JPS6351476A - 水性コ−ティングコンパウンド、その製造方法およびその用途 - Google Patents

水性コ−ティングコンパウンド、その製造方法およびその用途

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JPS6351476A
JPS6351476A JP62204949A JP20494987A JPS6351476A JP S6351476 A JPS6351476 A JP S6351476A JP 62204949 A JP62204949 A JP 62204949A JP 20494987 A JP20494987 A JP 20494987A JP S6351476 A JPS6351476 A JP S6351476A
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water
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JP62204949A
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アルミン・ゲーベル
ヌート・グラフ
ハンス・ウールリッヒ・マイエル
ハンス・ペーター・パツシュケ
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Axalta Coating Systems Germany GmbH and Co KG
Original Assignee
Herberts GmbH
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D175/00Coating compositions based on polyureas or polyurethanes; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D175/04Polyurethanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D133/00Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • C09D133/14Homopolymers or copolymers of esters of esters containing halogen, nitrogen, sulfur or oxygen atoms in addition to the carboxy oxygen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L75/00Compositions of polyureas or polyurethanes; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L75/04Polyurethanes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、たとえばトップコートラッカー(top c
oat 1acquers)に使用もうろ水性非黄変性
コーティングコンパウンドに関する。それらは、水希釈
性の単一コートまたはメタリックベースコートとして使
用することができ、水で希釈しうる、または有機溶剤に
溶解しうるクリアラッカーを吹付塗装することによって
通常の方法で上塗りされる。そのバインダーは工業用ラ
ッカーとして、とくにたとえば自動車工業で用いられて
もよい。それによって、見ばえがよく、すぐれた力学的
性質を持つだけでなく、たとえば高回転塗装機(hig
h rotation 5prayapparatus
)による静電吹付塗装によって困難なく塗装されうろこ
ととなる。また、該バインダーは80℃といった低温に
おいて、硬化したばあいでも優れた特性を示すため、修
理目的にも適当である。
[従来の技術] 従来の水希釈性ポリアクリレート樹脂は、比較的低分子
量を有し、数多くの親水性基を含有している。中和剤の
添加により、水溶性または水希釈性のポリカルボン酸塩
が生じる。これらの樹脂は、メラミン樹脂および/また
はブロックされたポリイソシアネートなどの架橋剤で、
高温で架橋されなければならず、これらの反応は100
℃以下の温度では非常に緩く進むので、フィルムはベー
スへの接着性の低下または表面が湿気に召されたばあい
には泡ふくれ現象(bl Istering)を示す。
比較的高分子量を有する樹脂は、水性媒体の中で乳化重
合により製造される。界面活性剤または乳化剤の添加は
フィルムの耐水性上の問題をもたらす。静電吹付塗装で
は、それらの凝固傾向のために困難を伴なう。
非水性溶剤と水に不溶なポリマー微粒子を含有する水希
釈性バインダー系は、DE−O32880661号明細
書に記述されている。それらは非水性溶媒中での重合に
よって高分子立体分散安定剤(polymerjc 5
terlc dispersionstabilize
rs)の助けをえて製造され、後に水性媒体に変換され
る。この変換工程は高度に複雑で、分散安定剤の作用が
製造工程の変化により損なわれるため困難な問題を起こ
しゃすい。EP−A−38127号明細書には、これら
のバインダーがメタリックベースコート、アルミニウム
小板またはメラミン樹脂によってラッカーに導入された
顔料の製造に用いられている。
アクリレート樹脂/ポリウレタン分散液に基づく金属コ
イルのブライマー(下塗り剤)がDE−PS 2738
542号明細書に記述されている。メタリックベースコ
ートの必要事項に応じて調節された特殊なアクリレート
樹脂は述べられていナイ。DB−O82363307号
明細書はポリウレタン分散液におけるビニルモノマーの
乳化重合について記述されている。これらのビニルモノ
マーはアクリレートエステルであってもよいが、遊離の
カルボキシル基を含有するビニルモノマーの用途は記述
されてなく、メタリックベースコートに対する特定の必
要事項も記述されてぃない。乳化重合によりえられた高
分子量生成物が、変性ポリウレタンラバーとして用いら
れている。
DE−C93210051号明細書には、水希釈性ポリ
ウレタン分散液がメタリックベースコーティングの製造
に用いられている。それらからえられたフィルムは一般
に軟らか過ぎて、メラミン樹脂で架橋されなければなら
ない。したがって、修理に求められる低温で適当な耐水
性フィルム特性をうろことは困難である。静電吹付塗装
にもまた困難な問題をもたらす。
[発明が解決しようとする問題点] そこで本発明の目的は、広範に自然乾燥性があり、前述
の欠点を持たないバインダー系を提供することである。
本発明者らは驚くべきことに、この問題が本発明の水性
コーティングコンパウンドにより解決されることを見出
し本発明を完成するに至った。
[問題点を解決するための手段] 本発明は (A)+al数平均分子量が10000〜500000
゜(b)ガラス転移温度カー50〜+150”C1(c
)酸価が0〜80mg KOJI/g樹脂固形分、(小
水酸基価が80〜250 rBgKOII/g樹脂固形
分、および (e)粘度が5〜100Pa・s(ブトキシエタノール
の50%溶液で25℃で測定) である水酸基含有ポリマー90〜40重量%と(B)ポ
リウレタン分散液10〜60重量%の混合物からなる水
希釈性バインダーをベースとするフィルム形成剤(ただ
し(A)と(B)の量的割合は両方の固形分含量に基づ
き、両方の和は常に100重量%となる)および顔料、
ならびに適宜従来の溶剤、助剤および添加物を含有する
水性コーティングコンパウンドに関する。
[実施例] 成分(A)80〜80重量%および成分(B)20〜4
0重量%用いることが好ましい。
成分(A)および(B)は乳化剤がないことが好ましい
。成分(B)はウレア基を含有するポリウレタン分散液
であるのが好ましい。また、成分(A)または(B)は
、対応する型の樹脂の混合物からなるものでもよい。
成分(A)、すなわち本発明のコーティングコンパウン
ドのポリマーは、数平均分子! 40000〜2000
00を有するのが好ましい。数平均分子量はポリスチレ
ンに基づくゲル侵透クロマトグラフ法により測定される
。分子量の上限は、2000000 、とくに1000
000が好ましい。水溶性のゲル微粒子が事実上存在し
ないことが好ましい。ガラス転移温度は一15〜+lO
O℃が好ましく、最も好ましいのは+20〜+50℃で
ある。ガラス転移温度はホモポリマーのガラス転移温度
から計算される。
成分(A)として用いられるポリマーの酸価は0〜80
、とくに5〜50(■KOII/g樹脂固形分)である
。水酸基価は60〜250、とくに80〜200(mg
 KOII/g樹脂固形分)である。
成分(A)の粘度は、ブトキシェタノール50%溶液で
25℃で測定したばあい5〜100Pa−s 。
とくに10〜50Pa−8である。
本発明は、凝固の兆候を何ら示すことなく静電気的に吹
付塗装可能な水性コーティングコンパウンド用の自然乾
燥バインダー系を提供するものである。この吹付塗装は
