JPS6349581Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6349581Y2 JPS6349581Y2 JP11125284U JP11125284U JPS6349581Y2 JP S6349581 Y2 JPS6349581 Y2 JP S6349581Y2 JP 11125284 U JP11125284 U JP 11125284U JP 11125284 U JP11125284 U JP 11125284U JP S6349581 Y2 JPS6349581 Y2 JP S6349581Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- metal case
- pressure vessel
- liquid level
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 29
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Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えば空気圧力を利用する自動機械
等に用いられるエアルブリケータ、エアフイルタ
等の空気圧補器のケース構造に関するものであ
る。
等に用いられるエアルブリケータ、エアフイルタ
等の空気圧補器のケース構造に関するものであ
る。
空気圧力を利用する自動機械の作動部分、例え
ば空気圧シリンダの摺動部分は、供給圧力空気中
に霧状に浮遊する潤滑油粒子によつて潤滑される
と共に、この摺動部分に錆を生じさせないため
に、供給圧力空気中から水分を除去する必要があ
る。霧状潤滑油粒子の発生と供給にはエアルブリ
ケータが、ドレンの除去にはエアフイルタが用い
られるが、これらの空気圧補器と呼ばれる圧力容
器が金属製ケースのように不透明な場合には、通
常潤滑油又はドレンの液面を確認するためにレベ
ルゲージがその外側に設置されている。
ば空気圧シリンダの摺動部分は、供給圧力空気中
に霧状に浮遊する潤滑油粒子によつて潤滑される
と共に、この摺動部分に錆を生じさせないため
に、供給圧力空気中から水分を除去する必要があ
る。霧状潤滑油粒子の発生と供給にはエアルブリ
ケータが、ドレンの除去にはエアフイルタが用い
られるが、これらの空気圧補器と呼ばれる圧力容
器が金属製ケースのように不透明な場合には、通
常潤滑油又はドレンの液面を確認するためにレベ
ルゲージがその外側に設置されている。
即ち第3図に示すように、金属ケース11の外
側にガラス管から成る液面を指示するレベルゲー
ジ12を、金属ケース11に設けたボス13a,
13bを介して取り付け、内部の液体の量を外部
から確認できるように構成されている。しかしな
がら、レベルゲージ12により液面を確認できる
方向には制約があり、取り付け方向が限定される
という欠点を有している。
側にガラス管から成る液面を指示するレベルゲー
ジ12を、金属ケース11に設けたボス13a,
13bを介して取り付け、内部の液体の量を外部
から確認できるように構成されている。しかしな
がら、レベルゲージ12により液面を確認できる
方向には制約があり、取り付け方向が限定される
という欠点を有している。
また、ボス13a,13bに穿孔される連通孔
14は、目詰り防止のために比較的大口径となつ
ており、レベルゲージ12が破損した場合に、金
属ケース11内の保有液及び圧力空気が瞬間的に
激しく噴出し、この噴出力によりレベルゲージ1
2のガラス破片が遠方に飛散するという危険性が
ある。
14は、目詰り防止のために比較的大口径となつ
ており、レベルゲージ12が破損した場合に、金
属ケース11内の保有液及び圧力空気が瞬間的に
激しく噴出し、この噴出力によりレベルゲージ1
2のガラス破片が遠方に飛散するという危険性が
ある。
更に、この危険防止のために金属ケース11自
体を透明プラスチツク製とし、この透明プラスチ
ツク金属製のカバーを装着した所謂ケースガード
付透明プラスチツク圧力容器も知られているが、
金属製カバーのために液面の確認が困難となつて
いる。
体を透明プラスチツク製とし、この透明プラスチ
ツク金属製のカバーを装着した所謂ケースガード
付透明プラスチツク圧力容器も知られているが、
金属製カバーのために液面の確認が困難となつて
いる。
本考案の目的は、圧力容器の全周での液面確認
を可能にし、かつ破損時の破片飛散の危険性を緩
和できる空気圧補器のケース構造を提供すること
にある。
を可能にし、かつ破損時の破片飛散の危険性を緩
和できる空気圧補器のケース構造を提供すること
にある。
〔考案の概要〕
上述の目的を達成するための本考案の要旨は、
内部に液体を保持する構造の圧力容器において、
該圧力容器の想定し得る設定液面の上方と下方と
にそれぞれ連通孔を穿設し、該圧力容器の外側に
前記連通孔を覆い該圧力容器と共に密閉空間を形
成する透明容器を構成し、該圧力容器と該透明容
器との間に所定の間隙を設けたことを特徴とする
空気圧補器のケース構造である。
内部に液体を保持する構造の圧力容器において、
該圧力容器の想定し得る設定液面の上方と下方と
