JPS6350563B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6350563B2
JPS6350563B2 JP57197482A JP19748282A JPS6350563B2 JP S6350563 B2 JPS6350563 B2 JP S6350563B2 JP 57197482 A JP57197482 A JP 57197482A JP 19748282 A JP19748282 A JP 19748282A JP S6350563 B2 JPS6350563 B2 JP S6350563B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force motor
coil
coil bobbin
air gap
spool
Prior art date
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Expired
Application number
JP57197482A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5989807A (ja
Inventor
Haruo Watanabe
Takeshi Ichanagi
Yoshimichi Akasaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP19748282A priority Critical patent/JPS5989807A/ja
Publication of JPS5989807A publication Critical patent/JPS5989807A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧延機や試験機などに用いられるフオ
ースモータ型サーボ弁に関するものである。
〔従来の技術〕
フオースモータ形のサーボ弁は、例えば特開昭
55−10198号公報に示すように高速応答を特長と
して、振動台、試験機、圧延機油圧圧下装置など
の高応答を要求される分野に使用されている。
フオースモータの出力は、そのエアギヤツプ部
に内蔵されたコイルに流れる電流に比例するた
め、そのコイルに大電流を流すことによりフオー
スモータは高出力となる。
ところが、コイルは電流に比例して熱を発生す
るため、大電流を流した場合には、コイルを被覆
している絶縁物、例えばワニスおよび絶縁膜が焼
損してシヨートする恐れがある。そこで、コイル
に発生する熱を除去するために、エアギヤツプ部
に圧縮空気または油を供給して空冷または油冷す
る手段が施されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来例の冷却手段では、フオースモータの
高出力に十分に対処することができない。すなわ
ち、空気および油は金属に比べて熱伝導率がかな
り小さいため、熱を除去する効果に限界があり、
特に油がエアギヤツプ部内のコイルボビンの周辺
に充満した場合には、そのコイルボビンの運動を
抑制する抵抗となるので、サーボ弁の応答性が低
下する問題点があつた。
本発明は上述の事柄にもとづいてなされたもの
で、サーボ弁の応答性を低下させることなく放熱
性が良好なフオースモータ型サーボ弁を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的は、スリーブおよびこのスリーブ内を
摺動するスプールからなる弁部と、前記スプール
と一体に結合されたコイルボビンと、前記コイル
ボビンの一端が移動可能に挿入されるエアギヤツ
プを形成するマグネツトおよびヨークと、前記エ
アギヤツプ内の前記コイルボビンに巻かれたコイ
ルとからなるフオースモータ部とを備えたフオー
スモータ型サーボ弁において、前記エアギヤツプ
に液体金属を封入するとともに、前記マグネツト
および前記ヨークの外周部に冷却流体を流通させ
ることにより達成される。
〔作用〕
液体金属はフオースモータのエアギヤツプ内に
封入されている。このため、ボビンのコイルによ
つて発生する熱は液体金属を通つてマグネツト本
体に伝達され、その発生熱を有効に除去すること
ができる。また、マグネツトおよびヨークの外周
には冷却流体が流通されているため、マグネツト
本体に伝達された熱を除去することができる。
さらに、マグネツトとヨークとによつて形成さ
れ、コイルボビンが移動可能に挿入されるギヤツ
プ内には、コイルボビンが移動する際、抵抗とな
る液体金属が封入されているが、コイルボビンの
反スプール側には封入されていないため、液体金
属に接触するコイルボビンの面積が小さく、サー
ボ弁の応答性の低下を防ぐことができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面について、説明す
る。
第1図において、1はマグネツト2、ヨーク3
a、3b、エアギヤツプ4内に挿入されたコイル
5およびコイルボビン6からなるフオースモータ
で、ヨーク3a,3bによりエアギヤツプ4の小
ギヤツプ部4aに磁束を集中させている。7はコ
イル5に接続された給電線、8はエアギヤツプ4
内に封入された熱伝導率の良好な流動特物質の例
えばガリウム・インジウムなどの液体金属で、こ
の液体金属8はフオースモータ1から漏洩しない
ように、ヨーク3aとコイルボビン6との間に
は、ゴム製シール9,10が介設されている。こ
のシール9,10とコイルボビン6との固定は、
接着剤または当板を用いてリベツト(図示せず)
で行われている。11はフオースモータ1を収納
するケースで、このケース11には冷却流体の流
入口12と流出口13がそれぞれ設けられ、かつ
ケース11とフオースモータ1との間には冷却流
体の流通する隙間14が設けられている。15は
ケース11と一体に結合された弁主体、16は弁
主体15内に摺動可能に収納され、コイルボビン
6と一体に結合されたスプール、17aはコイル
ボビン6の一端(図では左端)に装着されたば
ね、17bはスプール16の一端(図では右端)
に装着されたばねで、これら両ばね17a,17
bによりスプール16は位置決めされている。1
8はスプール16の右端に取付けられた中立点調
