JPS6351200A - 転写捺染法 - Google Patents

転写捺染法

Info

Publication number
JPS6351200A
JPS6351200A JP61196207A JP19620786A JPS6351200A JP S6351200 A JPS6351200 A JP S6351200A JP 61196207 A JP61196207 A JP 61196207A JP 19620786 A JP19620786 A JP 19620786A JP S6351200 A JPS6351200 A JP S6351200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leaves
transfer
plants
dye
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61196207A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0233319B2 (ja
Inventor
市田 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP61196207A priority Critical patent/JPS6351200A/ja
Publication of JPS6351200A publication Critical patent/JPS6351200A/ja
Publication of JPH0233319B2 publication Critical patent/JPH0233319B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1粟上■程里公立 本発明は、転写紙を使用して布地に図柄や模様を捺染す
る転写捺染法の改良に関し、殊に、地模様の所々に天然
草木の葉の着色模様や白抜は模様を施して趣のある帯地
や着物地を得る場合に頗る好適な転写捺染法に関する。
1来の 術と問題点 従来より布地に模様や図柄を付与する方法の一つとして
、転写紙を布地に重ね合わせて熱圧ロールやホットプレ
ス等で加熱加圧し、転写紙の印刷模様を布地に転写する
方法が知られている。
しかしながら、かかる転写捺染法によって、転写地模様
の所々に天然草木の葉の着色模様や白抜は模様を形成す
る場合は、天然草木の葉を印刷又は白抜きした転写紙を
用いる関係上、どうしても人工的な美観を呈する模様と
なり、自然のままの素朴な趣のある美観を備えた模様を
形成し難いといった問題がある。しかも、同一の転写紙
を使用する限り、形成される模様は全て同一となり、布
地ごとに天然草木の葉の模様形状、大きさ、色彩、配置
等を変えることができないので、昨今の商品の多様化、
個性化等の要請に応じ難いといった問題もある。
問題を解決するための手段 本発明は、上記問題を一挙に解決し得る有用な転写捺染
法を提供せんとするもので、転写紙の印刷面と布地との
間の任意箇所に、染料を付着させた草木の葉もしくは染
料を付着させてない草木の葉のいずれか一方又は双方を
介在させて転写捺染することを要旨としている。
口の   び9果 かかる方法で布地に転写捺染を行うと、草木の葉が介在
されない個所では、転写紙の模様印刷面が布地に転写さ
れて地模様が形成されるが、染料を付着させた草木の葉
を介在させた個所では、草木の葉に付着している染料が
布地に転写されて草木の葉の着色模様が形成されること
になり、また染料を付着させてない草木の葉を介在させ
た個所では転写紙の印刷面が草木の葉で遮断されて布地
へ転写されなくなるため草木の葉の自然形状どおりの白
抜き模様が形成されることになる。
このように天然の草木の葉に付着させた染料を転写する
と、比較的大きい転写圧が加わる葉脈の部分は濃く、あ
まり大きい転写圧が加わらない葉身の部分は薄く着色さ
れて、自然の葉の姿のままの素朴な美観を呈する濃淡着
色模様が形成されるので、従来の転写捺染法による人工
模様に比べると遥かに趣があり、また白抜は模様も草木
の葉の自然形状どおりに形成されるので味わいのあるも
のとなる。また、たとえ同一の転写紙を使用した場合で
も、転写捺染を行う度に、用いる草木の葉の大きさ、形
状、種類、付着させる染料、配置の仕方などを適当に変
えることによって、模様を種々変化させることができる
ので、昨今の商品の多様化、個性化等の要請に充分応え
ることができ、需要者は数ある商品のなかから最も好み
にあった個性的なものを選択できるようになる。
天北田 以下、実施例を挙げて本発明を詳述する。
本発明の転写捺染法は、既述したように転写紙の印刷面
と布地との間の任意箇所に、染料を付着させた草木の葉
もしくは染料を付着させてない草木の葉のいずれか一方
又は双方を介在させて転写捺染することろに特徴を有す
るものであり、ここに転写紙としては、薄紙の片面にア
ンダーコート層と転写樹脂層を順次塗布形成し、その上
に印刷インキで種々の模様等を印刷して成る通常の捺染
用湿式転写紙や、昇華性染料を含む印刷インキで種々の
模様等を印刷して成る通常の捺染用昇華転写紙などが使
用される。特に後者の昇華転写紙を用いる場合は、湿式
転写紙のように転写後にスチームで発色させたり、水洗
