JP4817208B2 - コーヒー染めの染色方法 - Google Patents
コーヒー染めの染色方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4817208B2 JP4817208B2 JP2000358479A JP2000358479A JP4817208B2 JP 4817208 B2 JP4817208 B2 JP 4817208B2 JP 2000358479 A JP2000358479 A JP 2000358479A JP 2000358479 A JP2000358479 A JP 2000358479A JP 4817208 B2 JP4817208 B2 JP 4817208B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dyeing
- coffee
- dyed
- present
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Coloring (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、珈琲染めの染色方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
合成染料は、豊富な各種の色相を提供することができる。しかし天然染料は穏やかで上品な色合いのものが多く、美しく調和する不思議な魅力を持っている。その中でも藍染は、古くから広く利用され、その色目は既に普遍化している。そのために、一方では新たな別の色相を求める傾向もある。
【0003】
天然染料の種類としては、茜・紫根等の植物染料や、紫貝・セピア等の動物染料や、紅柄・緑青等の鉱物染料があげられる。そして先行技術としては、マテ茶による染色方法の特公平7−96753号公報や、甘しょによる染色方法の特開平3−41167号公報や、カカオ豆穀より着色料を製造する特公昭8−3401号公報等が公知である。
【0004】
また最近では、柿の渋(シブ)や玉葱や草木による天然染料の素人染めも盛んに行なわれている。しかし、柿の渋は経時変化によって黒ずみ、玉葱も色が飛んでしまう欠点があり、何れも退色堅牢度に問題があった。また草木染めは、最初に原料を煮出して染液を作る必要があり、これが大変手間のかかる作業となっていた。そのため、使うほど色落ちして渋みが増す藍染には、何れも及ぶべくもなく商品化は到底無理であった。
【0005】
一方、コーヒーの木も植物で、実がなり花が咲くので、コーヒー染めも天然の草木染めといえる。コーヒー豆を焙煎した粉末は、香味高い飲料用として供されている。そして先のカカオは、ココアやチョコレートに供されるものであって、コーヒーとは相違する。そしてコーヒーの色合いは、藍の紺色とはまた違った、心が落ちつき癒される、深みのある焦茶色を呈している。しかし、コーヒーを使って普通に染めても、この濃色に染め上げることはできず、例え染めたとしても堅牢度の悪いものに止まり、従来はコーヒー染めを商品化することは不可能であった。本発明者は、永年の手染め染元業者であるが、このコーヒー染めの研究開発に実に5年の歳月を没頭して、退色堅牢度も確かめてようやく満足のいくコーヒー染め製品を完成させることができたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の観点から、本発明は、深みがあり心の癒される焦茶色のコーヒー色に、染め上げるためのコーヒー染めの染色方法の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を達成するために、染液製造工程と染色工程と媒染工程と洗浄・乾燥工程とからなる染色方法において、該染液工程が袋詰めしたコーヒー粉末を煮沸するものからなり、染色する被染物が綿・麻等からなるセルロ−ズ繊維であって、染色工程前に被染物を前処理工程で処理するようにしたコーヒー染めの染色方法を構成するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を詳しく説明する。本発明の染色方法は、染液製造工程と染色工程と媒染工程と洗浄・乾燥工程とからなる染色方法に適用される。そして、染色方式は、工業的な浸染・捺染、手工芸的な絞り染め・友禅染め・蝋染め・すり染め・描き染め・引き染め・霧吹き染め等の何れにも利用できる。
【0009】
本発明の被染物は、繊維に係るものであって、しかも繊維は綿・麻等のセルローズ繊維だけの染色に適用できるもので、今のところウールや化学繊維には、この方法は効果がない。なお、繊維を綿・麻等としたのは、紙からなるセルローズ繊維に染色する場合もあるからである。
【0010】
繊維の中でもセルローズ系繊維は、動物性繊維のように蛋白質材料ではないため、染めつきが悪い。さらにコーヒーは、特に染まりにくい。そのため、本発明の方法は染色前に前処理工程を設けることを特徴としている。本発明でいう前処理工程とは、単なる汚れ落としではない。この前処理工程の方法としては幾つかある。例えば、コーヒー豆の中に含まれる油分を特に除去する方法もある。また豆汁づけ又は蛋白質処理で、セルローズ繊維の表面に、人工的に蛋白質を付着加工しておく方法もある。更に、エポキシ変成物を主成分とするカチオン化剤に、アルカリ剤を併用してカチオン化処理する方法もある。本発明の前処理工程は、この中から随時効果のある処理方法が選択される。
