JPS6348857B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6348857B2
JPS6348857B2 JP55033325A JP3332580A JPS6348857B2 JP S6348857 B2 JPS6348857 B2 JP S6348857B2 JP 55033325 A JP55033325 A JP 55033325A JP 3332580 A JP3332580 A JP 3332580A JP S6348857 B2 JPS6348857 B2 JP S6348857B2
Authority
JP
Japan
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methacrylic acid
solvent
methacrolein
water
effluent
Prior art date
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Expired
Application number
JP55033325A
Other languages
English (en)
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JPS55127339A (en
Inventor
Betsukaa Mitsucheru
Kumaa Koochaa Nando
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Halcon SD Group Inc
Original Assignee
Halcon SD Group Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Halcon SD Group Inc filed Critical Halcon SD Group Inc
Publication of JPS55127339A publication Critical patent/JPS55127339A/ja
Publication of JPS6348857B2 publication Critical patent/JPS6348857B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/42Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C51/48Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by liquid-liquid treatment

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は䞀般にメタクロレむンの酞化によるメ
タクリル酞の補造法に関する。特に本発明は、む
゜ブチレンおよびたたは−ブチルアルコヌ
ルよりなる原料を最初にメタクロレむンに、次に
メタクリル酞に、ずもに觊媒䞊で分子状酞玠の存
圚䞋で270〜500℃で酞化する段酞化法に関す
る。このような補造法は䞀般に技術的に知られお
いる。たずえば米囜特蚱第4087382号明现曞はむ
゜ブチレンおよびたたは−ブチルアルコヌ
ルからのメタクロレむンを補造する方法および䜿
甚觊媒を蚘茉しおいる。メタクロレむンをメタク
リル酞に酞化する第段の酞化は米囜特蚱第
4001316号明现曞に蚘茉されおいる。 む゜ブチレンおよびたたは−ブチルアル
コヌルを酞化しおメタクロレむンずし、次にメタ
クロレむンを酞化しおメタクリル酞にする段酞
化法のほかに同じ原料からメタクリル酞を補造す
る別の方法がある。このような埓来技術の方法の
ひず぀に埌述のEscambia Chemicai
Corporationの方法がある。すなわち同瀟の米囜
特蚱第2847453号および同第2847465号明现曞はむ
゜ブチレンを硝酞、奜たしくは四酞化二窒玠の存
圚䞋觊媒䞊で酞化しおα−ヒドロキシむ゜酪酞ず
するこずを蚘茉し、これを米囜特蚱第2881545号
および同第3562230号明现曞に蚘茉のように觊媒
の存圚䞋で脱氎しおメタクリル酞を䜜る。 む゜ブチレンおよびたたは−ブチルアル
コヌルを酞化しおメタクリル酞にする段酞化法
においお、第酞化工皋から出る流出物は䞻成分
ずしおメタクリル酞および氎を含有し、そのほか
未反応メタクロレむンおよび副生酢酞および䞍玔
物を含有する。この補造でかなりの量のスチヌム
および䞍掻性ガスが䜿甚されるので、兞型的な堎
合にメタクリル酞は比范的に小さな比率であり、
党流出流のモル以䞋である。ほずんどすべお
の甚途に察しおメタクリル酞は氎ず分離されおい
なければならないが、メタクリル酞は氎ず共沞混
合物を䜜るので、メタクリル酞の回収は困難であ
る。 実質的に也燥したメタクリル酞を埗るひず぀の
可胜な凊眮はメタクロレむン酞化反応噚流出物を
