JPS61217268A - 記録体移送装置 - Google Patents
記録体移送装置Info
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- JPS61217268A JPS61217268A JP5848985A JP5848985A JPS61217268A JP S61217268 A JPS61217268 A JP S61217268A JP 5848985 A JP5848985 A JP 5848985A JP 5848985 A JP5848985 A JP 5848985A JP S61217268 A JPS61217268 A JP S61217268A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- rotary
- power supply
- paper
- separator
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J13/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
- B41J13/10—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
Landscapes
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は静電気によってシート状の記録体を吸着して移
送する記録体移送装置に関する。
送する記録体移送装置に関する。
（従来技術）
従来の静電気によってシート状の記録体を吸着して移送
する装置は、大きく分けると２種類あり、その１つは、
平板上に静電気を発生させ、これによって記録体を該平
板上に吸着固定するいわゆるフラットベッド型であり、
もう１つは回転ドラム（ローラ）の表面に静電気による
吸着力を発生させこの吸着力とロニラの回転によって前
後に移送するいわゆるドラム移送型である。
する装置は、大きく分けると２種類あり、その１つは、
平板上に静電気を発生させ、これによって記録体を該平
板上に吸着固定するいわゆるフラットベッド型であり、
もう１つは回転ドラム（ローラ）の表面に静電気による
吸着力を発生させこの吸着力とロニラの回転によって前
後に移送するいわゆるドラム移送型である。
フラットベッド型は、シート状記録体が広い面積で載置
板に接しているので、吸着力が５〜６ｇ／ａｎ２程度あ
ればその目的を達することができ、実用化が進んでいる
。
板に接しているので、吸着力が５〜６ｇ／ａｎ２程度あ
ればその目的を達することができ、実用化が進んでいる
。
一方、ドラム移送型は次のような問題があり、実用化が
遅れていた。
遅れていた。
即ち、ドラム移送型は、シート状記録体と回転ドラムと
の接触面積即ち吸着面積を大きくとることができないた
め、部位面積あたりの吸着力を大きくすることが必要で
、あり、通常は少なくとも３０ｇ／ｃｎ＋２程度、望ま
しくは５０ｇ／ａ１１”以上が必要である。そのような
大きな吸着力を得るために、ある従来例では、回転ドラ
ムの表面に高誘電率ゴムを設け、その中に電気的抵抗の
少ない導電材からなる多数の電極を埋設し、その電極間
に高電圧を印加して静電気を発生することが行なわれて
いるが、そのＪｊＦ電駄従って吸着力は対象となるシー
トの種類等によって変化し、また設置環境、とくに湿度
によって大きく変化するという欠点があった。さらに、
埋設された一方の電極から記録体を２度通過して他方の
電極へ至る電気力線が、記録体を通過する巾が人きいた
め吸着力発生の時定数が数ｍｓと大きいので、シート状
記録体を前後に高速で移送した場合、吸着力が追従でき
ず、シー１へ状記録体のズレのＪＪｉｌ因となっていた
。
の接触面積即ち吸着面積を大きくとることができないた
め、部位面積あたりの吸着力を大きくすることが必要で
、あり、通常は少なくとも３０ｇ／ｃｎ＋２程度、望ま
しくは５０ｇ／ａ１１”以上が必要である。そのような
大きな吸着力を得るために、ある従来例では、回転ドラ
ムの表面に高誘電率ゴムを設け、その中に電気的抵抗の
少ない導電材からなる多数の電極を埋設し、その電極間
に高電圧を印加して静電気を発生することが行なわれて
いるが、そのＪｊＦ電駄従って吸着力は対象となるシー
トの種類等によって変化し、また設置環境、とくに湿度
によって大きく変化するという欠点があった。さらに、
埋設された一方の電極から記録体を２度通過して他方の
電極へ至る電気力線が、記録体を通過する巾が人きいた
め吸着力発生の時定数が数ｍｓと大きいので、シート状
記録体を前後に高速で移送した場合、吸着力が追従でき
ず、シー１へ状記録体のズレのＪＪｉｌ因となっていた
。
また、従来の他の例では、接地された導電性の移送用の
回転ドラｌ＼とそのドラ１１に対向するコロナ放電器と
