JPS63500166A - 燃焼ガスから窒素酸化物および硫黄酸化物を除去する方法および装置 - Google Patents

燃焼ガスから窒素酸化物および硫黄酸化物を除去する方法および装置

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JPS63500166A JP60502645A JP50264585A JPS63500166A JP S63500166 A JPS63500166 A JP S63500166A JP 60502645 A JP60502645 A JP 60502645A JP 50264585 A JP50264585 A JP 50264585A JP S63500166 A JPS63500166 A JP S63500166A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
燃焼ガスから窒素酸化物および硫黄酸化物を除去する方法および装置 l匪凶±■ 本発明は、燃焼ガスから窒素酸化物および硫黄酸化物を除去する方法に関するも のである0本発明は、煙道ガスを大気中に放出するに先立って、煙道ガスに含ま れる一酸化窒素(No>を二酸化窒素(NO2)へ転化させると共に、煙道ガス からそれに含まれる硫黄酸化物(SO)および窒素酸化物(NOx)を除去する 方法に関するものである。 隻匪二奢j 最近、大気汚染に関する問題に関心が盛り上りつつある。この種の汚染源の重要 な一つは、発電所からの排出ガスである0例えば、発電所では、ボイラーに用い る燃料の燃焼によって、窒素酸化物および硫黄酸化物が発生ずる。窒素酸化物は 、窒素含有化合物の熱分解によっても発生するが、また、N2と02とが高温度 で反応しても生じ得る(後者は窒素固定と呼ばれる)9通常、これら窒素酸化物 は、−酸化窒素(NO)として存在するが、また他の窒素酸化物、特にNO2と して少量存在する。 本明細書では、窒素酸化物類はNOxとして記述する。 硫黄酸化物類は、主としてS O2の形で、それに少量であるがSO3としても 存在する。硫黄酸化物類は以下においてSOxとして記述する。 煙道ガスを大気中に放出する場合、それに含丈れるSOxおよびNOxを、放出 に先立って除去することが望ましいが、それはSoXが大気中の水蒸気と化合し て硫酸等を形成すること、並びに、同様にして、No は大気中の水蒸気と化合 して硝酸等を形成するがらである。 注いで、環境を酸性化して悪影響を与える。窒素酸化物類もまた、光化学スモッ グの形成に参加して大気汚染源となっている。 S08およびNoXの排出を比較的低レベルで行う一つの方法は、清浄な燃料、 例えば軽油類ないし天然ガスを用いることであるが、これらは高価である。安価 な燃料、例えば石炭は、制御不可能な非常に高濃度のNOxおよびSoxを発生 して大気汚染をもたらす、NOxとSOxを同時に制御できるような、かつ低経 費ですむ方法が開発されるならば、石炭のような本来は汚染源になるような燃料 も、それ相当の経済的利益をもって用いることが可能である。 免肌五11 本発明は、Noを含有するガス流を、ベルオキシル先駆物質(iniIiato r)と、NOをN O2に転化するのに十分な酸素を含む噴入ガス(1njec tion gas)と接触させる工程からなる方法に関するものである。 本発明の他の実施の態様においては、ガス流から窒素酸化物類および硫黄酸化物 類を除去するための方法であり、このような方法は、NoおよびN O2を約4 より大きいN O: N O2モル比で含有するとともに、さらに硫黄酸化物類 も併せて含有する第1ガス流を転化域において、酸素および気化状のベルオキシ ル先駆物質を含む噴入ガスと接触させる複数の工程からなっている。NOのN  O2への転化を転化域において行わせるのに十分な量の酸素および気化ベルオキ シル先駆物質の存在する場合には、前記のガス流は転化域で反応し、NO:NO 2モル比が約2より小さくなってそこを出ていき、次いで吸収域に送られ、ここ で窒素酸化物や′gt黄酸化物類の微粒吸収剤と接触して、これにより上述の窒 素酸化物や硫黄酸化物類がガス流から除去される。 本発明は、また上述の方法を実施するなめの装置に関する、−実施の態様におい ては、二つのセクション、すなわちNoをN O2へ転化するための転化部、並 びに転化部から排出されるガス流からSOxおよびN Oxを除去するための吸 収部とからなる。No→No2転化部には転流部口、流出口、これらの間に位置 するガス接触部とからなるガスダクトが備っている。さらに、NoとNO2およ びVi黄耐酸化物含有する第1ガス流をガスダクトの流入口へ誘導するための手 段も備えられる。また、ベルオキシル先駆物質および酸素を含有する噴入ガスを 、NO,N02および硫黄酸化物を含有する第1ガス流を接触させるガスダクト 接触部へ導入する手段も備えられる。ベルオキシル先駆物質および酸素の量は、 NoをNO2へ転化させるのに十分なものとし、これにより、前記接触部を出て いく第2ガス流が形成されることになる。 吸収部にはこの第2ガス流がNO−+NO2転化部を出るや、これを受取るため の手段と、並びにほぼ乾燥した微粒吸収剤を第2ガス流へ導入する手段とが備え られる。 この吸収剤は、硫黄酸化物および窒素酸化物類を、第2ガス流から除去するのに 役立つ、なお、反応ずみの吸収剤および幾らかの未反応吸収剤とを共に、第2ガ ス流がら除去するための手段も装備され、かくして清浄な廃ガス流となって大気 中へ放出される。 ヌーの 外:口 次に、本発明の前記の諸特徴、その他の諸特徴、並びに長所、利点等について、 さらに付属の請求の範囲についても、添付の図面によって詳細に説明することに する。 添付図面について簡単に説明すると、 第1図は、本発明の方法を実施するための装置の構成を説明する概略正面図であ って、主としてボイラーおよび付属の汚染防止装置とからなっている。 第2図は、第1図の2−2mに沿った概略縦断面図である。 第3図は、第1図の3−3線に沿った概略横断面図でる。 第5図は、実施例1を実施するのに用いる装置の構成図である。 第6図は、実施例2を実施するのに用いる装置の構成図である。 第7図は、実施例3を実施するのに用いる装置の構成図である。 第8図および第9図は、実施例3を、流入口S○2濃度475ppn ;過剰酸 素濃度4%;流入口CO2濃度12%;流入ロH20濃度1%以下;アルゴンキ ャリヤ残余の条件下に実施した場合の諸結果をプロットしたグラフである。 第10図は、No およびSOxの除去率(%)を使用された吸収剤の化学量論 比の関数として示すグラフである。 第11図は、本発明の実施において、バッグハウスから下流に設けられたNO吸 収システムの構成図である。 1紙食N画 第1図は、本発明の原理によるボイラーオフガス汚染防止システムの一実施例を 図示したものである9石炭よたは油を燃やすボイラー10には、バーナ部12が あり、ここては、送風機14によって空気が送られ、バーナー5によって燃焼が 行われて、約1200℃(2200″F)で炉ガスが生成される。 この炉ガス(煙道ガス)は、バーナからの燃焼生成物と、未燃焼の燃料と、空気 とを含む以外に、また、典型的には、So、No および粒状汚染物質を、好ま し×× くない濃度(これは使用する燃料の組成に応じて異なる)で含有する0本発明は 、SOおよびNo を含有する×× このような汚染物質を、煙道ガスから、その大気中への放出に先立って除去する 方法に関するが、その原理に基づいた幾つかの方法が存在する。煙道ガスは、ボ イラーに入って、バーナ部12からボイラー下流のペンダント部16へ流れ、そ こで管群18を通って流れる熱媒と熱交換するようになっていて、ペンダント部 16を通過すると、次いで流路空間部20、すなわちボイラー上背部にある流路 部(以下、上背流路部という)に流入するが、ここでの4 度ハ、一実施例テハ ロ49’C(1200”F ) n後テアル、 n記空間部20を通過した煙道 ガスは、次いで対流部22を通過するが、ここでは、対流部22に備えられた管 群23を流れる液体と熱交換して温度が低下し、一実施例での対流部流出口での 煙道ガスの温度は約427℃(800″F)である。 煙道ガスは、対流部22から空気予熱器24を通過し、その際、ボイラーに供給 される空気を予熱し、次いで吸収部へ流入する0図示した実施例においては、こ の吸収部はバッグハウス26を含み、全体を符号25で示しである。一実施例に おいて、煙道ガスの吸収部25に流入した際の温度は約163°C(325″F )である、吸収部25においては、煙道ガスに含まれるNOxおよびSOxの幾 らかが微粒吸酸剤によって吸収除去される。煙道ガスは、次いで複数個のバッグ 28(ただし一つのみ図示しである)を通ってバッグハウス26に流入し、ここ で、No およびSOxは、前記吸収剤や、その他の同伴された物質と共に除去 される6図示の実施例では、かくして清浄化された煙道ガスが、バッグハウスか ら、導管30を経て煙突へ、そこから大気中へ放出される。 通常、ボイラーのバーナ部12を流出する際のNo の組成はNoが約95%、 No2が約5%である。煙道ガス中のNO二N02モル比が約2以下に低減する 場合、意外にも、本発明の実施に有用であるとして以下に述べる微粒吸収剤によ って高いNo 除去レベルの得られることが見い出だされた。かくして、本発明 による第1方法は、煙道ガス中のNoがN O2に転化されるものである。 No−No2転化は、Noを含む煙道ガス流を、ベルオキシルラジカル(HO2 )のんぬの先駆物質およびNOをN O2へ転化するのに十分な酸素とを含有す る噴入ガスと接触させることによって遂行される。この際、後にさらに詳細に述 べるように、ベルオキシル先駆物質は、NO含有煙道ガスを接触させるに先立っ て、加熱気化させることが好ましい。 ベルオキシルラジカルが存在する場合、反応<NoがらN O2への転化)が起 こる。ベルオキシル先駆物質としてプロパンを用いた場合の典型的な転化反応は 、例えば次の通りである。 この反応は約450℃(842’F )で起る。その場合、NOは次の反応式に 従ってN O2へ転化する。 NO+HO−+No2+OH(、I) これら反応は、酸素が約3%よりも多(存在する場合にのみ、所要通りに遂行さ れることが認められている。 