JPS6350102Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350102Y2 JPS6350102Y2 JP9024583U JP9024583U JPS6350102Y2 JP S6350102 Y2 JPS6350102 Y2 JP S6350102Y2 JP 9024583 U JP9024583 U JP 9024583U JP 9024583 U JP9024583 U JP 9024583U JP S6350102 Y2 JPS6350102 Y2 JP S6350102Y2
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- Japan
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- sprue
- mold
- nozzle
- molded product
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- Expired
Links
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、糸引きを防止した射出成形金型に関
するものである。更に詳しくは、熱可塑性樹脂を
目的物に成形する際に、成形品側についたスプル
ーと射出成形機シリンダーノズルとの間に、溶融
樹脂が細い糸状に懸架されるいわゆる「糸引き」
が生じないようにした射出成形金型に関するもの
である。
するものである。更に詳しくは、熱可塑性樹脂を
目的物に成形する際に、成形品側についたスプル
ーと射出成形機シリンダーノズルとの間に、溶融
樹脂が細い糸状に懸架されるいわゆる「糸引き」
が生じないようにした射出成形金型に関するもの
である。
熱可塑性樹脂から、射出成形法によつて、目的
物を成形する際、従来から、成形サイクルの短縮
のみならず、成形品の金型からの自動取り出し方
式等の能率化、無人化がはかられている。このよ
うな場合、金型のコアおよびキヤビテイとで成形
された目的の成形品は、多くの場合、可動金型側
につけて型開きされる。そして、成形品の多くに
は、スプルーがつけられ、このスプルーは別工程
で成形品から切りおとされる。
物を成形する際、従来から、成形サイクルの短縮
のみならず、成形品の金型からの自動取り出し方
式等の能率化、無人化がはかられている。このよ
うな場合、金型のコアおよびキヤビテイとで成形
された目的の成形品は、多くの場合、可動金型側
につけて型開きされる。そして、成形品の多くに
は、スプルーがつけられ、このスプルーは別工程
で成形品から切りおとされる。
成形サイクルを短縮すると、成形品のスプルー
と射出成形機シリンダーノズルとの間で、溶融樹
脂が固化し、切れる暇がなく、型開きした際に、
成形品のスプルーとシリンダーノズルとの間に、
溶融樹脂が糸状に懸架されるいわゆる糸引きが生
じてくる。糸引きが生じた場合は、成形品の自動
取り出しが困難になる、糸引きをおこした樹脂が
金型の分割面に挾まり、金型のコア面、キヤビテ
イ面等を損傷する、金型の分割面に挾まり、成形
品にバリを生じさせる、等のトラブルが多発す
る。
と射出成形機シリンダーノズルとの間で、溶融樹
脂が固化し、切れる暇がなく、型開きした際に、
成形品のスプルーとシリンダーノズルとの間に、
溶融樹脂が糸状に懸架されるいわゆる糸引きが生
じてくる。糸引きが生じた場合は、成形品の自動
取り出しが困難になる、糸引きをおこした樹脂が
金型の分割面に挾まり、金型のコア面、キヤビテ
イ面等を損傷する、金型の分割面に挾まり、成形
品にバリを生じさせる、等のトラブルが多発す
る。
上のような糸引きの発生を防止する方法とし
て、射出成形機のシリンダー温度、ノズル温度等
を低くして成形する方法があるが、この方法に従
うと、成形品上にウエルドラインが目立つとか、
外観が悪くなるとかの影響がでるので、好ましく
ない。
て、射出成形機のシリンダー温度、ノズル温度等
を低くして成形する方法があるが、この方法に従
うと、成形品上にウエルドラインが目立つとか、
外観が悪くなるとかの影響がでるので、好ましく
ない。
上のような糸引きの発生を防止する他の方法と
して、ノズル部分に、逆流防止弁を設けるとか、
シリンダーにスクリユーバツク機構を設ける等の
手法も提案されているが、上記トラブルを充分に
