JPS6350308A - 溶融ケイ素からの炭素の除去方法 - Google Patents

溶融ケイ素からの炭素の除去方法

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JPS6350308A
JPS6350308A JP62199237A JP19923787A JPS6350308A JP S6350308 A JPS6350308 A JP S6350308A JP 62199237 A JP62199237 A JP 62199237A JP 19923787 A JP19923787 A JP 19923787A JP S6350308 A JPS6350308 A JP S6350308A
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JP
Japan
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silicon
carbon
temperature
crucible
melt
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Pending
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JP62199237A
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English (en)
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インゴ・シユピルトリツヒ
ペーター・ボデイツチユ
ボルフガング・コツホ
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Bayer AG
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/02Silicon
    • C01B33/037Purification

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶融ケイ素からの低炭素ケイ素の製造方法に関
するものである。また本発明はこの方法により得られる
低炭素ケイ素に関するものである6ケイ素はアーク(a
re)炉中での二酸化ケイ素の炭素熱的(carbot
hern+a I )還元により主に得られる。
得られた生成物、いわゆる冶金7適ケイ素は96〜99
重量%のケイ素及び主に元素状アルミニウム、鉄、ホウ
素、リン及び炭素並び1ここれら元素の化合物からなる
種々の不純物を含む。
大量の高価でないケイ素が光起電力(photovol
ataic  process)に用いるために必要と
される。
このケイ素、いわゆる太陽品位(solar qual
ity)のケイ素はある純度の標準を満足しなければな
らない(J、ディートル(Dietl)、D、ヘルムラ
イヒ(Helmreich)及びE、サートル(S 1
rtl):ソーラー・シリコン(Solar  5il
icon)、J、グラブマイヤー(G raL+mai
er)(呂版社):クリスタルズ、グロース、ブロバテ
イーズ、アプリケーションズ(Crystalsv G
 rowth、 P roperties+ A pp
l 1cations)、15−4.451[、ベルリ
ン−ハイデルベルグ−ニューヨーク、スブリンW −(
S pringer) 1981参照)。
冶金学的ケイ素を単一工程で必要とされる程度に精製し
得る方法は今まで公知になっていない。
多段精製法が常に必要とされてさた。
金属不純物は米国特許fpJ2,402,839号によ
る酸処理により除去することができ、そしてリン含有量
は真空処理により必要とされる濃度に減少させることが
できる。しかしながら、炭素含有量を必要とされる低濃
度に減少させることは困難であり、そしてホウ素含有量
を必要とされる程度に減少させることは実質的に不可能
である。
約98%の程度の純度を有する冶金学的ケイ素は一般に
700〜1500pp鵠aの炭素を含む(ppma=ケ
イ素原子100万個当りの炭素原子数)。
この濃度は光起電力法に用いる際の許容限界のはるか上
のものである。従って炭素含有量を減少させることが絶
対的に必要である。
公開されたヨーロッパ特許出M第i 37,306号は
固体ケイ素7ラグメン) (fragment)を硝酸
塩水溶液で処理し、そして1000〜1100℃で熱処
理することによる該7ラグメントがらの炭素の除去に関
して報告している。
しかしながら、この方法では炭素含有量を十分に減少さ
せることはでさない。
ドイツ国特許m3,403,131号にケイ素をグラ7
フイトまたは石英るつぼ中で溶融することによるアーク
炉中で生成されたケイ素からの未還元石英及び未反応炭
素の除去方法が記載されている。未還元の石英及び未反
応の炭素はるつぼの壁土に捕集され、そしてケイ素を注
ぎ出した際にそこに残留する。しかしながら、この方法
でさえも必要とされる純度を提供し得ない。
ドイツ国特許第3.416,559号に溶融ケイ素中に
存在する炭素ケイ素及び二酸化ケイ素粒子を遠心0離に
よりfi探的に除去する方法が記載されているが、この
方法は極めて高価である。
上記の欠点を含まない、溶融ケイ素からの低炭素ケイ素
の製造方法を提供することが本発明のU的である。
驚くべきことに、ケイ素を1420〜1900゛Cの温
度に加熱し、そして溶融物中に温度勾配を作ることによ
り低炭素ケイ素を得ることができることが見い出された
30〜400にの範囲の温度勾配を生成させることが最
も適していることが見い出された。
かくて本発明はケイ素を1420〜1900 ℃の温度
に加熱し、そして溶融物中に30〜400にの温度勾配
を作ることを特徴とする、溶融ケイ素からの低炭素ケイ
素の製造方法に関するものである。温度勾配は好ましく
は30〜200にである。
温度勾配はケイ素を溶融する容器の低部を冷却すること
により作り得る。温度勾配は好ましくは溶融容器の底を
1420〜1500 ℃の範囲の温度に冷却することに
より作る。本発明による方法の1つの変法として、溶融
容器を抵抗加熱により加熱し、次に容器の底部が一番低
い加熱ゾーン以下になるように低下させる。