例えば、煙道ガス過剰02含量が3%の場合、NO→NO転化は20%に達しな いが、煙道ガス過剰02を9%以上に増大した場合、少なくとも約90%の転化 率が得られることが知られている。ボイラーの効率は、煙を形成する傾向、空気 /燃料混合促進についてのバー十群の能率、空気予熱器のインリーケージ(1n leakaae )等を含めた幾つかの要因、およびその他の要因によって異な るが、ボイラーは、煙道ガス中の過剰o2が3〜5%の場合に極めて効率的に運 転される。ボイラーを、9%の(或いはそれ以上の)高い過剰酸素レベルで運転 することは、それによって所要のNo→No2転化率が得られるけれども、その 際煙道ガスの流速が増大されて、与えられた出力に対するボイラーのサイズが、 前記増大流速に対応するために非常に大型にならざるを得ないことから望ましく ない、さらに、過剰酸素を増大すると、その結果主として煙突から熱が失われる ことになって、ボイラーの運転効率が低下することも理由の一つである。 以下にさら詳細に述べるように、本発明により、煙道ガスのNo→No2転化が 、従来ボイラーの対流部におによって所要通りの高レベルで行われる方法が提供 される。これは、ボイラーの大型化無しに、かつなお煙道ガスの酸素濃度を3〜 5%範囲に維持しながら逆行される。 このようなNo−NO2転化は本発明の重要な特徴である。 やはり第1図において、上述のNO−+NO2転化を効果あるようにするために 、本発明の実施の態様として、ボイラー10に、全体として符号32で示した転 化システム、ないし転化装置が備えられる。一実施例として、転化装置32は、 空気圧縮m34、プロパンのようなベルオキシル先駆物質供給源(図示せず)、 予混合/予熱兼用ユニット35およびガス噴入グリッド36とからなる。空気圧 11機34からの空気は、予混合/予熱ユニット35に送られ、そこで、ベルオ キシル先駆物質、例えばプロパンと混合加熱される。加熱(気化)されたプロパ ンは、導管38を経て多岐管(図示せず)へ送られ、次いで配列された分配管群 39(これによりガス噴入グリッド36が構成されている)へ給送される0図示 の実施例では、前記分配管群39は、煙道ガスの流れに関して、ボイラー内の上 背流路部内において、対流部22の丁度直ぐ上流に配備されている。 噴入グリッド36は、煙道ガス流を横切るように、すなわち、ガスの流れに対し て横方向に延びるように、前記上背流路部、すなわちガス接触部に好ましくは配 備される。管群39は、第1図と共に、第2図および第3図も参照すると理解し 易い、グリッド36を形成する管群39は、互いに平行に、かつそれらの管軸が 、煙道ガスの流動方向に対し直角になるように配列されている。導管39には、 その軸方向に気化したプロパンを吹出すためのノズルとして働く多数の小孔40 が形成されている。第1図に示すように、小孔群は、加熱されたプロパンの流動 方向が、想像上の管配列面に対して約10〜20度傾斜するよう整列させること が好ましい、これにより、加熱プロパンの煙道ガス流への導入は、隣接の分配管 群に害を与えることなく、結果として、管における煤の形成を減少させ、ノズル の清浄性を促進して行われる。加熱プロパンの煙道ガス流への導入は、図示のよ うに煙道ガスの流れと同方向に行うのが好ましい、この実施の態様においては、 気化されたプロパンは分配管群39から下流で煙道ガスに入るので、この管群3 9は、プロパンの酸化反応で発生する煤で汚されることはない。 第4図には、本発明の実施に役立つ予混合/予熱ユニット35の槙成をやや詳細 に図示した縦断面図である。このユニットは、Tohn B 、 Z ink社 によって販売されているモデルT H−210を改変したものである。 プロパン(その他のベルオキシル先駆物質)は、主ガス連結部40を通って予混 合/予熱ユニットへ導入され、他方、空気、酸素、または再循環煙道ガス、或い はそれらの混合物が供給口42から導入される、空気/プロパン混合物(これは 本発明により、プロパンの燃焼に必要な化学量論量を越える酸素を含有されるべ きである)が、バーナのガスナツプ44にて、例えばパイロット46によって点 火される。燃焼するプロパンによって形成される燃焼ガスは、シュラウド48の 一端を出て、他方、連結部50を経て予混合/予熱ユニットへ導入されるプロパ ンと混合する。予混合/予熱ユニットを使用したー実施の態様においては、プロ パンが周囲温度と約427℃(800’F )との間の温度に加熱される。加熱 気化されたプロパンおよび過剰の酸素(噴入ガス)は、予混合/予熱ユニットが ら、導管38を通って、グリッド36の分配管群3gへ流入する。噴入ガスはグ リッド36から、ボイラーの後側で、かつ対流部22の直ぐ上流に存在する上背 流路部20へ導入される。 噴入ガスは、Noを含有する煙道ガス流の流動方向に対し横方向における上背流 路部20横断面のほぼ全体にわたって延びる障壁ないし、ブランケットを形成す るのに十分な量と十分な速度とをもって導入される。このNO含有ガス流は、噴 入ガス(気化したベルオキシル先駆物質および酸素)に接触するが、それはNo 含有ガスが上背流路部20を通って流れるからである。煙道ガス中のN。 は、かくして、気化噴入ガスと接触して、上述の反応式CI)および(II)に 従ってN O2に転化される。 本発明の化の実施の態様によれば、ベルオキシル先駆物質としてプロパンが用い られる。加熱されたプロパン/酸素混合物(噴入ガス)の、煙道ガス流への噴入 時における温度として、約427℃(800’F )より低い温度であることが 好ましい、約427℃(800″F)より高い温度では、ベルオキシルラジカル は、噴入ガスが煙道ガス流へ噴入されるより前に形成され得る。ベルオキシルラ ジカルの寿命は約4011s (ミリ秒)より短いので、煙道ガスへの導入に先 立って形成されるベルオキシルラジカルは消滅される場合があり、この結果とし て、転化反応に利用されなくなる。それ故、プロパン(噴入ガス)を予混合/予 熱ユニット35で、或いは噴入グリッド39において約427”C(800″F )より高温度に加熱することは好ましいことではない。 噴入ガスの02濃度は、約5〜20容量%とすることが好オしい、酸素含量が約 5%より低いと、ボイラー煙道ガスもまた低いレベルの(典型的には5%より低 い)酸素を含有する場合に、所要の高いNo−No2転化率を得るには、02量 が不十分である。また、02量を約20%より高くすることも、不経済であり、 不必要でもある。 本発明による重要な特徴は、高酸素含有量の噴入ガスによって与えられる反応部 位(NoがNO2へ転化される場所)における酸素濃度が、NO−+NO2転化 を十分に促進するということである。ボイラー煙道ガス中の過剰02を9%(ま たはそれ以上)ものレベルにする必要無しに、従って、ボイラーを大型化するこ とも無しに、前記のような十分な酸素の補給が遂行される。 本発明の好ましい実施の態様として、NO含有ガス流は、噴流ガスとの接触時に おいて約427℃へ一約760°C(約800’F〜約1400’F )の温度 にあるようにすることが好ましい。427℃(800’F )より低い温度では 、必要なベルオキシルラジカルを発生するには十分ではなく、従って、No−N o2転化はほとんど起らない。他方、煙道ガス温度が約760°C(1400’ F )より高い場合は、異なる炭化水素ラジカルが優勢となって、NOがNO2 へ酸化されるよりむしろ窒素ガスへ還元される効果が現れる。 一般に、ボイラーシステムにおいては、NO含有煙道ガス流が、約9.1n/秒 〜約21t/秒(約30ft/秒・−7約70ft/秒)の速度を有する。噴入 ガスは、No含有ガス流路に対して横方向に、No含有ガス煙道ガス流の流速の 少なくとも10倍大きい流速で、ボイラーの上背流路部20へ噴射される。噴入 ガスに対してこの高速度が要求されるのは、一つには噴入ガスのブランケットま たは障壁が煙道ガス流の全路に渡るようにするためである。したがって、煙道ガ スのすべてが、ボイラ一対流部を通過する時に必須的に噴火ガスと接触すること になる。 本発明による他の実施態様では、上背i終部20に入るNO含有煙道ガス流は、 649℃(1200°F)に置かれ、334ra /分< ii、5oort3 /分(CFM))の容量流量にて、そして9.1n/秒(30rt/秒)の速度 で供給される。噴入ガスは、427°C(800丁)より低温度で、かつ18. 4 to3/分(650CFM)で供給され、分配管群39を通して導入される が、この実施例では、各孔がそれぞれ直径が約0゜47cn(0,187in) である全部で168個の噴火孔が容管39に形成されている。この実施例におけ る噴入ガスの速度は約183Il/秒(600ft /秒)である、そして噴火 ガスによって、ボイラーの上背流路部20の全横断部を横切るブランケットが形 成される。バーナ部12からボイラ一対流部22へ通過するすべての煙道ガスが 、噴火ガスブランケットを通過する。No含有煙道ガスと噴火ガスとの接触によ り煙道ガスのNoのNO2への転化が発生する。 気化されたベルオキシル先駆物質についでは、プロパンを例にして上に述べたが 、他のこのようなベルオキシル先駆物質も用い得ることが予期される。ここに用 いられている“ベルオキシル先駆物質”という語には、炭素と水素とのみからな る化合物である炭化水素類、および炭素、水素および酸素とを含む化合物類(す なわち炭化水素の酸素による置換物質)、および水素と酸素とのみしか含まない 物質、例えば過酸化水素が含まれる。なお水素ガスも用い得る。 本発明による方法の実施に有用な“ベルオキシル先駆物質”の例として〜プロパ ン、ベンゼン、エタン−エチレン、n−ブタン、n−オクタン、メタン、水素、 メタノール、イソブタン、ペンタン、アセチレン、メチルアルコール、エチルア ルコール、アセトン、氷酢酸、エチルエーテル、プロピルアルコール−ニトロベ ンジルアルコール、メチルエチルケトン、プロピレン、トルエン、ホルムアルデ ヒド、樟脳、エーテル、およびグリコール、並びに、これらの混合物類が挙げら れるが、これらによって限定されるものではない、さらに、上述したように、過 酸化水素および水素ガスも用い得る。 なお、酸素を含有するベルオキシル先駆物質、例えばメタノール、過酸化水素等 、或いはエーテル等を単独でまたはプロパンのような炭化水素との併用によって 、ボイラー煙道ガス中の低レベル過剰02でのNO−+NO2転化を容易にする 酸素給源が追補されると考えられる。 