JPH04250837A - 粉粒体の溶解方法及び装置 - Google Patents

粉粒体の溶解方法及び装置

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Publication number
JPH04250837A
JPH04250837A JP41736090A JP41736090A JPH04250837A JP H04250837 A JPH04250837 A JP H04250837A JP 41736090 A JP41736090 A JP 41736090A JP 41736090 A JP41736090 A JP 41736090A JP H04250837 A JPH04250837 A JP H04250837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
liquid
water
dissolving
silica fume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP41736090A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Okada
喬 岡田
Tadanobu Kashiwa
忠信 柏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumagai Gumi Co Ltd
Fuji Bussan KK
Original Assignee
Kumagai Gumi Co Ltd
Fuji Bussan KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kumagai Gumi Co Ltd, Fuji Bussan KK filed Critical Kumagai Gumi Co Ltd
Priority to JP41736090A priority Critical patent/JPH04250837A/ja
Publication of JPH04250837A publication Critical patent/JPH04250837A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的難溶解な粉粒体
を液体に溶解するための粉粒体の溶解方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、比較的難溶解な粉粒体、特にシリ
カヒューム等の如き不溶性の超微粒子の粉末は液体、例
えば水に溶かそうとしても一つの固まりとなって容易に
分散しにくい。このシリカヒューム等を一度に各粒子に
運動量を与えるべく分散混合するには、多大のエネルギ
ーと例えば、ロッドミル、ペーストミキサー等を用いな
ければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロッド
ミル、ペーストミキサー等の大規模な装置であり、シリ
カヒュームを溶解するのに大がかりな設備が必要になる
という問題があった。
【0004】本発明は、上記した従来の問題を解消し、
比較的難溶解な粉粒体であっても簡単な設備で、しかも
短時間に溶かすことのできる粉粒体の溶解方法及び装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は次の如くである。
【0006】(1)比較的難溶解な粉粒体を液体に溶解
するための粉粒体の溶解方法において、前記液体を噴出
により液膜を形成し、該液膜内を通るように前記粉粒体
をほぼ一定量つづ順次撒くことを特徴とする粉粒体の溶
解方法。
【0007】(2)比較的難溶解な粉粒体を液体に溶解
するための粉粒体の溶解装置において、前記液体の噴出
力により液膜を形成する液膜形成手段と、前記粉粒体を
ほぼ一定量つづ撒く粉粒体撒き手段とを有し、該粉粒体
撒き手段の粉粒体撒き位置が前記液膜形成手段により形
成された液膜の上方になるように配置したことを特徴と
する粉粒体の溶解装置。
【0008】
【作用】上記構成によれば、液膜を作りその液膜内を通
るように比較的難溶解な粉粒体をほぼ一定量つづ順次撒
くことにより、粉粒体が液体によくなじみ容易に溶かす
ことができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す説明図であ
る。
【0010】図1において、符号1は撹拌槽、2はその
撹拌槽1に液体、例えば水3を供給するためのノズルで
ある。撹拌槽1の最深部には、排出口4が設けられ、こ
の排出口4を介して槽内の混合液5をポンプ等(図示せ
ず)によって強制的に他の場所へ供給される。なお、排
出口4にはゴミ等の侵入を防ぐフィルターを取り付けて
もよい。また、撹拌槽1には混合液5を撹伴するための
回転スクリュー6が設けられている。
【0011】撹拌槽1の上方には、比較的難溶解な粉粒
体、例えばシリカヒューム10を撒くための粉粒体撒き
手段としてのフィーダー7が設けられ、フィーダー7は
シリカヒューム10が貯留されたホッパー8と、該ホッ
パー8から供給されたシリカヒューム10を撹拌槽1上
