JPS635044Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635044Y2 JPS635044Y2 JP1981130644U JP13064481U JPS635044Y2 JP S635044 Y2 JPS635044 Y2 JP S635044Y2 JP 1981130644 U JP1981130644 U JP 1981130644U JP 13064481 U JP13064481 U JP 13064481U JP S635044 Y2 JPS635044 Y2 JP S635044Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- valve
- supply
- valve body
- valve seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、圧力制御弁に関するものであり、さ
らに詳しくは大容量の減圧供給及びリリーフ排気
作用を行う3ポート圧力制御弁に関するものであ
る。
らに詳しくは大容量の減圧供給及びリリーフ排気
作用を行う3ポート圧力制御弁に関するものであ
る。
本考案者は、先に実願昭56−109650号によつ
て、主にプレス機械のダイクツシヨンやダイバラ
ンサのタンク内の圧力制御を行う制御弁を提案し
ている。しかるに、この圧力制御弁においては、
供給ポートからの圧力流体をタンクに通じる出力
ポートへ減圧供給する減圧供給弁部と、出力ポー
トにおける流体圧力を一定に保持するリリーフ弁
部とを、単一のスプールによつて形設しているた
め、二つの弁部が相互に干渉し合うことになり、
それらの弁部における各弁座の開口径も相互に依
存することとなり、それらの弁座を相互に独立な
大きさに設定することができず、そのため大容量
で供給及び排気を行うことができず且つ用途も制
限される等の難点があつた。
て、主にプレス機械のダイクツシヨンやダイバラ
ンサのタンク内の圧力制御を行う制御弁を提案し
ている。しかるに、この圧力制御弁においては、
供給ポートからの圧力流体をタンクに通じる出力
ポートへ減圧供給する減圧供給弁部と、出力ポー
トにおける流体圧力を一定に保持するリリーフ弁
部とを、単一のスプールによつて形設しているた
め、二つの弁部が相互に干渉し合うことになり、
それらの弁部における各弁座の開口径も相互に依
存することとなり、それらの弁座を相互に独立な
大きさに設定することができず、そのため大容量
で供給及び排気を行うことができず且つ用途も制
限される等の難点があつた。
本考案は、上記に鑑みてなされたもので、弁本
体内に背向状態に形設した一対の供給弁座及び排
気弁座を、別体に構成した供給弁体及び排気弁体
をそれぞれスプリングで付勢することにより閉鎖
し、それらの弁体に出力ポートの圧力に応じて軸
方向に変位するロツドを遊挿すると共に、ロツド
における一対の弁体に挾まれた内側に突部を設
け、ロツドが軸方向の一方に変位する際には、一
方の弁体はロツドの挿通を許容して閉弁状態を維
持し、他方の弁体はロツドの突部によつてスプリ
ングの付勢力に抗して開弁変位し、ロツドが軸方
向の他方に変位する際には上記とは逆に一対の弁
体が動作するようにして、2つの弁を互いに不干
渉なものに構成し、それにより供給弁座及び排気
弁座の開口径を相互に無関係な大きさに設定可能
とすると共に、それにより大容量で供給及び排気
を可能としたことを特徴とするものである。
体内に背向状態に形設した一対の供給弁座及び排
気弁座を、別体に構成した供給弁体及び排気弁体
をそれぞれスプリングで付勢することにより閉鎖
し、それらの弁体に出力ポートの圧力に応じて軸
方向に変位するロツドを遊挿すると共に、ロツド
における一対の弁体に挾まれた内側に突部を設
け、ロツドが軸方向の一方に変位する際には、一
方の弁体はロツドの挿通を許容して閉弁状態を維
持し、他方の弁体はロツドの突部によつてスプリ
ングの付勢力に抗して開弁変位し、ロツドが軸方
向の他方に変位する際には上記とは逆に一対の弁
体が動作するようにして、2つの弁を互いに不干
渉なものに構成し、それにより供給弁座及び排気
弁座の開口径を相互に無関係な大きさに設定可能
とすると共に、それにより大容量で供給及び排気
を可能としたことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明すると、第1図において、供給ポート2、出
力ポート3及び排気ポート4を備えた弁本体1の
内部には、供給弁部5、排気弁部6及び駆動部7