溶融容器の冷却部分の温度はケイ素が結晶化しないよう
にケイ素の融点以下に下げるべきではない。
不法のある殊に好適な変法において、1個まヒはそれ以
上の好ましくは炭化ケイ素の種結晶を溶融容器の冷却さ
れた底部の内仙l上に置(。これらの結晶は溶融物から
の炭化ケイ素結晶の成長を助ける。
既に述べたよう1二ケイ素の結晶化は1420〜150
0℃の範囲以下の温度で起こるため、炭化ケイ素結晶を
この範囲の温度に保持することが有利である。
本性の他の好適な県体例において、溶融物中への不純物
の導入及びケイ素と大気成分との望ましくない反応を最
小にするため、ケイ素溶融物を真空中または不活性〃ス
下に保持する。
用いる不活性ガスは好ましくはアルゴンである。
グラファイトるつぼを用いる場合、炭素含有量は急速に
且つ経済的に溶融ケイ素における溶解度の限界まで減少
させ得る。
窒化ケイ素またはある条件では石英の如き耐火性セラミ
ック製の溶融容器を用いることにより、炭素含有量を溶
融ケイ素中の溶解度の限界以下にも減少させ得る。
更に本発明は本発明の方法により得られる低炭素ケイ素
に関するものである。
この低炭素ケイ素は特徴的に60〜95 ppmaの範
囲の炭素含有量を有し、一方他の不純物の基は本発明の
方法により一般に減少されない。
本発明による方法を実施例を用いて更に詳細に記載する
実施例1 炭素含有量1500 ppmaを有するケイ素を2k。
担持可能で、且つ真空装置を取付けたグラファイトるつ
ぼ中で溶融した。るつぼは周囲に厚さ10m11のグラ
ファイト・フェルトの絶縁用マットが取付けられていた
。水冷した壁を有する真空装置中に熱を放射するために
るつぼの底の中心部で40mmの直径で円形に絶縁を除
去した。底の冷却した部分で1420℃の温度になるよ
うに中周波数での活性化によりるつぼを加熱した。これ
らの条件下で、るつぼの上端での温度は約1600℃で
あった。るつぼを2時間真空に保持した後、溶融物を注
ぎ出した。装置が冷却した後に解放した際に、冷却した
部分の直径にわたってるつばの底で円形に積層した小さ
い結晶の堆積物が見い出された。
検討した結果、これらの結晶は炭化ケイ素の結晶である
ことが分った。注ぎ出したケイ素を分析した際に、93
 ppmaの炭素含有量を有することが分つた。
実施例2 1500 ppwaの炭素含有量を有するケイ素を実施
例1に記載する条件下で処理した。実施例1で用いたも
のと同様のるつぼを用いたが、この場合に数個の小さい
炭化ケイ素の結晶を冷却した部分に置いた。実験の終了
後、導入した炭化ケイ素の結晶は大きさが顕著に増加し
ていた。炭素含有量は90 ppIIlaに減少しな。
実施例3 容量500gを有する窒化ケイ素製るつぼ中に置かれた
ケイ素をアルゴン雰囲気中にて抵抗加熱器上で溶融した
。この実験配置において、るつぼは上方及び下方に移動
することができた。
ケイ素の全バッチから溶融した際に、るつぼの底部を一
番低い加熱ゾーンより1・になるまでるつぼを下げた。
るつぼの底部で1420℃の温度が得られるように位置
を調節した。るつぼの」二部は1550℃の温度であっ
た。この位置でるつぼを8時間保持した後、下から上に
溶融固化するように徐々に下げた。固化したブロックを
冷却し、そしてるつぼを除去した後、るつぼの底の冷却
した部分に成長したいくつかの帯緑色のSiC結晶が含
まれることが分かった。この実験において、ケイ素含有
量は826 ppm+aから溶融ケイ素中の溶解度の限
界以下である6 3 ppmaに減少した。
代 理 人 弁理士 小田島 平 吉   、1:一二
!゛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶融ケイ素を1420〜1900℃の温度に加熱し
    、そして溶融物中に30〜400Kの温度勾配を作るこ
    とを特徴とする、溶融ケイ素からの炭素の除去方法。 2、溶融物を通しての温度勾配が30〜200にである
    、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、溶融ケイ素を含む容器の底部を1420〜1500
    ℃の範囲の温度に冷却することにより温度勾配を作る、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、1個またはそれ以上の炭化ケイ素の種結晶を溶融ケ
    イ素を含む容器の冷却された底部の内側の上に置く、特
    許請求の範囲第3項記載の方法。 5、炭化ケイ素種結晶を1420〜1500℃の範囲の
    温度に保持する、特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、溶融ケイ素を真空下または不活性ガス下に置く、特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 7、ケイ素溶融物を10^−^3〜10^−^6、ミリ
    バールの真空下に置く、特許請求の範囲第6項記載の方
    法。 8、溶融ケイ素を不活性ガスのアルゴン下に置く、特許
    請求の範囲第6項記載の方法。 9、特許請求の範囲第1項記載の方法により生成された
    低炭素ケイ素。 10、炭素含有量がケイ素原子100万個当り60〜9
    5個の炭素原子である、特許請求の範囲第9項記載の低
    炭素ケイ素。
JP62199237A 1986-08-14 1987-08-11 溶融ケイ素からの炭素の除去方法 Pending JPS6350308A (ja)

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DE19863627624 DE3627624A1 (de) 1986-08-14 1986-08-14 Verfahren zur herstellung von kohlenstoffarmem silicium
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EP (1) EP0260424B1 (ja)
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DE (2) DE3627624A1 (ja)

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