JPS63502357A - 潤滑剤並びに水性加熱剤及び燃料用添加剤の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称　潤滑剤並びに水性加熱剤及び燃料用添加剤の製造方法 技術分野 本発明は主成分として使用される炭化水素及びアルコール含有量を有する転化カ ンショ糖のアルカリ水溶液を加熱しそしてその後冷却させる潤滑剤並びに水性燃 料混合物及び加熱剤に対する添加物の製造方法と、その生成ルタに対する含浸物 質とに関するものである。

従来技術 従来この種の技術は西ドイツ国特許出願公開Ｐ３２０５５９４号公報から公知で ある。乙の西ドイツ国特許出願公開公報の具体的開示によれば５０％苛性ソーダ 溶液と、石油と、酢酸と、グリセリンと、エタノール／プロパツール混合物と、 主要材料としての転化・液体源、特にカンショ糖へ戻る液体源とから成る混合物 を１０分間温度約６０ないし６５℃で保持させる。冷却した後製剤が生成され、 この製剤には２乃至３パーミルの量の水、アルコール及びベンジンから成る混合 物（例えば、容量比１：　５：　４で）を添加させ、液体を生成し、乙の液体を 適当な燃焼装置、それも自動車の燃焼機関で使用することができる。この公知の 方法は驚くべきほど有利な結果をもたらすが、けれども上述の個々の成分の入念 な調和を必要とする。従って、先ず５０％苛性ソーダ溶液２０ないし４５重量％ と、石油３ないし１５重量％と、５％酢酸３ないし１５重量％と、グリセリン２ ５ないし８０重量％と、エタノール及びプロパツールから成る混合物２０ないし ４５重量％とから成る混合物がつくられた場合にのみ特に好ましい結果が得られ る。次いでこの混合物を１０倍量の７５％水性転化液体糖（カンショ糖）と混合 させる。これは水性燃料等の有効な添加物に対し上述した温度に加熱される。こ の種の添加物の活動度は石膏（ＣａＣＯ４・１／２Ｈ２０）の痕跡の添加によっ て増加させることができる。

発明の開示 本発明の目的は、上述した従来技術の方法を改良し、意図した加工生成物を簡単 且つ適切に製造することができる方法を提供することにある。

本発明によればこの目的は添加度約５０乃至８０％、特に約５５乃至７５％のカ ンショ糖を使用し且つ赤い色調を形成するまで約７５ないし１００℃に加熱する ことによって達成できる。

従って、本発明の要旨は完全に添加されるカンショ糖を使用しないで、添加度約 ５０％乃至７０％、特に約５５乃至７５％、好ましくは約６０乃至７０％、特に 好ましくは約６０％のカンシシ糖を使用することによって所望の結果をもたらす ところにある。本発明は特別に転化させるカンシシ糖に関連して赤い色調を調整 し切るまで出発混合物を連続的に加熱することが絶対に必要である。この重要な 示唆も従来技術から想到することはできない。その場合に、この赤い色調をでき るだけ速やかに調整するのが有利であり、このため出発混合物の加熱を約７５℃ 以上の温度、好ましくは約８０℃以上、特に９０℃以上に達することができる。

特に好ましい特性は約沸とう温度で特に約１００℃で２，３時間保持され、それ によって上述の赤い色調を調整させるようにする場合にこの加工生成物が得られ る。温度１００℃はできるだけ超過してはならない。加熱した後に室温で冷却さ れる。

本発明により意図した製品に対する出発材料は常に上述の転化度のカンショ糖の 濃縮水溶液である。この場合このカンシア糖の濃度は好ましくは少なくとも５０ 重量％となり、特に飽和度に近くなる。水性出発材料が部分的転化カンシン糖約 ６０ないし７５重量％を含んでいる場合に特に好ましい結果が得られる。実際上 濃度７２重量％が極めて有用であると判明した。この溶液は、今や苛性ソーダ溶 液、苛性カリ溶液及び／又は水酸化カルシウム或いはプロトリチック反応により アルカリ性に働く塩、特にカルボン酸塩並びに酢酸ナトリウム及び炭酸ナトリウ ムのような残塩素をもつ弱酸の塩のような無機或いは有機塩素によって弱アルカ リ性に調整される。その際努力しがいのある弱アルカリ性範囲、特にＰＨ値約８ ないし１０の範囲はアルカリ性に緩衝するカルボン酸塩、特に酢酸ナトリウムの 添加によって特に有利にその緩衝作用によって一定に保持できることが判明した 。

