JPS6349132Y2 - - Google Patents

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JPS6349132Y2
JPS6349132Y2 JP6218883U JP6218883U JPS6349132Y2 JP S6349132 Y2 JPS6349132 Y2 JP S6349132Y2 JP 6218883 U JP6218883 U JP 6218883U JP 6218883 U JP6218883 U JP 6218883U JP S6349132 Y2 JPS6349132 Y2 JP S6349132Y2
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JP
Japan
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marker device
cylinder
indicator
marker
cylindrical body
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JP6218883U
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JPS59170410U (ja
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  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、田植機のボンネツト等に設けられる
伸縮自在なマーカー装置に関するものである。
一般に、田植機等の走行機体には、苗植付作業
などを整然と行なつたりするために作業者の指標
となるマーカー装置が設けられているが、この種
マーカー装置のなかには、順次細くなる筒体を出
没自在に内嵌して伸縮できるように構成し、苗植
付作業中にあつては作業者による目の位置の相違
や畔等の目標物にあわせて先端の指標部位置が自
在に調節でき、また機体格納時や作業終了時等、
マーカー装置が不必要のときにマーカー装置が邪
魔にならないようボンネツト内にコンパクトに収
納できるようにしたものが知られている。しかる
に、この様な伸縮自在なマーカー装置は、縮小し
たまま長時間圃場等の屋外に放置したり、機体洗
浄時に雨水などの水、泥水等が継目部から浸入
し、表面張力等の作用によつて外側筒体の内面と
内側筒体の外面との間に架橋状に付着したりして
残留し、このため筒体が錆びたり腐蝕し、ひどい
場合にはマーカー装置を最早伸長せしめることが
できなくなる等の欠点があり問題となつていた。
本考案は、上記の如き実状に鑑みこれらの欠点
を一掃すべく創案されたものであつて、順次細く
なる筒体を出没自在に内嵌した伸縮操作可能なマ
ーカー装置でありながら、該マーカー装置を縮小
せしめた際には雨水や塵埃等の浸入を確実に防止
することができ、もつて筒体の発錆や腐蝕をなく
し耐用年数の長いマーカー装置を提供することを
目的としたものであつて、殊に、順次径が細くな
る筒体を出没自在に嵌入して伸縮作動できるよう
に構成したマーカー装置において、前記最上端と
なる筒体の頂部に指標部を設け、該指標部を、筒
体縮小時に各筒体の継目部を覆蓋するように下方
にスカート状に延設してあることを特徴としたも
のである。
次に、本考案を図面に示された一実施例に基づ
いてさらに詳しく説明する。図面において、1は
乗用田植機の走行機体であつて、該走行機体1の
ボンネツト2前方に本考案が実施されたマーカー
装置3が設けられている。即ち、マーカー装置3
は、径が順次細くなる複数の筒体4,4a,4b
を順次出没自在に内嵌したテレスコピツク式(入
れ子継手式)のものであるが、マーカー装置3の
最下端となる最も大径な筒体4aの下端部は、ボ
ルト5の頭部5aにカシメ等の固定手段でしつか
りと固定されている。そして、ボルト5が、ボン
ネツト2の裏面に基端部が固定された弾性変形可
能な支承部材6の先端部にナツト7を介して緊締
されることによつて筒体4aの下端部が機体1側
に固定されている。また筒体4aの上部側はボン
ネツト2を貫通して上方に突出しているが、この
筒体4aの貫通部位は、ゴム質弾性材で成形され
たグロメツト8を介してボンネツト2側に支承さ
れている。前記筒体のうち、最も大径の筒体4a
を除いた残りの筒体4,4bの下端部には係止溝
9が穿設されており、また、マーカー装置3の最
上端となる最も小径の筒体4bを除いた残りの筒
体4,4aの上端部内面には係止用のブツシユ1
0が固定されている。そして、マーカー装置3を
伸長せしめた際、即ち、筒体4,4bを突出端ま
で摺動せしめた際、係止溝9がブツシユ10の突
起10aに係合し、突出した筒体4,4aが抜出
ることを阻止できるようになつている。尚、マー
カー装置3を縮小せしめた際には、ボルト頭部5
aと筒体4aに内嵌した他の筒体4の下端との間
には間隙tを有するように設定されている。
11は前記最も小径の筒体4b頂部に固定部1
1aが螺着固定された指標部であるが、該指標部
11の固定部11aからは下方に向けてちようど
スカート状に延びた延長部11bが形成されてい
て、マーカー装置3が縮小された収納時にあつて
は、延長部11bがボンネツト2から突出したマ
ーカー装置3における各筒体の継目部3aを覆蓋
するとともに、その下端縁が筒体4aを内嵌する
状態で前記グロメツト8にちようど接当するよう
になつている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、苗植付作業中にあつては、マーカー装置3を
所望の長さに伸長せしめて使用すればその作業条
件に最適状態のマーカーとして用いることができ
る。そして、作業終了時あるいはマーカーを必要
