JPS6349454A - サ−マルヘツド - Google Patents
サ−マルヘツドInfo
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- JPS6349454A JPS6349454A JP19335786A JP19335786A JPS6349454A JP S6349454 A JPS6349454 A JP S6349454A JP 19335786 A JP19335786 A JP 19335786A JP 19335786 A JP19335786 A JP 19335786A JP S6349454 A JPS6349454 A JP S6349454A
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- JP
- Japan
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- chip
- head chip
- flexible cable
- driver
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/345—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads characterised by the arrangement of resistors or conductors
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
最近、ワードプロセッサなどの熱転写式プリンタに使用
されるサーマルへソドには、たとえば第3図に示すよう
に、ドライバICチップ2がヘッドチップ6上に直接的
にボンディングされることにより、その小型化が図られ
たIC直付は式のものが普及しつつある。 以下、その組付は手順を略述する。 まず、セラミック基板上に、たとえば銀−パラジウム系
合金のペーストを塗布してこれを溶融状態にし、この上
にドライバICチップ2を載せるチップボンディングが
行われ、ヘッドチップ6が作成されろ。その後で、上記
ドライバICチップ2のボンディングパッドと上記基板
上のリードとを金線でつなぐワイヤボンディングが行わ
れる。 そして、そのチンブポンディング部を覆うようにシリコ
ン系の樹脂が塗布され、保護樹脂膜4が形成される。さ
らに、ヘッドチップ6の基端部のリード、および、フレ
キシブルケーブル7の先端部のリードが、それぞれハン
ダメッキ処理される。 この場合、フレキシブルケーブル7における銅製のリー
ドとヘッドチップ6におけるリードの両方に金メッキが
施され、さらにその上からハンダメッキが施される。そ
して、上記ヘッドチップ6とフレキシブルケーブル7と
の端部が熱圧着され、すでに形成されていたハンダメッ
キが溶融冷却固化することにより、上記ヘッドチップ6
とフレキシブルケーブル7とが電気的に接続される。最
後に、使用時などにおけるショートを防止し、かつ損傷
を回避するために、上記の接続部3を覆うようにして樹
脂が塗布され、保護樹脂膜5が形成される。 ところで、上記のようにして組立てられるサーマルヘッ
ド1においては、ドライバICチップ2の樹脂コーティ
ングと接続部3の樹脂コーティングを別々に行なうよう
になっていることから、各保護樹脂膜4,5の分だけス
ペースを余分に確保しなければならない。 すなわち、保護樹脂の塗布は、手作業で行われるのであ
るが、ドライバICチップ2の端からヘッドチップ6の
基端までの距離りが短いと、上記ドライバICチップ2
を覆うように塗布された保護樹脂が接続部3に位置する
リード上に流れ、ヘッドチップ6とフレキシブルケーブ
ル7との接続が不可能となってしまうからである。 そのため、ヘッドチップ6の長手方向寸法をある程度長
くして、接続状態においてドライバICチップ2の端か
ら上記ヘッドチップ60基端までの距離りを十分に長く
する必要があった。 さらに、上記保護樹脂膜4.5の形成作業は、別kに行
なわなければならず、効率が悪いうえに、樹脂材料の消
費量がかさむという不具合もある。 この問題は、上記ドライバICチップ2と上記接続部3
のそれぞれの保護樹脂膜形成を一括して行うことにより
、容易に解決できる。しかしながら、上記の保護樹脂膜
4.5を一括形成するためには、ワイヤボンディングす
る前に、上記ヘッドチンプロとフレキシブルケーブル7
とを接続する必要がある。そのためには、あらかじめ両
者の接続部3にハンダ層をメッキ形成しておかなければ
ならないのであるが、ワイヤボンディング時には上記ヘ