やソーピングを行うなどの後処理が不要となるので好ま
しい。
また、かかる転写紙の印刷面と布地との間に介在させる
草木の葉は、天然のものであれば種類、形状、大きさ等
を問わないが、意匠的効果の点からは、例えばモミジや
カエデのような変化に冨む形状の葉を用いるのが好まし
い。この草木の葉は、白抜は模様を形成する場合には染
料を付着させる必要はないが、着色模様を形成する場合
には予め染料を付着させてお(必要がある。この染料の
付着は染料を溶解又は分散させた水溶液に草木の葉を浸
漬して乾燥させるか、或いは直接塗布乾燥させることに
よって行われるが、その場合、予めアセトン等の揮発性
溶剤で草木の葉を脱脂処理したり、或いは展着剤等を配
合しておくと、染料の付着性が良くなるので好ましい。
用いる染料は転写紙の染料を考慮して適宜決定すればよ
(、例えば上記の昇華転写紙を用いる場合は、それに合
わせて昇華性染料を用いるようにすればよい。
このようにして染料を付着させた草木の葉や、染料を付
着させてない草木の葉は、転写紙の印刷面と布地との間
の任意個所に介在され、ホットプレスや熱圧ロール等に
より加熱、加圧されて転写が行われる。転写条件は転写
紙の種類に応して適宜決定すればよいが、通常、湿式転
写紙を使用する場合は転写温度120〜180℃程度、
転写圧力10〜30 k g / c m程度が採用さ
れ、昇華転写紙を使用する場合は転写温度160〜22
0℃程度、転写圧力0.1〜0.5kg/c富程度が採
用される。尚、熱圧ロールで転写する場合は、草木の葉
が位置ズレを生じないよう、予め転写紙の印刷面に草木
の葉を貼着しておくのが好ましいこのようにして転写を
行うと、草木の葉が介在されない個所では、転写紙の模
様印刷面が布地に転写されて地模様が形成されるが、染
料を付着させた草木の葉を介在させた個所では、草木の
葉に付着している染料が布地に転写されて草木の葉の着
色模様が形成され、また染料を付着させてない草木の葉
を介在させた個所では転写紙の印刷面が草木の葉で遮断
されて布地へ転写されなくなるため草木の葉の自然形状
どおりの白抜き模様が形成される。か(して形成される
草木の葉の着色模様は、比較的大きい転写圧の加わる葉
脈の部分が濃く、あまり大きい転写圧の加わらない葉身
の部分は薄く着色されて、自然の葉の姿のままの素朴な
美観を呈する濃淡着色模様となるので、従来の転写捺染
法による人工模様に比べると遥かに趣のあるものとなり
、また白抜は模様も草木の葉の自然形状どおりに形成さ
れるので味わいのあるものとなる。
転写が終わると、湿式転写紙使用の場合は、更に加熱ス
チームで布地を蒸して発色させ、水洗、ソーピング等を
行って捺染作業を完了する。尚、昇華転写紙使用の場合
は、かかる後処理は一切不要である。
次に実験例を挙げる。
〔実験例1〕 カヤロンファーストルピンB(日本生薬社製の昇華性染
料)の15%水溶液に、アセトンで説脂処理したモミジ
の葉を浸漬後、乾燥することにより、モミジの葉に赤色
昇華性染料を付着させた。
このモミジの葉と染料を付着させてないモミジの葉を帯
地の表面に配置し、その上から、デニラノルブリリアン
トブルー(英国IC1社製の昇華染料)12重量部、水
溶性アクリル樹脂8重量部、水92宙量部より成る印刷
インキで地模様を印刷した昇華転写紙を重ね合わせ、ホ
ットプレスにより、転写圧力的0.3kg/cm、転写
温度約200℃の条件下に約1分間、加熱、加圧して、
転写捺染を行った。
得られた帯地は、淡いブルーの地模様が形成されており
、染料を付着させたモミジの葉を介在させた個所では、
葉脈の部分が濃赤色で葉身の部分が淡赤色に染まった自
然のモミジの葉の姿のままの素朴な美観を呈する濃淡着
色模様が形成されていた。そして、染料を付着させない
モミジの葉を介在させた個所では、モミジの葉の自然形
状どおりの白抜は模様が形成されており、これら濃淡着
色模様と白抜は模様が地模様とよく調和して全体として
斬新感に溢れる帯地となった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 転写紙の印刷面と布地との間の任意箇所に、染料を付着
    させた草木の葉もしくは染料を付着させてない草木の葉
    のいずれか一方又は双方を介在させて転写捺染すること
    を特徴とする転写捺染法。
JP61196207A 1986-08-20 1986-08-20 転写捺染法 Granted JPS6351200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61196207A JPS6351200A (ja) 1986-08-20 1986-08-20 転写捺染法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61196207A JPS6351200A (ja) 1986-08-20 1986-08-20 転写捺染法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6351200A true JPS6351200A (ja) 1988-03-04
JPH0233319B2 JPH0233319B2 (ja) 1990-07-26