整ねじである。19a,19bは主弁体15とス
プール16との間に形成された制御油室である。
前記主弁体15には、油ポンプ(図示せず)に連
通する油路22および圧油室20と、制御油室1
9a,19bとアクチユエータのシリンダ(図示
せず)とをそれぞれ連通する油路23a,23b
と、油タンク(図示せず)に連通する油路24
a,24bおよび戻り油室21a,21bとが設
けられている。
次に本発明のフオースモータ型サーボ弁の動作
について説明する。
給電線7を介してコイル5に電流を通電する
と、フオースモータ1の作用によりコイルボビン
6を介してスプール16は軸方向に移動される。
例えばスプール16が矢印(右方向)方向に移動
すると、圧油は油路22、圧油室20を経て制御
油室19aに流入し、さらに油路23aを経てシ
リンダ内のピストンの一方側に流入する。一方、
そのピストンの他方側の圧油は油路23bを経て
制御油室19bに流入し、さらに戻り油室21b
および油路24bを経て油タンクに戻される。
この場合、コイルボビン6のコイル5によつて
発生する熱は、熱伝導率の良好な液体金属8を通
つてマグネツト2およびヨーク3a,3bに効率
よく伝達される。また、ケース11とマグネツト
2およびヨーク3a,3bとの隙間14には、冷
却流体を流入口12から供給して流出口13へ排
出するようになつているため、マグネツトおよび
ヨークに流体金属を介して伝達された熱を効率よ
く除去することができる。
すなわち、液体金属および冷却流体によるコイ
ル5の冷却効果は、第2図に実線で示すように、
一点鎖線で示す磁性流体のみを封入した場合、点
線で示す冷却手段を施さない場合に比べて、大幅
に増大する。
その上、コイルボビンの運動を抑制する抵抗力
は、液体金属に接触するコイルボビンの面積が小
となるため、応答性も低下しない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、サーボ弁の応答性を低下させ
ることなくフオースモータ部におけるコイルボビ
ンの放熱を良好に得ることにより、大電流を通電
してもフオースモータの出力を大幅に増加して高
出力化を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
図1図は本発明のフオースモータ型サーボ弁の
一実施例を示す断面図、第2図は本発明のサーボ
弁と従来のサーボ弁における冷却効果を説明する
ための図である。 1……フオースモータ、2……マグネツト、3
a,3b……ヨーク、4……エアギヤツプ、5…
…コイル、8……液体金属、14……隙間、16
……スプール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スリーブおよびこのスリーブ内を摺動するス
    プールからなる弁部と、前記スプールと一体に結
    合されたコイルボビンと、前記コイルボビンの一
    端が移動可能に挿入されるエアギヤツプを形成す
    るマグネツトおよびヨークと、前記エアギヤツプ
    内の前記コイルボビンに巻かれたコイルとからな
    るフオースモータ部とを備えたフオースモータ型
    サーボ弁において、前記エアギヤツプに液体金属
    を封入するとともに、前記マグネツトおよび前記
    ヨークの外周部に冷却流体を流通させたことを特
    徴とするフオースモータ型サーボ弁。
JP19748282A 1982-11-12 1982-11-12 フオ−スモ−タ型サ−ボ弁 Granted JPS5989807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19748282A JPS5989807A (ja) 1982-11-12 1982-11-12 フオ−スモ−タ型サ−ボ弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19748282A JPS5989807A (ja) 1982-11-12 1982-11-12 フオ−スモ−タ型サ−ボ弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5989807A JPS5989807A (ja) 1984-05-24
JPS6350563B2 true JPS6350563B2 (ja) 1988-10-11

Family

ID=16375207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19748282A Granted JPS5989807A (ja) 1982-11-12 1982-11-12 フオ−スモ−タ型サ−ボ弁

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6427970B1 (en) * 2001-03-16 2002-08-06 Young & Franklin, Inc. Heat dissipating voice coil activated valves
FR2980250B1 (fr) * 2011-09-21 2013-10-11 Snecma Servovalve a circuit de refrigeration

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55135207A (en) * 1979-04-06 1980-10-21 Hitachi Ltd Cooling construction for servo valve
JPS5733304B2 (ja) * 1973-12-28 1982-07-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114648Y2 (ja) * 1980-08-06 1986-05-08

Patent Citations (2)

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Publication number Publication date
JPS5989807A (ja) 1984-05-24

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