JPS635228Y2 - - Google Patents

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JPS635228Y2
JPS635228Y2 JP5752583U JP5752583U JPS635228Y2 JP S635228 Y2 JPS635228 Y2 JP S635228Y2 JP 5752583 U JP5752583 U JP 5752583U JP 5752583 U JP5752583 U JP 5752583U JP S635228 Y2 JPS635228 Y2 JP S635228Y2
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cylinder
chip
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chip holder
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JP5752583U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はICチツプをハイブリツトICまたはモ
ノリシツクICの基板に位置精度よく塔載する装
置に用いられるICチツプホルダ駆動用シリンダ
機構に関する。
〔従来技術〕
第1図は従来のICチツプホルダ駆動用シリン
ダ機構を示す断面図で、図において1は外径が30
mmで肉厚を1mmとしかつ自重を38gとしたシリン
ダ、2はその空気室、3はシリンダ1内に嵌装さ
れたピストン、4はシリンダ1の外周に設けられ
たガイド部であり、このガイド部4はベース5上
に直立させたガイドシヤフト6に係合されてい
て、これによりシリンダ1はガイドシヤフト6に
沿つて上下方向に移動できるようになつている。
7は前記ガイドシヤフト6に固定されたストツ
パで、前記シリンダ1の移動範囲を規制するもの
である。
8は前記ベース5上に立てられた固定金具で、
この固定金具8はシリンダ1の下部を貫通してお
り、その上端に前記ピストン3が固定支持されて
いる。
9は内径を5mmとした送排気用のパイプで、こ
のパイプ9は固定金具8内に導びかれ、先端がピ
ストン3を貫通して空気室2に通じている。
10はICチツプホルダで、その後部はシリン
ダ1に固定されており、先部に真空チヤツク等で
ICチツプ11を保持できるようになつている。
12はICチツプ11のリード、13はハイブリ
ツドICまたはモノリツクICの基板である。
この構成の動作は、まずICチツプ塔載装置の
所定の位置で、ICチツプホルダ10の先部にIC
チツプ11を真空チヤツク等で保持し、その後図
示しないエアポンプ等によりパイプ9を介してシ
リンダ1の空気室2内に空気を送り込むと、空気
は空気室2内で加圧される。ここでピストン3は
ベース5上の固定金具8に固定支持されているた
め、加圧された空気によりシリンダ1が押されて
上方に移動する。
この状態で、これらをベース5と共に移動し
て、ICチツプ11を基板13の上方に持つて行
き、この基板13上のパターン14とICチツプ
11のリード12とを位置合わせした後、空気室
2内の加圧された空気をパイプ9を介して理出す
ると、シリンダ1が下方に移動して、ICチツプ
11は基板13上に位置合わせされた状態で塔載
される。
以上、従来のICチツプホルダ駆動用シリンダ
機構の構成及び動作について述べたが、このIC
チツプホルダ駆動用シリンダ機構においては、シ
リンダ1の自重を軽減して、その移動速度を速く
する様な構造となつている。そのため、シリンダ
1を速く移動させた場合、シリンダ1に設けられ
たガイド部4がガイドシヤフト6に設けられたス
トツパ7に当るとき、大きな衝撃が生じて、この
衝撃によりICチツプホルダ10に保持されたIC
チツプ11が第2図に示すように回転したり、あ
るいは第3図に示すように横に動いたりするた
め、基板13上に形成されたパターン14に対す
るICチツプ11のリード12の位置ずれが生じ、
その結果、シヨート事故につながることになり、
製品の歩留りの低下や修正工数の増大によるコス
トアツプを招くという欠点があつた。
そこで、このような従来のICチツプホルダ駆
動用シリンダ機構において、シリンダ1の移動速
度を遅くする方法として、空気室2内に出入させ
る空気の流速を遅くすることが考えられている
が、これを実施するには空気の流速を極端に遅く
する必要があり、その結果シリンダ1の移動速度
も極端に遅くなつて基板13へのICチツプ11
の塔載に要する時間が増大し、コストアツプにつ
ながるという欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は上述した従来技術の欠点を解決するた
めになされたもので、シリンダを好適な速さで移
動させることができ、それによりICチツプのリ
ードの位置ずれを防止して、結果的に製品の歩留
りの向上、及びコストダウンを計ることができる
ICチツプホルダ駆動用シリンダ機構を実現する
ことを目的とするものである。
〔考案の構成〕
上述した目的を達成するため、本考案はシリン
ダに肉厚部を設けることにより自重を大きくして
空気への加圧力を大きくし、空気の圧縮による緩
衝作用を利用してシリンダを好適な速度で上下に
移動させることにより、ガイド部がストツパに当
つたときの衝撃力を小さくするようにしたもので
ある。
〔実施例〕
第4図は、本考案によるICチツプホルダ駆動
用シリンダ機構の一実施例を示す断面図で、図に
おいて15はシリンダであり、このシリンダ15
は適当な個所、例えば上部の肉厚を第1図に示す
シリンダ1の肉厚より約10mm厚く形成して肉厚部
16とし、この肉厚部16により自重を約60g増
加させたものである。
尚、他の構成については第1図のものと同等で
あるので、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
このICチツプホルダ駆動用シリンダ機構にお
けるシリンダ15の動作は、従来と同様にパイプ
9を介してシリンダ15の空気室2内に送り込む
ことによりシリンダ15をガイドシヤフト6に沿
つて上方に移動させ、また空気室2内の加圧され
た空気を前記パイプ9を介して排出することによ
りシリンダ15を下方に移動されるものである
が、上述したように本考案におけるシリンダ15
