JPS63500670A - 自動車車輌のトルク分配差動機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 動車車輌のトルク分　差・機■ 本発明は、自動車車輌の駆動軸間で異なった駆動トルクを分配するための差動ａ ！楕に関する。

本発明による差動機種によれば、 それ自身（ギヤ支持体）をその軸心の回りに回転しうるよう取付ける取付手段を 有するギヤ支持体と、該ギヤ支持体の軸心に一致する軸心の回りに夫々回転可能 とされた第１及び第２の出力ギヤと、 該ギヤ支持体に回転可能に取付けられた噛合用歯付き要素を有する少なくとも１ つのギヤ列とからなり、該ギヤ列は、前記両出力ギヤと噛合して−の該出力ギヤ から他の該出力ギヤへの駆動系路を設定し、該駆動系路はその糸路に沿ってウオ ームからウオームホイル及びウオームホイルからウオームへの双方の順序を一連 に有し、前記各出力ギヤ及びギヤ列間の各゛噛合ピッチ円径は等しくないことを 特徴とする。

そのような配列によれば、ギヤ支持体に与えられた入力トルクを２つの出力ギヤ に対し該各ギヤのピッチ円径に比例して分割することができ、一方向時に制限さ れた滑り作動を形成することができる。そのような機構は、４輪駆動車輌のギヤ ボックスからの動力を分割するに特に適している。これにより、加速時に後方車 軸方向へ効果的な負荷の分配を行なう観点で、例えば前方車軸には利用可能なト ルクの１八が又後方車軸にはその２／、が伝達されるのが望ましい。

本発明の実施例は、添付図面を参照した例によって以下に述べられる。

第１図は入力トルクを前方及び後方のプロペラ軸間で分割するための１〜ルク分 配ギヤボックスの車輌の長手方向に見た軸方向断面図、 第２図は第１図の差動機種を同様に軸方向断面で拡大し２て示す図、 第３図は第２図中■−■線に沿う横断図である。

第１図に示すトルク分配ギヤボックスはゲージング１を有し、このケーシング１ はポルｌ−（図示せず）により共に固定された２つの外側ケーシング部分１ａ、 ｌｂ及び内方ダイアフラム壁ＩＣからなる。入力軸２は使用時には車輌のギヤボ ックス（図示せず）の出力により駆動されるもので、ケーシング部分１　ａ、　 ｌ　ｃ内の軸受を挿通して取付けられ、ギヤ３を支持する。ギヤ３は更にトルク 分配ギヤ４に噛合し、このギヤ４は差動ギヤ機構６の延長スリーブ５上にスプラ イン止めされている。前方の出力軸７及び後方の出力軸８は夫々ケーシング部分 １　ａ、　ｌ　ｂ軸受に挿通され、夫々フランジ７ａ、８ａを支持している。こ のフランジ７ａ。

８ａにより軸７，８は夫々前方プロペラ軸及び後方プロペラ軸（図示せず）に連 結でき、これにより４輪駆動車輌の前方及び後方車軸を駆動する。

差動ギヤ機ｔｔ４６が第２図、第３図に詳細に示されている。この機ｆｉ６は略 円筒形のギヤ支持体１０を有する。ギヤ支持体１０は延長スリーブ５に一体に形 成された前方板１０ａと、第１の管状スペーサ１０ｂと、中央ボデー１０ｃと、 第２の管状スペーサＩ（Ｍと後方端板１０ｅとからなり、これら全ては一組の結 合ポル１−１１．　（第３図）により一緒にクランプされる。端板１０、＝は後 方△、突出するスリーブ部分１２を一体形成され、該スリーブ部分］２が第１１ 図の如くケーシング部分１　ｂの軸受を挿通して支持される。

前方出力軸７は延長スリーブ５内の軸受１３．１４により支持され、その後端に ヘリカルギヤ１５が一体形成される。後方出力軸８の前端には出力ヘリカルギヤ １６がスプライ〉・止めされ、このギヤ１６は前方出力ギヤ１５に比して大きな ピッ千円径（しがし、モジュールは同じでこれ（ご対応して歯数が多い）を有す る。後方出力ギヤ１６は円筒形延長部１７を有し、この延長部１７は延長スリー ブ１２内でジャーナル軸受式に支持されが各固定ビン１．９　Ａ、−１，９Ｄ上 に回転可能に取付けられている。

このビン１９Ａ−１９Ｄはウオームギヤ部材１８Ａ−１８Ｄより長さが大であり 、かつ全てのビンは出力軸７．８及びギヤ支持体ハウジング１０の共通軸に平行 である。ビン１９Ｂ、１９Ｄの前端は夫々前方板１０ａに支持され、かつ後端は 夫々中央ブロック１０ｃに支持されている。

他の２つのつオームギヤ部材１８Ａ、１８Ｃ，の後端部は後方出力ギヤ１６に噛 合している。つオームギヤ部材１８＾、１８Ｃの支持ビン１９Ａ、１９Ｃの前端 は夫々中央ボデー１０Ｃに支持され、かつ後端は夫々後方端板１０ｅに支持され ている。後方出火きいので、ビン１９Ａ、１９Ｃは差動機構６の共通軸に関しビ ン１９Ｂ、１９Ｄまでの距離より更に離れている。

