JPS6124519A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

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JPS6124519A
JPS6124519A JP14480084A JP14480084A JPS6124519A JP S6124519 A JPS6124519 A JP S6124519A JP 14480084 A JP14480084 A JP 14480084A JP 14480084 A JP14480084 A JP 14480084A JP S6124519 A JPS6124519 A JP S6124519A
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group
formula
phosphate
mice
compound
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JP14480084A
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English (en)
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Shoshichi Nojima
野島 庄七
Masaaki Nomura
野村 容朗
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は医薬として有用な抗腫瘍剤に関する。
さらに詳しくは本発明は式 %式% 〔式中、R1はアルキル基を、R2は式0R6 (式中、R6は低級アルキμ基、低級1μカノイμ基、
低級1μコキシカルボ=y基また社低級アルキルで置換
されていてもよいカルバモイル基を示す)で表わされる
基または式 −NHCOR7 (式中、R7は水素、低級アルキル基または低級アルコ
キシ基を示す)で表わされる基を示し、R3塩と ■ リン脂質 を含有してなる抗腫瘍剤に関する。
従来の技術 本発明者らは式(I)で示される化合物についてiクロ
ファージ活性化作用や腫瘍壊死作用を含む抗腫瘍作用を
有することを見出した。しかしながらこれらの合成リン
脂質化合物は血小板活性化因子(PAD’)に類似の副
作用、たとえば血小板活性化作用、好中球活性化作用、
組織障害作用、血管透過性7を遺作用、血圧下降作用な
どの副作用を持つため医薬としての使用が制約されてい
た。
本発明で使用される化合物と構造が異なるリゾリン脂質
(天然由来)について副作用とくに溶血性を低減させよ
うとする試みが報告されている〔特開昭56−4932
2号公報〕。リゾレシチンは1位アシμ基が生体内で容
易に酵素的に加水分性強度や持続性において劣る。事実
、リゾレシチンはPAFの約1000倍の濃度において
もマクロファージを活性化せず、かつまた、抗体産生能
(PFC)やin vitro およびin v1vo
抗腫瘍活性は対応する1μキμ工−テル化合物、即ち、
リゾPAFに比べ著しく劣ることが知られている。
一方、(1)式で示される化合物はこのような酵素的分
解、不活化をうけにくく、抗腫瘍作用は持続的であシ、
強力であシ担がん動物に対し顕著な治療効果を示すこと
が見出された。しかしこれら化合物はりゾレシチンのそ
れとは異質の副作用を有する。即ち、構造上の差にもと
づく強弱の差はあるが、概して血小板活性化作用、血圧
下降作用、血管透過性充進作用9組m障害作用等の副作
用を有する。
これら化合物は、抗腫瘍効果を発揮しうる有効投与量と
副作用発現量とが極めて接近しているため、このま\で
は制がん剤として使用することが難しい。本発明者らは
、薬物治療係数、即ち、副作用発現薬物t (gr/m
an ) /治療有効投与量(gr/man )を高め
る手段を求めて鋭意、研究を重ねた。本発明者らは式(
I)で示される化合物とリン脂質を用いて脂質小胞体と
なすことによシ、意外にも式(I)で表わされる化合物
の抗rF4+瘍活性が顕著に増大するとともに、副作用
を著しく弱めることができることを見出し、薬物治療係
数の飛躍的に向上した組成物の調製に成功し、本発明を
完成した。
問題点を解決するための手段 本発明は式 %式% 〔式中、R1はアルキル基を、R2は式0R6 (式中、R6は低級アルキ〃基、低級アルヵノイ/l’
基、低級アルコキシカルボニル基または低級アルキμで
R換されていてもよい力μパモイμ基を示す)で表わさ
れる基ま九は式 %式% (式中、R7は水素、低級アルキル基または低級アルコ
キシ基を示す)で表わされる基を示し、R3塩と ■ リン脂質 を含有してなる抗腫瘍剤を提供するものである。
上記式(I)に関し、R1で示されるアルキル基として
は、たとえばテトフデシル、ペンタデシル、ヘキサデシ
/L/、ヘプタデシμ、オクタデシル、ノナデシμなど
のアルキル基があげられ、なかでも炭素数14〜19程
度の直鎖状アルキル基が好ましい。
R6またはR7で示される低級アルキル基として社、た
とえばメチル、エチル、プロピル、ブチルなどの炭素@
1〜4程度のアルキル基があげられる。