は肉厚部16を設けて従来のものより自重を大き
くしているため、シリンダ15を上方に移動させ
るには、大きな加圧力が空気室2内で必要とな
る。そのため、シリンダ15の自重により空気室
2内に送り込まれた空気は除々に圧縮され、これ
によりシリンダ15は速すぎず、また遅すぎない
好適な速度で移動するので、シリンダ15のガイ
ド部4がガイドシヤフト6に設けられた上部のス
トツパ7に当つても大きな衝撃がシリンダ15に
加わることはない。
一方、シリンダを下方に移動させる場合、空気
室2内の空気の圧力が大きくなつているが、予じ
めパイプ9の内径を約3mm程度と小さくしておけ
ば、空気の粘度及びパイプ9内の管壁摩擦力によ
り、空気の流速はシリンダ15の自重によるエネ
ルギに比例して大きくなることはない。つまり、
シリンダ15が下方に移動するときのエネルギの
平衡は、パイプ9から排出される空気と、空気の
圧縮によつて平衡を保つているため、この空気の
圧縮が緩衝作用をすることになる。従つてシリン
ダ15は上方への移動の場合と同様に、速すぎ
ず、また遅すぎない好適な速度で下方に移動する
ことができ、シリンダ15のガイド部4がガイド
シヤフト6に設けられた下部のストツパ7に当つ
ても大きな衝撃が加わることがないので、シリン
ダ15に取付けられたICチツプホルダ10の先
部に保持されているICチツプ11の回転や横へ
の移動等は皆無等しいものとなり、その結果、基
板13のパターン14に対するICチツプ11の
リード12の位置ずれが防止される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、シリンダに肉厚
部を設け、その自重を大きくすることにより空気
への加圧力を大きくし、空気の圧縮による緩衝作
用を利用して、シリンダを好適な速度で上下に移
動できるようにしているため、シリンダに設けら
れたガイド部がガイドシヤフトに設けられたスト
ツパに当つたときの衝撃力が小さくなり、これに
よりICチツプホルダに保持されているICチツプ
の回転や移動を防止することができる。その結
果、基板上のパターンとICチツプとの位置合わ
せが容易となり、シヨート事故等もなくなるた
め、製品の歩留りの向上、及び工数低減によるコ
ストダウンが計れるという効果が得られる。
また、本考案はハイブリツトICまたはモノリ
シツクICの基板へのICチツプの塔載技術に属す
るもので、今後のエレクトロニクス産業の技術革
新に伴うハイブリツトIC化及びIC大量生産化が
進むに従つてICチツプの基板への塔載技術には
欠かせない位置合わせの技術を改善するものであ
り、このような技術に関して広く利用できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のICチツプホルダ駆動用シリン
ダ機構を示す断面図、第2図は第1図のA矢視拡
大図でICチツプホルダに保持されたICチツプが
回転した状態を示す図、第3図は第1図のA矢視
拡大図でICチツプホルダに保持されたICチツプ
が横に移動した状態を示す図、第4図は本考案に
よるICチツプホルダ駆動用シリンダ機構の一実
施例を示す断面図である。 1……シリンダ、2……空気室、3……ピスト
ン、4……ガイド部、5……ベース、6……ガイ
ドシヤフト、7……ストツパ、8……固定金具、
9……パイプ、10……ICチツプホルダ、11
……ICチツプ、12……リード、13……基板、
14……パターン、15……シリンダ、16……
肉厚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周部にガイドを有し、このガイドと係合する
    ガイドシヤフトに沿つて上下に移動できるように
    したシリンダと、ガイドシヤフトに設けられてい
    て前記ガイドが当たることによりシリンダの移動
    を止めるストツパと、シリンダ内に嵌装されかつ
    固定金具により固定支持されたピストンと、シリ
    ンダを移動させるためにシリンダの空気室内に空
    気を出入りさせるパイプと、シリンダに取付けら
    れたICチツプホルダとを備えたICチツプホルダ
    駆動用シリンダ機構において、シリンダを所望の
    速度で上下動させるために、シリンダに肉厚部を
    設けて、シリンダの自重を大きくし、かつパイプ
    の径を小さくしたことを特徴とするICチツプホ
    ルダ駆動用シリンダ機構。
JP5752583U 1983-04-19 1983-04-19 Icチツプホルダ駆動用シリンダ機構 Granted JPS59164239U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5752583U JPS59164239U (ja) 1983-04-19 1983-04-19 Icチツプホルダ駆動用シリンダ機構

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JP5752583U JPS59164239U (ja) 1983-04-19 1983-04-19 Icチツプホルダ駆動用シリンダ機構

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JPS59164239U JPS59164239U (ja) 1984-11-02
JPS635228Y2 true JPS635228Y2 (ja) 1988-02-12

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JP5752583U Granted JPS59164239U (ja) 1983-04-19 1983-04-19 Icチツプホルダ駆動用シリンダ機構

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JP4166617B2 (ja) * 2003-04-24 2008-10-15 芝浦メカトロニクス株式会社 部品実装装置
JP4709248B2 (ja) * 2008-05-09 2011-06-22 芝浦メカトロニクス株式会社 部品実装装置

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JPS59164239U (ja) 1984-11-02

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