JPS6349782Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6349782Y2 JPS6349782Y2 JP6471681U JP6471681U JPS6349782Y2 JP S6349782 Y2 JPS6349782 Y2 JP S6349782Y2 JP 6471681 U JP6471681 U JP 6471681U JP 6471681 U JP6471681 U JP 6471681U JP S6349782 Y2 JPS6349782 Y2 JP S6349782Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- number wheel
- wheel
- pinion
- inner teeth
- numbers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 10,10-dioxo-2-[4-(N-phenylanilino)phenyl]thioxanthen-9-one Chemical compound O=C1c2ccccc2S(=O)(=O)c2ccc(cc12)-c1ccc(cc1)N(c1ccccc1)c1ccccc1 FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、数字車の数字の流れを防止したカウ
ンタに関する。
ンタに関する。
公知のカウンタ、例えば自動車等の積算計にお
いては、複数個の数字車が共通軸上に回転自在に
支承され、隣接する数字車はピニオンを介して設
けられ、下位の数字車から高位の数字車が順次回
転するようになつている。この種カウンタにおい
ては、各回転部分の遊びに起因して各数字車の数
字の流れ(数字車が数字表示位置にきても遊動又
は妄動してしまつて、各数字が不揃いとなるこ
と)が生じてしまつていた。この数字の流れを少
なくするためにピニオン保持板の芯間距離及びピ
ニオンと数字車のロツキングガイドを調整する等
の方策がとられていた。しかし、製作上の誤差範
囲から各部材間には隙間が必らず生じてしまい、
そのため上述した数字流れを防ぐことはできなか
つた。したがつて、カウンタの数字の表示が不揃
いになり易く、表示された数値の読取りが容易に
行なえない場合が生ずるという欠点があつた。
いては、複数個の数字車が共通軸上に回転自在に
支承され、隣接する数字車はピニオンを介して設
けられ、下位の数字車から高位の数字車が順次回
転するようになつている。この種カウンタにおい
ては、各回転部分の遊びに起因して各数字車の数
字の流れ(数字車が数字表示位置にきても遊動又
は妄動してしまつて、各数字が不揃いとなるこ
と)が生じてしまつていた。この数字の流れを少
なくするためにピニオン保持板の芯間距離及びピ
ニオンと数字車のロツキングガイドを調整する等
の方策がとられていた。しかし、製作上の誤差範
囲から各部材間には隙間が必らず生じてしまい、
そのため上述した数字流れを防ぐことはできなか
つた。したがつて、カウンタの数字の表示が不揃
いになり易く、表示された数値の読取りが容易に
行なえない場合が生ずるという欠点があつた。
本考案は、上記の点に着目して案出されたもの
で、各数字車の係止二枚歯が設けられた側面の中
央部分に十枚内歯を設け、該十枚内歯の各歯の谷
部の面がそれぞれ外方に傾斜するように形成し、
一方該十枚内歯と係合する弾性係合片をそれぞれ
各ピニオン保持板に設け、該弾性係合片を該十枚
内歯の歯列に弾圧係合せしめることによつて各数
字車の数字の流れを防止するようにしたカウンタ
を提供することを目的とする。
で、各数字車の係止二枚歯が設けられた側面の中
央部分に十枚内歯を設け、該十枚内歯の各歯の谷
部の面がそれぞれ外方に傾斜するように形成し、
一方該十枚内歯と係合する弾性係合片をそれぞれ
各ピニオン保持板に設け、該弾性係合片を該十枚
内歯の歯列に弾圧係合せしめることによつて各数
字車の数字の流れを防止するようにしたカウンタ
を提供することを目的とする。
以下に本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
図中、1はカウンタで、共通軸2には連続する
各位数の数字を表示する複数個の数字車3a〜3
gが回転可能に軸支され、かつ各数字車3a〜3
g間にはピニオン保持板4a〜4gが介在せしめ
られている。該保持板4a〜4gには、ピニオン
5がそれぞれ軸6支されている。各数字車3a〜
3gの他の側面の一部には係止二枚歯7が設けら
れ、該係止二枚歯7は該ピニオン5と一時的に噛
み合うようになつている。例えば、最下位数字車
3aが一回転すると係止二枚歯が隣接するピニオ
ンと噛み合つて該ピニオンを回転せしめ、それと
同時に該ピニオンと噛み合つている二十枚内歯を
有する高位の数字車3bが一回転すると同様にし
てさらに高位の数字車3cが一数字分だけ回転せ
しめられる。このように、より高位の数字車3g
までが次々と回転せしめられることになり、走行
車の走行距離等の積算表示がなされる。
各位数の数字を表示する複数個の数字車3a〜3
