JPS63501874A - 医薬 - Google Patents

医薬

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JPS63501874A JP50047287A JP50047287A JPS63501874A JP S63501874 A JPS63501874 A JP S63501874A JP 50047287 A JP50047287 A JP 50047287A JP 50047287 A JP50047287 A JP 50047287A JP S63501874 A JPS63501874 A JP S63501874A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

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【発明の詳細な説明】 医 薬 ヨーロッパ特許出願公開第108565号明細書は、式: 〔式中、R1は脂肪族08〜030−炭化水素基でありかつR2、R3及びR4 は水素原子又は低級アルキル基であるか又は基: は環式アンモニウム基金表し、かつnmQ又は1である〕で示される化合物に関 する。これらの化合物に関しては、腫瘍細胞の増it−抑制しかつ帷瘍を有する 温血動物の寿命を延長すると記載されている。更に、抗真菌作用も記載されてい る。
本発明は、特に腫瘍を治療する友めに適当である医薬に関する。
請求の範囲第1項記載の本発明による医薬は、例えばヨーロッパ特許出願公開第 108585号明細書から公知である薬剤に対して改良された作用効果を有する 。
腫瘍、特に悪性腫瘍を治療するためKあらゆる点で満足すべき医薬は未だ存在し ないことは公知である。
従って、例えば転移性腫瘍を有する患者において皮膚転移を局所的に治療するた めには最近では専ら5−フルオロウラシルが有効である。その他の静細胞因子の 開発は、この種の適用形式のためKは未だ臨床的に使用する城まで至っていない 。他面、臨床的見地から、このようなコンセプトは臨床医学的見地から姑息的治 療開始において特に所望される、それというのも選択的治療コンセプト例えば外 科手術的手段、放射線治療治療のための潜在的治療受験者として存在する。従っ て、例えば皮膚失意を有する乳癌患者の割合は約25〜35%である。
使用される有効物質の側の局所的治療のための前提のために適当である医薬を提 供することである。更に、本発明のも51つの目的は、一般にまたmmv対する 良好な作用効果を低い毒性と結び付け、従って一般に稚瘍治療で使用可能ある別 の適用形でも使用可能な医薬を提供することである。
これらの課題は本発明により、有効物質として請求の範囲第1項及び第8項記載 の一般式■又は■′二の化合物又はその生理学的に認容される塩の少なくとも1 種を場合により常用の薬理学的添加剤及び希釈剤と一緒に含有することを特徴と する医薬により解決される。有利には有効物質としては、ヘキサデシルホスホコ リン、オレイルホスホコリン、ヘキサデシル燐酸−(NIN)−ビス−(2−ク ロルエチル)−アミドが該当する。
式I及び■′は可能なエナンチオマー及びジアステレオマーをも包含する。該化 合物がラセミ体である場合には、これらの化合物は自体公知方法で例えば光学的 活性酸ヲ用いて、光学的活性異性体く分割することができる。しかしながら、最 初からエナンチオマー又は場合によりシアステレオマ−の出発物質を使用するの が有利である、この際には最終生成物として相応する純粋な光学活性もしくはジ アステレオマーの化合物が得られる。
本発明の範囲内では、Rはグリコール基の酸素と末端位の炭素原子もしくはまた アルキル領内の炭素原子を介して(例えば炭素原子2又は炭素原子3又は別の中 間の炭素原子を介して)結合された前記鎖長のアルキル基である。上記アルキル 鎖は直鎖状又は枝分れ鎖状であってよい。該アルキル鎖Rは1.2又は3個の炭 素二重結合又は三重結合(これらは混合されていてもよい)を含有しかつ/又は ハロゲン置換基を有することができる。ハロゲン原子としては、弗素、塩素又は 臭素が該当する。鎖R内には、このようなハロゲン原子の1〜3個が存在するこ とができ、この場合にはこれらは基Rの1つの又は異なった炭素原子に存在する ことができる。
飽和した直鎖状アルキル基の他に分子中に1個又は2個の炭素二重結合を有する ものが有利である。14〜20、有利には15〜20、特に16〜20個の炭素 原子を有するアルキル基又は14〜20、有利には15〜20、特に16〜20 個の炭素原子を有する相応するアルケニル基を含有する置換基Rが特に有利でル 、ブロムヘキサデシル、フルオルヘキサデシル、9.10−ジブロムオクタデシ ル、2.3−ジブロムオクタデシル、15.16−ジブロムヘキサデシル、ブロ ムテトラデシルである。
不飽和基Rの例は、9−オクタデセニル基(オレイルアルコール基、特に式Iも しくはI′におけるRは、この9−オクタデセニル基金表わf)、1 s−ヘ− v−+デセニルfi、9.12−オクタデカジェニル基(リルイル基)である。
1つより多くの二重結合又は三重結合が存在する場合には、これらは共役してい る。飽和及び不飽和基Rの例は、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシ ル基である。
RoもしくはR2が置換されていな・いアルキル基を表す場合には、該基は例え ば1〜6、有利には1〜4個の炭素原子から成る。R1もしくはR2が不飽和ア ルキル基を表す場合には、これは特に3〜6個の炭素原子 。
から成9、この場合このような不飽和アルキル基の不飽和官能基とXとの間には 少なくとも1つの単C−C結合が存在すべきである。特にC3〜C6−アルケニ ル基が該当する。このための例は、アリル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル である。
R工もしくはR2が置換されている場合には、特に直鎖状アルキル基又はアルケ ニル基が該当し、この場合R1は有利には2〜6個の炭素原子から成り、しかも 前記置換基娘有利にはアルキル基もしくはアルケニル基R1もしくはR2の0位 円に存在する。例えばω位(すなわちエチルの場合は2位及びプロピルの場合は 3位)に前記置換基の1つを有するエチル基又は直鎖状プロピル基が該当する。
R1が2−t−ブチルオキシカルボニルアミノエチル基又は2−t−ブチルオキ シカルボニルエチル基である場合には、有利にはD形又はL形が該当する。
R1の置換基に関しては、Xが酸素原子である場合には、トリアルキルアンモニ ウムエチル基が有利でちり、この場合にはトリアルキル基は有利には夫々1.2 又は3個の炭素原子から成り、有利にはメチル基が式■の化合物としてはホスフ エーチジルクロリン誘導体が該当する。
C8〜C8−シクロアルキル置換基の場合には、該置換基は3〜6個の炭素原子 (例えばシクロゾロピル−シクロヘキシル)から成る。2.3−ジヒドロキシ− プロピル−(1)基の場合には、特にsn −1、2−ゾヒドロキシーデロピル アミノー(3)構造文tisr1−2゜3−ジヒFO*7−デロピルアミノー( 1)構造が該当する。
物質請求の範囲第8項記載の有効物質は新規化合物である。これらの新規化合物 のうちでは、本発明による有利な有効物質としては以下のものが該当するニオレ イル−ホスホ−(N、N、N−)リメチル)−ゾロパノールアミン、 オレイル−ホスホ−(N、N、N−トリメチル)−シタノールアミン、 オレイル−ホスホ−(N、N、N−)リメチル)−ペンタノールアミン、 オレイルホスホセリン、 オレイル−ホスホエタノールアミン、 オレイル−ホスホプロパツールアミン、オレイル−ホスホブタノールアミン、 オンイル−ホスホグリセリン、 ヘキサデシル−ホスホ−(N、N、N−)リメチル)−ゾロパノールアミン。
塩としては内部塩(例えばR1がトリノチルアンモニオーアルキル基を表す場合 )又は生理学的に認容される陽イオンとの塩が該当する。本発明による医薬もし くは化合物は、例えばR1がアミノ基を含有する場合には、その内部塩として存 在することができる。内部塩が存在しないかもしくは基R1が塩基性基を含有し ない場合には、燐酸基の負の電荷は生理学的に認容される陽イオンによって飽和 される。このような生理学的に認容される陽イオンとしては、例えばアルカリ金 属陽イオン(Na、K)、アルカリ土類金属陽イオン(Mg、Ca )又は有機 アミンの陽イオン、例えばグアニジニウム−、モルホニウム−、シクロヘキシル アンモニウム陽イオン、エチレンジアンモニウム陽イオン、ピペラジニウム陽イ オン(後方の両者の場合には、1又は2塩基性)、又は式: NRaRbRo( 式中、基Ra−R8は同じか又は異なっておりかつ水素原子、01〜C2−アル キル基又はオキシエチル基を表す)のアミンから誘導される陽イオンが該当する 。式’ NRaRt)RCノ7ミンから誘導さする陽イオンとしては、有利には アンモニウム陽イオン又は1〜3個の01〜C2−アルキル基で置換されたアン モニウム陽イオン又は1〜6個の2−ヒドロキシエチル基で置換されたアンモニ ウム陽イオンが該当する。