、たとえばハイローテーションベル(high rot
atlon bells )により実施されてもよく、
すぐれたコーティングかえられる。たとえば約80℃で
強制乾燥したばあい、えられたコーティングは、水中に
保存しても表面欠陥や接着力損失の様子を全く示すこと
のない耐性を有する。加えて、使用したポリマー樹脂ま
たはポリアクリレート樹脂は、顔料のグラインディング
バインダーとして用いるのにきわめて適当である。高度
に透明で深い色を持ったペーストは、有機顔料からも無
機顔料からもえられる。えられたペーストは保存安定性
が高い。これらを用いることにより、グラインディング
バインダーがペースラッカーの処方の不可欠成分となる
様なメタリックベースラッカ−や単一ラツカ−(unl
 1acquers)の製造が可能となる。このことは
、ある程度のシエヤリングに対する安定性(強いシエヤ
リング力はサンドミルまたはバールミルの中での分散工
程でつくられる)の欠如が理由でグラインディング樹脂
として不適格な分散剤や乳化剤に対して、大いにすぐれ
ている点である。その様なばあい、従来は着色メタリン
クラッカーや単一ラッカーの製造には特別なグラインデ
ィングバインダーに頼ることが必要であったが、これら
のバインダーはラッカーの特性に有害な影響を持ってい
た。
本発明のポリアクリレート樹脂とともにグラインドアッ
プ(grinding up) してえられる着色ペー
ストはメタリックラッカーの着色や着色調節にきわめて
適当である。
本発明の成分(A)として用いられるポリマー樹脂は、
ポリ (メタ)アクリレート樹脂が好ましい。それらの
樹脂は、水希釈性有機溶剤の中で50〜160℃の温度
で、ラジカル触媒を用いて、乳化剤、分散安定剤および
/または保護コロイドを用いずに製造することができる
。前記した様に、また、高粘度の溶液に認められると同
様に、溶液重合では高い平均分チロをうろことが重要で
ある。
溶液重合では、粘度増加は通常、触媒量を減らすことに
よりえられるが、そのときには、高い溶剤倉口とモノマ
ー内に存在する安定剤のために重合収率が不充分となる
。そこでよりすぐれた溶液は、比較的高い触媒倉口を多
不飽和モノマー添加物と混合すればえられる。これらの
多不飽和モノマーの代わりに、反応性基を含有するモノ
マーを組み込むことが可能で、これらは重合過程で相互
に反応して多不飽和モノマーを“その場で(In 5l
tu)”製造する。その酸価と水酸基価を適切に選べば
、親水性基の必要な価が分子内に導入され、塩基性化合
物での中和後、その物質は水で15〜45重量%の固形
分含量まで希釈できる。アクリレート樹脂の酸価か低い
ばあい、高い水酸基価を用いるべきであり、その逆もし
かりである。こうして、たとえば酸価が20で水酸基価
が150の、水に溶解しうる生成物かえられる。
ポリ (メタ)アクリレート樹脂(成分A)の組成は、 (a)α、β−不飽和カ不飽和カルボン酸0量12(b
)重合により組み込まれうる水酸基倉荷モノマーとくに
水酸基を含有するエチレン外車不飽和モノマー10〜6
5重−%、とくに15〜50重量%、(c)多不飽和モ
ノマー、とくにエチレン性多不飽和モノマー0.1〜7
重−%、とくに0.5〜5重量%、もっとも好ましくは
1,0〜3重−%および 〈小不飽和結合以外に反応性基を含有しないエチレン性
不飽和モノマー16〜90型皿%、とくに35〜85重
量%からなることが好ましい。
エチレン性不飽和モノマーは、事実上ラジカル重合しう
るいかなるモノマーでもよいが、共重合に対する通常の
制約は、アルフレイとプライス(Affray and
  Pr1ce )のQ−および〇一体系( Q−an
d e−scheme)あるいは共重合パラメーターに
規定されたように適用される(ブランドラップ舎アンド
ll7rンマーグト(Brandrup andIm!
Ilergut) 、ポリマーハンドブック( Pol
ymerHandbook) 、第二版、ジョン・ウィ
リイ・アンド・サンズ(John Wlley & 5
ons ) 、ニューヨーク( 1985)参照)。
用いられるα,βー不飽和カルボン酸は一般式: %式% (式中、Rは水素原子、C O Oll、Cnll2n
+1またはCOOCnH2n+1、R1は水素原子また
はC  I!    およびnは1から6の整数を表す
)n2n+lゝ で示される。
これらのモノマーの例としてはアクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、フマル酸、マレイン酸モノアルキルエ
ステルおよびイタコン酸モノアルキルエステルがあげら
れる。アクリル酸およびメタクリル酸が好ましい。
重合により組み込まれうる水酸基含有モノマ−は、重合
可能なエチレン性不飽和基を含むことに加えて、炭素数
2〜20の炭素構造に少なくとも1つの水酸基を含有す
る化合物であると理解される。これらは主として不飽和
のエステル化生成物であり、一般式: %式% (式中、R1は前記と同じ、R2はR1またはC00C
,ll2n+1、R3は1から3の水酸基を有する炭素
数1〜6の直鎖状または分岐鎖状アルキル基、およびX
はCoo 、C0NH,CH2OまたはOを表わす)で
示される。
とくに適当なのは、β−ヒドロキシエチルアクリレート
、β −ヒドロキシプロピルメタクリレート、ブタンジ
オール−1,4−モノアクリレート、プロピレングリコ
ールモノアクリレート、2.3−ジヒドロキシ −プロ
ピルメタクリレート、ペンタエリトリトールモノメタク
リレートまたはポリプロピレングリコールモノアクリレ
ートなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエス
テル類や、炭素数2から20の直鎖状、分岐鎖状または
環状アルキル基を持っフマル酸ジヒドロキシアルキルエ
ステル類である。N−ヒドロキシアルキル(メタ)アク
リルアミドおよびN−ヒドロキシアルキルフマル酸モノ
またはジアミド、たとえばN−ヒドロキシエチルアクリ
ルアミドまたはN−(2−ヒドロキシプロピル)−メタ
クリルアミドもまた用いられうる。とくに、弾性特性は
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとε−カプロ
ラクトンの反応生成物を用いることによってえられる。
他の水酸基含有化合物にはアリルアルコール、ポリオー
ルとくにジオールのモノビニルエーテル、たとえばエチ
レングリコールのモノビニルエーテルやブタンジオール
のモノビニルエーテル、および2,3−ジヒドロキシプ
ロピル−モノアリルエーテル、トリメチロールプロパン
−モノアリルエーテルまたは2.3−ジヒドロキシプロ
パン酸アリルエステルなどの水酸基倉荷アリルエーテル
が含まれる。ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
、たとえばヒドロキシエチル(メタ)アクリレートなど
はとくに適当である。
水酸基は、またカルボキシル基含有コポリマーを、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシドまたはブチレンオキ
シドなどのアルキレンオキンドと反応させることにより
組み込むことができる。
「エチレン性多不飽和のモノマー」とは、少なくとも2
個のラジカル重合可能な二重結合を有する化合物を意味
し、一般式: %式%) (式中、RおよびR1は前記と同じ、■は1がら3の整
数、好ましくは1、およびBは反応性二重結合を介在す
る一般的基本化学(1■造を表わす)で示される。Bで
表わされる基の例には、0−lm−およびp−フェニル
基または式−X−アルキル−X−(式中、アルキル基は
2から18の炭素原子を有することが好ましく、xおよ
びXoは同じかまたは異なる化合物、たとえば、酸素原
子、CON+!、C00、N II COOまたはN 
II −CO−N IIを表わす)で示されるものが含
まれる。Bは、たとえば、置換されているかまたは置換
されていないジビニルベンゼンにあるようなベンゼン環
、たとえばp−メチル−ジビニルベンゼンまたは0−ノ
ニル−ジビニルベンゼンであってもよい。
他の適当な多不飽和モノマーには、多価アルコール、と
くに二価アルコールと既述のa、β−不飽和カルボン酸
との反応生成物が含まれる。
その例としてはエタンジオールジアクリレート、エチレ
ングリコールジメタクリレート、1.4−ブタンジオー
ルジアクリレート、1.6−ヘキサンジオールジアクリ
レート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ト
リエチレングリコ−少ジメタクリレート、ポリグリコー
ル−400−ジアクリレート、グリセロールジメタクリ
レート、トリメチロールプロパントリアクリレート、お
よび/またはペンタエリスリトールジアクリレートがあ
げられる。ウレタン基やアミド基を含む多官能モノマー
(polyrunctional monomers)
は、たとえば、ヘキサンジイソンアネートまたはメタク
リル酸β−イソシアナトエチルエステルをヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレートまたは(メタ)アクリル酸と