にそれぞれ連通孔を穿設し、該圧力容器の外側に
前記連通孔を覆い該圧力容器と共に密閉空間を形
成する透明容器を構成し、該圧力容器と該透明容
器との間に所定の間隙を設けたことを特徴とする
空気圧補器のケース構造である。
以下に、本考案を第1図、第2図に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。
例に基づいて詳細に説明する。
第1図はエアルブリケータの場合を示し、金属
ケース1の上方開放端に設けられた外周ねじ1a
により金属ケース1は図示しない本体に螺合装置
され、底部にはねじ孔1bが設けられている。そ
して、金属ケース1の外周ねじ1aの下方付近及
び底部ねじ孔1b付近に、それぞれ上方連通孔1
cと下方連通孔1dとが穿孔されている。金属ケ
ース1の外周ねじ1aの部分は、金属ケース1の
他の部分より大径とされ、その下部にリング2、
シール材3を介して、透明プラスチツクケース4
が金属ケース1との間に密閉空間を形成するよう
にして固着されている。金属ケース1と透明プラ
スチツクケース4との固着は、底部ねじ孔1bに
螺合装着された固定ボルト5によつてなされ、透
明プラスチツクケース4と固定ボルト5との接触
部にはシール材6が介在されている。なお、リン
グ2は金属ケース1と一体に形成されていてもよ
い。
ケース1の上方開放端に設けられた外周ねじ1a
により金属ケース1は図示しない本体に螺合装置
され、底部にはねじ孔1bが設けられている。そ
して、金属ケース1の外周ねじ1aの下方付近及
び底部ねじ孔1b付近に、それぞれ上方連通孔1
cと下方連通孔1dとが穿孔されている。金属ケ
ース1の外周ねじ1aの部分は、金属ケース1の
他の部分より大径とされ、その下部にリング2、
シール材3を介して、透明プラスチツクケース4
が金属ケース1との間に密閉空間を形成するよう
にして固着されている。金属ケース1と透明プラ
スチツクケース4との固着は、底部ねじ孔1bに
螺合装着された固定ボルト5によつてなされ、透
明プラスチツクケース4と固定ボルト5との接触
部にはシール材6が介在されている。なお、リン
グ2は金属ケース1と一体に形成されていてもよ
い。
金属ケース1内に潤滑油又はドレンが貯留され
ると、これらは下方流通孔1dから金属ケース1
と透明プラスチツクケース4との間隙に流出し、
液面位置を全周で確認することが可能となる。こ
のために、金属ケース1に設けられた下方連通孔
1dは想定される液面よりも下方に、金属ケース
1内と間隙部の空気同志を連通する上方連通孔1
cは、想定される液面よりも上方に配設されてい
る。
ると、これらは下方流通孔1dから金属ケース1
と透明プラスチツクケース4との間隙に流出し、
液面位置を全周で確認することが可能となる。こ
のために、金属ケース1に設けられた下方連通孔
1dは想定される液面よりも下方に、金属ケース
1内と間隙部の空気同志を連通する上方連通孔1
cは、想定される液面よりも上方に配設されてい
る。
金属ケース1と透明プラスチツクケース4との
間隙は、液体の表面張力を無視できる間隙以上で
あればよいが、後述する理由により可能な限り小
間隔にすることが好ましい。金属ケース1の内外
面を連通している下方連通孔1cは、複数にして
おけば目詰りの虞れが少ない。従つて、第3図の
従来例の連通孔14の口径と比較して、極めて小
さな口径とすることができるので、事故でプラス
チツクケーキ4が破損した場合に噴出力を抑制す
る抵抗体として作用する。破損により生じた破片
を飛散させる瞬間的な噴出力を決定するのは、金
属ケース1とプラスチツクケース4との間隙の内
容積であり、それを小さくすれば、それだけ破片
が飛散する虞れが緩和される。しかも、従来例の
レベルゲージ付金属ケース及びケースガード付プ
ラスチツクケースに比較しても、はるかに液面確
認が容易である。また、組立に際しても第3図の
レベルゲージ12と異なり、方向を考慮せずに組
立てることができるので、極めて能率的な作業を
実施できる。
間隙は、液体の表面張力を無視できる間隙以上で
あればよいが、後述する理由により可能な限り小
間隔にすることが好ましい。金属ケース1の内外
面を連通している下方連通孔1cは、複数にして
おけば目詰りの虞れが少ない。従つて、第3図の
従来例の連通孔14の口径と比較して、極めて小
さな口径とすることができるので、事故でプラス
チツクケーキ4が破損した場合に噴出力を抑制す
る抵抗体として作用する。破損により生じた破片
を飛散させる瞬間的な噴出力を決定するのは、金
属ケース1とプラスチツクケース4との間隙の内
容積であり、それを小さくすれば、それだけ破片
が飛散する虞れが緩和される。しかも、従来例の
レベルゲージ付金属ケース及びケースガード付プ
ラスチツクケースに比較しても、はるかに液面確
認が容易である。また、組立に際しても第3図の
レベルゲージ12と異なり、方向を考慮せずに組
立てることができるので、極めて能率的な作業を
実施できる。
第2図はエアフイルタへの適用例であり、プラ
スチツクケース4を固定する固定ボルト7に、金
属ケース1内へ通ずるねじ孔7aが形成され、こ
のねじ孔7aにドレン排出ねじ8がシール材9を
介して螺合装着されている。この場合も、外部か
