JPS6350117A - ゲ−トタ−ンオフサイリスタの制御装置 - Google Patents
ゲ−トタ−ンオフサイリスタの制御装置Info
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- JPS6350117A JPS6350117A JP62203001A JP20300187A JPS6350117A JP S6350117 A JPS6350117 A JP S6350117A JP 62203001 A JP62203001 A JP 62203001A JP 20300187 A JP20300187 A JP 20300187A JP S6350117 A JPS6350117 A JP S6350117A
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- 238000010304 firing Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/51—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
- H03K17/56—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
- H03K17/72—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices having more than two PN junctions; having more than three electrodes; having more than one electrode connected to the same conductivity region
- H03K17/73—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices having more than two PN junctions; having more than three electrodes; having more than one electrode connected to the same conductivity region for dc voltages or currents
- H03K17/732—Measures for enabling turn-off
Landscapes
- Power Conversion In General (AREA)
- Thyristors (AREA)
- Thyristor Switches And Gates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ゲートターンオフサイリスタ(GT0サイリ
スタ)の陽掻−陰極間電流が遮断されているオフ状態を
、正常作動時にこのオフ状態を生じさせかつ保持するゲ
ート端子−陰極端子間の負の制御電圧が喪失してもなお
保持するための制御装置に関する。
スタ)の陽掻−陰極間電流が遮断されているオフ状態を
、正常作動時にこのオフ状態を生じさせかつ保持するゲ
ート端子−陰極端子間の負の制御電圧が喪失してもなお
保持するための制御装置に関する。
GTOサイリスタは通常のサイリスタにくらべて、構成
要素を流れる陽極−陰極間電流が正常作動中にいつでも
十分な負のゲート−陰極閾電圧の印加により遮断され得
る点で優れていることは知られている。構成要素はこれ
により陽極−陰+i間電流の自然零通過を待つ必要なし
にオフ状態に制御され得る。この切換状態は原理的に、
たといターンオフ用の負のゲート−陰極閾電圧がその間
に消滅しても、すなわちゲート端子が“オープン”であ
っても持続する。生ずる静的陽極−陰極閾電圧またはオ
フ状態でのその変化速度に対する最大許容値が超過され
ないかぎり、GTOサイリスタの望まれない“オーバー
ヘッド点弧”のおそれはない。
要素を流れる陽極−陰極間電流が正常作動中にいつでも
十分な負のゲート−陰極閾電圧の印加により遮断され得
る点で優れていることは知られている。構成要素はこれ
により陽極−陰+i間電流の自然零通過を待つ必要なし
にオフ状態に制御され得る。この切換状態は原理的に、
たといターンオフ用の負のゲート−陰極閾電圧がその間
に消滅しても、すなわちゲート端子が“オープン”であ
