JPS6350994A - 磁気テ−プ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カセットを用いる磁気テープ装置の構造に係
わるものであり、カセットの前蓋を開成するカセットオ
ープナ−および、カセット位置決め部材をシャーシが固
定される外装に設けることにより、シャーシをコンパク
トにして、小型・軽量の磁気テープ装置を提供するもの
である。

従来の技術 最近、ビデオテープレコーダ（以下、ＶＴＲと記す）の
ポータプル市場においては、ビデオカメラと一体になっ
た、いわゆる、カメラ一体型ビデオが主流となり、各社
から小型・軽量のカメラ−体型ビデオが提案されている
。当社の場合は、ＶＨ３の標準カセットを用いたカセッ
ト一体型ビデオが、ＮＶ−Ｍｌの商品名で製品化されて
いる。

従来の一般的なＶＴＲをＮＶ−Ｍｌを例にとり、第３図
、第４図を用いて説明する。第３図、第４図ルこおいて
、１は、ＶＨ３の標準カセット（以下、カセットと記す
）であり、磁気テープ２が供給リール３、および、巻取
リール４に巻装されている。

また、位置決め穴５、位置決め長穴６は、カセ・ツト１
に設けられており、後述するメカ構成部品とカセット１
とが所定の位置関係になるよう位置決めするために設け
られている。前蓋７は、磁気テープ２が収納位置にある
とき、磁気テープ２を保護するためのものであり、カセ
ット１に回動自在に取り付けられている。切欠穴８は、
カセット１の、後述するカセットオープナ−が入る位置
に設けられている。シャーシ９には、イレースベッド１
０、ガイドローラ１１、傾斜ポスト１２、固定ポスト１
３、回転シリンダ２８、ＡＣヘッド１４、キャプスタン
１５、ピンチローラ１６等のメカ構成部品が取付けられ
ている。また、カセット位置決めポスト１７．１８は、
それぞれ、カセット位置決め穴５、カセット位置決め長
穴６に挿入されることにより、カセット１と前述したメ
カ構成部品が所定の位置になるようカセットｌを位置決
めするものである。また、カセット高さ決め部材１９．
２０は、カセット位置決めポスト１７゜１８とともに、
カセット１が、シャーシ９と所定の高さとなるようカセ
ット１の高さを規制するものである。また、カセットオ
ープナ−２１は、カセット１の前蓋７を開成させ、磁気
テープ２をカセット１から、引出し可能にするためのも
のである。外装２９には、シャーシ９が固定されている
。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構成のものでは、カセット位置決め
ポスト１７．１８、カセット高さ決め部材１９．２０、
および、カセットオープナ−２１をシャーシ９に直接設
けるような構成であるため、イレースヘッド１０、ガイ
ドローラ１１、傾斜ポスト１３、回転シリンダ２８、Ａ
Ｃヘッド１４、キャプスタン１５、ピンチローラ１６等
のメカ構成部品の配置を全体的にコンパクトになるよう
かえても、ＶＨ３の標準カセット１を用いる限り、シャ
ーシ９は、カセット位置決めポスト１７゜１８、カセッ
ト高さ決め部材１９，２０、および、カセットオープナ
−２１が設置できる大きさでなければならず、小型・軽
量化には、おのずと限界があった。そこで、本発明は、
ＶＨ３の標準カセットとメカ構成部品とを所定の位置関
係に、位置決めすることができ、しかも、シャーシの大
きさを大幅に減少させることができ、全体として、非常
に軽量なＶＴＲを提供することができるものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する本発明の技術的手段は、シャーシ
が固定される外装にカセットオープナ−とカセット位置
決め部材の少なくとも一つを設けるようにし、シャーシ
と外装とが所定の位置関係になるようシャーシを固定で
きる構造としたものである。

