JPS6352491B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6352491B2
JPS6352491B2 JP53143982A JP14398278A JPS6352491B2 JP S6352491 B2 JPS6352491 B2 JP S6352491B2 JP 53143982 A JP53143982 A JP 53143982A JP 14398278 A JP14398278 A JP 14398278A JP S6352491 B2 JPS6352491 B2 JP S6352491B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
inverter
terminal
potential
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53143982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5570128A (en
Inventor
Yasuo Oono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP14398278A priority Critical patent/JPS5570128A/ja
Publication of JPS5570128A publication Critical patent/JPS5570128A/ja
Publication of JPS6352491B2 publication Critical patent/JPS6352491B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/03Astable circuits

Landscapes

  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はリーク電流測定回路、特に奇数個の
インバータの環状接続系列を用いて構成したリー
ク電流測定回路に関するものである。
従来、微小電流、例えばMOSトランジスタの
リーク電流を測る場合には、直接素子に流れる電
流を電流計で測つていた。この場合、素子のパツ
ケージヤ測定系のケーブル等におけるリーク電流
を素子そのもののリーク電流に比して充分小さく
する必要があつた。したがつてこの方法によつて
例えばMOSトランジスタのリーク電流である
1pA以下の電流を測定することは、非常にむずか
しい。そこでMOSトランジスタのリーク電流を
測定しようとする場合には、被測定トランジスタ
の一端を同一チツプ上のMOSトランジスタによ
つて形成したインバータのゲートに接続し、この
ゲート容量に貯えられた電荷が被測定トランジス
タを通して流れ、その結果変化することとなるゲ
ート電位をこのインバータの出力電圧を測ること
によつて求め、この出力電圧の変化の時間からリ
ーク電流の値を推定する方法がとられている。こ
の方法は、MOSトランジスタのゲートのリーク
電流が非常に小さいため、ゲートにおける容量が
判つていれば関接的ではあるが測定装置に乱され
ずに正確にリーク電流を求めることができる。し
かし、この方法を実施するためには、被測定トラ
ンジスタをONにするゲートバイアスを印加し、
また被測定トランジスタのドレイン電圧をある値
に設定し次に被測定トランジスタをOFFにする
ゲートバイアスを印加しその直後にこのトランジ
スタのドレイン電圧を別の値に設定するという、
タイミングのコントロールされた電圧を印加する
特殊な装置を別に用意する必要があり、なかなか
めんどうである。
本発明の目的は、例えば上記のようなトランジ
スタのリーク電流等の微小電流の測定に用いるリ
ーク電流測定回路を提供することにある。
本発明によれば、奇数個のインバータの環状接
続系列を用いて構成した、環状接続路の少なくと
も1個所、i番目のインバータの出力端子とi+
1番目のインバータの入力端子との間に、外部信
号に依存して導通抵抗が変化しもしくは変化を開
始するトランスミツシヨンゲートを備え、前記外
部信号として前記環状接続系列を構成する少なく
とも1個のインバータの出力を用いるようにし
た、ことを特徴とするリーク電流測定回路を得
る。
前にMOSトランジスタのリーク電流測定の例
を示したが、これは本発明のリーク電流測定回路
の最も単純な応用例であり、極めて判り易いの
で、以下この例を引いて本発明の一態様について
いくつかの実施例を用いて説明し、最後に他の応
用例について言及することとする。
以下、MOSトランジスタのリーク電流を測定
する応用例について説明するが、便宜上、被測定
トランジスタはNチヤネルMOSトランジスタと
し、ゲート電圧がしきい値電圧以下でのドレイン
リーク電流を測定するものとする。以後この電流
をトランジスタのOFF状態でのリーク電流と称
する。
第1図に本発明による回路の回路図を示す。第
1図で1は被測定NチヤネルMOSトランジスタ、
2はコンデンサー、3,4,5,6,7はインバ