反応させてえられる。
異なる構造を”qする適当な化合物の例としては、アリ
ルメタクリレート、ジアリルフタレート、ブタンジオー
ルジビニルエーテル、ジビニルエチレンウレア、ジビニ
ルプロピレンウレア、マレイン酸ジアリルエステル、ビ
スマレインイミド(bls−IIlalelc lm1
dcs) 、グリオキサビス−アクリルアミドおよび/
またはエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸またはフマル
酸セミエステルとの反応生成物があげられる。ブタンジ
オールジアクリレートまたはヘキサンジオールジアクリ
レートなどの三官能不飽和モノマーの使用が好ましい。
グリシジルメタクリレートおよびメタクリル酸が用いら
れるばあいには、対応するグリセリンジメタクリレート
が重合過程で自動的に形成される。多不飽和モノマーの
性質と量および反応条件(触媒、反応温度、溶媒)を注
意深く相互に調節し、ゲル形成なしに所望の高粘度かえ
られるようにすべきである。
他の反応性基を含をしない不飽和モノマーが、力学的特
性および相溶性特性にしたがって選ばれる。アクリル酸
アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステルおよ
び/またはマレイン酸またはフマール酸ジアルキルエス
テルが用いられ、そのアルキル基は1〜20の炭素原子
を有し、直鎖状または分岐鎖状の脂肪鎖および/または
環状脂肪族(cycloallphatlc)および/
または(アルキル)芳香族基として配列されている。
ガラス転移;3度の高いポリマーの「硬質(hard)
Jモノマーの例には、スチレンなどのビニル0−1■−
1またはp−芳香族型、α−メチルスチレンなどのα−
置換型スチレン、ビニルトルエンまたはp−tert−
ブチルスチレンなどの0−1I−またはp−アルキルス
チレン、0−またはp−クロロスチレンなどのハロゲン
化ビニルベンゼン、メチルメタクリレート、エチルメタ
クリレート、プロピルメタクリレートまたはブチルメタ
クリレートなどの短鎖メタクリル酸エステル、シクロへ
キシルメタクリレート、イソボルニルメタクリレート、
ジヒドロシンクロペンタジェニルメタクリレート、(メ
タ)アクリルアミドおよび/または(メタ)アクリロニ
トリルが含まれる。
「軟質(sort)Jモノマーの例には、n−ブチルア
クリレート、イソブチルアクリレート、tert−ブチ
ルアクリレートおよび/または2−エチル−ヘキシルア
クリレートなどの長アルコール鎖を有するアクリル酸エ
ステルである。エトキシエチルメタクリレートまたはテ
トラヒドロフルフリルアクリレートなどの不飽和エステ
ルもまた用いられる。ある割合のビニルエステル型モノ
マー、とくにビニルエステル自体が適当な反応条件下で
用いられる。好ましいモノマーの組合せの例としては、
モノオレフィン性不飽和化合物としてのアクリレートお
よび/またはメタクリレートモノマー、(メタ)アクリ
ル酸、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリル酸エステル
、多不飽和化合物としてのジビニルベンゼン、ブタンジ
オールジアクリレートとヘキサンジオールジアクリレー
トがあげられる。
共重合は、ラジカル開始剤および適宜分子量調節剤を加
えて溶液重合により既知の方法で行なわれる。それは、
モノマーに対する溶媒として作用し、反応の結果束ずる
ポリマーを溶液状に保持する液体の中で行なわれる。モ
ノマーとポリマーの含量は約30〜70 m m%にな
る。水希釈性有機溶媒内での溶液重合が好ましい。そう
した溶媒の例にはエチレングリコール、エトキシエタノ
ール、ブトキシェタノール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、ジエチレングリコール−ジメチ
ルエーテル、プロピレングリコール、エトキシプロパノ
ール、メトキシプロパツール、ジプロピレングリコール
モノメチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチル
エーテル、ジアセトンアルコール、エタノール、イソプ
ロパツール、n−ブタノール、5ee−ブタノール、t
ert−ブタノール、アセトン、メトキシプロパノン、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、N−メチルピロリド
ンおよびそれらの混合物が含まれる。ヘキシレングリコ
ール、フエノキシエタノールまたは2,2.4−トリメ
チル−ペンタンジオ−ルー1.3−モノイソブチレート
などの沸点の高い、非水溶性溶媒の一定量がレベリング
(Ievelllng )特性を改善するために添加さ
れてもよい。溶媒または溶媒混合物は一般に反応温度ま
で加温され、モノマー混合物はその後数時間にわたって
注入される。反応が還流温度で進行するように開始剤が
溶媒混合体の沸点に調整される。これは一般に30分か
ら10時間の半減期で分解する。開始剤はモノマー混合
物に冷時溶解されるか、あるいは安全のためモノマー混
合物の流入中に分離して添加される。過酸化物および/
またはアゾ化合物が、有機溶媒に溶解する触媒として添
加される。それらはモノマーの量に基づいて、0.1〜
5重量%、好ましくは0.5〜3重量%で用いられる。
使用される過酸化物は、たとえば、ベンゾイル過酸化物
またはジー1ert−ブチル過酸化物、tert−ブチ
ルヒドロペルオキシドやクメンヒドロペルオキシドなど
のヒドロペルオキシドまたはtert−ブチルベルオク
トエートあるいはjert−ブチルベルベンゾエートな
どのベルエステルである。熱により分解するアゾ化合物
の例には、2,2−アゾ−ビス−(2−シアノプロパン
) 、1,1°−アゾ−ビス−シクロヘキサンカルボニ
トリルおよび4゜4°−アゾ−ビス−(4−シアノペン
タン酸)が含まれる。分子量は、分子量調節剤により既
知の方法で低くしうる。それらは、好ましくはメルカプ
タン、ハロゲン化化合物と他のラジカル伝達物質である
。とくに好ましい調節剤はn−およびtert−ドデシ
ルメルカプタン、テトラキス−メルカプトアセチル−ペ
ンタ−エリスリトール、tOrt−ブチル−0−チオク
レゾール、チオサリチル酸、メルカプト酢酸、ブテン−
1−オールおよびα−メチルスチレンニ量体である。
乳化剤を含まないポリ(メタ)アクリレート樹脂を水性
溶液または分散液に転換するために、カルボキシル基を
中和し水で希釈する。適当な中和剤は、アンモニア、第
一、第二および第三アルキルアミンとアルカノールアミ
ン、アミノエーテルおよび第四アンモニウム水酸化物で
ある。その例としては、ジエチルアミン、トリエチルア
ミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ジメチルアミノ
エタノール、ジイソプロパツールアミン、トリエタノー
ルアミン、トリイソプロパツールアミン、2−アミノ−
2−メチル−1−プロパツール、2−ジメチルアミノ−
2−メチルプロパノ−ルー1、モルフォリンおよびメチ
ルモルフォリンがあげられる。アミン中和剤の選択は水
性分散液の安定性に影響し、それゆえに試験されねばな
らない。アンモニア、トリエチルアミン、ジメチルアミ
ノエタノールおよびN−メチル−モルフォリンが揮発性
が高いために好ましい。
・  添加するアミン二の上限は、存在するカルボキシ
ル基の中和度100%により決まる。その下限はえられ
た分散液の安定性により決まる。中和されたコーティン
グコンパウンドのpHは約6.5〜8.5であるべきで
ある。pHが低すぎると分散が困難となり樹脂が沈殿す
る。沸点が低い溶剤は通常大気圧下または真空下での蒸
留により除かれる。必要ならば中和および水での希釈を
先に行なう。
ポリウレタン分散液は成分(B)として用いられる。こ
れはアニオン性であることが好ましく、固形分含量に基
づいて酸価が5〜50が好ましく、10〜30が最も好
ましい。この分散液の製造は、水中でポリアミンおよび
/またはヒドラジンで乳化させることによりその酸性基
を中和したのちにイソシアネート末端基を含むプレポリ
マーの鎖を延長することにより、通常の方法で実施され
る。この方法では、すべてのイソシアネート基がジアミ
ンと反応するか、あるいは比較的高分子量のポリアミン
かそれらの混合物が用いられたばあいには反応性水素を
持っているアミン窒素原子が残されるかのいずれかであ
る。ウレア基を含有するポリウレタン分散液が製造され
るのが好ましい。この方法は分散性の改良された生成物
をつくり出す。すなわち、形成されたポリウレタンは水
中で比較的少数の酸塩の基(acid 5alt gr
oups)とともに分散し、微細粒子からなる有機相を
形成する。
インシアネート基を含−qするプレポリマーは、イソシ
アネートとは反応しない有機溶剤中で、水酸基価がl0
〜1800、好ましくは50〜500の多価アルコール
が150℃までの温度、好ましくは50〜130℃で過
剰のポリイソシアネートと反応することにより製造され
うる。NC0,2!とOH基との当量比は1.5:1.