実施例 1 ボイラ一対 逆 におけるNoからN02さ9転化ボイラー内の対流通路におけ るNoからN02への転化テストを行った。第5図は、この実施例に使用された ボイラー51の構成図である。ボイラー51はマッケンナ・ボイラーワークス社 (カリフォルニア、ロサンゼルス)によって製造された10馬力(H,P、)の 焔管ボイラーである。加熱表面は5.9 rd (64ft2)で、定格蒸気圧 は8.75kf10JG(125pS!g)である、バーナは、火花点火器でガ ス点火される。 ステンレス製噴入プローブ52は、ボイラ一対流通路54の内部へ延びている。 プローブ52には、その壁を径方向に貫通した噴入ガス孔56が18個形成され ている(図では、このような孔を6個だけを図示しである)、プローブ52を通 しての空気の供給は、空気圧縮機(定格: 1.4 kg/ad G(20ps ig)で0.213/分(73CFM)以上)(図示せず)によってなされる、 テストをするに際して、プローブ噴入圧力は、(1,35kg/a11G(JI Si!])、ガス噴入湿度は、プローブ内部の熱電対(図示せず)によって、プ ローブの内端で測定しておく約121°C(250″F)であった、 0.35 眩/aJG(5pSig)においてのガス流量(計算値)は、150磨/分(5 ,3SCFM)で、これは燃料条件次第であるが、煙道ガス総流量の4〜8%に 相当する。 細部の温度調査は、プローブ付近の対流通路の領域で行われた。これらのテスト では空気とプロパンの両方を噴入しながらなされ、その結果、種々の燃焼条件に おけるガス噴入プローブの効果を含めた温度調査の情報を得ることができた。 テストの実施にあた9て、NOガスは送風機60の送り出しでバーナ58内へ、 入口57を通して噴火した。NOとプロパンの各噴入量は、ロータメータによっ て制御した。 (図示せず)。 煙道ガス試料は、約70.8ρ/分(2,5SCFM)の流量でボイラー煙突6 2に形成された試料取出し口61から連続的に採取した。ガスの試料はNo−N o 分析器および過剰酸素の測定のための酸素検出器を通過させた。 煙道ガスの流量は2つの方法によって計算した。第1の方法は、既知のNO添加 割合および煙突ガス中の測定濃度に基づくものである。この方法による測定値は 、火焔中に起るNo分解に原因して、実際値よりは低い煙道ガス流量を指示する 。第2の方法は、噴入プローブを介して周囲の空気を既知流量添加することによ ってひき起こされる煙道ガス中の過剰酸素ガス含量の増大分を測定することに基 づいている。NOの添加流量は、テスト中は不変である。 第1の方法により、Noガスの添加流量を29.2jl/hr(1,035CF H)として(この場合、02 (乾燥状態)3%でNOxが276ρpiとなる )、また天然ガスを燃料とする場合の、02 (乾燥状り3%にて燃焼係数とし て9565SCF/MMBTUを用いた場合、煙道ガス流袋の計算値は1.76 n/分(62,23CFM)(023%、乾燥状態で)となり、これは400. 000 B T U / hr燃焼率に等価である。 第2の方法により、周囲空気(o220.9%)の添加流量を0.154 /  13(5,453CFM)とし、煙道ガス過剰02含量の等価増大率を3.4〜 4.2%(乾燥状態として)を用いて、煙道ガス流量を計算したところ、1.9 3 n3/分(68,23CFM)(023%、乾燥状態として)の結果が得ら れた0両方法の平均の結果はo2が3%(乾燥3゛として)で1.85 ra3 /分(65,2S CF M )となった。 空気およびプロパン供給の前後においてのボイラー運転の緒特性について比較し て第1表と第2表に纏めた。 第1テスト(第1表に示す)は、最大燃焼率が730,000BTU/hrで行 われた。過剰02が3.29≦で、プロパンが約2480ppn濃度で、周囲空 気(流量は約f3.2scFM)とともに煙道ガス中へ噴霧された。この結果、 ガス温度が732℃(1350’F)で55%のNo→NO2転化率が得られた 。用いられたプロパンの量は、燃料総使用量の約6・8%であった。煙道ガスの 過剰02含量は3.7%に増大された。 第2テスト(第2表を参照)では、燃焼率は最高値の約60%に減じたが、しか し通常、予期されるように、過剰0□含量の増大に結果した。過剰酸素3.4% にて、約1900DI]I11のプロパンが、周囲空気(流量は約5.5SCF M)と共に煙道ガスへ噴入された。この結果としてガス温度666°C(123 0”F) テ、71%のNo−+No2転化率が得られた。用いられたプロパン の量は燃料の総使用量の約5.4%であった。煙道ガスの過剰02含量は4.2 %に増大された。 以上のテストによって、次の事実、すなわち、周囲空気およびプロパンを含有す る予混合ガスを従来型ボイラーへ噴入することによって、煙道ガスが800〜1 400”Fの好適な温度範囲内にあるボイラー内の位置で、高レベルのNO−+ NO2転化の達成されることが示された。55−71%の転化率が広い燃焼条件 にわたって得られたが、まな噴入プローブによって惹起される煙道ガス過剰02 増大は、初期条件を越えること1.0%より少なくなるように制限された。 NoからN02へのこの転化は、煙道ガス温度の急冷無しに遂行された。例えば 、行われたテストにおいては、NO→N 02転化は約40ns内に発生し、ま た、噴入ガスの冷却効果によってひき起こされる煙道ガス温度降下は僅かに約5 0〜80″F′のみであるのに対し、プロパンの酸化による発熱によってひき起 こされる煙道ガスおよび噴入ガスの温度増大は約220〜310″Fであり、そ れ故、プローブ噴入点の付近においても、No−+NO2転化の起る混合領域に おいても、煙道ガス温度の正味の増大が得ろ第 ■ 表 1」ぶ 一助一 −後一 燃焼率: 730,0OOBTU/hr 780.000BTU/hr煙道ガス 流i 、 1425CFH(湿) 1485CFH(湿)プローブ幅; 6.5 in 6.5in煙道ガス温度: 1430°F÷50″F1350”F÷50 ″F′噴入圧; o 5.0osia 噴入ガス率(%)二 〇 煙道ガスの4.4xプロパン流量: OO,3675 CFHプロパン/煙道ガス: 0 2480Dpn(湿ベース) 煙道ガス酸素:3.2%(乾) 3.7%(乾)Noi度 147 pp166  pplu3%02(乾): No転化率(χ) 基*55x 箪−一1−宍 燃焼率: 400,0OOBTu/hr 420,0OOBTU/hr煙J n  ス流f−+ 77.63CFH(ff1) 83、l5CF)I(湿)プロー グ幅: 2.75 in 2.75in煙道ガス温度: 1010’F±50″ F 1230’F±501゛噴入圧:05.Opsig 噴入ガス率(%): 0 煙道ガスの7,0冗プロパン流量: 0 0.159 SC団プロパン/煙道ガス: 0 1910ppn(湿ベース) 煙道ガス酸素: 3.4%(乾)442%(乾)N01度 131 ppm 3 8 Dll113%02(乾); No転化率(z) 基準77 % 再び第1図において、NoがN O2へ転化する転化帯域を煙道ガスが通過した 後に、Noレベルが低下して、代りにN O2レベルが増大した煙道ガスがボイ ラー10の対流部(N 0−4−N O2転化部)から前述したシステムへ入る が、先ず空気予熱部24を経て、次いで吸収部25に送られる。N O−N O 2転化は、ボイラー内のガス噴入グリッド36ど対流部22の最上管23どの間 の領域において起るのでこの領域を、ここでは1転化部”と呼ぶ、前記システム の吸収部には、−実施の態様では、No−4NO2転化部を出てくるガス流を受 取るための手段、およびほぼ乾燥状態の粒状吸収剤を硫黄酸化物および窒素酸化 物の吸収のためにガス流に導入する(この際、吸収剤は反応を起こす)手段が含 まれる。また、反応済み吸収剤を未反応吸収剤と共にガス流から除去する他の手 段を備え、かくして、廃ガス流は清浄化されるので、大気中へ放出可能となる。 第1図に示した実施例においては、ナトリウム化合物ベースの乾燥粒状吸収剤、 例えばトロナ(Na2CO3−NaHCO−2H20)tたはナーコライト(N aHCO3)が、バッグハウス26の入口においてガス流へ導入される。新鮮な 吸収剤はホッパ64(複数個)に貯えられ、ホッパの下に配置された回転式ロッ クバルブ66を通し、送風機68の働きで空気流に供給される。バッグハ1)ス 26から取出される若干の一部反応吸収剤は、ホッパ69下に設けられた回転式 [l・・!クバルブ67を経て送風機68による空気流へ還流される、1次燃料 の灰分裁量1′:よって一定しないが、バッグハウスのホッパ69がら排出かれ る吸収剤の85%ものが運涜、可能て′、これにより吸v、i削の利用率および NOx/SOx吸収反応の13゛効作が増大:〉れる。バッグハウスのホッパ6 9がら取出さ力る残余の吸収剤は小活性化j−たちのとしで廃棄される。所要拍 りr−2ば吸収剤輸送媒どして、スヂーム、煙ii!ガス等、或いL ’:。 れらと空気の混合物を用い得る7煙退カス流路、))バ・ソ5.プハウス入口付 近に設置されt:管配列70にA(げらり、、 j:・多・数の孔またはノズル (図示せず)からは、吸収剤を・同伴する空気流が噴出される2まな、不連続に 配置さfLノ、: tJF出