【0011】
本発明でいう染液製造工程は、コーヒーの色素を煮出して、染色工程用の染色液を調整する。合成染料の場合は、そのまま溶かして水溶液を作るので楽であるが、草木等の天然染料の多くは原料を長時間煮出して染色液を作る必要があり、従来はこれが大変手間の掛かる作業となっていた。
【0012】
この点、本発明の染色液の調整は、従来の方法とは異なっている。インスタントコーヒーなら、そのまま溶かして染色液を作ることができるが、高価で大量生産には間に合わない。そこで本発明の方法は、コーヒー豆を飲料用に挽いた粉末を袋詰めにして、これを煮出して染色液を簡単に作る方法である。而もそのコーヒー粉末は、安価なものを選択しなければ工業ベ−スには乗せれないので、抽出粕の利用もよいが、寧ろ100%有効成分を保持して、コーヒーメ−カ−に回収された、賞味期限切れのコーヒーを利用することが望ましい。
【0013】
続く染色工程後に、本発明の方法では、前段階の前処理による助剤処理に伴って、染色工程後の媒染工程は必須である。染色工程によって色素成分を乗せ、これを媒染剤と化学反応を起こさせて発色させる必要があるからである。従って、染色工程で染めた後に媒染工程を通すことによって、媒染剤と化合することで、本来の持っている色に発色させることになる。この媒染剤としては、硫酸第一鉄やカリ明礬等の市販の媒染剤の中から適宜選択することができる。
【0014】
染色工程と媒染工程は、何度か繰り返して濃色に染め上げられる。最後に、洗浄と乾燥工程を経て、生地染めは完成される。また捺染品は、型紙を使って型置きし、色糊の模様をプリントする。このようにして染色された原反は、裁断・縫製工程に掛けられ、各種の染色品として出荷される。一方、縫製済みの品も後染め加工で仕上げる場合がある。
【0015】
次に図面に基づいて、実施例をあげて説明する。図1は、本実施例の各工程の手順を示すフロシートである。
【0016】
図1の1は、本発明の染色方法が、最初に前処理工程を必要とすることを示している。本実施例の場合の前処理工程は、エポキシ変成物を主成分とするカチオン化剤(市販されているものから選択)を水200リットルに対して5リットル溶解し、50℃に保ってヤール幅の綿布100mの被染物を30分間浸漬した。次いで、アルカリ剤として、38度ボ−メのNAOH4.5リットルに20分間浸漬し、液温を60℃に上げて10分後に引き上げて乾燥した。
【0017】
図1の2は、捺染工程である。前処理した生地を、往復平型タイプの大型捺染機を使用し、型紙を使って色糊りの模様をプリントした。形染め後の生地は、乾燥して仕上げ、これを柄入れの捺染工程とした。色は何色でもよいが、コーヒー色とマッチする濃色の焦茶等も、シックな染め上がりになって好ましい。なお、捺染工程は、必ずしも前染めでなく、コーヒー染め後の後染めにしてもよい。
【0018】
図1の3は染液製造工程である。賞味期限切れのコーヒー粉末を袋詰めにし、これを煮沸して染液を作った。浴比は1:20で、短時間で簡単に煮出すことができる。次の図1の4は、染液を使った染色工程である。90〜100℃の染液に10分間、被染物を浸漬して染めた。
【0019】
図1の5は、媒染工程である。本実施例の媒染剤としては、塩化第一鉄と酢酸アルミニウムを使用した。鉄は濃色に、アルミニウムは優しい色になる。媒染液は常温で、染色後の被染物を浸漬して、媒染剤の助けで発色固着させるようにした。先の染色工程と、この媒染工程を何回か繰り返すことによって、濃色に染め上げることができる。
【0020】
図1の6は、洗浄工程である。染め上げた被染物は、水洗し、酢酸で中和して仕上げる。そして図1の7は、乾燥工程である。また図1の8は、仕上工程で、幅出し・折畳みによる整理の工程である。本実施例は、このようにして染め上げられた反物を、最後の図1の9の縫製工程に掛けて製品にする。縫製工程は、生地の裁断とミシン掛けからなっている。
【0021】
本発明の方法で染色したコーヒー染め製品について、日本化学繊維検査協会で染色堅牢度ほかのテストをした。汚染の各堅牢度は、次の通りであった。洗濯堅牢度は5、酸性の汗堅牢度は4、アルカリ性の汗堅牢度も4であり、またドライクリ−ニング堅牢度は5であった。さらに、乾燥時の摩擦堅牢度は4.5であったが、耐光堅牢度は3未満であった。そして収縮率は、タテが2.0%、ヨコが2.3%であった。この結果の中で、低い値を示した耐光堅牢度が、逆に本発明のコーヒー染めの特徴になっている。即ち染め上がりの状態では、濃い焦茶色を呈しているが、例えば暖簾を5年間、室内の蛍光灯で暴露させておくと、深みがあり心の癒される好ましい薄茶色へと変色してゆく。これは、丁度藍染め品が、使うほど色落ちして渋みが増すのと同じ現象である。従って乾燥工程後に、紫外ランプに当てる照射工程を追加するようにしてもよい。
【0022】
本発明の方法で染色された珈琲染めの染色品はランチョマット、コースターやテーブルセンターも作られる。また、巾着、クッションのカバーにも使用され、同様に子座布団にも使用される。その他のれん、Tシャツにも使用され、これらは縫製後の製品を後染めしており、同様にジャケット・ブラウス・はっぴ・パンツ等も作られる。更に、エプロンや日傘の生地にも使われる。また、ネムプレートに使用する場合は布地であるが、下げ札等で紙からなるセルローズ繊維に染色することも可能である。