一般式■もしくは1′による有効物質は、自体公知方法で製造することができる 。基礎骨格は、容易に式:ROHの化合物又はその官能性誘導体をオキシ塩化燐 及びトリエチルアミンと反応させ、該生成物を式:HXR1の化合物と反応させ かつ酸分解させることにより得ることができる。なお上記式中R,R1及びXは 前記のものを表す。
式■及びI′の化合物のための製造方法は、以下の反応式で例として図式化して 説明する(この場合、相応する一般式中の基OCH3は、基OZの代表的なもの である)。
アルキルホスホアルキルエステル (x−1−7) ホスフエーチゾルコリン al) LfjR性加水分解;アルキルホスホ−ヒドロキシアル番ル掬FICO ,,エステル(y−2−20):Tr −)リチル aX)耐性加水分解; ア、−ヤ、オユオーカヤヤヤツNa HCO37A/キ #Zステル(Z−1−20)FCC−ブトキシ力ルビニル アルキルホスホ−N、N、N−)リメチルーアミノアルキルアミド a z ) R性加水分解: アルキルホスホ−ヒドロキシアルキルNaHCO 3アミド al)酸性加水分解; Na1([刀、 アルキルホスホ−ジヒドロキシゾロぎルアミド 本発明による方法に関する詳細な説明:式■の出発物質において、基R1又はま た基R2(Xが基NR2である場合)内に存在する既存のヒドロキシ基、カルボ キシ基、アミノ基又Fi、C1〜C6−アルキルアミノ基は通常の保護基によっ て採掘されていてもよい。隣接したヒドロキシ基は脂肪族飽和C3〜C6−ケト でのケタール化に↓9保護されていてもよい。
この場合には、加水分解又は水添分解により容易に分解可能でありかつ反応中又 は反応後に分解される基が該当する。このような保額基が反応過程で分解されな い場合には、その際には分解は反応後に行う。しばしば出発化合物はその製造に 基づき既に上述のような保護基を含有する。
これら保護基としては、例えば容易に加溶媒分解的に分解可能なアシル基又は水 素添加的に分解可能な基が該当する。加溶媒分解的に分解可能な保護基は、例え ば希釈した酸(例えば酢酸、過塩素酸、塩酸、硫酸、蟻酸、トリフルオル酢酸) 又は塩基性物質(苛性カリ、ソーダ、アルカリ水醇液、アルコール性アルカリ溶 液、NH3)を用いて一50〜150℃、特に0〜1008Cの温度でケン化す ることにより分離される。水素添加的に分解可能な基例えばアリールアルキル基 (ベンジル基)又はヒドロキシカルボニル基(カルポベンゾキソ基)は、有利に は常用の水素化触媒(貴金属触媒)、特にパラジウム触媒もしくはまた白金触媒 (白金酸化物)、ラネーニッケルの存在下に、浴剤又は懸濁液中で、場合により 加圧(例えば1〜50バール)下に、20〜150℃、特に30〜100℃、有 利には40〜80℃の@度で分解することができる。
このような保護基を分解するための溶剤もしくは懸濁剤としては、例えば水、低 級脂肪族アルコール、環式エーテル例えばジオキサン又はテトラヒドロフラン、 脂肪族エーテル、ハロゲン化炭化水素、ジメチルホルムアミド及びその他並びに これらの剤の混合物が該当する。水添分解によって分解可能である保護基として は、例えば以下のものが該当する:ペンシル基、α−フェニルエチル基、ベンゼ ン核内で置換されたペンシル基(p−ブロム−又はp−ニトロペンシル基)、カ ルゼペンデキシ基、カルボベンズチオ基、t−ブチルオキシカルボニル基。加水 分解的に分解可能な基の例は、トリフルオルアセチル基、フタリル基、トリチル 基、p−トルエンスルホニル基%t−1”チルオキシカルボニル基、t−ジチル 基、ジメチルメチレン基及び同種のもの並びに低級アルカノイル基例えばアセチ ル基、ホルミル基、t−ブチルカルボキシ基及び同種のものである。
f#に、ペゾチド合成の際に常用の保護基及びこの場合常用の分解法が該当する 。就中、このためにはJqsse p、 C)resnstein及びMilt on Winitz著@Chem1stryof Am1no Ac1ds”、  New York 1961 r John Wileyand 5ons  InC,If、 2巻、例えば883頁以降に記載されている。カルボアルコキ シ基(例えば低分子量)も該当する。
基O2(こ几はOCH3であるのが有利である)の分解は、例えばアルカリ金属 臭化物又はアルカリ土属沃化物、低級アルキルマグネシウムハロダン化物又は第 一級、第二級もしくは第三級アミン、特に相応する低級アルキルアミン、例えば 第三級C1〜C6−アルキルアミン(トリメチルアミン)を用いて行う。アルカ リ金属臭素化物もしくはアルカリ金属沃素化−とじては、例えば臭化リチウム、 臭化ナトリウム、沃化リチウム、沃化ナトリウムが該当する。低級アルキルマグ ネシウムハロゲン化物としては、例えば沃化メチルマグ木シウム、臭化メチルマ グネシウム(この場合の溶剤は低級脂肪族エーテル、例えばジエチルエーテル) である。
弐■の化合物からの基02の分解は、10〜150°α有利には10〜80°C 1特に50〜80℃の温度で行う、この場合にはその時点まで得られた反応生成 物を浴剤の除去後に不活性溶剤中に浴解させる。このような不活性溶剤としては 、飽和脂肪p% 03〜CB−ケトン(エチルメチルケトン、ジエチルケトン、 アセトン)、環式エーテル、非環式低級脂肪族エーテル(例えばジエチルエーテ ル)が該当する。使用化合物■1モルに対して、一般に前記分解剤1.5〜3モ ル、有利には2モルを使用する。
得られた生成物(例えばR1及び/又はR2が/%Oデンアルキルを表す化合物 )とアンモニア又は式:NR’ R’ R5のアミンとの反応は、10〜200 、有利には20〜150℃、特に40〜80℃の温度で溶剤を用いるか又は用い ないで実施する。溶剤又は懸濁液を使用する場合には、このためKは以下のもの が該当する:芳香族炭化水素、例えばペンタン、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン 、メシチレン、トルエン、キシレン;低級脂肪族ケトン例えばアセトン、メチル エチルケトン;ハロゲン化炭化水素、例えばクロロホルム、トリクロルエチレン 、四塩化炭素、クロルベンゼン、塩化メチレン:環式エーテル例えばテトラヒド ロフラン及びジオキサン;低級脂肪族非環式エーテル(ジエチルエーテル、ジイ ソゾロビルエーテル);低級脂肪族アルコール−(1〜6個の炭素原子)、例え ばメタノール、エタノール、インゾロパノール、アミルアルコール、フタノール 、t−ブタノール;アミド及び脂肪族01〜C4−カルボン酸のN−アルキル置 換アミド(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド) ; C1〜C6− 7フルキルスルホン(ジメチルスルホン、テトラメチルスルホン) ; C1〜 CG−ジアルキルスルホキシド(ジメチルスルホキシド)並びにその池の中性溶 剤例えばN−メチルピロリドン、テトラメチル尿素、ヘキサメチル燐酸トリアミ ド、アセトニトリル。前記浴剤の個々のアルキル基は、例えば1〜6、特[1〜 4個の炭素原子を含有する。これらの剤の混合物並びに水との混合物も反応媒体 として該当する。この反応は0〜200℃、有利には20〜150℃もしくはま た50〜120℃の温度で実施する。解削もしくは分散剤を使用する場合には、 しばしば該剤の還流温度で操作する。
このアミン化反応は塩基性物質の存在下に実施するのが有利である。塩基性物質 としては、例えばアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、第三級アミンが 該当する。
基R1及び/又はR2中の遊離アミノ基のアルキル化は、0〜200、有利には 20〜150、特に20〜80℃の温度で行う。このアルキル化は、例えば式: R’H&t%Ar5020R’及び802(OR’3)2 (これらの式中、H atはハロダン原子(特に塩素、臭素又は沃素)でありかつArは芳香族基(例 えば場合によt)1個以上の低級アルキル基によって置換されたフェニル基又は ナフチル基)でありかつR′は01〜C6−アルキル基である〕の化合物と反応 させることにより行う。例えばp−トルエンスルホン酸−CI S−C,−フル キルエステル、01〜C6−ジアルキルスルフェート、01〜C6−フルキルハ ロゲン化物である。プルキル化反応は、場合により常用の酸結合剤、例えばアル カリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩、アルカリ土 類金属炭酸塩、アルカリ金属酢酸塩、第三級アミン(例えばトリアルキルアミン 例えばトリエチルアミン)、ピリジンもしくはまたアルカリ金属水素化物を添加 して不活性溶剤又は懸濁剤中で実施する。浴剤又は分散剤としては、例えば以下 のものが該当する:芳香族炭化水素例えばベンゼン、トルエン、キシレン:脂肪 族ケトン例えばアセトン、メチルエチルケトン:ハロゲン化炭化水素例えばクロ ロホルム、四塩化炭素、クロルベンゼン、塩化メチレン:ll1f肪族エーテル 例えばブチルエーテル電環式エーテル例えばテトラヒドロフラン、ゾオヤサン: スルホキシ「例えばジメチルスルホキシド:第三級酸アミド例えばジメチルホル ムアミド、N−メチルピロリドン、ヘキサメチル燐酸トリアミド;脂肪族アルコ ール例えばメタノール、エタノール、インゾロパノール、アミルアルコール、t −シタノール、脂環式炭化水素例えばシクロヘキサン及び同種のもの。前記溶剤 の水性混合物を使用することもできる。しばしば使用酸剤もしくは分散剤の還流 温度で操作する。しばしばアルキル化反応成分は過剰カリ で使用する。アルキル化はまたアルへ鴬金属水酸化物と組合せたテトラアルキル アンモニウム塩(特に)SIllfrン化物)の存在下で0〜100℃、有利に は20〜80℃の温度で中性溶剤もしくはまたクロロホルム又は塩化メチレン中 で実施することもでミる。中性宕剤としては、特に第三級アミド(ジメチルホル ムアミド、N−メチル−ピロリドン、ヘキサメチル燐酸トリアミド)、ジメチル スルホキシド、アセトニトリル、ジメトキシエタン、アセトン、テトラヒドロフ ランが該当する。