冷华凝瞮しおメタクリル酞および氎から䞍掻性ガ
スを分離し、次に液䜓混合物を蒞留しお実質的に
無氎のメタクリル酞を埗るこずである。氎および
メタクリル酞は760mmHgで玄23重量の酞を含有
する共沞混合物を䜜るので、この蒞留法はかなり
の量のメタクリル酞−氎の混合流を生成するこず
がわかる。このような混合流を酞化工皋に埪環し
お酞を回収するこずは、メタクリル酞が䜎玚酞に
な぀お損倱するこずが予想される。埓぀お、含氎
メタクリル酞を単に蒞留するよりも効率的な分離
方法があれば奜たしい。 かなりの量の氎を含有するガス状混合物からメ
タクリル酞を回収するのに、少なくずもほかに
぀の方法を考えるこずができる。その第の方法
は反応噚からの高枩流出ガスからメタクリル酞を
溶媒でスクラビングし、倧郚分の氎をガス状流出
物䞭に残留させるこずよりなる。第および第
の方法ではメタクリル酞および氎を䞀緒に凝瞮さ
せ、次に溶媒を䜿甚しお氎から酞を抜出する。第
の方法では、溶媒、酞および氎の液状混合物に
無機塩を導入しお、分離が容易であ぀お、酞たた
は溶媒をほずんど含有しない氎溶液盞を圢成す
る。第の方法では酞および氎の混合物からメタ
クリル酞を溶媒抜出が分離を助成するために塩を
䜿甚しない。䞡方の方法で、氎盞を抜取り、メタ
クリル酞を溶媒および残留氎から共沞蒞留によ぀
お分離する。 第の方法はメタクリル酞ではなくアクリル酞
の回収に関係する米囜特蚱第3926744号および同
第3932500号明现曞によ぀お䟋瀺される。この䞡
方の特蚱明现曞でアクロレむン酞化工皋からの流
出物がただ気盞である間にスクラバヌに導入しお
遞択的にアクリル酞を陀去する。 前蚘米囜特第3932500号明现曞に蚘茉の方法で
は、ガス流から陀去される氎の量を最少にするた
めに蚭定された条件で、パラフむン系炭化氎玠、
ゞプニルおよびゞプニル゚ヌテルのような極
端に疎氎性である溶媒で反応噚流出物をスクラビ
ングする。ガス流から陀去された氎は脱着塔で盎
ちに溶媒ず酞ずの混合物からストリツプされ、ス
クラバヌに返送される。ストリツプされた溶媒ず
酞ずの混合物を蒞留しお、溶媒からアクリル酞を
分離する。 前蚘米囜特蚱第3926744号明现曞に蚘茉の方法
では、反応噚からの熱流出ガスを溶媒および氎の
混合物で段スクラビングする。第段の枩床は
比范的に高く、溶媒および氎の量はアクリル酞に
ずもな぀お氎の蓄積をできるだけ少なくするよう
に調節される。このようにするこずによ぀お溶媒
からアクリル酞を盎接蒞留しおアクリル酞を生成
するこずができる。同特蚱明现曞は溶媒ずしお
䟡の脂肪族アルコヌルおよびその酢酞たたはアク
リル酞゚ステルを提案しおいる。 メタクリル酞を回収する可胜な第の方法、す
なわち無機塩を導入するこずによ぀お氎の陀去を
助成する方法はメタクリル酞ではなく、アクリル
酞の回収に䜿甚される技術を述べおいる米囜特蚱
第2922815号明现曞によ぀お䟋瀺される。同特蚱
明现曞はアクリル酞から氎を分離するために金属
塩を単独で䜿甚するこずが知られおいるず述べ、
たたアクリル酞の分離を実斜するために、ケトン
たずえばメチル゚チルケトン、゚チルむ゜プロ
ピルケトンおよびゞむ゜プロピルケトンずずも
にニツケル塩を䜿甚する方法を蚘茉しおいる。ニ
ツケル塩は実質的にアクリル酞を含有せず、たた
分離容易である塩ず氎ずの混合局を圢成する。ア
クリル酞はケトンを倚量に含有する盞に残留し、
匕き続く蒞留によ぀お分離するこずができる。ニ
ツケル塩を導入するず、これらをアクリル酞およ
びすべおの埪環流から分離しなければならないの
で、凊理䞊の困難を生じる。塩の䜿甚を避けるこ
ずが望たしいず思われる。 可胜な第の回収法は米囜特蚱第3986153号明
现曞によ぀お䟋瀺される。同特蚱明现曞はメタク
リル酞たたはアクリル酞を回収する完成された方
法を蚘茉しおはいないが、メチル゚チルケトンお
よびキシレンたたぱチルベンれンよりなる溶媒
混合物の最適化を論じ、溶媒組成を最適にするこ
ずによ぀お、酞の分配係数を最倧にできるこずを
述べおいる。酞の氎溶液を最適組成の溶媒系で抜
出し、生成する酞ず溶媒ずの混合物を蒞留その他
の埓来法によ぀お回収される。 第の方法の別の䟋には米囜特蚱第3414485号
明现曞がある。同特蚱明现曞は特にα−ヒドロキ
シむ゜酪酞の接觊脱氎によ぀おメタクリル酞を補
造する前述の方法からメタクリル酞の補造に関す
る。同特蚱明现曞はメタクリル酞の合成反応噚か
ら同䌎される䞍玔物がメタクリル酞の重合を開始
し、予備抜出工皋を䜿甚しなければ、過剰の重合
によ぀お共沞蒞留が実斜できなくなるこずがわか
぀た。重合は抑制剀を䜿甚する堎合でも起るずい
われおいた。埓぀お粗補メタクリル酞を溶媒抜出
するこずによ぀お、これらの厄介な䞍玔物を陀去
する必芁なこずがわか぀た。脱氎反応噚から流出
する生成物を凝瞮しおから、粗成含氎メタクリル
酞を溶媒、たずえばキシレン、トル゚ン、−オ
クタン、−クロロベンれン、メチルアミルケト
ン、リグロむンおよびメタクリル酞メチルで抜出
する。沈降しおから、氎性盞を酞ず溶媒ずの混合