【0023】
【発明の効果】
本発明の染色方法によると、従来十分な染色ができないとされていたコーヒー染めを、希望通りの濃色に染め上げることができるようになった。
【0024】
本発明の方法によって染色したコーヒー染め製品は、心が落ちつき癒される、深みのある自然の焦茶色を呈している。しかも、使うほど色落ちして渋みを増す色目へと変色してゆく楽しみがある。その他の堅牢度は、十分大きい。
【0025】
本発明の方法により染色したコーヒー染め製品は、抗菌性・消臭性・防虫性・抗酸化性・保温調湿効果・忌避効果を有し、環境にやさしい製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す各工程の手順を示すフロシ−トである。
【符号号の説明】
1 : 前処理工程
2 : 捺染工程
3 : 染液工程
4 : 染色工程
5 : 媒染工程
6 : 洗浄工程
7 : 乾燥工程
8 : 仕上工程
9 : 縫製工程
Claims (2)
- 染液製造工程と染色工程と媒染工程と洗浄・乾燥工程とからなる染色方法において、該染液製造工程が袋詰めしたコーヒー粉末を煮沸するものからなり、染色する被染物が綿・麻からなるセルローズ繊維であって、染色工程前に被染物を前処理工程で処理するようにしたことを特徴とするコーヒー染めの染色方法。
- 前処理工程が、エポキシ変成物を主成分とするカチオン化剤に、アルカリ剤を併用してカチオン化処理した請求項1記載のコーヒー染めの染色方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358479A JP4817208B2 (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | コーヒー染めの染色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358479A JP4817208B2 (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | コーヒー染めの染色方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002161485A JP2002161485A (ja) | 2002-06-04 |
JP4817208B2 true JP4817208B2 (ja) | 2011-11-16 |
Family
ID=18830367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000358479A Expired - Fee Related JP4817208B2 (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | コーヒー染めの染色方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4817208B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104711875B (zh) * | 2015-03-16 | 2016-08-24 | 浙江港龙织造科技有限公司 | 一种咖啡纱纯纺面料的生产工艺 |
CN104711876B (zh) * | 2015-03-18 | 2016-08-17 | 绍兴市华绅纺织品整理有限公司 | 一种咖啡纱纯纺面料的染整工艺 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2825621B2 (ja) * | 1990-07-18 | 1998-11-18 | 王子製紙株式会社 | 模様紙 |
JPH04257377A (ja) * | 1991-02-13 | 1992-09-11 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 植物色素によるセルロース繊維の染色方法 |
JPH04281079A (ja) * | 1991-03-06 | 1992-10-06 | Takao Kimura | 糸と織物の染色方法 |
JPH06192978A (ja) * | 1992-12-26 | 1994-07-12 | Hiroki Miyamatsu | 霊芝染め繊維製品の製造法 |
JPH0841788A (ja) * | 1994-07-28 | 1996-02-13 | Yuki Soken:Kk | 草木染料で染色する中白糸の製造方法 |
JPH09170180A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Teijin Ltd | 天然染料によるポリエステル系繊維の染色方法 |
JP2002051725A (ja) * | 2000-08-09 | 2002-02-19 | Marumoto:Kk | 食品用着色料およびその製造方法 |
-
2000