としない作業時等にあつては、マーカー装置3を
縮小せしめてコンパクトに収納することが好まし
いが、この場合、マーカー装置3を構成する最も
大径の筒体4aが、下端部が弾性変形可能な支承
部材6に支承され、かつ上端側がゴム質弾性材で
成形されたグロメツト8を介してボンネツト2に
支承された上下二点の弾性支持で機体側に支承さ
れているから、マーカー装置3とたとえ勢いよく
縮小させたとしてもそのシヨツクがこれら弾性部
材によつて吸収されるうえ、マーカー装置3の伸
縮操作時に、その縦の軸芯方向から外れた斜め方
向の力が加わつたとしても前記弾性的に二点支持
された筒体4aがそれに順応して傾くこととな
り、従つてマーカー装置3の伸縮操作が円滑に行
なわれ、筒体4,4a,4bが折れ曲つたりして
破損する惧れがない。しかも、縮小作業終了時に
は、指標部11の延長部11bがグロメツト8に
接当して継目部3aを覆蓋するので、この場合に
は指標部11はグロメツト8によつても支承され
ることとなり、従つて指標部11は勿論、マーカ
ー装置3の補強作用をなす許りでなく、ボンネツ
ト2が指標部11に接当して傷つくようなことも
ない。
この様にマーカー装置3を縮小して収納した際
には、指標部11の延長部11bがマーカー装置
3の継目部3aを確実に覆蓋することになるか
ら、雨水や塵埃等が継目部3aから浸入すること
が全くなく、このため筒体4,4a,4bが錆び
たり腐蝕したりすることを効果的に防止すること
ができ、もつてマーカー装置3の出没作動が錆等
によつて何ら阻害されることがなく、出没作動が
いつまでも円滑で耐用年数の長いものとすること
ができる。しかも、本考案にあつては、別途部材
を何ら用いることなく、指標部11が、筒体4b
に固定される固定部11aから延長部11bを下
方に向けてスカート状に延設されただけの簡単な
ものであつても、その指標部11をそのまま有効
利用して継目部3aからの水の浸入を阻止するこ
とができるものである。しかも、この収納時に
は、スカート状の延長部11bは、前述したよう
に筒体4aを嵌合してさらにグロメツト8に当接
して指標部11が最も太い筒体4aと一体化され
ているから、例えば機体を被覆するカバー等の着
脱時にボンネツト2から突出している指標部11
にひつかかつたりしても最も細い筒体4bが折れ
たりすることがなく、もつてマーカー装置3の補
強をも行なうことができる。
以上要するに、本考案は、順次径が細くなる筒
体を出没自在に嵌入して伸縮作動できるように構
成したマーカー装置において、前記最上端となる
筒体の頂部に指標部を設け、該指標部を、筒体縮
小時に各筒体の継目部を覆蓋するように下方にス
カート状に延設してあることから、マーカーとし
て必要な指標部を、単に下方にスカート状に延長
しただけの極めて簡単な単純構成のものでありな
がら、この延長した部分がコンパクトに縮小せし
めた際の各筒体の継目部を覆蓋して雨水や塵埃等
の浸入を確実に防止することができ、もつて雨水
等の水分の浸入による筒体の発錆や腐蝕を効果的
に阻止し得て、伸縮作動がいつまでも円滑で耐用
年数の長いものとすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るマーカー装置の一実施例を
示したものであつて、第1図は乗用田植機の側面
図。第2図は伸長状態を示すマーカー装置の側面
図、第3図は縮小状態を示すマーカー装置の側面
図、第4図は伸長状態を示すマーカー装置の要部
断面図である。 図中、3はマーカー装置、3aは継目部、4,
4a,4bは筒体、11は指標部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 順次径が細くなる筒体を出没自在に嵌入して伸
    縮作動できるように構成したマーカー装置におい
    て、前記最上端となる筒体の頂部に指標部を設
    け、該指標部を、筒体縮小時に各筒体の継目部を
    覆蓋するように下方にスカート状に延設してある
    ことを特徴とするマーカー装置。
JP6218883U 1983-04-27 1983-04-27 マ−カ−装置 Granted JPS59170410U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6218883U JPS59170410U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 マ−カ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6218883U JPS59170410U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 マ−カ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59170410U JPS59170410U (ja) 1984-11-14
JPS6349132Y2 true JPS6349132Y2 (ja) 1988-12-16

Family

ID=30192387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6218883U Granted JPS59170410U (ja) 1983-04-27 1983-04-27 マ−カ−装置

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JP (1) JPS59170410U (ja)

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JPS59170410U (ja) 1984-11-14

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