本発明による医薬中に有効物質として含有される、一般式Iもしくは■′の化合 物は一部分新規でありかつその限りにおいて同様に本発明の1つの対象である。
これらの化合物は優れた細胞毒性作用効果を有し、該作用効果は生体内でラット の、化学的に誘発された乳癌で並びにまた試験管内で細胞培養における白血病細 胞で確認された。更に、乳癌皮膚転移を有する婦人慰者における臨床的パイロッ ト研究で局所的適用で完全に治癒した。
以下の化合物及びその生理学的((紹容される塩は新規であるニ 一般式: 〔式中、Rは12〜24個の炭素原子を有する飽和もしくは不飽和炭化水素基を 表し、該基はハロゲン置換されていてもよく、xは酸素原子、HN又はNR2及 びYは酸素原子又はNHであり、基R1はa)’ (4〜C8−アルキル基、不 飽和03〜CB−アルキル基、又はハロゲン、アミノ、C1〜C6−アルキルア ミノ、ジー01〜C6−アルキルアミノ、トリー01〜C6−アルキルアミノ、 ヒドロキシ、カルボキシ、03〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置 換された、場合により不飽和03〜CB−アルキル基を表すか又は b)ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、03〜CB−シクロアルキル又はフェ ニルによって置換されたC2−アルキル基を表すか又は C)シー01〜C6−アルキルアミノ、トリー01〜C6−アルキルアミノ、カ ルどキシ、03〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換された不飽和 c2−アルキル基金表すか又は d)Xが酸素原子、NH又はNR2及びYが基HE t″表すか又はXが基NH 又はNR2及びYが酸素原子を表しかつRが前記のものを表す場合には、アミノ 、C1〜C6−アルキルアミノ、ジー01〜C6−アルキルアミノ又はトリー0 0〜C6−アルキルアミノによって置換されたC2−アルキル基を表すか又は e) Xが酸素原子でありかつY及びRが前記のものを表す場合には、2−t− ブチルオキシカルボニルアミノエチル、2−t’−ブチルオキシカルボニルエチ ル、2.3−ジベンゾルオ牛シゾロビル−(1)、1.3−ジベンジルオキシ− プロビル−(2)又はN −C1〜C6−アルキルアミノ−02〜C6−アルキ ルを表すことができ又は f) XがNH基でありかつY及びRが前記のものを表す場合には、2.3−ジ ヒドロキシゾロビル−(1)t−表すことができ、 かりR2は2.3−ジヒドロキシゾロビル−(1)基、01〜CB−アルキル基 、又は不飽和及び/又はハロゲン、アミノ、C1〜C6−アルキルアミノ、ジー 01〜C6−アルキルアミノ、トリー〇1%C,−アルキルアミノ、ヒドロキシ 、カル71?午シ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換され た02〜C8−アルキル基を表す〕で示される化合物、但しこの場合、式■′中 X及びYの両者が酸素原子であり、R1がヒドロキシ、アミノ、C1〜C6−ア ルキルアミノ、ジー01〜C6−アルキルアミノ又はトリーClS−06−アル キルアミノによって置換されていてもよい、飽和もしくは不飽和01〜C日−ア ルキルアミノ基でありかつRが飽和もしくは不飽和012〜C24−アルキル基 である化合物は除く。
特に局所的適用、但しまた別の適用形式のための医薬としての製剤のためには、 一般式I%1しくけ1′の化合物を、グリセリンの第−級又は第二級OH基の1 つにエーテル基の形で結合されて存在することができるアルキル基中に3〜12 個の炭素原子を有するアルキルグリセリンの少なくとも1種と一緒に使用するの が特に有利であることが判明した。この種のアルキルグリセリンは、一般式Iも しくは1′の化合物の作用を相乗的に上昇もしくは改善する。この場合には3〜 9個の炭素原子を有するアルキルグリセリンを単独で又は混合して使用するのが 有利である。
従って、特に好ましい作用効果は、 〔式I中、Rは12〜24個の炭素原子を有する飽和もしくは不飽和炭化水素基 を表し、該基はハロゲン置換されていてもよく、xは酸素原子、HN又はNR2 及びYは酸素原子又はNHであり、R1はC1〜CB−アルキル基であり、又は 式中R1は02〜C8−アルキル基であり、該基は不飽和及び/又はI・口rン 、アミノ、01〜C6−アルキルアミノ、ジー01〜C6−アルキルアミノ、ト リーC1〜C6−アルキルアミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、C3〜C8−シク ロアルキル又はフェニルによって置換されており、かつ式中R1は更にまた、X が酸素原子である場合には、2−t−ブチルオキシカルボニルアミノエチル、2 −t−ブチルオキシカルボニルエチル、2,3−インゾロピリデンジオキシ−ゾ ロピル−(1)、2.3−ジベンジルオキシ−プロビル−(1)、1.3−ジベ ンジルオキシ−プロピル−(2)又はN −C1〜C6−アルキルアミノ−02 〜C6−アルキルを表すことができ、かつ式中R1は更にまた、XがNH基であ る場合には、2.3−ジヒドロキシゾロビル−(1)ヲ表すことができ、かつR 2は2゜3−ジヒドロキシゾロビル−(1)基、01〜C8−アルキル基、又は 不飽和及び/又はI・口rン、アミノ°、C1〜C6−アルキルアミノ、シー0 1〜C6−アルキルアミノ、トリー01〜C6−アルキルアミノ、ヒドロキシ、 カルボキシ、03〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換された02 〜C8−アルキル基を表す〕で示される化合物又はその製薬学的に認容される塩 の少なくとも1fl、及び b)一般式rI: F12C−OH 〔式中、基R3及びR2の一方は3〜12個の炭素原子を有するアルキル基金表 しかつ他方の基は水素原子を表す〕で示されるアルキルグリセリン 並びに場合によりその他の常用の!J1薬学的に認容される添加剤及び希釈剤を 含有する相乗作用する医薬が有する。
このような混合物を以下にはまたカスケードと称する。
一般式■もしくは■′の化合物の、り/カスケード1mKおける含iは、後方に 付し之指数により示す、すなわち例えば式IもしくはI′の化合物59 / t rrlを含有するカスケード混合物はカスケード、と、カスケーげ1a当り式■ もしくμI′の化合物200ダを存する混合物はカスケード200で示す。
アルキルグリセリンの製造は、例えば西独国特許出願公開第3343530.8 号明細書から公知である。
例えばノニルグリセリン、オクチルグリセリン、ヘキシルグリセリン、ペンチル グリセリン、グロビルグリセリン及びエチルグリセリンを含有するアルキルグリ セリン−水混合物が有利である。有利には、このような水性混合物は前記グリセ リンの3棟、詳言すれば低級(エチル、プロピル)、中F&(ペンチル、ヘキシ ル)及び高級(ノニル、オクチル)を含有し、この場合低級エーテルの全重分は その他の両者のグリセリンエーテルの重量の和とほぼ同じである。水量は低級グ リセリンエーテルの量とほぼ同じであり、かつ例えば存在するグリセリンエーテ ルの全量の半分である。このようなグリセリン−水混合物の例を以下に記載する 二本発明による医薬は、局所的適用のために特に適当である。この医薬を用いて 皮膚腫瘍もしく扛皮膚転移を治療するためには、当該皮膚領域にカスケード5〜 カスケード2ooを1日当v2〜3回塗り付ける。有害な副作用は、3ケ月の時 間帯にわたって治療した患者においても観察することができなかった。Ft11 1転移の軽快は、組織切片によって明らかに確認することができるような皮膚正 常化を伴う。このようにして、皮膚転移を有する多数の患者を治療し、その際乳 癌皮膚転移の完全な消!1if:が観察された。
製剤カスケード5〜カスケード2ooKおける本発明による有利な医薬を用いた 局所的治療は、皮膚の広い面積九擦り込むことにより内部腫瘍もしくは転移の治 療のためにも使用することができる。この場合には、皮膚を通した吸収を介して 治療的に有効な血中濃度が達成される。この適用形式の利点は、カスケード5〜 カスケード2QQの製剤が皮膚によって問題無く許容されることにある。
