JPS6349429Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、オートバイのバツグ取付け装置に
関する。

〔考案の技術的背景および問題点〕

オートバイで、オンロードタイプと称して、一
般の道路を普通に走行する型のものでは、シート
の下側の車体の中央部分に、物入れスペースが設
けられていて、携帯工具や、車検証等の携帯品を
収容できるようになつている。オフロードタイプ
と称して、荒地等を主体に使用する型のオートバ
イでは、後輪のクツシヨンストロークを大きくと
る関係で、車体のシート下側に、携帯品を収容す
るだけのスペースがとれない。それで、シートの
後側の後輪泥除け上にバツグを取付けたり、フレ
ームの側面にボス片を溶着してバツグを取付ける
ようにしており、取付け部分の構造が複雑になつ
て不便である。

〔考案の目的〕 この考案は、かかる点に鑑み、簡単な構造でバ
ツグが取付けできるように改善したバツグ取付装
置を得ることを目的とする。

〔考案の構成〕

以下本考案を図面に示す実施例について説明す
る。

後輪泥除け１の上方には、荷物台のを装着す
る。荷物台２は、左右の腕３が前方に伸びてい
て、フレーム４の左右後端にボルトで締着する。
この考案は、この荷物台２を利用するもので、荷
物台２の左右の腕３の前端に溶着した連結プレー
ト５のフレーム４に締着するボルト孔６の下側に
一対のボルト孔７を設ける。そして、この一対の
ボルト孔７に、バツグ８をボルトナツトを用いて
締着する。９は後輪である。

しかして、荷物台２の左右の腕３の前端に溶着
する連結プレート５の大きさを少し大きくし、フ
レーム４に締着するボルト孔６の下側に、一対の
ボルト孔７を設けておくことによつて、バツグ８
の上部を一対のボルト孔７に締着して取付けるこ
とができて、連結プレート５を少し大きくするだ
けで、構造簡単で安価にできる。そして、バツグ
８の取付け位置が、フレーム４の後部の側面にな
るので、邪魔になることもなく、携帯品の出し入
れも楽にできる。

〔考案の効果〕

以上説明したように、この考案は、荷物台の前
方に伸した左右の腕を、フレームの左右後端に締
着するものに於て、荷物台の腕前端に溶着した連
結プレートに、フレームに締着するボルト孔の下
側に一対のボルト孔を設け、該一対のボルト孔に
バツグをボルトで締着するようにしたので、荷物
台を利用し、荷物台の連結プレートを少し大きく
して、一対のボルト孔を設けるだけで、バツグを
締着できる。こうして、構造簡単で安価にでき、
バツグの取付け位置も、フレーム後端の側面で、
邪魔になることもなく、携帯品の出し入れも楽に
できる。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の一実施例を示し、第１図は側面
図、第２図は平面図である。 ２……荷物台、３……腕、４……フレーム、５
……連結プレート、６……ボルト孔、７……一対
のボルト孔、８……バツグ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 荷物台の前方に伸した左右の腕を、フレームの
   左右後端に締着するものに於て、荷物台の腕前端
   に溶着した連結プレートに、フレームに締着する
   ボルト孔の下側に一対のボルト孔を設け、該一対
   のボルト孔にバツグをボルトで締着するようにし
   たことを特徴とするオートバイのバツグ取付け装
   置。