が設けられている。
説明すると、第1図において、供給ポート2、出
力ポート3及び排気ポート4を備えた弁本体1の
内部には、供給弁部5、排気弁部6及び駆動部7
が設けられている。
供給弁部5は、供給ポート2と出力ポート3を
連通させる供給弁座8を備え、供給弁座8の対向
位置にはそれと略同径のシリンダ状の背室9を形
設し、その背室9に供給弁座8を開閉する供給弁
体10のバランスピストン部10aを摺動可能に
挿嵌すると共に、供給弁体10の供給弁シート1
0bを供給弁座8に押し付けるスプリング11
を、供給弁体10と背室9の端面との間に縮設し
ている。さらに、供給弁体10に穿設した連通孔
10c及びロツド挿通孔10dにより背室9と出
力ポート3を連通させて、供給弁体10を圧力的
にバランスさせている。なお、上記ロツド挿通孔
10dの内表面は摺動軸受部として構成してい
る。
連通させる供給弁座8を備え、供給弁座8の対向
位置にはそれと略同径のシリンダ状の背室9を形
設し、その背室9に供給弁座8を開閉する供給弁
体10のバランスピストン部10aを摺動可能に
挿嵌すると共に、供給弁体10の供給弁シート1
0bを供給弁座8に押し付けるスプリング11
を、供給弁体10と背室9の端面との間に縮設し
ている。さらに、供給弁体10に穿設した連通孔
10c及びロツド挿通孔10dにより背室9と出
力ポート3を連通させて、供給弁体10を圧力的
にバランスさせている。なお、上記ロツド挿通孔
10dの内表面は摺動軸受部として構成してい
る。
上記供給弁部5と同軸上に形成された排気弁部
6は、出力ポート3と排気ポート4を連通させる
排気弁座13を備え、その排気弁座13は上記供
給弁座8と背向状態に且つそれよりやや大口径に
構成されている。弁本体1における排気弁座13
と対向する位置には、排気弁座13と略同径のシ
リンダ状の背室14が形設され、その背室14に
排気弁座13を開閉する排気弁体15のバランス
ピストン部15aを摺動可能に挿嵌すると共に、
排気弁体15の排気弁シート15bを排気弁座1
3に押し付けるスプリング16を、排気弁体15
と背室14の端面との間に縮設している。なお、
排気弁体におけるロツド挿通孔15dの内表面は
摺動軸受部として構成している。
6は、出力ポート3と排気ポート4を連通させる
排気弁座13を備え、その排気弁座13は上記供
給弁座8と背向状態に且つそれよりやや大口径に
構成されている。弁本体1における排気弁座13
と対向する位置には、排気弁座13と略同径のシ
リンダ状の背室14が形設され、その背室14に
排気弁座13を開閉する排気弁体15のバランス
ピストン部15aを摺動可能に挿嵌すると共に、
排気弁体15の排気弁シート15bを排気弁座1
3に押し付けるスプリング16を、排気弁体15
と背室14の端面との間に縮設している。なお、
排気弁体におけるロツド挿通孔15dの内表面は
摺動軸受部として構成している。
上記供給弁部5及び排気弁部6を駆動する駆動
部7は、出力ポート3の圧力がパイロツト流体の
それよりも低い場合には供給弁部5を開放し、ま
た高い場合には排気弁部6をそれぞれ選択的に開
放して調圧するもので、供給弁体10及び排気弁
体15のロツド挿通孔10d,15dに挿通した
ロツド18を備え、該ロツド18における供給弁
体10と排気弁体15との間の部分に一対の環状
の突部18a,18bを形設し、それらの外面間
距離を一対の弁座8,13間距離より若干小さい
かあるいは等しくしてある。従つて、第1図の状
態においては、供給弁部5及び排気弁部6の両方
が閉鎖した状態にあり、またロツド18が下動し
た状態にあつては、排気弁体15がロツド18の
下動を許容しながら閉弁状態を維持すると共に、
供給弁体10が下方の突部18aによりスプリン
グ11の付勢力に抗して下動開弁され、さらにロ
ツド18の上動位置にあつては、上記とは逆に、
供給弁部5が閉弁し、排気弁部6が開放する。上
記ロツド18が固定された受圧体としてのピスト
ン19は、弁本体1内に基準圧力室を構成するパ
イロツト室20と主フイードバツク室21を区画
形成し、それらにおける圧力バランスにより軸方
向に駆動されるもので、パイロツト室20にはパ
イロツトポート22を介して予め圧力を設定した
パイロツト流体を導入可能に構成し、主フイード
バツク室21はフイードバツク通孔23により出
力ポート3に連通させると共に、そのフイードバ
ツク室21をさらに背室通孔24によつて背室1
4に連通させている。これにより、主フイードバ
ツク室21及び前記背室9において出力ポート3