gが回転可能に軸支され、かつ各数字車3a〜3
g間にはピニオン保持板4a〜4gが介在せしめ
られている。該保持板4a〜4gには、ピニオン
5がそれぞれ軸6支されている。各数字車3a〜
3gの他の側面の一部には係止二枚歯7が設けら
れ、該係止二枚歯7は該ピニオン5と一時的に噛
み合うようになつている。例えば、最下位数字車
3aが一回転すると係止二枚歯が隣接するピニオ
ンと噛み合つて該ピニオンを回転せしめ、それと
同時に該ピニオンと噛み合つている二十枚内歯を
有する高位の数字車3bが一回転すると同様にし
てさらに高位の数字車3cが一数字分だけ回転せ
しめられる。このように、より高位の数字車3g
までが次々と回転せしめられることになり、走行
車の走行距離等の積算表示がなされる。
図示しない主動歯車は、最下位数字車3aに隣
接して共通軸2に回転自在に軸支されている。主
動歯車は、自動車等の回転軸等の回転を最下位数
字車3aに伝達する作用を果すものである。
接して共通軸2に回転自在に軸支されている。主
動歯車は、自動車等の回転軸等の回転を最下位数
字車3aに伝達する作用を果すものである。
しかして、該数字車3aの係止二枚歯7が設け
られた側面8の中央部分には十枚内歯9が設けら
れている。該十枚内歯9の各歯の谷部10の相対
向する面W1,W2がそれぞれ外方に傾斜して形成
されている。この面W1,W2が互いに外方に傾斜
する構造は必須のもので、このように谷部10が
開放した構造でないと後述する弾性係合片による
該谷部10への弾圧係合が良好に行なわれなくな
り、しいては数字流れを有効に防止することがで
きない。
られた側面8の中央部分には十枚内歯9が設けら
れている。該十枚内歯9の各歯の谷部10の相対
向する面W1,W2がそれぞれ外方に傾斜して形成
されている。この面W1,W2が互いに外方に傾斜
する構造は必須のもので、このように谷部10が
開放した構造でないと後述する弾性係合片による
該谷部10への弾圧係合が良好に行なわれなくな
り、しいては数字流れを有効に防止することがで
きない。
一方、ピニオン保持板4aの数字車3aに面す
る面11の中央部近傍には弾性係合片12が設け
られている。該弾性係合片12は数字車3aの正
回転方向即ちA方向に屈曲せる略弧状に形成され
ており、その先端部は数字車3aの十枚内歯9の
谷部10に弾圧係合する係合部13とされてい
る。該弾性係合片12の先端部分は弾性によつて
上下に揺動可能となつている。
る面11の中央部近傍には弾性係合片12が設け
られている。該弾性係合片12は数字車3aの正
回転方向即ちA方向に屈曲せる略弧状に形成され
ており、その先端部は数字車3aの十枚内歯9の
谷部10に弾圧係合する係合部13とされてい
る。該弾性係合片12の先端部分は弾性によつて
上下に揺動可能となつている。
叙上の構成により、主動歯車が正回転し、最下
位数字車3aにその回転が伝えられると、各ピニ
オン5を介して順次高位の各数字車3b〜3gに
回転が伝達される。第2図に示したごとく、数字
車3aについていえば、弾性係合片12はその先
端係合部13が十枚内歯9と係合している。この
状態で該係合部13は十枚内歯9の一つの谷部1
0に圧入されており、したがつて、数字車3bは
該弾性係合片12の弾圧力によつて弾圧固定さ
れ、新たに回転力が加わらない限り、遊動又は妄
動することはなく、即ち数字流れが生ずることは
ない。次に回転力が加わり一数字分だけ数字車3
bがA方向に回転すると、該係合部13は十枚内
歯の歯例の隣りの谷部10に圧入されることとな
る。この場合も同様に数字流れが生ずることはな
い。このように、数字車が0〜9に一数字分づつ
回転すると、該係合部13は十枚内歯9の歯列を
一つずつ係合停止することとなる。
位数字車3aにその回転が伝えられると、各ピニ
オン5を介して順次高位の各数字車3b〜3gに
回転が伝達される。第2図に示したごとく、数字
車3aについていえば、弾性係合片12はその先
端係合部13が十枚内歯9と係合している。この
状態で該係合部13は十枚内歯9の一つの谷部1
0に圧入されており、したがつて、数字車3bは
該弾性係合片12の弾圧力によつて弾圧固定さ
れ、新たに回転力が加わらない限り、遊動又は妄
動することはなく、即ち数字流れが生ずることは
ない。次に回転力が加わり一数字分だけ数字車3
bがA方向に回転すると、該係合部13は十枚内
歯の歯例の隣りの谷部10に圧入されることとな
る。この場合も同様に数字流れが生ずることはな
い。このように、数字車が0〜9に一数字分づつ
回転すると、該係合部13は十枚内歯9の歯列を
一つずつ係合停止することとなる。
各ピニオン保持板4a〜4gに設ける弾性係合
片12の設定位置を統一しておけば、各数字車に
よつて表示される数字列が一直線に整列され、数
字流れが生ずることはなく(数字の不揃いが解消
され)、カウンタに表示された数値の読取りが確
実に行なわれる。
片12の設定位置を統一しておけば、各数字車に
よつて表示される数字列が一直線に整列され、数
字流れが生ずることはなく(数字の不揃いが解消
され)、カウンタに表示された数値の読取りが確
実に行なわれる。
