JPS635007Y2 - - Google Patents

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JPS635007Y2
JPS635007Y2 JP5495380U JP5495380U JPS635007Y2 JP S635007 Y2 JPS635007 Y2 JP S635007Y2 JP 5495380 U JP5495380 U JP 5495380U JP 5495380 U JP5495380 U JP 5495380U JP S635007 Y2 JPS635007 Y2 JP S635007Y2
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JP5495380U
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば角形鋼材などの製造ライン
あるいは検定ライン等において、搬送されてきた
上記角形鋼材などの被検査材(以下被検材とい
う)を自動的に探傷する超音波探傷装置に関する
ものである。
製造ライン等(以下搬送ラインという)を搬送
されてくる被検材は水平方向をなす搬送ラインに
対し直角な方向に変形部分を有することが多く、
上記被検材の上方あるいは下方に退避している探
触子が、上下動作するのみでは、上記被検材の所
定の位置を上記探触子で探傷できず、被検材によ
つて破損される恐れもある。従つて探触子を内蔵
する探触子装置を上記被検材をはさみ込むように
2方向から被検材に接触させ、別々の2方向にあ
る探触子装置に被検材から働く力が釣り合うま
で、上記探触子装置群を有する装置が移動し、被
検材の適正な位置を上記探触子によつて探傷する
ことができる。しかしこの方法では、被検材の適
正な位置に探触子が接触するまでに、ある時間を
必要とし、一定の速度で被検材が搬送されている
ときは、被検材の先端部の探傷ができなくなる。
この未探傷域を小さくするために従来は、被検材
の搬送速度を極端に小さくする、あるいは一旦停
止させる方法がとられてきた。
この考案は搬送ラインの処理能力を低下させる
ことなく上記問題点を解決した探傷装置に関する
ものである。以下図面に従つて被検材の状態、従
来の方法およびこの考案の一実施例を詳述する。
第1図は、被検材の変形の様子と搬送方法を示
す図であり、第1図において1は水平方向をなす
搬送ライン矢印A方向に沿つて搬送されてくる角
形の被検材で、この被検材は上記搬送ラインとは
垂直方向に変形部分を有している。ひとつは矢印
Bおよび矢印Cではさまれた距離だけの変形部分
であり、もうひとつは矢印D方向からみた被検材
の側面を示す図(第1図b)で図示されるような
矢印Eおよび矢印Fではさまれた距離だけの変形
部分である。2は上記被検材1を搬送する為の搬
送駆動用ロールで、図示されていない駆動装置に
連結されている。
第2図と第3図は、上記被検材1のような形状
を有する被検材を探傷するために従来使われてき
た装置の概略図である。第2図において1は被検
材で第1図ものを矢印D方向から見たものであ
る。3は探傷用プローブを内蔵する2つのプロー
ブホルダで、この2つのプローブホルダは被検材
断面の線対称軸Gを間にして相対しており、かつ
被検材の隣合う辺にそれぞれ対向するように設け
られている。4は上記プローブホルダ3の被検材
1に直接あるいは接触媒質を介して接するシユー
であり、被検材1とプローブホルダ3に内蔵され
ているプローブとの間隔を一定に保つためのもの
である。5はフレームであり、フレーム5とプロ
ーブホルダ3との間、およびシユー4とプローブ
ホルダ3との間は回転軸で結合されシユー4は被
検材1のうねりに追従可能となつている。6はサ
ドルであり、被検材1を2方向から検査するため
の2組のプローブホルダ3を保持するフレーム5
を支えている。7は例えばエアシリンダ等の昇降
装置であり、サドル6を支えるとともに、スライ
ドローラ8に連結されている。スライドローラ8
は線対称軸Lに対して直角な方向に設けたガイド
9に沿つて矢印H,H′の方向に自由に動くこと
が可能である。
第3図は第2図において被検材1が矢印Jある
いはJ′方向に変位を生じたときの力関係を示す図
である。第3図において、10および11はシユ
ー4、プローブホルダ3およびフレーム5を一括
して示すブロツク図である。いま被検材1が矢印
Jの方向に動き、ブロツク11と被検材1との間
のギヤツプが大きくなつたとすると、昇降装置7
からサドル6へ伝えられる力K0はすべてブロツ
ク10が受け、従つて被検材から反力K1を受け
る。力K1は分力K2とK3に分割され、K0とK2は等
しく釣合い、従つてK3がガイドローラ8とガイ
ド9との間に生じる摩擦力より大きければ、ブロ
ツク22は被検材1により押され、矢印Lの方向
に動きブロツク10と11が被検材1から均等な
力を受ける状態で停止し、正常な探傷を続けるこ
とが可能になる。以上のような方法で被検材の左
右方向の変位に対して倣うことができる。なお上
記装置が被検材1の他の方向の変位に対しても追
従可能であることはいうまでもない。
しかし上記のような従来の装置では、被検材が
一定速度が搬送している場合には、上記昇降装置
7により上記プローブホルダを含むブロツク10
および11を被検材1を探傷できる位置におろし
た時t0から、上記ブロツク10および11が被検
材1からほぼ均等な力を受ける状態になる時t1
では、少くとも一方のブロツクに内蔵されている
プローブは探傷することができず、被検材の搬送
速度をvとすると、少くとも被検材の先端部のv
×(t1−t0)の部分は未探傷領域となる。従つて
従来は被検材1を探傷開始しようとする位置で一
旦停止させる、あるいは被検材1の搬送速度vを
極端に小さくすることにより、被検材先端の未探
傷域を小さくしてきた。
第4〜第7図はこの考案の実施例を説明するた
めの図である。
第4図は第2図を矢印Mから見るとともに、こ
の考案の特徴である装置を併示した図である。図
において被検材は図示されていない搬送ローラに
よつて矢印Nの方向に搬送されてくる。3〜9は
第2図と同一の部所を示している。12は被検材
に接する為のローラであり、13は上記ローラ1
2の開閉動作を行なわせる為の駆動部であり、上
記ローラ12と駆動部13(以下まとめてセンタ