このカスケード、〜カスケード。。0の溶液の形の本発明による医薬の有利な製 剤形式は、TK猾導入のための生薬を製造するためにも適当である。この場合も 、内部腫瘍もしくは内部転移を良好に治療することができる。
本発明による医薬のもう1つの適用形は、前成形した体腔内に移植することにあ る。この適用形式は特に胸膜癌、悪性腹水症、悪性心願1参出症及び膀胱癌のた めに特に適当である。この場合には、一般式■の本発明による抗腫瘍剤は単独で 又は常用の賦形剤及び希釈剤と、特にまたカスケードと組合せて使用する。
全身的適用のためには、経口又は静脈同役が該当する。
経口投与のためには、一般式Iの化合物を有利には飲料溶液の形で適用する。賦 形剤としては、例えば牛乳、カカオ、果汁又岐飲料水が適当である。このような 飲料溶液は、例えば請求の範囲第1項及び/又は第2項記載の式■もしくは1′ の化合物の濃縮したアルコール性溶液を水又は別の前記剤の1つで希釈すること により製造することができる。ラットの場合には、ヘキサデシルホスホコリン及 びオレイルホスホコリンヲ使用した場合、体、7&[l当り20.40及び60 ダの1日当り用量で化合的に誘発した乳癌が完全に軽快した。
この場合、これらの化合物は1−オクタデシル−2−ために使用した陣瘍モデル はいわゆるハードモデルである。このことは、このモデルで得られる所見がヒト の症状にも転用可能であることを意味する。
静脈内注射治療を介する静脈内投与のためには、式■もしくは■′の化合物は生 理学的食塩溶液で使用するのが有利である。この場合には、別の注射溶液を使用 することができる。このような酢液に関するヒトの用量は、例えば体重1−当り 1〜10■である。
最後に、本発明による医薬の複数の適用形式分明合せることができる、この場合 特殊な局所的相客性により、−面でl’j:皮膚への擦り込みを別の適用形の1 つと組合せて適用することができる。
特に有利であることが立証された式IもしくはI′の化合物にのためのもう1つ の賦形剤混合物は、水約4重量部、プロピルグリセリン4重量部及びヘキシルグ リセリンとノニルグリセ0762重量部の混合物から成る。
数ケ月の時間帯にわたる特に有利な製剤形のカスケード5〜カスケード200に おける本発明よる医薬の局所的適用は、局所的毒性がアセチルサリシル酸の局所 的適用におけると同様に、皮膚の強化された落屑に制限されることを示した。
従って、本発明は腫瘍を治療するための新規の医薬を提供しかつこの場合概して もう1つの抗陳瘍剤を提供するだけでなく、臨床実験における局所的適用におい ても確認された有効物質を初めて提供する。このことにより咋瘍患者の治療のた めに新たな可能性が開かれる。
相応する薬剤勿製造するためには、式■もしくは■′の化合物の少なくとも1種 を常用の製薬学的賦形剤及び/又は希釈剤もしくはその他の助剤と共に製薬学的 製剤に加工するかないしは治療で適用可能な形にする。
この操作は例えば、式中の個々の基及び符号が前記のものを表す、式1%しくは ■′の化合物、もしくはその生理学的に認容される塩を常用の賦形剤及び/又は 希釈剤もしくは助剤と一緒に20〜120℃、有利には30〜100℃の温度で 混合もしくは均質化し、そうして得られた混合物を、投与単位中に式Iもしくは I′の有効物質5〜2000Iv、有利には10〜500In9、特に30〜4 00〜を含有する製剤を製造するために、相応する大きさの中空セル中圧充填す るか又は相応する大きさのカプセル中に充填するか又は造粒しかつ次いで場合に よりその他の常用の助剤を使用して錠剤にプレスすることより成る。
例えば、式■もしくはI′の化合物を以下の物質:澱粉、セルロース、ラクトー ス、ホルマリンカゼイン、変性澱粉、ステアリン酸マグネシウム、sq水素カル シウム、高分散性珪酸、滑石、フェノキシエタノールの1種以上と混合し、得ら れた混合物を、場合により成分として少なくともゼラチン、澱粉、ポリビニルピ ロリドン、ビニルピロリドン−ビニルアセテート共重合体及び/又はポリオキシ エチルソルビタンモノオレエートを含有する水溶液を用いて造粒し、該顆粒を場 合により前記助剤の11以上と均質化し、かっこの混合物を錠剤にプレスするか 又はカプセルに充填し、その際このような錠剤又はカプセルが投与単位内に式1 もしくは■′の有効物質それぞれ5〜2000ダを含有するようにする;又は式 ■化合物又はその塩をダイズレシチン並びに場合によりフェノキシエタノール0 .1〜0.5N量%(化合物IもしくはI′の重量部に対して)を添加した後に 、63〜37℃の温夏で饅融した硬質脂肪中にM濁させかつ均質化しかつ引き続 き該混合物を中空セル中に注入する、その際投置単位は有効物質5〜’2000 m9ttびに場合によりフェノキシエタノール0.1〜0.5重量部(化合物■ 又呟■′の重量部に対して)を含有する:又は式Iもしくは■′の化合物又はそ の塩を50〜120℃、有利にFi50〜100℃の温度で、場合により11以 上の乳化剤及び/又はフェノキシエタノール0.1〜0.5重量%(化合物Iも しくは■′の重量部に対して)の存在下に、以下の物質:パラフィン、ワセリン 、12〜25個の炭素原子を有する脂肪族アルコール、15〜20個の炭素原子 を有する脂肪族モノカルボン酸、モノパルミチン酸ソルビタン、メリオキシエチ レンボリオール脂肪酸エステルの少なくとも1填と混合し、かつ得られた混合物 t−50〜120℃の水で、場合により多価の低級アルコール及び/又はフェノ キシエタノール分添加して乳化させ;又は式■もしくは1′の化合物又はその塩 を水又はパラフィン油中に、場合によりフェノキシエタノール0.1〜0.5重 量部(化合物■もしくはI′の重量部に対して)の存在下に並びに場合により乳 化剤の存在下に、30〜100℃の温度で紐解させ、かつ場合、によりそうして 得られた溶液を、最終溶液が式!もしくは■′の有効物質0.05〜10重量% 、有利には0.1〜5重景置型含有する程度の水又はパラフィンで満たすことよ り成る。
乳化剤としては、例えば非イオン性乳化剤並びにイオン性乳化剤が該当する。非 イオン性乳化剤としては、例えばC8、C1゜及びC12を有する飽和植物性脂 肪酸のトリグリセリド混合物又はエチレンオキシドの重付加生成物をベースとす る乳化剤、例えばエチレンオキシドのアルキル−及びアシル置換された重付加生 成物、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、エチレンオキシドとヒマシ油も しくは水素化ヒマシ油の反応生成物、水素化とマシ油脂肪酸とオキシエチル化グ リセリンとのエステルが該当する。更に、脂肪酸アミr又は親水性基を有する脂 肪ρ縮合生成物をベースとする乳化剤が該当する。イオン性乳化剤としては、例 えばグリセリン又はその他の多価のアルコールの脂肪酸モノエステルをベースと する乳化剤(Lunacsra alba )が該当する。
前記医薬の製造の際に、式Iもしくは■′の単数又は複数の有効物質を式「のグ リセリンエーテル又uそのような式■のグリセリンエーテルの混合物の存在下に 使用すると、抗綿瘍作用の相乗効果が観察される。
このためには、式IもしくはI′の有効物質を式■のグリセリンエーテルの少な くとも1棟又はそのようなグリセリンエーテルの混合物1〜30重景%置型利に は2〜20重量%(それぞれ化合物■又は■′のN置部に対する)並びに場合V こより水0.5〜30、有利には1〜2(In重量部同様に化合物■もしく l −1,I’のMR部に対する)を使用する。このグリセリンエーテルとの混合は 、相応する医薬の製造の際に開始時に、しかし場合によVまた後での製造工程で 実施することができ式!及び■′の本発明による化合物は、例えばラットの、7 .12−ジメチルベンゾアントラセンで誘発される胸腺癌、同様にラットの、メ チル−ニトロソ尿素で誘発される乳癌に対して良好な作用を示す。
例えば、前記実験方法においてラットの体重11g当?)10ダの用量で11瘍 の仄長停止、更に高め用量ではまた穣瘍の完全な消滅が達成される。
前記動物実験における、最低の既に有効な用1f−j。
例えば 経口 559/k19 静脈内 5殻/ゆ でちる。作用(前記動物実験)のための一般的用量範囲としては、例えば 経口 5〜50m97に9、特に15〜32my/’q静脈内5〜5CJm9/ kE!、特に15〜32#+9/kyが該当する。
本発明による化合物の作用方向は、公用の医薬有効物質TAMOXIFENの作 用に匹敵するが、しかしながらそれに対して以下の相異点を有する:該作用珪T AMOXIFENのそれよりも強力でありかつ長い有効時間を有する。
本発明による化合物を適用することができる適応症は、胸腺癌及びその他のヒト の痛棒である。
製楽学的製剤は、本発明による活性成分を一般に5〜2000ダ、例えば10〜 40Qmpi含有する。
投与は、例えば錠剤、カプセル、ビル、rウラジエ、上薬、軟膏、rル、クリー ム、パウダー、微粉末、エーロゾル又は液状形で行うことができる。液状適用形 式としては、例えば油又はアルコールもしくは水性溶液並びに懸濁液及びエマル ジョンが該当する。有利な適用形は、活性物質40〜400■を含有する錠剤又 は活性物to、1〜5%を含有する溶液でちる。