R6で示される低級アルカノイ/l’基としては、タト
エばホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリルなど
の炭素数1〜4程度のアルカノイμ基があげられる。
R6で示される低級アルコキシカルボニル基としては、
たとえばメトキシカルボニル、エトキン力μボニμ、デ
田ボキシカルボニルなどの炭素数2〜4程度のアルコキ
シカルボニル基があげられR6で示される低級アルキル
で置換されていてもよいカルバモイル基/基としてハ、
たとえば力!パモイμ、N−メチルカルパモイμ9M−
工fk’カルバモイル、W−プロピル力μパモイA/、
N−プチルカルパモイ7に、N 、H−ジメチμカルパ
モイ〜、H、N−ジエチルカ〃バモイル、N−メチル−
N−エチル力μバモイμなどのカルバモイル基、1tた
は2個の炭素数1〜4程度の低級アルキル基でIff摸
されたカルバモイル基があげられる。
R7で示される低級ア〃コキV基としては、たとえばメ
トキン、エトキシ、プロポキン、ブトキシなどの炭素数
1〜4程度のア〃コキV基があげられる。
R3,R4tたはR5で示される低級アルキル基として
は、たとえばンチル、エチルなどの炭素数1〜2程度の
アルキル基があげられ、なかでもメチル基が好ましい。
R3,R4およびR5は同一の基であっても相異なる基
であtてもよいが、とシわけR3,R4およびR5のう
ちの2つの基がメチμであシ、残シの1つの基が水素ま
たはメチルでばチアゾリオ、オキサゾリオ、ピリジニオ
、N−メチルピロリジニオ、N−メチルモρホリニオ。
N−メチルピペリジニオなどの複素環基があげられる。
化合物(I)を具体的に開示すると 3−ヘキサデシルオキV 2−アセチルオキシプロピl
v 2−(N−メチルモμホリニオ)エチル ホスフェ
ート。
3−ヘキサジ3/A/オキV−2−アセチルオキシプロ
ピtv2−(i−メチルピペリジニオ)エチル ホスフ
ェート。
3−ヘキサデVlvオキV 2−アセチルオキシプロピ
pv2−Cw−メチルピロリジニオ)メチμ ホスフェ
ート。
1−o−tりpデvst−2−o−メトキシカルボニμ
グリセロー3−ホスホコリン。
3−ヘキサデンルオキシ−2−(メトキシカルボニμオ
キシ)プロピA’2−ピリジニオエチμホスフェート。
3−オクタデシμオキV−2−アセチμオキシプロピA
/2−ピリジニオメチμ ホスフェート。
3−ヘキサデV/L/オキシー2−アセチμオキシプロ
ヒ/L/2−チアゾリオエチル ホスフェート。
3−ヘキサデV/I/オキシー2−メトキシプロピ/I
/2−ピリジニオメチμ ホスフェート。
3−オクタデシ〜オキV−2−メトキシプロピA/2−
(N−メチルモルホリニオ)エチル ホスフェート、 
3−オクタデシルオキシ−2−メトキシプロピ/l/ 
 2−(N−メチルピロリジニオ)エチル ホスフェー
ト。
1−0−ヘキサデシ/L’−2−0−(N 、 N−ジ
メチμカμパモイA/)グリセロ−3−ホスホコリン。
1−0−ヘプタデシ1v−2−0−(M 、 lll−
ジメチルカμバモイA/)グリセロ−3−ホスホコリン
1−〇−オクタデシ/I/−2−0−(に、H−ジメチ
ルカμパモイル)グリセロ−3−ホスホコリン。
1−0−オクタデシル−2−0−(H,N−ジエチル力
μパモイμ)グリセロ−3−ホスホコリン。
1−〇−オクタデシA/−2−0−(N、N−ジデロピ
ρ力!パモイlL/)グリセロ−3−ホスホコリン。
3−オクタデシルオキ5/−2−(N、N−ジメチμ力
μパモイμオキシ)グロ?”A/  2−(N。
N 、 N−) リエチルアンモニオ)エチ〃 ホスフ
ェート。
モμホリニオ)エチμ ホスフェート。
3−へプタデVルオキシー2−(N、N−ジメチμカμ
バモイμオキV)プロピtv2−(N−メチルピロリジ
ニオ)エチル ホスフェート。
3−オクタデy/L/オキシ−2−(N、)l−ジメチ
ル力〃バモイμオキシ)プロピ/l/2−(N−メチル
ピロリジニオ)エチル ホスフェート。
3−オクタデシルオキP−2−(N、N−ジメチルカル
バモイルオキシ)プーピ/L’  2−(ピリジニオ)
エチル ホスフェ−)。
3−オクタデシルオキシ−2−(N、)l−ジメチルカ
ルバモイルオキシ)プロピpv2−(チアゾリオ)エチ
ル ホスフェート。
3−ヘキサデシルオキV−2−(N、N−ジメチルカル
バモイルオキシ)プロピN 2−(オキサゾリオ)エチ
ル ホスフェート。
1−〇−オクタデシyv−2−0−(N−メチμカルパ
モイ/L’)グリ七ロホスホコリン。
3−ヘキサデシルオキシ−2−(N−メチルカルバモイ
ルオキシ)プロピtv2−(ピリジニオ。
)エチル ホスフェート。
1−0−オクタデシfi/−2−0−(N、N−ジメチ
ル力ルパモイV)グリ七ロー3−ホヌホ(N、N−ジメ
チ/I/)エタノールアミン。
■−〇−オクタデVルー2−(0−メトキVカルボニA
/)グリセロ−3−ホスホコリン。
1−0−オクタデシA/−2−(0−メトキシカμボニ
/L/)グリ七ロー3−ホスホ(N、N−ジメチ眉エタ
ノールアミン、 3−0−オクタデシルオキシ−2−(
0−メトキシカルボニルオキシ)プロピtv2−(チア
ゾリオ)エチル ホスフェート。
3−オクタデシルオキシ−2−アセチルアミノプロヒ/