ータ、8はインバータ7の出力端子、9はインバ
ータ3の入力端子、10,11,12,13はそ
れぞれインバータ3,4,5,6の出力端子であ
る。端子11はトランジスタ1のゲートにも接続
してある。コンデンサー2は回路の寄生容量を用
いて構成してもよいし、また特に付加してもよ
い。これらインバータの論理しきい値電圧をVT
インバータ出力の高レベル電位をVH、低レベル
電位をVLとする。トランジスタ1はゲート電位
がVHのときON、VLのときはOFFになるものと
する。そしてこの回路を用いた測定の目的は、
OFF状態でのトランジスタ1のリーク電流を求
めることであるとする。
今、仮に端子11の電位がVHであるとすると、
インバータ5により端子12の電位はVLに、イ
ンバータ6により端子13の電位はVHに、イン
バータ7によつて端子8の電位はVLになる。ト
ランジスタ1のゲート電位は端子11の電位と同
じであるので、VHとなつてトランジスタ1はON
状態であるから、端子9の電位もVLになる。次
にさらにインバータ3,4が働いて端子11は
VLになる。もしトランジスタ1が常にON状態で
あれば各インバータが次々と働いてこの回路は高
速で動作するリング発振器となる。しかし、今の
例では、2巡目には端子11の電位がVLとなる
からトランジスタ1はOFF状態になる。また端
子11の電位がVLとなるとインバータ5,6,
7が次々と作動して端子8の電位はVHとなる。
このときすでにトランジスタがOFFであれば信
号の伝播はここで一担停止する。このとき端子9
の電位はまだVLである。ここでインバータ3へ
の入力電流が充分小さく、コンデンサー2への電
流の流入経路がトランジスタ1を通してだけであ
るとすると、コンデンサ2はトランジスタ1のリ
ーク電流によつてのみ充電され、端子9の電位は
徐々に上昇する。端子9の電位がインバータの論
理しきい値電圧VTより高くなると、インバータ
3が反転し、次にインバータ4が反転して端子1
1の電位がVHとなり、この説明の始めの状態に
もどり、以後同じ動作をくり返すことになる。こ
の周期動作における端子8,9,11の電位の時
間変化を第2図に示す。第2図において14,1
5,16はそれぞれ端子8,9,11の電圧波形
である。14が高レベルにある時間幅T1はトラ
ンジスタ1のリーク電流によつて端子9の電位が
VLからVTになるまでの時間T3とインバータ4,
5,6,7が次々と反転し端子8の電位がVH
なるまでの時間T4の和であり、14が低レベル
にある時間T2はさらにインバータ3,4,5,
6,7が次々と反転し端子8の電位がVLになる
までの時間である。通常インバータの反転に要す
る時間は非常に短く、T4,T2はT3にくらべはる
かに短かい。またコンデンサ2の容量を増大させ
ることによりT3はいくらでも増大させることが
できるので、この回路の発振周期TはT3と同じ
と考えてさしつかえない。トランジスタ1のリー
ク電流IL及びコンデンサ2の容量Cが各端子の電
位に依存しないと仮定すると、ILは IL=C(VT−VL)/T (1) となり、Tを測定することによりリーク電流IL
推定することが出来る。
上記説明では被測定トランジスタのゲートを、
このトランジスタの接続されているインバータ出
力端子より3段前のインバータ出力端子に接続し
ているが、これを偶数段、例えば4段前のインバ
ータ出力端子4に接続すると、トランジスタ1は
端子8,9の電位がそれぞれVL,VHの時にOFF
となり、端子9の電位がVH′からVTに低下するま
での時間を測ることができるようになる。ここで
VH′とはVHからトランジスタ1のしきい値電圧
Vthだけ下つた電圧である。ブートストラツプ等
の回路を用いればVH′をVHに等しくすることはま
た勿論可能である。
また被測定素子をPチヤネルMOSトランジス
タや接合型電界効果トランジスタやバイポーラト
ランジスタにすることも、使用インバータ出力の
高レベル及び低レベルによつてON及びOFFの状
態が作れるならば、可能であることは明らかであ
る。また、インバータを形成する回路は入力に必
要な電流が測定電流に較べ充分に小さい必要があ
るが、例えばMOSトランジスタでは酸化膜を通
してのリークしかなくゼロとみなせるのでほぼ常
に使用できるし、また前記の如き他の素子を用い
る回路でも入力電流と測定電流の関係が上記の条
件を満たしていればいかなるものでも良い。
次に被測定トランジスタを2個含む場合に応用
した例について説明する。回路例を第3図に示
す。この例において被測定トランジスタは仮に2
つともNチヤネルMOSトランジスタであるとし
て説明するが、これは説明の便宜によるものであ
る。第3図において41,42は被測定トランジ
スタ、43,44は寄生容量もしくは特に付加し
たコンデンサ、20,21,22,23,24,
25,26,27,28,29,30,31,3
2はインバータ、33,34,35,36,3
7,38は端子である。この例では被測定トラン
ジスタ41のゲートへは4段前のインバータ出力
端子33を接続してあるため測定される保持時間
