JPS6349876B2 - - Google Patents

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JPS6349876B2
JPS6349876B2 JP18553081A JP18553081A JPS6349876B2 JP S6349876 B2 JPS6349876 B2 JP S6349876B2 JP 18553081 A JP18553081 A JP 18553081A JP 18553081 A JP18553081 A JP 18553081A JP S6349876 B2 JPS6349876 B2 JP S6349876B2
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JP
Japan
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temperature
solution
notification
output
induction heating
Prior art date
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Expired
Application number
JP18553081A
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English (en)
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JPS5887795A (ja
Inventor
Hidetoshi Hirata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は誘導加熱調理器に係り、特に沸騰を報
知させ、空焼きを有効に防止することできる誘導
加熱調理器に関する。
(従来の技術) 近年、20KHz程度の周波数による電磁誘導加熱
方式を利用した炎のない調理器が開発され、熱効
率が高く、安全・清潔に調理を行うことができる
ということで好評を博している。これが誘導加熱
調理器と言われるものであり、一般に、励磁コイ
ル、鉄・鉄合金構造の鍋、およびレンジ・カバー
の役目をするトツププレートで構成され、励磁コ
イルは駆動回路に接続される。しかして、励磁コ
イルの付勢により発生した磁束は鍋の底部を通
り、電磁誘導作用により渦電流が流れて、鍋に直
接発熱が生じるものである。かかる誘導加熱調理
器はエネルギー源が電気であるためガスや石油燃
焼形の調理器と異なり、その性能や安全装置にお
いて優れた面を有する。その一例として、出力設
定器と異常温度検出装置とを挙げることができ
る。前者は操作パネル面にその調節摘子が装着さ
れ、この摘子の調節によりボリユームが動いて励
磁コイルの付勢を増減させ、もつて加熱される鍋
の温度をきめ細くコントロールできるようにした
ものである。また、後者は励磁コイル近傍に温度
センサ又は電流センサが設けられ、温度が異常に
高くなつたり或いは過電流が流れた場合にこれを
検出するものである。
(発明が解決しようとする問題点) 煮物調理は周知の事実であるが、敢えてここで
述べると、まず鍋に水を入れ、これを加熱・沸騰
させ、次いで調理物、調味料等を入れ煮込み完了
となる。このように一連に定まつたパターンの中
で最初の最も重要な水の沸騰という過程があり、
ここからすべてが開始される。かかる調理では何
らかの対策を講じておかなければ、とかく当初予
定していた水量から、その大部分を蒸発・減水さ
せてしまうことや、更にはその全部を蒸発させ空
炊きしてしまうこともある。このことは誘導加熱
調理器にあつても同様にいえることであり、たと
え出力設定器又は異常温度検出装置が設けられて
いても避けることができない。というのは、出力
設定器は加熱温度を予め設定することはできるも
のの、一度設定したら鍋内の水の状態に関係なく
加熱動作を続けるものであるから、いくらきめ細
かく温度をコントロールできたとしても沸騰を報
知する手段にはなり得ない。また、異常温度検出
装置は鍋の温度が異常に高くなつた場合等を検出
するようになつているため、通常必ず伴う水の沸
騰温度よりも高い温度に設定しておく必要あり、
この検出段階ではもう既に空炊きが始まつている
ということを意味しこれもまた沸騰を検知する手
段にはなり得ない。このため、これらの装置等を
備えた誘導加熱調理器であつても、沸騰、水の追
加そして加熱という繰り返しをするのが避けられ