物から分離する。氎性盞ずずもに重合開始剀を陀
去するこずによ぀おメタクリル酞を溶媒および少
量の残留氎から回収するための共沞蒞留が可胜に
なる。 公開特蚱公報昭53−71011号は随意にC8〜C9芳
銙族化合物を含有するメチルむ゜ブチルケトンで
メタクリル酞の抜出が蚘茉されおいる。C8〜C9
芳銙族化合物は随意にメチルむ゜ブチルケトンず
無制限に混合できるこずが述べられおいる。 メタクロレむンの酞化を経由しおメタクリル酞
を圢成するずき、装眮の汚れは、前蚘の米囜特蚱
第3414485号明现曞に瀺唆されおいるように、粗
補メタクリル酞を溶媒によ぀お単に抜出するだけ
で必らずしも解消されない問題であるこずが刀明
した。さらに副生する酢酞を回収するこずが望た
しいので、メタクリル酞の抜出に䜿甚される溶媒
は、酢産を回収できるこずができるように遞ぶ必
芁がある。特殊溶媒で溶媒抜出を䜿甚するこずを
芁する回収法は以䞋になお十分に説明するように
有甚であるこずがわか぀た。 本発明のひず぀の態様はメタクロレむンを接觊
酞化しお補造するメタクリル酞の回収法よりな
る。酞化反応噚からのガス状流出物を冷华しお、
メタクリル酞、副生する酢酞、未反応メタクロレ
むン、氎および䞍玔物を凝瞮させ、メタクリル酞
および副生酢酞を存圚する倧郚分の氎から分離で
きる溶媒混合物で抜出するず同時に、溶媒ずメタ
クリル酞ずの混合物から溶解しおいるポリマヌ、
ポリマヌのプレカヌサヌPrecursorsたたは觊
媒を陀去し、実質的に汚れを䜎䞋させお回収塔を
運転できるようにする。 溶媒混合物の遞択は本発明の重芁な態様であ
る。 本発明の溶媒混合物はメチル−プロピルケト
ンおよびトル゚ンよりなり、メチル−プロピル
ケトンおよびトル゚ンの盞察的な比率が溶解ポリ
マヌ、ポリマヌプレカヌサヌたたは重合觊媒を氎
盞ずずもに陀去するように遞ばれ、同時にスクラ
ビングした溶媒を蒞留するこずによ぀おメタクリ
ル酞ずずもに副生酢酞を回収できるような溶媒で
ある。本発明では50重量以䞊のトル゚ンを含有
する混合物を䜿甚するこずもできるが、有甚な溶
媒混合物は少なくずも重量のトル゚ンを含有
する。最適の溶媒混合物は玄75重量のメチル
−プロピルケトンおよび玄25重量のトル゚ンよ
りなる。 本発明の別の態様では、む゜ブチレンおよび
たたは−ブチルアルコヌルを酞化しおメタ
クロレむンずし、回収されたメタクロレむンを酞
化しおメタクリル酞ずするずきのメタクリル酞お
よび酢酞の回収法が埗られる。メタクリル酞ず酢
酞ずはメタクロレむンを酞化する第段反応噚か
らの流出物を冷华し、凝瞮させ、凝瞮流出液を抜
出塔に通し、メチル−プロピルケトンずトル゚
ンずの混合物ず向流接觊させお、メタクリル酞、
酢酞およびメタクロレむンを回収するこずによ぀
お回収される。副生酢酞を含有する実質的に無氎
の粗補メタクリル酞は抜出液を蒞留し、メタクリ
ル酞および酢酞を塔底生成物ずしお回収するこず
によ぀お埗られる。埌続する蒞留蚭備でメタクリ
ル酞および酢酞の分離および回収を実斜するこず
ができる。メタクリル酞の分離䞭に溶媒を塔頂生
成物ずしお回収し、抜出塔ぞ返送する。未反応メ
タクロレむンは別の蒞留塔で回収溶媒の䞀郚から
留出される。氎はメタクリル酞の回収塔の塔頂蚭
備で氎盞ずしお溶媒から分離され、別の回収塔で
氎盞に溶解しおいる溶媒をストリツピングする。 奜たしい実斜態様では、ガス状流出物は凝瞮流
出液よりなる埪環液䜓流ず盎接接觊させるこずに
よ぀お冷华、凝瞮される。埪環液䜓流の䞀郚を取
出し、抜出塔に入れ、ここで本発明の溶媒混合
物、䞀般的にい぀お少なくずも玄重量のトル
゚ンを含有する溶媒混合物ず向流接觊させる。特
に奜たしい溶媒は玄75重量のメチル−プロピ
ルケトンおよび玄25重量のトル゚ンを含有す
る。倧郚分の氎は抜出塔の底郚から取出され、溶
解ポリマヌおよびポリマヌプレカヌサヌおよび觊
媒を含有する。溶媒ずメタクリル酞ずの混合物を
分留しお、メタクリル酞および酢酞を塔底生成物
ずしお取出し、䞀方溶媒および残留氎を塔頂に送
り、凝瞮させお液局にわける。倧郚分が溶媒よ
りなる局は抜出塔に返送し、その䞀郚を分留しお
未反応アクロレむンを陀去する。倧郚分が氎であ
る局はストリツピング塔に通し、残留溶媒を陀去
する。溶媒蒞留の塔底生成物は䞍玔物および酢酞
を含有する実質的に無氎のメタクリル酞よりな
り、通垞の蚭備を䜿甚しおこれらを分離するこず
ができる。 第図はむ゜ブチレンおよびたたは−ブ
チルアルコヌルを段酞化しおメタクリル酞を補
造するブロツク線図を瀺す。第段酞化垯に
む゜ブチレンおよびたたは−ブチルアルコ
ヌルを分子状酞玠たたは空気ずずもに導入し、有
機原料を適圓な觊媒の存圚䞋メタクロレむンに倉
換する。兞型的にい぀お反応噚にはかなりの量の
氎蒞気、窒玠および炭玠の酞化物を含有する。こ
れらは第図では酞化垯にわざわざ加えるよ
うに瀺されおいるが、蚭蚈の遞びかたによ぀おは
必らずしもそのたたの状態で加えなくおもよい。
窒玠は酞玠䟛絊源ずずもに系に導入されるこずも
あり、このような堎合には酞化反応系内で所定の