ッドチップ6はたとえば250℃もの高温状態に保持さ
れるため、上記のハンダ層が溶融してしまうことが容易
に想定できる。 そこで、逆に、先にワイヤボンディングをしておき、そ
の後で上記両接続端部にハンダメッキを形成すればよい
ではないかという打開策が考えられる。しかし、その手
順をとると、ボンディングされたドライバICチップ2
を長時間にわたって露出したままに放置しておくことに
なる。このことは、ドライバ
されるサーマルへソドには、たとえば第3図に示すよう
に、ドライバICチップ2がヘッドチップ6上に直接的
にボンディングされることにより、その小型化が図られ
たIC直付は式のものが普及しつつある。 以下、その組付は手順を略述する。 まず、セラミック基板上に、たとえば銀−パラジウム系
合金のペーストを塗布してこれを溶融状態にし、この上
にドライバICチップ2を載せるチップボンディングが
行われ、ヘッドチップ6が作成されろ。その後で、上記
ドライバICチップ2のボンディングパッドと上記基板
上のリードとを金線でつなぐワイヤボンディングが行わ
れる。 そして、そのチンブポンディング部を覆うようにシリコ
ン系の樹脂が塗布され、保護樹脂膜4が形成される。さ
らに、ヘッドチップ6の基端部のリード、および、フレ
キシブルケーブル7の先端部のリードが、それぞれハン
ダメッキ処理される。 この場合、フレキシブルケーブル7における銅製のリー
ドとヘッドチップ6におけるリードの両方に金メッキが
施され、さらにその上からハンダメッキが施される。そ
して、上記ヘッドチップ6とフレキシブルケーブル7と
の端部が熱圧着され、すでに形成されていたハンダメッ
キが溶融冷却固化することにより、上記ヘッドチップ6
とフレキシブルケーブル7とが電気的に接続される。最
後に、使用時などにおけるショートを防止し、かつ損傷
を回避するために、上記の接続部3を覆うようにして樹
脂が塗布され、保護樹脂膜5が形成される。 ところで、上記のようにして組立てられるサーマルヘッ
ド1においては、ドライバICチップ2の樹脂コーティ
ングと接続部3の樹脂コーティングを別々に行なうよう
になっていることから、各保護樹脂膜4,5の分だけス
ペースを余分に確保しなければならない。 すなわち、保護樹脂の塗布は、手作業で行われるのであ
るが、ドライバICチップ2の端からヘッドチップ6の
基端までの距離りが短いと、上記ドライバICチップ2
を覆うように塗布された保護樹脂が接続部3に位置する
リード上に流れ、ヘッドチップ6とフレキシブルケーブ
ル7との接続が不可能となってしまうからである。 そのため、ヘッドチップ6の長手方向寸法をある程度長
くして、接続状態においてドライバICチップ2の端か
ら上記ヘッドチップ60基端までの距離りを十分に長く
する必要があった。 さらに、上記保護樹脂膜4.5の形成作業は、別kに行
なわなければならず、効率が悪いうえに、樹脂材料の消
費量がかさむという不具合もある。 この問題は、上記ドライバICチップ2と上記接続部3
のそれぞれの保護樹脂膜形成を一括して行うことにより
、容易に解決できる。しかしながら、上記の保護樹脂膜
4.5を一括形成するためには、ワイヤボンディングす
る前に、上記ヘッドチンプロとフレキシブルケーブル7
とを接続する必要がある。そのためには、あらかじめ両
者の接続部3にハンダ層をメッキ形成しておかなければ
ならないのであるが、ワイヤボンディング時には上記ヘ
ッドチップ6はたとえば250℃もの高温状態に保持さ
れるため、上記のハンダ層が溶融してしまうことが容易
に想定できる。 そこで、逆に、先にワイヤボンディングをしておき、そ
の後で上記両接続端部にハンダメッキを形成すればよい
ではないかという打開策が考えられる。しかし、その手
順をとると、ボンディングされたドライバICチップ2
を長時間にわたって露出したままに放置しておくことに
なる。このことは、ドライバ
【Cチップ2に塵などが付
着する原因となり、製品としての精度が低下する結果を
招くおそれがある。 しかも、上記フレキシブルケーブル7とへソドチップ6
の各接続端部のハンダメッキ工程においては、フレキシ
ブルケーブル7における銅製のり一ド8に金メッキGを
施し、この上からさらにハンダ層Sをメッキ形成する一
方、ヘッドチップ6におけるアルミニウム製のり−ド9
に金メッキGを施し、この上からハンダ層Sをメッキ形
成しなければならない。 そのため、加工処理工程数が多いうえに、メッキ処理に
おける材料コストが高くなるという問題もあった。 したがって、生産効率の面だけでなく、材料コストの面
においても不利となり、結果的に製造コストが当初の期
待に反してかなり高くなっていた。 そこで、ヘッドチップ6の長手方向寸法を短くするとと