は、端子34の電位がVLとなり端子35の電位
がVHからVTまで低下する時間であり、被測定ト
ランジスタ42ではゲートが3段前のインバータ
の出力端子36と接続してあるため測定される保
持時間は、端子37の電位がVHとなり端子38
の電位がVLからVTまで上昇する時間である。
今、仮りに、端子36の電位がインバータの高
レベルVHであるとする。するとインバータを3
段通つてきた端子37の電位はインバータの低レ
ベルVLになる。Nチヤネルトランジスタ42の
ゲートは端子36と接続されているのでON状態
であり、端子38の電位もVLとなる。そこでさ
らにインバータを3段通つた後の出力端子33の
電位はVHとなり、トランジスタ41もONとな
る。そのため端子34,35の電位はVHとなる。
インバータがさらに次々と反転し端子36の電位
は今度はVLとなり、トランジスタ42はOFFと
なる。さらにインバータ23,24,25が反転
し端子37の電位がVHとなつたところで動作は
一担停止する。このとき端子38の電位はまだ
VLである。端子38の電位はトランジスタ42
のリーク電流により徐々に上昇しその電圧がイン
バータの論理しきい値電圧VTに達すると、イン
バータ26は反転する。そうするとインバータ2
7,28も次々と反転し端子33の電位がVL
なる。こうなるとトランジスタ41がOFFとな
り、またインバータ29,30,31,32の反
転により端子34の電位はVLとなる。このとき
端子35の電位はまだVHである。端子35の電
位は、トランジスタ41のリーク電流により徐々
に低下する。この電位がVTに達するとインバー
タ20が反転し、さらにインバータ21,22も
反転し端子36の電位はVHになり、説明し始め
たもとの状態にもどる。
このとき端子33の電位の変化を観察している
と、第4図のような波形が得られる。出力が低レ
ベルにある時間はトランジスタ41のリーク電流
によりコンデンサ43がVHからVTになるまで放
電する時間であり、出力が高レベルにある時間は
トランジスタ42のリーク電流によりコンデンサ
44がVLからVTになるまで充電される時間であ
る。故に端子33あるいはインバータ26〜32
のいずれかの出力端子の電圧を観測することによ
り2つのトランジスタのリーク電流を同時に一つ
の回路で測定することができる。上記の例では同
一タイプのトランジスタの高レベルからのリーク
と低レベルからのリークの2つを測定する場合を
示したが、NチヤネルMOSトランジスタとPチ
ヤネルMOSトランジスタの組合せでも、他の種
類のトランジスタとの組合せでも任意に組合せて
測定できる。
今までの2つの例では被測定トランジスタのゲ
ートに印加する電圧は使用インバータの高レベル
VHが低レベルVLのいずれかに限られていた。IC
上での実際のトランスミツシヨンゲートのコント
ロールには、そのIC内部のインバータの出力を
用いるので、上記方法をIC上で作り上げればま
さにトランスミツシヨンゲートが実際に回路で使
われる場合のバイアス条件でのリーク電流が測れ
るというメリツトがある。しかし、一般にはいろ
いろなバイアス条件でのリーク電流を測りたいと
いう場合もあるので、そのような場合に適した応
用例を次に示す。
上記2例では被測定トランジスタのゲートに直
接インバータ出力を接続していた。しかし今度の
例では、インバータの出力で被測定トランジスタ
とは別の2つのトランスミツシヨンゲートを制御
し、被測定トランジスタのゲートは外部の2つの
電源に各々上記トランスミツシヨンゲートの一つ
を通して接続されている。上記2つのトランスミ
ツシヨンゲートは、常々どちらか一方のみがON
で他方はOFFであるようにタイミングがコント
ロールされているようにする。これはインバータ
を一段用いることにより簡単に実現でき、また環
状接続されたインバータ系列の2つのインバータ
の出力を用いても実現できる。こうすることによ
り前2例においてインバータの出力電圧VH,VL
で被測定トランジスタのゲートがコントロールさ
れたのと同様に、今度は外部電源の2つの電圧で
ON、OFFが行なわれるようになる。実際には被
測定トランジスタのON状態はリーク電流測定の
ためにはコントロールする必要がないので、回路
中の適当な電源に接続しておいてよい。また1つ
のトランスミツシヨンゲートを適当な抵抗に置き
換えることも可能である。この場合には他方のト
ランスフアーゲートがONの時の抵抗に較べ充分
高くかつこの抵抗を通して被測定トランジスタの
ゲートを放電する時間が回路他の動作に較べ速い
という条件を満す必要がある。
今度の場合の回路例を第5図に示す。回路には
CMOSを使つた場合を示す。CMOSのトランス
ミツシヨンゲートはON状態の抵抗が両端のバイ
アスによらず非常に低いという特長がある。もち
ろん単一チヤネルMOSのトランスミツシヨンゲ
ートでも実現可能であるが、その場合はMOSト
ランジスタのピンチオフ特性により測定に使える
バイアス条件に若干の制限が加わる。しかしこの
ことは本発明の意義を損なうものではない。第5
図において50から始まり74に終る連番を付し
たものはインバータである。81は被測定Pチヤ