量を保぀ためにその䞀郚をパヌゞしなければなら
ない。倚量の氎が䜿甚され、スチヌムずしお盎接
加え、あるいは埪環ガス流の含氎量を調節するこ
ずによ぀お間接的に加えるこずもできる。反応副
生成物ずしお生成する氎は生成物の回収工皋䞭に
凊分される。兞型的にい぀お反応は卑金属酞化物
の混合物よりなる觊媒を䜿甚しお玄330〜500℃の
枩床およびゲヌゞ圧で玄14Kgcm2たでの圧力で実
斜される。反応は著しい発熱反応であるので、倚
くの堎合小口埄の管内に觊媒を入れ、管倖に溶融
塩を埪環させお反応熱を陀去する。 メタクロレむンは぀の酞化垯および
の間の回収垯で回収され、粟補される。メタクロ
レむンの回収䞭に分離されたむ゜ブチレンはブロ
ツク線図に瀺されおいるように第段酞化垯に炭
玠酞化物その他の䞍掻性ガスずずもに埪環するこ
ずができる。 回収されたメタクロレむンは第段酞化垯
に䟛絊され、ここで、メタクロレむンは卑金属酞
化物の混合觊媒䞊270〜450℃およびゲヌゞ圧玄
Kgcm2たでの圧力で、かなりの量の氎蒞気、炭玠
酞化物および窒玠の存圚䞋分子状酞玠によ぀お酞
化されおメタクリル酞にするこずができる。スチ
ヌムおよび䞍掻性ガスを盎接導入するこずに関し
お前述されたコメントはこの第段酞化垯にもあ
おはたる。すなわちこれらのガスはわざわざ加え
るこずもできるが、蚭蚈の遞びかたによ぀おは必
らずしもそのように䟛絊しなくおもよい。 本発明は特に第段酞化垯からの流出物か
らメタクリル酞を回収する改良法、さらに特殊的
に぀いおメタクリル酞ずずもに副生酢酞を回収す
るこずに関する。回収法は第図に党䜓的に瀺さ
れおいるように、第酞化垯に埪環させるための
ガスの分離工皋を含む冷华凝瞮垯、その盎埌
に実斜される適圓な溶媒で抜出するこずによ぀お
粗補メタクリル酞を回収し、続いお溶媒から分離
する工皋および粗補メタクリル酞を粟補する
工皋よりなる。回収工皋は第図にさらに詳
现に図瀺される。 第段酞化垯から出る高枩の流出ガスの冷华お
よび凝瞮は第図に瀺すように実斜するこずがで
きるが、この技術分野の専門家に明らかなように
代法を䜿甚するこずもできる。第図に瀺す実斜
態様で、兞型的にい぀お流出物は玄290〜325℃の
枩床およびゲヌゞ圧玄0.25Kgcm2の圧力で管
を通りメタクロレむンを酞化する第段酞化垯
を出る。流出ガスは間接熱亀換噚を通぀お
冷华され、たずえばスチヌムを発生させるこずに
よ぀お反応熱を回収するこずができる。熱亀換噚
を出たガスは埌続急冷垯の䞊流で兞型的にい
぀お玄150℃ずなるが、この枩床で流出物流は䟝
然ずしおガス状に保たれる。代法ずしお䞭間冷华
装眮を䜿甚しないずきには流出ガスは反応噚出口
枩床で急冷蚭備に入る。埌述の劂く溶媒ずしおメ
チル−プロピルケトンだけを䜿甚するずきに比
范しお、トル゚ンを含有する混合溶媒を䜿甚する
ず抜出塔におけるポリマヌが増加しやすい。反応
噚流出ガスを急冷する方匏は埌続の溶媒抜出塔に
おけるポリマヌの生成に圱響するこずが刀明し
た。この急冷に奜たしい技術は本発明の䞀郚では
なく、本出願人に係る別の出願に蚘茉されおい
る。ガスを盎接接觊急冷するための埪環液流はガ
スを適圓な枩床、たずえば玄40℃に冷华しお郚分
凝瞮させるこずによ぀お埗られる。぀の䞻芁成
分であるメタクリル酞および氎は未反応メタクロ
レむン、副生酢酞および䞍玔物を同䌎する。盎接
接觊には぀の方匏がある。埪環液䜓は管䞭
ならびに冷华塔でガスず接觊するこずができ
る。冷华甚液䜓流ず盎接接觊するこずによ぀おガ
スから熱が陀去され、氎、メタクリル酞および酢
酞が少量の䞍玔物ずずもに凝瞮される。冷华甚液
䜓流が埗た熱は、通垞垞枩の冷华氎たたは空気を
䜿甚する熱亀換噚䞭で間接熱亀換によ぀お陀
去される。冷华塔を出た液䜓は熱亀換噚
を通぀お埪環し、管を通぀お冷华塔ぞ返
送されるか、あるいは管を通り管䞭で装
入される熱ガスず接觊する。埪環流の枩床は関連
機噚の倧きさおよび運転費をできるだけ少なくす
るず同時にメタクリル酞の回収が最適になるよう
に遞ぶこずができる。冷华塔を出るガスは、
冷华塔の塔頂から搬出されるメタクロレむン
のような䟡倀がある物質の損倱を避けるために、
第図でで瀺される第段酞化垯ぞ管を
通぀お返送される。冷华塔には流出ガスの䞊
昇流を冷华甚液䜓流ず接觊させるための適圓な装
眮、たずえばこの技術分野でよく知られおいる
皮々の圢の充おん床および気液接觊トレヌのよう
な装眮が蚭備される。 生成メタクリル酞、酢酞および氎は未反応アク
ロレむンおよびアクリル酞のような䞍玔物ずずも
に管を通぀お抜出塔ぞ䟛絊される。抜出
塔には塔䞭を埪環する向流液䜓流ず接觊させ
るための適圓な装眮が蚭けられおおり、この目的
に充おん物、トレヌ等を䜿甚するこずができる。
抜出塔は垞圧附近で、適圓な溶媒の存圚䞋で運転
される。䞀般にメタクリル酞を効率よく回収する
ためには、溶媒はメタクリル酞よりも䜎沞点をも
ち、垞枩の冷华剀で効率よく凝瞮できる氎ず共沞
混合物を䜜る。酢酞を副生成物ずしお回収しなけ
ればならないので、溶媒は酢酞を塔頂留分ずしお