本発明による活性成分の単位用量は、例えばa)経口医薬形で5〜100η/体 M1kg、有利には15〜50q/体重1に9、 b)腸管外適用形(例えば静脈内、筋向)で5〜100ダ/体重1に!li+1 C)皮膚及び粘膜へ局所的に適用するための医薬形(例えば浴液、エマルション 、ローション、軟W及びその他)で50〜2000■、有利には80〜1500 η である。(用量はそ几ぞれ遊離塩基を基準としていも)例えば有効物質40〜4 00■を含有する錠剤1錠を1日6回又は例えば静脈内注射で有効物質50〜2 50〜9を有する容量1〜5鱈のアングルを1日1〜5回を投与するのが推奨さ れる。経口投与では、1日当りの最低用量は120ダであり:経口投与で1日当 い。
本発明による化合物のマウスに対する急性毒性(LD50xv/Icyにより表 される; Mfller及びTa1nter著;Proc、Soc、Exper 、Biol、a、Med、57 (1944)261に記載の方法に基づく)は 、例えば経口適用で200〜450 x9/体重1 kgである。
該医薬は医療、獣医並びに農業において単独で又は別の薬理学的活性物質との混 合物で使用することができる。
以下に実施例により本発明を説明する。
例1 ヘキサデシルホスホエタノールアミ、ン(ホスホリル化、閉環及び開環) ヘキサデカノール(1モル、2439)及びトリエチルアミン(1,8モル、1 80g)をTHF(テトラヒドロフラン)1.5σ中に溶かしかつ温石式に激し く攪拌した、THF120i12中のオキシ塩化燐(1,2モル、1849)の 溶液に、反応容器(3つ首、5Q、滴下ロート、温度計及び攪拌機を装備)中の 温度が10℃を越えないように加える。反応工程を促進するために、反応容器を 水−食塩混合物で冷却する。温石直後に、反応は停止する( TLCを介して確 認=Rr値=出発物質に関して0.8 、水での加水分解後の反応生成物に関し て0.0 )。水浴を取り除きかつ反応混合物中に激しく攪拌しながらジオキサ ン112中のエタノールアミン(1,5モル、92g)及びトリエチルアミン1 .8モル、180g)の溶液を、反応容器内の温度が65〜70℃に上昇するよ うに温石する。その際、環形成が終了する(エーテル中のTLCより確認:Rf 値=0.2 )。析出したトリエチルアミン塩酸塩を内熱いうちに濾別しかつ該 濾液に40〜50℃で2N蟻酸1.59を加える。15分間後に、開環が終了す る(:L−テに中のTLCにより確認=Rr値=0.0、クロロホルム/メタノ ール/酢酸/水100: 60:20:5/容量中でのTLC: Rf値=0. 8)、−20℃に冷却しかつ沈澱物を濾別する、該沈澱物は十分に純粋なヘキサ デシルホスホエタノールアミンから成る。僅かな不純物の場合には、引き続きク ロマトグラフィー精製を行う(例2参照)。
微量分析(MG356.50): 計算値(%):C59,15Hll、03 N3.83 F8.48実測値(% ): 59.01 10.95 3.79 8.31例2 ヘキサデシルホシホコリン+IH20 (1のメチル化) 例1により得られた結晶を更に精製することなく2−プロパツール1.1!及び ジクロルメタン0.41中に回収する。該結晶の懸濁液に激しく攪拌しながら水 lQ中の炭酸カルシウム(4モル、56017)を加える。
2相反応混合物に硫酸ジメチル(4モル、500y )を温石式にかつ攪拌しな がら、温度が40℃を越えないように加える。該反応は温石の60分後に終了す る(クロロホルム/メタノール/25%のアンモニア50: 50: 5/容量 中でのTLCにより確認;Rf値=0.3 )。20℃での相分離後に、上方の 相は生成物を含有する。回転蒸発器で真空下に溶剤を除去しかつ粘性の残留物を シリカゲル(メルク・アート7733、シリカゲル60、粒度0.2〜0 、5  l1l)でクロマトグラフィー処理する。
クロマトグラフィー シリカゲル2に9にクロロホルム/メタノール/25%のアンモニア(200/ 15/1/容量)を加えかつクロマトグラフィーカラムに充填する。粘性の油状 物を前記溶剤混合物8001中に溶かしかつ粗製生成物をカラムに載せる(不溶 性成分は予め濾別する)。
不純物が洗い流されるまで、上昇する極性を有する流動剤で溶離させる。最後に 、生成物をクロロホルム/メタノール725%のアンモニア(5015015/ 容量)で溶離させる。合した溶離物を回転蒸発させかつトルエンで残留水を除去 する。該残留物をジクロルメタン600112中に回収しかつアセトン4eを加 える。−20℃で析出した結晶を冷たいアセトンで洗浄し、次いでペンタンでか つ真空中で乾燥する。純粋なヘキサデシルホスホコリンの収率は250?(ヘキ サデシルグリセリンに対して約70%)である。
微量分析(MG407.58): 計算値(%):C59,27Hll、37 N3.29 F7.28実測値(% ): 58.98 11.31 3.21 7.11相応するホスホエタノール アミン及びホスホコリンはテトラデカノール、オクタデカノール、エイコサノー ル、オレイルアルコール、ンスーIf−へキサブラン−1−オール及びドデカノ ールで製造された。
例3 2−ヘキサデシルホスホエタノールアミン(ホスホリル化、閉環、開環) 仕込みは例1に記載と同様に、但し0.1モルに関して行う。良好な収率を達成 するためには、ホスホリル化条件を幾分か変更しなければならない、即ちホスホ リル化工程の温度を25℃に高める。その他は記載と同様に操作しかつ後処理す る。
微量分析(MG365.50) 計算値(%):C59,15H11,03N 3.83 P 8.48実測値( %): 58.96 10.91 3.69 8.37例4 2−ヘキサデシルホスホコリン+IH20(3のメチル化) 仕様2に記載と同様に実施し、後処理しかつ精製することができる。
微量分析(MG407.58): 計算値(%):C59,27Hll、37 N3.29 F7.28実測値(% ): 59.14 11.11 3.14 7.09例5 オレイルホスホメチルエステル・ナトリウム塩+H20 (ホスホリル化、加メタノール分解及びLiBr分解)ホスホリル化工程は例1 と同様に実施する。加メタノール分解のためには、反応混合物にメタノール(1 0モル、320g)及びトリエタノールアミン(1,8モル、1809)を20 ℃で加える。加メタノール分解は30分後に終了する。ヘキサン1.5Q及び水 1.5gを加え、十分に振盪しかつヘキサン相から溶剤を除去する。油状残留物 をLi Br (2モル、174g)と−緒にエチルメチルケトン1.512中 で還流下に煮沸させる。1時間後に、反応は完了する。溶剤を除去し、メタノー ル/水/クロロホルムそれぞれlQから成る混合物中に回収し、十分に振盪しか つ生成物を含有する下方のクロロホルム相を単離する。ナトリウム塩に転化する ために、クロロホルム相を飽和 NaC(!溶液IQで処理する。クロロホルム 相を単離しかつ回転蒸発させる。該生成物をシリカゲルでのクロマトグラフィー (例2参照)により精製する。
微量分析(MG402.50) 計算値(%):C56,70HLo、02 P7.70実測値(%): 56. 65 9,98 7.45相応して、アリルエステルを製造した。更に、記載方 法に基づき以下のアルコール:テトラゾカッノール、ヘキサデカノール、オクタ デカノール及びエイコサノールのメチル−及びアリル燐酸エステルを製造した。
例6 ヘキサデシルホスホヘキシルエステル・ナトリウム塩+l820 (オキシ塩化燐を用いたホスホリル化、ヘキサデシル燐酸二塩化物を用いたホス ホリル化、加メタノール分解、LiBrでの分解) ヘキサデカノールのホスホリル化は例1に記載と同様に実施する。該反応混合物 を直接的にTHFl、512中のヘキサノール(1,5モル、3039)及びト リエチルアミン(1,8モル、180g)を温石しながら反応させる。今や、反 応温度を30℃に高める。2時間後に、反応は終了する。加メタノール分解並び にLiBr分解は例5に記載と同様に実施する。
微量分析(MG446.59) 計算値(%)lc59.17 Hlll、83 F6.94実測値(%): 5 9.08. 10.74. 6.71この方法に基づき、以下のアルキルエステ ルを製造した:ヘキサデシルホスホブチルー、−オクチル−1−デシル−及び− ドデシルエステル。
例7 ヘキサデシルホスホグリコールエステル・ナトリウム塩+IH20 (ホスホリル化、グリコールでの閉環、開環)ホスホリル化は例1に記載と同様 に実施する。該反応混合物を直接的にTHFl、5ff中のエチレングリコール (1,5モル、93g)及びトリエタノールアミン(1,8モル、180g)を 滴加しながら更に反応させる。この際、環形成を完全にするために温度を60℃ に高める。この温度で2時間後に、反応は終了する。
析出したトリエチルアミン塩酸塩を磁器フリットを介して濾別しかつ濾液に20 ℃激しく攪拌しながら水1.5I2を加える。2時間後に、加水分解は終了する 。真空中での回転蒸発により上方のTHF相から溶剤を除去する。該残留物にク ロロホルム/メタノール/半飽゛和NaCQ溶液を加え、振盪しかつ相分離を待 つ。下方のクロロホルム相は生成物を含有する。溶剤を除去しか−り生成物をク ロマトグラフィーにより精製する(例2)。