ネルMOSトランジスタ、82は被測定Nチヤネ
ルMOSトランジスタである。83,84は寄生
容量もしくは特別に設けたコンデンサである。9
1,92,93,94はトランスミツシヨンゲー
トを形成するPチヤネルトランジスタ、95,9
6,97,98はトランスミツシヨンゲートを形
成するNチヤネルトランジスタで、それぞれ91
と95,92と96,93と97,94と98、
が組になつて計4個のトランスミツシヨンゲート
を構成している。101,102はそれぞれ外部
の電源に接続されている。103はこの回路の駆
動電源の高電位部に、104は低電位部に接続し
てある。105は出力バツフアアンプであり、1
06はその出力端子である。この回路は被測定ト
ランジスタ82のゲートをインバータ55の出力
端子に、又被測定トランジスタ81のゲートをイ
ンバータ67の出力端子に接続すると、第3図で
説明した回路と原理的に同じものとなる。しかし
この回路では、例えばインバータ55の出力電位
が低レベルVLの場合には必然的にインバータ5
4の出力電位は高レベルVHであり、そのためト
ランジスタ91,95で構成されるトランスミツ
シヨンゲートがON、トランジスタ92,96で
構成されるトランスミツシヨンゲートがOFFで、
被測定トランジスタ82のゲートにはVLの代わ
りに端子101に加わつている電圧が加わる。ま
たインバータ55の出力電圧がVHのときには、
同様な考えから、被測定トランジスタ82のゲー
トには端子103に加わつている電圧が加わる。
したがつて、端子101に接続した電源の電圧を
変え、例えばインバータ60の出力電圧を出力端
子106を介して観測していると、端子101に
加える電圧と同じゲートバイアス時のトランジス
タ82のリーク電流に対応したパルス幅が得られ
る。トランジスタ81についても同様であり、こ
の場合リークを測定する場合のゲートバイアスは
端子102に加わる電圧である。このように本発
明を応用したこの測定方法を用いると、被測定ト
ランジスタをOFFにするバイアス電圧を外部か
ら任意に設定することができる。もちろん本方法
においても被測定トランジスタはMOSトランジ
スタに限られないことは前2例と変わらない。ま
た本方法では、外部から加えるバイアスを被測定
トランジスタが常にONになるように設定する
と、この回路はリング発振器となり回路で使用し
ているインバータの高速動作についても調べるこ
とが可能となる。
通常MOS・ICのダイナミツク回路ではトラン
スミツシヨンゲートがそれに接続するインバータ
のゲート容量に蓄えられた電荷を保持している時
間で最低動作速度が決まり、またリング発振器の
動作が最高動作速度に対応するので、本回路を
IC上で実現させると、一つの回路を用意するの
みでバイアス条件を選ぶことによりIC最高と最
低の動作速度が調べられるという長所がある。ま
た本回路を用いるときは外部印加バイアスを変え
ることで発振周波数を変えることが容易であるか
ら電圧で周波数をコントロールする回路に応用す
ることもできる。
第6図に第5図で示した回路を実際のIC上に
作り、測定した測定波形を示す。この回路は
CMOSであり、被測定トランジスタはマスク上
でチヤネル長4μmチヤネル幅8μmである。また
それ以外の素子はすべてチヤネル長5μmチヤネ
ル幅8μmである。出力はインバータ60の出力
を4段のバツフアアンプ105を通して出力端子
106から取り出した。また端子103,102
はこのバツフアアンプの電源と接続してある。
第6図aは回路のインバータ列を電源電圧5V
で動作させ、端子101にはV101=0V、端子1
02にはV102=5Vを印加した場合の出力波形で
ある。第6図aの波形の高レベルはトランジスタ
82のリーク電流によるコンデンサ84の放電時
間に低レベルかトランジスタ81のリーク電流に
よるコンデンサ83の放電時間に対応する。
第6図bは回路のインバータ列をやはり電源電
圧5Vで動作させ、端子101に5V、端子102
に0Vを印加し高速で動作するリング発振器とし
た場合の出力波形である。このとき、このリング
発振器に流れる消費電流は10mAであつた。
CMOS回路の場合の消費電力、伝播遅延時間等
から簡単な計算によりインバータのゲート容量が
約0.0.05PFと計算できる。この例ではコンデンサ
83,84としてはインバータの寄生容量のみを
用いるのでこの容量の値を用い、また論理しきい
値を電源電圧の中間の2.5Vと仮定すると、パル
ス巾が100msecの場合リーク電流は1.25×10-12A
と計算できる。実際の出力波形のパルス巾はほぼ
その付近にあるので、この例の場合リーク電流は
同トランジスタとも約1×10-12Aということが
求まる。もつと正確にはコンデンサとして容量の
測定しやすい比較的大面積のMOSキヤパシタを
用い論理しきい値を他のインバータで求めたり、
パルス巾を正確に読みとるなどのことをすればよ
い。
以上のように本発明の回路を用いれば、発振周
期を求めるのみで簡単にトランジスタの微小リー
ク電流が測定出来る。特にICにおいては被測定