作用 本発明は、上記した構成により、シャーシのカセットオ
ープナ−および、カセット位置決め部材を置載していた
ところをはふくことができ、大幅に小型・軽量化された
シャーシ、ひいては、このシャーシを用いる小型・軽量
のＶＴＲを提供することができるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について第１図〜第２図を用い
てその構成を説明する。第１図、第２図において、１は
、ＶＨ３の標準カセットであり、磁気テープ２が供給リ
ール３、および、巻取り一ル４に巻装されている。また
、位置決め穴５、位置決め長穴６は、カセット１に設け
られており、後述するメカ構成部品とカセット１とが所
定の位置関係になるよう位置決めするために設けられて
いる。前蓋７は、磁気テープ２が収納位置にあるとき、
磁気テープ２を保護するためのものであり、カセット１
に回動自在に取り付けられている。切欠穴８は、カセッ
ト１の、後述するカセットオープナ−が入る位置に設け
られている。シャーシ２２には、イレースへラド１０、
ガイドローラ１１、傾斜ポスト１２、固定ポスト１３、
回転シリンダ２８、ＡＣへラド１４、キャプスタン１５
、ピンチローラ１６等のメカ構成部品が取付けられてい
るが、後述するカセット位置決め部材２４、カセットオ
ープナ−２６が、後述する外装２５に設けられているた
め、シャーシ２２は、大幅に、小型・軽量化されている
。また、カセット位置決めポスト２３．２４は、それぞ
れ、カセット位置決め穴５、カセット位置決め長穴６に
挿入されることにより、カセット１と前述したメカ構成
部品が所定の位置になるようカセット１を位置決めする
ものであるが、カセット位置決めポスト２３はシャーシ
２２に、カセット位置決めポスト２４は、外装２５に設
けられている。また、カセット高さ決め部材１９．２０
は、カセット位置決めポスト２３．２４とともに、カセ
ット１が、シャーシと所定の高さとなるようカセット１
の高さを規制するものであり、シャーシ２２に設けられ
ている。

カセットオープナ−２６は、カセット１の装着動作によ
り、カセット１の前蓋７を開成させるためのものであり
、外装２５に設けられている。外装２５には、カセット
オープナ−２６、カセット位置決めポスト２４、および
、シャーシ取付は部材２７Ａ、２７Ｂ、２７Ｃ，２７Ｄ
が設けである。

次に、本発明のＶＴＲの組立方法を説明する。カセット
位置決めポスト２４を基準にして、カセ・ノドオープナ
−２６、シャーシ取付は部材２７Ａ。

２７Ｂ、２７Ｃ，２７Ｄをそれぞれ、所定の位置関係に
なるよう、外装２５に固定する。一方、シャーシ２２に
、カセット位置決めポスト２３を基準として、前述した
メカ構成部品をそれぞれ、所定の位置に取り付ける。次
に、組立治具（図示せず）を用いて、カセット位置決め
ポスト２４とカセット位置決めポスト２３とが所定の位
置関係になるよう、シャーシ２２を外装２５にとりつけ
る。

このような構成および、組立方法により、カセットの位
置決めを従来と同じように、高精度に行うことができ、
しかも、シャーシを、大幅に、小型・軽量化することが
できるものである。

なお、本実施例においては、外装２５に、シャーシ２２
を取り付ける際に、組立治具を用いたが、これに限られ
るものではなく、機械精度を正確にだすことにより、組
立治具なしで所定の位置関係になるよう組立てもよい。

また、本実施例においては、ＶＨ３の標準カセットを用
いたが、これに限るものでないことは言うまでもない。

発明の効果 本発明は、カセット位置部材とカセットオープナ−を外
装に設け、カセットと外装とが所定の位置関係になるよ
う組立可能な構造としたものである。その結果、カセッ
トの位置決め精度を、従来よりも、悪（することなく、
従来、カセット位置決め部材、カセットオープナ−を設
けていたシャーシの部分をなくすことができ、大幅に小
型・軽量化されたシャーシおよび、このシャーシを用い
たＶＴＲを提供することができ、その効果は、きわめて
大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のＶＴＲの要部平面図、第２
図は本発明の一実施例のＶＴＲの要部斜視図、第３図は
従来例のＶＴＲの要部平面図、第４図は従来例のＶＴＲ
の要部斜視図である。 １・・・・・・カセット、２・・・・・・磁気テープ、
３・・・・・・供給リール、４・・・・・・巻取リール
、９．２２・・・・・・シャーシ、１７．１８，２３．
２４・・・・・・カセット位置決めポスト、１’９．２
０・・・・・・カセット高さ決め部材、２１．２６・・
・・・・カセットオープナ−１２５゜２９・・・・・・
外装。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープを内蔵し、この磁気テープを保護する開閉自
   在な前蓋を有するカセットを用いて記録・再生を行う磁
   気テープ装置であって、前記磁気テープ装置の構成部品
   を置載するシャーシと、前記カセットが、記録・再生も
   しくは早送り・巻戻し可能な所定の所に位置するよう前
   記カセットを規制する複数の位置決め部材と、前記カセ
   ットが外部に取り出し可能な位置から前記所定の所まで
   移動する装着動作により、前記カセットの前蓋を開成す
   るカセットオープナーと、前記シャーシ、前記カセット
   オープナー、および前記位置決め部材の少なくとも一つ
   とが、それぞれ所定の位置に固定された外装とを有する
   ことを特徴とする磁気テープ装置。