ずエネルギーの無駄であり、又空焼きの危険が常
に付き纒い非常に危険であつた。
したがつて、本発明の目的は、従来の誘導加熱
調理器では加熱源側からの情報検知手段はあつて
も、被加熱側か直接情報を得る手段がなかつたの
で容器内の溶液の沸騰を報知し得なかつたが、こ
の発明は被加熱側である容器内の溶液の温度は直
接検知せしめ、煮込み調理の重要な段階である沸
騰を報知させ、エネルギーの浪費である加熱の繰
り返しや空焼き等の危険な状態に移行するのを有
効に防止することができる誘導加熱調理器を提供
するにある。
〔構 成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、電磁誘導
作用で鍋等の容器に渦電流を発生させて直接加熱
するとともに、その加熱温度を電流のコントロー
ルにより可変調節できる出力設定器を操作パネル
面にもつている誘導加熱調理器において、例えば
容器に満した溶液の温度を常に監視する温度セン
サーと報知音を発する報知手段とを設けて、更に
上記温度センサの検知出力により上記溶液の沸騰
を判定しこの判定時より報知信号を上記報知手段
に出力する一方、溶液の沸騰から設定時間内に一
定温度以上の溶液温度の低下が無いときは励磁コ
イルへの付勢量を制御する駆動回路にその付勢量
を低減させるか又はその付勢を断つ制御信号を出
力し、一定温度以上の溶液温度の低下が有るとき
は上記付勢量をそのまま保持する制御信号を出力
する制御器とを具えたものである。
(作 用) 容器内の溶液が沸騰するとその時点から報知手
段が鳴動する。
また、沸騰してから所定時間後に溶液の温度が
測定され、依然溶液の温度が低下しなければ加熱
力が弱められるか若しくは加熱動作が強制的に停
止させられ、逆にその間に野菜等の具が入れられ
ることによつて温度が下つたら加熱動作は停止さ
れることなく継続する。
(実施例) 以下本発明に係る誘導加熱調理器の好適一実施
例を添付図面に従つて説明する。
第1図において、1は絶縁耐熱材上に巻かれた
励磁コイル、2はレンジカバーの役目をするトツ
ププレート、3は該トツププレート上に載せられ
た鉄・鉄合金構造の容器を例示する鍋である。励
磁コイル1の付勢により発生した磁束は鍋3の底
部を通り、電磁誘導作用により渦電流が流れて、
鍋3に直接発熱を生じさせる。。発熱等を制御す
る制御器は、中央処理装置16と、これに演算命
令及びデータを付与するタイムシエアリング操作
可能な2つのメモリ17と、中央処理装置16に
接続される入出力回路18とからなる。この入出
力回路18には入力端末装置として、鍋3内の溶
液温度を検知する温度センサ11、トツププレー
ト2上の鍋3の存否を検出する検出装置19及び
操作パネルに設けられ、その可変抵抗器に連動す
る摘みの回動によつて加熱出力すなわち加熱温度
を設定する出力設定器7が接続されている。温度
センサ11は例えば、鍋3内に満される水又は調
味料若しくは野菜等が入つて煮出し状態となつた
出し汁等の溶液に浸されることによつてその溶液
温度を検知する接触形の温度センサ又は、溶液内
には浸すことなく非接触で溶液面の温度を監視で
きるより安価な焦電形赤外線センサ等種々考えら
れるが、いずれであつても鍋3内の溶液温度を直
接検知し、その出力が電気的に取り出されるもの
であればよい。かかる温度センサ11は入出力回
路18に対し機械的若しくは電気的に接続・分離
できるように取付けられる。また、出力端末装置
としてコンセント20及び電源スイツチ21を介
して送られて来る商用周波数電源を中央処理装置
16の制御下で励磁コイル1に高周波化して継ぐ
駆動回路22及び報知音を発する報知手段として
のスピーカ14が接続されている。
ここで、上記メモリ17に5つの態様データを
与えた場合の中央処理装置16における演算内容
を提示する。
先ず第1に中央処理装置16に、温度センサ1
1からの検知出力によりスピーカ14を鳴動させ
て溶液の沸騰を報知する報知駆動手段と、この報
知を加熱動作の継続を断つことなく一定時間後に
停止させる時限報知手段と、さらには溶液の沸騰
後又は報知の停止後から所定時間内にその間に検
知された最高温度に対し一定温度以上、例えば10
℃異常の溶液温度の低下がない場合に励磁コイル
1の付勢を駆動回路22を制御することによつて
断つ加熱停止手段との少くとも3つの手段をプロ
グラム上で含ませた態様を提示し、その動作を第
2図に基づいて説明する。電源スイツチ21が
ONされると各システムが動作し又は初期状態待
機となる。次いで各ステツプの実行に入ることに
なる。ステツプAで出力設定器7から得られるデ