I/2−トリメチμアンモニオエチル ホスフェート。
3−ヘキサデシルオキシ−2−プロピオニルアミノプロ
ピ/L/2−ジメチルアミノエチル ホスフェート。
3−ヘキサデシルオキシ−2−プチリルアミノプロヒp
2.−)リメチルアンモニオエチル ホスフェート。
3−オクタデシルオキシ−2−パレリルアミノプロヒ/
L/2−トリメチ〃アンモニオエチル ホスフェート。
3−テトラデシルオキシ−2−アセチルアミノプロピ/
L’2−)リメチμアンモニオエチI ホスフェート。
3−オクタデV/I/オキV−2−メトキシカルボニ〃
アミノプロピA/2−トリメチルプンモニオエチp ホ
スフェート。
3−ヘキサデシルオキシ−2−メ(キシカルボ二μアミ
ノプロピ/L/2−)ジメチルアンモニオエチル ホス
フェート。
3−ノtデシμオキシー2−メトキシカ!ボニ〃アミノ
プロピ/L/2−トリメチμアンモニオエチμ ホスフ
ェート。
3−テトヲデシρオキV+2−エトキシカμボニμアミ
ノプロピ/L’2−)リメチ〜アンモニオエチμ ホス
フェート。
3−オクタデシルオキシ−2−プロホキV力μボニルア
ミノプロピμ゛2−トリメチμアンモニオエチル ホス
フェート。
3−オクタデシルオキシ−2−プトキシカルポニμアミ
ノプロピA’2−)ジメチルアンモニオエチル ホスフ
ェート。
3−オクタデシルオキシ−2−アセチルアミノプロピ/
’  2−(1−ピリジニオ)エチル ホスフェート。
3−ヘキサデシルオキシ−2−フセチルアミノプロピ)
v  2−(3−チアゾリオ)エチ〃 ホスフェート。
3−ヘキサデシルオキシ−2−プロピオニルアミノプロ
ピル 2−モルホリノエチル ホスフェート。
3−オクタデシルオキシ−2−アセチμアミノプロピ/
I/  2−CM−メチルモ〃ホリニオ)エチμ ホス
フェート。
3−オクタデシルオキシ−2−アセチルアミツブaxヒ
μ 2−(N−メチルピロリジニオ)エチル ホスフェ
ート。
3−オクタデシルオキS/2−アセチルアミノfuビt
v2−CM−メチルピペリジニオ)エチμ ホスフェー
ト。
3−オクタデシルオキシ−2−メトキシカμボニルアミ
ノプロピ/l/  2−(3−チアゾリオ)エチμ ホ
スフェート。
3−オクタデシルオキV−2−メトキシカルボニルアミ
ノプロピtv2−(1−ピリジニオ)エチル ホスフェ
ート。
3−オクタデシルオキシ−2−メトキシカμボニルアミ
ノプロピA/2−(N−メチルピロリジニオ)エチル 
ホスフェート。
3−オクタデシルオキシ−2−メトキシカμボニμアミ
ノプロピv2−(N−メチルピペリジニオ)エチ〃 ホ
スフェート。
3−オクタデV/L/オキv−2−メトキシカμボニμ
アミノプロピ1v2−(N−メチμモμホリニオ)エチ
μ ホスフェート。
3−ヘキサデシルオキシ−2−メトキシカμボ二μアミ
ノプロピ/I/2−ジメチ〃アミノエチルホスフェート などの化合物があげられる。
化合物(I)はRおよび8体が存在するが、その各々ま
たはそれらの混合物を使用してもよい。
化合物(I)の塩としては薬理学的に許容されうる塩が
あげられ、たとえば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝
酸塩、燐酸塩などの無機酸塩、たと、ttfマレイン酸
塩、ツマ−μ酸塩*p−)”ンスμホン酸塩などの有機
酸塩などの酸付加塩があげられる。
リン脂質としてはたとえば卵黄Vンチン、大豆しVチン
、スフィンゴミエリン、ホスファチジルセリン、ホスフ
ァチジルグリセロール、ホスファチジルイノシト−μ、
ジホスファチジ!グリセロー〃、ホスファチジルエタノ
ールアミンなどの天然リン脂質、ジステアロイμホスフ
ァチジμコリン、シバμミトイμホスファチジμエタノ
ールアミンなどの合成リン脂質があげられる。上記リン
脂質の中でもレシチン、シバμミドイルホスファチジル
プリンなどの1.2−シアV/L/グリセロー3−ホス
ホコリンが望ましい。
本発明の抗腫瘍剤は各構成成分を単に混合したものでも
、脂質小胞体(例、エマμジョン、リポソーム)の状態
で分散していてもよいが、脂質小胞体として分散してい
る場合がよシ好ましく、リボソームの場合が最も好まし
い。各構成成分を単に混合したものは、自体公知の混合
方法を使用して調製することができ、脂質小胞体も通常
の方法、たとえば−) ポルチクスイング法〔んp、3
tgndishら、 J、 MoL BioL 13 
、238(1965) ) 、 (b)超音波(5on
ication゛)法(H,O,Hauaer、 Bi
ochem。
Biophya Res、CommurL45.104
9(1971)) e(0)  プレーベジクρ法(H
,Triaubleら、 1(eurosoi。
Rea、ProgBulL 9.373(1971) 
) 、(d)  エタノール注入法(J、 M、 H,
Kremerら、 Biochemi −8try穂、
3932(1977))、(e)  コール酸除去法(
E、 G、 Enockら、 Proc、 NatL 
Acad、 Sci、 76 。
145(1979)) 、(f)  アニーリング法〔
λLtLw&azeakら、 Biochim、 Bi
ophya Acta 443 *313(1976)