の間に人［１側ガイ１−によりシー１−状記録体を導び
き、コロナ放電器と導電性の回転ドラムとの間に高電圧
を印加して、シート状記録体に帯電をり、えることが行
なオ〕れているが、そのシー１−状記録体は回転ドラム
から脱出した後も帯電したままであるため、出口側ガイ
ドとの間に吸着力が生じ、シート状記録体の送りに障害
を１７．えることがあった。特にプロッタ等のように回
転ドラムを正逆転させて移送方向を頻繁に変化させる移
送制御を行なう装置において利用する場合には、帯電部
分が回転ドラムの逆転によって再度回転ドラム上に来た
ときにシート状記録体に位置的なズレが生じる場合があ
り、描画の精度が悪くなる恐れがあった。また、回転ド
ラムとそれに対向する帯電器との間には高電圧が印加さ
れているので、両者の対向部分は操作者が作動中誤って
触れても危険がないように覆うことが必要であった。
回転ドラｌ＼とそのドラ１１に対向するコロナ放電器と
の間に人［１側ガイ１−によりシー１−状記録体を導び
き、コロナ放電器と導電性の回転ドラムとの間に高電圧
を印加して、シート状記録体に帯電をり、えることが行
なオ〕れているが、そのシー１−状記録体は回転ドラム
から脱出した後も帯電したままであるため、出口側ガイ
ドとの間に吸着力が生じ、シート状記録体の送りに障害
を１７．えることがあった。特にプロッタ等のように回
転ドラムを正逆転させて移送方向を頻繁に変化させる移
送制御を行なう装置において利用する場合には、帯電部
分が回転ドラムの逆転によって再度回転ドラム上に来た
ときにシート状記録体に位置的なズレが生じる場合があ
り、描画の精度が悪くなる恐れがあった。また、回転ド
ラムとそれに対向する帯電器との間には高電圧が印加さ
れているので、両者の対向部分は操作者が作動中誤って
触れても危険がないように覆うことが必要であった。
（発明が解決しようとする問題点）
従って、本発明は、これらのドラム移送型の記録体移送
装置における従来技術の問題を解決することを目的とす
るものである。
装置における従来技術の問題を解決することを目的とす
るものである。
即ち、本発明はシート状記録体の回転ドラムへの吸着力
が大きく、しかも回転ドラムの離脱を容易にし、高速で
移送してもシート状記録体のズレの発生を抑え、また、
操作が安全で容易である静電型の記録体移送装置を提供
することを目的とするものである。
が大きく、しかも回転ドラムの離脱を容易にし、高速で
移送してもシート状記録体のズレの発生を抑え、また、
操作が安全で容易である静電型の記録体移送装置を提供
することを目的とするものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明の記録体移送装置は、上記目的を達成するために
、表面に誘電体層を設けた導電性の回転移送体と； そ
の回転移送体に対向して配設される接地した給電ブラシ
と； シート状記録体の帯電を除去するための除電ブラ
シを有し、前記回転移送体の表面に対して一定の角度を
なして配設され、前記シート状記録体を前記回転移送体
の方へ導き、あるいはその回転移送体から前記シート状
記録体を分離して脱出させるためのセパレータ、と；前
記給電ブラシと前記回転移送体との間に高電圧を印加す
る高電圧電源と；を備えたことを特徴とするものである
。
、表面に誘電体層を設けた導電性の回転移送体と； そ
の回転移送体に対向して配設される接地した給電ブラシ
と； シート状記録体の帯電を除去するための除電ブラ
シを有し、前記回転移送体の表面に対して一定の角度を
なして配設され、前記シート状記録体を前記回転移送体
の方へ導き、あるいはその回転移送体から前記シート状
記録体を分離して脱出させるためのセパレータ、と；前
記給電ブラシと前記回転移送体との間に高電圧を印加す
る高電圧電源と；を備えたことを特徴とするものである
。
（実施例の説明）
第１図および第２図は、本発明をプロッタの紙送り用と
して利用した場合の一実施例を示す図で、第１図は側方
から見た要部断面図であり、第２図は斜視図である。
して利用した場合の一実施例を示す図で、第１図は側方
から見た要部断面図であり、第２図は斜視図である。
ドラム状の回転移送体１は、導電性の金属でできたドラ
ム状の芯金２と、その表面に被覆された高誘電率の誘電
体層３からなっており、モータ等の適当な駆動手段によ
り回転駆動されるものであリ、例えば芯金２の一力の端
部から回転接触型のソケッ１へを介して給紙時に高電圧
電源２１ （第４図）に接続される。なオン、その高電
圧電源２１は直流でも交流でもよく、また接続の極性は
いずれでもよい。
ム状の芯金２と、その表面に被覆された高誘電率の誘電
体層３からなっており、モータ等の適当な駆動手段によ
り回転駆動されるものであリ、例えば芯金２の一力の端
部から回転接触型のソケッ１へを介して給紙時に高電圧
電源２１ （第４図）に接続される。なオン、その高電
圧電源２１は直流でも交流でもよく、また接続の極性は