0〜1.0: 1の範囲にあり、好ましくは1.4: 
1から 1.2:Iの範囲にある。プレポリマーの製造
に用いられるポリオールは低分子量のものおよび/また
は高分子量のものでよいが、比較的不活性なアニオン性
基を含んでいてもよい。
低分子量ポリオールは、比較的高分子量のポリオールよ
りは硬いポリウレタンをもたらす。
低分子量ポリオールは60〜約400の分子量を有し、
脂肪族、脂環式または芳香族基を含んでいてもよい。そ
れらは全ポリオール構成物の30重量%まで、好ましく
は約2〜20重量%の量で用いられる。1分子当り約2
0の炭素原子を含有する低分子量ポリオール、たとえば
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、■、2−プロパンジオール、1,3−
プロパン−ジオール、1.4−ブタンジオール、1.2
−ブチレングリコール、1.6−ヘキサンジオール、ト
リメチロールプロパン、ひまし油または水素化ひまし油
、ジ−トリメチロールプロパンエーテル、ペンタエリス
リトール、1.2−シクロ−ヘキサンジオール、1,4
−シクロヘキサンジメタツール、ビスフェノールA1ビ
スフエノールF1ネオペンチルグリコール、ヒドロキシ
ピバリン酸ネオペンチルグリコールエステル、ヒドロキ
シエチル化またはヒドロキシプロピル化ビスフェノール
A、水素化ビスフェノールAおよびそれらの混合物を使
うことが有利である。
柔軟性の高いイソシアネートプレポリマーをうるために
は、比較的高分子−の直鎖ポリオール、好ましくは水酸
基価が30〜150のものが高比率に添加されるべきで
ある。ポリオール全体中の97重量%までは飽和および
不飽和ポリエステルおよび/または分子量Mnが400
〜500oのポリエーテルからなってもよい。脂肪族ポ
リニー(式中、R4は水素原子または適宜種々の置換基
を釘する低級アルキル基、nは2〜6、好ましくは3〜
4の整数、およびmは2〜100、好ましくは5〜50
の整数を表わす)で示されるものが高分子量ポリオール
に適切である。例としては、直鎖状または分岐鎖状ポリ
エーテルジオール、たとえばポリ(オキシエチレン)グ
リコール、ポリ(オキシプロピレン)グリコールおよび
/またはポリ(オキシブチレン)グリコールなどが含ま
れる。選定したポリエーテルジオールは過剰量のエーテ
ル基を導入すべきではない。というのはそれによりえた
ポリマーが水中で膨潤するからである。好ましいポリエ
ーテルジオールは、分子QMnが400〜3000の範
囲にあるポリ(オキシプロピレン)グリコールである。
ポリエステルジオールは、有機ジカルボン酸またはその
無水物を有機ジオールでエステル化するかあるいは、ヒ
ドロキシカルボン酸またはラクトンから誘導して製造で
きる。分岐鎖状ポリエステルポリオールの製造には、ポ
リオ−1しまたは高原子価のポリカルボン酸が少ない割
合で用いられる。ジカルボン酸とジオールは直鎖状また
は分岐鎖状脂肪族、シクロ脂肪族または芳香族のジカル
ボン酸またはジオールであってよい。
ポリエステルの製造に用いたジオールは、たとえばエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール、ブタンジオール−2(1,4)、ヘキサンジオ
ール−(1,6)、ネオペンチルグリコールなどのアル
キレングリコールおよびジメチロールシクロヘキサンな
どの他のジオールからなるが、トリメチロールプロパン
、グリセロールまたはペンタエリスリトールなどのポリ
オールが少口加えられてもよい。ポリエステルを(1カ
成する酸は、基本的には低分子量ジカルボン酸またはそ
の無水物で分子内に2〜30゜好ましくは4〜18の炭
素原子を含むものからなる。適当な酸の例としては、0
−フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒド
ロフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、
アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、マレイン酸、
フマル酸、グルタル酸、ヘキサクロロへブタンジカルボ
ン酸、テトラクロロフタル酸および/または二塁化脂肪
酸があげられる。これらの酸の代りに、それらの無水物
があれば用いてもよい。ポリエステルポリオールの形成
に・  は、3以上のカルボキシル基を有するカルボン
酸の少塁が存在する。たとえばトリメリド酸無水物また
はマレイン酸無水物と不飽和脂肪酸の付加物である。
本発明によれば、ラクトンとジオールとの反応によりえ
たポリエステルジオールもまた使用される。それらはヒ
ドロキシル末端基と一般式:(式中、nは好ましくは4
〜6の整数、および置換基R5は水素原子、アルキル基
、シクロアルキル基またはアルコキシル基を表す)で示
されるポリエステル繰り返し単位が存在することにより
識別される。
どの置換基も炭素原子を12より多くは含まない。置換
基の炭素原子の総数は、1ラクトン環あたり12をこえ
ない。たとえばヒドロキシカプロン酸、ヒドロキシ酪酸
、ヒドロキシデカン酸、および/またはヒドロキシステ
アリン酸である。
8発物質として用いられるラクトンは一般式:(式中、
nおよびR5は前記と同じ)で示される。
ポリエステルジオールは置換されていず、nが4であり
、Rで表わされた置換基はすべて水素原子であるεカプ
ロラクトンから製造されることが好ましい。ラクトンと
の反応は、エチレングリコール、1,3−プロパンジオ
ール、1,4−ブタンジオールまたはジメチロールンク
ロヘキサンなどの低分子量ポリオールにより開始される
けれども、エチレンジアミン、アルキルジアルカノール
アミンまたはウレアなどの他種の反応物がカプロラクト
ンと反応してもよい。
たとえばε−カプロラクタムと低分子ニジオールとの反
応により製造されたポリラクタムジオールもまた、比較
的高分子量のジオールとして適当である。
1分子あたり最低2個のイソシアネート基を含有する脂
肪族、環状脂肪族および/または芳香族のポリイソシア
ネートは典型的な多官能性イソシアネートとして適当で
ある。有機イソシアネートの異性体または異性体混合物
は好ましい。適当な芳香族ジイソシアネートには、フェ
ニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、
キシレンジイソシアネート、ビフェニレンジイソシアネ
ート、ナフチレンジイソシアネートおよびジフェニルメ
タンジイソシアネートが含まれる。
紫外線に対する抵抗性が大きいため、(環状)脂肪族ジ
イソシアネートは黄変性傾向の少ない生成物をもたらす
。そうしたジイソシアネートの例としては、イソホロン
ジイソシアネート、シクロベンチレンジイソシアネート
およびシクロヘキシレンジイソシアネート、メチルシク
ロヘキシレンジイソシアネートやジシクロヘキシルメタ
ンジイソシアネートなどの芳香族ジイソシアネートの水
素化物が含まれる。脂肪族ジイソシアネートは一般式: (式中、rは2〜20.とくに6〜8の整数、およびR
6は同じかまたは異なる水素原子または炭素数1〜8、
好ましくは炭素数1または2の低級アルキル基を表わす
)で示される化合物である。例としては、トリメチレン
ジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、
ペンタメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、プロピレンジイソシアネート、エチルエ
チレンジイソシアネート、ジメチルエチレンジイソシア