解消するに至つていない。
して、ノズル部分に、逆流防止弁を設けるとか、
シリンダーにスクリユーバツク機構を設ける等の
手法も提案されているが、上記トラブルを充分に
解消するに至つていない。
本考案者は、かかる状況にあつて、成形品側に
ついたスプルーと射出成形機シリンダーノズルと
の間に、溶融樹脂が細い糸状に懸架される、いわ
ゆる「糸引き」が生じないようにした射出成形金
型を提供すべく、鋭意検討した結果本考案を完成
するに至つたものである。
ついたスプルーと射出成形機シリンダーノズルと
の間に、溶融樹脂が細い糸状に懸架される、いわ
ゆる「糸引き」が生じないようにした射出成形金
型を提供すべく、鋭意検討した結果本考案を完成
するに至つたものである。
しかして、本考案の要旨とするところは、射出
成形金型のスプルーブツシユの外側に、熱伝導率
の高い金属製薄板を付設してなることを特徴とす
る、糸引きを防止した射出成形金型に存する。
成形金型のスプルーブツシユの外側に、熱伝導率
の高い金属製薄板を付設してなることを特徴とす
る、糸引きを防止した射出成形金型に存する。
以下、本考案を図面にもとづいて詳細に説明す
るが、本考案はその要旨を超えない限り、以下の
例に限定されるものではない。
るが、本考案はその要旨を超えない限り、以下の
例に限定されるものではない。
第１図は、本考案に係る糸引きを防止した射出
成形金型の一例の要部の縦断側面図である。
成形金型の一例の要部の縦断側面図である。
図において、１は射出成形機シリンダー、２は
ノズル、３はロケーテイングリング、４は固定側
取付け板、５はキヤビテイブツシユ、６はスプル
ーブツシユ、７はゲート、８は薄板、９は穴、１
０はスプルー、１１は冷却水穴をそれぞれ示す。
ノズル、３はロケーテイングリング、４は固定側
取付け板、５はキヤビテイブツシユ、６はスプル
ーブツシユ、７はゲート、８は薄板、９は穴、１
０はスプルー、１１は冷却水穴をそれぞれ示す。
本考案に係る金型は、スプルーブツシユの外側
に、熱伝導率の高い金属製薄板を付設する。この
金属製薄板は、ノズル部分の熱を放散させる機能
を果すものである。
に、熱伝導率の高い金属製薄板を付設する。この
金属製薄板は、ノズル部分の熱を放散させる機能
を果すものである。
薄板を構成する金属材料は、具体的には銅、ア
ルミニウム、ベリリウム鋼、シルミン、銀、黄
銅、ネーバル黄銅、ベリリウム黄銅等の中から選
ぶのがよい。
ルミニウム、ベリリウム鋼、シルミン、銀、黄
銅、ネーバル黄銅、ベリリウム黄銅等の中から選
ぶのがよい。
薄板の厚さは、0.5〜５mm、好ましくは１〜３
mmとするのがよい。薄板の大きさは、ロケートリ
ングの内側に入る大きさとしてもよいし、ロケー
トリングの内径より大きくしてもよい。
mmとするのがよい。薄板の大きさは、ロケートリ
ングの内側に入る大きさとしてもよいし、ロケー
トリングの内径より大きくしてもよい。
上のような薄板を、スプルーブツシユの外側に
付設するには、あらかじめ薄板をスプルーブツシ
ユの外側（ノズルと接触する側）に正確に接触す
るように加工しておき、スプルーに通じる穴９を
スプルーブツシユの穴に合致させて、スプルーブ
ツシユの外側にとめておけばよい。薄板のスプル
ーブツシユ外側へのとめ方は、溶着、嵌着、固
着、挾着、楔着、鋲着、当着等いずれの方法によ
つてもよい。
付設するには、あらかじめ薄板をスプルーブツシ
ユの外側（ノズルと接触する側）に正確に接触す
るように加工しておき、スプルーに通じる穴９を
スプルーブツシユの穴に合致させて、スプルーブ
ツシユの外側にとめておけばよい。薄板のスプル
ーブツシユ外側へのとめ方は、溶着、嵌着、固
着、挾着、楔着、鋲着、当着等いずれの方法によ
つてもよい。
図では、薄板８をロケートリング３の内側に嵌
着した例を示した。
着した例を示した。
本考案に係る金型は、次のように特別に顕著な
効果を奏し、その実用的利用価値は極めて大であ
る。
効果を奏し、その実用的利用価値は極めて大であ
る。
(1) 本考案に係る金型は、スプルーブツシユとノ
ズルとの間に熱伝導率の高い金属製薄板を付設
しているので、この薄板が放熱作用をなし、型
開きする際に成形品のスプルーとノズルとの間
に生ずる溶融樹脂の糸が薄板の部分で冷却され
るので引きのばされにくくなり、型開きを完了
するまでには糸は切断し、糸引きを生じない。
ズルとの間に熱伝導率の高い金属製薄板を付設