っても持続する。生ずる静的陽極−陰極閾電圧またはオ
フ状態でのその変化速度に対する最大許容値が超過され
ないかぎり、GTOサイリスタの望まれない“オーバー
ヘッド点弧”のおそれはない。
しかし、この種の限界値は場合によっては強く温度に関
係しかつ個々に異なる変動を受ける。さらに、しばしば
他の回路部分からオフ状態のサイリスタの陽極−陰極間
通路に作用する大きな立ち上がり速度の過電圧が確実に
排除されない、これらの理由から、また最適な構成要素
利用の必要のゆえに、ターンオフ挙動が改善され、また
その保持がすべての作動状態で保証されなければならな
い、GTOサイリスタを備えた回路の正常作動中は、こ
のことは、ターンオフ用の負のゲート−陰極閾電圧が各
サイリスタのオフ状態でも引き続きその制御通路に作用
することにより簡単な仕方で達成される。オフ状態でサ
イリスタ陽極を流れる、陽極−陰極間の相応の静的およ
び(または)動的電圧印加の際にいわゆる“アバランシ
ェ効果”を介してサイリスタのオーバーヘッド点弧を惹
起し得る熱的オフ電流は、印加されている負のゲート−
陰極閾電圧により導き出される。
係しかつ個々に異なる変動を受ける。さらに、しばしば
他の回路部分からオフ状態のサイリスタの陽極−陰極間
通路に作用する大きな立ち上がり速度の過電圧が確実に
排除されない、これらの理由から、また最適な構成要素
利用の必要のゆえに、ターンオフ挙動が改善され、また
その保持がすべての作動状態で保証されなければならな
い、GTOサイリスタを備えた回路の正常作動中は、こ
のことは、ターンオフ用の負のゲート−陰極閾電圧が各
サイリスタのオフ状態でも引き続きその制御通路に作用
することにより簡単な仕方で達成される。オフ状態でサ
イリスタ陽極を流れる、陽極−陰極間の相応の静的およ
び(または)動的電圧印加の際にいわゆる“アバランシ
ェ効果”を介してサイリスタのオーバーヘッド点弧を惹
起し得る熱的オフ電流は、印加されている負のゲート−
陰極閾電圧により導き出される。
それに対して故障の場合、すなわちオフ状態を保持する
負のゲート−陰極閾電圧の喪失またはこの制御電圧を間
接的にドライブする供給電圧の喪失の際には、新たにオ
ーバーヘッド点弧の危険が生ずる。特に変換装置回路、
たとえばインバータでは、追加的に制御部分内の1つま
たはそれ以上の供給電圧の故障に伴って電力部分に短絡
が惹起される。
負のゲート−陰極閾電圧の喪失またはこの制御電圧を間
接的にドライブする供給電圧の喪失の際には、新たにオ
ーバーヘッド点弧の危険が生ずる。特に変換装置回路、
たとえばインバータでは、追加的に制御部分内の1つま
たはそれ以上の供給電圧の故障に伴って電力部分に短絡
が惹起される。
特に負のゲート−陰極閾電圧の喪失の際にGTOサイリ
スタのターンオフ挙動を保証するため、ゲート−陰極間
通路に低抵抗の抵抗を挿入することは既に知られている
。この種の1つの装置が第7図に示されている。第7図
中の抵抗2は分路として作用し、またゲート端子GTか
ら到来する熱的オフ電流−1,をサイリスタ内部のnp
n )ランジスタ構造を経て直接に外部の陰極端子Kに
導き出す。
スタのターンオフ挙動を保証するため、ゲート−陰極間
通路に低抵抗の抵抗を挿入することは既に知られている
。この種の1つの装置が第7図に示されている。第7図
中の抵抗2は分路として作用し、またゲート端子GTか
ら到来する熱的オフ電流−1,をサイリスタ内部のnp
n )ランジスタ構造を経て直接に外部の陰極端子Kに
導き出す。
しかし、この装置の大きな欠点は、この抵抗が特にサイ
リスタのターンオフの間に、またオフ状態で、印加され
ている負のゲート−陰極閾電圧に基づいて大きな損失電
力を惹起することにある。
リスタのターンオフの間に、またオフ状態で、印加され
ている負のゲート−陰極閾電圧に基づいて大きな損失電
力を惹起することにある。
加えて、分路は低抵抗であるほど有効である。従って、
大きな駆動電力が与えられなければならず、このことは
特に開閉網部分の使用の際に高いコストを惹起する。さ
らに、これにより制御回路内に生ずる熱量を導き出すた
め追加的な対策が必要である。
大きな駆動電力が与えられなければならず、このことは
特に開閉網部分の使用の際に高いコストを惹起する。さ
らに、これにより制御回路内に生ずる熱量を導き出すた
め追加的な対策が必要である。
従って、本発明の目的は、GTOサイリスタのターンオ
フ能力が故障時、すなわち特に負のゲート−陰極閾電圧
