JPS6349086Y2 - - Google Patents

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JPS6349086Y2
JPS6349086Y2 JP1874182U JP1874182U JPS6349086Y2 JP S6349086 Y2 JPS6349086 Y2 JP S6349086Y2 JP 1874182 U JP1874182 U JP 1874182U JP 1874182 U JP1874182 U JP 1874182U JP S6349086 Y2 JPS6349086 Y2 JP S6349086Y2
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JP
Japan
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output shaft
motor
gear
position detection
case
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JP1874182U
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JPS58124066U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主に自動車用空調装置のエアミツ
クスドア、内外気切換えドアその他のドアを動か
すために用いられるモータアクチユエータに関す
るものである。
従来例として実開昭56−87651号公報をあげる
ことができ、それと同様な従来例が第1図、第2
図に示されている。この種のモータアクチユエー
タの従来例が示され、ケース1内にはモータ2と
歯車装置4とが収納されており、モータ2の回転
力を歯車装置4を介して出力軸3に伝達して出力
するように構成されている。上記出力軸3は、歯
車装置4の出力歯車27に固装され、この出力歯
車27とケース1との間に設けられた位置検出装
置5によりその回転位置が検出され、この検出さ
れた信号に基づいて前記モータ2がON−OFF制
御されて、出力軸3に所望の角度を与えるように
している。
しかしながら、上記歯車装置4は、モータ2に
固定されたウオーム10と、このウオーム10に
噛み合う中間歯車12と、この中間歯車12に噛
み合う出力歯車27との3個の歯車から構成さ
れ、これら3個の歯車により所定の減速比とトル
クとを得るようにしているので、出力歯車27の
径がいきおい大きくなり、そのためモータアクチ
ユエータ全体の体積も大きくなるという欠点があ
つた。
そこで、この考案は、上述のように歯車装置に
出力歯車を用いることに起因する欠点を解消する
ため新たな機構を採用し、小型であるモータアク
チユエータを提供することを課題としている。
その要旨とするところは、少なくともモータと
このモータの回転を減速して出力軸に伝達する歯
車装置と、前記出力軸の位置を検出する位置検出
装置とがケース内に収納されたモータアクチユエ
ータにおいて、前記歯車装置をモータの回転力に
固装されたウオームと、このウオームが噛み合う
ウオームホイール部を外周にもつ円筒状の中間歯
車とから構成し、この中間歯車は回転自在で且つ
長手方向の移動が阻止されるよう前記ケースに支
持され、この中間歯車の内面に形成の雌ねじ部を
前記出力軸の外周面に形成の雄ねじ部を噛み合わ
せて該中間歯車と出力軸とを連結し、この出力軸
はケースに摺動自在で且つ回転を阻止するよう支
持する回止め部を有し、さらに前記出力軸の雄ね
じ部に噛み合う位置検出用歯車を設け、この位置
検出用歯車と前記ケースとの間に前記位置検出装
置を設けたことにある。
したがつて、中間歯車の回転が中間歯車の雌ね
じ部と出力軸の雄ねじ部を介して減速されて直接
出力軸の直線運動に変換されるので、上述のよう
に径の大きい出力歯車が不要となり、上記課題を
達成することができるものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第3図、第4図において、この考案のモータア
クチユエータが示され、ケース1は、上ケース1
aと下ケース1bとが接着固定されて構成され、
このケース1内にはモータ2と、このモータ2の
回転力を出力軸3に減速して伝達する歯車装置4
と、前記出力軸3の位置を検出する位置検出装置
5とが収納されている。
前記モータ2は、上部両端が上ケース1aのモ
ータ支持部6a,6aに下部両端が下ケース1b
のモータ支持部6b,6bにそれぞれ当接して挾
持される形で支持されている。このモータ2の電
極端子7a,7bは、下ケース1b上の配線基板
8に設けられているモータ用端子9a,9bに挿
入接続されている。
前記歯車装置4は、第5図においても示すよう
に、前記モータ2の回転軸2aに固装されたウオ
ーム10と、このウオーム10が噛み合うウオー
ムホイール部11を外周にもつ円筒状の中間歯車
12とから構成されている。中間歯車12は、回
転自在で且つ長手方向の両側が下ケース1bと一
体に突設された中間歯車支持部13,13により
ベアリング30,30を介して支持され、長手方
向の移動が阻止されている。また、この中間歯車
12の長手方向の内面には、雌ねじ部14が形成
され、この雌ねじ部14に出力軸3の外周面に形
成の雄ねじ部15が噛み合わされて該中間歯車1
2と出力軸3とが連結している。
出力軸3はその両端が上ケース1aに形成の孔
16,16から外に突出し、その一端には回止め
部17が設けられている。回止め部17は、その
他端が上ケース1aに形成の回止め部挿入孔18
からケース1内に挿入されてケース1に対して摺
動自在に支持されており、出力軸3の回転を阻止
している。
尚、上記回止め部挿入孔18が対向する上ケー
ス1aの他方の面にも同じく回止め部挿入孔1
8′が形成され、この回止め部挿入孔18′は盲栓
29にて閉鎖されており、この盲栓29を取つて
回止め部17を回止め部挿入孔18′に挿入して
出力軸3を逆方向に装置することが可能であるよ
うになされている。
この出力軸3の雄ねじ部15には位置検出用歯
車19が噛み合つており、この位置検出用歯車1
9は、上下面中心に支持軸20を有し、この支持
軸20が上下のケース1a,1bに対向して形成
された軸支穴21a,21bに挿入されて、ケー
