JPS6351428B2 - - Google Patents
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- JPS6351428B2 JPS6351428B2 JP7369780A JP7369780A JPS6351428B2 JP S6351428 B2 JPS6351428 B2 JP S6351428B2 JP 7369780 A JP7369780 A JP 7369780A JP 7369780 A JP7369780 A JP 7369780A JP S6351428 B2 JPS6351428 B2 JP S6351428B2
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- Japan
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- drum
- paper
- sheet
- bar
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/06—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using cylindrical picture-bearing surfaces, i.e. scanning a main-scanning line substantially perpendicular to the axis and lying in a curved cylindrical surface
- H04N1/08—Mechanisms for mounting or holding the sheet around the drum
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J13/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
- B41J13/10—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
- B41J13/22—Clamps or grippers
- B41J13/223—Clamps or grippers on rotatable drums
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、フアクシミリやインクジエツトプリ
ンタにおいて用いられる回転ドラムに、シート状
物を自動的に装着し、該シート状物に所定の情報
記録をなした後に、自動的にそのシート状物を取
り出す場合の枚葉記録シートのドラム面からの排
出方法に関する。
ンタにおいて用いられる回転ドラムに、シート状
物を自動的に装着し、該シート状物に所定の情報
記録をなした後に、自動的にそのシート状物を取
り出す場合の枚葉記録シートのドラム面からの排
出方法に関する。
近年、枚葉紙をドラムに装着し、ドラムを高速
で回転せしめ、この間に枚葉紙に情報を記録し、
しかる後枚葉記録紙をドラム面より排出して、情
報記録紙を得る技術が広く実用化されているが、
この際必要な枚葉紙のドラムへの適切な装着技術
は勿論、ドラムからの適切な排出技術の開発も進
められてきている。ここにおいて、紙の装着、排
出に関する実用可能な技術として特公昭54−
22048号公報に記載された技術を挙げることがで
きる。
で回転せしめ、この間に枚葉紙に情報を記録し、
しかる後枚葉記録紙をドラム面より排出して、情
報記録紙を得る技術が広く実用化されているが、
この際必要な枚葉紙のドラムへの適切な装着技術
は勿論、ドラムからの適切な排出技術の開発も進
められてきている。ここにおいて、紙の装着、排
出に関する実用可能な技術として特公昭54−
22048号公報に記載された技術を挙げることがで
きる。
さて、この従来の技術によれば、紙のドラムへ
の装着が完了し、情報記録が終了するとドラム面
上の紙面に排紙ローラが接触せしめられるととも
に、第1のバーおよび第2のバーによるドラムへ
の紙の押えが解除されることにより、紙は前記回
転するドラムと排紙ローラとの間でのみ挾持され
る状態となり、この状態が維持されながらドラム
の回転に応じて排紙ローラが従動回転し、自動的
に排紙が行なわれるのである。
の装着が完了し、情報記録が終了するとドラム面
上の紙面に排紙ローラが接触せしめられるととも