の喪失の際にも保持され得るようにする装置を提供する
ことである。サイリスタの正常作動への悪影響はできる
かぎりわずかに留められなければならない。特に追加的
な電気的損失が生じてはならない。
フ能力が故障時、すなわち特に負のゲート−陰極閾電圧
の喪失の際にも保持され得るようにする装置を提供する
ことである。サイリスタの正常作動への悪影響はできる
かぎりわずかに留められなければならない。特に追加的
な電気的損失が生じてはならない。
(問題点を解決するための手段〕
この目的は、本発明によれば、特許請求の範囲第1項に
記載の特徴により達成される。他の有利な実施例は特許
請求の範囲第2項以下にあげられている。
記載の特徴により達成される。他の有利な実施例は特許
請求の範囲第2項以下にあげられている。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第6図に示されている実施例により
本発明を一層詳細に説明する。
本発明を一層詳細に説明する。
第1図には本発明による装置の原理回路図が示されてい
る。電気的に駆動可能な開閉要素は1つの機械的スイッ
チの形態で示されている。このスイッチは1つの電気−
機械的駆動部31とそれにより駆動される1つの常時閉
路スイッチ32とから成っている。スイッチは第1図中
に駆動された位置、すなわち開かれた位置で示されてい
る。このスイッチは、駆動部31における任意の極性の
直流電圧U、Kが消滅するとき、休止位置に復帰する。
る。電気的に駆動可能な開閉要素は1つの機械的スイッ
チの形態で示されている。このスイッチは1つの電気−
機械的駆動部31とそれにより駆動される1つの常時閉
路スイッチ32とから成っている。スイッチは第1図中
に駆動された位置、すなわち開かれた位置で示されてい
る。このスイッチは、駆動部31における任意の極性の
直流電圧U、Kが消滅するとき、休止位置に復帰する。
この装置により簡単な仕方で既に、故障時に、すなわち
サイリスタのゲート−陰極閾電圧の喪失の際に所望の低
抵抗の分路をスイッチオンすることが可能である。
サイリスタのゲート−陰極閾電圧の喪失の際に所望の低
抵抗の分路をスイッチオンすることが可能である。
電子的回路では電気−機械的開閉要素はしばしば望まれ
ず、また特に場合によっては制御電圧レベルが変わるゆ
えに、既存の回路コンセプトのなかに組み入れるのに費
用がかかる。この理由から、電気的に制御可能な開閉要
素の代わりに1つの電子的構成要素を使用することは特
に有利である。
ず、また特に場合によっては制御電圧レベルが変わるゆ
えに、既存の回路コンセプトのなかに組み入れるのに費
用がかかる。この理由から、電気的に制御可能な開閉要
素の代わりに1つの電子的構成要素を使用することは特
に有利である。
ここで再び特に電界効果トランジスタはそのほぼ無電力
の制御可能性、良好な調節可能性および低い損失電力に
基づいて特に適している。ここで、ゲート端子に対する
制御電圧の故障の際にスイッチオンされている、すなわ
ち“自己導通性”を有する形式が使用されることは好ま
しい。
の制御可能性、良好な調節可能性および低い損失電力に
基づいて特に適している。ここで、ゲート端子に対する
制御電圧の故障の際にスイッチオンされている、すなわ
ち“自己導通性”を有する形式が使用されることは好ま
しい。
従って、第2図による実施例では1つの自己導通性nチ
ャネル−接合ゲート形電界効果トランジスタ4が電気的
に駆動可能な開閉要素として使用されている。加えて電
界効果トランジスタとして非対称的に阻止または逆方向
導通する形式が使用される場合、トランジスタのドレイ
ン−ソース間通路の望ましくない逆作動を避けるため追
加的に低い導通電圧を有する1つのダイオードが直列に
接続されることは特に有利である。第2図の回路には、
GTOサイリスタのゲート端子から陰極端子へ向けられ
た導通方向を有するようなダイオード11が既に含まれ
ている。トランジスタのゲート電極Gはこの実施例では
導通方向に配置されている別のダイオード41を介して
サイリスタ1のゲート端子GTと接続されている。電界
効果トランジスタは、正常作動中に生ずる負のサイリス
タ−が−トー陰極間電圧がトランジスタの“ピンチオフ
電圧”よりも低く、従って阻止されるように選択される
。トランジスタは、サイリスターゲート−陰極閾電圧が
消滅するときもしくはサイリスタのターンオンの際に正
