図した
ものである。ほぼ等しい逆反射輝度の西線がプロットさ
れている。約0.20度以下の観察角度を基準にして、
領14Aは最大輝度が少なくとも90パーセントの領域
であり、111Bは最大輝度が80パーセントの領域で
あり、fn域Cは最大輝度が70パーヒントの領域であ
り、また領域Dq最大輝度が60パーセントの領域であ
る。
第11図は、前記表2に示すデータから同じように作図
したものである。またこの図に示す曲線は、約0.10
度の観察角度で見た最大逆反射輝度が75パーセントの
領域を表わしている。
第6図から第9図は、表2から規則的に選んだり゛ンプ
ルの平均直径と平均屈折率の適当な相tie!11係の
下で、逆反射胛度測定値をプロットした図である。
当業者であれば、本発明の範IPTl並びに精神から逸
脱することなく、いかようにb本発明を修正しBつ変更
できることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、逆反射の原理を説明するのに用いる概略図で
ある。 第2図は、本発明の逆反射シートの露出レンズ式の実施
例の一部を示す断面図である。 第3a図は、本発明のカプセル封入レンズ式の実7lI
W4の一部分を示すrIr面図である。 第3b図は、弟3a図に示したカプセル封入レンズ式の
実施例の一部分を示す平而図である。 第4図は、本発明の逆反射物体の21類の実施例と従来
の微細球を用いた逆反射シートの相対拡散輪郭形状を比
較して示すグラフである。 第5図は、本発明の逆反射物体に用いる微細球の平均屈
折率と平均゜直径を示すグラフである。 第6図から第9図は、それぞれ0.10度、0,15度
、0.20度および0.25度の拡敗角度の下で、微細
球の平均屈折率と平均直径が実例2 a3よび3で説明
したような微細球を用いて構成した逆反射物体の逆反射
輝度に及ばず彰費を示すグラフである。 第10図は、それぞれ第6図および第9図に0.10度
と0.25度の拡敗角度の範囲で表示されている微細球
のn*比率を示すグラフである。 第11図は、本発明の逆反射物体の幾つかの丈施例にお
ける、微細球の平均屈折率と平均直径を示すグラフであ
る。 第12図は、微細球を多層状に配置してある、本発明の
逆反射物体の実施例の一部分を示1j断面図である。 2:逆反射物体、4:光線、6:![1線、8:逆反射
光線、10:シート、12:微細球、14:鏡面反躬体
、16:微細球のvrt面、18:パインダ府、 20:微細球の前面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)背面に光学的に連係して機能する反射体を備えて
    いる透明な微細球を有し、これら微細球が空気に接して
    いるような微細球を用いた逆反射物体にして、前記微細
    球は、少なくとも約 1.915の平均屈折率と、少なくとも約75ミクロン
    の平均直径を備えており、しかもこれら平均屈折率と平
    均直径が第5図の領域D内の座標地点に一致しているこ
    とを特徴とする微細球を用いた逆反射物体。 (2)請求項1に記載された微細球を用いた逆反射物体
    において、さらに、以下に記載されている、a)前記微
    細球が、第5図の領域C内の座標地点に一致する平均屈
    折率と平均直径を備えているか、 b)前記微細球が、第5図の領域B内の座標地点に一致
    する平均屈折率と平均直径を備えているか、または、 c)前記微細球が、第5図の領域A内の座標地点に一致
    する平均屈折率と平均直径を備えているか、の内の少な
    くとも1つを特徴とする微細球を用いた逆反射物体。 (3)請求項1または2に記載された微細球を用いた逆
    反射物体において、さらに、以下に記載されている、 a)前記微細球が、約30パーセントまたはそれ未満の
    直径パーセント範囲を備えているか、b)前記微細球が
    、約20パーセントまたはそれ未満の直径パーセント範
    囲を備えているか、あるいは、 c)前記微細球が、約10パーセントまたはそれ未満の
    直径パーセント範囲を備えているか、の内の少なくとも
    1つを特徴とする微細球を用いた逆反射物体。 (4)請求項1または2に記載された微細球を用いた逆
    反射物体において、さらに、以下に記載されている、 a)当該逆反射物体が、約0.20度以下の拡散角度の
    下で、少なくとも約800カンデラ/ルクス/平方メー
    トルの露出レンズ逆反射輝度を備えているか、または、 b)当該逆反射物体が、約0.20度以下の拡散角度の
    下で、少なくとも約1000カンデラ/ルクス/平方メ
    ートルの露出レンズ逆反射輝度を備えているか、の内の
    少なくとも1つを特徴とする微細球を用いた逆反射物体
    。 (5)請求項1または2に記載された微細球を用いた逆
    反射物体において、さらに、前記微細球が、約1.93
    0から約1.950の間の平均屈折率と、約90から約
    170ミクロンの間の平均直径とを備えていることを特
    徴とする微細球を用いた逆反射物体。 (6)請求項1または2に記載された微細球を用いた逆