同一のつオームホイル２１ａｄ、２１ｂｃはニードルローラ軸受によりビン２２ 上に回転可能に取付けられている。つオームホイル２１ａｄはウオームギヤ部材 １８ａの前端部及びウオームギヤ部材１８Ｄの後端部に夫々噛合している。つオ ームホイル２１ｂｃはウオームギヤ部材１８Ｂの後端部及びウオームギヤ部材１ ８ＣＩＥ’の前端部に夫々噛合している。ウオームホイル２１ａｄ、２１ｂｃは 適切なスペーサリング２３．２４により各ビン２２上の正しい軸方向位置に維持 されており、スペーサリング２３．２４は円形クリップ２５により維持されてい る。各ビン２２はスプリングビン２６により中央ボデー１０Ｃ内に固定されてい も。

第３図に示す如く、２つのビン２２は出力ギヤ１５，１．６のピッチ円径め相違 の結果とｌ−で互いにオフセットしている。

かくして、ウオーム１８Ａ、ウオームホイル２１　ａｄ７１ｔ、びウオーム１８ Ｄは後方出力ギヤ１６び及前方出力ギヤ１５間に駆動系路を形成し、この駆動系 路はひとつづきにつオームからウオームホイルへの噛合及びウオームホイルから つオームへの噛合を含んでいる。これと同じ糸路が他の２つのウオーム１８Ｂ。

１８Ｃ及びつオームホイル２１ｂｃにより形成される。

その動作時には、上述した配列により前方及び後方出力軸７゜８間で入力トルク を前方及び後方ギヤのピッチ円径に比例して分割するのみならず、ウオームギヤ 部材１８及びそれらのウオームホイル２１は制限された滑り差動を形成する。か くして、差動機構を取付けた車輌が同じ速度で回転する前方及び後方プロペラ軸 を有して走行するとき、差動機構の如何なる内部構成部分も相対的な回転をする ことがない。特に、ウオーム及びつオームホイルはそれら自身の軸の回りに回転 せず、出力ギヤはギヤ支持体ハウジング１０と一体的に回転する。ギヤボックス の出力からハウジング１０に与えられる入力トルクは、中央ブロックＩＯＣ、ビ ン２２を介してウオームホイル２１に転送され、そして更につオームホイルのつ オームとのかみ合い点を介して、更に出力ギヤ１５．１６及びそれらの出力軸に 対し分配される。

図面に示した実施例では、前方出力ギヤ１５のピッチ円径は後方出力ギヤ１６の それの１７２であるから、後方ホイルに与えられる駆動トルクは前方ボイルに与 えられるトルクの２倍となる。

これは、加速時又は坂を登る時、負荷が効果的に後方ボイルに分配される点から 見て典型的な車輌に取って好ましい。明らかに、特定の車輌の要求に適合する他 の比率も可能である。

正確かつ相対的なトルクのレベルが維持される間に、もし・〜の出力軸が他の出 力軸の速度とは若干異なる速度で回転するならくこれはコーナリング又はタイヤ の径が変化するときに生ずる可能性がある）、内部の各ギヤの相対回転が生じて 真の差動動作が維持される。

しかしながら、もし１つの車輪が例えば空転し又は地面から離れた結果として車 輌の一端部がけん引力を失なってしまうどきは、車輌の一端部と関連する出力軸 が、より小さな抵抗トルクを提供しながら他の出力軸よりも早く回転しようとす る。これにより、つオーム及びウオームホイルがそれら自身の軸の回りに初めて 相対回転するに至るであろう、ｉりオームからウオームホイルへの噛合及びつオ ームホイルからウオームへの噛合は共に相当型の滑りを有しているので、１ルク の伝達は比較的効率が良くなく、その回転は効果的に妨害される。従って、その 漕りを制限する程度が定められなＣ−ノればならない。

制限された滑り動作によりり、えられζ）出力軸のｌ−ルクの比率（トルクバイ アス比）は、出力ギヤへ１法の相違の結果２本の軸のうちの何れが滑り易いかと いうことに依存［７てＷなる。

図示しない他の実施例としては、各ウオームボイルはより小さな径とされ、各出 力ギヤに対し接触して配されて該出力ギヤの各々と直接的に噛合する。これらの ウオームホイルは平歯車を支持し、この平歯車は互いに噛合して、もし各出力ギ ヤが異なる速度で回転するなら、２′）のウオームホイルの逆回転を保証する。

国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＴＩ：　ＩＮＴＥＲＮＡτｘｏＮｈｒ、５ＥＡＲＣＨＲＥ ＰＯＲＴ　ＯＮ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．それ自身（ギヤ支持体）をその軸心の回りに回転しうるよう取付ける取付手 段を有するギヤ支持体と、該ギヤ支持体の軸心に一致する軸心の回りに夫々回転 可能とされた第１及び第２の出力ギヤと、 該ギヤ支持体に回転可能に取付けられた噛合用歯付き要素を有する少なくとも１ つのギヤ列とからなり、該ギヤ列は前記両出力ギヤと噛合して一の該出力ギヤか ら他の該出力ギヤヘの駆動系路を設定し、該駆動系路はその系路に沿ってウォー ムからウォームホイル及びウォームホイルからウォームヘの双方の順序を一連に 有し、前記各出力ギヤ及びギヤ列間の各噛合ピツチ円径は等しくないことを特徴 とする差動機構。
2. ２．前記駆動列は、前記ギヤ支持体内に取付けられ該ギヤ支持体の軸心に対しそ れた軸心の回りに回転する一のウォームホイルと、該ウォームホイルに対しその 反対側部で夫々噛合する２つのウォーム部材とを有し、該各ウォーム部材は前記 各出力ギヤの１つに噛合する歯付き部分を有することを特徴とする第１項記載の 差動機構。
3. ３．前記ウォーム部材の歯付き部分はウォームの連続により形成され、前記出力 ギヤはそれに対応してヘリカル的に歯を形成されていることを特徴とする第２項 記載の差動機構。