JPS6351576A - 鉄板コンクリ−トサイロの構築方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鉄板コンクリートサイロの構築方法に関す
るものである。

〔この発明が解決すべき問題点〕

従来この種の鉄板コンクリートサイロは、その構築に際
して、コンクリートの打設状態に合せて、内型枠用の内
張り鉄板の組立てと、外側型枠の上方への移動とをスム
ーズかつ確実に行わなければならない。

そのためこの独のサイロの構築に苦慮していた。

この発明は前述した事情に鑑み創案されたもので、その
目的は内型枠用の内張り鉄板の組立てと、外型吟の上方
への移動とをスムーズかつ確実に行える鉄板コンクリー
トサイロの構築方法を提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明によれば外型枠の上昇を確実かつスムーズに行
えるように、上端部へ取付けた仮止めど−スによって順
次上方へ継ぎ足さ才する内型枠用内張り鉄板をガイド部
材にすることとする。

そして内型枠用内張り鉄板によるガイド部材としての動
きを確実とするために、前記仮止めピースに取付げられ
、かつ内型枠用内張り鉄板へ当接する反力ローラが設け
らねていると共に、自身が上昇して順次継ぎ足される内
張り鉄板を支持可能に構成した補強支持フレームによっ
て、内型枠用内張り鉄板を支持するものである。

〔実　施　例〕

以下この発明？図示する実施例によって説明する。

牙１図はこの発明の方法によって、内型枠用内張り鉄板
１を仮止めピース２の利用で順次継ぎ足しながらのサイ
口壁３構築中の状態を示すものであり、符号４はジヤツ
キロッド、５は滑動用外型枠、６は補強支持フレームで
ある。

滑動用外型枠５は、上端面に作業足場が形成されており
、ガイドローラー７およびジヤツキ８を有するガイド部
９ａが上部に、また左官用足場９ｂが下部にそれぞれ設
けられているヨーク９と、このヨーク９の中央部に腹起
し１０を介して設けられており、上端に作業足場１１　
ａを有する型枠板１１とからなっている。

補強支持フレーム６は、下端部に反力ロー２１２が、ま
た上部に作業足場１３がそれぞれ設けられている基部フ
レーム６ａと、この基部フレーム６ａ内を摺動する摺動
フレーム６ｂが下端に設けられており、上部に作業足場
１４を有する移動フレーム６Ｃとからなっている。

そして各フレーム６ａ、６ｂ、６ｃは内張り鉄板１とほ
ぼ同等の長さに形成されていると共に、基部フレーム６
ａの上端部および移動フレーム６Ｃの上下端部が仮止め
ど−ス２へ着脱可能に形成されている。

またヨーク９のガイド部９ａの上端面に形成されている
作業足場は仮止めピース２と内張り鉄板１との連結作業
用、作業足場１１　ａはコンクＩＪ　−ト充填用、作業
足場１３は仮止めピース２への取付けおよび仮止めど−
ス２の取外し作業用、作業足場１４は仮止めど−ス２へ
の着脱作業である。

このような構成においてサイロ壁３を上方へ構築して行
（には、まず取付は済み内張り鉄板１の上端に取付けら
れている仮止めど−ス２を利用して、上端に仮止めど−
ス２が設けられている新たな内張り鉄板１′を取付は仮
止めする。そして両内張り鉄板１．１′を溶着する。（
牙１図、牙２図参照） 次に補強支持フレーム６の移動フレーム６Ｃを上方へ移
動させて補強支持フレーム６を伸長させろと共に、この
移動フレーム６の上端部を新たに取付けた内張り鉄板１
′の仮止めど−ス２′に取付ける。なおこの時に基部フ
レーム６ａの上端部が取付は済み内張り鉄板１の取付げ
用仮止めピースｒに取けけられている。

