JPS63501128A - スキ−締め具 - Google Patents

スキ−締め具

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JPS63501128A
JPS63501128A JP61502688A JP50268886A JPS63501128A JP S63501128 A JPS63501128 A JP S63501128A JP 61502688 A JP61502688 A JP 61502688A JP 50268886 A JP50268886 A JP 50268886A JP S63501128 A JPS63501128 A JP S63501128A
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JP
Japan
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ski
pin
hole
sole
fixing pin
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JP61502688A
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マカレンコ ウラディミール ステパノヴィッチ
Original Assignee
レニングラドスキ ポリテクニチエスキ インスチテユ−ト イメニ エム アイ カリニナ
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/20Non-self-releasing bindings with special sole edge holders instead of toe-straps

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Tents Or Canopies (AREA)
  • Die Bonding (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スキー締め具 (産業上の利用分野) 本発明はスポーツ用具に関し、より詳しくはクロスカントリ−用(山野を横断す るため)のスキー締め具に関する。
(従来技術) 現今よく目にするように、広く使用されていた「スキーレース用38番標準スキ ー靴じRacing Norm 38″type boot )Jに代わって[ スキーレース用50番標準スキー靴(’ Racing Norm50” ty pe boot ) Jが用いられるようになって来た。手入れの行き届いたト ラック上を伝統的走法により走行する場合に、上記両タイプのスキー靴のうちで 最初のものの方がスキーヤ−には好ましい靴であるが、その理由は靴底の爪先部 を狭くすれば狭くする程スキーヤ−は、一層効果的に前方へ圧力を加えることが 出来るからである。伝統的走法で使用するスキー靴は靴底の爪先部が狭くなって いるため、スキーヤ−がスキーの先端部へ向けて足を曲げる時に靴底が受ける抵 抗に打勝つための努力は相当に小さくて済むことになる。これに反して、エツジ 走法による走行では捩れに対する靴底の抵抗は逼かに高いものが要求される。こ のような事情の下で、従来のスキー結合法である[ロタフェラ(“Rotafe lla”)」タイプでは、靴底の剛性をより高めることが出来るので、スキーの 制御が一層容易になる。しかしながら、かかるタイプのスキー結合法は必要とす る要求の全てを満足するものではない。すなわち、たとえばエツジ走法を使用す るとすれば、こ9結合法では捩れに対する靴底の抵抗が生じることになる。
よく知られているように、スキー靴のプラスチック製靴底はその爪先からその踵 へ向かう方向に沿って断面積が増大している。
スキー靴の断面積が最大値をとるのはスキーヤ−の足部分に於てである。
一方、スキーヤ−の足部分でスキー靴をスキーに締結すると捩れに対する靴底の 抵抗は該足部分で急激に増大するが、この事実はエツジ走法で走行する時は特に 考慮すべき重要な点である。何故ならば、その時スキー締め具に作用する破断モ ーメントが小さくなるからである。けれども、スキー靴を足部分でスキーに締結 することは難事に属する。その理由はこのようにしてスキー靴を足部分でスキー に確実に締結する一方、これと同時に従来の動作要件の全てを満足するような締 め具はその設計が比較的複雑になるということに由来する。