に、第1のバーおよび第2のバーによるドラムへ
の紙の押えが解除されることにより、紙は前記回
転するドラムと排紙ローラとの間でのみ挾持され
る状態となり、この状態が維持されながらドラム
の回転に応じて排紙ローラが従動回転し、自動的
に排紙が行なわれるのである。
しかしながら、この従来の方式では、上記ドラ
ムへの紙の巻き付け、印字、および、排紙という
一連の動作中、とくに排紙時に上述の排紙ローラ
の存在が問題になることが判明した。
ムへの紙の巻き付け、印字、および、排紙という
一連の動作中、とくに排紙時に上述の排紙ローラ
の存在が問題になることが判明した。
すなわち、その1つは、排紙ローラと紙表面と
は機械的接触であるため、排紙時に記録紙にしわ
が発生する場合があり、このしわが、それに続く
記録紙の導出不良となる場合がある点であり、他
の1つは、高速情報記録、記録紙の高速排出が進
むに及んで、情報記録用のインクの乾燥が不充分
な状況で排出される場合、情報記録面が排紙ロー
ラとの接触によつて汚損される場合がある点であ
る。
は機械的接触であるため、排紙時に記録紙にしわ
が発生する場合があり、このしわが、それに続く
記録紙の導出不良となる場合がある点であり、他
の1つは、高速情報記録、記録紙の高速排出が進
むに及んで、情報記録用のインクの乾燥が不充分
な状況で排出される場合、情報記録面が排紙ロー
ラとの接触によつて汚損される場合がある点であ
る。
本発明は、上記従来の方式の欠点を改良すべく
なされたもので次の構成からなる。すなわち、回
転可能なドラム表面に上着された枚葉記録シート
を、ドラムの回転に応じて排出せしめる枚葉記録
シートのドラム面からの排出方法において、シー
トの排出先端部をシート自体の弾性作用により、
ドラム面より離反せしめ、前記先端部を除くシー
トの他の部分のうちの少なくとも一部区域をドラ
ムと静電気的接合状態に維持せしめつつ、ドラム
をシートの排出方向に回転せしめることを特徴と
する枚葉記録シートのドラム面からの排出方法。
なされたもので次の構成からなる。すなわち、回
転可能なドラム表面に上着された枚葉記録シート
を、ドラムの回転に応じて排出せしめる枚葉記録
シートのドラム面からの排出方法において、シー
トの排出先端部をシート自体の弾性作用により、
ドラム面より離反せしめ、前記先端部を除くシー
トの他の部分のうちの少なくとも一部区域をドラ
ムと静電気的接合状態に維持せしめつつ、ドラム
をシートの排出方向に回転せしめることを特徴と
する枚葉記録シートのドラム面からの排出方法。
次に、本発明の枚葉記録シートのドラム面から
の排出方法を、その具体的実施装置の一例を用い
て図面を参照しながらさらに詳細に説明する。
の排出方法を、その具体的実施装置の一例を用い
て図面を参照しながらさらに詳細に説明する。
第1乃至6図は、本発明に係る枚葉シートの排
出方法の一実施装置の概略側面図で、各図は、順
次、シートのドラムへの装着およびドラムからの
排出の状態の代表的な位置を示す。図面中の符号
は各図面で共通である。第1図において、回転ド
ラム1は、例えば、アルミニウムやその他の金
属、あるいは、合成樹脂に電導層を蒸着した円筒
状ドラムであり、その表面には、ポリエステルな
どからなる薄い絶縁層3が接着等によつて設けら
れている。この回転ドラム1は、軸2に止着さ
れ、軸2はモーター等(図示せず)の駆動力によ
つて回転せしめられ、よつてドラム1が矢印4
(第3図)方向に回転する構造となつている。回
転ドラム1の円周上の所定位置には2つの溝5,
6が並設され、この溝5,6間の突起部7が紙ス
トツパとなつている。また、上記溝5,6のそれ
ぞれに嵌合する第一のバー8と第二のバー9が回
転ドラム1の外部に取り付けられていて図には示
していないが通常のバネ、カム、ソレノイド、プ
ランジヤー等公知の手段との組合せによつて構成
される機構により、回転ドラム1の径方向に独立
に昇降可能になつている(以下の説明では、バー
8,9は、バネによつて駆動軸2の方向に引張ら
れるものとする)。前記2つの溝5,6のそれぞ
れに嵌合したバー8,9は、回転ドラム1と一体
回転可能な機構となつているが、バー8,9が溝
5,6と嵌合していない状態の時には、バー8,
9は、バーストツパ10により回転を阻止されて
ストツパ10とともにドラム1から離間する。
出方法の一実施装置の概略側面図で、各図は、順
次、シートのドラムへの装着およびドラムからの
排出の状態の代表的な位置を示す。図面中の符号