もに、加工処理工程数を極力少なくしたいというニーズ
がある。 この発明は、以上のような事情のもとで考え出されたも
ので、ヘッドチップの長手方向寸法が短縮され、歩留ま
りが飛曜的に高められるとともに、加工処理工程数を減
少させることができ、製造コストの低減に寄与しうる、
サーマルヘッドを提供することをその課題としている。 【問題を解決するための手段】 上記の問題を解決するため、この発明では、次の技術的
手段を採用した。 すなわち、この発明にかかるサーマルヘッドは、発熱抵
抗体部とこの発熱抵抗体部につながる複数のリードをも
つ基板、および、この基板上に熱硬化性導電ペーストを
介してボンディングされ上記発熱抵抗体部をドライブす
るドライバICチップを備えるヘッドチップと、 上記ドライバICチップのボンディング後、かつ上記ド
ライバICチップ上のボンディングパッドと上記基板上
のリード間のワイヤボンディング前において、熱硬化性
導電ペーストを介して端部が上記ヘッドチップの端部に
接着されることにより、リードが上記ヘッドチップにお
ける基板上のリードに接続され、上記ヘッドチップと電
気的に接続されるフレキシブルケーブルと、 上記ワイヤボンディング後において、上記ヘッドチップ
上の上記ドライバICチップないし上記ヘッドチップと
上記フレキシブルケーブルとの接続部を覆うように形成
される保護樹脂膜とを備えることを特徴としている。
着する原因となり、製品としての精度が低下する結果を
招くおそれがある。 しかも、上記フレキシブルケーブル7とへソドチップ6
の各接続端部のハンダメッキ工程においては、フレキシ
ブルケーブル7における銅製のり一ド8に金メッキGを
施し、この上からさらにハンダ層Sをメッキ形成する一
方、ヘッドチップ6におけるアルミニウム製のり−ド9
に金メッキGを施し、この上からハンダ層Sをメッキ形
成しなければならない。 そのため、加工処理工程数が多いうえに、メッキ処理に
おける材料コストが高くなるという問題もあった。 したがって、生産効率の面だけでなく、材料コストの面
においても不利となり、結果的に製造コストが当初の期
待に反してかなり高くなっていた。 そこで、ヘッドチップ6の長手方向寸法を短くするとと
もに、加工処理工程数を極力少なくしたいというニーズ
がある。 この発明は、以上のような事情のもとで考え出されたも
ので、ヘッドチップの長手方向寸法が短縮され、歩留ま
りが飛曜的に高められるとともに、加工処理工程数を減
少させることができ、製造コストの低減に寄与しうる、
サーマルヘッドを提供することをその課題としている。 【問題を解決するための手段】 上記の問題を解決するため、この発明では、次の技術的
手段を採用した。 すなわち、この発明にかかるサーマルヘッドは、発熱抵
抗体部とこの発熱抵抗体部につながる複数のリードをも
つ基板、および、この基板上に熱硬化性導電ペーストを
介してボンディングされ上記発熱抵抗体部をドライブす
るドライバICチップを備えるヘッドチップと、 上記ドライバICチップのボンディング後、かつ上記ド
ライバICチップ上のボンディングパッドと上記基板上
のリード間のワイヤボンディング前において、熱硬化性
導電ペーストを介して端部が上記ヘッドチップの端部に
接着されることにより、リードが上記ヘッドチップにお
ける基板上のリードに接続され、上記ヘッドチップと電
気的に接続されるフレキシブルケーブルと、 上記ワイヤボンディング後において、上記ヘッドチップ
上の上記ドライバICチップないし上記ヘッドチップと
上記フレキシブルケーブルとの接続部を覆うように形成
される保護樹脂膜とを備えることを特徴としている。
まず、あらかじめベッドチップの端部、および、フレキ
シブルケーブルとの端部にそれぞれ熱硬化性導電ペース
トを塗布しておく0次に、基板上の所定位置にドライバ
ICチップをボンディングする。そして、上記ヘッドチ
ップの端部と上記フレキシブルケーブルとの端部とを重
ね、これらを熱圧着して、上記ヘッドチップと上記フレ
キシブルケーブルとを電気的に接続する。さらに、基板
上におけるドライバICチップのボンディングバンドと
リード間をワイヤボンディングする。最後に、上記ヘッ
ドチップ上の上記ドライバICチップないし上記ヘッド
チップと上記フレキシブルケーブルとの接続部を覆うよ
うに樹脂を塗布して保護樹脂膜を形成する。 このとき、上記ヘッドチップと上記フレキシブルケーブ
ルとを接続するための導電ペーストには、熱硬化性のも
のが採用されていることから、ワイヤボンディング時に
おいてヘッドチップないしフレキシブルケーブルが高温
状態に維持されたとしても、上記接続部においてヘッド
チップとフレキシブルケーブルとの間に介在している導