【コ29を有する煙道ガス/′吸酸剤分配マニホル ドまたはダクI一群21を備えて、煙道ガスおよび吸収剤のバッグハウスミS過 去面上への均一分配を促進することも可能である。 微粒吸収剤は煙道ガス中のNOxおよび硫黄酸化物(SOx)と反応して、これ ら酸化物類は煙道ガスから除去されることになる。使用吸収剤の平均粒度は約6 0ミクロンより小さいことが好ましいが、それは、ガス流内でのガスー円体分散 が改善され、従ってバッグハウス濾過表面上での固体の均一分散を一層促進し、 その結果、煙道ガスからSOおよびNOxの吸収効果が増大するから× である。煙道ガスおよび粒状吸収剤はバッグハウス2Gに入り、そこで濾過表面 28を通過1.な後、導管30を経て煙突から大気中へ放出される。マニオ・ル ド27から突出するノ′ズル29は、煙道ガスを千6方に向けてバッグハウス濾 過表面へ送るのに役立つ。@粒吸酸剤は、バッグ表面に装着さh f、1濾過面 によ1て煙道ガスからV過除去される。 ひき続くバッグ清浄化サイクル中、微粒吸収剤に加えて。 燃料からのいかなる非燃焼灰分も分離されて、ホッパ群69内八、落丁り2、続 いて再利用のために還流されるか、棄てろil−る、還流比は、回転ロック弁と 輸送パイプ(図示せず)どを適当に接続することによって調節可能である。 ナトリウム化合物をベースどする吸収剤、例えば重炭酸ナトリウムを用いての煙 道ガスからの硫黄酸化物および窒素酸化物の除去に関して、化学的に説明すると 次式%式%: SC)、 +2Na HCO3 −Na So +HO+2CO(DI>1/2NO2+Na25o3 −Na 2So4+1/4 N2 (rV)全体反応は次式によって与えられる : So +1/2 No2+2Na HCO3→Na2SO4+H2o+2CO2 +1/4N2(V) また、次の反応も起ると考えられる: 十CO2+1/2 N20 (VI) これら諸反応から理解されるように、No2がNaHCO3によって除去される ためには煙道ガス中にS O2が存在することが必要である。−酸化窒素(NO )はまた、Na HCOやトロナの吸収剤にS02の存在で吸収され、反応式( Vl)に類似の反応による副産物としてNa NO2が生成する。副産物のN  a N O2は、煙道ガスとの接触中にNaNO3へ酸化され得る。 認められた他の反応としては、ナトリウム化合物ベースの乾燥微粒吸収剤による NOxおよびSOxの吸収中、−酸化窒素(No)の若干が二酸化窒素(No2 )へ転化することである。この反応は化学的に十分に解明されてはいないが、実 施例7で後述するように、本発明の実施は、SO/Nox吸収部からの二酸化窒 素(No、)総除去量の低減に役立つ、二酸化窒素が吸収されるのを実証するた めに、−酸化窒素(No)を含まないNOxを用いてテストを行い、これについ ては実施例2および3において後述することにする。 ナトリウム化合物ベースの吸収剤を用いての808およびNOxの同時吸収中に 起るNOの若干がNO2へ転化される結果、この吸収剤を用いての吸収部の下流 において二酸化窒素(NO2)を除岩することが要求される。 本発明の一実施の態様として、金属酸化物吸収部は、一般にはNo の除去に、 特にN O2の除去に用いられる。 金属酸化物は371°C(700”F)より高温度に加熱することによって容易 に再生可能で、その際−酸化窒素(No)を含有するオフガス流を発生する。こ のオフガス流は、ボイラーに装着された主バーナに再び給送され、そこで余分の 一酸化窒素(No)が、大部分火焔帯域において分解される。 上の実施例では、吸収剤としてトロナやナーコライトなどのナトリウム化合物ベ ース吸収剤を用いたが、本発明では、代りにカルシウム化合物ベース吸収剤、例 えばCa(OH)2も用い得る。また、ナトリウム化合物ベースの液体を用いて 調製される水化石灰(この場合、ナトリウム富有粒子面を有する乾燥ca(OH )2粉末が得ろれる)も用い得る。−実施の態様においては、Na HCO3を 約15重量%とca(OH)2を約85重量%比で含む混合物を微粒吸収剤とし て用いた。この場合、吸収剤にNaHCO、Na2Co3、またはこれらの混合 物が少なくとも5%含有されることが好ましい、なおまた、微粒吸収剤は、上述 ではバッグハウスへの入り口で煙道ガス流へ導入されたが、必要な場合、それに 代って、バッグハウスへの噴出口を有するスプレードライヤ内のガス流へ導入さ れてもよい。 本発明によるさらに他の実施の態様においては、吸収域は2つの部からなってい る。第1吸収域部では、N。 →N O2転化域をでる煙道ガス流(第2ガス流)は窒素酸化物および硫黄酸化 物用の微粒吸収剤と接触し、これにより窒素酸化物および硫黄酸化物が除去され て第3ガス流が形成される。この第3ガス流は第2吸収域部へ流送され、そこで 第3ガス流と微粒吸収剤とが、NO2および硫黄酸化物用の液状吸収剤と接触す る。この液状吸収剤によって、微粒吸収剤によっては除去されなかったN O2 および硫黄酸化物類が除去されると共に、微粒吸収剤も同時に除去される。 微粒吸収剤1例えば、本発明の実施に用いられたものによって煙道ガスからの除 去量にはS02/NOxモル比が影響する1例えば、Na HCO3を用いる場 合、S02/NOx比が約3より大きくするのが好ましく、特に約5より大きい 場合が好ましい。硫黄含量の高い燃料を燃焼させる場合、502ZNOx比は3 0:1にもなり、硫黄含量の燃料を燃やす場合、SO2/NOx比は1:1程の 低い値にもなる。かくして、燃焼させる燃料を選ぶことによって、502ZNO x比は用いられる乾燥吸収剤の好ましい範囲に保持され得る。 本発明による他の実施の態様においては、No含量が低減されてN 02含量が 増大した煙道ガスは、ボイラーの転化部から従来の湿式スフラッパへ送られる。 この実施の態様における湿式スフラッパには、液状吸収剤、またはS02除去用 の吸収剤、例えば、ca(OH)2やCa Co のようアルカリを含み、さら にNo2除去を増進させるためNa OHやNa 2 CO3の添加されたもの が用いられる。アルカリとしては、ナトリウム化合物を少なくとも5重量%含有 するものが好ましく、S O2やN02はスフラッパによって除去され、かくし て清浄な煙道ガスが大気中に放出される。この実施の態様におけるようなNO8 の除去は、EDTAまたは他の周知の添加物、例えば硫化第1鉄や硫化第2鉄キ レート剤をスクラッピンダ液に用いても、増大され得る。 実施例 2 第6図に示した装置を用いて、ガス流を粉末化したトロナおよびナーコライトと 接触させて、SOおよび/× またはNOxの除去効果を決定するなめに一連のベンチ・スケールテストを行っ た。 加熱されるべきステンレス製管状反応器70は、その上下両端がファイバーグラ ス栓72.74で閉じ、かつこれら栓をその位置に保持すべく、パイプキャップ 76、78をねじ留めした。No2 (および乾燥空気)、SO2(および乾燥 空気)をそれぞれ充填した一対の圧縮ガスボンベ80.82を、電気加熱される 試料ライン84を経て反応器70の頂部に連結した。試料ライン84は、反応器 70の頂部にパイプキャップ76の孔を通して連結する0反応器70には、乾燥 した粒状のトロナおよび/またはナーコライトを噴入するためのボート86が備 えられている9反応器70の底部はライン88でNo /SOxガス分析器89 と結ばれている、テスト中に用いられたナーコライトの組成は、NaHCO3が 約93%以上、Na2co3が約1〜3%、NaClが約0.5%、残余が水分 であった。また用いられたトロナの組成は、Na2CO3が約33〜37%、N aHCO3が22〜27%、Na CJが4〜8%、Na2s04が5〜7%、 水不溶物が6〜10%、残りが全H2O12〜21%であった。 −ffl的に述べると、テストにおいては、反応器および試料ラインを所要の温 度まで加熱し、NOX/SOxガス分析器の目盛り検査後、各ボンベ80.82 それぞれの弁90、91を開くが、その流量は適当な手段で所要の流速とした。 各ボンベ80.82には、それぞれ、キャリヤガスとしての乾燥空気の少量と混 合したNo またはS O2が充填されており、反応器10の流入口におけるS  O2およびN O2の濃度(ppn)が記録された。乾燥吸収剤は、ボート8 6を経て反応器70へ噴入された9反応器70を出て行く際のSOおよびNO2 の濃度(ppn)測定、並びにNO2およびS02の除去率(%)の記録を行っ た。 これら実験の結果は、第■、■、■表に纏めた。 五−」L−嚢 応1の21声88℃(190’F )でのトロナ テスト 時間 No (IN) So (IN) No2除去率 SO□除去率1 1  %) (% 0.0 46 114 10.0 46 114 43 96 15.0 46 114 54 96 25.0 46 114 50 96 40.0 46 114 37 96 40.0 33 230 83 92 45.0 33 230 83 92 第■表 0 の588℃190’F での −コー −ス 0.0 41 163 2.0 41 163 59 94 8.0 41 1G3 76 94 14.0 41 163 62 94 20.0 41 163 43 94 第−y−六 1 F104℃400”F テノナー:7ライ)−0−ス)0.0 184 1 8 80 22 72.5 90.21.0 184 18 80 20 75 .0 90.22.0 184 18 80 22 72.5 90.22.2 5 0 0 176 35 80.1 −−2.50 0 0 176 40  77.3 −−2.75 0 0 176 46 73.9 −一3.00 0  0 176 56 88.2 −一3.25 0 0 176 60 65. 9 −−3.50 0 0 176 61 65.3 −−3.75 0 0  176 64 63.6 −−4.0 184 18 80 26 67.5  90.25.0 184 18 80 28 65.0 90.27.0 18 4 18 80 30 62.5 90.2i0.o 217 26 63 1 4 77.8 88.011.0 217 26 63 18 71.4 88 .012.0 217 26 G3 2i &6.7 88.Oi2.5 21 7 26 63 25 60.3 88.013.0 217 26 63 2 8 55.6 g8.014.0 217 26 63 29 54.0 −− 14.25 0 0 176 40 71.5 −−14.75 0 0 17 6 67 62.0 −−15.75 0 0 176 90 48.9 88 .016.0 217 26 63 30 52.4 88.018.0 21 7 26 63 32 49.2 g8.022.0 217 26 63 3 6 42.9 88,025.0 217 26 63 36 42.9 88 .0実施例 3 第7図に示した装置を用いて、実施例1の場合と同様にベンチスケールの第2シ リーズ実験を行った。 第2シリーズ実験に用いられたテスト装置92は、アルゴン、0 、co 、N G2、No2、アルゴンをそれぞれ充填された一連の圧縮ガスボンベ93,94 .96,98,100゜102を装備している。