いずれでもよい。
回転移送体１の周辺の近傍には２個の給電ブラシ４，４
′がある１１）１隔をおいて配ｄジさ九、それらの給電
ブラシ４，４″の間の同転移送体１の周辺近傍には記録
用ベン５が配設されており、さらに回転移送体１へ用紙
６を導き、またそれから離脱させるだめのセパレータ７
．７′が配設されている。
′がある１１）１隔をおいて配ｄジさ九、それらの給電
ブラシ４，４″の間の同転移送体１の周辺近傍には記録
用ベン５が配設されており、さらに回転移送体１へ用紙
６を導き、またそれから離脱させるだめのセパレータ７
．７′が配設されている。
セパレータ７（７’）は第：３図に示すように一端部附
近に除電ブラシ８を挿通するための開１■部９が設けら
れ、またセパレータ７と用紙６との摩擦を少なくするた
めのリブ１０が形成されている。
近に除電ブラシ８を挿通するための開１■部９が設けら
れ、またセパレータ７と用紙６との摩擦を少なくするた
めのリブ１０が形成されている。
第１図に示すように、除電ブラシ８，８′は、セパレー
タ７．７′の開［−１部９のところで用紙６に接触する
ように配置され、電気的に接地されている。
タ７．７′の開［−１部９のところで用紙６に接触する
ように配置され、電気的に接地されている。
用紙６の回転移送体１への進入時の浮」ニリやよじれ等
を生じないように安定させるために、回転移送体１とセ
パレータ７．７′の接合点附近に用紙６を軽く押えるガ
イドローラ１１．．１．１″が設けられている。
を生じないように安定させるために、回転移送体１とセ
パレータ７．７′の接合点附近に用紙６を軽く押えるガ
イドローラ１１．．１．１″が設けられている。
給電ブラシ４，４″およびガイドローラ１１゜１１′の
シャフトＪ２は回転移送体］の長手方向の両端に設けら
れた一対の切換機構間に取付けら。
シャフトＪ２は回転移送体］の長手方向の両端に設けら
れた一対の切換機構間に取付けら。
れている。その一対の切換機構め一方は、第１図に示す
ように、メインシャツｌ−１３を回動中心とする第１の
レバー（ハンド１ツバ−）１４、その第１のレバーにリ
ンクＪ５を介して接続され１回動支持部１６を回動中心
として回動する第２のレバー１７、および切換機構に切
換の２状態の一方に安定させるためのバネ１８とからな
っている。一対の切換機構のもう一方は、反対側の端部
に第１図の切換機構とほぼ同様な構成ではあるが対称的
な機構のものが配設されている。給電ブラシ４′および
ガイドローラシャツ１〜１２′は第１のレバー」４に、
給電ブラシ４およびガイドローラシャー７〜 フ１へ］２は第２のレバー１７にそれぞれ取付けられて
いる。
ように、メインシャツｌ−１３を回動中心とする第１の
レバー（ハンド１ツバ−）１４、その第１のレバーにリ
ンクＪ５を介して接続され１回動支持部１６を回動中心
として回動する第２のレバー１７、および切換機構に切
換の２状態の一方に安定させるためのバネ１８とからな
っている。一対の切換機構のもう一方は、反対側の端部
に第１図の切換機構とほぼ同様な構成ではあるが対称的
な機構のものが配設されている。給電ブラシ４′および
ガイドローラシャツ１〜１２′は第１のレバー」４に、
給電ブラシ４およびガイドローラシャー７〜 フ１へ］２は第２のレバー１７にそれぞれ取付けられて
いる。
ハンドレバー１４が第１図に示すようにストッパ１９に
係止されて安定している第１の状態は、給電ブラシ４，
４′およびガイドローラ］ １，１１’は回転移送体１
に近接する給紙位置であり、ハンドレバー１４を第１図
のＢ側に倒した第２の状態（図示されていない）は給電
ブラシ４，４′およびガイドローラ１．１．．１１’が
回転移送体１から離れた休止位置ないしは用紙設定のた
めの位置である。
係止されて安定している第１の状態は、給電ブラシ４，
４′およびガイドローラ］ １，１１’は回転移送体１
に近接する給紙位置であり、ハンドレバー１４を第１図
のＢ側に倒した第２の状態（図示されていない）は給電
ブラシ４，４′およびガイドローラ１．１．．１１’が
回転移送体１から離れた休止位置ないしは用紙設定のた
めの位置である。
以上のように構成された本実施例の動作について説明す
る。
る。
まず、切換機構のハンドレバー１４をＢ側に倒した状態
において、用紙６を回転移送体１と給電ブラシ４の間に
セラ１−する。このハンドレバー１４がＢ側の位置にあ
るとき係合してＯＦＦとなるリミットスイッチ２２によ
り、高電圧電源２１は芯金２との接続が遮断されている
。
において、用紙６を回転移送体１と給電ブラシ４の間に
セラ１−する。このハンドレバー１４がＢ側の位置にあ
るとき係合してＯＦＦとなるリミットスイッチ２２によ
り、高電圧電源２１は芯金２との接続が遮断されている
。
次に、切換機構のハンドレバー１４をＡ側に切換えると
、高電圧電源２１から芯金２とブラシ４との間に１．５
ＫＶ以−［−（好ましくは約４ＫＶ）の高電圧が供給さ