電ペーストは温度が上昇する程にますます硬化していく
ため、その接続状態が安定的に保持される。 そのため、従来例において、ワイヤボンディング前に上
記ヘッドチップと上記フレキシブルケーブルとを接続す
ることにおいてネックとなっていた種々の問題が一挙に
解決されることになり、なんら支障なく上記保護樹脂膜
を一括形成することができる。 したがって、ヘッドチップの長手方向寸法を短くするこ
とが可能となる。 さらに、上記ヘッドチップの端部とフレキシブルケーブ
ルの端部には、単に、熱硬化性の導電ペーストを形成す
ればよいようになっていることから、従来例のものに比
して、そのメッキ処理工程が少なくなるとともに、上記
の保護樹脂膜の形成作業は、−回で済むため、その分だ
けさらに工程が減らされるとともに、メッキ処理材料お
よび樹脂材料の節約が可能となる。 そのため、部品材料コストの削減、さらには加工処理工
程の減少化が達成される。 したがって、歩留まりが格段に向上し、製造コストが大
幅に低減される。
シブルケーブルとの端部にそれぞれ熱硬化性導電ペース
トを塗布しておく0次に、基板上の所定位置にドライバ
ICチップをボンディングする。そして、上記ヘッドチ
ップの端部と上記フレキシブルケーブルとの端部とを重
ね、これらを熱圧着して、上記ヘッドチップと上記フレ
キシブルケーブルとを電気的に接続する。さらに、基板
上におけるドライバICチップのボンディングバンドと
リード間をワイヤボンディングする。最後に、上記ヘッ
ドチップ上の上記ドライバICチップないし上記ヘッド
チップと上記フレキシブルケーブルとの接続部を覆うよ
うに樹脂を塗布して保護樹脂膜を形成する。 このとき、上記ヘッドチップと上記フレキシブルケーブ
ルとを接続するための導電ペーストには、熱硬化性のも
のが採用されていることから、ワイヤボンディング時に
おいてヘッドチップないしフレキシブルケーブルが高温
状態に維持されたとしても、上記接続部においてヘッド
チップとフレキシブルケーブルとの間に介在している導
電ペーストは温度が上昇する程にますます硬化していく
ため、その接続状態が安定的に保持される。 そのため、従来例において、ワイヤボンディング前に上
記ヘッドチップと上記フレキシブルケーブルとを接続す
ることにおいてネックとなっていた種々の問題が一挙に
解決されることになり、なんら支障なく上記保護樹脂膜
を一括形成することができる。 したがって、ヘッドチップの長手方向寸法を短くするこ
とが可能となる。 さらに、上記ヘッドチップの端部とフレキシブルケーブ
ルの端部には、単に、熱硬化性の導電ペーストを形成す
ればよいようになっていることから、従来例のものに比
して、そのメッキ処理工程が少なくなるとともに、上記
の保護樹脂膜の形成作業は、−回で済むため、その分だ
けさらに工程が減らされるとともに、メッキ処理材料お
よび樹脂材料の節約が可能となる。 そのため、部品材料コストの削減、さらには加工処理工
程の減少化が達成される。 したがって、歩留まりが格段に向上し、製造コストが大
幅に低減される。
以下、この発明の実施例を第1図および第2図を参照し
て具体的に説明する。 第1図および第2図に示すように、この例におけるサー
マルへラド1)は、ヘッドチップ12と、これに電気的
に接続されるフレキシブルケーブル13とを備えている
。 すなわち、上記ヘッドチップ12は、セラミフり製の基
ui14と、この基板14上に熱硬化性導電ペースト1
5を介してボンディングされたドライバICチップ16
を有している。上記基板14上には、複数のり−ド17
・・・が形成され、さらに上記リード17・・・に電気
的に接続されるように発熱抵抗体部18が形成されてい
る。 なお、上記熱硬化性導電ペースト15としては、たとえ
ば、銀−パラジウム系合金などが採用される。 そして、上記ドライバICチップ16は、そのボンディ
ングパッド19と上記リード17・・・とがたとえば金
線などのワイヤWで結線されることにより、上記基vi
14上の上記発熱抵抗体部18をドライブしうるように
なっている。 また、上記フレキシブルケーブル13は、通常、可廃性
のポリイミドフィルムなどの基材20の表面または/お
よび裏面に形成した導体層の一部をエツチング処理など
により除去し、所定本数および形状の導線層21・・・
を形成し、かつこれらの導線層21・・・の表面を絶縁
皮膜22で覆うとともに、各導線N21の端部を露出さ
せ、リード23・・・を形成することにより構成される
。 上記各リード23・・・は、上記ヘッドチップ12例の
り一部17・・・に対応するようになっている。そして
、上記フレキシブルケーブル13は、上S己ドライバI
CチップlGのボンディング後で、かつ上記ドライバI