アルゴン(ボンベ93)、G2 およびCO2は、目盛り検査した各ロータメータ104,106.108をそれ ぞれ経てまず測定されてがら共通のマニホルド・ライン110へ導かれ、水力ラ ム111を経てライン112へ送られる0次に、NG2およびNo2のテストガ スが(アルゴンをキャリヤガスとして)、それぞれ約15,000DDIと約5 ,00011D11で、ロータメータ113,114をそれぞれ通してライン1 12へ導入された。 これらテストガスの混合物は、次いで温度が149〜2゜4°C(300〜40 0″F)に調節保持されたオイルバス116中に収容された管115中に通され 、オイルバス116を出て、試料ライン120に入り、T字点118に達する。 この点は、フィルタ・ハウジング122の上流にあり、流動床吸収剤供給器12 1より吸収剤が供給される。フィルタ・ハウジング122は、珪藻土または高度 に粉末化された硫黄石灰粉末で前もって塗布された、直径が15.2cl(6i n)のフィルタ124を備え、かくして、このフィルター24による圧力降下が 、テスト中、約7.6cn(3in)水柱に維持されな、このフィルタ・ハウジ ング122は絶縁されており、かつ加熱によってフィルタ内部のガス温度を調節 可能である。テストの経過中、Na HCO3粉末がフィルタ表面上に沈着し、 これらは、各実験の終了時には、部分的に反応した吸収剤のケーキとして残る。 各実験の経過時間は約15〜30分であった。 フィルタ・ハウジング122へ導入されたガスの流入口における温度は、ステン レス鋼製フィルタ・ハウジング・セルと、フィルタ・ハウジング122を囲む絶 録外Mとの中間に所在するヒートテープ(図示せず)へ入力される電力を変化さ せることによって調節を行った。フィルタ・ハウジング122の温度は、フィル タより約2.5cn(1in)上の流入口ガス流中に配置された熱電対プローブ (図示せず)で測定された。 種々ノS O/ N 02 モル比、NG2が475ppi、 3+%剰02が 4%、CO2が12%、H2Oが1%以下、残余がアルゴン、での諸テストの結 果を第8.9および10図に纏めた。 第8図は、乾燥テストガスの総No 除去率が、フィ× ルタ・ハウジングガス温度の約182〜204℃(約360〜400’F)の範 囲内にある場合に、約50〜70%間に低下することを示している。 第9図は、上述した諸方法では、約171〜204℃(約340〜400’F) の範囲で、流入口で測定したN O2は約60〜90%の範囲で除去されたこと を示している。 No およびSO除去微粒吸収剤と接触する際の、× × ガス流の所要温度は約93〜232℃(約200〜450丁)の間に在る。ナー コライト吸収剤の用いる場合の好ましい温度は約149〜204°C(約300 〜400″F)である。 実施例 4 14田こお番るS O2およびN OXΔ五え支堡及旦ユ股五気亘放久豆呈 流出口におけるS O2およびNOxの各濃度に及ぼす低濃度での水蒸気添加の 効果を、第■表に示した。 1−1−遣 木り墓亘亙五11 ガスの水分含jL (CDII) 0 8000流出口802濃度(DI)l)  go 35S O2除去率(X) 83.0 92.6流出ロNo 濃度(D Dll) 108 101NOx除去率(X) 37.6 41.にのテストの 結果は、少量の水蒸気によって、so2およびNOxの両除去率が増大されるこ とを示す。 Na HCO3吸収剤の使用量もまた重要であり得る。 例えば、式(V)がら算出されるように、S O2を1モルおよびNo を1/ 2モル除去するのに2モルのNaHCO3が必要である。吸収剤のsoXに対す る化学量論的比が1より大きくするのが好ましいが、4より大きくすることがよ り好ましい、第10図を参照して認められ得るように、N a HCO3吸収剤 を用いてso およびN Oxの両方の除去率(%)は、吸収剤の化学量論比の 増大につれて増大する。バッグハウスを新鮮な吸収剤化学量論比の4で操作する には費用がががるがも知れないので、類似の結果が、バッグハウス吸収剤の還流 により、かつ2より小さい新鮮な吸収剤化学量論比を用いて達成され得る。また 、認められ得るように、与えられる化学量論比に対して、NOxの除去率(%) は、ガス中のS02/NOxモル比が6である時に、モル比が4である時より大 きい。 実施例 5 ナーコーイト を いてのNoX!L!u及旦jJQ2ユ1人激L ナーコライト吸収剤を用いてのNOx吸収能力に及ぼすS O2の除去効果は第 ■表に示しな、これら実験は、152〜217℃(306〜422aF)ノ温度 にて、Na HCO3吸収剤を約1.0の化学量論比で用い、高度粉末化CaS O4で予め塗布されたフィルタクロスを通して行った。 ガスの組成は、酸素が2.9〜3.2%、co2が14,5〜14.9%、H2 Oが11.0〜11.5%、残余が窒素であった。フィルタクロスを通してのガ スの流速は約0.91〜1.041 /分(約3.0〜3.4ft /分)であ った。 第71表 ナーコライト を いてのNOx炙旦亘盈且jJ92夏大座力】 バックハウスの温度 306″F 422″F流入口のNO濃度(ppn) 1 28 137流入口502ZNoX比 4.6 4.9流入口NO濃度(pDI II) 103 109流入口SO2/NOx比 OQ 流入口NO濃度(1)ill) 127 132これらのテストにおいて、流入 口N Oxの75%以上がN O2であった。第■表に見られるように、流入口 s。 2/NOX比がゼロに低減した場合、NOxの除去は無視される程度である。こ れは、ナトリウム化合物ベースのアルカリ、例えばナーコライトを用いてのNo  吸収に、S O2の存在が必要であることを示す。 N Ox含有ガス流を乾燥ナトリウム化合物ベース吸収剤と接触させることから なる本発明による方法によって、ガス流からNo は高い率で除去されるけれど も、幾らかのN O2が残存することがある。それ故、乾燥微粒吸収剤で処理し た後のガス流中にNO2が残存した場合に、その残存N O2を除去するための 本発明による方法がさらに提供される。 No2は、アルミニウム、ジルコニウム、ニッケル、鉄、銅、マグネシウム、チ タニウム等の金属の酸化物や合金によって吸収されることが知られている。この 種金属酸化物類は適当な基質表面上に担持されて、これによって、金属酸化物の 比表面積が、経眼酸剤についてダラム当り約10rr?より大きくすることが好 ましい、N02は一次的には、表面に付着する二座ニドラドを有する表面硝酸塩 として吸収され、他方、Noも吸収されるが、No2の場合と較べて非常に困難 である。 次は第11図(第1図と共に)において、本発明によるNOx吸収システム13 0の概略構成図で、このシステムは、例えばバッグハウス26から発している導 管30内に設置される。吸収剤を除去された煙道ガスは、バックハウス26から 導管30(第11図を参@)に入って、金属酸化物用の高い比表面を有する金属 酸化物ベツブルまたはベレット133の充填された床132を通過する。この実 施の態様においては、例えば、1.2n+(4ft)厚さの反応床を煙道ガスが 121/秒(40ft/秒)で通過すると、反応床における滞留時間は0.1秒 となり、またガスの圧力降下は約2.54cn(1,0in)水柱未満となる。 NOx吸収の経過中、ベレット133は反応床132内をゆっくりと下方向に移 動し、終極的には、反応床132からホッパ134(例えば煙道ガス導管30の 下に備えである)へ排出される1表面にNOを吸収したベレット(使用済みベレ ット)は、ホツバ134に排出された後、それからNOxをNoとして駆逐する ことによって再生される。これは、例えば、流動床138において遂行される。 ベレットは、ホッパ134から回転式ロック弁136を経て流動床138へ移動 する。 ベレットは流動床138内にて加熱されて、NOがベレットから駆逐される。流 動床138から解放されたNoガスは、高温度で、例えば約399℃(750’ F)で、ライン139を通ってボイラー10のバーナー2(第1図参照)へ還流 される。ボイラー10内において生成される庇N Oは熱力学的に平衡にあるの で、金R酸化物百生システムによって導入される追加Noの大部分は、主バーナ 火焔によって分解される。再生された高温ベレットからの廃熱は、所要ならば、 流動床用のバーナシステムへ供給される周囲空気との向流熱交換によって回収可 能である。冷却され、再生された金属酸化物ベレットは、空気力学手段によって ベレット床ダクトの頂部へ送られる1例えば、図示の輸送系140は、送風機1 42、サイクロン144およびこれら両者の間の輸送ラインとから成っている。 再生金属酸化物ベレットは、流動床を回転弁148によってライン146へ送ら れ、次いで反応床132の頂部にあるサイクロン144へ送られる。ベレットは サイクロン144から回転式ロック弁150を通って落され、ベレット床132 へ供給される。微細なベレットは、サイクロンの頂部からライン152を経て、 これと適当なダクト(図示せず)によって連結されるフィルタへ導かれ回収され 得る。 K見■玉 バッグハウスよ ・の 1メスからNOxα五慕l去 この実施例においては、第5図に示した実施例1において用いたボイラーと同じ ボイラーを用いた。NoXをその除去のために金属酸化物と接触させるべく、長 さが6、11′I(20ft)で、外径が0.64cn(0,25in)である 酸化されたアルミニウム管160をオフガス煙突62と接続点61で接続した。 試料ガスを約r1jl/hr(2,5s CF H)の流量で、管160を通し て採取し、これによりそのアルミナ内面と接触せしめた。管160の内容積は0 .11Jl (6,6iロ3)(計算値)で、従って煙道ガスの滞留時間は約9 01M5となる。この管ノ内表面mハ903cn (140in 2) テあっ た。 NOおよびN O2の除去に及ぼすA12o3の効果を決定するために、短期間 連続スクリーニングテストを行なったが、また、このテストを実施した際に、N Oを一酸化窒素(No)ガスとして駆逐することによって加熱が行なわれる場合 にAj 20 sが再生されることが実証された。 テストを行うために、Noガスを送風機60の排出口においてバーナ58へ噴火 した。No噴射量はロータメータ(図示せず)によって制御した。 ボイラー煙突62からは、煙道ガス試料をA 41203管160を通じて約7 141 /hr(2,5S CF H)の流量で連続的に採取し、次いで水浴内 に納められた2連のインビンジャ(図示せず)に通して、過剰の水分を除去した 。