JPS6348959Y2 - - Google Patents

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JPS6348959Y2
JPS6348959Y2 JP1982098944U JP9894482U JPS6348959Y2 JP S6348959 Y2 JPS6348959 Y2 JP S6348959Y2 JP 1982098944 U JP1982098944 U JP 1982098944U JP 9894482 U JP9894482 U JP 9894482U JP S6348959 Y2 JPS6348959 Y2 JP S6348959Y2
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JP
Japan
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switch
temperature
self
heating
voltage transformer
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JP1982098944U
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JPS593499U (ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は高圧トランスやマグネトロンの自己発
熱部品の異常加熱を検知して自己発熱部品を断続
運転して出力を切り換える断続スイツチを設けた
高周波加熱装置に関するものである。
<従来の技術> 従来の高周波加熱装置は、実開昭52−169137号
公報にあるように、電源に1次側が接続される高
圧トランスと、この高圧トランスの2次側に接続
されるマグネトロンと、このマグネトロンの動作
時間を制御するタイマと、上記高圧トランスの温
度に応動し、その温度が所定値以上になると上記
電源と高圧トランスの1次側との間を開放すると
同時に上記タイマの動作を停止せしめる自己復帰
形の温度スイツチとを具備していた。
<考案が解決しようとする課題> 上記のような高周波加熱装置は、高圧トランス
の温度に応動して温度スイツチがマグネトロン及
びタイマの動作を制御しているので、例えば、長
時間の加熱を必要とする場合に周囲条件等によつ
て、高圧トランスの温度が上昇して所定温度を越
え、マグネトロンによる加熱が停止した際、上記
高圧トランスの温度が所定温度以下にならないと
上記温度スイツチが復帰して調理が再び行われな
い。従つて、途中まで調理された食品の温度が下
がつてしまい、再度食品の温度を上昇させるのに
時間がかかり食品が完全に調理できないという問
題点があつた。
<目的> 本考案は上記のような問題点を除去した高周波
加熱装置を提供することを目的とするものであ
る。
<課題を解決するための手段> 上記のような問題点を解決するために本考案の
高周波加熱装置は、高圧トランスやマグネトロン
の自己発熱部品の温度が所定温度以上になると開
成して該自己発熱部品の連続運転を停止する温度
スイツチを設け、該温度スイツチの開成により上
記自己発熱部品を所定の断続比で断続運転する断
続スイツチを設けるとともに、予め設定された調
理時間の経過後上記自己発熱部品の動作を停止す
る時限装置を上記断続スイツチの出力側に設けて
いる。
<作用> 上記のような高周波加熱装置は、高圧トランス
やマグネトロンの自己発熱部品の温度が所定温度
になると温度スイツチが開成し、該自己発熱部品
が断続スイツチにより断続運転される。この断続
運転により自己発熱部品の温度が上昇することな
く調理が続行され、食品の加熱調理が行われる。
<実施例> 本考案の高周波加熱装置の一実施例を第1図及
び第2図とともに説明する。
第1図は、本考案の実施例を示す高周波加熱装
置の要部電気回路図、第2図は、上記第1図にお
ける温度スイツチであるサーモスツタトがOFF
して弱運転に切り換わるタイマーモーターの断続
運転状態を示した説明図である。
図において、1は交流電源、2はドア(図示せ
ず)を閉成するときにONするラツチスイツチ、
3はヒユーズ4、加熱スイツチ5を介して接続さ
れる断続スイツチであり、図示していないがモー
ターにより回動するタイマーカムによつて所定の
周期並びにデユーテイによりON,OFFし、高圧
トランス6の一次側の一端に接続されている。7
はあらかじめ出力を強、弱に切り換えることので
きる出力切換スイツチであり、高圧トランス6や
後述するマグネトロン等に取り付けられてなるサ
ーモスツタト8が直列に接続されている。上記出
力切換スイツチ7及びサーモスツタト8からなる
直列回路は上記断続スイツチ3に並列に接続され
ている。9は高圧トランス6の一次側に並列に接
続されるタイマーモーターであり且つその一端子
9′は上記断続スイツチ3の出力側に接続されて
いる。10は上記ラツチスイツチ2を介して接続
されるタイマー接点であり、上記タイマーモータ
ー9の時間設定をした後所定の時間が経過すれば
接点が開成する。尚、11は上記高圧トランス6
の二次側に接続される高圧コンデンサ、12は整
流ダイオード、13はマグネトロンを示す。
次に上記構成からなる本考案の実施例の動作に
ついて第2図に示した動作説明図を参照して説明
する。第2図は、横軸に加熱時間T1、縦軸にタ
イマーモーター等に印加する電圧Vをとり、上記
サーモスツタト8がONの場合の時間T1とOFFの
場合の時間T2を示している。
まず、出力切換スイツチ7を上記第1図に示し