更に部分的に転化されたカンショ糖の水溶液約１０００重量部は好ましくは炭化 水素２．３パミール、特に約２〜２５重量部を添加する。この炭化水素の場合異 なる材料が問題となることがある。特に液体炭化水素でなければならない。この 場合本発明は同等重要な限定に従うものではない。その際脂肪族及び／又は芳香 族起源の各種の石油留分が重要となることがある。例としては直留ベンジン、石 油、軽ベンジン、リグロイン、重ベンジン、灯油、ガス油（ディーゼル油又は暖 房用石油）シクロペンタン及びシクロヘキサンの形状の環状炭化水素（ナフテン ）及びその留分ならびにその組成に関して“パラフィン性″とナフテン性石油と の間の中間位置を占める石油留分が挙げられる。

部分的に転化されたカンシシ糖の水溶液にはアルコール特性を示す化合物、特に 低級第一、第二或いは第三の一価或いは多価アルコールを添加させる。乙の場合 メタノール、エタノール、プロパツール、ブタノール、グリー−ル及びグリセリ ンが中心となる。これらの化合物は好ましくは部分的に転化されたカンショ糖の 溶液１００重量％に約それの５乃至１００重量が割り当てられるような量で使用 される。その範囲約１０ないし６０重量部が特に有利なものと見なされる。とり わけ好ましい結果は、液体源１０００重量部にアルコール、アルデヒド及び／又 はケトンの約５０重量部が割り当てられる場合、規則正しく反復して得られる。

これらの化合物の機能は未だに明瞭に解明されていない。場合によっては上記化 合物は、分散媒介剤の機能をもっている。このため上記化合物は部分的に転化さ れたカンショ糖の水溶液に十分溶解性であることが必要である。これまで詳細に 挙げられた化合物は、この要求を満たす。

前述の公知の方法の範囲における少量の石膏（ＣａＣ０４・１／２Ｈ２０）を補 助的に混合することが有利であると判明した。このため痕跡で十分である。゛″ 痕跡とは１０−２乃至１０−’ｐｐｍの量と解釈ずべきである。石膏の添加は、 もちろん以下なお詳細に説明される燃えやすい水性混合物の特殊適性を改良しな い。それどころか石膏は水性混合物を燃焼する場合、毒性物質の少ない成分の減 少をもたらす。これらの温度では石膏は酸化カルシウム及び二酸化硫黄に分解す る。それらの分解生成物は燃焼過程の経過している間望ましくない毒素の排除を 限定する。

本発明による方法に基づいて得られる生成物は炭化水素、アルコール及び水と共 に可燃性混合物をもたらす興味あり且つ従来技術のものに較べて改良された特性 を示し、上記混合物を適当な燃焼装置、特に自動車の機関で燃料として使用する ことができる。その際上記混合物は水、アルコール及びベンジンから成る混合物 に比較的僅か少量でしか加えられない。水成分の料は乙の混合物が“通常ベンジ ン”或いは゛′スス−−燃料”として使用されうかどうかに対して重要である。

水成分を増加する場合非ノツク特性は低下する。従って水１重量部、エタノール ５重量部及びベンジン４重量部から成る混合物が本発明による添加物（例えば酸 化ナトリウム５ｇ、石油５ｇ１酢酸ナトリウム０．００１ｇ、グリセリン３８ｇ １エタノール２７ｇ及び７５％転化カンショ糖（転化度６０％）１０００ｇから 成る）約０．１重量部と混合されて通常燃料又は“通常ベンジン”１０４’を生 成する。

この燃料は、ＤＩＮ　５１　６００により通常ベンジンで設定される要求を満た し、換言すればその非ノツク特性は、自体通常ベンジンで運転される自動車の燃 料として使用されるのに十分である。上述の生成物は上述の水成分の約１／４だ け装入される場合、“スーパー燃料”へ移行させることができる。その際この種 の生成物は上述のＤＩＮ規定による要求を満たすスーパー燃料に等しい。暖房用 石油筒の各種の燃焼装置の運転条件に従って簡単な試験に基づいてこのような目 的に対する最適混合物を検出することができる。

更に本発明による転化物は潤滑剤の潤滑特性の有利な改良をもたらすことが判明 した。′潤滑剤”なる概念は、この場合法尻に解釈しなければならない。潤滑剤 として特に問題となるのは切削及び穿孔油のような切粉を出す加工に対する潤滑 油、及び切粉のない塑性変形用例えば冷間圧延加工の場合使用されるような油で ある。