Cチップ16上のボンディングパッド19と上記基板1
4上の各リード17間のワイヤボンディング前において
、上記熱硬化性導電ペースト15を介してその端部13
aが上記ヘッドチップ12の端部12aに接着されるよ
うになっている。これにより、上記フレキシブルケーブ
ル13の各リード23は、上記へ7ドチ7プ12におけ
る基板14上の各リード17に接続される。 さらに、上記のワイヤボンディングが完了した後におい
て、樹脂が塗布されることにより、上記ヘッドチップ1
2のチンプボンディング部12bないし上記フレキシブ
ルケーブル13と上記ヘッドチップ12との接続部24
には、これらを覆うように保護樹脂膜25が形成されて
いる。この保護樹脂膜25の樹脂材料としては、たとえ
ば、シリコン系などの熱硬化性に優れたものが望ましい
。 上記の構成において、その作用を詳述する。 まず、ヘッドチップ12の端部12aとフレキシブルケ
ーブル13の端部13aにそれぞれ熱硬化性i電ペース
ト15を塗布しておき、次いで、基板14上の所定位置
にドライバICチップ16をボンディングする。さらに
、上記ヘッドチップ12の端部12aと上記フレキシブ
ルケーブル13の端部13aとを重ね、これらを熱圧着
して、上記ヘッドチップ12側の各リード17と上記フ
レキシブルケーブル13側の各リード23とを接続し、
上記ヘッドチップ12と上記フレキシブルケーブルエ3
とを電気的に接続する。そして、上記基板14上におけ
るドライバICチップ16のボンディングパッド19と
各リード17間をワイヤボンディングし、ドライバIC
チップ16と各リード17とを結線する。 このとき、上記導電ペースト15には、熱硬化性のもの
が採用されていることから、ワイヤボンディング時にお
いてヘッドチップ12ないしフレキシブルケーブル13
が高温状態になったとしても、上記接続部24において
ヘッドチップ12とフレキシブルケーブル13との間に
介在している導電ペースト15は、温度が上昇するのに
比例して硬化することになる。 そして最後に、樹脂を塗布することにより、上記ヘッド
チップ12上の上記ドライバICチップ16ないし上記
ヘッドチップ12と上記フレキシブルケーブル13との
接続部24を覆うように保護樹脂膜25を形成する。 この保護樹脂膜25を塗布するのに必要なスペースは、
従来例のようにドライバICチップと接続部とを別々に
樹脂コーティングする場合に比べ、少なくて済むので、
その分だけヘッドチップ12の長手方向寸法が短くなり
、その材料を節約することが可能となる。 もちろん、この発明の範囲は、上記実施例に限定されな
い。たとえば、上記実施例における保護樹脂膜25の材
料としては、エポキシ樹脂などを採用してもよく、また
、上記熱硬化性導電ペースト15には、銀−パラジウム
系合金に限らず、他の銀系の熱硬化性および導電性に優
れたものを選択してもよい。 なお、いうまでもなく、上記サーマルヘッド1)は、本
発明の範囲内において、その他、種々設計修正変更され
うるちのである。
て具体的に説明する。 第1図および第2図に示すように、この例におけるサー
マルへラド1)は、ヘッドチップ12と、これに電気的
に接続されるフレキシブルケーブル13とを備えている
。 すなわち、上記ヘッドチップ12は、セラミフり製の基
ui14と、この基板14上に熱硬化性導電ペースト1
5を介してボンディングされたドライバICチップ16
を有している。上記基板14上には、複数のり−ド17
・・・が形成され、さらに上記リード17・・・に電気
的に接続されるように発熱抵抗体部18が形成されてい
る。 なお、上記熱硬化性導電ペースト15としては、たとえ
ば、銀−パラジウム系合金などが採用される。 そして、上記ドライバICチップ16は、そのボンディ
ングパッド19と上記リード17・・・とがたとえば金
線などのワイヤWで結線されることにより、上記基vi
14上の上記発熱抵抗体部18をドライブしうるように
なっている。 また、上記フレキシブルケーブル13は、通常、可廃性
のポリイミドフィルムなどの基材20の表面または/お
よび裏面に形成した導体層の一部をエツチング処理など
により除去し、所定本数および形状の導線層21・・・
を形成し、かつこれらの導線層21・・・の表面を絶縁
皮膜22で覆うとともに、各導線N21の端部を露出さ
せ、リード23・・・を形成することにより構成される
。 上記各リード23・・・は、上記ヘッドチップ12例の
り一部17・・・に対応するようになっている。そして
、上記フレキシブルケーブル13は、上S己ドライバI
CチップlGのボンディング後で、かつ上記ドライバI
Cチップ16上のボンディングパッド19と上記基板1