（牙２図参照） 次に仮止めピース２′と基部フレーム６ａの上端部との
取付けを解除すると共に、仮止めど−ス２′を取外す。

そして移動フン−ムロｃの下方への移動動作を行うこと
により、移動フレーム６Ｃの上端部が固定されているこ
とから、基部フレーム６ａが下端部において反力ローラ
１２で支持させながら上方へ移動することになる。（牙
６図参照） この時に滑動用外型枠５が、補強支持フレーム６によっ
て支持された新たな内張り鉄板１′をガイド部材として
、内張り鉄板１′へ当接するヨーク９上端部のガイド部
９ａのツブイドローラー７によって支持さねなから、ジ
ヤツキロッド４に係合しているジヤツキ８０作用によっ
て徐々に上方へ移動する。（牙２図〜Ａ□　ｓ図参照） そしてこの滑動用外型枠５が徐々に上方へ移動している
状態において、滑動用外型枠５の型枠板１１と取付は済
み内張り鉄板１および新たな内張り鉄板１′との間にコ
ンクリートを打設する。（矛３図〜牙５図参照） 次に内張り鉄板１′の上端部の仮止めピース２′にさら
に新たな内張り鉄板１′を取付ける。

（第６図参照） このように内張り鉄板１の取付け、滑動用外型枠５の上
昇、コンクリートの打設を順次繰り返すことで、サイロ
壁３が構築される。

なおこの発明の構築方法に使用される滑動用外型枠およ
び補強支持フレームは、前述した実施例のものに限らず
に、「特許請求の範囲」で述べた構成を有するものなら
ばどのようなものでもよい。

〔発明の効果〕

■　滑動用外型枠を上昇させるに際して、仮止めピース
により容易に上方へ順次継ぎ足される内型枠用内張り鉄
板をガイド部材として利用するので、特に支持用ガイド
部材を設置する必要もな（スムーズに安定して行うこと
ができる。

そのため特別なガイド部材等が必要なく構造が簡単であ
ると共に、外型枠の上昇も安定してスムーズに行えるこ
とから工期を短縮できるのでサイロを安価に提供できる
。

■　滑動用外型枠の上昇をガイドする内張り鉄板は、自
身が内張り鉄板に設けられた仮止めピースを利用して上
昇可能な補強支持フレームによって支持されている。

そのため内張り鉄板が滑動用外型枠の上昇を支持する際
に、変形したりすることな（確実に支持することができ
る。このことも滑動用外型枠の上昇を安定してスムーズ
に行わせることができることとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜牙６図°、ま、この発明方法によるサイロ壁の
構築状態を示す工程図である。 １・・・・・・内型枠用内張り鉄板、２・・・・・・仮
止めピース、３・・・・・・サイロ壁、４・・・・・・
ジヤツキロッド、５・・・・・・滑動用外型枠、６・・
・・・・補強支持フレーム％　６ａ・・・・・・基部フ
レーム、６ｂ・・・・・・摺動フレーム、６ｃ・・・・
・・移動フレーム、７・・・ガイドローラ、８・・・・
・・ジヤツキ、９・・・・・・ヨーク、９ａ・・・・・
・ガイド部、９ｂ・・・・・・左官用足場、ＩＯ・・・
・・・腹起し、１１・・・・・・型枠板、１１　ａ・・
・・・・作業足場、１２・・・・・・反力ローラ、１３
　、１４・・・・・・作業足場。 第２図 第３図　　　　第４１”４ 第　６「４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 補強支持フレームによって支持されながら、上端部に取
   付けた仮止めピースの利用による仮止め溶着作業によっ
   て順次上方へ継ぎ足される内型枠用内張り鉄板をガイド
   部材として、ジャッキロッドに係合するジャッキを有す
   るヨークに取付けた滑動用外型枠を徐々に上昇させると
   共に、この滑動用外型枠と内張り鉄板との間にコンクリ
   ートを打設してなり、 前記補強支持フレームは、上端部において 前記仮止めピースに取付けられていると共に、前記内型
   枠用内張り鉄板へ当接する反力ローラが下端部に設けら
   れているものであり、取付済み内張り鉄板の仮止めピー
   スと、新たに上方へ継ぎ足される内張り鉄板の仮止めピ
   ースとに取付けられて継ぎ足されるべき内張り鉄板を支
   持すると共に、自身が上昇して順次継ぎ足される内張り
   鉄板を支持可能に構成されていることを特徴とする鉄板
   コンクリートサイロの構築方法。