の圧力がピストン19の下面とロツド18の端面
とに加わることになり、それらの受圧面積の合計
はパイロツト室20におけるピストン19の受圧
面積と等しくなる。従つて、ピストン19及びロ
ツド18は、主フイードバツク室等の圧力がパイ
ロツト室20のそれより大きいときには上動し、
小さいときには下動する。なお、受圧体としての
上記ピストン19に代えてダイヤフラムを用いる
ことができ、またパイロツト室20にピストン1
9を付勢する手段として調圧スプリングを縮設す
ることもできる。
部7は、出力ポート3の圧力がパイロツト流体の
それよりも低い場合には供給弁部5を開放し、ま
た高い場合には排気弁部6をそれぞれ選択的に開
放して調圧するもので、供給弁体10及び排気弁
体15のロツド挿通孔10d,15dに挿通した
ロツド18を備え、該ロツド18における供給弁
体10と排気弁体15との間の部分に一対の環状
の突部18a,18bを形設し、それらの外面間
距離を一対の弁座8,13間距離より若干小さい
かあるいは等しくしてある。従つて、第1図の状
態においては、供給弁部5及び排気弁部6の両方
が閉鎖した状態にあり、またロツド18が下動し
た状態にあつては、排気弁体15がロツド18の
下動を許容しながら閉弁状態を維持すると共に、
供給弁体10が下方の突部18aによりスプリン
グ11の付勢力に抗して下動開弁され、さらにロ
ツド18の上動位置にあつては、上記とは逆に、
供給弁部5が閉弁し、排気弁部6が開放する。上
記ロツド18が固定された受圧体としてのピスト
ン19は、弁本体1内に基準圧力室を構成するパ
イロツト室20と主フイードバツク室21を区画
形成し、それらにおける圧力バランスにより軸方
向に駆動されるもので、パイロツト室20にはパ
イロツトポート22を介して予め圧力を設定した
パイロツト流体を導入可能に構成し、主フイード
バツク室21はフイードバツク通孔23により出
力ポート3に連通させると共に、そのフイードバ
ツク室21をさらに背室通孔24によつて背室1
4に連通させている。これにより、主フイードバ
ツク室21及び前記背室9において出力ポート3
の圧力がピストン19の下面とロツド18の端面
とに加わることになり、それらの受圧面積の合計
はパイロツト室20におけるピストン19の受圧
面積と等しくなる。従つて、ピストン19及びロ
ツド18は、主フイードバツク室等の圧力がパイ
ロツト室20のそれより大きいときには上動し、
小さいときには下動する。なお、受圧体としての
上記ピストン19に代えてダイヤフラムを用いる
ことができ、またパイロツト室20にピストン1
9を付勢する手段として調圧スプリングを縮設す
ることもできる。
図中25,26,27はそれぞれOリングを示
す。
す。
次に、上記構成の圧力制御弁の作用について説
明する。
明する。
先ず、出力ポート3の圧力が設定圧より低い場
合には、出力ポート3を昇圧すべく減圧供給弁と
して作用する。即ち、この場合には、出力ポート
3に通じる主フイードバツク室等の圧力がパイロ
ツト室20の圧力より小さいため、第2図右半に
示すように、その圧力差に応じてピストン19が
下動する。それに伴い、ロツド18が排気弁体1
5中を摺動し、下方の突部18aが供給弁体10
に当接してそれをスプリング11の付勢力に抗し
て下動させ、供給弁座8を開口させる。これによ
り、供給ポート2の圧力流体が供給弁座8を通し
て出力ポート3に供給され、出力ポート3は徐々
に昇圧する。
合には、出力ポート3を昇圧すべく減圧供給弁と
して作用する。即ち、この場合には、出力ポート
3に通じる主フイードバツク室等の圧力がパイロ
ツト室20の圧力より小さいため、第2図右半に
示すように、その圧力差に応じてピストン19が
下動する。それに伴い、ロツド18が排気弁体1
5中を摺動し、下方の突部18aが供給弁体10
に当接してそれをスプリング11の付勢力に抗し
て下動させ、供給弁座8を開口させる。これによ
り、供給ポート2の圧力流体が供給弁座8を通し
て出力ポート3に供給され、出力ポート3は徐々
に昇圧する。
また、出力ポート3の圧力が設定圧より高い場
合には、出力ポート3を降圧させるべくリリーフ
排気弁として作用する。即ち、この場合には、主
フイードバツク室等の圧力がパイロツト室20中
の圧力より大きいため、第2図左半に示すよう
に、その力の差に応じてピストン19が上動す
る。それに伴い、上記の場合とは逆に、ロツド1
8が供給弁体10中を摺動し、上方の突部18b
が排気弁体15に当接してそれをスプリング16
の付勢力に抗して上動させ、排気弁座13を開口
させる。これにより、出力ポート3の過剰の圧力