ータを読み込むことにより加熱出力の大きさを決
定し、このデータに基づいた所定の出力でステツ
プBに示すごとく駆動回路22をONさせる。次
にトツププレート2上に鍋3が載置されたか否か
を検出装置19で判断し(ステツプC),“NO”
であれば駆動回路22をOFFし(ステツプD)、
ステツプBへリターンする。リターン後、また、
駆動回路22をONさせ再度鍋3の載置を判断
し、もし“YES”であれば加熱動作を継続すべ
く出力設定器7データの読み込みステツプAへの
リターンか、次のステツプEへ進む。ステツプE
では、鍋3内の水の温度を検知する温度センサ1
1即ち温度プローブが差し込まれたか否かを判断
する。ここで“NO”であればリターンするも、
上記判断、換言すると沸騰を報知させるか否かの
判断は温度プローブ11が入出力回路18に接続
されたか否かによつて決定される。
ステツプEで“YES”であれば、次ステツプ
Fである温度が100℃、即ち、沸騰したか否かの
判断を行い、“ON”であれば沸騰するまでルー
プし、“YES”即ち沸騰に至ると所定時間スピー
カ14を鳴らす(ステツプG)。この実行は報知
駆動手段及び時限報知停止手段によつてなされ
る。次にスピーカ14の停止後又はステツプGを
通さないで水が沸騰してから一定時間後にステツ
プHに進むも、ここでは沸騰した鍋内に調理物が
入れられて、その結果温度が低下したか否か、即
ち使用者が忘れずに次の調理段階に移つたか否か
を判断する。もし温度が低下しない“NO”であ
ればこれ以上加熱を続行したら空焼きになると判
定し、駆動回路22をOFFせしめ励磁コイル1
の付勢を断つた後“YES”の場合と同様に検出
動作を終了する。かかる実行は加熱停止手段が担
うことになる。なお、上述したステツプGを通さ
ないフローの場合の具体策としては、沸騰と同時
にタイマーを作動させ、このタイマーの設定時間
内でステツプHの判断を行うようにすることが考
えられる。
第2の態様は、第1の加熱停止手段の代りに、
水の沸騰後から所定時間内に一定温度以上の溶液
温度の低下がない場合に励磁コイル1の付勢手段
を低減させる加熱低下手段を採用した場合であ
る。即ち、この場合は、第2図の動作フロー内の
ステツプが「出力を強制的に下げる。」等に変
更され、ステツプHにおいて“NO”となれば駆
動回路22はOFFとなるのではなく、励磁コイ
ル1の電流を減少させるべく制御され、もつて加
熱パワーが低下することとなる。
従つて、第1及び第2の態様では、たとえ使用
者が沸騰したことを伝える報知を聞き逃がしたと
しても、自動的に加熱動作が停止又は低減させら
れるので、水が完全に蒸発するのを防止あるいは
遅延せしめ、もつて空焼きに至るのを回避させる
ことができ、きわめて安全である。
次に第3として、第1の態様における時限報知
停止手段に代えて検出報知停止手段を採用した場
合の態様を提示する。即ち、報知駆動手段の報知
信号を、トツププレート2上から鍋3を取り去る
か又は出力設定器7の操作もしくとは操作パネル
面にある他の摘子の操作を検出することにより停
止させるように構成してある。この動作フローを
第3図に基づいて説明するが、ステツプFまでは
上述の態様と同じなのでフラツプZを立てること
によつて説明を省略する。ステツプFにおいて
“YES”即ち水が沸騰したらステツプJに進みス
ピーカ14を鳴らす。このスピーカ14が成つて
いる状態は維持され、続いて鍋3が取り去られた
か否かの判断(ステツプK)が検出装置19によ
りなされ、“YES”であればスピーカ14を停止
させ終了となる。一方、“NO”であれば操作パ
ネルの出力設定器7又はこの他のスイツチ等が操
作されたか否かの判断がなされ(ステツプL)、
“NO”であればステツプKにリターンし再度同
一の実行がなされる。“YES”であればスピーカ
14は停止させられ終了する。
従つて、沸騰したことを使用者が気付くまで報
知による警告を続行するので、空焼きなどによる
危険な状態を回避することが可能となる。
第4の態様は、第3のものに加熱低下手段を加
えたものであり、その動作フローは第4図に示す
ごとくステツプJとKとの間にステツプNを加
え、沸騰報知をしてから所定時間経過後に強制的
に加熱出力を下げるようにしている。従つて、鍋
3内の水の蒸発の遅延化及び空焼きの危険性の確
立を極端に低くすることが可能となる。
第5の態様は、第4のものに加えて加熱出力を
低下させた後のスピーカ14から出報知音を、沸
騰したときの報知音と異ならせるように音声変換
手段を設けたものである。その動作フローを第5
図に示すが、沸騰を検知したらステツプOでパタ
