JPS6349895B2 - - Google Patents

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JPS6349895B2
JPS6349895B2 JP57125629A JP12562982A JPS6349895B2 JP S6349895 B2 JPS6349895 B2 JP S6349895B2 JP 57125629 A JP57125629 A JP 57125629A JP 12562982 A JP12562982 A JP 12562982A JP S6349895 B2 JPS6349895 B2 JP S6349895B2
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JP
Japan
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mask
substrate
wafer
height
exposure
Prior art date
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Application number
JP57125629A
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English (en)
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JPS5917247A (ja
Inventor
Motoya Taniguchi
Mitsuyoshi Koizumi
Yukio Kenbo
Nobuyuki Akyama
Minoru Ikeda
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP57125629A priority Critical patent/JPS5917247A/ja
Publication of JPS5917247A publication Critical patent/JPS5917247A/ja
Publication of JPS6349895B2 publication Critical patent/JPS6349895B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/707Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シリコンウエハ、バブルウエハ、セ
ラミツク基板、プリント基板などにマスクに設け
た所定のパターンを例えば、X線を用いて焼きつ
ける露光装置に関するものである。
近年、半導体の集積化にともない、パターンの
微細化が進み、現在、フオトリソグラフイー技術
による各種の露光方法、たとえば、紫外線などを
用いた反射投影形、縮小投影形の露光方法によ
り、1〜2ミクロンのパターンが形成できるよう
になつた。しかし、さらに高集積化を図るため、
1ミクロン以下のいわゆるサブミクロンパターン
が要求されているが、従来のフオトリソグラフイ
ー技術では、光の回折、多重反射、及び干渉など
の問題により、投影像の精度が得られないため、
新しい露光方法として、波長が4〜14Å程度の軟
X線を利用したX線露光方法が開発されている。
まずX線露光方法の原理を第1図に従つて説明
する。
高真空雰囲気(10-6torr以下)1、に保つた真
空チエンバー2内で、電子銃3から加速した電子
ビーム4をターゲツト5に照射すると、ターゲツ
ト5の材質に応じた特性X線6が発生するこのX
線6を、Be(ベリリウム)などのX線を透過し易
いX線取出し窓7から取り出し、X線を透過し易
い材質(SiO2、Al2O3など)のマスク支持材8
に、X線を吸収する金などの金属によりパターン
9を形成したマスク10を通して、ウエハ11上
に塗布したX線6に反応するレジスト12に照射
した後、現像処理することにより、ウエハ11上
にパターン9を転写することができる。この方式
は、波長の短い(4〜14Å)の軟X線を利用する
ため、回折やウエハ11上のごみによる散乱が少
ないため、高精度の微細パターンの転写が可能で
ある。
X線露光装置においては、X線を平行線束とし
て取り出すことが現実上困難であるため、通常
は、ターゲツト5からの発散線束を使用する。こ
のため、マスク10上のパターン9は、ウエハ1
1上には、bだけずれた位置に転写されることに
なる。このパターンずれ量bは、X線源からマス
ク10までの距離をD、マスク10とウエハ11
とのギヤツプをS、実効マスク径(最外パターン
間寸法)をWとするとb=SW/2Dで与えられる。
さらにまた、X線6は、電子線4のスポツト径d
に応じてターゲツト5から発散するためマスク1
0上のパターン9は、ウエハ11上で転写像のぼ
け量Cを生ずる。このぼけ量Cは、機何的に算出
され、C=S・d/Dで与えられる。
X線露光装置により、サブミクロンの微細パタ
ーンを高精度に転写するには、このぼけ量Cは、