Family

ID=16353980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61196207A Granted JPS6351200A (ja) 1986-08-20 1986-08-20 転写捺染法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6351200A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0404948A1 (en) * 1988-07-01 1991-01-02 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Image transfer formation onto card
US5354401A (en) * 1988-07-01 1994-10-11 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Image transfer method for cards

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7486937B2 (ja) 2019-11-07 2024-05-20 Dgshape株式会社 加工装置用アダプタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0404948A1 (en) * 1988-07-01 1991-01-02 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Image transfer formation onto card
EP0404948B1 (en) * 1988-07-01 1994-01-05 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Image transfer formation onto card
US5354401A (en) * 1988-07-01 1994-10-11 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Image transfer method for cards

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0233319B2 (ja) 1990-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Knecht The principles and practice of textile printing
JPS6351200A (ja) 転写捺染法
US1952612A (en) Dyed article and method of dyeing the same
CN115139697A (zh) 一种独特的宣纸烙画和传统国画结合的作画方法
JPS58120882A (ja) 織物生地に梅染する方法
US2416997A (en) Decoration of fabric in multicolor relief
CN1042331A (zh) 自然树叶纪念品的制造工艺
JPS62250289A (ja) 草木染類似図柄の染色方法
JPS63249788A (ja) 一部に刺繍模様を備える絞り布地の製法
Naik Surface designing of textile fabrics
US1471021A (en) Imitation parchment board ahd method
CN103082537A (zh) 一种在假发上印制图案的方法
JPS5915583A (ja) 皮革の天然藍染方法
CN1004563B (zh) 彩色花面革及其生产方法
JP4817208B2 (ja) コーヒー染めの染色方法
JPS5876583A (ja) 天然草木の染飾法
JPS62177289A (ja) 花染の方法
KR20050112019A (ko) 날염물의 부분 포일방법
JPH0346590B2 (ja)
US1520877A (en) Process of making decorated leather substitute and the product thereof
JPH04272204A (ja) 野鳥羽根の製造方法
JPS58104290A (ja) 布帛の両面異色染色方法
JPH0450384A (ja) 湯の花を用いる染色方法
JPS5818469A (ja) 有毛生地に凸凹模様を付与する方法
Naumova et al. FEATURES OF ART AND TECHNOLOGY OF DRAWING PICTURES IN INDIA TEXTILES