) 、(g)  凍結融解融合(Freeze−Tha
w )法(M、 Kaaaharaら、 J、 Bio
L Chew。
252.7384(1977))、(h)W10/Wエ
マルジョン法(8,Matsumotoら、 J、Co
11oid工nterface 8o1.62,149
(1977) ) e(1)逆相蒸発法(F、 5zo
kaら、 Biochia Biophyg、 Aot
a601 、559(1980))などの方法を用いて
調製することができる。また、リン脂質を水性媒体中に
分散させることによって得られた液に化合物(I)を溶
解させた後、凍結乾燥し、得られた凍結乾燥品を水性媒
体中に再分散させることKよって調製することもできる
。凍結乾燥品の水性媒体中への再分散は凍結乾燥品に水
性媒体を加え、単に振盪することKよシ達成できる。さ
らに、化合物(I)、リン脂質および水性媒体の混合物
をホモゲナイザーや乳化機など通常乳化に使用される装
置を用いて分散液を調製することもできる。よりWI細
な分散液を1lll製するため、超音波乳化機を用いて
もよい。
上記水性媒体としてはたとえば水、生理食塩水、緩衝液
(例、リン酸緩衝液、クエン酸緩衝液。
トリスアミノメタン緩衝液)、糖類(例、ブドウ糖、ソ
μビ)−A/)の水溶液ま支社それらの混合溶液が好適
に用いられる。
リン脂質と化合物(I)との混合割合はモル比で1:1
〜100:1程度が好ましく、さらには2:1〜30:
1が好ましい。必要に応じコレステロールを加えること
ができる。コレステロールの使用は脂質小胞体の膜の安
定化に役立ち、リン脂質とコレステロ−〃の混合割合は
2:1〜2:3が好ましい。分散液として使用する際に
は水性媒体をリン脂質および化合物CI)に対して等置
板上用いる場合が好ましい。
本発明の抗腫瘍剤の粒径は10psg以下の場合が好ま
しい。
式(I)中、R2が一0R6(R6は低級ア〃カノイ/
I/)で表わされる基である化合物線文献〔例、L P
’ujitaら、 Tetrahedron Lett
ers 23゜3507(1982)+ F’、Hey
mansら、 Bioahim。
Biophya、 Aata 666、230(198
1) ; von G、Birthら、 He1v、 
ChiILActa 65 、1059(1982) 
i T−Mur&matsuら、 Chew Phya
、 Lipids 29 、121(1981) s 
J、 、r、 Godfroidら、 FICB3 L
etters旦6.161(1980))が多大(1)
中、R2が一0R6(R6は低級アルキ/I/)で表わ
される基である化合物は文献(D、 J、 Hanah
anら、 BiochezBiophyaReaCom
mun 99,183(1981);)1. U。
Weltgienら、 Liebigs Ann Ch
ew、 709 、204(1967) H8,Tsu
、shimaら、 Chsm、 Pharz BulL
、ジ!1.3260(1982)) iまた式(1)中
、R2が−0R6(R6は置換力μパモイ/L/)で表
わされる基である化合−は文献〔特開昭58−3969
0号公報;特願昭57−76224号公報〕;また式(
I)中、R2が一0R6(R6杜アμコキクカ〃ポニA
/)で表わされる化合物は文献〔特開昭58−1359
2号公報〕に記載された方法あるいはそれらに準する方
法によって合成できる。
式(1)中、R2カーuHcoR7テ表りサレル基であ
る化合物は、たとえば下記の方法で合成される。
A法 式 %式% 〔式中、R1、R2は前記と同意義〕の化合物に式:;
Loan2aH2y    (■)〔式中、Yおよび2
はハロゲン(例、塩素、臭素、誉つ素)を示す〕の化合
物を反応させ、次いで加水分解し、式 %式% 〔式中、各記号は前記と同意義〕で示される化合物を得
る。
化合物(IV)はまた式 〔式中、Yは前記と同意義〕で表わされる化合物を活性
誘導体とし、これと化合物(II)とを自体公知の方法
に従って反応させることによっても製造することができ
る。
〔式中、各記号は前記と同意義〕のアミン化合物を反応
させることによシ、化合物(I)を得る。
なお、本法において使用される化合物(II)はたとえ
ば、下記の方法で容易に合成される。
cm 2olI 〔式中、it” * R” a前記と同意義。R8はテ
トしドロピッニル基、)リチμ基などの水酸基の保護基
を示し、R9802はメジμ基、)S/Jv基を示す〕
また化合物(It)は文献(J、 Org Chew、
 48 +1197〜1201(1983))に記載の
下記の方法によっても合成される。
(IF) 〔式中、R1,R2は前記と同意襞〕 B法 式(II)で示される化合物にたとえばオキシ塩化リン
、ビーホスホリルクリリドなどのリン酸化剤を反応させ
た後、加水分解し、式 0式% 〔式中、各記号は前記と同意義〕で表わされる化金物を
得た後、化合物(VI)をリン酸基の活性化剤で反応性
誘導体とし、式 〔式中、R3,H4,H5は前記と同意義。A−は、塩
素、ブロム、ボウ素、トシμイオンなどのアニオンを示
す〕で示される化合物と反応させることKよシ、化合物
(I)を得る。
C法 式 %式% 〔式中、各記号は前記と同意義〕の化合物にu2coo
