JPS629679Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629679Y2 JPS629679Y2 JP1980143635U JP14363580U JPS629679Y2 JP S629679 Y2 JPS629679 Y2 JP S629679Y2 JP 1980143635 U JP1980143635 U JP 1980143635U JP 14363580 U JP14363580 U JP 14363580U JP S629679 Y2 JPS629679 Y2 JP S629679Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency oscillation
- oven
- turntable
- section
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 17
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 13
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 241000862969 Stella Species 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高周波加熱装置に係り、電気エネルギ
を節約することのできる高周波加熱装置に関す
る。
を節約することのできる高周波加熱装置に関す
る。
一般に、高周波加熱装置においてはオーブン庫
内の温度分布むらをなくするためにターンテーブ
ルまたはステラフアンを用いている。また、調理
目的に応じて高周波発振部の出力を調整するため
に、スイツチング部を設けて高周波発振部のマグ
ネトロンへの通電状態を断続させて高周波の発振
状態を断続させていた。
内の温度分布むらをなくするためにターンテーブ
ルまたはステラフアンを用いている。また、調理
目的に応じて高周波発振部の出力を調整するため
に、スイツチング部を設けて高周波発振部のマグ
ネトロンへの通電状態を断続させて高周波の発振
状態を断続させていた。
ところが、従来の高周波加熱装置においては、
ターンテーブル等を高周波の発振、非発振の状態
にかかわらず全調理時間中継続的に回転させるよ
うに構成されていたから次のような不都合があつ
た。
ターンテーブル等を高周波の発振、非発振の状態
にかかわらず全調理時間中継続的に回転させるよ
うに構成されていたから次のような不都合があつ
た。
たとえば、低出力調理の場合においてはマグネ
トロンへの通電が断たれて事実上マグネトロンが
発振していない時間が全調理時間中のかなりの割
合を占めている。そして、このマグネトロンが発
振していない時間中は、オーブン庫内が加熱され
ないのでターンテーブル等を回転させて庫内温度
分布のむらをなくする必要がない。一方、従来装
置においては、ターンテーブル等を全調理時間中
回転させるものであるから、マグネトロンが発振
していない時間中のターンテーブル回転に要する
電気エネルギが無駄に費やされていることとなつ
ていた。
トロンへの通電が断たれて事実上マグネトロンが
発振していない時間が全調理時間中のかなりの割
合を占めている。そして、このマグネトロンが発
振していない時間中は、オーブン庫内が加熱され
ないのでターンテーブル等を回転させて庫内温度
分布のむらをなくする必要がない。一方、従来装
置においては、ターンテーブル等を全調理時間中
回転させるものであるから、マグネトロンが発振
していない時間中のターンテーブル回転に要する
電気エネルギが無駄に費やされていることとなつ
ていた。
本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであ
り、高周波発振部への通電状態を断続させるスイ
ツチング部によりターンテーブル等を回転させる
オーブン庫内温度均一用モータへの通電状態を高
周波発振部への通電状態と同期的に断続させるよ
うに形成して、オーブン庫内の温度分布むらをな
くする能力を低下させることなく電気エネルギを
節約することのできる高周波加熱装置を提供する
ことを目的とする。
り、高周波発振部への通電状態を断続させるスイ
ツチング部によりターンテーブル等を回転させる
オーブン庫内温度均一用モータへの通電状態を高
周波発振部への通電状態と同期的に断続させるよ
うに形成して、オーブン庫内の温度分布むらをな
くする能力を低下させることなく電気エネルギを
節約することのできる高周波加熱装置を提供する
ことを目的とする。
以下、本考案を第１〜２図に示す実施例につい
て説明する。
て説明する。
第１図は本考案の構成各部品の接続状態を示す
回路図であり、高周波発振部のマグネトロン発振
用の高圧トランス１と、この高圧トランス１への
通電状態を断続させるスイツチング部２とはプラ
グ３を介して電源（図示せず）に直列に接続され
る。そして、ターンテーブルまたはステラフアン
を回転させるオーブン庫内温度均一用モータ４は
高圧トランス１と並列に接続されて、スイツチン
グ部２によつて高圧トランス１と同期的に通電状
態を断続されるように形成されている。更に説明
すると、スイツチング部２は調理開始スイツチ５
を有する電子制御ユニツト６と、この電子制御ユ
ニツト６からの信号によつてスイツチ７ａがON