他方、スキー靴を足部分でスキーに締結するとスキーの爪、先に向かう垂直面内 に於ける、曲げに対する靴底の抵抗は増大するので、伝統的走法で走行するとき スキーヤ−が前方へ圧力を加える効率は低下することになる。
以上述べたことを念頭に置くと、(伝統的走法か、あるいはエツジ走法かの)使 用する走法、及び(単なる積雪面か、あるいは凍結雪面かの)トラックの條件に 応じて靴底の捩れに対する抵抗の比を最適値に選定し、今度は此の選定された、 捩れの抵抗比から上記垂直面内に於ける靴底の曲げの抵抗比を決定するようにし たら好都合であろうということが推断される。後に述べた方の結果を得るには、 靴底固定部位を靴の軸線に沿って移動させればよい、全く同一のスキー靴の軸線 に沿って靴底固定部位を移動させることは、かかる解決策が結合に間する従来の 設計技法に適合しない故をもって非常に複雑な仕事になる。
各ピンが2個の構成部分から成る固定ビンと、スキー靴の垂直運動を制止する締 結具とを包含するようなスキー締め具の公知例が知られている(例えば、IPC A630に属する、異議中立川に公告されたFRG特許出願第3240750号 を参照)。各固定ピンの1方の構成部分がスキー(スキー靴)の躯幹中に直接に 固定されているのに対し、他の構成部分は該部分に対応して靴底(スキー)に穿 設された穴の中に嵌入している。固定ピンの基底部分をスキー〇躯幹中に固定す るものとすれば、スキー靴をスキーに締結するには、上記ピンの上方部分が該部 分に対応して靴底の爪先に穿設された穴の中に嵌入するようにスキー靴をスキー の上に載せなくてはならない。スキー靴の垂直運動を制止するためには種々の締 結具が使用される。該スキー締め具の利点には、製造上の適合性が比較的高いこ と、設計が簡単であること、締め具の取付は及び取外しが迅速に行なわれること 、各種タイプの締結具を使用できることなどが有る。欠点は、スキー靴をスキー に締結したり、締結を解除したりするとき、かかる操作が手動によってのみ行な われるため締め具の品質が機能に関して比較的低いということである。
(たとえば、IPCA63Cに属するFRG特許第8425984.1号に開示 されているような)公知例の締め具はスキー靴の靴底の爪先に穿設された穴と対 をなす、スキーに取付けられた固定ピンと、1端がスキーに取付けられた締結具 であって、靴底の上にその爪先の上方から跨たかるブラケット形葉片ばねである ことを特徴とする締結具を包含する。この締結具の有する利点のうちからその幾 つかを列挙すれば製造上の適合性が比較的高いこと、製造原価が低いこと、スキ ーに対する靴の締結が(ハンドルを使用せずに)自動的に行なわれること等が有 る。しかしながら、此の締め具は靴底が突出する爪先を有するようなスキー靴か 、それとも靴底と甲との継ぎ目皮を有するようなスキー靴にしか使用できない、 又、この締結具ではシスキーヤ−が前方へ圧力を加える区域がスキー靴を締結す る区域と一致していないので、スキーヤ−が前方へ圧力を加えると、スキーの縦 軸に垂直な水平分力が生じて相当なトルクが発現する。その結果、靴底の捩れが 生じる。かかる欠点は、突出する爪先を持つスキー靴に取付けて使用されるよう に設計したタイプの締め具の全てに共通する特質である。
(発明の概要) 本発明の目的とするところは、固定ピンと籍底とに働く力を一層均等に分配させ ることのできるスキー締め具を提供することにある。
この目的は固定ピンと、スキー、又はスキー靴に配設された、該ピン←対応する 穴とを有するスキー締め具であって、少なくとも1個の固定ピンの外面が該ピン に対応する穴の面と共に摩擦を生じる2つひと組の面を形成するようにしたこと を特徴とするスキー締め具を設計することによって達成される。
本発明によるスキー締め具を使用すれば、かかる締め具が装着されたスキーの動 作に関する信軌性を一層高めることが出来るが、その理由は固定ピンがスキー靴 によって該ピンに対応する面(スキー靴に設けられた穴の面)とぴったり合うよ うに押しつけられるため、摩擦を生じる2つひと組の面がスキー靴に固定ピンの 上への(固定ピンの表面の全体を覆うようにする)締結を保証するからである。