ら容易に金属ケース1内のドレン量を確認できる
こと、破損の際の破片飛散が少ないことなどは先
の実施例と同様であるが、金属ケース1内のドレ
ンを抜くためには、ドレン排出ねじ8を緩めれば
よい。
スチツクケース4を固定する固定ボルト7に、金
属ケース1内へ通ずるねじ孔7aが形成され、こ
のねじ孔7aにドレン排出ねじ8がシール材9を
介して螺合装着されている。この場合も、外部か
ら容易に金属ケース1内のドレン量を確認できる
こと、破損の際の破片飛散が少ないことなどは先
の実施例と同様であるが、金属ケース1内のドレ
ンを抜くためには、ドレン排出ねじ8を緩めれば
よい。
なお、実施例の圧力容器は金属ケースとした
が、実際には強化プラスチツク製であつてもよ
い。
が、実際には強化プラスチツク製であつてもよ
い。
以上説明したように本考案に係る空気圧補器の
ケース構造は、金属ケースを透明容器で覆い、金
属ケースと透明容器間に内部液を導くことによ
り、外部の全方向から金属ケース内の液位を知る
ことができ、破損時の破片飛散の危険性を緩和す
ることができる。
ケース構造は、金属ケースを透明容器で覆い、金
属ケースと透明容器間に内部液を導くことによ
り、外部の全方向から金属ケース内の液位を知る
ことができ、破損時の破片飛散の危険性を緩和す
ることができる。
第1図、第2図は本考案に係る空気圧補器のケ
ース構造の実施例を示し、第1図は本考案をエア
ルブリケータに適用した場合の断面図、第2図は
本考案のエアフイルタに適用した場合の部分断面
図、第3図は従来装置の一部を切欠した側面図で
ある。 符号1は金属ケース、1aは外周ねじ、1bは
底部ねじ孔、1cは上方連通孔、1dは下方連通
孔、4は透明プラスチツクケース、5,7は固定
ボルト、8はドレン排出ねじである。
ース構造の実施例を示し、第1図は本考案をエア
ルブリケータに適用した場合の断面図、第2図は
本考案のエアフイルタに適用した場合の部分断面
図、第3図は従来装置の一部を切欠した側面図で
ある。 符号1は金属ケース、1aは外周ねじ、1bは
底部ねじ孔、1cは上方連通孔、1dは下方連通
孔、4は透明プラスチツクケース、5,7は固定
ボルト、8はドレン排出ねじである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 内部に液体を保持する構造の圧力容器におい
て、該圧力容器の想定し得る設定液面の上方と
下方とにそれぞれ連通孔を穿設し、該圧力容器
の外側に前記連通孔を覆い該圧力容器と共に密
閉空間を形成する透明容器を構設し、該圧力容
器と該透明容器との間に所定の間隙を設けたこ
とを特徴とする空気圧補器のケース構造。 2 前記下方の連通孔は複数個とした実用新案登
録請求の範囲第1項に記載の空気圧補器のケー
ス構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11125284U JPS6125588U (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 空気圧補器のケ−ス構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11125284U JPS6125588U (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 空気圧補器のケ−ス構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6125588U JPS6125588U (ja) | 1986-02-15 |
JPS6349581Y2 true JPS6349581Y2 (ja) | 1988-12-20 |
Family
ID=30670355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11125284U Granted JPS6125588U (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 空気圧補器のケ−ス構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125588U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7235823B2 (ja) * | 2015-05-20 | 2023-03-08 | ナブテスコオートモーティブ株式会社 | オイルセパレータ |
JP6955593B2 (ja) * | 2015-05-20 | 2021-10-27 | ナブテスコオートモーティブ株式会社 | オイルセパレータ |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP11125284U patent/JPS6125588U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6125588U (ja) | 1986-02-15 |
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