JPS6352169A - 転写紙巻付検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、転写紙にトナーを加熱定着するための高温ロ
ーラー等にに転写紙が巻付い１こと５これを検知する複
写機の転写紙巻付検知装置に関する。

〈従来技術〉 従来の複写機では、定着ローラーに転写紙が巻付くのを
検知するものはなく、転写紙が上下の定着ローラーから
出紙されｆこかどうかは出紙センサーにより検知してい
た。

く　発明が解決しようとする問題点　〉上記構成の転写
紙色付検知装置において、一対の高温ローラーを通過し
た転写紙は、上下のローラーに接圧された剥離爪によっ
て、剥離されているが、剥離爪先端部（高温ローラーと
接触している部分）の変形、あるいはローラー表面に密
着しやすい条件となる黒ベタの多い原稿をコピーした場
合、転写紙は、爪によって剥離されず上又は下ローラー
に巻付く。この時、出紙検知スイッチにより、機内での
紙詰りを表示するが、転写紙が完全に巻付いて、ユーザ
ーか転写紙を取除かなかつｆこ場合、通常のコピー可能
状態を報知してしまい、続いてコピーを行なってしまう
ケースかある。この様な状態が続くと、ヒーターの加熱
により転写紙ｌが炭化し、発煙や発火につながる。

本発明は、上記欠点に鑑み、高温ローラーに転写紙が巻
付いても転写紙の発煙や発火を防止し得る転写紙巻付検
知装置の提供を目的とする。

〈　問題点を解決するための手段　〉 本発明は、上記問題点を解決するために第ｔＣの正面図
に示す如く、転写紙ｌにトナーを加熱定着する上下一対
の高、益ローラー２，３と、該両高温ローラー２，３の
画像形成領域（図中のＬｌで示す範囲）に配設された第
一温度センサー４．５と、市記両高温ローラー２．３の
非画像領域（図中のＲ２、Ｒ３で示す範囲）のうちＲ２
で示す部分に配設された第二温度センサー６．７と、該
両センサー１５．６．７からの出力温度信号によって高
温ローラー２，３に設けられた加熱手段としてのヒータ
ー８への通電を制御する制御装置９とが設けられ、該制
御装置９は、前記第一温度センサー４゜５および第二層
ｊｙセンサー６．７で検知した温度差が所定の値に達し
たときに前記加熱手段ヒーター８への通電を停止すると
ともに複写機のすべての動作を停止する機能を有せしめ
られている。

く作用〉 本発明によると、上高温ローラー２に転写紙１が巻付３
、第一温度センサー４，５および第二温度センサー６．
７の温度信号に基いて演算された両ローラー２．３の表
面温度差Ｔ１が所定の値となると、制御装置９がヒータ
ー８への通電を停止するとともに複写機のすべての動作
を停止する。

また、下高温ローラー３に転写紙ｌが巻付いた場合ら同
様に高温ローラー２．３の表面温度差Ｔｌが所定の値に
なると制御装置９がヒーター８−・の通電を停止すると
ともに複写機のすべての動作を停止するので転写紙ｌか
らの発煙や発火を防止できる。

〈実施例〉 以下、本発明転写低巻付検加装置の実施例を第１図ない
し第５図に基づいて説明する。第１図は本発明の実施例
を示す転写紙備付検知装置７）正面図、第２図は同じく
その転写紙か高温ローラーに巻付いた状態を示す側面図
、第３図は同じくその要部の電気回路図、第・１図は同
じくその転写紙か高温ローラーに巻付いていない状態の
高温ローラーの表面温度と時間の関係を示すグラフ、第
Ｓ図は同じくその転写紙が高温ローラーに巻付いた状態
の高温ローラーの表面温度と時間の関係を示すグラフで
ある。

そして、図示の如く本発明は、転写紙ｌにトナーを加熱
定着する上下一対の高温ローラー２．３と、該両高温ロ
ーラー２．３の画像形成領域（図中のＬｌで示す範囲）
に配設された第一温度センサー１．５と、前記両高温ロ
ーラー２，３の非画像領域（図中の１２．Ｒ３で示す・
範囲のうちＲ２で示す部分）に配設５れ１こ第二温度セ
ンサー６．７と、該両センサー４，５，６．７からの出
力温度信号によって高温ローラー２．３に設けられた加
熱手段としてのヒーター８への通電を制御する制御装置
９とが役けられ、該制御装置９は、前記第一温度センサ
ー４，５および第二温間センサー６．７で検知した温度
差が所定の値に達したときに前記ヒーター８への通電を
停止するとともに複写機のすへての動作を停止する機能
を何せしめられたちのであ前記第一温度センサー４．５
および第二温度センサー６．７は、温度が上昇するとそ
の抵抗値が下がり、温度か降下するとその抵抗抗が上が
る特性を宵しするサーミスターからなり、該両センサー
４，５，６．７は前記高温ローラー２．３０表面に杓１
５０±３０ｇの力で均一に圧接され、該高温ローラー２
．３は非画像領域の表面に圧接する剥離爪１０を有して
いる。そして、第３図に示す如く、前記第一温度センサ
ー・１，５および第二、Ａ度センサー６．７の一端のそ
れぞれが抵抗Ｒ１，Ｒ２を挟んでオペアンプ１１（コン
パレーター）の十入力端子１２および一入力端子１３に
接続され、前記第一温度センサー４．５および第二温間
センサー６．７の他端はそれぞれ電源Ｖｃに接続されて
いる。そして、抵抗Ｒ２と一入力端子１３の巾間截１４
に温度ル、制御回路Ｔｃｃが接続されている。