0.1ミクロン以下であることが必要である。また、
パターンずれ量bについては、その絶対値は、直
接には、転写精度には影響しないが、あるリソグ
ラフイーと次のリソグラフイーとの間におけるバ
ラツキは±0.1μm以内であることが必要である。
ここで、電子ビーム4のスポツト径d=3mmX
線源からマスク10までの距離D=300mm、実効
マスク径W=75mmとし、パターン9の許容ボケ量
Cを0.1ミクロンとすると、マスク10とウエハ
11のギヤツプSは、10ミクロンとなる。またパ
ターンずれ量bのバラツキを±0.1ミクロンとす
るには、ギヤツプSのばらつきを±0.8ミクロン
(≒±1ミクロン)としなくてはならない。
従来より、試作、研究レベルで発表されている
X線露光装置においては、マスク10とウエハ1
1とは第2図に示す様に、薄く弱いマスク10の
変形、たわみにより、ギヤツプSが均一でなく高
精度なパターン転写が困難であつた。
すなわち、マスク10は、X線6を透過し易い
材質、たとえば、SiO2、Al2O3、ポリイミドなど
の高分子材料、などのマスク支持材8を用いたも
ので、厚さを数〜数10ミクロンの薄膜であるた
め、強度的に弱く、気圧、温度の変化などにより
変形し易い。この傾向は、マスク10が大形化す
ることにより顕著になり、X線による一括露光装
置開発のネツクとなつていた。
また、ウエハ11はマスク10に比べると、約
200ミクロンと厚いため、変形、たわみ量は少な
いが、平担度は通常でも4ミクロン以上あり中に
は±10ミクロン以上のものがある。しかし現状で
は、ウエハ製造工程において、ウエハ10の平担
度を改善することは困難である。
以上のように、従来の方式では、ウエハ11と
マスク10とのギヤツプSのバラツキが±数10ミ
クロン以上となる場合があり、パターンズレ量
b、及びパターンぼけ量Cが、露光のたびに変化
するため、サブミクロンパターンの高精度転写が
できないという問題点がある。また、従来技術と
して、特公昭57−23418号公報に記載された薄片
平坦化装置がある。この装置において、ウエハ保
持装置は、筐体の周囲に多数設けられたモータに
減速機を介して連結した棒状カムの各々によつて
バイアス用スプリングのばね力に抗して上下動す
る管状シヤフトを多数筐体の上面から室内に延ば
して2次元的に配置し、ウエハの裏面を、多数配
置された管状シヤフトの上端に形成された吸引カ
ツプで直接吸着保持し、上記管状シヤフトの上下
動によりウエハを変形させるものである。更にこ
の装置には、ウエハの表面の幾何学的状態を感知
するために、感知装置を多数設置したヘツドを取
付けたピボツトアームが水平方向に回転できるよ
うに設けられている。更に上記筐体の周囲にウエ
ハ保持装置と同様な3個のマスク保持装置と、ノ
ズルからなる3個の感知装置とが設けられてい
る。しかしながら、この装置においては、管状シ
ヤフトによつてウエハを直接吸着保持しているた
め、ウエハの小さい変形を矯正できないばかりで
なく、ウエハの極部に剪断力が作用し、割れたり
する危険性がある。また、この装置においては、
ノズルからなる3個の感知装置が筐体に固定され
ている関係で、マスクがウエハの径より大きい場
合にしか適用できない問題点を有している。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、基板とマスクとを平行にし、更に基板を破
壊することなく、しかも小さなうねりをなくして
マスクの形状に合せて、基板とマスクとの間隔が
所望の値を保つように基板を変形させてマスクの
パターンを基板上に高解像度でもつて転写露光
し、半導体や磁気バブル、厚膜・薄膜回路やプリ
ント基板なでの歩留りを向上させるようにした露
光装置を提供することにある。
即ち、本発明は、上記目的を達成するために、
基板の全裏面をほぼ吸着できる大きさと上面に基
板を吸着すべく空間部とを有した変形し得る可撓
性の板を介して該板の下面と一体的に係合する上
端を有して独立に上下微動する複数の変位発生装
置を内部に2次元的に配置し、上記空間部に板の
裏側から真空源を接続した基板変形チヤツクを備
え、該基板変形チヤツクの周囲に係合して基板変
形チヤツクの傾きを調整すべく独立に上下微動す
る複数のチルト用変位発生装置を備え、露光位置
と基板高さ測定位置との間を移動自在に形成され
た基板移動ステージと、露光位置において上記基
板と対向するようにマスクを保持するマスク保持
手段と、上記基板移動ステージによつて上記基板
高さ測定位置に移動せしめられた基板の表面に対
向し、基板の表面の複数個所についてその高さを
測定する基板高さ測定器と、マスクの下面に対向
すべく移動させてマスクの下面の複数個所につい
てその高さを測定するマスク高さ測定器と、マス
クと基板との傾きを検出する検出手段と、該検出
手段により検出された傾きに基いて上記複数のチ
ルト用変位発生装置を作動させてマスクと基板と
を平行にし、更に上記基板高さ測定器により測定
された基板の高さと上記マスク高さ測定器により
測定されたマスクの高さとに基いて上記複数の変
位発生装置を作動させて上記板を介して上記基板