れる。第４図に示すように、この高電圧（第４図の例で
は直流であるとし、芯金２に高電位側が接続されている
とする）の印加により発生した電気力線２３は誘電体層
３の表面を■の電荷とし、その誘電体層３と接する用紙
６の表面はθの電荷が誘起され、その反対側の表面の■
の誘起電荷は、給電ブラシ４に放電され、用紙６全体が
ｅに帯電される。この結果、誘電体層３の電荷と用紙６
の電荷の静電吸着力により、用紙６は回転移送体１の表
面に吸着される。このとき、電気力線の通過＋ｌＪは紙
厚子α、即ち４０〜８０μｍとなるため吸着力発生の時
定数が従来の例に比べて極めて小さくなるとともに、帯
電址が大きくなるため、高速で回転移送体１を回転して
用紙を移送しても吸着の追従性は極めて良くなる。一般
に吸着力は３０ｇ／ａｎ２程度以」二とし、なるべく強
力であることが好ましいが、」二記本発明の実施例の構
成により、２５．５ ｇ／ ａｎ２以上とすることがで
き、用紙を強力に把握して移送することになる。
、高電圧電源２１から芯金２とブラシ４との間に１．５
ＫＶ以−［−（好ましくは約４ＫＶ）の高電圧が供給さ
れる。第４図に示すように、この高電圧（第４図の例で
は直流であるとし、芯金２に高電位側が接続されている
とする）の印加により発生した電気力線２３は誘電体層
３の表面を■の電荷とし、その誘電体層３と接する用紙
６の表面はθの電荷が誘起され、その反対側の表面の■
の誘起電荷は、給電ブラシ４に放電され、用紙６全体が
ｅに帯電される。この結果、誘電体層３の電荷と用紙６
の電荷の静電吸着力により、用紙６は回転移送体１の表
面に吸着される。このとき、電気力線の通過＋ｌＪは紙
厚子α、即ち４０〜８０μｍとなるため吸着力発生の時
定数が従来の例に比べて極めて小さくなるとともに、帯
電址が大きくなるため、高速で回転移送体１を回転して
用紙を移送しても吸着の追従性は極めて良くなる。一般
に吸着力は３０ｇ／ａｎ２程度以」二とし、なるべく強
力であることが好ましいが、」二記本発明の実施例の構
成により、２５．５ ｇ／ ａｎ２以上とすることがで
き、用紙を強力に把握して移送することになる。
本実施例では、」二記のように用紙への帯電量が大きい
ので、用紙の離脱のときおよび逆方向への再給紙を行な
うときに、セパレータとの間で吸着力が作用して用紙の
給送に支障をきたすということのないようにすることが
必要である。そこで、本実施例では、前述のようにセパ
レータ７の材質をプラスチックとし、開口部９を設けて
接地した除電ブラシを通し、その除電ブラシ８が用紙６
に接触するようにして、用紙６の電荷の大部分を除去す
るのである。さらに、セパレータ７の表面に第３図に示
すようなリブ１０を設けて用紙６との接触面積を最小に
することにより、より給紙が完全となる。なお、セパレ
ータは上記リブ付きのプラスチック板に代えて、複数の
プラスチック棒を平行に配設した構成としてもよい。
ので、用紙の離脱のときおよび逆方向への再給紙を行な
うときに、セパレータとの間で吸着力が作用して用紙の
給送に支障をきたすということのないようにすることが
必要である。そこで、本実施例では、前述のようにセパ
レータ７の材質をプラスチックとし、開口部９を設けて
接地した除電ブラシを通し、その除電ブラシ８が用紙６
に接触するようにして、用紙６の電荷の大部分を除去す
るのである。さらに、セパレータ７の表面に第３図に示
すようなリブ１０を設けて用紙６との接触面積を最小に
することにより、より給紙が完全となる。なお、セパレ
ータは上記リブ付きのプラスチック板に代えて、複数の
プラスチック棒を平行に配設した構成としてもよい。
以上、プロッタの紙送り装置に適用した実施例について
説明したが、本発明は、それに限ることなくその他の紙
布類の移送装置、例えば現金自動支払い機の紙幣を吸着
移送するのにも使用できる。
説明したが、本発明は、それに限ることなくその他の紙
布類の移送装置、例えば現金自動支払い機の紙幣を吸着
移送するのにも使用できる。
（発明の効果）
本発明は、以上に説明したように、表面に誘電体層を施
こしたドラム状の導電体からなる回転移送体に対向して
、接地した給電用ブラシを設けた静電吸着機構を有する
ことにより、誘電体中に対向する正負の電極を埋め込ん
だ構成の従来の静電吸着機構に比べて、吸着力発生の時
定数を小さくでき、従って、用紙ズレ等が発生し難い利
点がある。
こしたドラム状の導電体からなる回転移送体に対向して
、接地した給電用ブラシを設けた静電吸着機構を有する
ことにより、誘電体中に対向する正負の電極を埋め込ん
だ構成の従来の静電吸着機構に比べて、吸着力発生の時
定数を小さくでき、従って、用紙ズレ等が発生し難い利
点がある。
さらに誘電体層を有しない回転ドラムとそれに対向する
コロナ放電器からなる他の従来の静電吸着機構に比べて
、本発明は誘電体層を設けているため帯電量を大きくで
き、従って吸着力を充分に大きくできる。また、その誘
電体層は回転移送体の表面の絶縁体としても作用するの