たようにON状態として食品を加熱室に入れドア
を閉成するとラツチスイツチ2はONする。次に
タイマーモーター9を所定の時間、例えば2T1
(長時間の加熱を必要とする場合)になるように
設定して加熱スイツチ5をONして強出力による
加熱を実行すると、タイマー接点10が閉成する
とともに、上記断続スイツチ3は所定の周期及び
デユーテイにより断続運転を繰り返すが、この断
続スイツチ3に並列に接続されている出力切換ス
イツチ7及びサーモスツタト8を介してタイマー
モーター9及び高圧トランス6に電源が供給され
てマグネトロン13は発振を開始する。そして、
例えば加熱を開始して時間T1が経過したときに
周囲条件等によつて、高圧トランス6あるいはマ
グネトロン13の温度上昇が所定のレベル以上に
なつて上記サーモスツタト8が作動してOFF状
態になると、上記タイマーモーター9及び高圧ト
ランス6には上記断続スイツチ3を介して電源が
供給されることになり、マイクロ波の発振出力も
上記第2図に示した時間T2における断続運転に
応じた周期及びデユーテイを有するようになり、
その平均の出力は連続出力より低下していわゆる
弱出力のマイクロ波を食品に照射することができ
る。このように、周囲条件等によつて高圧トラン
ス6あるいはマグネトロン13の温度が所定温度
越えてもサーモスツタト8がOFFになつても、
食品は断続運転になつても温度が下がることなく
加熱調理が引き続き行われる。また、断続運転さ
れるので高圧トランス6、マグネトロ13への通
電率が低下し、該高圧トランス6、マグネトロン
13の発熱量も少なくなり所定温度からの温度上
昇をなくし異常加熱を防止する。
この場合、強出力の運転時間T1と弱出力の運
転時間T2との関係はT2=1.5T1となつているが弱
出力におけるON時間の合計は略T1となつてお
り、食品に加わるマイクロ波の積算時間は略同一
とすることができる。
このようにして、断続運転に移行して弱出力に
なつても、強出力において設定したタイマーの時
間T1を断続して繰り返されるマイクロ波の発振
時間として食品に照射することができるから、弱
出力に切り換えられたために生じる実質的なマイ
クロ波加熱時間の減少による食品の未加熱という
不都合は全く発生しない。
<考案の効果> 本考案の高周波加熱装置は上記のような構成で
あるから、長時間の調理を必要とする場合に周囲
条件によつて、高圧トランスやマグネトロンの自
己発熱部品の温度が所定温度を越えても断続スイ
ツチにより断続運転を行うので、該自己発熱部品
での発熱量が低下して自己発熱部品が異常加熱を
防止している。
また、食品も断続運転により引き続き加熱調理
されるので、食品の風味、栄養等を損なうことな
く所定の仕上がり状態に確実に加熱調理すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す高周波加熱装
置の要部電気回路図、第2図は、上記第1図に於
ける動作説明図である。 3……断続スイツチ、6……高圧トランス、8
……サーモスタツト、9……タイマーモーター、
13……マグネトロン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧トランスやマグネトロンの自己発熱部品の
    温度が所定温度以上になると開成して該自己発熱
    部品の連続運転を停止する温度スイツチを設けた
    高周波加熱装置において、該温度スイツチの開成
    により上記自己発熱部品を所定の断続比で断続運
    転する断続スイツチを設けるとともに、予め設定
    された調理時間の経過後上記自己発熱部品の動作
    を停止する時限装置を上記断続スイツチの出力側
    に設けたことを特徴とする高周波加熱装置。
JP9894482U 1982-06-29 1982-06-29 高周波加熱装置 Granted JPS593499U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9894482U JPS593499U (ja) 1982-06-29 1982-06-29 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9894482U JPS593499U (ja) 1982-06-29 1982-06-29 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS593499U JPS593499U (ja) 1984-01-10
JPS6348959Y2 true JPS6348959Y2 (ja) 1988-12-15

Family

ID=30234690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9894482U Granted JPS593499U (ja) 1982-06-29 1982-06-29 高周波加熱装置

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JP (1) JPS593499U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52169137U (ja) * 1976-06-16 1977-12-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS593499U (ja) 1984-01-10

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