搬出しおはならない。䞀般に適圓な溶媒はメタク
リル酞、酢酞およびメタクロレむンをほずんど完
党に溶媒䞭に抜出し、䞀方抜出塔の塔底から
取出される氎に厄介な䞍玔物を残留させるこずが
できるものである。溶媒を適圓に遞ぶこずによ぀
お、䞀般的にい぀おポリマヌであり、蒞留塔およ
びそのレボむラを汚す固䜓の出珟をできるだけ少
なくし、副生酢酞をメタクリル酞ずずもに回収で
きるこずが刀明した。 特に、ケトン、特にペンタノン類はメタクリル
酞および酢酞を氎ず分離するこずに関しお特によ
い溶媒であるように思われるこずがわか぀た。ペ
ンタノンであればどれでも䜿甚できるが、分枝鎖
ケトンを䜿甚するず、はるかに倚量の固䜓が出珟
するので、盎鎖状ケトンが分枝鎖ケトンより実質
的にすぐれおいるこずがわか぀た。たた最も奜た
しい盎鎖状ケトンであるメチル−−プロピルケ
トンを䜿甚する堎合でも意倖にも䞍十分であるこ
ずがわか぀た。分配係数はメタクリル酞および酢
酞を氎から分離するのに非垞に奜郜合であるが、
芳銙族化合物、特にトル゚ンを特定の比率で盎鎖
状ケトンず組合せるず、埌続蒞留塔のリボむラの
汚れが軜枛されるこずがわか぀た。メチル−プ
ロピルケトンずトル゚ンずの奜たしい混合物のよ
うな適圓な溶媒の組合せはポリマヌ、ポリマヌの
プレカヌサヌおよびたたは重合觊媒を抜出せ
ず、埓぀おこのような奜たしくない物質は抜出塔
の塔底から抜取られる氎盞䞭に残留するず思
われる。このような奜たしくない物質が氎盞ずず
もに抜取られるず、埌続する蒞留塔の汚れが最䜎
ずなる。䞍幞にも、トル゚ンず加えるず、メタク
リル酞および酢酞の分配係数が䜎䞋しお、これら
の奜たしい生成物が氎盞に含たれるこずによる損
倱が増倧するので奜たしくない。メチル−プロ
ピルケトンの目的ずするメタクリル酞および酢酞
の抜出胜を保持しながら、ちようど汚染源を陀去
するだけの量のトル゚ンを加える必芁があるこず
がわか぀た。トル゚ンはたた、抜出塔䞭に別のタ
むプのポリマヌが出珟するこずに関係がある。メ
チル−プロピルケトンを䜿甚するず、抜出塔䞭
に痕跡量のポリマヌしか存圚しないが、トル゚ン
だけを䜿甚するず、抜出塔䞭のポリマヌの量は非
垞に倚くなる。トル゚ンの量が倚くなるのに埓぀
お、ガスを適正に冷华するこずがたすたす重芁に
なるこずが刀明した。 熱亀換噚で適圓な䜎枩、代衚的にい぀お玄25℃
に冷华されおから、溶媒は抜出塔の塔底に入
る。 溶媒の密床は冷华塔で埗られる液状生成物
の密床より䜎いので、溶媒は冷华生成液䜓ず向流
しお抜出塔を䞊昇し、回収しようずする補品、す
なわちメタクリル酞および酢酞を未反応メタクロ
レむンずずもに抜出し、氎および厄介な䞍玔物を
残留させ、管を通り、抜出塔の塔底から
抜取る。本発明による混合溶媒によ぀お陀去され
る䞍玔物は埌続する蒞留塔における固䜓沈着の出
珟を生じるポリマヌたたはポリマヌプレカヌサヌ
たたは重合觊媒ず思われる。 条件は目的ずする分離に非垞に奜郜合ではある
が、それにもかかわらず、管を通぀お取出さ
れた氎の䞭にある量の溶媒が残留し、管を通
぀お抜出塔を出るメタクリル酞等を含む溶媒
䞭にある量の氎が残留する。メタクリル酞等を含
有する溶媒は溶媒ストリツピング塔に送入さ
れ、ここで蒞留によ぀おメタクリル酞ず酢酞ずが
分離される。分離に必芁な蒞気流および液䜓流は
それぞれリボむラおよび凝瞮噚によ぀お
発生する。実質的に溶媒を含たないメタクリル酞
ず酢酞ずは管を通぀お取出され、第図でブ
ロツクで瀺される別の分留塔に装入され、分
離される。ストリツピング塔の塔頂蒞気は凝
瞮噚で凝瞮され、分離噚で぀の液盞、
すなわち少量の溶媒を溶解させた氎性盞お
よび少量の氎を溶解させた溶媒盞ずに分離
する。分離噚は盞分離し、取出しおさらに
凊理するかあるいは再䜿甚するように蚭蚈され
る。氎性盞は溶媒回収塔ぞ抜出塔で分離
された倧郚分の氎ずずもに䟛絊される。管お
よびを通぀お䟛絊される液䜓流を合せお、回
収塔の塔頂に䟛絊され、液䜓流がトレヌたた
は充おん床その他を通぀お䞋降する間に氎の䞭に
残留する溶媒はリボむラによ぀お発生する蒞
気によ぀おストリツピングされる。実質的に溶媒
を含有しない氎は回収塔の塔底から陀去さ
れ、必芁に応じお再䜿甚されるか排棄される。平
衡量の氎蒞気を含有する溶媒の蒞気は塔頂から管
を通぀お取出され、溶媒ストリツピング塔
からの塔頂蒞気配管ぞ返送され、凝瞮噚で
凝瞮され、分離噚ぞ集液される。分離噚
の溶媒盞は溶媒をメタクリル酞および酢酞から分
離するのに必芁な還流液ずしおストリツピ
ング塔ぞ返送される。残りの溶媒は分流噚
を通぀お抜出塔ぞ装入され、抜出工皋を
反埩する。泚意しなければならないのは、溶媒ず
メタクリル酞ずの混合物から溶解しおいるポリマ
ヌ、ポリマヌプレカヌサヌたたは觊媒を陀去する
のに必芁な最䜎量以䞊の量のトル゚ンを䜿甚する
ず、酢酞の損倱が増加する傟向を生じるこずであ
る。埓぀お、氎流ぞ排出される酢酞を回収する必
芁が生じおくる。 冷华塔から出る急冷された液䜓䞭に未反応
メタクロレむンが存圚する堎合、溶媒ストリツピ