微量分析(MG406.48) 計算値(%):C59,19H9,92P 7.62実測値(%): 53.0 ? 9.73 7.53同様にして、以下のグリコールを製造した:テトラデシ ルホスホグリコールエステル、オクタデシルホスホグリコールエステル、オレイ ルホスホグリコールエステル。
例8 ヘキサデシルホスホ−ヒドロキシエチルアミド・ナトリウム塩+IH20 (ホスホリル化、エタノールアミンでの閉環、水中の炭酸カルシウムでの開環) ホスホリル化並びに閉環は例1に記載と同様に実施する。トリエチルアミン塩酸 塩を除去した後に、濾液に激しく攪拌しながら1M炭酸カリウム水溶液112を 加える。1時間後に、開環は終了する。上方のTHF相中の溶剤を除去し、それ ぞれIQのクロロホルム/メタノール/半飽和NaC12溶液から成る混合物中 に回収し、十分に振盪しかつクロロホルム相を分離する。
溶剤の除去後に、生成物をシリカゲルでクロマトグラフィー処理しかつ精製する 。
微量分析(MG405.50) 計算値(%):C53J2 Hlo、19 N3.46 P7.64実測値(% ): 53.26 10.07 3.21 7.59同様にして、以下の化合物 を製造した:テトラデシルー、オクタデシル−、オレイルホスホ−ヒドロキシエ チルアミド。
例9 ヘキサデシルホスホグリセリン・ナトリウム塩+H20 (オキシ塩化燐を用いたホスホリル化、それから形成された燐酸二塩化物を用い たホスホリル化、加メタノール分解、LiBrでの分解、70%の酢酸中での加 水分解) ホスホリル化は例1に記載と同様に実施する。該反応混合物を直接的にTHF  1.5Q中の1.2−イソプロピリデン−グリセリン(1,5モル、198g) 及びトリエチルアミン(1,8モル、180g)を滴加しながら反応させる。反 応温度を温石後に30℃に高める。2時間後に、反応は終了する。加メタノール 分解並びにLiBr分解は例5に記載と同様に実施する。反応生成物のナトリウ ム塩を70%の酢酸2Q中に回収しかつ60℃に加熱する。生成するアセトンを 低真空(水噴射真空)中で除去する。反応は2時間後に終了する。水2Qを加え かつクロロホルム2gで抽出する。クロロホルム相を0.5M炭酸ナトリウム溶 液で処理しかつ相分離後に分離する。溶剤を除去しかつシリカゲルでクロマトグ ラフィー処理する。
微量分析(MG436.51) 計算値(%):C52,28H9,70P 7.10実測値(%): 52.1 3 9.59 6.91同様にして、以下のグリセリンエステルを製造した:テ トラデシルー、オクタデシル−、オレイルホスホグリセリン。
例!0 ヘキサデシル燐酸−(N、N)=ビスー(クロルエチル)−アミド・ナトリウム 塩+1H20(オキシ塩化燐でのホスホリル化、ビス−(クロルエチル)−アミ ンでのアミド形成、加水分解)ホスホリル化工程は例1に相当する。該反応混合 物を直接的にTHF 1 、OQ中のビス−(クロルエチル)−アミンを温石式 で添加しながら更に反応させる。次いで、THFo、512中のトリエチルアミ ン(0,4モル、40g)を加える。20℃で3時間後に、反応は終了する。析 出したトリエチルアミン塩酸塩を磁器フリットを介して分離しかつ濾液に激しく 攪拌しながら1M酢酸で加水分解する。4時間後に、上方のTHF相を分離し、 溶剤を除去し、それぞれIQのクロロホルム/メタノール10.5M炭酸ナトリ ウム中に回収する。クロロホルム相を取り出し、溶剤を除去しかつ生成物をシリ カゲルでのクロマトグラフィーにより精製する。
微量分析(MG486.452) 計算値(%): C49,39H8,9I Cl214.58 N2.88 P 6.37実測値(%): 49.21 8.75 14.11 2.76 6. 31同様にして、以下の化合物を製造した:テトラデシルー、オクタデシル−、 オレイル燐酸−(N、N)−ビス−(クロルエチル)−アミド。
製薬学的製剤の実施例 溶液の例: 1−n−プロピルオキシ−2,3−プロパンジオール25g、1−n−へキシル オキシ−2,3−プロパンジオール12.59.1−n−ノニルオキシ−2,3 −プロパンジオール12.59.水44g及びフェノキシエタノール5gを混合 しかつこの混合物中にヘキサデシルホスホコリン5gを溶かす。該溶液を適当な フイルタを介して濾過することにより可視粒子を除去する。該溶液1gはヘキサ デシルホスホコリン50xgを含有する。
軟膏の例: 有効物質のヘキサデシルホスホグリセリン5gを濃密液状パラフィン351F中 に歇濁させ、乳化するセチルステアリルアルコール30g及び白色ワセリン30 9を加えかつ溶融させる。この溶融物を冷えるまで攪拌する。均質な有効物質分 布は冷えた溶融物を適当なホモジナイザー(例えば3本ロール台)を用いること により達成される。
該親水性軟膏19は、ヘキサデシルホスホグリセリン50Mgを含有する。
エマルジョンの例: 1−n−プロピルオキシ−2,3−プロパンジオールtt、s3g、1−n − ヘキシルオキシ−2,3−プロパンジオール5.91,1−n−ノニルオキシ− 2゜3−プロパンジオール5.91g、水20.359及びフェノキシエタノー ルt、ogを混合しかっこの混合物中にヘキサデシルホスホコリン5gを溶かす 。水浴上で、白色ワセリン30g、セチルアルコール15g及びモノパルミチン 酸ソルビタン5gを溶融させ、70℃に加熱しかつ同様に70℃に加熱した有効 物質溶液を高速分散機を用いて脂肪相中に乳化、させる。引き続き、攪拌しなが ら該クリームを30℃に冷却する。
油状クリーム中の水1gはヘキサデシルホスホコリン501gを含有する。
カプセルの例: ヘキサデシルホスホグリセリン1.25gをクロロホルム5に9中に溶かしかっ この溶液中にエーロシル1.25に9を懸濁させる。引き続き、溶剤を真空中で 除去する。乾燥物質をlRRのふるいを通過させ、かつ最後の溶剤残渣を除去す るために、尚1回真空中で30℃で乾燥する。この顆粒を公知方法で適当なカプ セル機械で大きさ00のゼラチン硬質カプセルに500肩9まで充填する。
1個のカプセルは、ヘキサデシルホスホグリセリン250mgを含有する。
凍結乾燥物の例 注射目的用水3a中に、窒素雰囲気下にマンニット500gを溶かし、ヘキサデ シルホスホグリセリン50gを高速ホモジナイザー装置を用いて分散させかつ注 射目的用水で4Qに満たす。この牛乳状分散液を超音波処理により又はスリット ホモジナイザーを用いて僅かに乳光色のコロイド分散系に転化する。
次いで、無菌条件下に、孔幅0.22μmの膜フィルタを介して無菌濾過もかつ 窒素雰囲気下で10017!の注射びん中に40xQまで充填する。このびんは 凍結乾燥栓を備えておりかつ適当な装置で凍結乾燥する。
乾燥後に、無菌の乾燥した窒素を導入しかつびんを装置内で密閉する。栓をつば 付きキャップで確保する。
静脈内適用のためには、凍結乾燥物を注射目的用の水100x1中で再生する。
1個のびんはヘキサデシルホスホグリセリン500JI9を含有する。
国際調査報告 ANNEXToTHEDrコニERNATrOt二ALSEARCHRE:’O RTON

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼I [式I中、Rは12〜24個の炭素原子を有する飽和もしくは不飽和炭化水素基 を表し、該基はハロゲン置換されていてもよく、Xは酸素原子、HN又はNR2 及びYは酸素原子又はNHであり、R1はC1〜C8−アルキル基であり、又は 式中R1はC2〜の8−アルキル基であり、該基は不飽和及び/又はハロゲン、 アミノ、C1〜C6−アルキルアミノ、ジ−C1〜C8−アルキルアミノ、トリ −C1〜C8−アルキルアミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、C3〜の8−シクロ アルキル又はフェニルによって置換されており、かつ式中R1は更にまた、Xが 酸素原子である場合には、2−t−ブチルオキシカルボニルアミノエチル、2− t−ブチルオキシカルボニルエチル、2,3−イソプロピリデンジオキシ−プロ ピル−(1)、2,3−ジベンジルオキシ−プロピル−(1)、1,3−ジベン ジルオキシ−プロピル−(2)又はN−C1〜C6−アルキルアミノ−C2〜C 6−アルキルを表すことができ、かつ式中R1は更にまた、XがNH−基である 場合には、2,3−ジヒドロキシプロピル−(1)を表すことができ、かつR2 は2,3−ジヒドロキシプロピル−(1)基、C1〜C8−アルキル基、又は不 飽和及び/又はハロゲン、アミノ、C1〜の6−アルキルアミノ、ジ−Cl〜C 6−アルキルアミノ、トリ−の1〜C6−アルキルアミノ、ヒドロキシ、カルボ キシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換されたC2〜C8 −アルキル基限表す]で示される化合物又はその製薬学的に認容される塩の少な くとも1種、及びb)一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、基R3及びR4の一方は3〜12個の炭素原子を有するアルキル基を表 しかつ他方の基は水素原子を表す]で示されるアルキルグリセリン並びに場合に よりその他の常用の製薬学的に認容される添加剤及び希釈剤を含有することを特 徴とする医薬。