しているので、この薄板が放熱作用をなし、型
開きする際に成形品のスプルーとノズルとの間
に生ずる溶融樹脂の糸が薄板の部分で冷却され
るので引きのばされにくくなり、型開きを完了
するまでには糸は切断し、糸引きを生じない。
(2) 本考案の係る金型を用いて目的物を成形する
ときは、従来法のように、シリンダー温度ノズ
ル温度等を低く設定する必要がなく、目的物の
外観が悪くなるという問題は生じない。また、
逆流防止弁、シリンダーのスクリユーバツク等
の複雑な機構を付設した射出成形機を用いる必
要もない。
ときは、従来法のように、シリンダー温度ノズ
ル温度等を低く設定する必要がなく、目的物の
外観が悪くなるという問題は生じない。また、
逆流防止弁、シリンダーのスクリユーバツク等
の複雑な機構を付設した射出成形機を用いる必
要もない。
第１図は、本考案に係る糸引きを防止した射出
成形金型の一例の要部の縦断側面図である。 図において、１は射出成形機シリンダー、２は
ノズル、３はロケーテイングリング、４は固定側
取付け板、５はキヤビテイブツシユ、６はスプル
ーブツシユ、７はゲート、８は薄板、９は穴、１
０はスプルー、１１は冷却水穴をそれぞれ示す。
成形金型の一例の要部の縦断側面図である。 図において、１は射出成形機シリンダー、２は
ノズル、３はロケーテイングリング、４は固定側
取付け板、５はキヤビテイブツシユ、６はスプル
ーブツシユ、７はゲート、８は薄板、９は穴、１
０はスプルー、１１は冷却水穴をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 射出成形金型のスプルーブツシユの外側に、熱
伝導率の高い金属製薄板を付設してなることを特
徴とする、糸引きを防止した射出成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9024583U JPS59194921U (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 糸引きを防止した射出成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9024583U JPS59194921U (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 糸引きを防止した射出成形金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59194921U JPS59194921U (ja) | 1984-12-25 |
| JPS6350102Y2 true JPS6350102Y2 (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=30220152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9024583U Granted JPS59194921U (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 糸引きを防止した射出成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59194921U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0430021Y2 (ja) * | 1986-12-08 | 1992-07-21 | ||
| JPH049146Y2 (ja) * | 1987-02-06 | 1992-03-06 | ||
| JPH0546898Y2 (ja) * | 1988-02-03 | 1993-12-09 | ||
| JPH0727140Y2 (ja) * | 1991-01-08 | 1995-06-21 | 阪奈金型株式会社 | 射出成形金型の糸引き防止装置 |
-
1983
- 1983-06-13 JP JP9024583U patent/JPS59194921U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59194921U (ja) | 1984-12-25 |
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