ング塔の塔頂から出お、溶媒盞の䞭ぞ
入るので、メタクロレむンは抜出塔および溶
媒ストリツピング塔を通぀お埪環する溶媒流
䞭で次第に高濃床になる傟向をも぀。メタクロレ
むンを陀去するために、溶媒盞から間欠的
たたは連続的にパヌゞ流を取出すこずができる。
このパヌゞ流は排棄するか、あるいは随意
に第図でで瀺されおいるような蒞留塔で回
収するこずができる。実質的にメタクロレむンを
含有しない溶媒は管を通り、蒞留塔の塔
底から取出しお抜出塔ぞ埪環させ、䞀方メタ
クロレむンは蒞留塔の塔頂から回収され、管
を通り、第酞化垯ぞ返送される。氎および
メタクロレむンは蒞留塔の塔頂を通り、凝瞮
噚で凝瞮されおから、分離噚に集められ
る。凝瞮液の䞀郚は管を通り、蒞留塔ぞ
返送され、正味量のメタクロレむンは第酞化垯
ぞ返送される。熱はリボむラによ぀お蒞留塔
ぞ䟛絊される。前述の他の凊理塔ず同様に、
蒞留塔にも充おん床、トレヌその他気液を接
觊させる塔内装眮を蚭けるこずができる。 この技術分野の専門家に明らかなように、䞀般
にヒドロキノンその他の重合抑制剀を䜿甚しお、
回収工皋䞭のアルデヒドおよび酞の重合を防止す
る。 前述の劂く、溶媒の遞択は皮々の凊理塔および
たたはそれらのリボむラにポリマヌが存圚す
るこずを避けるために必須であるこずがわか぀
た。さらに詳现にいえば、本発明で䜿甚される混
合溶媒はメチル−プロピルケトンずトル゚ンず
を混合したものである。実隓は分配係数、すなわ
ち溶媒盞および氎盞䞭の濃床比が氎ずメタクリル
酞ずの所芁の分離にきわめお奜郜合であるので、
ペンタノンが特に奜たしい溶媒であるこずを瀺し
おいる。しかしながらメチルむ゜プロピルケトン
およびメチル−プロピルケトンはメタクリル酞
および酢酞を抜出するのに同じくらいの胜力をも
぀おいるが、固䜓ポリマヌによる凊理塔およびリ
ボむラの汚染床に察する効果でかなりの差を瀺す
こずが刀明した。たたメチル−プロピルケトン
にトル゚ンを加えるず固䜓ポリマヌの出珟を著し
く䜎䞋させるが、その代償ずしお目的生成物に察
する分配係数が䜎䞋し、埓぀お抜出工皋の費甚が
たかくなり、おそらくは氎から酢酞を回収するの
に䜙蚈な蚭備を芁するこずがわか぀た。䜿甚され
るトル゚ンも抜出工皋におけるポリマヌの出珟に
圱響するので、トル゚ンの䜿甚量はできるだけ少
なく、たずえばメチル−プロピルケトン䞭のト
ル゚ンを重量皋床にするこずが奜たしい。も
぀ず高濃床でトル゚ンを䜿甚するこず、たずえば
トル゚ンを25重量ずしおもよく、堎合によ぀お
は、50重量以䞊の濃床にするこずもできる。 次の実斜䟋は䞀般的に前述された奜たしい溶媒
の効果を䟋瀺する。 実斜䟋  メタクリル酞27.8重量、酢酞3.5重量、氎
62.5重量および少量の未反応メタクロレむンお
よび䞍玔物を含有する冷华工皋で埗られた液䜓を
皮々の溶媒ず混合し、時間かきたぜ、少なくず
も時間静眮しおから分離した。この抜出で埗ら
れ、メタクリル酞および酢酞を含有する溶媒局を
盎埄25mm1″、15段のオルダヌシダり
Oldershaw蒞留塔で回分蒞留した。蒞留塔の
リボむラを玄120℃に保ちの還流比を䜿甚
した。ヒドロキノンは始めの装入量に察する重量
基準で100ppmを装入し、蒞留塔䞭の蒞気流の玄
1.5の率で空気をリボむラにバツブルさせる。
可胜な堎合は原料の玄30が塔頂に残留するたで
蒞留を続けた。第衚にその結果を瀺す。第衚
は、メチルむ゜プロピルケトンも奜たしい分配係
数を瀺すが、メタクリル酞、酢酞およびメタクロ
レむンを含有する溶媒を蒞留するずき、同じよう
に汚れの問題を起すこずを瀺しおいる。蒞留䞭に
生成するポリマヌがポリメタクリル酞であり、た
た重合が抜出工皋で埗られる氎性盞ずずもに陀去
できる化合物の存圚によ぀お促進されるものず思
われる。この説明の正吊は別ずしお、結果はトル
゚ンを加えるず、固䜓生成を䜎䞋させる効果があ
り、メチル−プロピルケトンに25重量のトル
゚ンを加えるず、時間の回分蒞留で蒞留枩床で
固䜓を生成しなか぀たこずを瀺した。
【衚】 トル゚ンを添加するず、メタクリル酞、酢酞お
よびメタクロレむンに察する分配係数が䜎䞋しお
奜たしくないので、メチル−プロピルケトンず
トル゚ンずの混合物はメチル−プロピルケトン
よりは魅力の少ない抜出溶媒である。しかしなが
らトル゚ンの添加はメタクリル酞を回収するため
の溶媒抜出蒞留法の実斜を可胜にするず同時にこ
のメタクリル酞ずずもに副生物である酢酞を保持
するための重芁な芁件である。 実斜䟋  それぞれかきたぜ機でかきたぜる混合宀ず75mm
の長さの充おん分離宀を有する11段の盎埄25mm
1″のYork−Scheibel塔を䜿甚しお連続抜出−
蒞留装眮を䜜り、メタクロレむン酞化垯留出物の
冷华生成物を抜出した。メタクリル酞38.5重量
、酢酞4.6重量、氎51.6重量および少量の
メタクロレむンおよび䞍玔物を含有する冷华され
た原料を塔頂に䟛絊し、塔底より装入される75重
量のメチル−プロピルケトンおよび25重量
のトル゚ンの混合物ず向流接觊しお䞋降する。氎