ネート、メチルトリメチレンジイソシアネートおよびト
リメチルヘキサンジイソシアネートが含まれる。とくに
好ましいジイソシアネートはインホロンジイソシアネー
トおよびジシクロへキシル−メタンジイソシアネートで
ある。プレポリマーの形成に用いられるポリイソシアネ
ート成分は、ゲル形成を起こさない限りは高原子価のポ
リイソシアネートをある割合で含有してもよい。有用と
判明したトリイソシアネートは、ジイソシアネートのト
リマー化またはオリゴマー化より、またはジイソシアネ
ートのOH基またはNH基を含有する多官能化合物との
反応により、製造されたものである。これらには、たと
えば、ヘキサメチレンジイソシアネートと水のビウレッ
ト、ヘキサメチレンジイソシアネートのインシアヌレー
トおよびインホロンジイソシアネートをトリメチロール
プロパンに添加した生成物が含まれる。平均官能性は、
必要ならば、モノイソシアネートの添加により低下させ
ることもできる。そうした連鎖停止モノイソシアネート
の例はフェニルイソシアネート、シクロヘキシルイソシ
アネートおよびステアリルイソシアネートである。
ポリウレタンは、その合成工程での特殊な構成物質の組
み込みおよび/または製造中の特殊な工程の採用をしな
ければ、一般に水とは相溶性を呈さない。そこで、充分
に高い酸価が成分(B)に組み込まれ、中和生成物が水
中で安定し  ゛た乳濁液を形成することを確実にする
。これは、2つのイソシアネート反応性水素基と少なく
とも1つのアニオン形成可能な基を含有する化合物を使
って実現される。水酸基と、第一および/または第ニア
ミノ基がとくに、イソシアネート反応基として用いられ
る。カルボキシル基、スルホン酸基および/またはホス
ホン酸基はアニオン形成が可能な基である。カルボン酸
基またはカルボキシレート基がこの目的に好んで用いら
れる。ジイソシアネートのイソシアネート基が分子の水
酸基と優先的に反応するように反応はゆっくりでなけれ
ばならない。たとえばα炭素原子上に2つの置換基を含
有するアルカン酸(alkanolc acids)が
この目的に用いられる。
置換基は水酸基またはアルキル基、あるいは好ましくは
アルキロール基である。これらのポリオールは少なくと
も1、一般的には1〜3のカルボキシル基を有しており
、それらは2〜約25、好ましくは3〜10の炭素原子
を含有する。ジヒドロキシプロピオン酸、ジヒドロキシ
コハク酸およびジヒドロキシ安息香酸がそうした化合物
の例である。ジヒドロキシアルカン酸の中でとくに好ま
しいのは構造式: %式% (式中、R7は水素原子または炭素数1〜20のアルキ
ル基を表わす)で特徴づけられるα、α−ジメチロール
アルカン酸である。
そのような化合物の例は、2.2−ジメチロール酢酸、
2,2−ジメチロールプロピオン酸、2,2−ジメチロ
ール酪酸および2,2−ジメチロールベンクン酸である
。好ましいジヒドロキシアルカン酸は2.2−ジメチロ
ールプロピオン酸である。アミノ基を含をする化合物の
例には、α、δ−ジアミノ吉草酸、3,4−ジアミノ安
息香酸、2.4−ジアミノトルエンスルホン酸と2,4
−ジアミノ−ジフェニルエーテルスルホン酸が含まれる
。カルボキシル基含有ポリオールは、イソシアネートプ
レポリマーの総ポリオール成分の3〜100重量%、好
ましくは5〜50重量%を構成する。
このジヒドロキシアルカン酸は、イソシアネートとの反
応を防ぐために、イソシアネートとの反応前に第三アミ
ンで少なくとも部分的に中和される。
塩形態: で示されるカルボキシル基の中和の結果、利用できるイ
オン化可能カルボキシル基の量は、固形分含量に基づい
て、一般的には少なくとも0.4重量%、好ましくは0
,7重量%である。その」二限は約6重量%である。中
和されていないプレポリマー内のジヒドロキシアルカン
酸の量は、酸価が少なくとも5、好ましくは少なくとも
10である。酸価の上限は、固形分含量に基づいて60
、好ましくは40である。
本発明により用いられるイソシアネートプレポリマーは
、ポリオールまたはポリオール混合物のジイソシアネー
ト過剰量との同時反応により製造される。あるいは、こ
の反応は記述した順序で一工程づつ実施される。
例としてはDE 2624442号およびDB 321
0051号明細書に記載されている。反応温度は150
℃まで、好ましくは50〜130℃の範囲である。反応
は、事実上全ヒドロキシル官能基が反応を終えるまで続
く。
イソシアネートプレポリマーは、固形分含量に基づいて
、イソシアネート基を少なくとも約0.5重量%、好ま
しくはNCOを少なくとも1重量%含有する。上限は約
15重量%、好ましくは10重量%、もっとも好ましく
は5重量%である。
反応は有機スズ化合物および/または第三アミンなどの
触媒の存在下で実行される。ツエレビチノフ(Zere
v1tinof’f’)活性水素を含有しない有機溶剤
が、反応物を液状に保ち、反応温度制御を改善するため
に添加される。適切な溶剤には、たとえば、ジメチルホ
ルムアミド、エステル、ジエチレングリコール−ジメチ
ルエーテルなどのエーテル、ケトエステル、メチルエチ
ルケトンおよびアセトンなどのケトン、メトキシヘキサ
ノンなどのメトキシ基で置換されたケトン、グリコール
エーテルエステル、塩素化炭化水素、N−メチルピロリ
ドンなどの脂肪族および脂環式炭化水素ピロリドン、水
素化されたフラン、芳香族炭化水素ならびにそれらの混
合物が含まれる。溶媒の量は広範囲の限度内で変化し、
適当な粘度を有するプレポリマー溶液を形成するのに充
分な量であるべきである。固形分含量に基づいて0.0
1から15重量%の溶媒、好ましくは0.02から8重
量%の溶媒を用いれば多くのばあい充分である。もし溶
媒が、水不溶性で、沸点が水よりも低ければ、ウレア含
有ポリウレタン分散液製造の後に注意深く真空蒸留する
か薄層蒸発により除いてもよい。沸点のより高い溶媒は
水溶性が高くなければならず、水性ポリウレタン分散液
の中に保持され、フィルム形成時のポリマー粒子の融合
(coalescence)を促進させる。とくに好ま
しい溶媒は、N−メチルピロリドンで、適宜にメチルエ
チルケトンなどのケトンとの混合物として用いてもよい
イソシアネートプレポリマーのアニオン基は第三アミン
で少なくとも部分的に中和されている。その結果えられ
ろ水中分散性の増加は無限の希釈に充分である。それは
、ウレア基を含有する中和ポリウレタンの安定的分散に
も充分である。適当な第三アミンは、たとえば、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ジ
エチルアニリンおよびN−メチルモルホリンである。中
和後、イソシアネートプレポリマーは水で希釈され、微
細に分割された分散をもたらす。そのすぐ後に、なお残
っているイソシアネート基が鎖延長剤としての第一およ
び/または第ニアミノ基を含有するジーおよび/または
ポリアミンと反応する。この反応は、さらに架橋と分子
量の増加を生ずる。最適特性をうるために、アミンと水
の間のインシアネートとの競合的反応を注意深く調整し
く時間、温度、濃度)、再現可能な生産を確保するため
注意深くモニターすべきである。用いる鎖延長剤は水溶
性化合物であることが好ましい。というのはポリマー最
終生成物(polymer end product)
の水中分散性を増すからである。有機ジアミンが好んで
用いられる。それは一般に分子量の最大の増加をもたら
し、しかも樹脂のゲル化を起こさないからである。しか
しながら、これを実現するためには、イソシアネート基
に対するアミノ基の適切な比率を選択することが必要で
ある。