を変形させてマスクと基板との間の間隙を所望の
寸法に制御する間隙制御手段と、露光位置におい
てマスクと基板とを相対的に位置整合してマスク
に形成された回路パターンを対向する基板上に露
光焼付する露光手段とを備えたことを特徴とする
露光装置である。
また本発明は、複数箇所で各々独立して上下方
向に微動させる複数の変位発生手段と、この変位
発生手段の上面にウエハを吸着する吸着手段とを
備えたチヤツクを設け、マスクの形状に合わせて
ウエハを変形させ、マスクとウエハ間のすきまを
所望の値にしてマスクのパターンをウエハ上に露
光焼付けするように構成したことを特徴とした露
光装置である。
本発明をX線露光方法及び装置に適用した場合
について詳しく説明する。X線露光方法の原理
は、第1図に示す通りであり、従来の技術の項で
既に述べた通り、マスク10の変形、そりとウエ
ハ11の厚さ寸法精度のばらつきにより、第2図
に示す様にマスク10とウエハ11との間のギヤ
ツプSは一定に保つことが困難である。そこで、
本発明は、第3図に示す様にウエハ11を、マス
ク10の形状にあわせて変形させ、双方のギヤツ
プSを均一にすることに大きな特徴をもつ。
第4図は、本発明による露光方法及び装置の具
体的な一実施例を示す。露光ステーシヨン13に
は露光源14の下に、後述するウエハ11とマス
ク10との位置合わせを行なうための位置検出器
(アライメントコープ)15と、マスク10が設
けられている。
即ちX線発生源として10-6torr以下の高真空1
に保たれた真空チエンバー2内に、電子銃3とタ
ーゲツト5を設け、さらにX線を大気圧中(ヘリ
ウム雰囲気50)に取り出すためのX線取出し窓
7を真空チエンバー2のターゲツト5近くに設け
る。
実用的な装置においては、強力なX線を取り出
すためにターゲツト5として、水冷回転ターゲツ
トなどが一般的に用いられている。またターゲツ
ト5の材質として、たとえばMo、Ag、Al、Si、
Pd、などの金属がよく用いられ、その場合、発
生するX線は8〜4Åである。
X線取出し窓7は、真空チエンバー2とヘリウ
ムチエンバー51間の圧力差760torr(≒1.0Kg/
cm2)を支え、かつX線を透過し易い材質である必
要がある。X線取出し窓7の寸法は、ターゲツト
5に近い場合にはφ20〜φ30mm程度で十分であり、
この範囲であれば、25ミクロン以下のBeの薄い
膜を用いて、十分大気圧差による力を支えること
ができる。
このように薄い膜を用いたことによりX線の減
衰率を小さくすることができる。そしてX線取出
し窓7を通過したX線6はヘリウムガス(He)
等を満たし、大気圧(760torr)にほぼ等しい圧
力を有する雰囲気チエンバー51の下端に直接取
りつけたマスク10のパターン9をウエハ11上
に転写する。これらX線取出し窓7及びヘリウム
チエンバー51等が、X線発生源2,3,5から
出力されたX線の減衰を防止してX線をマスク1
0上に照射する照射手段を構成する。マスク10
は変形しやすい数μmの厚さを有し、X線を透過
するSiO2、Al2O3などのマスク基材8に金などの
X線吸収材質の回路パターン9をもつもので、マ
スクホルダ52にセツトされた状態で雰囲気チエ
ンバー51の下端に着脱可能に取りつけられてい
る。
ところで1枚のマスク10で多数のウエハ11
をX線転写してスループツトを著しく向上させる
ために上記雰囲気チエンバー51の下端にマスク
10を装着した状態でマスク10とウエハ11の
パターンとを高精度に位置合わせ(アライメン
ト)することが必要である。そのためには微小す
きまS隔ててマスク10に対してウエハ11をウ
エハテーブル25上にセツトする。このようにマ
スク10とウエハ11とを微小すきま隔ててもX
線の減衰は0.1%以下でほぼ無視することができ
る。
一方マスク10とウエハ11とをアライメント
するためには上記雰囲気チエンバー51内にアラ
イメントスコープ15を水平方向に移動可能に設
置すればよい。ただし観察光学系及び撮像素子
(リニアイメージセンサ等)もしくは撮像装置等
を有するアライメントスコープ15を密閉するこ
とは可能であるため、このアライメントスコープ
15の一部を上記雰囲気チエンバー51の外に導
びき出すこともできる。
更にウエハ11は、ウエハ基板上にレジスト1
2を塗布されたものである。このウエハ11はマ
スク10とアライメントするために、X、Y、θ
及びZ方向に微粗動できるように形成されたウエ
ハステージ25に載置されている。なお、53は
ダイヤフラムである。
マスク高さ測定器16は、露光ステーシヨン1
3から待避位置17へ移動できるように高精度な
直線ガイドレール18上をスライドするステージ
19に組み込まれており、露光ステーシヨン13
で、マスク10の高さWmを測定できるようにな
つている。また、露光ステーシヨン13に隣接し
て、ウエハ高さ測定ステーシヨン20があり、こ
こに設けたウエハ高さ設定器21により、ウエハ
11の高さWwを測定する。ウエハ11は、ウエ
ハ変形チヤツク22に吸着支持されている。マス
ク高さWm及びウエハ高さWwは各々複数箇所に
ついて測定されコントローラ23、対応する各点