流体は排気弁座13を通して排気ポート4から大
気に放出され、出力ポート3は徐々に降圧する。
合には、出力ポート3を降圧させるべくリリーフ
排気弁として作用する。即ち、この場合には、主
フイードバツク室等の圧力がパイロツト室20中
の圧力より大きいため、第2図左半に示すよう
に、その力の差に応じてピストン19が上動す
る。それに伴い、上記の場合とは逆に、ロツド1
8が供給弁体10中を摺動し、上方の突部18b
が排気弁体15に当接してそれをスプリング16
の付勢力に抗して上動させ、排気弁座13を開口
させる。これにより、出力ポート3の過剰の圧力
流体は排気弁座13を通して排気ポート4から大
気に放出され、出力ポート3は徐々に降圧する。
このようにして出力ポート3が昇圧または降圧
した後、設定圧に達すれば、主フイードバツク室
21中の圧力とパイロツト室20中の圧力が等し
くなるため、ピストン19は第1図に示す中立位
置に静止する。この位置においては、供給弁座8
及び排気弁座13がそれぞれの弁体10,15に
よつて同時に閉鎖された状態にある。
した後、設定圧に達すれば、主フイードバツク室
21中の圧力とパイロツト室20中の圧力が等し
くなるため、ピストン19は第1図に示す中立位
置に静止する。この位置においては、供給弁座8
及び排気弁座13がそれぞれの弁体10,15に
よつて同時に閉鎖された状態にある。
なお、出力ポート3の設定圧を変えるには、パ
イロツト室20に導入する圧力流体の圧力を変化
させればよい。また調圧スプリングを用いた場合
には、その付勢力を調節すればよい。
イロツト室20に導入する圧力流体の圧力を変化
させればよい。また調圧スプリングを用いた場合
には、その付勢力を調節すればよい。
第3図は、本考案の他の実施例を示すもので、
排気弁体15を排気弁座13に押圧するスプリン
グ16を、排気弁体15とピストン19との間に
縮設すると共に、ピストン19に固定したロツド
18に均圧孔18cを穿設して、出力ポート3と
一対の背室9,14とを連通させたものである。
その他の構成は第1図及び第2図のものと同様で
ある。
排気弁体15を排気弁座13に押圧するスプリン
グ16を、排気弁体15とピストン19との間に
縮設すると共に、ピストン19に固定したロツド
18に均圧孔18cを穿設して、出力ポート3と
一対の背室9,14とを連通させたものである。
その他の構成は第1図及び第2図のものと同様で
ある。
上記のようにスプリング16を排気弁体15と
ピストン19との間に縮設した場合には、ピスト
ン19の中立位置において、排気弁体15の排気
弁座13に対するシート力が、ピストン19にお
ける圧力バランスの僅小アンバランスにより得ら
れることになり、また弁本体1にスプリング16
を係止する座を形設する必要がなくなり、よつて
弁本体1の構造を単純で加工の容易なものとする
ことができる。さらに、ピストン19及びそれに
固定したロツド18を下動させて供給弁座8を開
放した場合には、ピストン19がスプリング16
を圧縮しつつ排気弁座13に係止した排気弁体1
5に近接し、それにより排気弁体15はスプリン
グ16により大きな付勢力で排気弁座13に押し
付けられるため、排気弁体15が供給弁座8の開
放に伴う動圧により開弁するのを確実に防止する
ことができる。
ピストン19との間に縮設した場合には、ピスト
ン19の中立位置において、排気弁体15の排気
弁座13に対するシート力が、ピストン19にお
ける圧力バランスの僅小アンバランスにより得ら
れることになり、また弁本体1にスプリング16
を係止する座を形設する必要がなくなり、よつて
弁本体1の構造を単純で加工の容易なものとする
ことができる。さらに、ピストン19及びそれに
固定したロツド18を下動させて供給弁座8を開
放した場合には、ピストン19がスプリング16
を圧縮しつつ排気弁座13に係止した排気弁体1
5に近接し、それにより排気弁体15はスプリン
グ16により大きな付勢力で排気弁座13に押し
付けられるため、排気弁体15が供給弁座8の開
放に伴う動圧により開弁するのを確実に防止する
ことができる。
このような本考案の圧力制御弁によれば、以下
のような特徴がある。
のような特徴がある。
(1) 供給弁座及び排気弁座を開閉する供給弁体及
び排気弁体をそれぞれ別体に構成すると共に、
それらの弁体の開弁方向を互いに離反する方向
とし、且つ一方の弁体が開弁する際に他方の弁
体が閉弁状態を維持し、相互に干渉し合わない
構成としたので、供給弁座及び排気弁座を相互
に無関係に大口径として、減圧供給及びリリー