u         (IX )〔式中、R2は前記と
同意義〕の反応性誘導体を  ・反応させて化合物(1
)を得る。
本法で用いられる(■)はたとえば次の方法で合成され
る。
〔式中、各記号は前記と同意義〕
A法における(M)、方法における(VI)のリン酸誘
導体を活性誘導体とする方法は、それ自体公知の方法に
従っておこなうことができる。たとえば五塩化リンと反
応させ、リン酸りpライドとする方法、また自体公知の
縮合試薬(例、2,4.6−ドリメチμベンゼンス〃ホ
ニμクロツイド、8−キノリンスルホニルクロッイド、
2.4゜6−イツプロピμベンゼンスμホニルイミダゾ
フイド、2,4.6−)リメチルベンゼンスμホ二μテ
トフゾフィド、ジシクロヘキシμカμポジイミドなど)
で活性化する方法があげられる。
以上化合物(I)の代表的な製造法を記したが、本発明
で使用される化合物(I)の製造はこれらの方法にのみ
限定されるものではない。
本発明においては化合物(I)およびリン脂質の#1か
に、たとえば前述のコVステロー/I/用、ジセチμホ
スフェート、ホスファチジン酸、ヌテアリルアミン、ビ
タミンEあるいは油脂(例、大豆油、ゴマ油、落花生油
)などを適宜添加することもできる。
作用 本発明の抗腫瘍剤においては化合物(I)の副作用(血
小板活性化、血圧低下、血管透過性亢進、組織障害性)
の顕著な減少と化合物(I)の主作用(例、マクロファ
ージ活性化作用、1ijA壊死作用′)の増強がみられ
、担がん温血動物に対し、安全な抗腫瘍剤として投与す
ることができる。投与方法、投与ルート、投与量は投与
対象・症状に応じて適宜選択できるが、通常化合物(、
I)として担がん温血動物に対する投与量は0.1〜1
0011f/に9c体重)程度、1日1〜3回程度、経
口または非経口的に投与される。非経口的投与において
は注射剤などがあげられ、経口投与においては液剤など
があげられる。
実施例 実施例1 ジパルミトイルホスファチジルコリン29.41F(4
0pmol )、コレクタa−pyx 5.51%F(
40μmo:L )および3−オクタデシ!オキンー2
−メトキシグロピル 2−CM−メチμモルホリニオ)
エチル ホスフェート1.1q(2pmol )をクロ
ロホルムに加え、正確に50露1とする。この溶液をチ
ューブ(ナス型コルベン)にとシ、減圧回転下で留去後
、さらに高真空で乾燥する。チューブ内面上には所定量
の薬物を含有する脂質フィルムが付着する。次ぎに、5
0〜60℃のリン酸緩衝液(pH7,3)8srtを加
え、すばや(voltexmixer  で攪拌してリ
ポソーム(懸濁)液を得る。
このとき、ジパルミトイルホスファチジルコリンで5m
M、薬物で250 p、Mの濃度である。
実施例2 1−0−オクタデシfi/−2−0−(11、N−ジメ
チル力ルパモイy)グリセロ−3−ホスホコリン1.2
W(2μmol )および1−0−オクタデシ/l/−
2−0−(N、N−ジメチ)vカルバモイルv)グリセ
ロ−3−ホヌホーN、N−ジメチルエタノールアミン1
.119 (27zmol )を用い、実施例1と同様
にして各々対応するリポソーム液を得a。
実施例3 ジパルミトイルホスファチジルコリン30.2Wg、コ
レステロ−/L/15.5111および3−オクタデシ
ルオキシ−2−(N、M−ジメチルカルバモイルオキV
)プロピtv2−(ピリジニオ)エチルホスフェート3
ダにクロロホルムを加え正確に30*lとする。
この溶液の一定量を正確′にナス型コルベンにとり、減
圧下クロロホルムを留去し、さらに高真空で乾燥する。
各コルベン内面上には所定量の薬物を含有する脂質フィ
ルムが付着する。
各々について0.45μメンプフンフイルターで沖過し
たリン酸緩衝生理食塩水(PH7,3,55℃)10耐
を加え、55℃にてvoltex m1xerで攪拌し
、さらに超音波ホモジナイザーで処理することによシ、
粒径0.1〜10μmのリポソーム液を得る。
実施例4 卵黄レレチン2501yに3−オクタデシA/−2−ア
セチルオキシプロピ/I/2−ピリジニオエチル ホス
フェート20qを加え、0.45μメンズヲンフイルタ
ーでfI過した1/15Mリン酸緩衝液(pH7)およ
び0.9%食塩水の1=1混液25dを加えた後、60
℃の温度で超音波乳化機で処理し、分散液を調製する。
これをそのまま使用してもよいし、一旦、凍結乾燥機に
かけ、バイアμ凍乾した後、用時蒸留水25−を加え捩
盪して分散後、注射剤として使用してもよい。
実施例5 ジパルミトイルホスファチジルコリン29.4W、コレ
ステロ−/l/15.51F、3−オクタデシルオキシ
−2−アセチルアミノプロピ/L/2−トリメチμアン
モニオエチル ホスフェ−)1.611i!1=クロロ
ホルムを加え正確に50w1とする。この溶液15w1
をナス型コルベンにとシ、減圧回転下で溶媒を留去し、
さらに高真空で乾燥する。次に50−60℃のリン酸緩
衝用液(PH7,3)81/を加え、すばや(volt
ex m1xerで攪拌してリポソーム液を得る(薬物
濃度 60μVml )。
実施例6 ジパルミトイルホスファチジルコリン30.211g、
コレステ0−A/15.511F、 3−;tりllデ