鎖延長剤の量は、その官能性(functlonall
ty)、プレポリマーのイソシアネート含量と反応時間
により決定される。鎖延長剤中の反応性アミノ基の、プ
レポリマー中のイソシアネート基に対する比率は、一般
に1=1より低く、l:lから0.75 :lの範囲内
が好ましい。過剰な活性水素の存在、とくに第一アミノ
基の形態での存在は、望ましくない低分子量のポリマー
をうみだす。
ポリアミンは主として1〜40の炭素原子、好ましくは
2〜15の炭素原子を有するアルキレンポリアミンであ
る。それらはイソシアネート反応性水素原子を持たない
置換基を持っていてもよい。例には、直鎖状または分枝
鎖状の脂肪族、環状脂肪族または芳香族構造を有し、少
なくとも2つの第一アミノ基を含有するポリアミンが含
まれる。適当なジアミンの例としては;エチレンジアミ
ン、プロピレンジアミン、1,4−ブチレンジアミン、
ピペラジン、1.4−シクロへキシルジメチルアミン、
ヘキサメチレンジアミン−(1,6)、トリメチルへキ
サメチレンジアミン、メンタンジアミン、インホロンジ
アミン、4,4−ジアミノジシクロヘキシルメタンおよ
びアミノエチルエタノールアミン。好ましいジアミンに
は、プロピレンジアミンおよび1−アミノ−3−アミノ
メチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキサンなどの
アルキルおよびシクロアルキルジアミンが含まれる。
鎖延長は、少なくとも部分的には反応性水素原子を含有
する少なくとも3つのアミノ基を有するポリアミンによ
り行なわれる。この型のポリアミンは、ポリマーの鎖延
長の後に1または2の反応性水素原子と反応していない
アミン窒素原子が存在するような瓜で用いられる。この
種の適当なポリアミンには、ジエチレントリアミン、ト
リエチレンテトラアミン、ジプロピレントリアミンおよ
びジエチレントリアミンが含まれる。ジエチレントリア
ミンなどのアルキルおよびシクロアルキルトリアミンが
好ましいポリアミンである。イソシアネート含量が非常
に高いばあいは、鎖延長工程でのゲル化を防ぐために、
エチルヘキシルアミンなどの少量のモノアミンが加えら
れる。使用される鎖延長剤もまたジアミンであり、その
第一アミノ基はケチミンとして保護され、水の存在下で
のみ、ケトンが分解分離するため、反応性をもつ。
上述の成分(、Uと(B)は、本発明のコーティングコ
ンパウンドの水性ベースバインダー(aqueous−
based binders)を形成する。本発明の水
性コーティングコンパウンドは、成分(A)と(B)と
を混合することによってえられる。成分(A)は混合の
前または後に中和される。中和によりこの成分に充分な
水希釈性を与える。中和に用いられる物質はアンモニア
および/またはジーおよびトリエチルアミン、ジメチル
アミノエタノールアミン、ジイソプロパツールアミン、
モルホリンまたはN−アルキルモルホリンなどのアミン
(とくにアルキルアミン)、アミノアルコールおよび環
状アミンである。所望の粘度をうるための水での希釈は
、加える成分に依存し、成分(A)と(13)との混合
前または後に行なわれる。
本発明による水性コーティングコンパウンドは、色形成
金fil (colour forming pigm
ents)により着色されることが好ましい。着色剤は
、たとえば、1973年11月のジャーマン・スタンダ
ード  (German  5tandard  ) 
  DIN    55944、  シ −ト 1〜4
に記載されたものが用いられる。市販の顔料製品も適当
である。本発明によるコーティングコンパウンドは、メ
タリック顔料(metalpigments) (例:
アルブロンズ(alubronzes) )および/ま
たは真珠光沢顔料および/または干渉顔料(inter
f’erence pigments)などの効果顔料
(ef’fect pigments)の取り込みに適
当でありそれら効果顔料は優れた効果のラッカーを生ず
る。メタリック顔料または真珠光沢顔料などの効果顔料
は、たとえば単純に水性バインダーと、適宜溶媒、水、
分散剤やシックナーを加えて混合される。グラインドア
ップ(grinding up)は必要でない。
着色メタリック効果または均一な色合いが必要ならば、
事前に顔料をグラインディング樹脂で、たとえばパール
ミル中でゲラインドア・ツブ(分散)することが必要で
ある。適切なグラインディング樹脂は、たとえば、水希
釈性ポリエステル樹脂とメラミン樹脂などのアミン−ホ
ルムアルデヒド縮合樹脂および/またはアクリレートで
ある。添加される樹脂ペーストはできる限り少量である
べきだが、顔料が湿りにくいばあいはバインダーの20
重量%までは置換しうる。
適切なグラインディング樹脂の1つは (A) (a+N、N−ジーC1〜4−アルキルアミノ
−01〜8−アルキル(メタ)アクリレート、およびN
−置換(メタ)アクリルアミドおよび/または(メタ)
アクリルアミドからなる混合物(ただし、該混合物中の
アミノ(メタ)アクリレートと(メタ)アクリルアミド
との比が1:2〜2:1の範囲である)および/または
N、N−ジーC−アルキルアミノ−01〜41〜4 一アルキル(メタ)アクリルアミド0.5〜40重量%
、 (b)ヒドロキシ−C−アルキル(メタ)72〜8 クリレート10〜40ffi量%および(c)共重合可
能なα、β−オレフィン性不飽和化合物20〜89.5
重量% のコポリマー80〜95重量%と (B)マスクされていないのと適宜にマスクされたイソ
シアネート基をビウレット基、ウレタン基またはイソシ
アヌレート基とともに含有するポリイソシアネート5〜
20重量%との反応によってえられるコポリマーからな
る。
このポリマーの製造法は同一特許出願人により、本願と
同日付で出願された「顔料分散液およびその用途(Pi
gment dispersion and Itsu
se)Jと題するDB−A−3628123,9号明細
書に記載されている。
とくに適当で好ましい顔料用のグラインディング樹脂は
、本発明の成5)(A)の説明に記載されている。成分
(A)の樹脂がグラインディング樹脂として用いられる
ばあいには、成分(A)の一部分がこの目的に用いられ
るか、成分(A)の追加量がグラインディング樹脂とし
て用いられる。成分(Δ)のグラインディング樹脂とし
ての使用は、好ましくは、部分的な中和および部分的水
希釈ののちに行なわれる。このことはとくに大切である
。というのは、異質なバインダー使用の必要性を避ける
ためである。異質なバインダーは多くのばあい低分子量
であり、本発明によるコーティングコンパウンドによっ
てえられるラッカーフィルムの特性を損なうからである
流動性に影響する通常の無機または有機の添加物が、本
発明のコーティングコンパウンドに添加される。このよ
うに、シックナーとして作用する物質には、たとえば、
ヒドロキシエチルセルコース、メチルセルロースまたは
カルボキシメチルセルコースなどの水溶性セルロースお
よび、ポリビニルアルコール、ポリ (メタ)アクリル
アミド、ポリ (メタ)アクリル酸、ポリビニルピロリ
ドン、スチレン/マレイン駿無水物またはエチレン/マ
レイン酸無水物共重合体などのイオン性および/または
結合的作用基を含有する合成ポリマーならびにそれらの
誘導体、のみならず疎水性に変性したエトキシ化ポリウ
レタンまたはポリアクリレートなどが含まれる。
とくに好ましくは、カルボキシル基含有ポリアクリレー
ト共重合体で酸価60〜780、好ましくは200〜5
00を有するものである。そしてそれは、メタリック効
果顔料を湿潤させるためにも用いられるものである。