摩擦を生じる2つひと組の面によってスキー靴をスキーに締結することはスキー ヤ−が前方へ圧力を加える時固定ビンが該ピンに対応する穴に逆って移動するこ とを不可能にし、今度は、このことがスキー締め具の耐久性を相当に減少させる ことになる。上記2つの面の相対移動によって引き起される摩耗はスキー靴がピ ンの表面の全体を覆うようにしてピンに締結されつつある時、つまり締結されて いない状態にある時に限って起きる。しかし、バンクラソシの起きる可能性、従 って衝撃荷重の起きる可能性は相当に減少する。これら全てのことから、結局、 信鯨性の高い締め具が得られることになる。本発明のスキー締め具は爪先が靴を 超えて突出しているような靴底を持つスキー靴、又はかかる靴底を持たないけれ ども靴底と甲の継ぎ皮は有するようなスキー靴のどちらにも使用することが出来 る。
スキー靴、又はスキーの縦軸に沿って配設された(ピンに)対応する数対の穴を スキー、又はスキー靴に取付けられた1対のピンに対応させるのは実用上非常に 役立つことである。かかる設計によるスキー靴の1対はエツジ走法と通常の伝統 的走法との両走法に使用可能である。エツジ走法では捩れの生じるため、この走 法で使用されるスキー靴に関しては、高度の要求を満たす靴底が必要になるとい うのは周知の事実である。捩れを減らすには、スキー靴締結区域をスキーヤ−の 爪先区域へ移動させること、すなわちスキー靴締結区域をスキーヤ−が前方へ圧 力を加える区域と一致させることが推奨されている。しかし、このスキー靴締結 区域では、靴底の幅はスキー靴の爪先区域よりも広くなっている。
一方では、この事はエツジ走法の観点からすれば有利な点であるが、その理由は このために靴底の捩れが少なくなるからである。
しかし、他方では、この事は又スキーヤ−が前方へ圧力を加える効率を一層低く するという結末になる、スキー靴の縦軸に平行な垂直面における曲げに対する靴 底の増大する抵抗によってもたらされる否定的結果も招来するのである。従って 、2つの要求は相反するものである。エツジ走法で走行する時は固定ピンを前方 へ圧力が加わる区域に配設した対応する穴の中に嵌入させ、一方伝統的な走法で 走行する場合は固定ピンを靴底の狭くなっている前方(爪先)部分に配設した穴 の中に嵌入させることによってかかる固定ピンの表面の全体を覆うようにスキー 靴を締結することの強く推奨されるのは此の相反する2つの要求を満すようにす るためなのである。かかる2つの要求が競合するときに此のようにすることは特 に大事なことであるが、それは現今、トラックの約半分が伝統的走法で使用でき るように、そして他の半分がエツジ走法で使用できるように整備されているから である。このような場合には、其の時の條件に応じて締め具及びスキー靴に働く 力を均一にするよう制御する目的でスキー靴をスキーに締結する区域を変更する ことのできる設計の本発明による締め具を使用することが推奨される。スキー靴 締結区域の、好都合な結果をもたらす変移量はスキーヤ−の走法によるのみなら ず、気候條件によっても左右されることを注意して置きたい。凍結雪面、硬質の 雪面及び水分を含むことの多い雪面では増大する捩れが靴底にもたらされる。か かる事情では、スキー靴をスキーの爪先の方に移動させ、こうしてスキー靴が一 層よく制御されるようにするため、スキー靴の締結区域を靴底の爪先から更に先 の方へ移動させることが推奨される。同様な状況は、たとえば、地形に起伏の多 いとき、又はスキーのトラックの手入れが行き届いていないときにも起こる。
摩擦を生じる2つひと組の面が固定ピンの少な(とも部分と、この部分と接触し ている、対応する穴の面の部分とによって形成されるようにするのが好都合であ る。これら画部分の長さ及び形状の両者を変更することによってスキー靴の締結 に関する休転性を定める摩擦力の値を変えることが可能になる。たとえば、かか る部分の長さが増大すると、他の條件が変わらないものとすれば、摩擦力も又増 大する。かかる部分の形状が例えば円筒形から円錐形に変わったとすれば、同様 の情況が起こる。固定ピンの部分の直径が増大すると、穴の対応する部分の直径 がそのままで変わらないままでいるものとすれば、又同様な情勢が認められる。
本発明の好ましい実施例において、摩擦を生じる2つひと組の面の果す機能はモ ールステーパのそれに相当し、この機能によってスキーに固定されるスキー靴の 高い締結性が保証される。