でのマスク−ウエハ間のギヤツプSを計算し、ド
ライバ24にギヤツプSが一定となるようなウエ
ハ高さ補正量ΔWwを指示する。このデータに従
つて、ドライバ24は、複数個のウエハ変形チヤ
ツク22に入力を与え、ウエハ11を変形させ
る。
なお、ウエハ高さ補正量ΔWwは、各測定器の
基準面高さの差をh、マスク−ウエハ間ギヤツプ
の設定値をSとすると、ΔWw=(S+h)−(Wm
+Ww)で与えられる。しかし、この演算方法
は、測定方法、及び測定基準の設定により異なる
ため、上記の演算式に従う必要は必ずしもない。
ウエハ変形チヤツク22はウエハ移動ステージ
25に設けられており、直進ガイドレール18上
を露光ステーシヨン13に、移動される。前述の
ように、マスク高さ測定器16は、ステージ19
とともに、マスク高さ測定後、待避位置17に移
動する。第5図は、露光時の状態を示したもので
ある。
ウエハ移動ステージ25は、ウエハ11を露光
位置13に移動させるだけではなく、ウエハ11
とマスク10のパターン位置合わせ(アライメン
ト)をするためのウエハ位置調整機構としての
Y、θ、Z、移動機構25′を有している。アラ
イメントスコープ15は、露光前にマスク10の
上に移動し、ウエハ移動ステージ25で、パター
ン位置合わせを行なつた後、露光線束を妨げない
ように待避する。
なお、ウエハ11の変形は、ウエハ高さ測定ス
テーシヨン20において、マスク10の高さとウ
エハの高さを測定しながら行なう場合と、各高さ
を記憶させておき、露光ステーシヨン13で変形
させる場合と2通り考えられるが、制御上都合の
よい方を選べばよい。
次に、ウエハ変形方法及びウエハ変形チヤツク
22の構造を具体的実施例をもとに説明する。
第6図a,bは、ウエハ変形チヤツクの変形を
各分割部分を上下することにより可能にして、ウ
エハ11をマスク10の形状にならわせて変形さ
せる一実施例を示す図である。第6図a,bはウ
エハ変形装置を詳細に説明した平面図と断面図で
ある。第6図aのように分割した格子の1つ1つ
に、bのようにモータ33、ギヤ34、送りネジ
による上下コマ35で1組の上下変位発生装置3
6を構成し、各組が独立な上下変位発生装置3
6、各上下変位発生装置36に対応したウエハ高
さ測定器21、上下変位発生装置36を内蔵し、
かつ、ウエハ11を吸着保持するためのチヤツク
本体38、本図には記されていない真空配管に連
通し、チヤツク本体内を真空にする配管37、全
てのウエハ高さ測定値と、マスク高さ測定値とを
演算し、各上下変位発生装置36の上下量ΔWw
を決定するコントローラ23、各モータ33を駆
動するドライバ24からなる。
ウエハ11は、真空吸引され、上下変位発生装
置36の先端にならい、個々の上下変位発生装置
36に対応したウエハ面を上下させることができ
る。
ウエハ高さとマスク高さを測定した後、修正量
ΔWwにもとづいて各モータ33が回転し、減速
ギヤ34により減速した回転運動は送りネジで上
下コマ35を上下させる。モータ33がDCモー
タの場合、減速ギヤ比は1万〜10万等の十分な減
速が必要となるが、パルスモータの場合は、0.5
ミクロン単位程度に、上下コマ35を制御できる
程度ならよく、大きなギヤ比を必要としない。ま
た、DCモータは、検出器21を用いてのクロー
ズドループによる上下量の制御がし易いが、パル
スモータではオープンループで制御可能である。
ただし、パルスモータは、DCモータより大きく
停止中も熱をもつ欠点を有するが、いずれも、バ
ツクラツシユ、ガタなどをなくすか、あるいは、
あつてもコントロール可能な値に抑える必要があ
る。
すなわち、ウエハ変形チヤツク22の上面は、
複数個の上下コマ35から成つており、各々のコ
マ35は変位発生装置36により、各々独立に微
小距離上下可能になつている。
また、上下変位発生装置36としては、上記モ
ータに連結されたねじの他に、電歪素子、磁歪素
子、熱変形素子、マグネツト利用、流体によるも
の、テコ等による微小変位機構、それらの組合せ
でも良い。半導体ウエハの場合、ストローク30ミ
クロン、位置決め精度±1ミクロン以下、変形速
度がスループツトに比べて早く、かつ露光時に安
定していなければならない。
また、第7図に示すように、変位発生装置36
の上に薄板(可撓性の板)56dをはることもで
きる。この薄板56dの具体的構成については後
述する。変位発生装置36としては例えば薄板5
6dの下面に接着にて固定された部材36aとチ
ヤツク本体38に締着され、かつネジ36bで高
さ調整ができるようになつている。形の部材3
6cと、該部材36c上に締着された部材36d
と、該部材36dに下端を固着したピエソ素子3
6eとこの素子36eの上端と上記部材36aの
下端に挿入されたホール36fと、上記部材36
aと部材36dを引つ張つておくスプリング36
gとから構成されている。また、チヤツク本体3
8の下面に球38aを取り付けている。このチヤ
ツク38の球38aを球面座56uで支持するス
テージ56sが送りネジ機構(図示せず)によつ
て上下方向に移動できるように構成されている。
このように、基板(ウエハ)11が薄板56d