トランジスタと測定回路が一つのチツプ上に形成
でき、配線を外部回路に引き出せずに内部の回路
のみで測定できるのでリーク測定のようなデリケ
ートな測定には都合がよい。また以上の説明には
リーク電流の測定という例のみを示したが、トラ
ンジスタのリーク電流は一般に温度、光、放射線
等によつて敏感に変化するので、これらの量を周
波数に変換する検出器としての応用も可能であ
る。
これらの応用例においては、特許請求の範囲に
記した外部信号によつて温度、光、放射線等の検
出器をリセツトし、温度、光、放射線等の入力変
化に応じて変化する物理量をトランスミツシヨン
ゲートの導通抵抗に置き換えて、発振回路の発振
周期を測定し、場合によつてはその電位変化の詳
細を観測することによつて知ることができる。
本発明のリーク電流測定回路は、単に発振回路
としてその発振現象を利用し得るにとどまらず、
従来はあまりにもその絶対値が小さいとかその変
化量が小さ過ぎるとかの理由によつて測定が困難
であつた種々の物理量の測定にも応用し得る
等々、卓絶した効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による回路を用いたトランジ
スタリーク電流測定回路の例で、1は被測定Nチ
ヤネルMOSトランジスタ、2はコンデンサ、3,
4,5,6,7はインバータ、8はインバータ7
の出力端子、9はインバータ3の入力端子、1
0,11,12,13はそれぞれインバータ3,
4,5,6の出力端子である。 第2図は第1図の回路における3つの端子の電
圧変化を示す図で、14,15,16はそれぞれ
端子8,9,11における電圧である。 第3図は本発明の特許請求範囲第2項による回
路を用いたトランジスタリーク電流測定回路の例
で、41,42は被測定トランジスタ、43,4
4はコンデンサ、20〜32はインバータ、33
〜38は端子である。 第4図は第3図の回路の端子33の電位の変化
を示す図である。第5図は本発明の特許請求範囲
第3項による回路を用いた回路であり、50から
74はインバータ、81,95,96,97,9
8はPチヤネルMOSトランジスタ、82,91,
92,93,94はNチヤネルMOSトランジス
タで、101,102,103,104は電源へ
接続する端子である。 第6図はCMOS回路でIC技術を用いて第5図
の回路を実際に製作し測定した例で、インバータ
60の出力端子の電圧をバツフアアンプ105を
通してオシロスコープ上に表示した例であり、第
6図aはリーク電流が測定できるように端子10
1,104を0V、端子102,103に5Vを印
加した場合を、又bは高速リング発振器として動
作するように端子102,104に0V、端子1
01,103に5Vを印加した場合である。いず
れも回路中のインバータ列の電源電圧は5Vであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 奇数個のインバータの環状接続系列を用いて
    構成した環状接続路の少なくとも1個所、i番目
    のインバータの出力端子とi+1番目のインバー
    タの入力端子との間に、外部信号に依存して導通
    抵抗が変化ともしくは変化を開始するトランスミ
    ツシヨンゲートを備え、前記外部信号として前記
    環状接続系列を構成する少なくとも1個のインバ
    ータの出力を用いるようにした、ことを特徴とす
    るリーク電流測定回路。
JP14398278A 1978-11-21 1978-11-21 Oscillator circuit Granted JPS5570128A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14398278A JPS5570128A (en) 1978-11-21 1978-11-21 Oscillator circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14398278A JPS5570128A (en) 1978-11-21 1978-11-21 Oscillator circuit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5570128A JPS5570128A (en) 1980-05-27
JPS6352491B2 true JPS6352491B2 (ja) 1988-10-19

Family

ID=15351555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14398278A Granted JPS5570128A (en) 1978-11-21 1978-11-21 Oscillator circuit

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5570128A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513296U (ja) * 1991-08-12 1993-02-23 實雄 亀澤 ロールペーパーホルダー