ガス試料を続いてNo−NOx分析器に通し、さらに過剰o2を測定するなめ 携帯用の酸素検出器に通した。 約93℃(200’F)の平均温度でテスト中−No の吸収率は非常に高く、 酸化アルミニウム管を通しての総滞留時間は約0.1秒である。ガス試料中の過 剰02含量が4.2%での吸収モード中に得られたデータを第■表に示した。 1■玉 初期NO濃度: 38ppIl 最終No濃度: 3ppl No除去率=92% 初期NOx濃度 140DDII 最終NOX濃度 20JlpII″′C″連続低下NOx除去率 86% AN 203管面上でのNOxの反応で酸素オフガスが生成すると考えられるが 、それは、A ’J 2 、Os管が十分に酸化されて、管表面層へのN O2 の吸収によって、吸収されるNo の1モル毎に半モルの02が生成されると云 う前提に立つもので、A 1203とN O2との反応は次式によって表わされ る。 Ajl O+NO→A9203NO+1/202(Vl) 酸化アルミニウムのガス試料採取管は、この管の上方でプロパントーチを達す( 約5分間)ことによって再生した。酸素は再生の過程で吸収され、次いでNo  −N。 8レベルが流入口レベルを越えて増大された。再生テストの結果を第■表に示す 。 寒■玉 Ai2Ω31ム1ユ 13%ぶ2−JJLL 初期NO濃度: 38ppm 最終No濃度: 45ppmから上昇 初期No 濃度 140ppn 最終No 濃度 150pplから上昇え施■ユ EVOコーポレイションによって製造されたパルスビット・バッグハウス、モデ ルNF−9をボイラーの下流に備えた以外は、実施例1の場合と同じボイラーを 用いた。このバッグハウスは、酒過総面積が3.7n+2(40ft 2)を有 する8個のバッグを装備しており、濾過材料はフェルト化されたノメックス・ク ロスである。バッグハウス12は、これらバッグを通る際に受ける圧力降下を克 服するためと、ボイラーのドラフト要求に対し平衡を保つために可変速度1.D 、ファンを備えた。この実施例では、バッグ通過のために受ける圧力低下は約7 .62cn(3in)水柱であり、クロスの単位面積当り空気の流量は約0.9 4i第X表に示されるように、上流でNO−+No2転化の行なわれていない場 合、3〜4範囲の高い吸収剤化学量論比でもって、約24%のNOx除去率が得 られると共に、97%の高いS O2除去率と云う結果が得られた。しかしなが ら、No の量はSOおよびNO2の同時除去の結果として47DpIn上昇し た。留意すべきことは、バッグハウス流入口におけるN O2の初期レベルが、 濃厚な一酸化窒素(No)ガスを直接ボイラーシステムへ導入する方法を採取し た結果であることである。バッグハウス流入口におけるNO2の非常に低い初期 レベルは、通常、従来型のボイラーシステムにおいて予期されるものである。 五−ラL−丞 [上流でのNO−+No2転化の有無の間でのNo2およびNoX除去について の比較コ でのNo2NoX 4IFしでの トロナ 末を いてtされたテスト バグハウス温度=310″F 初期No2NoX比:2.7 初期S02/NOX比:4.8 煙道ガス濃度 5.5xバッグハウス人口 718 110 41 151噴入プローブ 閉 10.5%バッグハウス出口 21 26 88 114噴入プローブ 閉 S02除去率=97% No 除去率=24% χ 第 X 表 (続き) を いてオされたースト バグハウス温度:310丁 初期No/NO2比=3.4 初期So2/NOx比=4.2 煙道ガス濃度 容量 m ”3X02に艮1上 SONONo2NoX O□ 2 4.5xバッグハウス人口 710 129 38 167噴入プローブ 閉 9.5%バッグハウス出口 46 17 74 91噴入プローブ 開 S02除去率:94% NO除去率=46% 本発明による方法は、S02除去と組合せて、驚くべき高いレベルのNOx除去 を実現するものである。第X表に示されるように、上流でNo→No2転化のな された場合、約2の低い化学量論比で、およそ46%のNOx除去率が得られた と共に、94%の低いSo2除去率も得られた。NOx除去率におけるこの改善 も、また低レベルの初期502ZNOx比で起こったもので、さらに本発明の有 用性を実証するものである。 さらに、NO2の量は、(fiiの結果と比較して) 36pp1増大したが− これは、同時に進行するS02およびNOの除去の結果、NO2の量が低減され ることを示した、前述したように、本発明は、このN02副産物を下流の金属酸 化物吸収部を用いて除去するための方法を提供するものである。 以上に述べた、No およびSOxを煙道ガス流がら除去するための実施例ない し実施の態様は、本発明を説明するためのもので、本発明はそれらによって限定 されるものではなく、当業者にとって予期され得る改変は本発明の範囲に入るも ので、例えば、上述したようなベルオキシル先駆物質の噴火によるボイラ一対流 部におけるNo−NO2転化によって、但しSO2の不在においてNOxの低減 を遂行することや、さらに再生可能である金属酸化物でもってNOx吸収を遂行 することができる。 この実施例においては、例えば、再生可能な金属酸化物、例えば上述の化合物が 、粉末としてNO2等の窒素酸化物を含む煙道ガス流に接触するための吸収域へ 導入され得る。金属酸化物により、ガス流から窒素酸化物類が除去されると共に 、この金属酸化物は、例えばバッグハウスにおいて、ガス流から分離される。さ らに、金R′M化物は、約371℃(700″F)以上に加熱することによって 再利用のために再生され得る。このような加熱によって、NOを含有するオフガ スが生成され、これはボイラーのバーナ部へ再循環され得る0本発明の範囲は以 下の請求の範囲内に限定される。 かt6 国際調査報告 1mw++akea−^=” PC丁/U585101022

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.NO含有ガス流を噴入ガスと接触させる諸段階からなり、前記噴入ガスがペ ルオキシル先駆物質およびN○をNO2に転化するために十分な酸素を含有する ことかちなるNOをNO2へ転化する方法。 2.前記NO含有ガス流の前記噴入ガスとの接触時における温度が約427〜7 60℃(800〜1400°F)である請求の範囲第1項に記載の方法。 3.ペルォキシル先駆物質がプロパンである請求の範囲第1項に記載の方法。 4.噴入ガスが酸素を約5〜約20容量%合有する請求の範囲第1項に記載の方 法。 5.噴入ガスの、NO合有ガス流との初期の接触時における温度が約427℃( 800°F)より低い温度である請求の範囲第1項に記載の方法。 6.ペルオキシル先駆物質が過酸化水素である請求の範囲第1項に記載の方法。 7.NO含有ガス流が約9.1〜21m/秒(約30〜約70ft/秒)の流速 を有し、そして噴入ガスが、前記NO合有ガス流に接触させるために、NO合有 ガス流の流速より少なくとも約10倍高い流速で前記NO含有ガス流に噴霧され ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 8.前記ペルオキシル先駆物質が、炭化水素、酸素置換炭化水素、水素、過酸化 水素およびこれらの混合物からなる群から選ばれる請求の範囲第1項に記載の方 法。 9.NOをNO2に転化する方法において、a)NOを含む窒素酸化物を含有す るガス流を流路空間部を通して流し、 b)NO含有ガス流の流動方向に対し横方向の前記流路空間部横断面をほぼ全面 的に横切るように十分な量と、且つ十分な流速で噴入ガスを前記流路空間部へ導 入し、これによつてNO含有ガス流が前記流路空間部を流動する際に、前記噴入 ガスと接触するようになし、さらに前記噴入ガスが、ペルオキシル先駆物質を合 有し、且つN○を前記噴入ガスと接触した時にNO2に転化させるに十分な酸素 を含有することを特徴とする方法。 10.前記NO含有ガス流が約9.1〜21m/秒(約30〜約70ft/秒) の流速を有し、且つ噴入ガスがNO含有ガス流の流路に横方向において前記流路 空間部内へ、NO含有ガス流の速度より少なくとも約10倍の高速度で噴霧する 請求の範囲第9項に記載の方法。 11.ペルオキシル先駆物質がプロパンであり、そして噴入ガスが酸素を約5容 量%〜約20容量%含有する請求の範囲第9項に記載の方法。 12.前記噴入ガスが流路空間部に導入される時に、N○含有ガス流の温度が約 427〜約760℃(800〜1400°F)であり、噴入ガスの温度が約42 7℃(800°F)未満である請求の範囲第9項に記載の方法。 13.前記噴入ガスが多数のノズルを通して流路空間部へ導入され、その際、噴 入ガスの端ノズルからの噴出速度が、前記NO含有ガス流の速度と較べて少なく とも約10倍の高速度である請求の範囲第9項に記載の方法。 14.ペルオキシル先駆物質が、炭化水素、酸素置換炭化水素、水素、過酸化水 素およびこれらの混合物からなる群から選ばれることを特徴とする請求の範囲第 9項に記載の方法。 15.NO及びNO2を、約2より大きいNO:NO2モル比で含有するガス流 を噴入ガスと接触させることからなる、NOをN02に転化する方法において。 前記NO/NO2含有ガス流が噴流ガスと初期に接触する時に、前記のNO/N O2含有ガス流の温度が約427〜約760℃(800〜1400°F)であり 、噴入ガスの温度が約427℃(800°F)より低い温度であること、並びに 前記噴入ガスが気化状のペルオキシル先駆物質と、酸素を約5容量%〜約20容 量%含有することを特徴とする方法。 16.前記ペルオキシル先駆物質がプロパンである請求の範囲第15項に記載の 方法。 17.前記ペルオキシル先駆物質が過酸化水素である請求の範囲第15項に記載 の方法。 18.前記NO含有ガス流が約9.1〜21m/秒(約30〜約70ft/秒) の流速を有し、そして噴入ガスが、前記N○含有ガス流に接触させるために、N O含有ガス流の流速より少なくとも約10倍高い流速で前記NO含有ガス流に噴 霧される請求の範囲第15項に記載の方法。 19.前記ペルオキシル先駆物質が、炭化水素、酸素置換炭化水素、水素、過酸 化水素およびこれらの混合物とからなる群から選ばれる請求の範囲第15項に記 載の方法。 20.