で撒くコンベヤー9とから構成されている。このフィー
ダー7は、シリカヒューム10を定量ずつ撹拌槽1に連
続落下させ、その途中にはシリカヒューム10を強制及
び自然分散させるスクリーンフィーダー11が設けられ
ている。
【0012】上記ノズル2は、撹拌槽1上部の一側に配
置され、ノズル2の下部にはノズル2に近接して液膜形
成手段としてのプレート12が配設されている。このプ
レート12は、ノズル2と対向する面がほぼ平面であっ
て、撹拌槽1に取り付けられている。また、ノズル2か
ら放出される水3は、適宜な水圧がかけられ、ニードル
バルブ13によってシリカヒューム10の供給量と所要
の混合比に合わせた流量が噴出される。
【0013】かく構成された溶解装置は、ノズル2から
出る水3がプレート12の固定角度を適宜設定すること
により、図1、図2に示すようなほぼ水平面状の水膜1
4が形成される。即ち、ノズル2から出る水3をプレー
ト12に当て、水3の噴出力を利用することで、水膜1
4が形成される。そして、形成された水膜14内を通る
ようにフィーダー7によってシリカヒューム10を撒く
。フィーダー7によって撒かれたシリカヒューム10は
、スクリーンフィーダー11に介して分散され、水膜1
4に達する。このとき、シリカヒューム10の粒子と水
3との接触効率が高められ、混合液5として撹拌槽1に
落ちる。撹拌槽1では、さらに回転スクリュー6によっ
て強制撹拌されて混合液5の分散混合効率が高められる
【0014】かくして、シリカヒューム10の粒子が分
散されて水3になじむことによって、比較的難溶解なシ
リカヒューム10であっても容易に溶かすことができ、
シリカヒューム10を溶解した混合液5が簡単な装置に
よって得ることができる。
【0015】なお、水膜14と撹拌槽1内の水面の間l
は常にある程度の間隔を開けておく必要がある。このた
め、撹拌槽1には混合液5の貯水量の上限及び下限を検
知するセンサー15,16を備えており、このセンサー
15,16は排出口4からの供給量をコントロールして
いる。また、撹拌槽1の混合液5は回転スクリュー6に
より常に運動を与えれることで、静止沈降が防止される
。さらに、撹拌槽1の底部を球面状に形成しているので
、沈降物が槽内に残ることがなく有利である。
【0016】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明は上記実施例に限定されず、各種改変
できるものである。
【0017】例えば、上記実施例ではプレート12を撹
拌槽1に取り付けたが、図3に示すように、ノズル2に
プレート12付のキャップ17を取り付けてもよい。こ
の場合、キャップ17の放出口17aのスリットに適宜
な巾を持たせている。さらに、図3に示すように、ニー
ドルバルブ13の上流側に電磁バルブ18を設け、放水
のON,OFFを電気的に制御するようにしてもよい。
【0018】また、上記実施例では液膜形成手段をノズ
ルから出る水をプレートに当てて形成したが、ノズルを
絞って水膜を形成するようにしてもよい。この実施例と
しては、図4に示すように、予め噴出口19aが絞られ
たキャップ19を設け、キャップ19をノズル2に取り
付けて水膜を形成してもよい。
【0019】さらに、フィーダー7はベルトフィーダー
、スクリューフィーダー、振動フィーダーを用いてもよ
い。
【0020】なお、本発明はシリカヒュームに限らず、
種々の難溶解な粉粒体を溶解するときにおいても当然適
用できる。
【0021】
【発明の効果】上記構成によれば、本発明では液膜を作
りその液膜内を通るように比較的難溶解な粉粒体をほぼ
一定量つづ順次撒くことにより、粉粒体を液体に溶かす
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】その水膜を示す平面図である。
【図3】液膜形成手段の変形例を示す断面図である。
【図4】液膜形成手段の別の実施例を示す斜視図である
【符号の説明】
1  撹拌槽 2  ノズル 7  フィーダー 10  シリカヒューム 12  プレート 14  水膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  比較的難溶解な粉粒体を液体に溶解す
    るための粉粒体の溶解方法において、前記液体を噴出に
    より液膜を形成し、該液膜内を通るように前記粉粒体を
    ほぼ一定量つづ順次撒くことを特徴とする粉粒体の溶解
    方法。
  2. 【請求項2】  比較的難溶解な粉粒体を液体に溶解す
    るための粉粒体の溶解装置において、前記液体の噴出力
    により液膜を形成する液膜形成手段と、前記粉粒体をほ
    ぼ一定量つづ撒く粉粒体撒き手段とを有し、該粉粒体撒
    き手段の粉粒体撒き位置が前記液膜形成手段により形成
    された液膜の上方になるように配置したことを特徴とす
    る粉粒体の溶解装置。
JP41736090A 1990-12-29 1990-12-29 粉粒体の溶解方法及び装置 Pending JPH04250837A (ja)

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