JPS63501966A - 砂利と瀝青の混合方法並びに装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 砂利と瀝青の混合方法並びに装置 本発明は、砂利材料と、液体瀝青、例えば道路の舗装等の混合材料に使用するた めにエマルジョンの状態にされている、砂利材料の結着材として働く瀝青とを混 合するための方法ならびに装置に係る。砂利材料は様々なサイズの粒子からでき ており、最も小さいサイズの粒子が瀝青の大部分を吸着してしまい、大きいサイ ズの粒子には充分瀝青が被覆されないままになる傾向がある。従って、満足のい く品質の混合物を得るために充分に混ぜ合わすことが必要とされている。

そうした材料は、撹拌槽内を水平に延びるシャフトに取り付けられた回転撹拌手 段を用い、いわゆる冷間撹拌作業と呼ばれている油と砂利の撹拌作業を経て混合 されている。そうした作業に要する設備は大型で重量も嵩ばるためほとんど動か すことができない。しがも装置価格が高く生産コストが高くつくため、混合物の 価格も高くなっている。そうした従来技術の例として、スウェーデン国特許第３ ７７　８２０＠を指摘することができる。

本発明の目的は、こうした従来から用いられてきたものよりもさらに単純で、価 格が安くしかも効率のよい混合装置を提供することにあり、そしてこの目的は、 添付の請求の範囲に記載された方法並びに装置により達成される。

広く認められているように、スウェーデン国特許第４２７　３２８号は液体を粉 体材料に連続的に混ぜ合わす方法と装置を明らかにしている。この技術は、粉体 材料がコーンスプレッダから中空な円筒形の形に流され自然に落下している間に 、液体が粉体材料にスプレィされるようになっている。前記液体は、スプレッダ の下側に配置されたノズルから噴射されている。またこの技術は瀝青エマルジョ ンを砂利に混ぜ合わすことについても示唆しているが、この技術では満足のいく 材料の混合を行なうことができない。これに対し本発明に係る新規な特徴を用い れば、効果的で満足のいく瀝青と砂利材料の混合を行なえる。すなわち、先ず砂 利材料を粗い粒子の流れと細かい粒子の流れとに分離し、そして２つの砂利の流 れに別個に瀝青エマルジョンをスプレィしてから、最後に、向かい合った傾斜バ ッフルを用いて砂利の流れを合流させて互いに混ぜ合わせる新規な特徴が用いら れている。瀝青を砂利材料に効果的に浸透させて混ぜ合わせることに加えて、本 発明によれば、粗い粒子の流れと細かい粒子の流れの各々に加える瀝青の量を変 えることもできる。一般的に粗い粒子が必要とする瀝青は細かい粒子の場合より もかなり少ない。従ってこうした供給量の調節ができれば、混合物のうちで最も 高価な構成要素である瀝青の消ｖＲ量を大幅に節約することができる。

図面を参照して以下に本発明をより詳細に説明する。

これ等の図において： 第１図は、本発明に係る装置の好ましい実施例の概略説明図にして、側部カバー は取り除いである。

第２図は装置の正面図、すなわち第１図の矢印ＩＩの向きに見た図にして、一部 分を取り除いて示している。

図面では、本発明に係る装置は全体を参照番号２で示されている。この装置は、 はぼ矩形の断面をしたプレートハウジングまたはフレーム４から構成されている 。このプレートハウジングまたはフレーム４はベルトコンベア６の出口端部の真 下で、例えば上部貫通シャフトまたはボルト８とベルトコンベア支持体（図示せ ず）に連結されたねじ付き下部調節ボルト１０とにより上部を枢動可能に支持さ れている。

フレーム４には多数の構成要素が取付けられている。

これら構成要素は、装置操作に関連して以下に説明されている。

瀝青と混合される砂利は、供給管理ステーション（図示せず）からベルトコンベ ア６に計恒して移される。ベルトコンベアの出口端部から材料は仕分は装置に落 下していく。この仕分は装置は、粗い砂利粒子を細かい砂利粒子から分離するよ うになっている傾斜スクリーン１２の形態をしている。スクリーン１２は、例え ば８ＨＲよりも細かい砂利粒子１１　、　ＩＩを通過させる一方で、８馴よりも 大きい粗い砂利粒子“Ｇ　ＩＩが傾斜スクリーンの上側面に沿って滑り落ち、細 かい砂利“Ｑ″から分離されて流れ落ちていくようにされている。