になるとき、初めて導通状態になる。前者の場合には、
トランジスタが熱的オフを流を導き出すための低抵抗の
分路を構成する、考察されている故障が存在する。ダイ
オード41の極性に基づいてトランジスタは正の電圧U
oの際にも導通している。しかし、この場合、サイリス
タのターンオンの際の物理的効果に基づいて、再びトラ
ンジスタにおいてドレイン−ソース間電圧として反映す
る非常にわずかなサイリスターゲート−陰極閾電圧が生
ずるので、トランジスタはその出力特性領域のいわゆる
“オーム性範囲”内で作動せしめられる。従って、駆動
損失として生じ、サイリスタのゲートへの正の制御電流
iGとして失われるトランジスタのドレイン電流は比較
的わずかにとどまる。
ャネル−接合ゲート形電界効果トランジスタ4が電気的
に駆動可能な開閉要素として使用されている。加えて電
界効果トランジスタとして非対称的に阻止または逆方向
導通する形式が使用される場合、トランジスタのドレイ
ン−ソース間通路の望ましくない逆作動を避けるため追
加的に低い導通電圧を有する1つのダイオードが直列に
接続されることは特に有利である。第2図の回路には、
GTOサイリスタのゲート端子から陰極端子へ向けられ
た導通方向を有するようなダイオード11が既に含まれ
ている。トランジスタのゲート電極Gはこの実施例では
導通方向に配置されている別のダイオード41を介して
サイリスタ1のゲート端子GTと接続されている。電界
効果トランジスタは、正常作動中に生ずる負のサイリス
タ−が−トー陰極間電圧がトランジスタの“ピンチオフ
電圧”よりも低く、従って阻止されるように選択される
。トランジスタは、サイリスターゲート−陰極閾電圧が
消滅するときもしくはサイリスタのターンオンの際に正
になるとき、初めて導通状態になる。前者の場合には、
トランジスタが熱的オフを流を導き出すための低抵抗の
分路を構成する、考察されている故障が存在する。ダイ
オード41の極性に基づいてトランジスタは正の電圧U
oの際にも導通している。しかし、この場合、サイリス
タのターンオンの際の物理的効果に基づいて、再びトラ
ンジスタにおいてドレイン−ソース間電圧として反映す
る非常にわずかなサイリスターゲート−陰極閾電圧が生
ずるので、トランジスタはその出力特性領域のいわゆる
“オーム性範囲”内で作動せしめられる。従って、駆動
損失として生じ、サイリスタのゲートへの正の制御電流
iGとして失われるトランジスタのドレイン電流は比較
的わずかにとどまる。
本発明による装置の1つの別の有利な実施例が第3図に
示されている。この実施例は、サイリスタをターンオフ
しかつオフ状態を保持する負のサイリスターゲート−陰
極閾電圧−UCxを用意するための1つの追加的なドラ
イバ14を含んでいる。
示されている。この実施例は、サイリスタをターンオフ
しかつオフ状態を保持する負のサイリスターゲート−陰
極閾電圧−UCxを用意するための1つの追加的なドラ
イバ14を含んでいる。
このドライバの主要な構成部分は1つの供給電圧源U。
Nであり、その端子92における正の電位はサイリスタ
の陰極端子にと接続されている。端子91における負の
電位は、1つのスイッチ5および実際に組み入れられて
いるまたは寄生的なインダクタンス6を介してターンオ
フの場合にサイリスタlのゲート端子GTと接続される
。いま、トランジスタ4の制御端子Gが供給電圧の端子
91における負の電位と接続されていることは特に有利
である。こうして、トランジスタがサイリスタの正常作
動中に常に阻止されており、従ってまた分路が無効であ
ることが保証されている。これにより□正常作動中に追
加的な損失は全く生じない。
の陰極端子にと接続されている。端子91における負の
電位は、1つのスイッチ5および実際に組み入れられて
いるまたは寄生的なインダクタンス6を介してターンオ
フの場合にサイリスタlのゲート端子GTと接続される
。いま、トランジスタ4の制御端子Gが供給電圧の端子
91における負の電位と接続されていることは特に有利
である。こうして、トランジスタがサイリスタの正常作
動中に常に阻止されており、従ってまた分路が無効であ
ることが保証されている。これにより□正常作動中に追
加的な損失は全く生じない。
第4図には本発明による装置の1つの別の特に有利な実
施例が示されている。この場合、電気的に制御可能な開
閉要素として1つの自己導通性nチャネルMo5i界効
果トランジスタ10(単に”MOS−FET”と呼ぶ)