本発明の1実施例によれば、(固定ピンに)対応する少なくとも1個の穴が弾性 材料で形成された外殻を含み、(穴に)対応する固定ピンの外面と、これに接触 する外殻の面とによって摩擦を生じる2つひと組の面が形成される。外殻を穴の 中に固定せずに例えば金属で作った固定ピンに固定することが可能である0弾性 る穴の面の部分との間に形成された接触区域の中に導入すると、一層均等な荷重 分布が固定ピンに関して得られることになるが、それは外殻を形成する弾性材料 がかかる外殻を高圧区域から低圧区域へ向けて移動させるという性向を有してお り、その結果とし □てピン表面の単位面積当りの圧力を均等化するからである 。加えて、外殻を移動可能にすることによって、外殻とこれに対応する、ピンの 部分又は穴の面との間に働く摩擦力の大きさを変えることができるので、スキー ヤ−は気候などの其の時の條件に応じて異なる外殻を使用することができる。
ピンの外面に切込みを持たせるようにすると便利である。ピンに切込みを設ける ことによってピンと対応する穴の接触面の部分間に働く結合力、又はピンと外殻 の接触面の部分間に働く結合力がその1更に増大するという結果を生じる。本発 明の1実施例では、ピンの外面に、スキー靴をスキーに対し一層強固に締結する ための環状溝が設けられている。
本発明の別実施例によれば、外殻で固定ピンを締めつける程度を制御するための 装置を外殻に具備させるようにすることが出来る。こうすれば、外殻で固定ピン を最少限度で絞めつけて、つまり可能な限り僅かな努力を尽してスキー靴をスキ ーの上に載せることが可能になる。固定ピンがスキー靴の穴の中に嵌入してしま ったら、その次には外殻の、固定ピンに対する締めつけの程度を増大させてスキ ー靴をスキーに対し強固に締結させることによって、スキー靴が垂直面内におい て移動するのを制止する、つまりスキー靴が締結されているスキーから偶発的に 外される可能性を減すようにすることが推奨される。
図面の簡単な説明 本発明の他の特徴及び利点は添付図面を参照して本発明の特定実施について記載 する以下の説明を読めば明白になるはずである。
第1図は本発明のスキー締め具申にスキー靴が固定される様子を縦断面図で示す 。
第2図は第1図と同じ図であるが、外殻が使用されている。
第3図は本発明のスキー締め具申にスキー靴をその靴底の突出する爪先部分で締 結する様子を縦断面図で示す。
第4図は第3図と同じ図であるが、靴底の突出する爪先部を有していないスキー 靴を縦断面図で示す。
第5図はスキー靴の靴底の底面図である。
第6図と第7図とはスキー締め具の2つの実施例であって、スキーに配設された ピンが該ピンに対応してスキー靴に穿設された穴の中に嵌入する前の位置にある 場合について、かかる実施例の各締め具を夫々に示した縦断面図である。
(実施例) スキー締め具はスキー2の上に配設された固定ピン(第1図乃至第7図)と、該 ピンに対応してスキー靴5の靴底4に穿設された穴3とを包含する。各固定ピン の外面の少な(とも部分と該部分に接触している、上記ピンに対応して穿設され た穴3の内面の部分とは摩擦を生じる2つひと組の面を形成している。摩擦を生 じる2つひと組の面はモールステーパ、又は他の公認テーバによりて形成される 。スキー靴5が載せられることになるスキー靴2の縦軸に沿って配設した数対の 穴3の中に、該対と夫々に対応する(第5図に示すような)1対の固定ピンの各 対を嵌入させることが出来る。
スキー締め具の動作を述べれば次の通りである。スキーヤ−は固定ピン1の整列 軸線と該ピンに対応して穿設された穴3の整列軸線とが一致するような位置をス キー靴5の靴底4の上で探しめる。かかる位置を探しめたら、スキーヤ−はスキ ー靴5の靴底4に力を加えることによって靴底4の底面がスキー2の上面と接触 して静止するに至るまで固定ピン1に沿って靴底4を移動させ続ける。その後、 スキー靴5をスキー2に固定するためスキー靴5に力を加えて固定ピン1の、穴 3の中への締り嵌めが確実に行なわれるようにする。
該実施例の数ある利点の中で、取るに足りない接触摩耗を生じることになる位置 んど完全に近いまで除去されたバラクラフシとスキー2の勝れた制御能力とを、 設計の簡単さ、製作上の適応性及び(締結具を持たないことによる)軽量性に加 えて利点として列挙することが出来よう。
スキー締め具の動作特性を改善するため、各穴3の中に設置され、かつゴムなど の弾性材料で作られた外殻6(第2図)をスキー締め具に付加してもよい。この 場合は、摩擦を生じる2つひと組の面は対応するピンlの外面と、この外面と接 触する外殻6の外面とによって形成される。