ス1に支持されている。
前記位置検出装置5は、第6図にも示すよう
に、前記位置検出用歯車19と下ケース1bとの
間に設けられており、この位置検出装置5は前記
位置検出用歯車19の支持軸20に固着された円
板状の接点固定板22を有している。接点固定板
22には、その半径方向に径を異にする二つの接
点23,23が下方に突出して設けられており、
この二つの接点23,23は配線基板8に固定さ
れた導電板24と抵抗板25とにそれぞれ接触し
ている。
導電板24と抵抗板25は、同芯の円弧状形状
を有し、その円周角はほぼ250度に達しており、
この位置検出装置5は接点23,23の位置を抵
抗値に置き換えて出力軸3の位置を検出し、この
検出された信号に基づいて前記モータ2がON−
OFF制御されて、出力軸3に所望の位置が与え
られる。
尚、26は外部接続用コネクタである。
上記構成において、外部接続用コネクタ26を
介してモータ2に通電すると、モータ2が回転し
て中間歯車12にその回転力が伝達される。この
ため出力軸3は中間歯車12と共にその間の摩擦
力により回転しようとするが、回止め部17によ
つてその回転が阻止されるので、軸方向の直線運
動に変換される。このとき、例えば中間歯車12
が1回転すれば出力軸3が1ピツチ分だけ軸方向
に移動するので、所定の減速比と推力とを得るこ
とができる。上述のように出力軸3が直線運動す
れば、この出力軸3に噛み合う位置検出歯車9が
回転するので、位置検出装置5にて出力軸3の位
置が検出され、この検出された信号に基づいてモ
ータ2がON−OFF制御されて所望の出力軸3の
移動距離を得ることができるものである。
以上述べたように、この考案によれば、従来用
いていた大きな径を有する出力歯車が不要となる
ので、モータアクチユエータ全体の体積を小さく
することができるし、軽量ともなる。したがつ
て、例えば設置スペースが限られた自動車用空調
装置に用いる場合有利となる。
また、従来のモータアクチユエータにおいて
は、出力軸が固装された出力歯車に位置検出装置
の接点が設けられていたので、出力軸の回転角度
に等しい角度で出力軸の回転角度が検出されるの
に対し、この考案においては、直線運動する出力
軸に位置検出歯車を噛み合わせたので、出力軸の
移動距離に対応する位置検出角度の比を自由に設
定することができ、位置検出角度を最大360゜にす
ることができるので、モータの停止精度を向上す
ることができる等の効果も奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図において従来のモータアクチ
ユエータが示され、第1図はその横断面図、第2
図はその縦断面図、第3図乃至第6図においてこ
の考案の一実施例が示され、第3図はモータアク
チユエータの横断面図、第4図は第3図のA−A
線断面図、第5図はモータと歯車装置の斜視図、
第6図は位置検出装置付近を示す断面図である。 1……ケース、2……モータ、3……出力軸、
4……歯車装置、5……位置検出装置、10……
ウオーム、11……ウオームホイール部、12…
…中間歯車、14……雌ねじ部、15……雄ねじ
部、17……回止め部、19……位置検出用歯
車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくともモータと、このモータの回転を減速
    して出力軸に伝達する歯車装置と、前記出力軸の
    位置を検出する位置検出装置とがケース内に収納
    されたモータアクチユエータにおいて、前記歯車
    装置をモータの回転軸に固装されたウオームと、
    このウオームが噛み合うウオームホイール部を外
    周にもつ円筒状の中間歯車とから構成し、この中
    間歯車は回転自在で且つ長手方向の移動が阻止さ
    れるよう前記ケースに支持され、この中間歯車の
    内面に形成の雌ねじ部に前記出力軸の外周面に形
    成の雄ねじ部を噛み合わせて該中間歯車と出力軸
    とを連結し、この出力軸はケースに摺動自在で且
    つ回転を阻止するよう支持する回止め部を有し、
    さらに前記出力軸の雄ねじ部に噛み合う位置検出
    用歯車を設け、この位置検出用歯車と前記ケース
    との間に前記位置検出装置を設けたことを特徴と
    するモータアクチユエータ。
JP1874182U 1982-02-13 1982-02-13 モ−タアクチユエ−タ Granted JPS58124066U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1874182U JPS58124066U (ja) 1982-02-13 1982-02-13 モ−タアクチユエ−タ

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JP1874182U JPS58124066U (ja) 1982-02-13 1982-02-13 モ−タアクチユエ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58124066U JPS58124066U (ja) 1983-08-23
JPS6349086Y2 true JPS6349086Y2 (ja) 1988-12-16

Family

ID=30030991

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JP1874182U Granted JPS58124066U (ja) 1982-02-13 1982-02-13 モ−タアクチユエ−タ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI383276B (zh) 2007-12-04 2013-01-21 Smc Kk 電動致動器
JP6665044B2 (ja) * 2016-06-23 2020-03-13 ミネベアミツミ株式会社 回転装置

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Publication number Publication date
JPS58124066U (ja) 1983-08-23

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