前記１ｉｉ（制御装置９の入力側にオペアンプ１１の出
力端子１５が接続され、出力（ＩＩ：１に前記ヒーター
８の駆動回路と模写駆動回路１６とが接続されている。

図中１７は出紙センサーである。

次に作用を説明すると、正常な複写動作が行われている
ときのローラー２，３の表面温度Ｔの変化は第４図に示
す如くなる。しかし、第２図に示すように、両高温ロー
ラー２．３の間を通過した転写紙ｉが剥離爪１０をくぐ
り抜けて剥離されず、上高温ローラー２．に巻付いたと
き、第５図のグラフに示すように第一温度センサー４．
５および第二温度センサー４．６の間に約５０〜６０℃
の温度差Ｔ１が生じる。この温度差を各センサーの特性
により、第３図の回路で電気変換させる。このとき、よ
入力端子電圧く一入力端子電圧となり、オペアンプ１１
の出力はＬレベルとなり、この出力信号により制御装置
９はヒーター８への通電を停止するととしに複写駆動回
路１６に動作を停止するよう出力する。

なお、オペアンプ１１の出力条件は次のようになる。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・抵抗Ｒ１の
抵抗値く抵抗Ｒ２の抵抗値とし讐巻付き状態；十入力端
子電圧く一入力端子電圧のとき、出力端子１５からはＬ
レベル信号を出力 正常状態、十入力端子電圧〉−入力端子電圧のとき、出
力端子ｔ５からはＨレベル信号を出−力 また、前述の例では転写紙ｌが上高温ローラー２に巻付
いた状態を示したが、転写紙が上高温ローラー３に巻付
いた場合は、第一温度センサー５と第一温度センサーフ
の間に温度差ＴＩが生１」るので出力端子１５からはＬ
レベル信号が出ツノされ、制御装置９はヒーターおよび
複写駆動回路１６に停止信号を出力する。

よって、高温ローラー２．３に転写紙ｌが巻付くと、ヒ
ーター８への通電および複写咳の動作が停止されるので
、転写紙ｌからの発煙や発火を防止できる。

なお、本発明は、上記実施例に限定される乙のではなく
、本発明の範囲内で上記実噺例に多くの修正および変更
を加え得ること：よ勿論である。

例えば、上記実施例ではヒーター８は高温ローラー２．
３に埋設した乙のであるが、高温ローラー２．３の外部
に配置したしのでもよい。

〈発明の効果〉 以上の説明から明らかｔ通り、本発明によると、高温ロ
ーラーに転写紙が巻付き、第一温度センサーおよび第二
温度センサーの温度信号に基いて演算された両ローラー
の表面温度差が所定の値となると、制御装置が加熱手段
への通電を停止するとともに複写機のすべての動作を停
止するので転写紙からの発煙や発火を防止できるといっ
た優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す転写紙巻付検知装置の正
面図、第２図は同じくその転写紙が高温ローラーに巻付
いた状態を示す側面図、第３図は同じくその要部の電気
回路図、第４図は同じくその転写紙が高温ローラーに巻
付いていない状態の高温ローラーの表面温度と時間の関
係を示すグラフ、第５図は同、しくその転写紙が高温ロ
ーラーに巻付いγこ状態の高温ローラーの表面温度と時
間の関係を示すグラフである。 １：転写紙、２，３：高温ローラー、４，５：第一温度
センサー、６，７：第二温度センサー、８　ヒーター、
９：制御装置、ｌＯ：剥離爪、１１．オペアンプ、１２
・入力端子、１３：入力端子、１３：出ツノ端子、Ｉ６
：複写駆動回路、Ｌｌ：画像形成領域の範囲、Ｌ２：非
画像領域の範囲。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 転写紙にトナーを加熱定着する高温ローラーと、該高温
   ローラーの画像形成領域に配設された第一温度センサー
   と、前記高温ローラーの非画像領域に配設された第二温
   度センサーと、該両センサーからの出力温度信号によつ
   て高温ローラーに設けられた加熱手段への通電を制御す
   る制御装置とが設けられ、該制御装置は、前記第一温度
   センサーおよび第二温度センサーで検知した温度差が所
   定の値に達したときに前記加熱手段への通電を停止する
   機能を有せしめられたことを特徴とする転写紙巻付検知
   装置。