が使用されている。
施例が示されている。この場合、電気的に制御可能な開
閉要素として1つの自己導通性nチャネルMo5i界効
果トランジスタ10(単に”MOS−FET”と呼ぶ)
が使用されている。
これはその無電力の駆動およびその低いドレイン−ソー
ス間抵抗に基づいて特に適している。この種の電界効果
トランジスタでは一般にその内部垂直構造に基づいて1
つのいわゆる“逆ダイオード”がソース電極とドレイン
電極との間に有効である。
ス間抵抗に基づいて特に適している。この種の電界効果
トランジスタでは一般にその内部垂直構造に基づいて1
つのいわゆる“逆ダイオード”がソース電極とドレイン
電極との間に有効である。
この逆ダイオードはトランジスタを、正常作動中には正
のドレイン−ソース間電圧の極性の反転の際に出力側で
短絡する。インバータ回路では、このことは特に望まし
い。なぜならば、これによりいわゆる“フリーホイーリ
ングダイオード”が省略され得るからである。それに対
して、いまの場合には、この短絡は同じくトランジスタ
ードレイン−ソース間通路に対して導通方向に配置され
ている1つの直列ダイオード11により阻止されなけれ
ばならない、なぜならば、さもなければ分路がターンオ
フされたサイリスタにおいても有効になるからである。
のドレイン−ソース間電圧の極性の反転の際に出力側で
短絡する。インバータ回路では、このことは特に望まし
い。なぜならば、これによりいわゆる“フリーホイーリ
ングダイオード”が省略され得るからである。それに対
して、いまの場合には、この短絡は同じくトランジスタ
ードレイン−ソース間通路に対して導通方向に配置され
ている1つの直列ダイオード11により阻止されなけれ
ばならない、なぜならば、さもなければ分路がターンオ
フされたサイリスタにおいても有効になるからである。
直列ダイオードとしてはショットキーダイオードが特に
通している。この構成要素の低い導通電圧に基づいて分
路の低抵抗性はこれにより損なわれない。その際にMO
S−FETの駆動は第2図による実施例の場合と同一の
仕方でダイオード41を介してサイリスタのゲート端子
へのゲート電極の接続により行われる。同じく、MOS
−FETの駆動は、第4図中にも示されているように、
第3図による実施例に相応して可能である。第4図では
、使用されているドライバ15はサイリスタの駆動のた
めに、たとえばそのターンオンのために必要とされる主
な開閉要素を追加されている。
通している。この構成要素の低い導通電圧に基づいて分
路の低抵抗性はこれにより損なわれない。その際にMO
S−FETの駆動は第2図による実施例の場合と同一の
仕方でダイオード41を介してサイリスタのゲート端子
へのゲート電極の接続により行われる。同じく、MOS
−FETの駆動は、第4図中にも示されているように、
第3図による実施例に相応して可能である。第4図では
、使用されているドライバ15はサイリスタの駆動のた
めに、たとえばそのターンオンのために必要とされる主
な開閉要素を追加されている。
これは特に、負の電位でサイリスター陰極端子と接続さ
れている1つの別の供給電圧UGF、1つの別のスイッ
チ7およびスイッチオンされるゲート電流り、を規定す
るための電圧制御される電流源8である。
れている1つの別の供給電圧UGF、1つの別のスイッ
チ7およびスイッチオンされるゲート電流り、を規定す
るための電圧制御される電流源8である。
種々の電界効果トランジスタの形式、特に種々のしきい
電圧を有する形式への適合のために、トランジスタを正
常作動中に阻止する供給電圧UGNが1つの分圧器を介
して電界効果トランジスタのデータに適合されることは
有利である。この分圧器は第5図による実施例に相応し
て両抵抗12および13から成っており、また端子91
を介して供給電圧源U。の負の電位およびサイリスタの
陰極端子に接続されている。トランジスタのゲートは両
抵抗の間に接続されている。
電圧を有する形式への適合のために、トランジスタを正
常作動中に阻止する供給電圧UGNが1つの分圧器を介
して電界効果トランジスタのデータに適合されることは
有利である。この分圧器は第5図による実施例に相応し
て両抵抗12および13から成っており、また端子91
を介して供給電圧源U。の負の電位およびサイリスタの
陰極端子に接続されている。トランジスタのゲートは両
抵抗の間に接続されている。
本発明の1つの別の実施例では、特に1つのMOS−F