特に自動車ならびに燃焼装置類の空気フィルタのフィルタ作用はフィルタ物質が 本発明による添加剤で含浸される場合、全く明瞭に増加されるのが驚くべきもの である。この作用は本発明による方法の前述対策を越えて又は以下のように行わ れる場合改良される。即ち、上記赤い色調をもつ混合物が過剰の水へ与えられ且 つ何回も室温の際に空気遮断されて保持される。この場合径られる生成物が少量 の卵黄、特に鶏の卵黄（蛋白含有培地基礎又は微生物用栄養物として）をもち、 また更新して何回も室温の際に保存されることにある。従って特殊な場合では本 発明による添加剤約３０ｇは水４ｔ！と混合された。

全体量はそれから１６日間気密にして室温で保持された。

微生物試験に基づいて微生物を発生したことを決定することができた。それは成 る種の栄養溶液についても言うことができる。この栄養溶液に対し鶏の卵黄を与 えた場合、その微生物成長はさらに好ましくなる。その際生物学的プロセスが約 ２３日夜遮断されていたことが明らかになった。得られた量ではとりわけ燐酸の 複合蛋白室を検出できた。このようにして得られた量は自動車及び燃焼装置の空 気フィルタの含浸剤として特に良好なものとして使用できる。その効果はこの添 加物にメタノール、エタノール、プロパツール及び／又はブタノール或はグリコ ール或はグリセリンのような低級アルコールを併合し、その際アルコールはぼ１ 部に添加剤２部を割当てることができることによって増加される。

本発明で達成可能な成果が実際に何に起因するかは詳細に説明することができな い。上述の転化度の使用されるカンショ糖が説明したプロセス条件のもとに成る 微生物過程にさらされ、この過程が特殊微生物の形成をもたらすことを想到する ことができろ。けれども本発明の実施性に対しこの技術的観点は重要ではない。

本発明による添加物に基づいて燃料をつくるならば、この燃料はＤＩＮ　５１　 ６００によるスーパー燃料に較べて多種多様の観点のもとに秀れている。このこ とは特に環境悪化有害物質の成分に特に当てはまる。これは、パノールアルコー ル３０００　ｍ　ｌ及びスーパーベンジン７００　ｍ　Ｊ！から成る本発明によ る多成分燃料（本発明によるＭＴＳ燃料）とオクタン数９８以上の通常のスーパ ーベンジンとの対決によって明らかである。

スーパー燃料　４８０Ｒ，Ｐ、Ｍ／Ｃｏ値３．５重量％の際：本発明による“Ｍ ＴＳ燃料”ＣＯ値０．２重量％（ＭＴＳ＝多成分燃料） 従って乙のＣｏ値は本発明によるＭＴＳ燃料の場合約９５％だけ低下される。そ の別の長所は非ノツク特性を改良する特別の手段、特に鉛化合物類を必要としな いところにある。今や自動車のフィルタが本発明による添加物で、特に前述の別 の操作方法により処理される（特殊蛋白での追加処理）場合、通常のスーパー燃 料の場合Ｃｏ値の低下を約１／３だけに決定することができる。

以下具なる実施例に基づいて本発明をなお詳細に解説する。

第１実施例 先ず本発明による添加物は、下記のようにつくられた。

即ち下記生成の混合と加熱 ２５ｇ　５０％　苛性ソーダ溶液 ５ｇ　灯油（沸点範囲１５０〜２５０℃）５ｇ　２７％　酢酸 ３０ｇ　グ’）セ！Ｊ　ン（ＤＡＢＶ　Ｉ　Ｉ　）２５ｇ　エタノール（９６％ ） １ｇ　カルシウムスルフアート八ルブ・ヒトラード１０００ｇ　７５％　サッカ ロース溶液（転化度６０％）（約１０分間赤い色調を調整するまで約１００℃に 加熱される）。

本実施例で説明した本発明による添加物質２ｇを水道水１１と混合した。その後 イソプロパツール３１をこの溶液２００ｍｌと混合させ且つ攪拌させた。次に得 られた３、２１がガソリンスタンド購入のスーパー燃料７Ｉと十分混合した。こ のようにしてつ°くられた燃料混合物１０．２１はその後予め完全に空にしたフ ォルクスワーゲンの箱型トラック（型式２１．５０馬力並びに排気量１５７０ｃ ｍ）のタンクに試験運行で満たされた。この試験車両は、そのとき５０ｋｍの距 離で運行された。連行性能に関して通常のスーパーベンジンに較べて差異のない ことが判明した。