に、吸着保持された状態で基板(ウエハ)11が
薄板56dを介して変形されるため基板(ウエ
ハ)11に極部的に応力が生ずることなく基板
(ウエハ)11が破壊されることが防止されると
ともに、基板11の露光面を所望の形状に合わせ
ることができる。
その他の変位発生手段として複数室に分割され
た各室の真空圧力を調整することにより、薄板5
6dをダイヤフラム状に変形させることもでき
る。なお、56gは、基板(ウエハ)11を薄板
56dに吸着させるための穴である。
また、基板(ウエハ)の高さ測定装置21には
接触式と非接触式がある。接触式にはダイヤルケ
ージなどがあり、非接触式には空気マイクロメー
タ、電磁気型測定器、静電容量型測定器、光学的
測定器などのように様々な手段が考えられる。
基板変形矯正化用の薄板56dは可撓性を有す
る銅、アルミニウム、ステンレス、リン青銅、シ
リコン等の0.4〜3mmの金属薄板、または0.7mm程
度のガラス薄板、またはテフロン等の樹脂薄板で
形成され、かつ500〜100μm程度の突起部56e
を第7図a,bに示すように内部に規則的に形成
すると共に外周部を囲むように環状に形成してい
る。これら突起56eの間には、基板(ウエハ)
11を吸着すべく吸引力を付与させるための空間
部を形成している。なお、突起部56eの形状は
正方形でも円形でもよい。また、上記ウエハチヤ
ツク面56dの周辺を自由支持に近づけるため
に、輪状の溝56zを設けて、薄肉化を図つてい
る。更に、露光終了したウエハ11をエアの噴出
力によつて排出するために、穴56gが設けられ
てこの穴56gはチヤツク本体38内に設けた部
屋56xに接続されており、フレキシブルなパイ
プ56wにより、圧力空気源49に接続されてい
る。更に、第4図及び第5図に示すようにコント
ローラ23及びドライバ24は、前記したように
マスク高さ測定器19から測定されるマスク高さ
Wmとウエハ高さ測定器21から測定されるウエ
ハ高さWwとに基いて複数の変位発生装置36を
作動させて上記薄板(可撓性の板)56dを介し
て上記ウエハ(基板)11を変形させてマスクと
基板との間のギヤツプ(間隙)Sを所望の寸法に
制御する間隙制御手段を構成する。
ウエハ11及びマスク10の高さ測定器には、
接触式と非接触式がある。接触式の典型的な例は
ダイヤルゲージがあるが、薄くて変形し易いマス
ク10の高さ測定には不向きである。また、非接
触式には、空気マイクロメータ、電磁気型測定
器、静電容量形測定器、光学的測定器、超音波利
用の測定器などのように様々な手段が考えられ
る。
特にウエハ11の高さ測定器21として最も好
ましい実施例を第8図、第9図に基づいて説明す
る。即ちウエハ移動ステージ25上に設けられた
ウエハ変形チヤツク22は直進ガイドレール18
上を例えばエアリニアベアリング128で矢印1
29の方向に摺動自在に支持されている。そし
て、ウエハ高さ測定ステーシヨン20においてウ
エハ11の表面の変形量が検出されて記憶され
る。図9に示すように、ウエハ11と平行に、円
板123が配置されている。この円板123は鋼
球128を介してスペース131に乗つている。
この鋼球124は、高い精度で製作したものが
使用され、またこの鋼球124と接触するベース
131の上面、及び円板123の下面123aも
きわめて平担に加工されている。
一方、円板123は断面がほぼ台形の円錘形を
なしており、その肩部(斜線部)123bはベー
ス131に取りつけられた複数個の回転軸承13
2に接触している。この回転軸承132は、円板
123を下方に平均的に押圧するとともに、円板
123に回転中心を与えるためのものである。従
つて少なくとも3個の回転軸承132が使用され
それらは図9に示されているように、傾斜した状
態でベース131に取り付けられている。なお、
3個の回転軸承を使用する場合には、それらは
120゜間隔で配置される。
円板123の上記肩部123bの上方にはベル
ト溝123cが施されている。そして電動機14
0のプーリ139とこのベルト溝123cとの間
にベルト138が架けられている。従つて円板1
23は、上記ベース131、鋼球124及び回転
軸承132によつてウエハ11と平行関係が正確
に保たれながら一定方向に回転運動を続ける。
円板123にはその先端をウエハ11の表面に
向けてその先端とウエハ11表面との距離を検出
する複数個の検出端60が取付けてある。
複数個の検出端60は円板123の中心より周
辺部に向けて直線又は曲線をなして一列に取りつ
けられる。
各検出端60よりの検出信号はケーブル133
により取出される。ケーブル133はスペーサ1
30に固定された保持枠137により保持された
スリツプリングの回転側134に固定され、円板
123と同じ運動を行なう。検出信号は更にスリ
ツプリング固定側135よりケーブル136を通
つて外部の信号処理手段へ出力される。ケーブル
136から出力される信号は検出端60が円板1
23の1回転中に得たアナログ出力であるが、上
記信号処理手段は上記アナログ出力をそのまま使
用してウエハ11の平担度情報としてもよいし、