に察する溶媒のモル比を0.5ずし、凊理塔を玄25
℃の䞀定枩床で運転した。 塔頂から取出されるメタクリル酞等を含む溶媒
よりなる抜出液は実質的に党量のメタクリル酞お
よび95〜98の酢酞およびメタクロレむンを含
む。塔底から取出される原料をストリツピングし
た抜残フラクシペンは玄90モルの氎よりなり、
少量の酢酞および䞍玔物を含有する。抜出液は50
トレヌを有する盎埄50mm2″のオルダヌシダり
蒞留塔に連続的に䟛絊し、メタクリル酞ず酢酞ず
の粗補混合物を混合溶媒から分離した。還流比
0.65および1.26で実質的に完党な分離が埗られ
た。 メチル−プロピルケトン75重量ずトル゚ン
25重量ずの混合溶媒を䜿甚する運転で奜結果を
埗おからメチルむ゜プロピロケトン75重量ずト
ル゚ン25重量ずの混合物の䜿甚を始めたが、数
分内にオルダヌシダり蒞留塔はメタクリル酞のポ
リマヌず思われる垯赀色固䜓で詰぀た。 前述の実斜䟋からわかるように、メチル−
プロピルケトンを䜿甚しお満足な結果を埗たが、
意倖にも化孊的に関連の深いメチルむ゜プロピル
ケトンは䜿甚するこずができない。皮類のペン
タノンの間に性胜に差がある理由はわか぀おいな
いが、盎鎖状のケトン類は䜿甚できるが分枝鎖状
のケトンは明らかにおずるように思われる。 次の実斜䟋は溶媒の組成を倉えたずきの抜出塔
におけるポリマヌの出珟に察する効果を䟋瀺す
る。トル゚ンのような芳銙族化合物を加えるず、
抜出溶液の蒞留䞭に珟われるポリマヌを䜎䞋させ
るのに有効であるが、芳銙族化合物の䜿甚は抜出
䜜甚には逆効果をも぀こずがわかる。 実斜䟋  第段酞化反応噚からの流出ガスを、第図の
冷华塔ず同様であるが同図に瀺されおいるよ
うな配管内の予備接觊をおこなわない冷华塔に盎
接装入する。ガスは冷华塔ぞ玄200〜250℃で入
り、蒞留トレヌ䞊で凝瞮液䜓生成物ず同じ組成を
有する埪環液ず接觊させるこずによ぀お玄40〜45
℃に冷华された。 第衚のデヌタは、メチル−プロピルケトン
を䜿甚しお、凝瞮液からメタクリル酞および酢酞
を陀去するずき、非垞に少量の固䜓しか抜出塔に
珟われないが、抜出剀ずしおトル゚ンを䜿甚する
ずき、倚量の固䜓が珟われるこずを瀺す。これら
の溶媒を単独で䜿甚するず、トル゚ンの堎合のよ
うに酢酞を十分に抜出しないか、あるいはメチル
−プロピルケトンの堎合のように埌続する蒞留
塔に固䜓が珟われるこずに関係があるので、どち
らも抜出剀ずしお䜿甚するのに適圓でない。本発
明によればメチル−プロピルケトン䞭に少なく
ずも玄重量のトル゚ンを抜出に䜿甚すべきであ
るが、芳銙族化合物を50重量以䞊含有する混合
溶媒も䜿甚できないこずはない。メチル−プロ
ピルケトン玄75重量ずトル゚ン玄25重量ずよ
りなる混合物はメタクリル酞および酢酞を十分に
抜出するず同時に固䜓の出珟を最䜎にするこずを
助成するこずがわか぀おいるので、特に奜適な抜
出溶媒である。
【衚】 本出願人に係る別の出願で、抜出塔に珟わ
れる固䜓の量は熱ガスを搬送する管をゞダケツト
によ぀お加熱し、保枩しお、ガス抑制剀含有埪環
液ず接觊する冷华塔に達するたでガスの凝瞮を防
止するずき、かなり䜎䞋するこずが瀺される。さ
らに第図の劂く、配管内で急速冷华するず抜出
塔内で固䜓の量をさらに䜎䞋させ、溶媒混合物を
遞択するずきの融通性をさらに増すこずができ
る。 第図に瀺す本発明の方法の態様で、第段酞
化垯からの流出物が間接熱亀換噚によ぀お玄
150℃に冷华され、次に流出物の凝瞮液の埪環液
䜓流およびで、冷华塔の塔頂を出る埪環
ガスの枩床が玄40℃になるように盎接接觊によ぀
おさらに冷华される。埪環ガス流は䞻ずしお窒
玠、氎蒞気、未反応メタクロレむンおよび少量の
副生成物および䞍玔物を含有する。埪環冷华甚液
䜓流およびならびに抜出塔ぞ送入さ
れる分枝流はそれぞれ玄13.9モルのメタク
リル酞、玄81.9モルの氎、玄3.1モルの酢酞、
アクリル酞に換算しお玄0.1モルのその他の䞍
玔物および玄0.1モルのメタクロレむンを含有
する。玄1000モル時の凝瞮液が管を通぀お
抜出塔に䟛絊される。玄666モル時の抜残
液が抜出塔の塔底から管を通぀お取出され、
65.8モル時の氎および玄モル時のメチル
−プロピルケトンを含有する。抜出塔は垞圧およ
び玄25℃で運転される。管から取出される塔
頂流は兞型的にい぀お225モル時のメチル−
プロピルケトン、73モル時のトル゚ン、139モ
ル時のメタクリル酞、31モル時の酢酞および
217モル時の氎よりなる玄740モル時の混合物
を含有する。管から出る塔頂流は溶媒ストリ
ツピング塔に入り、ここで溶媒が陀去され、
139モル時のメタクリル酞および31モル時の
酢酞を含有する粗補メタクリル酞171モル時が
埗られる。回収された溶媒は233モル時のメチ
ル−プロピルケトン、73モル時のトル゚ン、
45.6モル時の氎および54.5モル時のメタクロ
レむンを含む液䜓流䞭に含たれ、この溶媒流のう
ち319モル時は管を通぀お抜出塔に
返送され、77モル時は管を通りメタクロ
レむン回収塔ぞ送られる。ストリツピング塔