第２実施例 第１実施例に説明した添加物がいろいろな自動車型式に基づいてＣｏ値に関して スーパー燃料で点検された。

それらの測定は赤外線排ガス試験器ＭＨＣ２００（ヘルマン電子会社によって製 造され且つ販売されている）で行われた。試験車両の機関調整において点検して いる間変更が行われなかった。試験車両はオペルアスコナ（排気量１．６１と７ ５馬力）並びにメルセデス２００（９４馬力〕であった。点検の場合メルセデス ２００に基づいて２つの測定では、本発明による添加剤の含浸による空気フィル ムの活動度の改善が試験された。詳細には下記の成果が明らかにする。即ち １）オーペルアスコナ ａ）通常のスーパー燃料 ８００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ値　２．０重量％１６００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ値　２．０ 重量％４８００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ値　３．５重量％ｂ）第１実施例による本発明 のＭＴＳ燃料での測定８００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ値　０．２重量％１６００Ｒ，Ｐ 、Ｍ　Ｃｏ値　０．５重量％４８００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ値　０．２ｒＬ量％従っ て本発明によるＭＴＳ燃料はＣｏ値の減少約９５％だけをもたらした。

２）メルセデス２００での試験 ａ）通常のスーパー燃料での測定（純正空気フィルタ）７００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ 値　２．２重量％４５００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ値　１．２重量％ｂ）フィルタ物質 が本発明により第１実施例で説明した添加物が含浸された通常スーパー燃料での 測定７００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ値　１．５重量％４５００Ｒ，Ｐ、Ｍ　ＣＯ（［ｔ Ｏ，８重量％Ｃ）本発明によるＭＴＳ燃料での測定（純正空気フィルタ） ７００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ値　０．２５重量％４５００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ値０．２ ０重量％ｄ）ＭＴＳ燃料及び本発明による添加物で含浸される空気フィルタでの 測定 ７００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ（ｌ　Ｏ，２０重量％４５００Ｒ，Ｐ、Ｍ　Ｃｏ値　０ ．１８重量％上述の本発明による含浸によってＣｏ値をなお著しく低下させるこ とができる。個々の車両での試験運行の示したところによれば本発明によるＭＴ Ｓ燃料並びに比較のために引用される通常のスーパー燃料は性能に関して絶対的 に比較可能であった。

国際調査報告　ＰＣＴ／ＥＰ８７１０００４４Ａｈ’ＮＥＸ　Ｔｏ　Ｔ）ＩＥ　 ＩＮτＥＲＮＡτｌ０ＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥ？ＯＲＴ　ｕＮＩＮＴＥＲＮＡ ＴＩＯＮＡＬ　ＡＰＰＬＺＣＡτ訓ＮＯ，’　ＰＣＴ／ＥＰ１３７１０００４４ （ＳＡ　１６５０７）＋―−＋−−―−―−噛＋―・−一曽峻−＋＋−一−＋− ・嗜−−一――＋――・―・―−−−−−−・−−＋＋−−＋＋・

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）主成分として炭化水素及びアルコール含量を有する転化カンショ糖のアルカ リ性水溶液を熱し且つ冷却させて製造する潤滑剤並びに水性燃料混合物及び加熱 剤に対する添加物の製造方法において、転化度約５０乃至８０％、特に５５乃至 ７５％の転化カンショ糖を使用し、赤い色調を構成するまで約７５乃至１００℃ まで加熱することを特徴とする方法。 ２）転化度約６６％のカンショ糖を使用することを特徴とする特許請求の範囲第 １項記載の方法。 ３）得られる赤い色調をもつ混合物を過菊水に当たえ何日も空気を遮断して室温 で保持し、これによって生ずる生成物が少量の卵黄をもち且つ更新して何日も室 温で保持されることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載の方法。 ４）潤滑剤において、自動車及び燃焼装置の空気フィルタに対する含浸物質とし て或は自動車に対する燃料として或は加熱剤として水、アルコール及び石油留分 と関連して用いる特許請求の範囲第１項記載の方法によりつくられる生成物の使 用方法。 ５）特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれか１項記載の方法により得られろ 潤滑剤並びに水性加熱剤及び燃料に対する添加物。 ６）特許請求の範囲第１項乃至第５項のいずれか１項記載の方法により得られる 自動車及び燃焼装置の空気フィルタに対する含浸物質。