は各図面で共通である。第1図において、回転ド
ラム1は、例えば、アルミニウムやその他の金
属、あるいは、合成樹脂に電導層を蒸着した円筒
状ドラムであり、その表面には、ポリエステルな
どからなる薄い絶縁層3が接着等によつて設けら
れている。この回転ドラム1は、軸2に止着さ
れ、軸2はモーター等(図示せず)の駆動力によ
つて回転せしめられ、よつてドラム1が矢印4
(第3図)方向に回転する構造となつている。回
転ドラム1の円周上の所定位置には2つの溝5,
6が並設され、この溝5,6間の突起部7が紙ス
トツパとなつている。また、上記溝5,6のそれ
ぞれに嵌合する第一のバー8と第二のバー9が回
転ドラム1の外部に取り付けられていて図には示
していないが通常のバネ、カム、ソレノイド、プ
ランジヤー等公知の手段との組合せによつて構成
される機構により、回転ドラム1の径方向に独立
に昇降可能になつている(以下の説明では、バー
8,9は、バネによつて駆動軸2の方向に引張ら
れるものとする)。前記2つの溝5,6のそれぞ
れに嵌合したバー8,9は、回転ドラム1と一体
回転可能な機構となつているが、バー8,9が溝
5,6と嵌合していない状態の時には、バー8,
9は、バーストツパ10により回転を阻止されて
ストツパ10とともにドラム1から離間する。
すなわち、バーストツパ10は、バー8,9が
昇降するときのガイドも兼ねている。ここに述べ
た溝5,6、バー8,9、並びにストツパ10の
構成、および、以下に述べるこれらの作用の詳細
は、特公昭54−22048号公報に述べられているの
で、ここではその概略を述べるにとどめる。本発
明を実施する装置は、この上記構造からなる装置
を用いるに際し、円筒状ドラム1の表面に設けた
前記絶縁層を帯電させるためのコロナ放電による
帯電装置11がドラム1と離間して設けられ、該
帯電装置11に電圧を印加するための電源装置1
2が取り付けられており、上記公知例に見る排紙
ローラが存在しない点で特徴を有する。そして、
電源装置12の端子aと回転ドラム1の端子bは
図のように接地され、電気的に導通となつてい
る。紙13のドラム1への巻き付け動作を第2乃
至4図に示す。第2図は、ドラム1が停止して第
1バー8、第2バー9が上昇している状態で、紙
13が給紙ガイド14に沿つてガイドロール15
により給紙される。そして、紙の先端が紙ストツ
パ7に接触した段階で第1バー8を降下させ、紙
13の先端部を溝5とで挾み込んで保持する。こ
の時第2バー9は上昇したままである。次に第3
図に示すように、ドラム1を矢印4の方向に回転
させ紙をドラム面に巻き付けて行くとともに帯電
装置11に電圧を印加して、回転するドラム1の
A部分(第3図)の位置から絶縁層3に電荷を与
えはじめ、約半周分のB部分(第4図)の位置ま
で絶縁層3に電荷を与えてゆく。なお、ドラム1
が回転して第1バー8が前記ドラム1上方に離間
した状態の第2のバー9の下をくぐり抜けた後
に、第2バー9は、回転を続けるドラム1に降下
せしめられ紙13をしごきながら回転ドラム1に
紙を密着せしめて巻きつける作用をしている。こ
うしてドラム1が1回転した後は、第2バー9は
バネ(図示せず)によつて軸2方向に引かれてい
るので自動的に溝6に落ちて嵌合し、第4図に示
すように、紙13の終端部を溝6との間で保持す
る。
昇降するときのガイドも兼ねている。ここに述べ
た溝5,6、バー8,9、並びにストツパ10の
構成、および、以下に述べるこれらの作用の詳細
は、特公昭54−22048号公報に述べられているの
で、ここではその概略を述べるにとどめる。本発
明を実施する装置は、この上記構造からなる装置
を用いるに際し、円筒状ドラム1の表面に設けた
前記絶縁層を帯電させるためのコロナ放電による
帯電装置11がドラム1と離間して設けられ、該
帯電装置11に電圧を印加するための電源装置1
2が取り付けられており、上記公知例に見る排紙
ローラが存在しない点で特徴を有する。そして、
電源装置12の端子aと回転ドラム1の端子bは
図のように接地され、電気的に導通となつてい
る。紙13のドラム1への巻き付け動作を第2乃
至4図に示す。第2図は、ドラム1が停止して第
1バー8、第2バー9が上昇している状態で、紙
13が給紙ガイド14に沿つてガイドロール15
により給紙される。そして、紙の先端が紙ストツ
パ7に接触した段階で第1バー8を降下させ、紙
13の先端部を溝5とで挾み込んで保持する。こ
の時第2バー9は上昇したままである。次に第3