シμオキシ−2−アセトキシプロピv2−(ピリジニオ
)エチμ ホスフェ−130哩をクロロホルム50s/
に溶解する。これをナス型コルベンにとシ、減圧回転下
に溶媒留去し、ついで高真空で乾燥する。コルペン内壁
には薬物含有脂質フィルムが付着する。これを50−6
0’のリン酸緩衝液(pH7,3)811114を加え
、すばや(voltax m1xerで攪拌してリポソ
ーム液を得る(薬物濃度−1■/d)。
実施例7 ジパルミトイルホスファチジルコリン18Iv。
コレステロ−/I/9q、3−オクタデシルオキシ−同
様の方法でリポソーム液を調製する(薬物濃度0.6岬
/胛l)。
実施例8 ジパルミトイルホスファチジルコリン29.41%F、
コレステロ−1v15.5W、3−オクタデシルオキシ
−2−アセチルアミノプロピμ 2−(H−メチルピロ
リジニオ)エチμ ホスフェート1ダCzクロロホルム
を加え501dとし、溶解させる。
これをナス型コルベンにとシ減圧回転下で留去後、さら
に高真空で乾燥する。次いで50−60℃のリン酸緩衝
液(pH7,3)2511dを加え、すばや(volt
ex m1xer’で攪拌してリポソーム液を得る。
傑物濃度 40μf/d) 実施例9 卵黄レシチン25011gに3−オクタデシルオキシ−
2−アセチルアミノプロピA/2(1−ピリジニオ)エ
チル ホスフェート20gFを加、t、0.45μメン
ズレンフイμターで′濾過した1/15M9ン酸緩衝液
(PH7,3)および0.9%食塩水の1=1混液25
*/を加える。これを温度60℃に保ぢ゛ながら超音波
乳化機で処理し、分散液を調製する。これをその″!1
−使用してもよいし、一旦、凍結乾燥機にかけ、バイア
/L’凍乾品とした後、用時、蒸留水25yitを加え
、振盪して分散後、注射剤として使用する。
発明の効果 試験例1 ザルコーマ180担がんマウスに対する作用 3−オクタデシルオキシ−2−メトキシプロピル 2−
(N−メチルピロリジニオ)エチル−ホスフェート(3
μg/マウス)を生理食塩水溶解液またはリポソーム液
として、工CRマウス(雄。
7〜9週令、1群5匹)に腹腔内投与した。4日後、各
マウスに8180細胞e 1 x 105個/マウスを
腹腔内移植し、各群マウスの生存日数を測定した。対照
群(薬物無投与)の平均生存日数は13、7 Fl 、
薬物・生食水溶液・投与群で21.6日、薬物・リポソ
ーム液投与群で〉45日を示した。
また、薬物30μ97”rウスの条件下におけるマウス
の平均生存日数は薬物・生食水溶液・投与群で13.0
日、薬物・リポソーム液・投与群で24.5日であった
試験例2 ザルコーマ180担がんマウスに対する作用 ICRマウス(雄、8週令、1群5匹)を3群にわけ、
各群マウスに81801111胞、lX106cell
/マウスを皮下移植し、7日日よシ第1群マウスに3−
オクタデシルオキシ−2−アセチルアミノプロピ/L’
  2−)リメチ〃アンモニオエチルホスフェートの生
理食塩水溶液(薬物投与量−3μり/マウス/day、
液量αo5譚/)を、第2群マウスに同リポソーム液(
実施例腎晶載された液。
薬物投与量−3μg/マウス/day、液量0.05 
wl )を、各々1日1回、10日間9尾静脈よ多連続
投与した。第3群には対照として生理食塩水(0,05
*t)を同条件下に投与した。24日目各群マウスの平
均腫瘍重量を測定した結果を表1に示す。
表   1 対  照   1.79      −第1群 0.7
1  60.3 第2群 0.38  78.8 試験例3 ザルコーマ180担がんマウスに対する作用 試験例2と同条件でr&下移植した8180担がんマウ
スを3群(1群51!!;)にわけ、移植7日日から4
日IC1度、計4回薬物生理食塩水溶液(薬物投与量−
50μf/マウス71回)を第1群マウスの、薬物リポ
ソーム液(実施例記載の方法で調製、薬物投与量−50
μf/マウヌ71回)を第2群マウスの、生理食塩水を
第3群マウスの腫瘍組織内に投与した後、24日目に各
群マウスの平均重量を測定し、腫瘍増殖阻止率を算出し
た。薬物としては3−オクタデシルオキシ−2−アセチ
ρアミノデロヒA/2−トリメチルアン毫ニオエflV
ホスフェートを使用した。結果を表2に示す。
表  2 対  照  1.79      − 第1群 0.81  54.8 第2群0.41 77.1 試験例4 ザルコーマ180担がんマウスに対する作用 3−オクタデシルオキV 2−アセチルアミノプロピ/
l’  2−(1−ピリジニオ)エチル ホスフェート
(30fg )を含む生理食塩水溶液またはリポソーム
液(実施例7に記載)をICRマウス(雄、8週令、1
群5匹)に腹腔内投与した(30fg/マウス、0.0
5m?)。4日後、各マウスに8180細胞* I X
 105oell/vt7スを腹腔内移植し、各群マウ
スの平均生存日数を測定した。
対照群の平均生存日数は13.3E1.薬物水溶液投与
群で19.8日、薬物リポソーム液投与群で2&5日を
示した。
試験例5 ザルコーマ180担がんマウスに対する作用 工CRマウス(雄、7〜9週令、1群5匹)を3群にわ
け、各群ともザルコーマ180細胞、IX 106ce
lVマクスに皮下移植し、7日日よシ第1群マf17.