また円板123の所定の回転角度毎に上記アナロ
グ信号をデジタル信号にA/D変換してこの信号
をウエハ11の平担度情報としてもよい。
いずれにしても測定するタイミング、言いかえ
ればウエハ11の測定位置を知るための機能が必
要である。すなわち、図9において円板123の
肩部123bの下方には全円周に亘つて等間隔に
複数個のマーク142a,142b,142c,
…が貼着されている。例えば、円板123の1/16
回転毎に上記A/D変換を行なう場合には22.5゜
の回転角毎に16個のマーク142a,142b,
…が貼着される。そして、このマークの通過を第
8図に示したフオトセンサ143で検出し、この
フオトセンサ143の出力を上記16個のマークの
うちの1つのマーク142aの長さを長くしてお
けば、上記円板123の回転原点、言い換えれば
上記タイミングの原点となる信号を検知すること
ができる。
第10図はウエハ11の平担度(高さ)を得る
ために、フオトセンサ143によつて得られるタ
イミングと同期した検出端60からの出力信号を
処理する制御ブロツク図を示している。図10
は、3つの容量タイプのプローブを検出端60に
使用した例である。
第10図において146は検出端60からの出
力電流を電流信号に変換する電流−電圧変換増幅
器を示しており、また148はフオトセンサ14
3からのタイミング信号に対応して増幅器146
からの電圧信号をデジタル信号に変換するための
A/Dコンバータを示している。A/Dコンバー
タ148の出力信号はウエハ11の平担度を演算
するためのCPU(図示せず)を含む信号処理回路
に送られる。
以上の様にウエハ11の高さ測定ステーシヨン
20においてウエハ11の表面上の多数の個所の
平担度(あるいは変形量)が測定される。なお、
検出端60としては例えばU.S.P application
No.64240に開示されているような静電容量形検出
センサがある。この静電容量センサでウエハ11
の表面の変形量が測定できるのはウエハ11が接
地されているからである。
次に、変形し易いマスク10の変形量をマスク
高さ測定器16で測定する方法について具体的に
説明する。
第11図はマスク高さ測定器16の構成を示す
図である。すなわち、レーザチユーブ201から
の偏光He−Neレーザ光は反射ミラーM1,M2
通り偏光板202の回転で強度が調整されビーム
エキスパンダ203に導かれマスク10の直径
(例えばφ30mm)のレーザ光束となる。レーザ光
束は反射ミラーM3によりプリズム204に入射
する。プリズム面とマスク面で生じた等厚干渉縞
は結像レンズ205によりTVカメラ206の
TV撮像面に結像する。
なお、M4,M5、は反射ミラーである。またプ
リズム204の横に静電容量センサ207を設け
マスク10の周辺に部分的に形成された導電性薄
膜との間でマスク10の周辺の一点における絶対
位置を測定する。
プリズム204は上下方向に微動できるように
板バネ208で支持され、第12図に示す如く、
ピエゾ素子206によりストローク(例えば25μ
m位)の上下の微動が可能になつている。
第13図では等厚干渉縞の基本原理を示してい
る。同位相の平行レーザ光215がプリズム面反
射成分と、マスク面反射成分との干渉によりマス
ク面の変形量が干渉縞214による等高線で表わ
される。等高線のピツチに対応するプリズム面と
マスク面との厚さ(ギヤツプ)は平行レーザ光2
15のマスク面への入射角で決まりこれは0.3μm
から無限大まで可能であるが2μm位が使い易い。
第12図でプリズム204を上下微動させると干
渉縞214は移動する。そこでコントローラ21
1からの指令でドライバ210を介してピエゾ素
子209を駆動し、プリズム204を0.125μm毎
に動かし、干渉縞214の像をTVカメラ206
に入力し、プリズム204の移動位置に対応させ
て、この干渉縞214の位置をマイクロプロセツ
サ212のメモリにたくわえておく。この操作を
干渉縞214のピツチ2μmに対応する16回行な
いこの16回分の解析演算をマイクロプロセツサ2
02で行なうことによりマスク10の変形量が測
定される。以上述べた等厚干渉縞を用いた平担度
の測定及び方法は「SPIE Vol135、P104〜110、
The Interferometric Analysis of flatness by
Eye and Computer」に開示されている如く、周
知の技術で行なわれる。
しかし、以上の方法で得られるマスク10の変
形量は相対的な凹凸量であるが、基準面に対する
絶対高さが不明である。そこで、マスク10の
LSI回路パターンが形成されていない周辺部に形
成された導電薄膜(たとえばAu膜)の部分の絶
対値高さWmAを前記静電容量センサ207で測
定し、次に、上記干渉縞による方法でマスク10
の全体の変形量F(x、y)を測定する。ここで、
絶対的マスク変形量をWmとすると、 Wm=F(x、y)+Δ …(1) ここでΔはF(x、y)が相対値であるために
必要となる定数である。なお、上記静電容量セン
サ207で測定される点の相対値F(x0、y0)が
上記干渉縞による方法で測定されているのでΔは