4上の各リード17間のワイヤボンディング前において
、上記熱硬化性導電ペースト15を介してその端部13
aが上記ヘッドチップ12の端部12aに接着されるよ
うになっている。これにより、上記フレキシブルケーブ
ル13の各リード23は、上記へ7ドチ7プ12におけ
る基板14上の各リード17に接続される。 さらに、上記のワイヤボンディングが完了した後におい
て、樹脂が塗布されることにより、上記ヘッドチップ1
2のチンプボンディング部12bないし上記フレキシブ
ルケーブル13と上記ヘッドチップ12との接続部24
には、これらを覆うように保護樹脂膜25が形成されて
いる。この保護樹脂膜25の樹脂材料としては、たとえ
ば、シリコン系などの熱硬化性に優れたものが望ましい
。 上記の構成において、その作用を詳述する。 まず、ヘッドチップ12の端部12aとフレキシブルケ
ーブル13の端部13aにそれぞれ熱硬化性i電ペース
ト15を塗布しておき、次いで、基板14上の所定位置
にドライバICチップ16をボンディングする。さらに
、上記ヘッドチップ12の端部12aと上記フレキシブ
ルケーブル13の端部13aとを重ね、これらを熱圧着
して、上記ヘッドチップ12側の各リード17と上記フ
レキシブルケーブル13側の各リード23とを接続し、
上記ヘッドチップ12と上記フレキシブルケーブルエ3
とを電気的に接続する。そして、上記基板14上におけ
るドライバICチップ16のボンディングパッド19と
各リード17間をワイヤボンディングし、ドライバIC
チップ16と各リード17とを結線する。 このとき、上記導電ペースト15には、熱硬化性のもの
が採用されていることから、ワイヤボンディング時にお
いてヘッドチップ12ないしフレキシブルケーブル13
が高温状態になったとしても、上記接続部24において
ヘッドチップ12とフレキシブルケーブル13との間に
介在している導電ペースト15は、温度が上昇するのに
比例して硬化することになる。 そして最後に、樹脂を塗布することにより、上記ヘッド
チップ12上の上記ドライバICチップ16ないし上記
ヘッドチップ12と上記フレキシブルケーブル13との
接続部24を覆うように保護樹脂膜25を形成する。 この保護樹脂膜25を塗布するのに必要なスペースは、
従来例のようにドライバICチップと接続部とを別々に
樹脂コーティングする場合に比べ、少なくて済むので、
その分だけヘッドチップ12の長手方向寸法が短くなり
、その材料を節約することが可能となる。 もちろん、この発明の範囲は、上記実施例に限定されな
い。たとえば、上記実施例における保護樹脂膜25の材
料としては、エポキシ樹脂などを採用してもよく、また
、上記熱硬化性導電ペースト15には、銀−パラジウム
系合金に限らず、他の銀系の熱硬化性および導電性に優
れたものを選択してもよい。 なお、いうまでもなく、上記サーマルヘッド1)は、本
発明の範囲内において、その他、種々設計修正変更され
うるちのである。
第1図はこの発明の一実施例におけるサーマルヘッドの
一部省略拡大断面図、第2図は同じくサーマルヘッドの
平面図、第3図は従来例の説明図である。 1)・・・サーマルヘッド、12・・・ヘッドチップ、
12a・・・ヘッドチップの端部、13・・・フレキシ
ブルケーブル、13a・・・フレキシブルケーブルの端
部、14・・・基板、15・・・熱硬化性導電ペースト
、16・・・ドライバICチップ、17・・・(基板上
の)リード、1日・・・発熱抵抗体部、19・・・ボン
ディングパッド、23・・・(フレキシブルケーブル上
の)リード、24・・・(ヘッドチップとフレキンプル
ケーブルとの)接続部、25・・・保護樹脂膜。
一部省略拡大断面図、第2図は同じくサーマルヘッドの
平面図、第3図は従来例の説明図である。 1)・・・サーマルヘッド、12・・・ヘッドチップ、
12a・・・ヘッドチップの端部、13・・・フレキシ
ブルケーブル、13a・・・フレキシブルケーブルの端
部、14・・・基板、15・・・熱硬化性導電ペースト
、16・・・ドライバICチップ、17・・・(基板上
の)リード、1日・・・発熱抵抗体部、19・・・ボン
ディングパッド、23・・・(フレキシブルケーブル上
の)リード、24・・・(ヘッドチップとフレキンプル
ケーブルとの)接続部、25・・・保護樹脂膜。
Claims (1)
- (1)発熱抵抗体部とこの発熱抵抗体部につながる複数
のリードをもつ基板、および、この基板上に熱硬化性導
電ペーストを介してボンディングされ上記発熱抵抗体部
をドライブするドライバICチップを備えるヘッドチッ
プと、上記ドライバICチップのボンディング後、かつ
上記ドライバICチップ上のボンディングパッドと上記