上述の説明では、数字車3aとピニオン保持板
4aとを例として示したが、他の数字車とピニオ
ン保持板との相互関係も同様であることはいうま
でもない。また、数字車が正回転する場合を例と
して説明したが、係合部13の形状を逆回転時に
も滑動可能としておけば、正逆両回転するカウン
タにおける数字流れを解消できる。
4aとを例として示したが、他の数字車とピニオ
ン保持板との相互関係も同様であることはいうま
でもない。また、数字車が正回転する場合を例と
して説明したが、係合部13の形状を逆回転時に
も滑動可能としておけば、正逆両回転するカウン
タにおける数字流れを解消できる。
以上述べたごとく、本考案は、各数字車の係止
二枚歯が設けられた側面の中央部分に十枚内歯を
設け、該十枚内歯の各歯の谷部の面がそれぞれ外
方に傾斜するように形成し、一方該十枚内歯と係
合する弾性係合片をそれぞれ各ピニオン保持板に
設け、該弾性係合片を該十枚内歯の歯列に弾圧係
合せしめることによつて各数字車の数字の流れを
防止するようにしたものであるから、数字車の回
転停止時には弾圧係合片の弾力によつて各数字車
が弾圧係合せしめられて遊動又は妄動することは
なく、即ち数字流れは解消し、各数字は一直線に
整列できて(数字列の不揃いはなくなり)、数値
の読取りが確実に行なえるという効果を奏する。
二枚歯が設けられた側面の中央部分に十枚内歯を
設け、該十枚内歯の各歯の谷部の面がそれぞれ外
方に傾斜するように形成し、一方該十枚内歯と係
合する弾性係合片をそれぞれ各ピニオン保持板に
設け、該弾性係合片を該十枚内歯の歯列に弾圧係
合せしめることによつて各数字車の数字の流れを
防止するようにしたものであるから、数字車の回
転停止時には弾圧係合片の弾力によつて各数字車
が弾圧係合せしめられて遊動又は妄動することは
なく、即ち数字流れは解消し、各数字は一直線に
整列できて(数字列の不揃いはなくなり)、数値
の読取りが確実に行なえるという効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は弾性係合片と十枚内歯の係合状態を示す
説明図である。 3a〜3g:数字車、4a〜4g:ピニオン保
持板、5:ピニオン、7:係止二枚歯、9:十枚
内歯、12:弾性係合片。
第2図は弾性係合片と十枚内歯の係合状態を示す
説明図である。 3a〜3g:数字車、4a〜4g:ピニオン保
持板、5:ピニオン、7:係止二枚歯、9:十枚
内歯、12:弾性係合片。
Claims (1)
- 共通軸上に回転自在に支承され連続する各位数
の数字を表示する複数個の数字車を設けるととも
に前記数字車中最下位数字車に隣接して主動歯車
を共通軸上に回転自在に設け、かつ前記各数字車
の一側には二十枚内歯をまた他側には係止二枚歯
を形成し、前記主動歯車の回転が最下位数字車に
伝達されると、各数字車間に設けられたピニオン
保持板に回転自在に軸支されたピニオンを介して
下位の数字車から高位の数字車が順次回転するう
ようにしたカウンタにおいて、前記各数字車の他
側面の中央部分に十枚内歯を設け、該十枚内歯の
各歯の谷部の相対向する面がそれぞれ外方に傾斜
するように形成し、一方該十枚内歯と係合する弾
性係合片をそれぞれ各ピニオン保持板に設け、該
弾性係合片の先端部を揺動自在な係合部とし、該
係合部を該十枚内歯の歯列に弾圧係合せしめるこ
とによつて各数字車の数字の流れを防止するよう
にしたことを特徴とするカウンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6471681U JPS6349782Y2 (ja) | 1981-05-02 | 1981-05-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6471681U JPS6349782Y2 (ja) | 1981-05-02 | 1981-05-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57179766U JPS57179766U (ja) | 1982-11-15 |
JPS6349782Y2 true JPS6349782Y2 (ja) | 1988-12-21 |
Family
ID=29860768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6471681U Expired JPS6349782Y2 (ja) | 1981-05-02 | 1981-05-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6349782Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-02 JP JP6471681U patent/JPS6349782Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57179766U (ja) | 1982-11-15 |
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