次の式で表わされる。
Δ=WmA−F(x0、y0) …(2) このようにして(1)(2)式よりマスク10全体の絶
対的変形量(すなわち、静電容量センサ面からの
マスク10の絶対的高さ)Wmが求められる。
以上のようにして、第4図に示したように、マ
スク10の高さWmとウエハ11の高さWwが得
られ、これより前述の通り、ウエハ11とマスク
10とのギヤツプを所望の値Sとなるように、ウ
エハ高さ修正量ΔWw、すなわちΔWw=(S+
h)−(Wm+Ww)だけウエハ11を変形させる
ことができる。なお、hは前述の通り、マスク1
0、ウエハ11各々の高さ測定器の基準面高さの
差である。
ところで、マスク10とウエハ11のギヤツプ
を所定の値に均一化する方法には次の方法をとる
ことも可能である。
すなわち、干渉縞を利用したマスク高さ測定器
17およびウエハ高さ測定器21によりマスク1
0とウエハ11の各々の変形量を測定した後ウエ
ハ変形チヤツク19によりマスク10の形状に合
わせてウエハ11を変形させる。これによりマス
ク10の形状に一致した形状にウエハ11は変形
されるがマスク10とウエハ11とのギヤツプ
は、これだけでは所望の値に設定できない。そこ
でウエハ11とマスク10の各アライメントマー
ク314及び315を第14図に示す如く複数の
二重焦点アライメント光学系301により各々合
焦点に一致させることによりマスク10とウエハ
11のギヤツプは所定の値S(例えば均一な距離)
に一致させることができる。これら二重焦点アラ
イメント光学系301は、マスク10とウエハ
(基板)11との傾きを検出する検出手段を構成
する。
すなわち、マスク10のアライメントマーク3
14をマスク側の光路B(対物レンズ300、ビ
ームスプリツタ301、直角プリズム302、及
びビームスプリツタ303)を通してリニアイメ
ージセンサ313で検出し、マスクチルト用ピエ
ゾ素子309を用いてマスク10の全体をチルト
しながらアライメントマーク314が合焦点とな
るように調整する。一方、ウエハアライメントマ
ーク315がマスクアライメントマーク314に
対して10μm程度のギヤツプSが設けられた時に
リニアイメージセンサ313上でウエハアライメ
ントマーク315が合焦点となるように光路長を
調整したウエハ側光路A(対物レンズ300、ビ
ームスプリツタ301、ビームベンダ306、ビ
ームスプリツタ303)が設けられている。従つ
てウエハ11とマスク10とのギヤツプ(アライ
メントマーク314,315の距離)がS′>S
(設定値)となるようにウエハ変形チヤツク19
全体をウエハチルト用ピエゾ素子309により設
定しておく。(例えば、ピエゾ素子の入力電圧を
OVとする)。次にピエゾドライバ310でウエ
ハチルト用ピエゾ素子309を徐々に上昇させ、
リニアイメージセンサ313から得られる出力が
最大となる点をコントローラで判定し、この検出
位置でウエハ11とマスク10がともに合焦点に
一致したとみなす。これによつて、アライメント
マーク314,315の位置している点でマスク
10とウエハ11とのギヤツプは所定の値Sとな
る。こうすることにより、ウエハ移動ステージ2
5をウエハ11をウエハ高さ測定ステーシヨン2
0から露光位置へ移動させる際に生ずるウエハ1
1の微小なチルト(傾き)も、修正することがで
きる。なお、各々のアライメントマーク314,
315を検出するために必要に応じて光路切換用
のシヤツタ307,308を設けてもよい。ま
た、マスク10とウエハ(基板)11との傾きを
検出する検出手段として、上記二重焦点アライメ
ント光学系301の他に、前記したようにマスク
高さ測定器19から測定されるマスク高さWmと
ウエハ高さ測定器21から測定されるウエハ高さ
Wwとからマスクとウエハとの周辺部のギヤツプ
Sを算出するコントローラ23であつてもよいこ
とは明らかである。
なお、前記実施例ではマスク高さ測定器16を
ウエハ移動ステージ25と同じ直進ガイドレール
18上を摺動自在に支持したが、ウエハチヤツク
22にウエハ11を供給、排出する機構をもたせ
る上で、マスク高さ測定器16を第4図の紙面に
垂直な方向に別途設けた直進ガイドレールに沿つ
て摺動可能に支持する構成とするのが望ましい。
以上説明したように、本発明によれば、基板と
マスクとを平行にし、更に基板を破壊することな
く、しかも小さなうねりをなくしてマスクの大き
さに関係なくマスクの形状に合せて基板を高精度
に変形させることが可能となり、マスクとウエハ
との間隙を±1μm程度の高精度で所望の寸法に
制御でき、転写パターンのずれ量、並びにぼけ量
を一定に保つことができ、高解像度でもつて転写
可能となる作用効果を奏する。例えばX線露光の
場合には1μm以下のサブミクロンパターンにつ
いて高精度に転写可能となる。また、フオトリソ
グラフイーにおいても、光の解像度の限界までの
微細パターンの転写が可能となり、LSIなどの歩
留りを大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、X線露光方法の原理を示す図、第2