たとえば、ポリ (メタ)アクリレート樹脂について上
述したような溶剤および中和剤を、本発明のコーティン
グコンパウンドの流動性とり+1値を正し、保存安定性
を改善するために添加してもよい。
本発明のコーティングコンパウンドは可能な限り小さい
割合の有機溶剤を含む。この割合は、たとえば、15f
fiffi%以下であろう。
本発明のコーティングコンパウンドは一般に約10〜5
0重量%の固形分含量を含有する。この固形分含量は、
コーティングコンパウンドの使用目的により変化する。
たとえば、メタリックラッカーには、固形分含量は10
〜25重量%が好ましい。単一着色ラツカ−(unHo
rmlycoloured 1acquers)では、
その割合は高く、たとえば15〜50重量%である。
本発明の水性コーティングコンパウンドは、低温におい
ても自然乾燥されるが、従来の架橋剤、たとえばホルム
アルデヒド縮合生成物、たとえばメラミン樹脂、および
/またはブロックされたイソシアネートを、適宜触媒の
添加とともに用いてもよい。表面が従来のクリアラッカ
ーでコーティングされたあと硬化させてもよい。
そのばあい、コーティングコンパウンドが前もって乾燥
されるか、好ましくはラッカーがウェットインウェット
で(wet In wet)塗布される。
2成分のクリアラッカー(たとえばアクリル−イソシア
ネートおよび/またはポリエステル−イソシアネート)
が用いられるばあい、耐水性、ストーンチッピング(s
tone chlpplng)に対する耐性、接着性と
耐候性に関するとくに有利な特性が、低い硬化温度、た
とえば80〜130℃の範囲ですでにえられている。1
成分のクリアーラッカーには120℃以上の温度が好ま
しい。
層の厚さは、本発明のコーティングコンパウンドからえ
られるコーティングの乾燥フィルム厚さはl0〜30μ
国、クリアラッカーをさらに使用したばあいには30〜
60μmが好ましい。本発明にしたがえば「ハイソリッ
ド(highsolids ) Jはクリアトップコー
トラッカーとして用いられることが好ましい。クリアラ
ッカーでのコーティングは絶対的に必要とはいえないが
、自動車産業においてはとくに有利である。
重合樹脂(A)は適当な架橋剤と組合せ使用されZ、と
水希釈性クリアラッカーとして働く。
事前に架橋されていないバインダーを用いることにより
、本発明のコーティングコンパウンドにより、滑らかな
表面をつくる良好なレベリングフロー(罰yellin
g How)かえられる。加えて、メタリックラッカー
のブロンズアラインメント(bronze align
ment)が改善される。えられたコーティングの耐水
性は優れている。自動軍部間に用いたばあい、ストーン
チッピングに対する優れた耐性かえられる。
本発明による水含有および水希釈性コーティングは黄変
しない利点がある。それらはペースラッカーとしてもト
ップコートラッカーとしても用いられる。ペースラッカ
ーとしての使用が好ましい。これらのペースラッカーは
事前の乾燥ののちクリアトップラッカーで上塗りしても
よ(、ついで二層を一緒に(ストーブ (5tove))乾燥してもよい。既知の従来の溶剤を
含有するラッカー、たとえば、1成分および2成分のク
リアラッカー(とくに2成分のハイソリッド型)と水希
釈性クリアラッカーを、クリアトップコートラッカーと
して用いてもよい。
本発明のコーティングコンパウンドは多様な表面に対す
る優れた接着性をもたらす。本発明はまた、したがって
、適宜水または有機溶剤に溶解したクリアラッカーのコ
ーティング層で上塗りし、60〜150℃の温度に加熱
して、基体表面へ塗布することによる基体へのコーティ
ング製造に用いる本発明の水性コーティングコンパウン
ドの用途に関する。基体はこの型のコーティングコンパ
ウンドでコーティングされる通常の物品(articl
es)であり、とくに自動車の部分で、先にプライマー
またはフィラーでコーティングされていたものである。
ラッカーはラッカー産業で用いられる従来の方法により
塗布される。方法としては、たとえば吹付塗装(spr
aylng) 、ナイフコーティング(knlf’e 
coating ) 、浸漬(dlpping )また
はローラーコーティングであり、ならびに、前述の通り
いわゆるハイローテーションベルによる静電吹付塗装に
ついてはとくに記述されるべきである。
以下に、本発明を製造例および実施例に基づいてさらに
詳細に説明するが本発明はかがる実施例のみに限定され
るものではない。
製造例1 水酸基含有ポリマー樹脂AI 三ロフラスコの中の912gのブトキシェタノールを不
活性ガス雰囲気下で、還流冷却しながら130℃に加熱
し、 アクリル酸             80gヒドロキ
シエチルアクリレート    165gn−ブチルアク
リレート        145gイソブチルアクリレ
ート        80gメチルメタクリレート  
      550 gブタンジオールジアクリレート
2og tert−ブチル−ペルオキシ−2−6gエチルヘキサ
ノエート の混合物を激しく攪拌しながら、滴下漏斗でゆっくり3
時間内で添加し、その間反応温度を130℃に維持した
。ついで、tert−ブチル−ペルオキシ−2−エチル
ヘキサノエート6gと 1.6gを2時間間隔で2回加
えて重合を進め、重合を完結した。
最終値: 固形分含量: 50.4型皿%(30分間180 ’C
に加熱) 酸価: 48 (mg KOH/ g樹脂固形分)粘度
(25℃):樹脂固形分で21Pa−sチンダル効果試
験を、15%まで水で希釈した中和した樹脂について、
非偏光単色レーザー光線を用いて実施すると、結果は陰
性であった。
水酸基含有ポリマー樹脂A2 下記の配合を用い、120’cで行なった以外はA1製
造の方法にしたがって製造した。
ブトキシェタノール        1927 gメタ
クリル酸            92gヒドロキシプ
ロピルアクリレート331 gイソブチルアクリレート
       462gメチルメタクリレート    
   1134gヘキサンジオールジアクリレート  
 34gtert−ブチル−ペルオキシ−2−14gエ
トキシヘキサネート 最終値: 固形分含量: 51.6重量%(30分間180℃)酸
価: 29 (+ngKOH/g樹脂固形分)粘度:固
形分含量で29Pa−s チンダル効果:陰性 製造例2 水性ポリウレタン分散液B 250グラムの直鎖状ポリエステル(アジピン酸、イソ
フタル酸およびヘキサンジオールから合成:水酸基価7
7、酸1i1flO)をメチルエチルケトン80gおよ
びN−メチルピロリドン53.3 gとともにスターラ
ー、内部温度計、加熱手段および還流冷却器を装着した
反応容器の中で70℃に加熱し、ついで水素化ビスフェ
ノールA74gとジメチロールプロピオン酸28.3g
をこの温度で添加した。反応混合物を120℃に加熱し
、この温度で半時間攪拌した。つぎにヘキサメチレンジ
イソンアネート 146.7gを70℃で添加した。発
熱フェーズ(cxothcrmic phase)  
(温度90℃未満)ののち、反応混合物を、残留イソシ
アネート基価が1.8未満になるまで75℃に保持した
樹脂混合物がまだあたたかいうちに、脱イオン水119
1 gとトリエチルアミン23.5gの中へ、激しく攪
拌しながら分散させた。脱イオン水75g中のプロピレ
ン−1,3−ジアミン10.5.gを、全樹脂を添加し
た5分後に添加し、反応混合物の攪拌を1時間継続した
下記特性をもった半透明な水性分散液かえられた。
樹脂固形分;30%(30分間、150’C)粘度(2
0℃):樹脂固形分で109mPa−5pH:  9.