で、給紙等のとき回転移送体や給電ブラシに接触しても
高電圧に感電する恐れはない。従って従来例のように回
転移送体を接地側に選定しなければ操作上の安全性を確
保できないということは起きない。さらに誘電体層は記
録用のペンと接触するときの緩衝部＝１１− として作用するので記録の品質を良くするとともに騒音
を少なくすることができる。
コロナ放電器からなる他の従来の静電吸着機構に比べて
、本発明は誘電体層を設けているため帯電量を大きくで
き、従って吸着力を充分に大きくできる。また、その誘
電体層は回転移送体の表面の絶縁体としても作用するの
で、給紙等のとき回転移送体や給電ブラシに接触しても
高電圧に感電する恐れはない。従って従来例のように回
転移送体を接地側に選定しなければ操作上の安全性を確
保できないということは起きない。さらに誘電体層は記
録用のペンと接触するときの緩衝部＝１１− として作用するので記録の品質を良くするとともに騒音
を少なくすることができる。
本発明はまた、セパレータに開口部と、その開口部を通
して用紙に接触する除電ブラシと、用紙に面する部分の
リブとを設けているので、用紙への帯電量が大きいにも
かかわらずセパレータでの吸着や摩擦を著しく減少させ
ることができる。
して用紙に接触する除電ブラシと、用紙に面する部分の
リブとを設けているので、用紙への帯電量が大きいにも
かかわらずセパレータでの吸着や摩擦を著しく減少させ
ることができる。
以上のように本発明は、吸着部での強力な静電吸着力と
吸着部を脱するときの除電による滑らかな給送を両立さ
せて、静電吸着のみを利用した記録体移送装置の実用化
に成功したものである。
吸着部を脱するときの除電による滑らかな給送を両立さ
せて、静電吸着のみを利用した記録体移送装置の実用化
に成功したものである。
第１図および第２図は、本発明をプロッタの紙送り用と
して利用した場合の一実施例を示す図で、第１図は側方
から見た要部断面図であり、第２図は斜視図である。第
３図は上記実施例におけるセパレータの構成を示す図、
第４図は本実施例の静電吸着の作用を説明するための図
である。 １・・・ドラム状の回転移送体、２・・・芯金、３・・
・誘電体層、４，４′・・・給電ブラシ、５・・・記録
用ペン、６・・・用紙、７・・・セパレータ、８．８１
・・・除電ブラシ、９・・・開口部、１０・・・リブ、
１１．．１１’・・・ガイドローラ、１２・・・シャフ
ト、１３・・・メインシャフト、１４・・・第１のレバ
ー（ハンドレバー）、１５・・・リンク、１６・・・回
動支持部、１７・・・第２のレバー、１８・・・バネ、
１９・・・ストッパ、２１・・・高電圧電源、２２・・
・リミットスイッチ。 特許出願人 リコー電子工業株式会社第１図 第２図
して利用した場合の一実施例を示す図で、第１図は側方
から見た要部断面図であり、第２図は斜視図である。第
３図は上記実施例におけるセパレータの構成を示す図、
第４図は本実施例の静電吸着の作用を説明するための図
である。 １・・・ドラム状の回転移送体、２・・・芯金、３・・
・誘電体層、４，４′・・・給電ブラシ、５・・・記録
用ペン、６・・・用紙、７・・・セパレータ、８．８１
・・・除電ブラシ、９・・・開口部、１０・・・リブ、
１１．．１１’・・・ガイドローラ、１２・・・シャフ
ト、１３・・・メインシャフト、１４・・・第１のレバ
ー（ハンドレバー）、１５・・・リンク、１６・・・回
動支持部、１７・・・第２のレバー、１８・・・バネ、
１９・・・ストッパ、２１・・・高電圧電源、２２・・
・リミットスイッチ。 特許出願人 リコー電子工業株式会社第１図 第２図
Claims (3)
- （１）表面に誘電体層を設けた導電性の回転移送体と、 その回転移送体に対向して配設される接地した給電ブラ
シと、 シート状記録体の帯電を除去するための除電ブラシを有
し、前記回転移送体の表面に対して一定の角度をなして
配設され、前記シート状記録体を前記回転移送体の方へ
導き、あるいはその回転移送体から前記シート状記録体
を分離して脱出させるためのセパレータと、 前記給電ブラシと前記回転移送体との間に高電圧を印加
する高電圧電源と、 を備えたことを特徴とする記録体移送装置。 - （２）前記セパレータは、板状プラスチックに開口部を
設け、その開口部に除電ブラシを設けてなることを特徴
とする特許請求の範囲第（１）項記載の記録体移送装置
。 - （３）前記回転移送体は、シート状記録体を正逆の双方
向に任意に制御して移送させるため、可逆的に回転し得
るものであり、 前記給電ブラシは、前記回転移送体の周辺に沿って一定
の間隔を置いて配置された一対の給電ブラシからなり、 前記セパレータは、前記一対の給電ブラシのそれぞれに
対応して配置された一対のセパレータからなることを特
徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の記録体移送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5848985A JPS61217268A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 記録体移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5848985A JPS61217268A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 記録体移送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61217268A true JPS61217268A (ja) | 1986-09-26 |
Family
ID=13085842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5848985A Pending JPS61217268A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 記録体移送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61217268A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02175537A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 紙葉類搬送装置 |
| WO1998030395A1 (fr) * | 1997-01-08 | 1998-07-16 | Kabushiki Kaisha Tec | Imprimante a jet d'encre |
| JP2008033295A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-02-14 | Oki Data Corp | 定着装置及び該定着装置を備える画像形成装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5440717A (en) * | 1977-09-05 | 1979-03-30 | Ricoh Kk | Platen paper feeder for printer |
| JPS56169964A (en) * | 1980-06-03 | 1981-12-26 | Toray Ind Inc | Discharging system of paper pile recording sheet from drum surface |
-
1985
- 1985-03-25 JP JP5848985A patent/JPS61217268A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5440717A (en) * | 1977-09-05 | 1979-03-30 | Ricoh Kk | Platen paper feeder for printer |
| JPS56169964A (en) * | 1980-06-03 | 1981-12-26 | Toray Ind Inc | Discharging system of paper pile recording sheet from drum surface |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02175537A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 紙葉類搬送装置 |
| WO1998030395A1 (fr) * | 1997-01-08 | 1998-07-16 | Kabushiki Kaisha Tec | Imprimante a jet d'encre |
| US6247809B1 (en) | 1997-01-08 | 2001-06-19 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink-jet printer |
| US6536895B2 (en) | 1997-01-08 | 2003-03-25 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink-jet printer |
| JP2008033295A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-02-14 | Oki Data Corp | 定着装置及び該定着装置を備える画像形成装置 |
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