に1−o−オ?l’f’Vfiy−2−0−(N、N−
ジメチルカルバモイ1v)グリセロ−3−ホスホコリン
の生理食塩水溶解液(0,05gJ。
薬物投与量0.5μg/マウス*)を、第2群マウスに
同リポソーム液(0,05*t、薬物投与量1.5μg
/マウス)をそれぞれ尾静脈注射によって、1日1回、
10日間連続投与した。第3群(対照群)には生理食塩
水(’0.05*t)を同条件下で投与した。各群のマ
ウスの腫瘍増殖を測定した。対照群の癌平均重量は2.
28fであシ、これに対する第1群マウスの平均重量は
113f、第2群マウスのそれは0.359であフた。
幻なお、薬物投与to5μg/マウスは本条件下におけ
ゐ最大耐量に近い投与量である。
試験例6 ザルコーマ180担がんマウスに対する作用 3−オクタデシルオキシ−2−アセチルアミノゾロ?’
/l/  2−(m−メチルピロリジニオ)エチル ホ
スフェートの薬物2μすを含むリン酸緩衝用液またはリ
ポソーム液(実施例8)茶工CRマウス(雄、8週令、
1群5匹)に腹腔内投与した(2μIF10.05阿t
/マウス)。4日後、各マウスにst80m胞+ I 
X 105cell/−yウス を腹腔内移植し、各群
マウスの平均生存日数を測定した。
対照群の平均生存日数は13.8日、l物水溶液投与群
で21.2日、薬物リポソーム液投与群で30.1日を
示した。
試験例7  MM46担がんマウスに対する作用C3H
/Heマウス(雄、8週令、1群5匹)を3群にわけ、
1−07オクタデシ/L/−2−0−(1’T、M−ジ
メチルカルバモイ/L/)グリセロ−3−ホヌホーH,
N−ジメチルエタノールアミンの水溶液(0,0511
11、薬物投与量lOμg/マウス)を第1群マウスに
、同リポソーム液(0,05ml 。
10μf/マウス)を第2群マウスに、生理食塩水(0
,05m)をW!!、3群マウスに1日1回、連続4日
、腹腔内投与した。2日後、yy46111胞、lX1
05osll  を腹腔内移植し、さらに2日後から1
日1回連続4日間、上記と同じ条件で薬物の腹腔内投与
を行なった。対照群(第3群)の平均生存日数は18.