図に示すように、ドラム1を矢印4の方向に回転
させ紙をドラム面に巻き付けて行くとともに帯電
装置11に電圧を印加して、回転するドラム1の
A部分(第3図)の位置から絶縁層3に電荷を与
えはじめ、約半周分のB部分(第4図)の位置ま
で絶縁層3に電荷を与えてゆく。なお、ドラム1
が回転して第1バー8が前記ドラム1上方に離間
した状態の第2のバー9の下をくぐり抜けた後
に、第2バー9は、回転を続けるドラム1に降下
せしめられ紙13をしごきながら回転ドラム1に
紙を密着せしめて巻きつける作用をしている。こ
うしてドラム1が1回転した後は、第2バー9は
バネ(図示せず)によつて軸2方向に引かれてい
るので自動的に溝6に落ちて嵌合し、第4図に示
すように、紙13の終端部を溝6との間で保持す
る。
次に、情報記録終了後の記録紙の排出作用を説
明する。すなわち、記録紙の排出は、第5図に示
すように、回転ドラム1を、第1バー8、第2バ
ー9がバーストツパ10と相対する位置で停止さ
せ、紙13を挾持していた第1バー8、第2バー
9を上昇させてドラム1から離す。この状態にあ
つても紙13は、ドラムに対して静電気的接合状
態に維持されているためドラム面から脱落するこ
とはない。一方、紙13の排出先端部、この実施
例では、第1バー8が接触する部分、あるいは、
その部分並びにその近傍は、紙とドラムの間には
静電気的接合状態がないので、第1のバーが解放
されると、紙13の排出先端部は、紙自体の腰の
強さ(弾性作用)に応じて溝5から浮き上り、ド
ラム面からやや離反した状態となる。この状態で
紙排出のためにドラム1を矢印4(第6図)の方
向に回転させはじめると紙13の排出先端部がバ
ー8,9の下を通過し、排紙ガイド16に自動的
に乗り上げる。紙13が、ドラム1の回転ととも
に排出されるのは、前述A〜B間における紙13
とドラム13とドラム1との静電気的接合状態が
維持されていることによる。なお、B部を越え終
端部へ至る部分が排出位置に至るまでに、すでに
排出が終つている部分を強制的に引き出すニツプ
ロール等(図示せず)に接続させることにより紙
の排出は完了する。
明する。すなわち、記録紙の排出は、第5図に示
すように、回転ドラム1を、第1バー8、第2バ
ー9がバーストツパ10と相対する位置で停止さ
せ、紙13を挾持していた第1バー8、第2バー
9を上昇させてドラム1から離す。この状態にあ
つても紙13は、ドラムに対して静電気的接合状
態に維持されているためドラム面から脱落するこ
とはない。一方、紙13の排出先端部、この実施
例では、第1バー8が接触する部分、あるいは、
その部分並びにその近傍は、紙とドラムの間には
静電気的接合状態がないので、第1のバーが解放
されると、紙13の排出先端部は、紙自体の腰の
強さ(弾性作用)に応じて溝5から浮き上り、ド
ラム面からやや離反した状態となる。この状態で
紙排出のためにドラム1を矢印4(第6図)の方
向に回転させはじめると紙13の排出先端部がバ
ー8,9の下を通過し、排紙ガイド16に自動的
に乗り上げる。紙13が、ドラム1の回転ととも
に排出されるのは、前述A〜B間における紙13
とドラム13とドラム1との静電気的接合状態が
維持されていることによる。なお、B部を越え終
端部へ至る部分が排出位置に至るまでに、すでに
排出が終つている部分を強制的に引き出すニツプ
ロール等(図示せず)に接続させることにより紙
の排出は完了する。
以上において、本発明に係る方法の一実施態様
を説明した。本発明は、記録紙をドラム面から排
出するために、従来例にみるごとき接触ローラに
よる紙のドラムへの機械的接合を用いることな
く、静電気的接合を利用することにし、かつ、こ
の際、紙の排出先端部は静電気的接合をなさない
ようにした点に特徴を有するものであり、紙を静
電気的力により回転ドラムに接合させた場合、剥
離強さに比べ、回転ドラムの外周接線方向に引張
つた場合の剪断強さ(紙の駆動力)が強いという
作用を有利に利用したもので、実開昭52−
1377193号公報に開示されているドラムへの紙の
装着のみを目的としたクーロンの力発生装置をド
ラムシエル内に設けた装置とはその構成、作用を
異にするものである。
を説明した。本発明は、記録紙をドラム面から排
出するために、従来例にみるごとき接触ローラに
よる紙のドラムへの機械的接合を用いることな
く、静電気的接合を利用することにし、かつ、こ
の際、紙の排出先端部は静電気的接合をなさない
ようにした点に特徴を有するものであり、紙を静