第2図に示す、スキー締め具の動作を述べれば、次の通りである。スキー靴5を スキー2に締結するために、スキーヤ−はその足でスキー靴5の靴底4を固定ピ ン1の軸線に沿い垂直下方に向はスキー2に対して押しつけなければならない。
そうすると、固定ピン1は外殻6を覆っている穴3の中に進入する(ことによっ て該外殻を穴3の壁面に押し付ける)。固定ピン1が穴3の中に入ってしまうと 、前方へ圧力を加える時(靴底が曲げられる時)増大する摩擦力によって上記固 定ピン1はスキー靴5の靴底4中に保持され、こうしてスキー靴5の強固な締結 が確実に実現する。
スキー締め具の該実施例によれば、スキー靴5の締結は外殻6の内面と固定ビン 1の外面とを締めつけ合わせるようにする弾性力によって達成される。
各穴3が金属などの(第1図乃至第7図に示す)補強スリーブ7を含むようにし てもよい。
固定ピン1を外殻6の内面で締めつける程度を制御するため結合装置に充分な手 段を持たせるようにしてもよい。
外殻6で固定ピン1を締めつける程度を制御する該手段は、例えば、スキー靴5 の靴底4の突出する爪先部に装入した補強スリーブ7のねじ山刻設部9に螺着さ せた中空ねじ部材8(第3図)を包含するねじ接合具によって代表させてもよい 、外殻6を中空ねじ部材8に装入した後、かかる中空ねし部材8を補強スリーブ 7に螺着すると外殻6は歪められ、それによってスリーブ7の穴3に装入されて いるビンlと外殻6との間に作用する摩擦力を増大させる。従って、スリーブ7 を締付けている中空ねじ8を緩めると、上記摩擦力は減少せしめられる。
第3図に示す、スキー締め具の動作を述べれば次の通りである。
スキー靴5を締結する前に外殻6を取外して置くのが得策であるが、それはこう することによって固定ピンlを靴底4の穴3に嵌入させるための一番好都合な條 件が創出されるからである。このようにしてから、中空ねじ8を補強スリーブ7 に螺着することによって外殻6に加わる荷重を増大させる。荷重の増大につれて 外殻6の弾性材料の結合力が増大させられ、その結果としてスキー靴5を固定ピ ン1に結び付ける結合力、従ってスキー靴5をスキー2に結び付ける結合力の増 大が生じる。こうして固定ピン1の使用條件の改善が可能になり、その結果該ビ ンの休転性及び耐久性が改善されることになる。補強スリーブ6は劣化すれば直 ちに取替え可能である。
第4図と第5図は靴底4の突出する爪先部、又は靴底と甲との継目皮を有してい ないようなスキー靴5に使用するために提案された締め具の1実施例を示す。
本発明の此の実施例によれば、補強スリーブ7がスキーヤ−の爪先部に於て靴底 4中に埋設されていて、この補強スリーブ7の下部にねじ部材8のねじ山刻設部 9が螺着されている。ねじ部材8は該部材を補強スリーブ7に螺着させるために ねし廻しの刃が当てられることになる細長溝lOを有する。
スキー靴5の締結に先立ちねじ部材8を回転させることによって外殻6を所要程 度に締付けて置き、その後回転ピン1をスキー靴5の靴底4の穴3の中に嵌入さ せる。スキー靴5がスキー2に立てた垂直面内で移動するのを抑止する力は外殻 6に作用する力によって定まる。固定ピン1と外殻6との間に働く結合力を増大 させるため固定ピンlの外面に切込み、又は環状溝み11を設けてもよい。
第6図はスキー締め具の1実施例を示す。此の実施例では、1対の固定ピン1が スキー2の上に配設されているのに、プレート12と同体に形成された1対の補 強スリーブ7はスキー靴5の底4の中に埋設されている。スリーブ対の各スリー ブ7間に、靴底4に穿設した開口が配設されている。この開口は調節ねじ13を 該開口に挿通させることによって該ねじをプレート12のねじ穴14に螺入させ るためのものである。靴底4の凹み15に埋設されているプレート12は、調節 ねじ13の回転につれて該プレートが上記凹み内で曲げられ、その結果補強スリ ーブ7に穿設されている2個の穴3の各軸線の挟む角度が変わるように上記凹み 15の中に配設されている。
固定ピン1と穴3が最初の相対位置にある時、すなわちピンlが穴3に挿入され る前の段階では、ピン1の各軸線は該ビンに対応する穴3の各軸線と夫々に一致 していない。
第6図に示す、スキー締め具の動作を述べれば次の通りである。
締め具の動作を開始させるのに先立ち、調節ねじ13を回転させることによって 、固定ピン1の接触面と穴3の接触面の間に働く摩擦力を所定値に確保するに必 要な2つの穴3の挟む角度7が設定される。