に管を通぀お送られる還流液の量は
1000モル時である。ストリツピング塔は塔
内枩床を最䜎に保぀ために垞圧以䞋、たずえば絶
察圧玄200mmHgで運転される。回収塔ぞ管
を通぀お送られる氎性局は玄99.2モルの氎
および0.8モルのメチル−プロピルケトンを
含有し、この実斜䟋では玄195モル時の速床で
䟛絊される。液䜓流は抜出塔でメタクリ
ル酞から陀去された倧郚分の氎を含有する液䜓流
ず䞀緒になり、合流は回収塔でストリツ
ピングされる。回収塔でストリツピングされおか
ら、玄829モル時の氎が回収塔の塔底から
塔内圧力によ぀お決定される枩床で取出され、䞀
方回収塔ぞ䟛絊された玄9.6モル時のケト
ンの党量は玄22モル時の氎ずずもに塔頂生成物
ずしお陀去され、ストリツピングからの塔頂
蒞気配管ぞ管を経由しお返送される。氎スト
リツピング回収塔は塔頂蒞気を溶媒ストリツ
ピング塔ぞ返送できる適圓な圧力で運転され
る。回収塔の塔底からの氎は再䜿甚たたは排棄さ
れる。しかしながら溶媒混合物がトル゚ンを倚量
に含有しおいお、酢酞の抜出効率が䜎い堎合には
残留氎から酢酞を回収するこずが経枈的に意味を
持぀こずがあり埗る。 第図の管によ぀おストリツピング塔
ぞ䟛絊する還流液からパヌゞ流を取出すこずが
できる。パヌゞ流の流量はメタクリル酞回収系に
入るメタクロレむンに等しい量のメタクロレむ
ン、たずえばこの実斜䟋では玄10モル時を含有
するように調節される。パヌゞ流は分離噚か
らの平衡量の溶媒および氎、たずえば本実斜䟋で
は玄44モル時のケトン、14モル時のトル゚ン
およびモル時の氎を同䌎する。メタクロレむ
ン回収塔は実質的に垞圧で運転するこずがで
きる。玄68.5モルのメチル−プロピルケトン
を含有する玄63モル時の溶媒ず氎ずの混合物が
管によ぀お抜出塔に返送される。熱亀換
噚䞭で塔頂蒞気を凝瞮させ、玄40℃に冷华し
おからメタクロレむンを分離噚に集液し、第
段酞化垯に返送される。 本発明の奜たしい態様に関する前述の説明は単
に䟋瀺を目的ずするので、本発明を限定するもの
ず解釈しおはならない。
【図面の簡単な説明】
第図はむ゜ブチルンおよびたたは−ブ
チルアルコヌルを段酞化しおメタクリル酞ずす
る工皋および本発明の回収工皋を瀺すブロツク線
図であり、第図は第段酞化垯流出物からメタ
クリル酞および酢酞を回収する工皋のブロツク線
図を瀺す。図䞭䞻芁機噚を次に瀺す。   第段酞化垯、  回収垯、
  段段酞化垯、  冷华凝瞮垯、 
 粗補メタクリル酞回収垯、  メタクリル
酞粟補垯、  熱亀換噚、  冷华塔、
  熱亀換噚、  熱亀換噚、  
抜出塔、  ストリツピング塔、  凝
瞮噚、  分離噚、  回収塔、 
 リボむラ、  蒞留塔、  凝瞮噚、
  分離噚。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  分子状酞玠、氎蒞気および䞍掻性ガスの存圚
    䞋メタクロレむンを気盞接觊酞化するこずによ぀
    おメタクリル酞を補造する方法においお、 (a) 酞化反応噚流出物を所定枩床たで冷华し、凝
    瞮させるこずによ぀お、実質的に未反応メタク
    ロレむン、酞玠、氎蒞気および䞍掻性ガスより
    なる気盞郚分ず、実質的にメタクリル酞、酢
    酞、氎、少量の未反応メタクロレむンおよび䞍
    玔物よりなる液盞郚分ずを圢成し、 (b) (a)で圢成された該液盞郚分を該気盞郚分から
    分離し、 (c) (a)で圢成された該液盞郚分からメタクリル
    酞、酢酞およびメタクロレむンを、メチル−
    プロピルケトンおよび少なくずも玄重量の
    トル゚ンからなる混合溶媒で抜出し、該抜出埌
    に該混合溶媒を採収するこずによ぀お該液盞郚
    分の氎分を分離し、 (d) 該抜出工皋から回収された混合溶媒を蒞留し
    お抜出されたメタクリル酞、酢酞およびメタク
    ロレむンから該混合溶媒を分離する こずよりなる該酞化反応噚流出物からメタクリル
    酞および酢酞を回収する方法。  該抜出甚混合溶媒が玄75重量のメチル−
    プロピルケトンおよび及び玄25重量のトル゚ン
    の混合物である特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方
    法。  (a)の冷华および凝瞮が、(i)該酞化反応噚流出
    物を冷华し、次に(ii)工皋(i)からの冷华流出物を、
    凝瞮流出物よりなる液䜓流ず盎接接觊させるこず
    によ぀お該流出物を急冷し、(iii)量が(a)の該液盞郚
    分に盞圓する工皋(ii)の凝瞮流出物の液盞郚分を抜
    取る工皋よりなる特蚱請求の範囲第項に蚘茉の
    方法。  該メタクロレむンがむ゜ブチレンおよびた
    たは−ブチルアルコヌルを接觊酞化するこず
    によ぀お補造される特蚱請求の範囲第項に蚘茉
    の方法。
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