フ排気をそれぞれ大容量で行うことができる。
び排気弁体をそれぞれ別体に構成すると共に、
それらの弁体の開弁方向を互いに離反する方向
とし、且つ一方の弁体が開弁する際に他方の弁
体が閉弁状態を維持し、相互に干渉し合わない
構成としたので、供給弁座及び排気弁座を相互
に無関係に大口径として、減圧供給及びリリー
フ排気をそれぞれ大容量で行うことができる。
(2) 供給弁座及び排気弁座を開閉するロツドを基
準圧力室及び主フイードバツク室を区画形成す
る変位可能なピストン等の受圧体に固定し、基
準圧力室に受圧体を所期の設定力で付勢する手
段を設けると共に、主フイードバツク室を出力
ポートに連通させて、受圧体を上記両室の圧力
バランスで変位する構成としたので、受圧体の
受圧面積を広くすることにより、出力ポートの
圧力変化に対応して高精度な圧力制御が可能で
ある。
準圧力室及び主フイードバツク室を区画形成す
る変位可能なピストン等の受圧体に固定し、基
準圧力室に受圧体を所期の設定力で付勢する手
段を設けると共に、主フイードバツク室を出力
ポートに連通させて、受圧体を上記両室の圧力
バランスで変位する構成としたので、受圧体の
受圧面積を広くすることにより、出力ポートの
圧力変化に対応して高精度な圧力制御が可能で
ある。
(3) 供給弁体及び排気弁体は、上記のように相互
に不干渉なものとして構成したので、それぞれ
確実に作動して信頼性の高い供給弁作用及び排
気弁作用を営ませることができる。
に不干渉なものとして構成したので、それぞれ
確実に作動して信頼性の高い供給弁作用及び排
気弁作用を営ませることができる。
(4) 供給弁体及び排気弁体は互いに別体に構成さ
れ、且つそれらの動作も相互に独立に行われる
ため、それらの弁体によつて開閉される供給弁
座及び排気弁座のそれぞれの開口径は相互依存
性が低く、それらの開口径の寸法には大きな自
由度があり、そのため用途に応じていずれの弁
座の開口径を他のものより大きくするか、ある
いは等しくするか等を決定でき、広範囲の用途
に適用することができる。例えば、出力ポート
に接続する負荷として蓄圧容器等を用いた場合
において、供給弁座を排気弁座を同径とすれ
ば、充填時間より放出の応答時間が遅い特性を
示すが、排気弁座の開口径を供給弁座のそれよ
り大きくして排気容量を増大すれば、放出時間
を短縮することができる。
れ、且つそれらの動作も相互に独立に行われる
ため、それらの弁体によつて開閉される供給弁
座及び排気弁座のそれぞれの開口径は相互依存
性が低く、それらの開口径の寸法には大きな自
由度があり、そのため用途に応じていずれの弁
座の開口径を他のものより大きくするか、ある
いは等しくするか等を決定でき、広範囲の用途
に適用することができる。例えば、出力ポート
に接続する負荷として蓄圧容器等を用いた場合
において、供給弁座を排気弁座を同径とすれ
ば、充填時間より放出の応答時間が遅い特性を
示すが、排気弁座の開口径を供給弁座のそれよ
り大きくして排気容量を増大すれば、放出時間
を短縮することができる。
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は左
半及び右半においてそれぞれ異なる切換状態を示
す断面図、第3図は他の実施例の断面図である。 1……弁本体、2……供給ポート、3……出力
ポート、4……排気ポート、8……供給弁座、1
0……供給弁体、11,16……スプリング、1
3……排気弁座、15……排気弁体、18……ロ
ツド、18a,18b……突部、21……主フイ
ードバツク室。
半及び右半においてそれぞれ異なる切換状態を示
す断面図、第3図は他の実施例の断面図である。 1……弁本体、2……供給ポート、3……出力
ポート、4……排気ポート、8……供給弁座、1
0……供給弁体、11,16……スプリング、1
3……排気弁座、15……排気弁体、18……ロ
ツド、18a,18b……突部、21……主フイ
ードバツク室。
Claims (1)
- 供給ポート、出力ポート及び排気ポートを備え
た弁本体内に供給弁座及び排気弁座を互いに背向
状態に形設し、これらの弁座を開閉する供給弁体
及び排気弁体をそれぞれスプリングで閉弁方向に
付勢し、それらの弁体に挿通したロツドにおける
一対の弁体の間の部分に、ロツドの軸方向変位に
伴つて一方の弁体に係合してそれを開弁させる突
部を設け、上記ロツドの一端を基準圧力室及び主
フイードバツク室を区画する軸方向変位可能な受
圧体に固定し、基準圧力室に受圧体を設定力で付
勢する手段を設けると共に、主フイードバツク室
を出力ポートに連通させたことを特徴とする圧力