窒素酸化物および硫黄酸化物をガス流から除去する方法において、 a)転化域において、約4より大きいNO:NO2モ2 ル比でNOおよびNO2を含有し、且つ硫黄酸化物を含有する第1ガス流を、前 記転化域におけるNOからNO2への転化に十分な酸素および気化状ペルオキシ ル先駆物質を含有する噴入ガスと接触させて、これによりガス流が約2より低い NO/NO2モル比の組成で転化域を出ていくようにする段階、 b)吸収域において、前記の転化域を出たガス流を、窒素酸化物および硫黄酸化 物用の微粒吸収剤と接触させて、該ガス流から窒素酸化物および硫黄酸化物を除 去する段階 とからなる方法。 21.前記ペルオキシル先駆物質がプロパンである請求の範囲第20項に記載の 方法。 22.気化状ペルオキシル先駆物質が過酸化水素である請求の範囲第20項に記 載の方法。 23.前記噴入ガス流が酸素を約5容量%〜約20容量%含有する請求の範囲第 20項に記載の方法。 24.前記第1ガス流との初期接触時において、噴入ガスの温度が約427℃( 800°F)より低い温度である請求の範囲第20項に記載の方法。 25.前記微粒吸収剤が水和水を含むNaHCO3、Na2CO3、またはこれ らの混合物からなる請求の範囲第20項に記載の方法。 26.前記微粒吸収剤を第1ガス流に約93〜約232℃(200°F〜450 °F)の温度にて噴入する請求の範囲第20項に記載の方法。 27.空気、再循環の煙道ガス、水蒸気またはこれらの混合物から選んだキャリ ヤガスによって、前記微粒吸収剤が前記吸収域へ輸送される請求の範囲第20項 に記載の方法。 28.前記微粒吸収剤がナトリウム塩およびカルシウム塩との混合物からなる請 求の範囲第20項に記載の方法。 29.前記の微粒吸収剤が、15重量%のNaHCO3、85重量%のCa(O H)2混合物からなる請求の範囲第28項に記載の方法。 30.前記NO含有ガス流が約9.1〜21m/秒(約30〜約70ft/秒) の流速を有し、そして噴入ガスが、前記N○含有ガス流に接触させるために、N O含有ガス流の流速より少なくとも約10倍高い流速で前記NO含有ガス流に噴 霧される請求の範囲第20項に記載の方法。 31.前記ペルオキシル先駆物質が、炭化水素、酸素置換炭化水素、水素、過酸 化水素、およびこれらの混合物からなる群から選ばれる請求の範囲第20項に記 載の方法。 32.前記ガス流かち微粒吸収剤を除去して吸収剤を含有しない煙道ガス流とす る段階と、およびこの吸収剤不含有ガス流をNOx用金属酸化物吸収剤と接触さ せて、これにより残余のNOxを前記吸収剤不含有煙道ガス流から除去する段階 とを追加してなる請求の範囲第20項に記載の方法。 33.前記ガス流から除去された微粒吸収剤の一部を吸収域の流入口へ還流させ る請求の範囲第32項に記載の方法。 34.窒素酸化物および硫黄酸化物をガス流から除去する方法において、 a)転化域において、NOおよびNO2を、約4より大きいNO:N02モル比 で含有する窒素酸化物含有の第1ガス流を、ペルオキシル先駆物質および約5容 量%〜約20容量%の酸素を含有する噴入ガスと接触させる段階であって、前記 第1ガス流の、前記噴入ガスと接触する時の温度が約427〜約760℃(80 0F〜1400°F)であり、NOからNO2への転化をもたらす前記接触によ って、NO/NO2モル比が約2より小さい第2ガス流が生成される段階、 b)前記第2ガス流を吸収域へ送給し、次いで前記第2ガスを、NaHC03を 合有する微粒吸収剤と接触させて、硫黄酸化物および窒素酸化物を第2ガス流か ら除去する段階、 c)前記微粒吸収剤を含む微粒物質を第2ガス流から除去した後に、かくして得 られた清浄廃ガス流を大気へ放出する段階、とからなる方法。 35.前記清浄廃ガス流をNOx用金属酸化物吸収剤と接触させて、これにより 残存のNOxを前記清浄廃ガス流から除去した後に、かくして得られた清浄廃ガ ス流を大気へ放出する請求の範囲第34項に記載の方法。 36.金属酸化物吸収剤がAl2O3である請求の範囲第35項に記載の方法。 37.前記金属酸化物吸収剤を、前記清浄廃ガスと接触させた後に、加熱するこ とによって、前記酸化物を再利用のために再生する請求の範囲第35項に記載の 方法。。 38.前記ペルオキシル先駆物質がプロパンである請求の範囲第34項に記載の 方法。 39.前記ペオキシル先駆物質が過酸化水素である請求の範囲第34項に記載の 方法。 40.前記噴入ガス流が酸素を約5容量%〜約20容量%含有する請求の範囲第 34項に記載の方法。 41.前記噴入ガスの、前記第1ガス流との初期接触時における温度が約427 ℃(800°F)より低い請求の範囲第34項に記載の方法。 42.前記微粒吸収剤を第2ガス流に約93〜約232℃(200F〜450F )の温度で噴入する請求の範囲第34項に記載の方法。 43.前記微粒吸収剤を、空気、再循環煙道ガス、水蒸気、或いはこれらの混合 物から選ばれたキャリヤガスによって吸収域へ輸送する請求の範囲第34項に記 載の方法。 44.前記微粒吸収剤がナトリウム塩およびカルシウム塩の混合物からなる請求 の範囲第34項に記載の方法。 45.前記微粒吸収剤が、NaHCO3を約15重量%およびCa(OH)2を 85重量%含有する混合物からなる請求の範囲第44項に記載の方法。 46.前記第2ガス流から除去された微粒吸収剤の一部を前記吸収域の流入口へ 還流させ、そして第2ガス流に接触させるべく吸収域へ導入する請求の範囲第3 4項に記載の方法。 47.ガス流から窒素酸化物および硫黄酸化物を除去する方法において、 a)SO2およびNOxを約1〜約30のSO2/NOxのモル比で含有するガ ス流を与える段階であって、このガス流が約93〜約204℃(200〜400 °F)の温度にある段階、 b)前記ガス流を、ナーコライト、トロナおよびこれちの混合物かちなる群から 選ばれた微粒吸収剤と接触させる段階であって、これにより前記微粒吸収剤によ ってSO2およびNOxをガス流から除去する段階、とからなる方法。 48.前記微粒吸収剤が、空気、煙道ガス、水蒸気、またはこれらの混合物から なる群から選ばれた輸送媒によってガス流へ輸送される請求の範囲第47項に記 載の方法。 49.前記微粒吸収剤が前記ガス流にスプレードライヤ中で接触することを特徴 とする請求の範囲第47項に記載の方法。 50.前記微粒吸収剤がCa(OH)2を含有しており、ナーコライト、トロナ またはこれらの混合物の含量が約5〜約15重量%で、残りがCa(OH)2で ある請求の範囲第47項に記載の方法。 51.微粒吸収剤をガス流から除去する段階、および除去された吸収剤を吸収域 の流入口へ還流させる段階とを追加してなる請求の範囲第47項に記載の方法。 52.ガス流から窒素酸化物および硫黄酸化物を除去する方法において、 a)転化域において、NOおよびNO2を第1NO/NO2モル比で窒素酸化物 および硫黄酸化物を含有する第1ガス流をペルオキシル先駆物質および酸素をN OをNO2へ転化するのに十分な量にて含有する噴入ガスと接触させ、これによ り第1ガス流のNO/NO2モル比より小さくなって転化域を出る第2ガス流を 供する段階、b)第2ガス流を吸収域に通過させることによって該第2ガス流を NO2および硫黄酸化物用の液体吸収剤と接触させる段階であって、前記液体吸 収剤が少なくとも5重量%のナトリウム化合物を含むアルカリからなる段階 とからなる方法。 53.ナトリウム化合物ベースのアルカリがNaOH、Na2CO3およびこれ らの混合物からなる群から選ばれる請求の範囲第52項に記載の方法。 54.前記ペルオキシル先駆物質がプロパンである請求の範囲第52項に記載の 方法。 55.前記液状吸収剤がEDTA、第1硫酸鉄または第1鉄キレート物質を含有 する請求の範囲第52項に記載の方法。 56.前記噴入ガス流が酸素を約5〜約20容量%含有する請求の範囲第52項 に記載の方法。 57.前記噴入ガスの、第1ガス流との初期接触時における温度が約427℃( 800°F)より低い温度である請求の範囲第52項に記載の方法。 58.前記NO含有ガス流が約9.1〜2m/秒(約30〜約70ft/秒)の 流速を有し、そして噴入ガスが、前記N○含有ガス流に接触させるために、NO 含有ガス流の流速より少なくとも約10倍高い流速で前記NO含有ガス流に噴霧 される請求の範囲第52項に記載の方法。 59.前記ペルオキシル先駆物質が、炭化水素、酸素置換炭化水素、水素、過酸 化水素およびこれらの混合物からなる群から選ばれる請求の範囲第52項に記載 の方法。 60.窒素酸化物および硫黄酸化物をガス流から除去する方法において、 a)転化域において、窒素酸化物および硫黄酸化物を含有する、但しNOおよび NO2は第1NO/NO2比で含まれる第1ガス流を、ペルオキシル先駆物質お よび酸素をNOをN02へ転化するのに十分な量で含有する噴入ガスと接触させ て、これにより前記転化域を出る第2ガス流のNO/NO2モル比が前記第1ガ ス流のNO/NO2モル比より小さくなるようにする段階と、b)吸収域の第1 セクションにおいて、前記第2ガス流を、窒素酸化物および硫黄酸化物用の微粒 吸収剤と接触させて、これにより窒素酸化物および硫黄酸化物をガス涜から除去 して第3ガス涜を形成する段階、c)第3ガス流と同伴される微粒吸収剤とを吸 収剤の第2セクションへ通して、そこで第3ガス流と微粒吸収剤とがNO2およ び硫黄酸化物用の液体吸収剤と接触し、かくして、微粒吸収剤では除去されない NO2および硫黄酸化物およびこの微粒吸収剤も、前記液体吸収剤によって除去 する段階、 とからなる方法。 61.前記ペルオキシル先駆物質がプロパンである請求の範囲第60項に記載の 方法。 62.前記液体吸収剤がEDTA、硫酸第1鉄または第1鉄キレート物質である 請求の範囲第60項に記載の方法。 63.噴入ガス流が酸素を約5〜約20容量%含有する請求の範囲第60項に記 載の方法。 64.前記噴入ガスの、前記第1ガス流との初期接触時における温度が約427 ℃(800°F)より低い温度である請求の範囲第60項に記載の方法。 65.前記微粒吸収剤が水和水を含むNaHCO3、Na2CO3、またはこれ らの混合物からなる請求の範囲第60項に記載の方法。 66.前記微粒吸収剤が、第1ガス流へ約93〜約232℃1200〜450° F)の温度で噴入される請求の範囲第60項に記載の方法。 67.