  2. 2.一般式: R−Y−PO2■−X−R1 I′ [式I′中、Rは12〜24個の炭素原子を有する飽和もしくは不飽和炭化水素 基を表し、該基はハロゲン置換されていてもよく、Xは酸素原子、HN又はNR 2及びYは酸素原子又はNHであり、基R1はa)C1〜C8−アルキル基、不 飽和C3〜C8−アルキル基、又はハロゲン、アミノ、C1〜C6−アルキルア ミノ、ジ−C1〜C6−アルキルアミノ、トリ−C1〜C6−アルキルアミノ、 ヒドロキシ、カルボキシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置 換された、場合により不飽和C3〜の8−アルキル基を表すか又は b)ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェ ニルによって置換されたC2−アルキル基を表すか又は c)ジ−C1〜C6−アルキルアミノ、トリ−C1〜C6−アルキルアミノ、カ ルボキシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換された不飽和 C2−アルキル基を表すか又は d)Xが酸素原子、NH又はNR2及びYが基NHを表すか又はXが基NH又は NR2及びYが酸素原子を表しかつRが前記のものを表す場合には、アミノ、C 1〜C6−アルキルアミノ、ジ−C1〜C6−アルキルアミノ又はトリ−C1〜 C6−アルキルアミノによって置換されたC2−アルキル基を表すか又は e)Xが酸素原子でありかつY及びRが前記のものを表す場合には、2−t−ブ チルオキシカルボニルアミノエチル、2−t−ブチルオキシカルボニルエチル、 2,3−イソプロピリデンジオキシ−プロピル−(1)、2,3−ジベンジルオ キシ−プロピル−(1)、1,3−ジベンジルオキシ−プロピル−(2)又はN −C1〜C6−アルキルアミノ−C2〜C6−アルキルを表すことができ又はf )XがNH基でありかつY及びRが前記のものを表す場合には、2,3−ジヒド ロキシプロピル−(1)を表すことができ、 かつR2は2,3−ジヒドロキシプロピル−(1)基、C1〜C8−アルキル基 、又は不飽和及び/又はハロゲン、アミノ、C1〜C6−アルキルアミノ、ジ− C1〜C6−アルキルアミノ、トリ−C1〜C6−アルキルアミノ、ヒドロキシ 、カルボキシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換されたC 2〜C8−アルキル基を表す]で示される化合物の少なくとも1種を、場合によ り付加的な常用の製薬学的に認容される添加剤及び希釈剤と一緒に含有するごと を特徴とする医薬。
  3. 3.Rが14〜20個の炭素原子を有するアルキル基、Xが酸素原子及びR1= それぞれのアルキル基が1〜3個の炭素原子を有するトリアリキルアンモニウム エチルであることを特徴とする、請求の範囲第1項又は第2項記載の医薬。
  4. 4.皮膚腫瘍の局所的治療のために、アルキルグリセリン1ml当り式I又はI ′による化合物2〜200mgを含有することを特徴とする、前記請求の範囲の 1つ以上に記載の薬剤。
  5. 5.ノニル−又はオクチルグリセリン、ヘキシル−又はペンチルグリセリン及び プロピル−又はエチルグリセリン並びに水から成るアルキルグリセリン混合物を 含有することを特徴とする、前記請求の範囲の1つ以上に記載の薬剤。
  6. 6.腫瘍の経口治療のために、5〜100mg/体重1kgの1日当り用量を有 する飲料溶液として製剤されていることを特徴とする、前記請求の範囲の1つ以 上に記載の薬剤。
  7. 7.腫瘍の静脈内治療のために、一般式I又はI′で示される化合物を生理学的 食塩水溶液中に5〜100mg/体重1kgの量で含有することを特徴とする、 前記請求の範囲の1つ以上に記載の薬剤。
  8. 8.一般式: R−Y−PO2■−X−R1 I′ [式中、Rは12〜24個の炭素原子を有する飽和もしくは不飽和炭化水素基を 表し、該基はハロゲン置換されていてもよく、Xは酸素原子、HN又はNR2及 びYは酸素原子又はNHであり、基R1はa)C1〜C8−アルキル基、不飽和 C3〜C8−アルキル基、又はハロゲン、アミノ、C1〜C6−アルキルアミノ 、ジ−C1〜C6−アルキルアミノ、トリ−C1〜C6−アルキルアミノ、ヒド ロキシ、カルボキシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換さ れた、場合により不飽和C3〜C8−アルキル基を表すか又は b)ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェ ニルによって置換されたC2−アルキル基を表すか又は c)ジ−C1〜C6−アルキルアミノ、トリ−C1〜C6−アルキルアミノ、カ ルボキシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換された不飽和 C2−アルキル基を表すか又は d)Xが酸素原子、NH又はNR2及びYが基NHを表すか又はXが基NH又は NR2及びYが酸素原子を表しかつRが前記のものを表す場合には、アミノ、C 1〜C6−アルキルアミノ、ジ−C1〜C8−アルキルアミノ又はトリ−C1〜 C6−アルキルアミノによって置換されたの2−アルキル基を表すか又は e)Xが酸素原子でありかつY及びRが前記のものを表す場合には、2−t−ブ チルオキシカルボニルアミノエチル、2−t−ブチルオキシカルボニルエチル、 2,3−イソプロピリデンジオキシ−プロピル−(1)、2,3−ジベンジルオ キシ−プロピル−(1)、1,3−ジベンジルオキシ−プロピル−(2)又はN −C1〜C6−アルキルアミノ−C2〜C6−アルキルを表すことができ又はf )XがNH基でありかつY及びRが前記のものを表す場合には、2,3−ジヒド ロキシプロピル−(1)を表すことができ、 かつR2は2,3−ジヒドロキシプロピル−(1)基、C1〜C8−アルキル基 、又は不飽和及び/又はハロゲン、アミノ、C1〜C6−アルキルアミノ、ジ− C1〜C6−アルキルアミノ、トリ−C1〜C6−アルキルアミノ、ヒドロキシ 、カルボキシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換されたC 2〜C8−アルキル基を表す]で示される化合物、但しこの場合、式I′中X及 びYの両者が酸素原子であり、R1がヒドロキシ、アミノ、C1〜C6−アルキ ルアミノ、ジ−C1〜C6−アルキルアミノ又はトリ−C1〜C6−アルキルア ミノによって置換されていてもよい、飽和もしくは不飽和C1〜C8−アルキル アミノ基であり、かつRが飽和もしくは不飽和C12〜C24−アルキル基であ る化合物は除く。
  9. 9.一般式: R−Y−PO2■−X−R1 I [式中、Rは12〜24個の炭素原子を有する飽和もしくは不飽和炭化水素基を 表し、該基はハロゲン置換されていてもよく、Xは酸素原子、HN又はNR2及 びYは酸素原子又はNHであり、R1はC1〜C8−アルキル基であり、又は式 中R1はC2〜1C8−アルキル基であり、該基は不飽和及び/又はハロゲン、 アミノ、C1〜C6−アルキルアミノ、ジ−C1〜C6−アルキルアミノ、トリ −C1〜C6−アルキルアミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、C3〜C8−シクロ アルキル又はフェニルによって置換されており、かつ式中R1は更にまた、Xが 酸素原子である場合には、2−t−ブチルオキシカルボニルアミノエチル、2− t−ブチルオキシカルボニルエチル、2,3−イソプロピリデンジオキシ−プロ ピル−(1)、2,3−ジベンジルオキシ−プロピル−(1)、1,3−ジベン ジルオキシ−プロピル−(2)又はN−C1〜C6−アルキルアミノ−C2〜C 6−アルキルを表すことができ、かつ式中R1は更にまた、XがNH−基である 場合には、2,3−ジヒドロキシプロピル−(1)を表すことができ、かつR2 は2,3−ジヒドロキシプロピル−(1)基、C1〜C8−アルキル基、又は不 飽和及び/又はハロゲン、アミノ、C1〜C6−アルキルアミノ、ジ−C1〜C 6−アルキルアミノ、トリ−の1〜C6−アルキルアミノ、ヒドロキシ、カルボ キシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換されたC2〜C8 −アルキル基を表す]で示される化合物及びその生理学的に認容される塩を製造 する方法において、式:▲数式、化学式、表等があります▼III[式中R、R 1、Y及びXは前記のものを表しかつZはベンジル、C1〜C6−アルキル基又 はC2〜C6−アルケニル基であり、既存のヒドロキシル基、カルボキシ基、ア ミノ基文はC1〜C6−アルギルアミノ基はまた通常の保護基を含有することが でき、もしくは2個の隣接したヒドロキシル基はまた脂肪族C3〜C6−ケトン によってアセタール化されていてもよい]で示される化合物を不活性剤中でアル カリ金属臭素化物、アルカリ金属ヨウ素化物、低級アルキルマグネシウムハロゲ ン化物又はアミンで処理し、場合により得られた化合物中に存在する保証基を分 解し、R1がハロゲン原子を含有する、場合により得られた反応生成物をアンモ ニア又は式:NR5R6R7(該式中、R5、R6及びR7は同じか又は異なっ ておりかつ水素原子又はC1〜の6−アルキル基を表す)で示されるアミンと反 応させ、かつ/又はアミノ基を有する得られた生成物において、これらのアミノ 基をC1〜C8−アルキル基でアルキル化し、かつ場合により得られた生成物を 塩に転化することを特徴とする、前記化合物の製法。