    反射物体において、さらに、以下に記載されている、 a)前記反射体が鏡面反射体からなり、しかも前記微細
    球が約1.940の平均屈折率と、約98から約161
    ミクロンの間の平均直径を備えているか、または、 b)前記反射体が散乱反射体からなり、しかも前記微細
    球が、約1.940の平均屈折率と、約129から約1
    64ミクロンの間の平均直径とを備えているか、の内の
    少なくとも1つを特徴とする微細球を用いた逆反射物体
    。 (7)請求項1または2に記載された微細球を用いた逆
    反射物体において、さらに、以下に記載されている、 a)当該逆反射物体の少なくとも一部分がほぼ平坦であ
    るか、 b)この逆反射物体の少なくとも一部分を成形してある
    か、 c)逆反射物体の少なくとも一部分を露出レンズ構造と
    するか、 d)逆反射物体の少なくとも一部分をカプセル封入レン
    ズ構造とするか、 e)前記微細球の少なくとも一部分が異なった光学的オ
    リエンテーションを備えているか、f)これら微細球が
    ほぼ均等な光学的オリエンテーションを備えているか、
    または g)微細球の少なくとも一部分がほぼ単一層として設置
    されているか、あるいは h)微細球の少なくとも一部分が多数の層の形態に設置
    されているか、の内の少なくとも1つを特徴とする微細
    球を用いた逆反射物体。 (8)請求項1または2に記載された微細球を用いた逆
    反射物体において、さらに、以下に記載されている、 a)前記反射体が散乱反射体からなり、しかも当該逆反
    射物体が約0.20度以下の拡散角度の下で、少なくと
    も約30カンデラ/ルクス/平方メートルの露出レンズ
    逆反射輝度を備えているか、または b)前記反射体が不導電性反射体からなり、しかも当該
    逆反射物体が、少なくとも約300カンデラ/ルクス/
    平方メートルの露出レンズ逆反射輝度を備えているか、
    の内の少なくとも1つを特徴とする微細球を用いた逆反
    射物体。 (9)逆反射被膜を形成するコーティング用組成物にし
    て、当該組成物は、(1)表面にほぼ半球形の反射体を
    備えた透明な微細球と、(2)バインダ材料と、(3)
    揮発剤からなり、前記微細球は、少なくとも約1.91
    5の平均屈折率と、少なくとも約75ミクロンの平均直
    径を備えており、しかもこれら平均屈折率と平均直径が
    第5図の領域D内の座標地点にも一致し、これら微細球
    が約30パーセントか、またはそれ未満の直径パーセン
    ト範囲を備えていることを特徴とする逆反射被膜を形成
    するコーティング用組成物。 (10)背面に光学的に連係して機能する反射体を備え
    ている透明な微細球を有し、これら微細球が空気に接し
    ているような微細球を用いた逆反射物体にして、前記微
    細球は、少なくとも約 1.915の平均屈折率と、少なくとも約75ミクロン
    の平均直径を備えており、しかもこれら平均屈折率と平
    均直径が第11図の領域F内の座標地点にも一致し、前
    記微細球が約30パーセントまたはそれ未満の直径パー
    セント範囲を備えていることを特徴とする微細球を用い
    た逆反射物体。 (11)背面に光学的に連係して機能する反射体を備え
    ている透明な微細球を有し、これら微細球が空気に接し
    ているような微細球を用いた逆反射物体にして、前記微
    細球は、約1.930から約1.950の間の平均屈折
    率と、約90から約170ミクロンの間の平均直径を備
    えており、しかも当該逆反射物体が、約0.20度以下
    の拡散角度の下で、少なくとも約800カンデラ/ルク
    ス/平方メートルの露出レンズ逆反射輝度を備えている
    ことを特徴とする微細球を用いた逆反射物体。 (12)表面領域が背面に光学的に連係して機能する反
    射体を備えた透明な微細球を有し、これら微細球が空気
    に接しているような微細球を用いた逆反射物体にして、
    前記微細球は、約110から約200ミクロンの間の平
    均直径と、約1.915から約1.950の間の平均屈
    折率を備えており、しかもこれら微細球が、約30パー
    セントまたはそれ未満の直径パーセント範囲を備えてい
    ることを特徴とする微細球を用いた逆反射物体。 (13)背景領域と紋様領域とを備え、当該背景領域が
    、背面に光学的に連係して機能する反射体を備えている
    透明な微細球を有している可変コントラスト標識におい
    て、前記微細球は空気に接していて、しかも約110か
    ら約200ミクロンの間の平均直径と、約1.915か
    ら約1.950の間の平均屈折率を備えており、前記背
    景領域と紋様領域が異なつた拡散輪郭形状を備えている
    可変コントラスト標識。
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