8日であシ、これに対し、第1群マウスおよび第2群マ
ウスの平均生存日数は25.7日および39.5日であ
った。
試験例8 マクロファージ活性化作用 モルモット(Hartley、雌)に10g/の流動パ
フフィンを腹腔内投与し、4日後、腹腔滲出細胞を採取
した。その細胞5 X 105ケずつを96穴プレート
に加え、2時間静置後、生理食塩水による洗滌で非付着
細胞を除去した。予め定められた量の薬物(生理食塩液
またはりボゾーム液)を含むEagle Minimu
m Es5ential培地〔15%非慟化モルモット
血清(56℃、30分間処理で得られる)含有〕をプレ
ート上の各付着細胞に加え、ラムについて液成分を取シ
、残存グルコース量を定量し、マクロファージの活性化
率を次式に従って算出した。
3−オクタデシルオキシ−2−(N、N−ジメチ〃カル
パモイロキシ)プロピl  2−(N−メチルピロリジ
ニオ)エチル ホスフェートおよび3−オクタデシルオ
キシ−2−アセチμアミノプロピ/L’  2−(1−
ピリジニオ)エチル ホスフェートのマクロファージ活
性化の大略のED5Q値は薬物水溶液の投与で、それぞ
れ6X10  Mおよび4X10’M  を示し、薬物
リポソーム液の投与で9 X 10−10Mおよび4 
X 10−9Mの値を示し、リポソームにすることによ
って約10倍の活性化増強効果を示した。
試験例9 マクロファージ活性化作用 3−オクタデV/L/オキV−2−メトキシプロピ/l
/  2−Cy−メチルピロリジニオ、)エチル ホス
フェートについて試験例8と同様の方法でマクロファー
ジ活性化作用を測定した。結果を表5に示す。
表5 薬物リポソーム液のマクロファージ活性化増強作
用10−9    0.14    0.8810”−
80,100,84 10−70,100,90 10−60,350,98 試験例10 血小板活性化作用 モルモットから採血し、調製したPRP (Plate
let rich plasma ) 1 wlに(1
4c)−セロトニン(比放射活性、 55 C1/鴛m
ol 、  使用量0.5 pci)’It加t222
0分イ:y*ユペ−)した。これを3500rpmで1
0分、遠心し、析出物を集め、Tri8−Tyrode
液(Bovine serumalbumin  Z 
5181/d ; CaCl2.2 mM ; Mgl
:!12゜1mM含有)に懸濁し、細胞濃度を5 X 
108cell/s/に調製した。この細胞懸濁液(1
00μJ)にあらかじめ定められた濃度に調製した薬物
水溶液またはリポソーム液(10μj )を加え室温で
2分インキュベートした。次に、1.5Mホ!ムアルデ
ヒド10μIを加え、細胞を固定化した後、12000
9で1分、超遠心し、得られた上清液についてシンチレ
ーション・カウンターで放射活性を開襟キロトニン放出
量を測定した。なお、セロトニン100%放出の標準と
して上記薬物の代シに10%Triton X 100
液(10μJ )を用いた。3−オクタデシルオキシ−
2−(IJ、N−ジメチ〃カルパモイロキシ)プロピμ
 z−i−メチルピロリジニオ)エチル ホスフェート
および3−オクタデシルオキF + 2−アセチルアミ
ノプロピμ 2−(1−ピリジニオ)エチル ホスフェ
ートの血小板活性化能の大略のED5Q値は水溶液の投
与で、それぞれ6×lOM、4x10−8Mの値を示し
、リポソーム液の投与で約10”−6M、約5X10’
Mの値を示した。リポソームにすることによシ血小板活
性化能(本発明においては副作用に対応する)は115
0〜1/100に低下したことを示し、リポソーム液の
マウスに対する驚異的な毒性低下の一端を説明するもの
である。
試験例11  血圧降下実験 ベントパルビターμ麻酔下の雄性SDフラット300〜
4509)の左股動脈内に血圧測定の丸めのチューブを
、一方右股静脈内に薬物注入のためのチューブを挿入し
たう血圧は圧トランスジューサーを介してポリグラフに
記録した。試験例5で使用した1−0−オフタデVlv
−2−0−(N、N−−シメチル力ルパモイA/)グリ
セロ−3−ホスホコリンの水溶液ならびにリポソーム液
(実施例2の方法で調製)投与による血圧変化を測定し
た。薬物1μt/kl投与では前者で57 mm11g
 、後者で24祁−の血圧下降、薬物3μII/kg投
与では前者で65mmHgt後者で40 +nmHgの
血圧下降を示し、リポソームにすることによシ、血圧低
下作用試験例12 マウスに対する毒性 3−オクタデシルオキシ−2−アセチルアミノプロヒ/
L/2−トリメチμア゛ンモニオエチル ホ製)をマウ
ス腹腔内に注射し、24時間後の観察結果を次に示す。
30   生存 100   生存   生存 300   死亡   生存 1000        生存 ネリン酸緩衝液に溶解した液 試験例13 マウスに対する毒性 1−〇−オクタデシA/−2−0−(N、N−ジメチル
力μパモイ/L/)グリセロ−3−ホスホコリン(リポ
ソーム液は実施例2の方法で調製)を用い、試験例7と
同様な方法によシ、マウスに対する毒性を調べた。
結果を表4に示す。
表4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1はアルキル基を、R^2は式−OR^6 (式中、R^6は低級アルキル基、低級アルカノイル基
    、低級アルコキシカルボニル基または低級アルキルで置
    換されていてもよいカルバモイル基を示す)で表わされ
    る基または式 −NHCOR^7 (式中、R^7は水素、低級アルキル基または低級アル
    コキシ基を示す)で表わされる基を示し、R^3、R^
    4およびR^5はそれぞれ水素または低級アルキル基を
    示すか、▲数式、化学式、表等があります▼として含窒
    素5員または6員複素環基を示し、R^6が低級アルキ
    ル基または低級アルカノイル基である場合、R^3、F
    ^4およびR^5は▲数式、化学式、表等があります▼
    として含窒素5員または6員複素環基を示す〕で表わさ
    れる化合物またはその塩と
  2. (2)リン脂質 を含有してなる抗腫瘍剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63250323A (ja) * 1987-04-03 1988-10-18 Nichirei:Kk 新規な制癌剤
US4997761A (en) * 1987-10-06 1991-03-05 Houston Biotechnology Incorporated Phosphatidyl treatment of viral disease
JP2007056033A (ja) * 1994-08-29 2007-03-08 Wake Forest Univ ウィルス感染を治療するための脂質アナログ

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