8 酸価: 27 (mgKOH/ g樹脂固形分)実施例
1 メタリックベースラッカーの製造 製造例1でえられたポリアクリレート樹脂A11000
gに、アンモニアと水を攪拌しながら添加し、固形分含
量20%でpH7,3の溶液をつくった。
この溶液を24時間室温に放置し、必要に応じアンモニ
アを追加してpHを 7.3に調整した。
同時に、アルミニウム含全65%の市販のアルミニウム
ブロンズ40t−を、水10gとブトキシェタノール1
4gの混合液とともに用いてペーストにつくりあげた。
上記のポリアクリレート樹脂溶液434g、完全に無塩
の水137gおよびアンモニア4gの混合物を15分間
かけて−様な速度で、上記のブロンズペースト84gに
、攪拌しながら(1分間に約800回転)注入し、攪拌
をさらに15分間継続した。
固形分含量30%の市販のポリウレタン分散液124g
、続いてポリアクリレート分散液をベースとする市販の
3.4%シックナー溶液237gを、攪拌しながら添加
し、アンモニアでpHを7.3〜7.5に調整した。
実施例2 メタリックのラッカーコートの形成 実施例1でえられたメタリックベースラッカーを、電着
(eiectro−+Hp )プライマーとフィラーで
ラッカー塗装され、リン酸亜鉛で処理された自動車車体
板に、フローカップガン(Nowcup gun)で塗
布し、20℃で5分間および80℃で5分間乾燥させた
のちメタリックベースラッカーの厚さ約15μ0の乾燥
フィルムをえた。つぎに市販のクリアラッカー(たとえ
ばハイソリッド、 2成分ラッカー)で上塗りし、13
0℃で30分間ストーブ加熱(stoving ) し
た0クリアラツカーの乾燥フィルムの厚さは約40μm
であった。かようにしてえられたラッカー表面は、微細
でむらなく明るいメタリック効果があった。
ラッカーフィルムを、ラダーカット(1addercu
t)と呼ばれる鋭いナイフでフィラー層まで切り、粘着
テープはがし法 (adhesive tape tear−of’f’
 method )と呼ばれる試験法で8回試験した。
その結果接着損失は記録されなかった。また上述の通り
に製造された別の試験板を40℃で120時間水中に保
存した。
1時間の再調整(reconditloning)フェ
ーズののち、そのラッカーフィルムには泡ふくれ現象が
なく、縮みや光沢損失もないことがわかった。
実施例3 着色ペースト(tinting paste)の製造製
造例1てえられたポリアクリレート樹脂A2にアンモニ
アと水を固形分含量が38%、pHが8.0となるよう
加えた。この樹脂溶液465gを有機バット染料(スカ
ーレット(5carlet)Go、込明、ヘキスト社製
)  155gおよび完全に脱塩された水380gとと
もに、15分間、21m /秒で溶解器中で予儒分散し
、つぎにバールミルで90分間、約60℃の;3度でグ
ラインドアップした。
えられた着色ペーストは高度に透明で、水希釈性メタリ
ックベースラッカーの着色に大変適していた。
実施例4 ホワイ・ドブライマーの製造 製造例1でえられたポリアクリレート樹脂A1745g
に、アンモニアと水を固形分含量が37.2重量%、p
Hが8.0となるよう加えた。水80g1対称アセチレ
ングリコール(symmetricacetylenc
glycol)のブチルグリコール50%溶M20gお
よびチタニウムジオキシド300gを、溶解器中で、上
記のポリアクリレート樹脂溶液400gに組み込み、1
0分間、21m/秒で分散させた。混合物を1晩静置し
たのち、バールミルで20分間、約40℃の温度で分散
させ、さらに、グラインディング剤800gに基づいて
、上記37.2%ポリアクリレート樹脂溶液150gと
水50gを添加した。ついで、製造例2でえられたポリ
ウレタン分散液8400 gを撹拌しながら添加し、完
全に無塩の水で粘度を21DIN 4秒(DIN−4−
sec )に調整した。
えられたホワイトベースコートをフローカップガンで、
フィラーで塗装され、リン酸亜鉛で処理されたスタンダ
ードプレートに塗布し、室温で5分間および80℃で5
分間乾燥させたのち乾燥フィルムの厚さ約30μmのベ
ースコート層をえた。ついで、表面を溶剤含有2成分ク
リアラッカー(ハイソリッド)で上塗りし、 130℃
で30分間ストーブ加熱した。その結果純白の高光沢ラ
ッカーフィルムをえた。
実施例5 メタリックベースラッカーの製造 製造例2でえられたポリウレタン分散液Bを完全に脱塩
された水で固形分含量20%に希釈した。えられた20
5分散液450gと製造例1でえられたポリアクリレー
ト樹脂溶液AI 420gとを完全に無塩の水170g
を加えたアンモニアでpl!7.9に調整し、その混合
物をさらに417gの完全に無塩の水で希釈した。
アルミニウム含量65%の市販のアルミニウムブロンズ
40gを、完全に無塩の水10gとブトキシェタノール
14gの混合液とともに用いてペーストにつくりあげた
上記のバインダー混合物620gを、上記のブロンズペ
ースト64gに、攪拌しながら15分間かけて−様な速
度で注入した。この混合物をさらに15分間、1分間に
約800回転で攪拌した。完全に無塩の水289gとポ
リアクリレート分散液をベースとする固形分含量30%
の市販のシックナー27gとの混合液を攪拌しながら注
入し、攪拌をさらに15分間継続した。必要に応じpH
をアンモニアを用いて7.3〜7.6に再調整し、完全
に無塩の水を加えて、約25 DIN 4秒の吹付は粘
度(spraying viscosjty)に調整し
た。えられたメタリックベースラッカーを、ポリアミド
のハブキャップ(hub cap )にフローカップガ
ンで塗布し、乾燥フィルムの厚さ約15μmのフィルム
をえた。大気にさらしく室温で約5分間)、80℃で5
分間の乾燥ののち冷時従来の溶剤含有クリアラッカー(
2成分ハイソリッド)で上塗りし、乾燥フィルムの厚さ
約4011mの層をえ、これを80℃で45分間乾燥さ
せた。この結果、高光沢のメタリック効采コーティング
をえた。
特許出願人 へルベルッ・ゲゼルシャフト・ミツト・ベ
シュレンクテル・ ハフランク iン・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)(a)数平均分子量が10000〜5000
    00、(b)ガラス転移温度が−50〜+150℃、(
    c)酸価が0〜80mgKOH/g樹脂固形分、(d)
    水酸基価が60〜250mgKOH/g樹脂固形分およ
    び (e)粘度が5〜100Pa・s(ブトキシエタノール
    の50%溶液で25℃で測定) である水酸基含有ポリマー90〜40重量%と(B)ポ
    リウレタン分散液10〜60重量%の混合物からなる水
    希釈性バインダーをベースとするフィルム形成剤(ただ
    し(A)と(B)の量的割合は両方の固形分含量に基づ
    き、両方の和は常に100重量%となる)および顔料、
    ならびに適宜従来の溶剤、助剤および添加物を含有する
    水性コーティングコンパウンド。 2 (A)が、 (a)α,β−不飽和カルボン酸0〜12重量%、(b
    )重合により組み込まれうる水酸基含有モノマー10〜
    65重量%、 (c)多不飽和モノマー0.1〜7重量%および(d)
    二重結合以外の反応性基を含有しない単不飽和モノマー
    16〜90重量% のラジカル重合によってえられるものである特許請求の
    範囲第1項記載の水性コーティングコンパウンド。 3 成分(A)および(B)を特許請求の範囲第1項記
    載の量的割合で、メタリックおよび/または非メタリッ
    ク効果顔料、ならびに適宜ある割合の成分(A)または
    他のグラインディング樹脂でグラインドアップされた1
    種以上の発色顔料と混合することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項記載のメタリックおよび/ま
    たは非メタリック効果顔料を含有するコーティングコン
    パウンドの製造方法。 4 ある割合の成分(A)、または他のグラインディン
    グ樹脂を発色顔料とグラインドアップし、所望の順序で
    成分(A)の残余またはすべての成分(A)および成分
    (B)、または成分(A)と(B)の混合物、ならびに
    適宜1種以上のメタリックまたは非メタリック効果顔料 (ただし成分(A)と(B)の量的割合は特許請求の範
    囲第1項記載の割合である)と混合することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の発色顔料を
    含有するコーティングコンパウンドの製造方法。 5 適宜水または有機溶剤に溶解したクリアラッカーの
    コーティングで上塗りし、60〜150℃の温度に加熱
    して、基体表面へ塗布することによる基体へのコーティ
    ング製造に用いる特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の水性コーティングコンパウンドの用途。
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