JPH0661542U - トラックウイングルーフの裾金具 - Google Patents
トラックウイングルーフの裾金具Info
- Publication number
- JPH0661542U JPH0661542U JP957593U JP957593U JPH0661542U JP H0661542 U JPH0661542 U JP H0661542U JP 957593 U JP957593 U JP 957593U JP 957593 U JP957593 U JP 957593U JP H0661542 U JPH0661542 U JP H0661542U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hem
- wing roof
- main body
- packing
- fitting
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- Pending
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウイングルーフを頻繁に閉ざす時の衝撃や走
行振動によって、その裾部及びこの裾部が当たる荷台の
アオリが傷むのを防ぐ為の、トラックウイングルーフの
裾金具を提供する。 【構成】 長尺帯板からなる本体1の片側面に、ウイン
グルーフ60の裾部60Aを嵌め込ませる挿込溝2を設
けた構成とした。そして、荷台のアオリ51に当接され
る本体1の他側面には、本体1を補強すると共にパッキ
ン6を嵌着させるパッキン溝5を形成させる為の複数条
のリブ4を設ける。又、挿込溝2には、裾部を本体1に
固定させる固定手段3を設ける。
行振動によって、その裾部及びこの裾部が当たる荷台の
アオリが傷むのを防ぐ為の、トラックウイングルーフの
裾金具を提供する。 【構成】 長尺帯板からなる本体1の片側面に、ウイン
グルーフ60の裾部60Aを嵌め込ませる挿込溝2を設
けた構成とした。そして、荷台のアオリ51に当接され
る本体1の他側面には、本体1を補強すると共にパッキ
ン6を嵌着させるパッキン溝5を形成させる為の複数条
のリブ4を設ける。又、挿込溝2には、裾部を本体1に
固定させる固定手段3を設ける。
Description
【0001】
本考案は、ウイングルーフを構成するカバーシートの裾部及び荷台のアオリ部 分を夫々防護するに役立つ、トラックウイングルーフの裾金具に関する。
【0002】
図3に、極く一般的なウイングルーフの構造を示した。 荷台50の左右の各一半側を個別に覆う為に、鳥の翼状に上下に開閉可能に作 られたウイングルーフ60は、金属パイプやアングル材を格子状に組合わせて作 ったウイングのフレーム61の外側を、カバーシート62で覆った構造を備えて いる。 そして、カバーシート62の裾部分は、フレーム61の下縁部となるパイプ6 1Aに巻き込んだうえ、その上からロープを螺旋状に巻付けて固定させていた。 そして、ウイングルーフ60をその回転支軸63の周りに回動させて閉ざすと 、カバーシート62を巻き付けたパイプ61Aが荷台50のアオリ(側板)51 の上部外側面に当接された状態になる。
【0003】
上記構造の従来のウイングルーフ60には、以下に列挙した如き幾つかの改善 すべき問題点が残されている。 a) ウイングルーフ60を閉ざす都度、その裾部60Aがアオリ51に当た るので、この裾部60Aとアオリ51の双方が次第に傷付けられて修理が必要に なり、その都度かなり支出と修理待ちを余儀なくされる。 b) カバーシート62が巻き付けられるパイプ61Aは一般に鉄製なので、 この部分に溜まった雨水によって腐食し易く、腐食したパイプの表面がヤスリの 様に作用して、トラックの走行振動により破れたカバーシート62の修理が必要 になる。 c) カバーシート62の裾をパイプ61Aに巻付け、更にその上に綱を巻回 して固定した裾部60Aは、外観があまりスマートとは言えず、その上、走行振 動でこの固定部分が弛んでくれば更に見苦しくなる。 そこで、本考案の目的は、上記諸問題を概ね解消させ得る、トラックウイング ルーフの裾金具を提供するにある。
【0004】