ETIOにおいて分路内に分圧器が供給電圧源U。の負
の電位とサイリスタのゲート端子GTとの間に接続され
ているならば、特に有利である。この場合が第6図によ
る実施例に示されている。nチャネル−接合ゲート形電
界効果トランジスタと対照的に自己導通性nチャネルM
OS電界効果トランジスタの入力制御特性曲線はU G
s /■、特性領域の第2象限内のほかに第1象限内に
もある。正のゲート−ソース間電圧の印加により、ドレ
イン電流、従ってまたトランジスタの導電性を高めるこ
とが可能である。この場合、電圧源UIの端子91とサ
イリスタの陰極との間に電位差が生じないので、分圧器
12.13を経て流れる熱的オフ電流−tcの部分によ
り正のゲート−ソース間電圧がMOS−FETの制御通
路に生ぜしめられる。こうしてトランジスタの“正帰還
”が行われ、それにより分路の導通抵抗が一層減ぜられ
る。
ETIOにおいて分路内に分圧器が供給電圧源U。の負
の電位とサイリスタのゲート端子GTとの間に接続され
ているならば、特に有利である。この場合が第6図によ
る実施例に示されている。nチャネル−接合ゲート形電
界効果トランジスタと対照的に自己導通性nチャネルM
OS電界効果トランジスタの入力制御特性曲線はU G
s /■、特性領域の第2象限内のほかに第1象限内に
もある。正のゲート−ソース間電圧の印加により、ドレ
イン電流、従ってまたトランジスタの導電性を高めるこ
とが可能である。この場合、電圧源UIの端子91とサ
イリスタの陰極との間に電位差が生じないので、分圧器
12.13を経て流れる熱的オフ電流−tcの部分によ
り正のゲート−ソース間電圧がMOS−FETの制御通
路に生ぜしめられる。こうしてトランジスタの“正帰還
”が行われ、それにより分路の導通抵抗が一層減ぜられ
る。
導通抵抗を一石減するため、分路内の電気的に制御可能
な開閉要素、特に電界効果トランジスタを、直接に導通
通路、すなわちドレイン−ソース間通路に並列に接続さ
れており同時に駆動される複数個の同種の開閉要素から
構成することは特に有利である。
な開閉要素、特に電界効果トランジスタを、直接に導通
通路、すなわちドレイン−ソース間通路に並列に接続さ
れており同時に駆動される複数個の同種の開閉要素から
構成することは特に有利である。
第1図はサイリスターゲート−陰極間通路に対する本発
明による追加接続可能な低抵抗の分路を示す図、第2図
は分路内の開閉要素としての接合ゲート形電界効果トラ
ンジスタを有する本発明の1つの実施例を示す図、第3
図はサイリスタのターンオフおよび電界効果トランジス
タの駆動のための1つのドライバを有する1つの別の実
施例を示す図、第4図は分路内に1つのMOS電界効果
トランジスタと直列に配置されているダイオードとを有
する1つの別の実施例を示す図、第5図は電界効果トラ
ンジスタの駆動のための1つの追加的な分圧器を有する
1つの別の実施例を示す図、第6図は分圧器の他の配置
を有する1つの別の実施例を示す図、第7図はサイリス
ターゲート−陰極間通路の公知の配線を示す図である。 1・・・ゲートターンオフサイリスタ、2・・・ゲート
−陰極間抵抗、4・・・自己導通性nチャネル−接合ゲ
ート形電界効果トランジスタ、5.7・・・開閉要素、
6・・・インダクタンス、訃・・電流源、10・・・自
己導通性nチャネルMOS電界効果トランジスタ、11
・・・ショットキーダイオード、12.13・・・分圧
抵抗器、14.15・・・ドライバ、41・・・ダイオ
ード。 IG 3
明による追加接続可能な低抵抗の分路を示す図、第2図
は分路内の開閉要素としての接合ゲート形電界効果トラ
ンジスタを有する本発明の1つの実施例を示す図、第3
図はサイリスタのターンオフおよび電界効果トランジス
タの駆動のための1つのドライバを有する1つの別の実
施例を示す図、第4図は分路内に1つのMOS電界効果
トランジスタと直列に配置されているダイオードとを有
する1つの別の実施例を示す図、第5図は電界効果トラ
ンジスタの駆動のための1つの追加的な分圧器を有する
1つの別の実施例を示す図、第6図は分圧器の他の配置
を有する1つの別の実施例を示す図、第7図はサイリス
ターゲート−陰極間通路の公知の配線を示す図である。 1・・・ゲートターンオフサイリスタ、2・・・ゲート
−陰極間抵抗、4・・・自己導通性nチャネル−接合ゲ
ート形電界効果トランジスタ、5.7・・・開閉要素、
6・・・インダクタンス、訃・・電流源、10・・・自
