JPS63502297A - ラツク式軸受チエ−ン及び固定面に対する並進力を圧縮面に与えるためのその適用 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 公知型の軸受チェーンで、フランス特許第８１１６７３８号の対象をなす装置は 次の３つの機能を果す。つまり圧縮応力の伝達機能、案内機能及び圧縮面を他の 面に対して並進させる機能である。

軸受チェーンが与えることができる並進力は、固定面に対して運動状態にある面 の荷重に左右される。２つの軸受面に寄りかかるころのづぺり係数はこの応力に 制限を加え、適用例によっては不充分な場合がある。

本発明の目的であるラック式軸受チェーンは、現在の並進応力の限界を、圧縮及 び運動状態の２面間の相互の機械的関係を保証することによって克服することを 可能に覆る。

この機械的関係は、１ないし数列のころを備える軸受チェーン上で、ころと同じ 方法でチェーン上に動きばめされた遊星歯車によってこれらの１ないし数列のこ ろを置き換えることによって確保される。

これらの遊星歯車は、一方では固定表面上に、他方では面き会う可動面上に位置 する同一モジュールのラックに支えられている。

チェーンに引張り力を加えることによって、遊星歯車は滑りを起こさずに並進を 確保する。

遊星歯車列は２列のころの間に配置され、その結果チェーンの軸はラックに対す る遊星歯車の厳密な位置決めを確保することができる。

機械り製造者はころの外径とは異なる遊星歯車のピッチ円直径を使用することが でき、この関係はラック式チェーンの送りに影響を与えない。他方では歯車の数 を伝達すべき応力に合わせて決めることができる。

歯車の数を多くすることによって、ラック式軸受チェーンはかなり大きな並進応 力を大きな信頼度で伝達することができる。

ラックは、とりわけその表面が継ぎ目なし連接した金属カバーから成っている場 合は、空隙によって中断されたセグメントから成ることができる。

軸受チェーンのピッチはラック上への遊星歯車の正確な噛合いを確保するため、 歯車の円周ピッチの倍数でなければならない。

例えば、モジュール４の歯車を含む軸受チェーンは、１２．５６（４ｘπ）の多 条ねじを含まなければならないであろう。

他方では、干渉を防ぐため、歯車■の歯数は２０°の圧力角に対して１８以下と なることはできない。

本発明は添付の概略図面を参照して、非限定例として示す以下の説明によってよ りよく理解されるであろう。

第１図は、固定面（ベース）（６）及び可動面（継ぎ目なし連接カバー）０間に 軸に対し！１′！直に置かれた５倍ラック式軸受チェーンの断面図である。

第２図は、軸に対して平行な同じチェーンの断面図である。

られた２個のこる（１）の間に動きばめになった廿＃歯車（９）をもつる。ここ では遊星歯車（■は動きばめころ■に置き換えられている。

第１及び第２図に図解した軸受チェーンは、スリーブ■上に取付けられた４列の こる（１）から成り、スリーブは軸（４）上にリンク■によって取付けられ、２ つの圧縮面、即ち固定面（６）あるいはベースと可動要素の形の面あるいは可動 カバー（５）の間に配置されている。

このチェーンの中間列はこる（１）の代りに、ころ（１）と同じ方法でスリーブ ■に動きばめ式に固定された小歯車（９）を含んでおり、これらの小歯車（■は ラックＯ０及び００に支えられている。チェーンの外側のリンク（Ｊは案内フラ ンジ（７）に当接する。

可動カバー（５）の各要素は、フランジω内に設けられた溝内を押えキー（印を 介して自由に滑動する。

第３図に示す単純軸受チェーンはそれぞれのスリーブ■上に　。

２個のこる（１）を含んでおり、それらの間に遊星歯車（■が配置されている。

ころも歯車も同じく相互に独立して自由に回転する。

ラック、軸受レースウェイ及び案内路は、処理し仕上げした鋼で作られた丁字形 の形Ｗ４ＯＯとして作られている。これらのレール６０は規格化され、高精度に 加工され得るという利点をもつ。

仕上げされたラックの歯面ば、こる（１）の同様に仕上げされた歯面に当接する ことにｂよってチェーンを確実に案内する。押さえわく部材（７）は可ａ要素（ ５）を捉えた状態に保って、ラック−ビニオン装着の作用でこの可動要素が持上 がってしまわぬように防いでいる。この部材■は同じく、要素■を、例えばこれ が連続圧縮機の内部に懸垂されているときにチェーンと接触させておくためにも 有用である。主として連続圧縮機の機構内で使用されている金属ベルト＜１３は 、平坦かつきわめて精度の高い表面を保証する。