上記の目的を達成する為の本考案による荷台シートの裾金具は、 長尺帯板からなる本体1の片側面に、ウイングルーフ60の裾部60Aを嵌め 込ませる挿込溝2を設けた構成とした。 本体1の他側面には、本体1を補強すると共にパッキン6を嵌着させるパッキ ン溝5を形成させる複数条のリブ4を設け、前記パッキン6が荷台のアオリ外側 面に当接する様にするとよい。 又、前記挿込溝2には、前記裾部60Aを前記本体1に固定させる固定手段3 を設けるとよい。
【0005】
長尺帯板状をした本考案の裾金具は、その挿込溝2にウイングルーフ60の裾 部分を挿し込ませたうえ、固定手段3となる例えばビス孔に、スクリュー螺を螺 じ込む等して挿込状態を固定させれば、その取付は簡単・迅速に終わる。 この状態で、ウイングルーフ60を閉ざした時に、その裾部60Aが荷台のア オリに衝突したても、その裾部60Aは裾金具に覆われているので、又、裾金具 はパッキン6を介してアオリに当接されるので、裾部60Aとアオリの双方が傷 付かなくなる。又、走行振動によってカバーシート62の裾部分が擦り切れるこ とも無くなる。 その上、裾部60Aは、裾金具に覆われて外観が極めてスマートになる。
【0006】
以下に、図1,図2及び従来例を示した図3も参照し乍ら、本考案の一実施例 を説明する。 アルミ材を押出成形した作られたこ裾金具Aの本体1は、トラックの荷台50 の長さに略等しい長尺帯板状に形成している。 この本体1の片側面(外側面)には、ウイングルーフ60の裾部60Aを挿嵌 させる縦長の挿込溝2を一体に形成している。 挿込溝2には、その長手方向の所定間隔を隔てた複数箇所に、ビス孔3を設け ている。このビス孔3は、裾部60Aを本体1に固定させる固定手段となる。
【0007】 本体1の他側面(内側面)には、その長手方向に4条のリブ4を突設している 。 各リブ4は、隣接するリブ4,4間にアリ溝状をしたパッキン溝5が形成され る様に、その断面形状を設定している。 形成された各パッキン溝5には、図2に示した如き横断面形状のパッキン6を 夫々嵌着させることが出来る。
【0008】 パッキン6は、ウイングルーフ60を閉ざした時に、裾金具Aがアオリ51の 外側上部に当たる力を緩和させる緩衝材として、又、裾金具Aとアオリ51との 接触間隙を塞ぐシール材としての役割も果す。 この実施例のパッキン6は、非多孔質又は多孔質のゴム様弾性材料を押出成形 して作られている。
【0009】 次に、上記構成の作用を説明する。 裾金具Aの使い方は、図3に示したウイングルーフ60、又はそれに近い構造 を備えたウイングルーフの裾部60Aに、裾金具Aの挿込溝2を嵌め込ませたう え、挿込溝2に設けた各ビス孔3にスクリュー螺7等を螺じ込めば、挿込状態が 固定されて、裾部60Aへの裾金具Aの取付は簡単・迅速、且つ確実に行える。 この取付によって、ウイングルーフ60の裾部60Aに於いてカバーシート6 2が保護されると共に、裾部60Aの外観が著しくスマートになる。
【0010】 そして、ウイングルーフ60を頻繁に開き且つ閉じる都度、その裾部60Aが アオリ51の外側面に強くぶつかっても、長尺帯板状をした裾金具Aは、その片 側全面がアオリ51に当たるので、従来の様にシート62を巻付けたパイプ61 Aが、アオリ51に線接触の状態で衝突する場合と違って、衝突の衝撃力は十分 に分散してアオリに伝えられる。 その上、裾金具Aとアオリ51との当接面にはパッキン6が介在されているの で、ぶつかった時の衝撃音は十分に低められる。 更に、裾金具Aとアオリ51との接触面がパッキン6によってシールされるの で、荷台50に乗せた大切な荷物は塵埃や雨水等から確実に防護され、且つ、保 冷車の場合には断熱効果が得られる。
【0011】 パッキン6は、車種によってはパッキン溝5の全てに取り付る必要は無く、唯 1条のパッキン溝5だけに嵌着したり、部分的に取り付けたり、或は、アオリ5 1に突起部が有る場合には、その形状に応じた形のパッキン6を部分的に取り付 ける等すればよい。 更に、挿込溝2に雨水が侵入するのを防ぐ為に、裾部60Aを挿し込んだ状態 で挿込溝2内の上部に生じた隙間に、紐状のパッキンを押し込む等してもよい。
【0012】 尚、上記構成に於いて細部の構造は適宜に設計変更しても本考案の目的は達成 される。 例えば、裾部60Aを挿込溝2内に挿し込んだ状態を固定させるには、ビス止 めに代えて、接着その他の固定手段によってもよい。 或は、裾金具Aの下側に、ゴム板等から成るスカートを垂設したい場合には、 裾金具Aの下側に、スカート連結用の嵌合溝を一体に設ければよい。 そして、リブ4の形状、数、配置等は必要に応じて任意に決めればよい。 更に、裾金具Aの素材として、繊維強化プラスチックその他のプラスチックを 用いてもよい。
【0013】
以上の説明によって明らかな様に、本考案による荷台シートの裾金具は、以下 に列挙した如き実用上の優れた効果を奏する。 a) ウイングルーフを閉ざす都度、その裾部分がアオリに当たっても、この 裾部分は裾金具に包まれて保護されているので傷まなくて済み、補修の手間と経 費が省ける。 b) 裾金具とアオリの当接面にはパッキンが介在されているので、アオリ側 も傷まず、従来は必要とした、少なからぬアオリ補修費がいらなくなる。又、ウ イングルーフの衝突騒音も微弱になる。 c) 従来は、カバーシートの下端部をパイプ製のフレーム下縁に巻き付け綱 で固定していたので、ウイングルーフの裾部分が見苦しかったが、この部分を裾 金具Aで覆うことにより見た目が極めてスマートになる。
【図1】本考案の一実施例を示す、縦断面斜視図であ
る。
る。
【図2】同上、裾部に裾金具を取り付けたウイングルー
フを閉ざした状態の部分斜視図である。
フを閉ざした状態の部分斜視図である。
【図3】従来例を示す、トラック荷台の部分縦断面図で
ある。
ある。
A 裾金具 1 本体 2 挿込溝 3 ビス孔(固定手段) 4 リブ 5 パッキン溝 6 パッキン 7 スクリュー螺 50 荷台 51 アオリ 60 ウイングルーフ 60A 裾部 61,フレーム 61A パイプ(フレーム) 62 カバーシート 63 回転支軸
Claims (3)
- 【請求項1】 長尺帯板からなる本体1の片側面に、ウ
イングルーフ60の裾部60Aを嵌め込ませる挿込溝2
を設けたことを特徴とするトラックウイングルーフの裾
金具。 - 【請求項2】 本体1の他側面に、本体1を補強すると
共にパッキン6を嵌着させるパッキン溝5を形成させる
複数条のリブ4を設け、前記パッキン6が荷台のアオリ
外側面に当接する様にしたことを特徴とする請求項1記
載のトラックウイングルーフの裾金具。 - 【請求項3】 前記挿込溝2に、前記裾部60Aを前記
本体1に固定させる固定手段3を設けたことを特徴とす
る請求項1又は2記載のトラックウイングルーフの裾金
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP957593U JPH0661542U (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | トラックウイングルーフの裾金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP957593U JPH0661542U (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | トラックウイングルーフの裾金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661542U true JPH0661542U (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=11724116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP957593U Pending JPH0661542U (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | トラックウイングルーフの裾金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661542U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100446867B1 (ko) * | 2001-08-06 | 2004-09-04 | 조섬연 | 윙바디트럭 적재함의 구조 |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP957593U patent/JPH0661542U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100446867B1 (ko) * | 2001-08-06 | 2004-09-04 | 조섬연 | 윙바디트럭 적재함의 구조 |
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