前記微粒吸収剤が、空気、再循環煙道ガス、水蒸気、またはこれらの混合 物からなる群かち選ばれたキャリヤガスによって吸収域内へ輸送される請求の範 囲第60項に記載の方法。 68.微粒吸収剤がナトリウム塩とカルシウム塩との混合物からなる請求の範囲 第60項に記載の方法。 69.微粒吸収剤が約15重量%のNaHCO3と85重量%のCa(OH)2 とからなる請求の範囲第68項に記載の方法。 70.NOをNO2へ転化する装置において、a)ガス接触部を備えたガス用流 路を供する手段、b)NOおよびNO2を第1NO/NO2モル比で含有するガ ス流を接触部へ導入する手段、C)ペルオキシル先駆物質および酸素を、NOを NO2に転化するに十分な量において含有する噴入ガスを前記ガス接触部へ導入 して、NO含有ガス流に接触させ、これにより、前記接触部を出るガス流を、第 1NO/NO2モル比より低い第2NO/NO2モル比でNOおよびNO2を含 むものとする手段、 とからなることを特徴とする装置。 71.前記噴入ガス導入手段が、該噴入ガスを204〜427℃(400〜80 0°F)の温度へ加熱する能力のある加熱器を具備する請求の範囲第70項に記 載の方法。 72.前記噴入ガス導入手段が、プロパンの他、酸素を全容量に対して約5〜約 20容量%で含有する噴入ガスを周囲温度と427℃(800°F)との間に予 熱するための予熱器を具備する請求の範囲第70項に記載の装置。 73.前記の噴入ガス導入手段が、各管に噴入ガスが噴出される多数の孔を形成 した分配管配列を具備した請求の範囲第70項に記載の装置。 74.噴入ガスの流動方向が、煙道ガス流の下流方向において前記管配列を通る 平面から約10〜20゜であるように、前記孔群が藍列された請求の範囲第73 項に記載の装置。 75.NOからNO2への転化部および吸収部を備えて、窒素酸化物および硫黄 酸化物をガス流から除去する装置において、 a)前記のNOからNO2への転化部が、(1)流入口、流出口およびこれらの 中間に配置されたガス接触部と、 (2)NOおよびNO2を第1NO/NO2モル比で含有し、および硫黄酸化物 を含有する第1ガス流をガスダクト流入口へ導入する手段と、 (3)NOをNO2へ転化するのに十分な量のペルオキシル先駆物質および酸素 を含有する噴入ガスをガスダクト接触部へ導入して、NO、NO2および硫黄酸 化物を含有する第1ガス流に接触させ、これにより接触部を出る第2ガス流を第 1NO/NO2比より低い第2NO/NO2モル比とするようにする手段、 とからなり、 b)吸収部が、 (1)NOからNO2への転化部を出ていく第2ガス流を受容するための手段、 (2)ほぼ乾燥した微粒吸収剤を第2ガス流に導入して該ガス流から硫黄酸化物 および窒素酸化物を吸収して、これにより反応吸収剤が得られる手段、(3)前 記第2ガス流から反応した吸収剤と若干の未反応吸収剤を除去して清浄廃ガス流 を得る手段、(4)清浄廃ガス流を大気へ放出する手段、とからなる、 ことを特徴とする装置。 76.前記噴入ガス導入手段が、噴入ガスを周囲温度と約427℃(800゜F )間の温度へ加熱する能力を有する予熱器を備えたことを特徴とする請求の範囲 第75項に記載の装置。 77.前記噴入ガス導入手段が、プロパンと、総容量に対し約5〜約20容量% の酸素とを含有する噴入ガスを、周囲温度と427℃(800°F)との間の温 度に予熱して供給するための予熱器を具備した請求の範囲第75項に記載の装置 。 78.前記噴入ガス導入手段が、噴入ガスを通す多数の噴出孔を有する分配管か らなる管配列を備えた請求の範囲第75項に記載の装置。 79.噴入ガスの流動方向が、煙道ガス流の下流方向において前記管配列を通る 平面から約10〜20゜であるように、前記孔群が整列された請求の範囲第78 項に記載の装置。 80.前記反応した吸収剤および未反応吸収剤除去手段がバッグハウスを装備し 、並びに微粒吸収剤導入手段が、バッグハウスより上流の煙道ガス流内へ延びる 多数の管群からなる請求の範囲第75項に記載の装置。 81.前記吸収部がバッグハウスを装備し、さらに微粒吸収剤導入手段が前記バ ッグハウスより上流に配置されたスプレードライヤを備え、前記微粒吸収剤が前 記スプレードライヤ中における煙道ガス流へ導入され、煙道ガスおよびこれに同 伴される吸収剤がバッグハウス内へ排出されるようにした請求の範囲第75項に 記載の装置。 82.前記の反応した吸収剤および未反応吸収剤除去手段がバッグハウスを装備 し、および前記吸収部が追加的に、バッグハウスより下流に、該バッグハウスを 出ていくガス流をNOx用金属酸化物吸収剤と接触させるための手段を備えた請 求の範囲第75項に記載の装置。 83.前記反応した吸収剤および未反応吸収剤の除去手段がバッグハウスを備え ると共に、第2ガス流から除去された吸収剤を第2ガス流へ、前記バッグハウス ろ過表面より上流のいかなる位置へも還流させるための手段を備えた請求の範囲 第75項に記載の装置。84.流出口ダクトが、ガス流を上流へバッグハウスろ 過表面に導入するように設計された多数のノズルを備える請求の範囲第83項に 記載の装置。 85.NOからNO2への転化装置において、a)ガス接触部を含むガス用流路 を与える手段、b)NOおよびNO2を第1NO/NO2モル比で含むガス流を 前記接触部を通して流すための手段、C)NO含有ガス流の流動方向に対し横方 向の前記流路空間部横断面をほぼ全面的に横切るように十分な量と、且つ十分な 流速で噴入ガスを前記流路空間部へ導入し、これによってNO含有ガス流が前記 流路空間部を流動する際に、前記噴入ガスと接触するようになし、さらに前記噴 入ガスが、ペルオキシル先駆物質を含有し、且つN○を前記噴入ガスと接触した 時にNO2に転化させるに十分な酸素を含有するようにして行われる手段、とか らなる装置。 86.前記噴入ガス導入手段が、NO含有ガス流の流動方向に関してガス接触部 横断面を横切って配列されて延びる多数のガスノズルを具備する請求の範囲第8 5項に記載の装置。 87.前記噴入ガス導入手段が、噴入ガスを周囲温度と427℃(800°F) 間の温度に加熱する能力を有する予熱器を備えた請求の範囲第85項に記載の装 置。 88.前記ガス流動手段が、NO/NO2含有ガスに約9.1〜21m/秒(約 30〜約70ft/秒)の速度を与え得るものであり、他方、前記噴入ガス導人 手段が多数のノズルを具備し、各ノズルによって噴入ガスがNO/NO2含有ガ ス流の流速の少なくとも約10倍の流速を与えられる請求の範囲第85項に記載 の装置。 89.ガス流から窒素酸化物を除去する方法において、a)転化域において、N OおよびNO2を約4より大きいNO:NO2モル比で含有する第1ガス流を、 酸素および気化状ペルオキシル先駆物質をNOがNO2に転化するに十分な量で 含有する噴流ガスと前記転化域にて接触させて、これにより転化域から出ていく ガス流のNO:NO2モル比が約2より低くなるようにする段階、b)吸収域に おいて、前記の転化域から出てきたガス流を窒素酸化物用の金属酸化物吸収剤と 接触させて、これにより前記窒素酸化物を前記ガス流から除去する段階、とから なる方法。 90.前記気化状ペルオキシル先駆物質がプロバンである請求の範囲第89項に 記載の方法。 91.前記気化状ペルオキシル先駆物質がメタノールである請求の範囲第89項 に記載の方法。 92.前記気化状ペルオキシル先駆物質が過酸化水素である請求の範囲第89項 に記載の方法。 93.前記噴入ガス水蒸気が酸素を約5〜20容量%含有する請求の範囲第89 項に記載の方法。 94.前記噴入ガスの、前記第1ガス水蒸気との初期接触時における温度が約4 27℃(800°F)より低い温度である請求の範囲第89項に記載の方法。 95.前記NO含有ガス流が約9.1〜21m/秒(約30〜約70ft/秒) の流速を有し、そして噴入ガスが、NO含有ガス流へその流速の少なくとも10 倍高い流速で噴霧されてNO含有ガス流と接触するようにした請求の範囲第89 項に記載の方法。 96.前記ペルオキシル先駆物質が炭化水素、酸素置換炭化水素、水素およびこ れらの混合物かちなる群かち選ばれる請求の範囲第89項に記載の方法。 97.前記金属酸化物がアルミニウム、ジルコニウム、チタニウム、鉄、リチウ ム、マグネシウム、ニッケル、銅、およびこれらの合金からなる群から選ばれる 請求の範囲第89項に記載の方法。 98.前記金属酸化物が、その比表面が金属酸化物吸収剤について10m2/g より大きくなるように適当な担持基質に付着している請求の範囲第89項に記載 の方法。 99.前記金属酸化物が粉末として導入され、吸収域からバッグハウスによって 除去される請求の範囲第89項に記載の方法。 100.前記金属酸化物の一部が吸収域から排出されて、吸収域においての再利 用のために前記金属酸化物を少なくとも371℃(700°F)に加熱すること によって再生すると共にNOを含有するオフガスを生成する請求の範囲第89項 に記載の方法。 101.第1ガス流がボイラーのバーナ部において形成され、そしてNO含有オ フガスが前記ボイラーバーナ部に還流される請求の範囲第100項に記載の方法 。 102.第1ガス流が窒素酸化物とともにSO2を含有する請求の範囲第89項 に記載の方法。 103.金属酸化物吸収剤を用いて煙道ガスから二酸化窒素(NO2)を除去す る方法であって、煙道ガス中におけるNO:NO2モル比がSO2および前記煙 道ガス中のSO2吸収可能なナトリウム化合物ベースの微粒吸収剤の併在によっ て低減されたものである方法。 104.前記金属酸化物吸収剤がAl2O3である請求の範囲第103項に記載 の方法。 105.前記金属酸化物吸収剤が加熱されることによって少なくとも約371℃ (700°F)へ再生される請求の範囲第103項に記載の方法。 106.前記金属酸化物吸収剤再生システムによってNO富有オフガスが生成さ れ、該オフガスが煙道ガスを発生するバーナに還流される請求の範囲第105項 に記載の方法。 107.SOx含有煙道ガスから二酸化窒素(NらO2)を除去する方法におい て、SO2吸収の可能なナトリウム化合物微粒吸収剤を前記煙道ガスへ導入する ことによって前記煙道ガス中のNO:NO2モル比を低減させる段階、およびこ の段階に続いて煙道ガスを湿式スクラッバにおいて液体と接触させる段階とから なる方法。
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