電気的力により回転ドラムに接合させた場合、剥
離強さに比べ、回転ドラムの外周接線方向に引張
つた場合の剪断強さ(紙の駆動力)が強いという
作用を有利に利用したもので、実開昭52−
1377193号公報に開示されているドラムへの紙の
装着のみを目的としたクーロンの力発生装置をド
ラムシエル内に設けた装置とはその構成、作用を
異にするものである。
次に、本発明の上述構成を基本としたうえでの
他の変形態様とそれぞれの利点について述べる。
第1の態様は、帯電装置11の設置位置、帯電作
動時間を調整して、紙の排出先端位置以外のほと
んどすべての部分において、紙がドラムと静電気
的接合をなすようにしたものである。この場合
は、情報記録中の高速回転時における遠心力によ
る紙とドラムとの離反問題の解決にも役立つ。ま
た、上述の実施例で紙装着の際に、第2のバー9
の紙しごき作用を説明したが、このようなしごき
による装着が不要となり、したがつて、第2のバ
ー9並びに溝6を廃止することも可能となる。さ
らに、また、この場合は、排紙時に紙の排出先端
部以外は全面に亘つてドラムと接合状態にあるの
で、従来必要とされていた排紙時に情報記録ヘツ
ド紙幅以外の位置に移動せしめ、ドラムから離反
した部分の紙と、情報記録ヘツドとの接触を防ぐ
ような手段を講じなくてもすむという利点もあ
る。
他の変形態様とそれぞれの利点について述べる。
第1の態様は、帯電装置11の設置位置、帯電作
動時間を調整して、紙の排出先端位置以外のほと
んどすべての部分において、紙がドラムと静電気
的接合をなすようにしたものである。この場合
は、情報記録中の高速回転時における遠心力によ
る紙とドラムとの離反問題の解決にも役立つ。ま
た、上述の実施例で紙装着の際に、第2のバー9
の紙しごき作用を説明したが、このようなしごき
による装着が不要となり、したがつて、第2のバ
ー9並びに溝6を廃止することも可能となる。さ
らに、また、この場合は、排紙時に紙の排出先端
部以外は全面に亘つてドラムと接合状態にあるの
で、従来必要とされていた排紙時に情報記録ヘツ
ド紙幅以外の位置に移動せしめ、ドラムから離反
した部分の紙と、情報記録ヘツドとの接触を防ぐ
ような手段を講じなくてもすむという利点もあ
る。
その第2の態様は、以上においては、帯電装置
を紙が装着されていない部分に対して作動させる
態様を述べたが、紙が装着された状態で、紙の排
出に際し、排出のためのドラム回転をさせながら
紙の上から帯電装置を作動せしめても、紙とドラ
ムとの静電気的接合状態を紙排出時に維持するこ
とができ、ドラムの回転にともなつて紙を排出せ
しめるというものである。この場合、紙の排出作
用としては、上記実施例と同様の作用効果を有す
る。
を紙が装着されていない部分に対して作動させる
態様を述べたが、紙が装着された状態で、紙の排
出に際し、排出のためのドラム回転をさせながら
紙の上から帯電装置を作動せしめても、紙とドラ
ムとの静電気的接合状態を紙排出時に維持するこ
とができ、ドラムの回転にともなつて紙を排出せ
しめるというものである。この場合、紙の排出作
用としては、上記実施例と同様の作用効果を有す
る。
以上、説明したごとく、本発明の方法によれ
ば、紙とドラムとを静電気的接合状態を維持させ
つつドラムの回転に伴つて紙を排出するので、従
来の接触ローラを用いる方式で問題となつていた
排出される記録紙のしわや情報記録面の汚損もな
いので、美しい記録紙を得ることができる。
ば、紙とドラムとを静電気的接合状態を維持させ
つつドラムの回転に伴つて紙を排出するので、従
来の接触ローラを用いる方式で問題となつていた
排出される記録紙のしわや情報記録面の汚損もな
いので、美しい記録紙を得ることができる。
第1乃至6図は、本発明に係る枚葉シートの排
出方法の一実施装置の概略側面図。第1乃至4図
はシートのドラムへの装着状態を示す図。第5図
および第6図は、シートのドラムからの排出状態
を示す図である。 1:ドラム、3:絶縁層、5,6:溝、8,
9:バー、11:帯電装置、12:電源、13:
紙、14:給紙ガイド、16:排紙ガイド。
出方法の一実施装置の概略側面図。第1乃至4図
はシートのドラムへの装着状態を示す図。第5図
および第6図は、シートのドラムからの排出状態
を示す図である。 1:ドラム、3:絶縁層、5,6:溝、8,
9:バー、11:帯電装置、12:電源、13:
紙、14:給紙ガイド、16:排紙ガイド。
Claims (1)
- 1 回転可能なドラム表面に止着された枚葉記録