制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13064481U JPS5836405U (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 圧力制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13064481U JPS5836405U (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 圧力制御弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5836405U JPS5836405U (ja) | 1983-03-09 |
JPS635044Y2 true JPS635044Y2 (ja) | 1988-02-10 |
Family
ID=29924260
Family Applications (1)
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JP13064481U Granted JPS5836405U (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 圧力制御弁 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPS5836405U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002174360A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-06-21 | Koguma Kikai Kk | パイロット弁 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5992906U (ja) * | 1983-05-16 | 1984-06-23 | 福井機械株式会社 | 圧力制御弁 |
JPS6020617U (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-13 | エスエムシ−株式会社 | 圧力制御弁 |
JPH0639186Y2 (ja) * | 1987-08-13 | 1994-10-12 | 昌 福住 | コントロール弁 |
GB201303741D0 (en) * | 2013-03-01 | 2013-04-17 | Artemis Intelligent Power Ltd | Valve unit |
Citations (3)
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JPS4725692U (ja) * | 1971-04-07 | 1972-11-22 | ||
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Family Cites Families (2)
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JPS53104429U (ja) * | 1977-01-28 | 1978-08-22 | ||
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-
1981
- 1981-09-02 JP JP13064481U patent/JPS5836405U/ja active Granted
Patent Citations (3)
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JPS4725692U (ja) * | 1971-04-07 | 1972-11-22 | ||
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JP2002174360A (ja) * | 2000-12-04 | 2002-06-21 | Koguma Kikai Kk | パイロット弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS5836405U (ja) | 1983-03-09 |
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