己導通性nチャネルMOS電界効果トランジスタ、11
・・・ショットキーダイオード、12.13・・・分圧
抵抗器、14.15・・・ドライバ、41・・・ダイオ
ード。 IG 3
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ゲートターンオフサイリスタ(GTOサイリスタ)
(1)の陽極−陰極間電流が遮断されているオフ状態を
、正常作動時にこのオフ状態を生じさせかつ保持するゲ
ート端子(GT)−陰極端子(K)間の負の制御電圧(
−U_G_K)が喪失しても保持するための装置におい
て、 a)1つの自己導通性nチャネル電界効果トランジスタ
(4、10)から成る1つの追加接続可能な低抵抗の分
路が設けられており、この電界効果トランジスタのドレ
インまたはソース電極(D、S)はゲートターンオフサ
イリスタのゲートまたは陰極端子(GT、K)と接続さ
れており、また b)電界効果トランジスタのゲート電極(G)と接続さ
れており、また電界効果トランジスタがゲートターンオ
フサイリスタへの負の制御電圧の印加時にオフ状態にあ
るように電界効果トランジスタを駆動する手段(41;
12、13)が設けられている ことを特徴とするゲートターンオフサイリスタの制御装
置。 2)電界効果トランジスタのゲート電極(G)からゲー
トターンオフサイリスタ(1)のゲート端子(GT)へ
導通方向に配置されている1つのダイオード(41)が
電界効果トランジスタ(4)を駆動するための手段とし
て設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の装置。 3)自己導通性nチャネル電界効果トランジスタが、ソ
ース電極からドレイン電極へ電流を通ずる作用をする内
部の逆ダイオードを有する1つの電力用MOS電界効果
トランジスタ(10)であり、それに直列にゲートター
ンオフサイリスタのゲート端子から陰極端子へ導通方向
に配置されている低い導通電圧を有する1つの別のダイ
オード(11)が接続されていることを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の装置。 4)ゲートターンオフサイリスタのオフ状態を生じさせ
かつ保持するための負の制御電圧(−U_G_K)に対
する少なくとも1つの供給電圧源(U_G_N)を含ん
でいるゲートターンオフサイリスタ(1)を駆動するた
めの1つのドライバ(14、15)を有しており、電界
効果トランジスタ(4、10)を駆動するための手段と
して電界効果トランジスタのゲート電極(G)が供給電
圧源の負の電位(91)と接続されていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の装置。 5)電界効果トランジスタ(4、10)を駆動するため
の手段が、供給電圧源(U_G_N)の負の電位(91
)及びゲートターンオフサイリスタ(1)の陰極端子(
K)と接続されている1つの分圧抵抗器(12、13)
を含んでおり、その中間点に電界効果トランジスタのゲ
ート電極(G)が接続されていることを特徴とする特許
請求の範囲第4項記載の装置。 6)自己導通性nチャネル電界効果トランジスタが、ソ
ース電極からドレイン電極へ電流を通ずる作用をする内
部の逆ダイオードを有する1つの電力用MOS電界効果
トランジスタ(10)であり、それに直列にゲートター
ンオフサイリスタのゲート端子から陰極端子へ導通方向
に配置されている低い導通電圧を有する1つの別のダイ
オード(11)が接続されていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項、第4項および第5項のいずれか1項
に記載の装置。 7)自己導通性nチャネル電界効果トランジスタが、ソ
ース電極からドレイン電極へ電流を通ずる作用をする内
部の逆ダイオードを有する1つの電力用MOS電界効果
トランジスタ(10)であり、それに直列にゲートター
ンオフサイリスタのゲート端子から陰極端子へ導通方向
に配置されている低い導通電圧を有する1つの別のダイ
オード(11)が接続されており、また分圧抵抗器(1
2、13)が供給電圧源(U_G_N)の負の電位(9
1)及びゲートターンオフサイリスタ(1)のゲート端
子(GT)と接続されていることを特徴とする特許請求
の範囲第5項記載の装置。 8)電界効果トランジスタと直列に接続されている前記