- 2000-11-24 JP JP2000358479A patent/JP4817208B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002161485A (ja) | 2002-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5518081B2 (ja) | 青色発色のための染色方法 | |
CN103741504B (zh) | 一种用于绿茶染料的内衣及其制备方法 | |
Belfer | Batik and tie dye techniques | |
KR101751782B1 (ko) | 견뢰도 향상된 천연 염색방법 및 이에 따라 염색된 천연염색 직물 | |
Vejar | The modern natural dyer: A comprehensive guide to dyeing silk, wool, linen, and cotton at home | |
US7485158B2 (en) | Method of dyeing the textile article from medicinally rich herbs | |
JP4817208B2 (ja) | コーヒー染めの染色方法 | |
CN105088834A (zh) | 一种蜡彩染制品及其生产方法和除蜡方法 | |
CN111676618A (zh) | 一种靛蓝染的美肤绒抗菌面料制成的型糊染亲子装 | |
US6749647B2 (en) | Fiber dyeing method and dyed fiber products | |
CN1056327A (zh) | 多色一次性扎染法 | |
CN106400533A (zh) | 一种植物蜡染固色方法 | |
JP3949877B2 (ja) | 染色繊維の製造方法 | |
Brackmann | The Surface Designer's Handbook | |
JP3905167B2 (ja) | 薬草による連続染色法 | |
Jabasingh | In Search of Natural Dyes Towards Sustainability from the Regions of Africa (Akebu‐Lan) | |
CN1994172A (zh) | 印染工艺领带 | |
Priya et al. | Eco-friendly printing on cotton scarf using flower pounding technique. | |
KR20160015706A (ko) | 율피를 이용한 천연 염료제조 및 염색방법 | |
KR20190009633A (ko) | 건식 천연 염색방법 | |
JPH0450384A (ja) | 湯の花を用いる染色方法 | |
JPH0796753B2 (ja) | マテ茶による繊維の染色方法 | |
Adhini et al. | Exploration of Kaganga Batik Painting Techniques On Lantung Bark Material with The Application Of Applique and Raffia Embroidery Techniques in Ready-To-Wear Deluxe | |
KR20050066926A (ko) | 국화를 이용한 직물의 염색방법 | |
JP2019070223A (ja) | 香りを有する着物や浴衣等の和服及びその反物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070925 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100729 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100928 |
|
A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072 Effective date: 20110413 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110518 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110615 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110623 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110621 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20110726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110824 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110824 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |