JPH0246488Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0246488Y2 JPH0246488Y2 JP10274983U JP10274983U JPH0246488Y2 JP H0246488 Y2 JPH0246488 Y2 JP H0246488Y2 JP 10274983 U JP10274983 U JP 10274983U JP 10274983 U JP10274983 U JP 10274983U JP H0246488 Y2 JPH0246488 Y2 JP H0246488Y2
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- JP
- Japan
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- anchor
- bridge
- shoe
- pipe
- rod
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- Expired
Links
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 6
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 12
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は橋梁の固定端側に設ける橋梁アンカ
ー装置の改良に関するものである。
ー装置の改良に関するものである。
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
る。
第1図ないし第3図はこの考案の第1実施例を
示すものであつて、断面円形の鋼棒からなる垂直
なアンカー棒1の下部がコンクリート製の橋台ま
たは橋脚等の支持台2に埋込固定され、その支持
台2から突出しているアンカー棒1には、ゴムに
ような弾性材料からなる円環状の閉塞受沓6が嵌
挿され、その閉塞受沓6は受沓本体7とその上端
の内側に連設された小径の嵌合筒8とにより構成
され、閉塞受沓6の下面は前記支持台2の上面に
直接載置されている。
示すものであつて、断面円形の鋼棒からなる垂直
なアンカー棒1の下部がコンクリート製の橋台ま
たは橋脚等の支持台2に埋込固定され、その支持
台2から突出しているアンカー棒1には、ゴムに
ような弾性材料からなる円環状の閉塞受沓6が嵌
挿され、その閉塞受沓6は受沓本体7とその上端
の内側に連設された小径の嵌合筒8とにより構成
され、閉塞受沓6の下面は前記支持台2の上面に
直接載置されている。
上端に蓋9を固着した垂直な断面円形の鋼製ア
ンカーパイプ3内に、外周面に多数の縦溝10を
備えているゴムのような弾性材料からなる複数の
緩衝筒5が、圧入嵌合により固定されるかまたは
接着剤により嵌合固定され、各緩衝筒5はアンカ
ー棒1に嵌挿され、かつアンカーパイプ3の下端
部の内側に前記閉塞受沓6における嵌合筒8が嵌
入され、さらにアンカーパイプ3の下端面は受沓
本体7の上面に載置されている。
ンカーパイプ3内に、外周面に多数の縦溝10を
備えているゴムのような弾性材料からなる複数の
緩衝筒5が、圧入嵌合により固定されるかまたは
接着剤により嵌合固定され、各緩衝筒5はアンカ
ー棒1に嵌挿され、かつアンカーパイプ3の下端
部の内側に前記閉塞受沓6における嵌合筒8が嵌
入され、さらにアンカーパイプ3の下端面は受沓
本体7の上面に載置されている。
アンカーパイプ3の外側に補強用鋼製コイル1
1が配置され、そのコイル11とアンカーパイプ
3の下端部を除く部分とは、隣り合うPC桁間に
打設された横桁コンクリート等の橋梁コンクリー
ト4中に埋込固定されている。
1が配置され、そのコイル11とアンカーパイプ
3の下端部を除く部分とは、隣り合うPC桁間に
打設された横桁コンクリート等の橋梁コンクリー
ト4中に埋込固定されている。
なお閉塞受沓6の硬度は、緩衝筒5の硬度と同
じであつてもよく、あるいは緩衝筒5の硬度より
軟かくてもよい。
じであつてもよく、あるいは緩衝筒5の硬度より
軟かくてもよい。
前記第1実施例の橋梁アンカー装置において、
橋梁が強大な水平地震力により移動しようとした
場合は、アンカーパイプ3とアンカー棒1との間
にある緩衝筒5が圧縮されるので、アンカー棒1
に大きな衝撃力が加えられることなく、橋梁が緩
衝されながら僅かに移動し、橋梁の大きな移動は
阻止される。
橋梁が強大な水平地震力により移動しようとした
場合は、アンカーパイプ3とアンカー棒1との間
にある緩衝筒5が圧縮されるので、アンカー棒1
に大きな衝撃力が加えられることなく、橋梁が緩
衝されながら僅かに移動し、橋梁の大きな移動は
阻止される。
第4図および第5図はこの考案の第2実施例を
示すものであつて、閉塞受沓6における嵌合筒8
の外周面に、多数の縦溝12が設けられている
が、その他の構成は第1実施例の場合と同様であ
る。
示すものであつて、閉塞受沓6における嵌合筒8
の外周面に、多数の縦溝12が設けられている
が、その他の構成は第1実施例の場合と同様であ
る。
第2実施例の場合は、橋梁に大きな水平地震力
が作用した場合、閉塞受沓6における嵌合筒8も
容易に圧縮される。
が作用した場合、閉塞受沓6における嵌合筒8も
容易に圧縮される。
前記実施例のように、閉塞受沓6における嵌合
筒8をアンカーパイプ3の内側に嵌入すれば、ア
ンカーパイプ3と閉塞受沓6との嵌合部からの水
分の侵入を確実に防止することができる。
筒8をアンカーパイプ3の内側に嵌入すれば、ア
ンカーパイプ3と閉塞受沓6との嵌合部からの水
分の侵入を確実に防止することができる。
この考案を実施する場合、支持台2の上面に合
成樹脂の座板を固定し、その上に閉塞受沓6を載
置してもよい。またアンカーパイプ3内に複数の
緩衝筒5を嵌設しないで、所要長さの1本の緩衝
筒を嵌設してもよい。
成樹脂の座板を固定し、その上に閉塞受沓6を載
置してもよい。またアンカーパイプ3内に複数の
緩衝筒5を嵌設しないで、所要長さの1本の緩衝
筒を嵌設してもよい。
この考案によれば、上下方向に延長するアンカ
ー棒1の下部がコンクリート製支持台2に埋込固
定され、上下方向に延長するアンカーパイプ3が
アンカー棒1の上部に被せられると共に橋梁コン
クリート4に埋込固定され、アンカー棒1の上部
とアンカーパイプ3との間に弾性材料製緩衝筒5
が介在されている橋梁支承装置において、アンカ
ーパイプ3の下端部に、弾性材料製閉塞受沓6の
上部が嵌合され、その閉塞受沓6の下面は前記支
持台2の上面に直接または間接的に載置されてい
るので、閉塞受沓6によりアンカーパイプ3の下
端部と支持台2との間を常時密閉することがで
き、そのためアンカー棒1の腐蝕を防止すること
ができると共に、アンカーパイプ3内への異物の
侵入を防止することがき、またアンカーパイプ3
の下端部に弾性材料製閉塞受沓6の上部を嵌合す
ると共に、その閉塞受沓6の下面を支持台2の上
面に直接または間接的に載置するだけでよいの
で、閉塞構造が簡単で低コストで製作できる等の
効果が得られる。
ー棒1の下部がコンクリート製支持台2に埋込固
定され、上下方向に延長するアンカーパイプ3が
アンカー棒1の上部に被せられると共に橋梁コン
クリート4に埋込固定され、アンカー棒1の上部
とアンカーパイプ3との間に弾性材料製緩衝筒5
が介在されている橋梁支承装置において、アンカ
ーパイプ3の下端部に、弾性材料製閉塞受沓6の
上部が嵌合され、その閉塞受沓6の下面は前記支
持台2の上面に直接または間接的に載置されてい
るので、閉塞受沓6によりアンカーパイプ3の下
端部と支持台2との間を常時密閉することがで
き、そのためアンカー棒1の腐蝕を防止すること
ができると共に、アンカーパイプ3内への異物の
侵入を防止することがき、またアンカーパイプ3
の下端部に弾性材料製閉塞受沓6の上部を嵌合す
ると共に、その閉塞受沓6の下面を支持台2の上
面に直接または間接的に載置するだけでよいの
で、閉塞構造が簡単で低コストで製作できる等の
効果が得られる。
第1図ないし第3図はこの考案の第1実施例を
示すものであつて、第1図は橋梁アンカー装置の
一部切欠縦断側面図、第2図は第1図のA−A線
断面図、第3図は第1図のB−B線断面図であ
る。第4図はこの考案の第2実施例の橋梁アンカ
ー装置を示す一部切欠縦断側面図、第5図はその
C−C線断面図である。 図において、1はアンカー棒、2は支持台、3
はアンカーパイプ、4は橋梁コンクリート、5は
緩衝筒、6は閉塞受沓、7は受沓本体、8は嵌合
筒、10および12は縦溝である。
示すものであつて、第1図は橋梁アンカー装置の
一部切欠縦断側面図、第2図は第1図のA−A線
断面図、第3図は第1図のB−B線断面図であ
る。第4図はこの考案の第2実施例の橋梁アンカ
ー装置を示す一部切欠縦断側面図、第5図はその
C−C線断面図である。 図において、1はアンカー棒、2は支持台、3
はアンカーパイプ、4は橋梁コンクリート、5は
緩衝筒、6は閉塞受沓、7は受沓本体、8は嵌合
筒、10および12は縦溝である。
Claims (1)
- 上下方向に延長するアンカー棒1の下部がコン
クリート製支持台2に埋込固定され、上下方向に
延長するアンカーパイプ3がアンカー棒1の上部
に被せられると共に橋梁コンクリート4に埋込固
定され、アンカー棒1の上部とアンカーパイプ3
との間に弾性材料製緩衝筒5が介在されている橋
梁支承装置において、アンカーパイプ3の下端部
に、弾性材料製閉塞受沓6の上部が嵌合され、そ
の閉塞受沓6の下面は前記支持台2の上面に直接
または間接的に載置されていることを特徴とする
橋梁アンカー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10274983U JPS6014107U (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 橋梁アンカ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10274983U JPS6014107U (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 橋梁アンカ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6014107U JPS6014107U (ja) | 1985-01-30 |
JPH0246488Y2 true JPH0246488Y2 (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=30242039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10274983U Granted JPS6014107U (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 橋梁アンカ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014107U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019108657A (ja) * | 2017-12-15 | 2019-07-04 | シバタ工業株式会社 | 連結構造体 |
-
1983
- 1983-07-04 JP JP10274983U patent/JPS6014107U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6014107U (ja) | 1985-01-30 |
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