  10. 10.式I′: R−Y−PO2■−X−R1 I′ [式中、Rは12〜24個の炭素原子を有する飽和もしくは不飽和炭化水素基を 表し、該基はハロゲン置換されていてもよく、Xは酸素原子、HN又はNR2及 びYは酸素原子又はNHであり、基R1はa)C1〜C8−アルキル基、不飽和 C3〜C8−アルキル基、又はハロゲン、アミノ、C1〜C6−アルキルアミノ 、ジ−C1〜C6−アルキルアミノ、トリ−の1〜C6−アルキルアミノ、ヒド ロキシ、カルボキシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換さ れた、場合により不飽和C3〜C8−アルキル基を表すか又は b)ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェ ニルによって置換されたC2−アルキル基を表すか又は c)ジ−C1〜C6−アルキルアミノ、トリ−C1〜C6−アルキルアミノ、カ ルボキシ、C3〜C8−シクロアルキル又はフェニルによって置換された不飽和 C2−アルキル基を表すか又は d)Xが酸素原子、NH又はNR2及びYが基NHを表すか又はXが基NH又は NR2及びYが酸素原子を表しかつRが前記のものを表す場合には、アミノ、C 1〜C8−アルキルアミノ、ジ−C1〜C6−アルキルアミノ又はトリ−C1〜 C6−アルキルアミノによって置換されたC2−アルキル基を表すか又は e)Xが酸素原子でありかつY及びRが前記のものを表す場合には、2−t−ブ チルオキシカルボニルアミノエチル、2−t−ブチルオキシカルボニルエチル、 2,3−イソプロピリデンジオキシ−プロピル−(1)、2,3−ジベンジルオ キシ−プロピル−(1)、1,3−ジベンジルオキシ−プロピル−(2)又はN −C1〜C6−アルキルアミノ−C2〜C6−アルキルを表すことができ又はf )XがNH基でありかつY及びRが前記のものを表す場合には、2,3−ジヒド ロキシプロピル−(1)を表すことができ、 かつR2は2,3−ジヒドロキシプロピル−(1)基、C1〜C8−アルキル基 、又は不飽和及び/又はハロゲン、アミノ、C1〜C6−アルキルアミノ、ジ− C1〜C6−アルキルアミノ、トリ−C1〜C6−アルキルアミノ、ヒドロキシ 、カルボキシ、C3〜の8−シクロアルキル又はフェニルによって置換されたC 2〜C8−アルキル基を表す]で示される化合物、但しこの場合、式I′中X及 びYの両者が酸素原子であり、R1がヒドロキシ、アミノ、C1〜C6−アルキ ルアミノ、ジ−C1〜C6−アルキルアミノ又はトリ−C1〜C6−アルキルア ミノによって置換されていてもよい、飽和もしくは不飽和C1〜C8−アルキル アミノ基であり、かつRが飽和もしくは不飽和C12〜C24−アルキル基であ る化合物は除く化合物の、前記方法請求の範囲に記載に基づく、前記化合物の製 法。
  11. 11.Rが12〜14個の炭素原子を有する不飽和炭化水素基であり、該基はま たハロゲン置換されていてもよく、かつY、X、R1及びR2は前記のものを表 し、かつこの場合Rはまた、Xが基NH又はNR2を表しかつYが酸素原子又は NHである場合には、12〜14個の炭素原子を有する、場合によりハロゲン置 換された飽和炭化水素基であってもよいことを特徴とする、前記方法請求の範囲 の1つ以上に記載の式Iの化合物の製法。
  12. 12.式I又はI′中、R、R1、R2、X及びYが前記のものを表す化合物、 該化合物I及びI′はその生理学的に認容される塩の形で存在することもできる 、の少なくとも1種1重量部を、式II中、R3及びR4が前記のものを表すグ リセリンエーテルの少なくとも1種又はこのようなグリセリンエーテル1〜30 重量部並びに場合によりその他の常用の賦形剤及び/又は希釈剤もしくは助剤を 20〜120℃の温度で混合するかもしくは均質化しかつ場合によりそうして得 られた混合物を、式IもしくはI′の有効物質5〜2000mgの単位用量で含 有する製剤を製造するために、適当な大きさの中空セル又は適当な大きさのカプ セル中に充填しかつ次いで場合により別の常用の助剤を添加して錠剤に圧縮加工 することを特徴とする、(抗腫瘍剤として有効な)相乗作用する医薬の製法。
  13. 13.式I又はI′中、R、R1、R2、X及びYが前記のものを表す化合物、 該化合物I及びI′はその生理学的に認容される塩の形で存在することもできる 、の少なくとも1種1重量部を、式II中、R3及びR4が前記のものを表すグ リセリンエーテルの少なくとも1種又はこのようなグリセリンエーテル1〜30 重量部並びに場合により水並びに以下の物質;澱粉、セルロース、ラクトース、 ホルマリン−カゼイン、変性澱粉、ステアリン酸マグネシウム、燐酸水素カルシ ウム、高分散性珪酸、滑石、フェノキシエクノールのも1つ以上1〜30重量部 と混合し、得られた混合物を場合により、成分として少なくともゼラチン、澱粉 、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン−ビニルアセテート共重合体及び/ 又はポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートを含有する水溶液と共に造粒 し、該顆粒を場合により前記助剤の1つ以上と均質化し、かつこの混合物を錠剤 に圧縮加工するか又はカプセルに充填し、その際錠剤又はカプセルは単位用量中 にそれぞれ式Iの有効物質5〜2000mgを含有することを特徴とする、(抗 腫瘍剤として有効な)相乗作用する医薬の製法。
  14. 14.式I又はI′中、R、R1、R2、X及びYが前記のものを表す化合物、 該化合物I及びI′はその生理学的に認容される塩の形で存在することもできる 、の少なくとも1種1重量部を、式II中、R3及びR4が前記のものを表すグ リセリンエーテルの少なくとも1種又はこのようなグリセリンエーテル1〜30 重量部並びに場合によりダイズレシチンの添加後の水1〜30重量部並びに場合 によりフェノキシエタノール0.1〜0.5重量部(化合物I又はI′1重量部 に対して)を33〜37℃の温度で溶融した硬質脂肪中に懸濁もしくは均質化し かつ引き続き該混合物を中空セル中に注入し、その際単位用量は式Iの有効物質 5〜2000mgを含有することを特徴とする、(抗腫瘍剤として有効な)相乗 作用する医薬の製法。
  15. 15.式I又はI′中、R、R1、R2、X及びYが前記のものを表す化合物、 該化合物I及びI′はその生理学的に認容される塩の形で存在することもできる 、の少なくとも1種1重量部を、式II中、R3及びR4が前記のものを表すグ リセリンエーテルの少なくとも1種又はこのようなグリセリンエーテルの混合物 1〜30重量部並びに場合により水1〜30重量部を50〜120℃の温度で、 場合により1種以上の乳化剤及びフェノキシエタノール0.1〜0.5重量部( 化合物I又はI′1重量部に対して)を少なくとも1種の以下の物質:パラフィ ン、ワセリン、12〜25個の炭素原子を有する脂肪族アルコール、ソルビタン モノパルミテート、15〜20個の炭素原子を有する脂肪族モノカルボン酸、ポ リオキシエチレンポリオール脂肪酸エステルと均質化し、かつ場合により多価の 低級脂肪族アルコールを添加して乳化させることを特徴とする、(抗腫瘍剤とし て有効な)相乗作用する医薬(塩、クリーム、エマルジョン)の製法。
  16. 16.式I又はI′中、R、R1、R2、X及びYが前記のものを表す化合物、 該化合物I及びI′はその生理学的に認容される塩の形で存在することもできる 、の少なくとも1種1重量部を、式II中、R3及R4が前記のものを表すグリ セリンエーテルの少なくとも1種又はこのようなグリセリンエーテルの混合物1 〜30重量部並びに場合により水1〜30重量部を、場合によりフェノキシエタ ノール0.1〜0.5重量部(化合物I又はI′の重量部に対して)の存在下に 並びに場合により乳化剤の存在下に、30〜100の温度で溶解させ、かつそう して得られた溶液を場合により、最終溶液が式IもしくはI′の有効物質0.1 〜5重量%を含有するような水又はパラフィン油で満たすことを特徴とする、( 抗腫瘍剤として有効な)相乗作用する溶液の製法。
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