スクリーン１２から落下する際に、細かい砂利“Ｑ”と粗い砂利“Ｇ　Ｉ＋には それぞれ独立した一群のスプレィノズル１４と１６から瀝青がスプレィされる。

これらスプレィノズル１４と１６は、それぞれが横断バイブ１５と１７に取り付 けられている。

細かい砂利“ｇＩ＋は傾斜バッフル１８に向けてほぼ垂直に落下する。この傾斜 バッフル１８は、一方の端部が別の傾斜バッフル２０の端部に載っている。次い で粗い砂利゛Ｇ）ｌは第３のバッフル２２に当たる。この第３のバッフル２２は 細かい砂利用のバッフル１８．２０の反対側にあって傾斜しており、粗い砂利Ｍ 　Ｇ　Ｈが当該バッフル２２からバッフル２０の上に斜めに落ちるように配置さ れている。前記バッフル２０の位置で粗い砂利は細かい砂利Ｉｆ　、　１１と合 流して混合される。傾斜バッフル２０から細かい砂利と粗い砂利は一緒になって 自白に流下し、瀝青と充分に混ざり合い、こうして・舗装材料と１ノで利用でき る状態になる。

しかしながら、さらに完全に混合できるようにするために、図示の好ましい実施 例では新たに淵青用ノズル２４の一群が設けられている。これら瀝青用ノズル２ ４は横断バイブ２５に取り付けられていて、自由に落下していく材料の流れに瀝 青をスプレィするようになっている。

また、材料がフレーム４の底から流出していく位置の前に別の傾斜バッフル２６ と２８を設けるとよい、、２つの下部バッフル２６と２８は、材料の流れを集め て材料の分離を防ぐ収束サイドプレート２７．２９を備えていると都合がよい。

好ましくは、バッフル１８，２０．２２．２６はすべて最後の１つ２８を除いて 横断枢軸シャフト３０により枢動可能に支持され、互いに対して適切な傾斜の得 られる所望の調節を行なえる。この調節は、例えばねじ付きボルト３２により行 なうことができる。このねじ付きポル１−３２の一方の端部はバッフルの端部に 係合しており、また他方の端部にはクランク手段３３またはこれに類似のものが 設けられている。好ましくは、スクリーン１２もシャフト３４により上端を枢動 可能に支持されている。

すべてのバッフルは、砂利の流れに接する側に硬質プラスチック等の低摩擦耐摩 耗材料を被覆するのが好ましい。

国際調を報告 Ｗ＠ｎｔａ１１６ａａｌ＾ｅｔｎｃａｍｅＨａ、ＰＣＴ／ＮＯ８６１０００７９

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．砂利材料の流れを広げ、自由に流下できている間に瀝青がスプレイされるよ うな砂利材料と液体瀝青を混合するための方法にして、傾斜スクリーン（１２） 上に砂利材料を広げて粗い砂利粒子（Ｇ）を細かい砂利粒子（ｇ）から分離し、 粗い砂利と細かい砂利が別個の自由落下経路に沿つて移動するようにし、落下し ている２つの砂利の流れにそれぞれ別個に瀝青をスプレイし、次いで向かい合つ た傾斜バツフル（２０，２２）を介して粗い砂利の流れと細かい砂利の流れを合 流させることを特徴とする砂利材料と液体瀝青を混合するための方法。
2. ２．合流した瀝青付着砂利材料をさらに自由に落下させている際に新たにこの砂 利材料に瀝青をスプレイし、そして少なくとも１つの別のバツフル（２６，２８ ）に材料を衝突させることができることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の 方法。
3. ３．砂利材料を広げるための装置（１２）と、この広げるための装置の下側に配 置され、砂利材料が当該広げるための装置から自由に落下している間に砂利材料 へ瀝青をスプレイすることのできる複数のノズル（１６，１４）とを有している 、砂利材料と瀝青を混合するための装置にして、前記広げるための装置は砂利材 料を粗い砂利の流れ（Ｇ）と細かい砂利の流れ（ｇ）とに分離するようになつて いる傾斜スクリーン（１２）であり、これら砂利の流れは前記スクリーン（１２ ）から落下している間に異なつた経路を移動するようになつており、当該経路に 沿い前記ノズル（１６，１４）は粗い砂利の流れ（Ｇ）と細かい砂利の流れ（ｇ ）それぞれに別個に瀝青をスプレイすることができるように配置され、そして細 かい砂利の流れ用の少なくとも１つの傾斜バツフル（１８，２０）とこれに向か い合つた粗い砂利の流れ用の傾斜バツフル（２２）とにより、２つの砂利の流れ が合流して瀝青の混ざり合つた落下する１つの砂利材料の流れを形成するように 前記バツフルは方向決めされていることを特徴とする砂利材料と瀝青を混合する ための装置。
4. ４．合流して落下している砂利材料の流れに瀝青をスプレイすることのできる、 別の一群のノズル（２４）を有していることを特徴とする請求の範囲第３項に記 載の装置。
5. ５．合流した砂利材料の流れに用いる少なくとも１つの新たなバツフル（２６， ２８）を有していることを特徴とする請求の範囲第４項に記載の装置。
6. ６．少なくとも最後のバツフル（２８）が、収束する側壁（２９）を備えている 請求の範囲第３項から第５項のいずれか一つの項に記載の装置。
7. ７．前記スクリーン（１２）および前記バツフル（１８，２０，２２，２６）は 、傾斜を調節するために枢動できることを特徴とする請求の範囲第３項から第６ 項のいずれか一つの項に記載の装置。