ーン1の周波数又は振幅でスピーカ14を鳴ら
し、次いで所定時間後加熱出力を下げる(ステツ
プN)。この出力低下に続いて、上記パターン1
による報知を停止させ(ステツプP)、その代り
に周波数又は振幅の異なるパターン2による報知
をスピーカ14にて行なわせる(ステツプQ)。
しかして、この報知を続行するとともにステツプ
K・Lの実行を行つた後に、ステツプRでパター
ン2による報知を停止させ終了する。従つて、報
知音が切り変ることにより、ともすれば日常生活
の中で聞き逃すことが多い単調音と明確に区分さ
せることができるのでその報知機能を可及的に向
上させ得る。
〔発明の効果〕
以上、要するに本発明によれば次のような優れ
た効果を発揮する。
(1) 温度センサにより容器内の溶液温度を常時監
視し、沸騰に至つたときに報知手段を介して報
知させるようにしたことにより、調理器から離
れた場所や調理器の見えない場所にいてもこれ
を感知し得、素早く対応策がとれるので時間や
エネルギーの無駄をなくし、しかも空焼きを防
止することができ、火災の危険ばかりでなく加
熱調理器の破損をも防止することができる。
(2) 報知手段による報知後も加熱動作の継続を直
ちに断たないようにし引き続き調理を続行する
ことができるようにした上、溶液の沸騰後から
所定の時間内に一定の温度低下がない場合に励
磁コイルの付勢を断つか又は付勢低減させるよ
うにしたので、たとえその報知に気付かなかつ
たとしても溶液の蒸発及び空焼きの防止又はこ
れらの遅延化をうことができ、安全性の一層の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る誘導加熱調理器の好適−
実施例を示すブロツク図、第2図乃至第5図はそ
のプログラム変更により実行される4つの態様の
フローチヤート図である。 図中、1は励磁コイル、2はトッププレート、
3は容器の例示である鍋、7は出力設定器、11
は温度センサ、14はスピーカである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 励磁コイルの付勢により発生した磁束による
    電磁誘導作用によりトツププレート上に載置した
    鍋等の容器を直接加熱すると共に、その加熱温度
    を制御すべく操作パネルに設けられ励磁コイルの
    付勢を増減する出力設定器を有した誘導加熱調理
    器において、加熱される上記容器内の溶液温度を
    直接検知する温度センサと、報知音を発する報知
    手段と、上記温度センサの検知出力により上記溶
    液の沸騰を判定しこの判定時より報知信号を上記
    報知手段に出力する一方、溶液の沸騰から設定時
    間内に一定温度以上の溶液温度の低下が無いとき
    は励磁コイルへの付勢量を制御する駆動回路にそ
    の付勢量を低減させるか又はその付勢を断ち、一
    定温度以上の溶液温度の低下が有るときは上記付
    勢量をそのまま保持する制御信号を出力する制御
    器とを具備してなることを特徴とする誘導加熱調
    理器。 2 上記制御器が、報知手段への報知信号出力を
    判定時より一定時間経過後に停止させるか又は、
    トツププレート上から容器が取り去られたか若し
    くは上記出力設定器の操作等がなされたかにより
    停止させるように構成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の誘導加熱調理器。
JP18553081A 1981-11-20 1981-11-20 誘導加熱調理器 Granted JPS5887795A (ja)

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JPH0229696A (ja) * 1988-07-19 1990-01-31 Alpine Electron Inc オーディオ機器のディスプレイ方式

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JPH0229696A (ja) * 1988-07-19 1990-01-31 Alpine Electron Inc オーディオ機器のディスプレイ方式

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JPS5887795A (ja) 1983-05-25

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