シートを、ドラムの回転に応じて排出せしめる枚
葉記録シートのドラム面からの排出方法におい
て、シートの排出先端部をシート自体の弾性作用
により、ドラム面より離反せしめ、前記先端部を
除くシートの他の部分のうちの少なくとも一部区
域をドラムと静電気的接合状態に維持せしめつ
つ、ドラムをシートの排出方向に回転せしめるこ
とを特徴とする枚葉記録シートのドラム面からの
排出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7369780A JPS56169964A (en) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | Discharging system of paper pile recording sheet from drum surface |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7369780A JPS56169964A (en) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | Discharging system of paper pile recording sheet from drum surface |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56169964A JPS56169964A (en) | 1981-12-26 |
JPS6351428B2 true JPS6351428B2 (ja) | 1988-10-13 |
Family
ID=13525660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7369780A Granted JPS56169964A (en) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | Discharging system of paper pile recording sheet from drum surface |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56169964A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06244030A (ja) * | 1993-02-15 | 1994-09-02 | Okaya Electric Ind Co Ltd | Lc複合部品 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61217268A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-26 | Richo Denshi Kogyo Kk | 記録体移送装置 |
AU664267B2 (en) * | 1992-04-13 | 1995-11-09 | Toyo Ink Manufacturing Co. Ltd. | Image transfer apparatus and method of ejecting image substrate |
WO1998030395A1 (fr) * | 1997-01-08 | 1998-07-16 | Kabushiki Kaisha Tec | Imprimante a jet d'encre |
JP3566045B2 (ja) * | 1997-10-02 | 2004-09-15 | アルプス電気株式会社 | 記録媒体の装着装置 |
-
1980
- 1980-06-03 JP JP7369780A patent/JPS56169964A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06244030A (ja) * | 1993-02-15 | 1994-09-02 | Okaya Electric Ind Co Ltd | Lc複合部品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56169964A (en) | 1981-12-26 |
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