基板上のリード間のワイヤボンディング前において、熱
硬化性導電ペーストを介して端部が上記ヘッドチップの
端部に接着されることにより、リードが上記ヘッドチッ
プにおける基板上のリードに接続され、上記ヘッドチッ
プと電気的に接続されるフレキシブルケーブルと、 上記ワイヤボンディング後において、上記 ヘッドチップ上の上記ドライバICチップないし上記ヘ
ッドチップと上記フレキシブルケーブルとの接続部を覆
うように形成される保護樹脂膜とを備えることを特徴と
する、サーマルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61193357A JP2531636B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | サ−マルヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61193357A JP2531636B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | サ−マルヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6349454A true JPS6349454A (ja) | 1988-03-02 |
JP2531636B2 JP2531636B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=16306564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61193357A Expired - Fee Related JP2531636B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | サ−マルヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531636B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100527038B1 (ko) * | 1997-06-10 | 2006-03-16 | 렉스마크 인터내셔널, 인코포레이티드 | 잉크젯 프린트 카트리지를 수용하기 위한 방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5618480A (en) * | 1979-07-23 | 1981-02-21 | Toshiba Corp | Manufacture of display device |
JPS61100540U (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-27 | ||
JPS61111160U (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-14 |
-
1986
- 1986-08-18 JP JP61193357A patent/JP2531636B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5618480A (en) * | 1979-07-23 | 1981-02-21 | Toshiba Corp | Manufacture of display device |
JPS61100540U (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-27 | ||
JPS61111160U (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-14 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100527038B1 (ko) * | 1997-06-10 | 2006-03-16 | 렉스마크 인터내셔널, 인코포레이티드 | 잉크젯 프린트 카트리지를 수용하기 위한 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2531636B2 (ja) | 1996-09-04 |
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Date | Code | Title | Description |
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