となるコンタクタ７と、スイツチ７ａがONとな
ると第２図に示すようにT1時間はONの状態にあ
りT2時間はOFFの状態にあることを全調理時間
Ｔの間周期的に繰返すトライアツク８とで構成さ
れている。
回路図であり、高周波発振部のマグネトロン発振
用の高圧トランス１と、この高圧トランス１への
通電状態を断続させるスイツチング部２とはプラ
グ３を介して電源（図示せず）に直列に接続され
る。そして、ターンテーブルまたはステラフアン
を回転させるオーブン庫内温度均一用モータ４は
高圧トランス１と並列に接続されて、スイツチン
グ部２によつて高圧トランス１と同期的に通電状
態を断続されるように形成されている。更に説明
すると、スイツチング部２は調理開始スイツチ５
を有する電子制御ユニツト６と、この電子制御ユ
ニツト６からの信号によつてスイツチ７ａがON
となるコンタクタ７と、スイツチ７ａがONとな
ると第２図に示すようにT1時間はONの状態にあ
りT2時間はOFFの状態にあることを全調理時間
Ｔの間周期的に繰返すトライアツク８とで構成さ
れている。
次に本実施例の作用を説明する。
先ず、オーブン開閉用の扉（図示せず）を閉じ
て扉スイツチ９ａ，９ｂを閉成する。次に、調理
開始スイツチ５を低出力調理のレンジに合わせて
第２図に示すT1とT2との比を決め、その後その
調理開始スイツチ５をONにする。これに伴つ
て、電子制御ユニツト６が作動してコンタクタ７
に信号を送りスイツチ７ａがONとなる。このス
イツチ７ａがONとなると庫内灯１０が点灯する
と同時に、トライアツク８がT1時間の通電とT2
時間の通電停止を周期的に繰返す。そして、トラ
イアツク８が通電状態のT1時間中は、高圧トラ
ンス１に通電されてマグネトロンが高周波を発振
してオーブン庫内の被調理物を加熱すると同時に
オーブン庫内温度均一用モータ４にも通電されて
ターンテーブルまたはステラフアンが回転されオ
ーブン庫内の温度分布むらがなくされる。一方そ
の後トライアツク８が通電停止状態にあるT2時
間中になると、高圧トランス１は通電を断たれて
稼動しないのでマグネトロンからの高周波の発振
は行なわれず、同時にオーブン庫内温度均一用モ
ータ４への通電も断たれターンテーブル等の回転
も停止された状態になる。そして、結局本実施例
においては全調理時間Ｔのうち、TT1／（T1＋
T2）時間の間高周波発振とターンテーブル等の回
転とが同時に行なわれ、TT2／（T1＋T2）時間の
間高周波発振の停止とターンテーブル等の回転停
止とが同時に行なわれることとなる。
て扉スイツチ９ａ，９ｂを閉成する。次に、調理
開始スイツチ５を低出力調理のレンジに合わせて
第２図に示すT1とT2との比を決め、その後その
調理開始スイツチ５をONにする。これに伴つ
て、電子制御ユニツト６が作動してコンタクタ７
に信号を送りスイツチ７ａがONとなる。このス
イツチ７ａがONとなると庫内灯１０が点灯する
と同時に、トライアツク８がT1時間の通電とT2
時間の通電停止を周期的に繰返す。そして、トラ
イアツク８が通電状態のT1時間中は、高圧トラ
ンス１に通電されてマグネトロンが高周波を発振
してオーブン庫内の被調理物を加熱すると同時に
オーブン庫内温度均一用モータ４にも通電されて
ターンテーブルまたはステラフアンが回転されオ
ーブン庫内の温度分布むらがなくされる。一方そ
の後トライアツク８が通電停止状態にあるT2時
間中になると、高圧トランス１は通電を断たれて
稼動しないのでマグネトロンからの高周波の発振
は行なわれず、同時にオーブン庫内温度均一用モ
ータ４への通電も断たれターンテーブル等の回転
も停止された状態になる。そして、結局本実施例
においては全調理時間Ｔのうち、TT1／（T1＋
T2）時間の間高周波発振とターンテーブル等の回
転とが同時に行なわれ、TT2／（T1＋T2）時間の
間高周波発振の停止とターンテーブル等の回転停
止とが同時に行なわれることとなる。
このように、本考案の高周波加熱装置は高周波
発振部とターンテーブルとを同期的に稼動させた
り停止させたりするものであるから、温度分布む
らをなくするために必要な時だけターンテーブル
等を回転させることができ、従来の高周波加熱装
置に比べて温度分布むらをなくする能力を低下さ
せることなくターンテーブル等を回転させる電気
エネルギの節約をすることができ、特に低出力で
長時間調理を行なう煮込み料理において電気エネ
ルギの節約の効果が大である等の効果を奏する。
発振部とターンテーブルとを同期的に稼動させた
り停止させたりするものであるから、温度分布む
らをなくするために必要な時だけターンテーブル
等を回転させることができ、従来の高周波加熱装
置に比べて温度分布むらをなくする能力を低下さ
せることなくターンテーブル等を回転させる電気
エネルギの節約をすることができ、特に低出力で
長時間調理を行なう煮込み料理において電気エネ
ルギの節約の効果が大である等の効果を奏する。
なお、第１図に示すように、高周波加熱装置の
機械室内電気部品を冷却する送風器モータ１１に
その機械室内温度が所定温度以上に上昇した時に
ONとなる感温スイツチング素子１２を接続する
と電気エネルギの節約になる。
機械室内電気部品を冷却する送風器モータ１１に
その機械室内温度が所定温度以上に上昇した時に
ONとなる感温スイツチング素子１２を接続する
と電気エネルギの節約になる。
即ち、従来の高周波加熱装置においては、調理