別のダイオード(11)がショットキーダイオードであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第3項、第6項およ
び第7項のいずれか1項に記載の装置。 9)追加接続可能な低抵抗の分路が、ゲート電極で互い
に接続されている複数個の並列接続された電界効果トラ
ンジスタから成っていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項ないし第8項のいずれか1項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3627935.8 | 1986-08-18 | ||
DE3627935 | 1986-08-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6350117A true JPS6350117A (ja) | 1988-03-03 |
Family
ID=6307607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62203001A Pending JPS6350117A (ja) | 1986-08-18 | 1987-08-14 | ゲ−トタ−ンオフサイリスタの制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4853834A (ja) |
EP (1) | EP0256426A1 (ja) |
JP (1) | JPS6350117A (ja) |
FI (1) | FI873438A (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5629458B2 (ja) * | 1973-07-02 | 1981-07-08 | ||
US4117350A (en) * | 1977-03-31 | 1978-09-26 | Rca Corporation | Switching circuit |
JPS56121363A (en) * | 1980-02-28 | 1981-09-24 | Hitachi Ltd | Gate circuit for thyristor |
DE3230741A1 (de) * | 1982-08-18 | 1984-02-23 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Halbleiterschalter mit einem abschaltbaren thyristor |
DE3408516A1 (de) * | 1984-03-08 | 1985-09-12 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Elektronischer schalter |
DE3425414A1 (de) * | 1984-07-10 | 1986-01-16 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Leistungsschalter mit einem abschaltthyristor |
-
1987
- 1987-08-04 EP EP87111283A patent/EP0256426A1/de not_active Withdrawn
- 1987-08-07 FI FI873438A patent/FI873438A/fi not_active IP Right Cessation
- 1987-08-10 US US07/084,412 patent/US4853834A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-08-14 JP JP62203001A patent/JPS6350117A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0256426A1 (de) | 1988-02-24 |
FI873438A0 (fi) | 1987-08-07 |
FI873438A (fi) | 1988-02-19 |
US4853834A (en) | 1989-08-01 |
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