WO2007141870A1 (ja) * 2006-06-09 2007-12-13 Fujitsu Limited 温度センサ用リングオシレータ、温度センサ回路及びこれを備える半導体装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001166920A (ja) * 1999-12-07 2001-06-22 Mitsubishi Electric Corp 数値発生装置および数値発生応用装置
US8154353B2 (en) 2009-11-03 2012-04-10 Arm Limited Operating parameter monitor for an integrated circuit
US8330478B2 (en) 2009-11-03 2012-12-11 Arm Limited Operating parameter monitoring circuit and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513296U (ja) * 1991-08-12 1993-02-23 實雄 亀澤 ロールペーパーホルダー
WO2007141870A1 (ja) * 2006-06-09 2007-12-13 Fujitsu Limited 温度センサ用リングオシレータ、温度センサ回路及びこれを備える半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5570128A (en) 1980-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5977763A (en) Circuit and method for measuring and forcing an internal voltage of an integrated circuit
JP3752107B2 (ja) 集積回路用パワーオンリセット回路
JP5987503B2 (ja) リング発振器及び半導体装置
US20040012419A1 (en) Power-on reset circuit and method
CN102075184A (zh) 运行参数监控电路和方法
JPH10289573A (ja) 半導体記憶装置
KR880003330A (ko) 내부회로의 동작모드를 스위치하기 위한 기능을 갖는 반도체집적회로
JPS603700B2 (ja) 入力バッフア回路
KR940004408B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 자동 스트레스 모드 테스트장치
KR950025973A (ko) 반도체 장치
CN105043580A (zh) 单芯片温度感应装置
US6501283B2 (en) Circuit configuration for measuring the capacitance of structures in an integrated circuit
EP3557206A1 (en) Temperature sensor in an integrated circuit having offset cancellation
US7436196B2 (en) Method and apparatus for measuring die-level integrated circuit power variations
WO2007069102A2 (en) Current measurement circuit and method
KR100234713B1 (ko) 반도체 메모리 소자의 기판 전압 발생 회로
JPH0498173A (ja) 半導体回路
IE50902B1 (en) Circuit for maintaining the potential of a node of an mos dynamic circuit
KR100845773B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 파워 업 신호 트립 포인트 측정 회로 및 이를 이용한 파워 업 신호 트립 포인트 레벨 측정 방법
JPS6352491B2 (ja)
US6687173B2 (en) Circuit for testing ferroelectric capacitor in FRAM
KR100292728B1 (ko) 반도체 집적회로의 정지시 전류측정법 및 그에 적합한 반도체 집적 회로
US7659749B2 (en) Pulsed dynamic logic environment metric measurement circuit
CN105448350A (zh) Sram测试键、测试装置以及sram测试方法
US4707626A (en) Internal time-out circuit for CMOS dynamic RAM