開始と同時に送風器モータ１１に通電して送風フ
アン（図示せず）を回転させて機械室内の高温を
発する高圧トランス等を強制冷却させるように形
成されていたから、特に寒冷地の早朝においては
機械室内の温度が外気温と共に低下して５℃以下
になつている場合等のように強制冷却不要である
にもかかわらず送風器モータ１１が回転し、交流
100V、500mA程度の電流を無駄に消費してい
た。しかしながら、第１図に示すように所定温度
になると始めて導通状態になるバイメタル、感温
抵抗変化素子等からなる感温スイツチング素子１
２を設けると、高圧トランス等の稼動により機械
室内の温度が所定温度に上昇するまでの間送風器
フアン１１への通電が行なわれないので、従来装
置に比較して電気エネルギが節約されることとな
る。
開始と同時に送風器モータ１１に通電して送風フ
アン（図示せず）を回転させて機械室内の高温を
発する高圧トランス等を強制冷却させるように形
成されていたから、特に寒冷地の早朝においては
機械室内の温度が外気温と共に低下して５℃以下
になつている場合等のように強制冷却不要である
にもかかわらず送風器モータ１１が回転し、交流
100V、500mA程度の電流を無駄に消費してい
た。しかしながら、第１図に示すように所定温度
になると始めて導通状態になるバイメタル、感温
抵抗変化素子等からなる感温スイツチング素子１
２を設けると、高圧トランス等の稼動により機械
室内の温度が所定温度に上昇するまでの間送風器
フアン１１への通電が行なわれないので、従来装
置に比較して電気エネルギが節約されることとな
る。
図面は本考案の高周波加熱装置の一実施例を示
し、第１図は回路図、第２図はスイツチング部の
通電状態を示す線図である。 １……高圧トランス、２……スイツチング部、
４……オーブン庫内温度均一用モータ、８……ト
ライアツク。
し、第１図は回路図、第２図はスイツチング部の
通電状態を示す線図である。 １……高圧トランス、２……スイツチング部、
４……オーブン庫内温度均一用モータ、８……ト
ライアツク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 高周波発振部と、この高周波発振部への通電
状態を断続させて高周波発信部の出力を制御す
るスイツチング部と、このスイツチング部によ
つて前記高周波発振部と同期して通電状態を断
続されるオーブン庫内温度均一用のターンテー
ブルモータとを有し、前記高周波発振部の通電
が断れたとき、これに同期してターンテーブル
モータの通電を絶つようにしたことを特徴とす
る高周波加熱装置。 ２ 高周波発振部の高圧トランスとスイツチング
部とを直列に接続するとともに、オーブン庫内
温度均一用モータを前記高圧トランスに並列に
接続したことを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第１項記載の高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980143635U JPS629679Y2 (ja) | 1980-10-08 | 1980-10-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980143635U JPS629679Y2 (ja) | 1980-10-08 | 1980-10-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5766894U JPS5766894U (ja) | 1982-04-21 |
| JPS629679Y2 true JPS629679Y2 (ja) | 1987-03-06 |
Family
ID=29503375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980143635U Expired JPS629679Y2 (ja) | 1980-10-08 | 1980-10-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS629679Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2449931B (en) * | 2007-06-08 | 2011-11-16 | E2V Tech | Power supply for radio frequency heating apparatus |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5084940A (ja) * | 1973-11-30 | 1975-07-09 |
-
1980
- 1980-10-08 JP JP1980143635U patent/JPS629679Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5084940A (ja) * | 1973-11-30 | 1975-07-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5766894U (ja) | 1982-04-21 |
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