リング装置14という。)は、前述のプローブホ
ルダ3およびその昇降装置7などが取付けられて
いるのと一体なスライドローラ8に取付けられ、
ガイド9に沿つて移動する。またセンタリング装
置14はプローブホルダ3よりも、被検材搬送方
向の前方に取付けられている。15は被検材1の
先端を検出するためのセンサであり、センタリン
グ装置14よりもさらに被検材搬送方向の前方に
取付けられている。
第5図はセンタリング装置14を矢印P方向か
ら見たときの図である。第5図は被検材1の先端
16がセンサ15によつて検出される前の状態を
示しており、同図においてローラ12は被検材1
の表面に接触しない状態にある。
第6図はセンサ15が被検材1の先端16を検
出し、その信号に基づいてセンタリング装置14
の駆動部13が作動し、ローラ12に接触した状
態を示す図である。第6図の状態になる前に、も
しも第5図に示すようなローラ12と被検材1の
表面間の左右の距離、すなわち矢印Q1とQ2では
さまれた長さR1と矢印Q3とQ4ではさまれた長さ
R2が異なる場合、駆動部13によつて同時に駆
動される左右のローラ12が被検材1に接触する
までの時間は異なり、先にローラ12が被検材に
接触した側にセンタリングロール装置14を搭載
したスライドローラ8がガイド9に沿つて移動す
る。すなわち第5図においてR1>R2とすればR2
側にあるローラ12が被検材1に接触し、被検材
からの力を受ける為、矢印Sの方向へ装置が移動
する。この動作によつて被検材の中心(一点鎖線
で示す)17と、センタリングロール装置14を
搭載したスライドロール8の中心(一点鎖線で示
す)18とは一致し、上記スライドロールに取付
けられたプローブホルダも被検材1の所定の位置
に降りることが可能となる。
第7図は上述の動作のタイムチヤートを示すも
ので、19はセンサ15の動作を示すもので、被
検材1の先端16を検出したとき20においてオ
ンし、21に示すようにセンタリング装置14の
駆動部を動作させる。22において駆動部が動作
し、ロールが被検材1をはさみこむようにして、
被検材1の中心線17とセンタリング装置14の
中心線18が一致する。このようになることが確
実とみなせる状態で、23で示すように昇降装置
7が24で動作し、プローブホルダ3が退避して
いる状態から、被検材1に接触する状態に移行す
る。
すなわち上述のような一連の装置を設け、動作
を行なわしめることにより、被検材の曲りやうね
りに対しても、被検材の先端になるべく近い所で
被検材の検材すべき正規の位置プローブホルダを
接触させることができ、被検材の搬送における処
理能力を落とすことなく、被検材の先端の未検査
領域を小さくすることが可能である。
なお上記実施例はこの考案の一例を示すもの
で、上述のセンタリング装置はこの考案の主旨を
逸脱しない範囲において左右からはさみこむよう
なロール方式に限られるものでないことはいうま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は被検材の状態を示す図、第2図はこの
考案と一連の動作をなす超音波探傷装置の図、第
3図は相対するプローブの被検査材の変位成分に
対する不釣合成分を説明するための力学的原理
図、第4図はこの考案による装置の構成を示す
図、第5図と第6図はこの考案の主要構成装置の
構成と動作を示す図、第7図はこの考案における
構成各装置のタイムチヤートを示す図である。 図において1は被検査材、3はプローブホル
ダ、7は昇降装置、8はスライドローラ、9はガ
イド、12はローラ、14はセンタリング装置、
15は被検材先端検出センサである。なお、図
中、同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示してある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多角形の断面を有する被検査材を探傷する装置
    において、搬送されてくる被検査材の先端部ある
    いは後端部を検出するためのセンサと、被検査材
    の断面の線対称軸を間に互いに相対し、かつ相対
    位置が対称関係となるように被検査材の異なる辺
    に対向して設けられた複数個の探傷用プローブ
    と、上記探傷用プローブを昇降させる昇降機構
    と、上記昇降機構を上記線対称軸に対して直角方
    向に案内するガイドと、上記ガイドに取付けら
    れ、上記センサが搬送されてきた被検査材の先端
    部を検出すると被検査材を上記線対称軸に対し対
    称な2方向から被検査材をはさみこみ、上記のガ
    イドにそつて上記昇降機構と上記探傷用プローブ
    を移動させるセンタリング装置とを備え、上記先
    端部あるいは後端部を検出するためのセンサと上
    記センタリング装置と上記探傷用プローブとは被
    検査材の移送方向に所定の間隔をおいて順に配設
    される構成からなり、未検査領域を小さくしたこ
    とを特徴とする超音波探傷装置。
JP5495380U 1980-04-22 1980-04-22 Expired JPS635007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5495380U JPS635007Y2 (ja) 1980-04-22 1980-04-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5495380U JPS635007Y2 (ja) 1980-04-22 1980-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56155361U JPS56155361U (ja) 1981-11-19
JPS635007Y2 true JPS635007Y2 (ja) 1988-02-10

Family

ID=29649645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5495380U Expired JPS635007Y2 (ja) 1980-04-22 1980-04-22

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