図は、従来方式によるマスクとウエハのギヤツプ
関係を示す図、第3図は、本発明によるマスクと
ウエハのギヤツプ関係を示す図、第4図は、本発
明による露光方法および装置の基本構成の一実施
例を示す説明図、第5図は、X線露光時における
露光装置の状態を示す説明図、第6図a、第6図
bは、ウエハ変形チヤツクの具体的一実施例を示
す平面図および断面図、第7図a、第7図bは、
ウエハ変形チヤツクの他の具体的実施例を示す平
面図および断面図、第8図は、本発明によるウエ
ハ高さ測定器の一実施例を示す平面図、第9図
は、第8図の断面図、第10図は、ウエハ高さ測
定器の制御システム図、第11図は、本発明によ
るマスク高さ測定器の一実施例を示す見取り図、
第12図は、マスク高さ測定器のチルト制御方法
を示す説明図、第13図は、等厚干接縞の基本原
理を示す説明図、第14図は、二重焦点アライメ
ント光学系の一実施例を示す説明図である。 符号の説明、6……X線、10……マスク、1
1……ウエハ、15……アライメントスコープ、
19……マスク高さ測定器、21……ウエハ高さ
測定器、25……ステージ、22……ウエハ変形
チヤツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板の全裏面をほぼ吸着できる大きさと上面
    に基板を吸着すべく空間部とを有した変形し得る
    可撓性の板を介して該板の下面と一体的に係合す
    る上端を有して独立に上下微動する複数の変位発
    生装置を内部に2次元的に配置し、上記空間部に
    板の裏側から真空源を接続した基板変形チヤツク
    を備え、該基板変形チヤツクの周囲に係合して基
    板変形チヤツクの傾きを調整すべく独立に上下微
    動する複数のチルト用変位発生装置を備え、露光
    位置と基板高さ測定位置との間を移動自在に形成
    された基板移動ステージと、露光位置において上
    記基板と対向するようにマスクを保持するマスク
    保持手段と、上記基板移動ステージによつて上記
    基板高さ測定位置に移動せしめられた基板の表面
    に対向し、基板の表面の複数個所についてその高
    さを測定する基板高さ測定器と、マスクの下面に
    対向すべく移動させてマスクの下面の複数個所に
    ついてその高さを測定するマスク高さ測定器と、
    マスクと基板との傾きを検出する検出手段と、該
    検出手段により検出された傾きに基いて上記複数
    のチルト用変位発生装置を作動させてマスクと基
    板とを平行にし、更に上記基板高さ測定器により
    測定された基板の高さと上記マスク高さ測定器に
    より測定されたマスクの高さとに基いて上記複数
    の変位発生装置を作動させて上記板を介して上記
    基板を変形させてマスクと基板との間の間隙を所
    望の寸法に制御する間隙制御手段と、露光位置に
    おいてマスクと基板とを相対的に位置整合してマ
    スクに形成された回路パターンを対向する基板上
    に露光焼付する露光手段とを備えたことを特徴と
    する露光装置。 2 上記露光手段として、X線源とX線源から出
    力されたX線の減衰を防止してX線をマスク上に
    照射する照射手段とを有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の露光装置。 3 上記露光手段として、X線源とX線源に接続
    されてX線源から出力されたX線の減衰を防止す
    べく、X線の透過率の高い気体を満たし、下端に
    上記マスク保持手段を設置したた雰囲気チヤンバ
    とを有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の露光装置。 4 上記露光手段として、マスクと基板とを位置
    整合するための複数の位置検出光学系を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の露光
    装置。 5 上記マスク高さ測定器は、光学式で構成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の露
    光装置。 6 上記光学式マスク高さ測定器は、光干渉縞を
    検出すべく構成したことを特徴とする特許請求の
    範囲第5項記載の露光装置。 7 上記マスク高さ測定器は、マスク上の基準面
    の絶対位置を検出するセンサを有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の露光装置。 8 上記ウエハ高さ測定器は、静電容量式で構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の露光装置。 9 上記検出手段は、複数の2重焦点位置光学系
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の露光装置。
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