先に説明した装置が提供する利点は、ラックを備えていない軸受チェーンにも適 用することができる。第４図は第３図のチェーンに類似した２個の単純軸受チェ ーンの断面図であるが、遊星歯車（９）は以下の２つの機能をもつころ■に置き 換えられている。

１）ころ（１）の間のかいものとして働らく。

２）圧縮応力の伝達に寄与しながら、ころ（１）と同一の役割を果す。

レール０は第３図のレール０１と似通う輪郭をもち、ラックの歯はころυの軸受 レースウェイを形成する仕上げられた真直ぐな面に置き換えられている。

形ｖＡｏｅを用いることによって、大きな圧縮幅を実現することができ、可動要 素（ωを固定表面（６）に対して捉ねれた状態に保持しておく。

ラック式軸受チェーンは、例として行なったその説明は何ら限定的なものではな く、極めて重い荷重の移動を単純かつ信頼性のある方法で解決することができ、 かつこれらの荷重に対して圧縮負荷から独立した高い並進応力を及ぼすことがで きる。

丁字形の形鋼を使用することによって、極めて高い効率を得ることができよう。

何故ならばこの効率はころの直径によって決まるばかりではなく、以下の要素に も依存しているからである。

１）ころ−軸受レースウェイの回転摩擦係数２）案内側面に対するころの側面の 滑り摩擦係数これらの係数はころ軸受の製造過程で得られる係数に近似している 。

かいものを形成しかつ丁字形の形鋼に当接するころを使用することによって、確 実な案内を保証しながら最大長さのころの支持母線を得ることが可能である。こ の方法は伝達すべき荷重が非常に高い場合に有利である。

国際調査報告 Ａ＞Ｔ’Ｆ：ＥＸ　ＴＯ“：°ＨＥ　ＩＮｒ三Ｒ１詰τ工０ＮＡＬ　ＳＦ、ＡＲ ＣＨＲ＝？ＣＲＴ　０ＮＤＥ−Ａ−２６４３５１１０６１０４／７８　Ｎｏｒ、 ｅ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．相互に圧縮しあう２面（５，６）間に配置されるための軸受チェーンであっ て、スリーブ（２）の上に取付けられ、リンク（３）及び軸（４）によって結び つけられたころ（１）から成り、１ないし数列のころ（１）から成り、ころ列の 少なくとも１つが、ころ（１）のかわりに、スリーブ（２）の上に動きばめされ 、互いに相対して配置され、固定（６）及び可動（５）面の軸受レースウェイ内 に固定された２個のラック（１０，１１）間に噛み合う遊星歯車（９）を含んで いることを特徴とする軸受チェーン。
2. ２．ラック（１０，１１）が、あいだに間隙を含むことができるセグメントから 成ることを特徴とする、請求の範囲１に記載の軸受チェーン。
3. ３．チェーンのピッチ、即ち軸（４）の間の距離が歯車（９）の円周ピッチの倍 数であることを特徴とする、請求の範囲１及び２に記載の軸受チェーン。
4. ４．歯車（９）の歯数が偶数であることを特徴とする、請求の範囲１から３のい ずれか一つに記載の軸受チェーン。
5. ５．歯車（９）の歯数が、ラック士への２０°の歯圧角に対して少なくとも１８ に等しいことを特徴とする、請求の範囲１から４のいずれか一つに記載の軸受チ ェーン。
6. ６．可動面（５）が、押さえわく（７）内に設けられた溝を介して、一定の滑り 遊隙を確保しながら固定面（６）に捉えられた状態に保たれ、押えわく内では押 えキー（８）が摩擦式に巡回することを特徴とする、請求の範囲１から５のいず れか一つに記載の軸受チェーン。
7. ７．可動面（５）が側面形鋼（７）もしくは中間形鋼（１６）によって捉えられ た状態に保たれていることを特徴とする、請求の範囲１から５のいずれか一つに 記載の軸受チェーン。
8. ８．Ｔ字形のレール（１０）がラック、軸受レースウェイ及び案内を構成するこ とを特徴とする、請求の範囲１から７のいずれか一つに記載の軸受チェーン。
9. ９．遊星歯車（９）がレール（１４）の真直ぐな面に当接する軸受ころ（１５） によって置き換えられ、この面がレール（１０）のラックの代りをすることを特 徴とする、請求の範囲８に記載の軸受チェーン。