このようにして2つの穴の挟む角度が設定されたら、固定ピン1の上端を穴3と 一致させ、スキー靴5の靴底4に圧力を加えることによって該ビン1をスリーブ 70六3に嵌入させる。このためプレート12の曲がりが生じ、この曲がりによ って弾性応力が該プレート内に発生してスリーブ7をその最初の位置に押し戻す 。
このことが、今度は、スリーブ7の接触面とピンlの接触面の間に生じる摩擦力 の増大を来たしてスキー靴5のスキー2に対する締結を助長する。
第7図はスキー靴に使用する、本発明によるスキー締め具のもう1つの実施例を 示す。
1対、又は数対のピン1がスキー2の上に取付けられている。
1対、又は数対の補強スリーブ7がスキー靴5の靴底4に埋設されている。2つ のスリーブの間に円筒体16が配設されていて、該円筒体16はその空所の中に 配設された弾性殻17を有する。
各スリーブ7はロンド18を有し、該ロンドは円筒体16の中に進入しフランジ 19を介して弾性殻17により支持されている自由端を有する。
最初の位置では穴3の軸間距離はビン1の軸間距離よりも若干長くなっているが 、ピン1を穴3に嵌入させる時は各ピン1の上端が該ビンに対応する穴3と共に 同一直線上に配列されているようにしなければならない。
ピン1がスリーブ70穴3の中に嵌入すると該スリーブ7は相互に接近するよう 移動するが、これと同時にロンド18も又前方に移動して弾性殻17を圧縮する 。この弾性殻17中に生じる力は、そのため、ビン1の接触面とスリーブ7の接 触面との間に生じる摩擦力の増大を来たすことになる。
締結されているスキー靴5をスキー2(第1図から第7図)から外すには、スキ ー2を固定した上でスキー5にビン1の縦軸に沿って上方へ向かう力を加えてや る必要がある。
適宜に選択して、ビン1と該ピンに対応する穴3とをスキー2と靴底4に配設し たり、あるいはこの逆に配設したりすることが可能である。本発明のスキー締め 具を試験的に動作させたところ、かかる接合具は非常に高い信牽頁性をもって機 能するということが示された。ビン1の外面と穴3の中に埋設された補強スリー ブ7の内面との間に生じる結合力はスリーブのテーパ角度とピン1の上部及び補 強スリーブ7に使用される材料のほか、(表面仕上げ、切られている特定のロー レフト、表面硬さなどの)接触面の構造によって大きさが左右される。
(産業上の適応性) 本発明はスキー用硬質トラックの上で滑走するとき、またスキーヤ−がエツジ走 法を取るときにも、スポーツ用クロスカントリ−スキーとツーリスト用クロスカ ントリ−スキーの両方に最も有利に使用される。
国際調査報告

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.固定ピン(1)と、スキー(2)の上、又はスキー靴(5)の上に配設され た上記ピンに対応する穴(3)とを包含するスキー締め具であって、少なくとも 1個の固定ピン(1)の外面が該ピンに対応する穴(3)の面と共に摩擦を生じ る2つひと組の面を形成するようにしたことを特徴とするスキー締め具。
  2. 2.スキー靴(5)、又はスキー(2)の縦軸に沿って配設された、スキー靴、 又はスキーに対応して設けられた数対の穴(3)が1対のピン(1)と対応する ようにした請求の範囲第1項に記載のスキー締め具。
  3. 3.摩擦を生じる2つひと組の面の各組が固定ピン(1)の外面の少なくとも部 分と、該部分と接触する、上記ピンに対応する穴(3)の面の部分とによって形 成されるようにした請求の範囲第1項に記載のスキー締め具。
  4. 4.摩擦を生じる2つひと組の面の機能がモールステーパのそれに相当するよう にした請求の範囲第1項に記載のスキー締め具。
  5. 5.少なくとも1個の対応する穴(3)が弾性材料の外殻(6)を含み、摩擦を 生じる2つひと組の面が対応する固定ピン(1)の外面と、該外面と接触する外 殻(6)の面とによって形成されるようにした請求の範囲第1項に記載のスキー 締め具。
  6. 6.ピン(1)の外面が切込みを有するようにした請求の範囲第1項に記載のス キー締め具。
  7. 7.ピン(1)の外面に環状溝(11)を具備させるようにした請求の範囲第1 項乃至第5項に記載のスキー締め具。
  8. 8.外殻(6)が固定ピンを締付ける力を制御する装置を有するようにした請求 の範囲第5項に記載の装置。
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