JPS6348854Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6348854Y2
JPS6348854Y2 JP11438981U JP11438981U JPS6348854Y2 JP S6348854 Y2 JPS6348854 Y2 JP S6348854Y2 JP 11438981 U JP11438981 U JP 11438981U JP 11438981 U JP11438981 U JP 11438981U JP S6348854 Y2 JPS6348854 Y2 JP S6348854Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
floater
tank
water
water tank
valve
Prior art date
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JP11438981U
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English (en)
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JPS5820996U (ja
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Publication date
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Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、海洋工事を行なう場合に使用する
圧力タンク付きフローターに関するものである。
海洋工事におけるライザー作業例えば水底パイ
プラインのフローターの浮力により上昇させる場
合は、水を収容している水中のフローターに浮力
を与えるために、水中でフローター内の水を排力
する必要がある。
従来、海洋工事において用いられるフローター
としては、第1図に示すように、下部に排出弁1
を有すると共に上部に開閉弁6を有する水タンク
2の両端部に、空気を封入した空タンク7を連結
した構造のフローター8が知られている。そして
このフローター8を使用して水底パイプラインの
端部を上昇させる場合は、水タンク2内に水を収
容した複数フローター8を、第2図に示すように
水底パイプライン9の端部側の上部で直列に並ぶ
ように配置して水底パイプライン9に連結し、か
つ作業船10に設けられたコンプレツサ11と前
記水タンク2の上部の開閉弁6とをホース12に
より接続し、コンプレツサ11から水タンク2内
に圧縮空気を送つて空気圧により水タンク内の水
を排水弁1から排出し、フローター8に浮力を与
えていた。
このため、従来のフローターを使用して水底パ
イプライン等の海洋構造物を上昇させる場合は、
ダイバーによるホースの運搬、取付け、回収作業
等が不可欠であつた。しかし、荒海象、潮流の速
い海域では、ダイバーによるホースの運搬、取付
け、回収作業が難かしく、作業可能なタイミング
は1日に3〜4回程度に限られることが多く、ま
た水深約80mの深い海域では、ダイバーの1回の
潜水時間が30分程度に限定され、ホース取付作業
がこの時間内に終了しないと、次のタイミングま
で待機しなければならず、そのため作業が煩雑で
施工時間が長くかかるという問題があつた。
この考案は前述の問題を有利に解決した海洋工
事用圧力タンク付きフローターを提供することを
目的とするものである。
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第3図ないし第5図はこの考案の実施例に係る
圧力タンク付きフローターを示すものであつて、
複数の断面円形の鋼製圧力タンク3が、同一直線
上において間隔をおいて配置され、かつ各圧力タ
ンク3の間に配置された断面円形の鋼製筒体13
の両端部は、圧力タンク3の端部に対し溶接によ
り固着され、前記筒体13と圧力タンク3の端部
とにより水タンク2が構成されている。
各圧力タンク3内には高圧の圧縮空気が充填さ
れ、かつ各圧力タンク3にはそれぞれ給気用開閉
弁4を備えている管路5の一端部が接続され、各
管路5の他端部は水タンク2内の上部に開口し、
さらに水タンク2の下部には逆止弁からなる複数
の排水弁1が取付けられている。水タンク2の上
部には注水用開閉弁14が取付けられ、かつフロ
ーターには前記開閉弁4付きの管路5を保護する
ための保護部材15が固定されている。
前記実施例の圧力タンク付きフローター16を
使用して水底パイプラインの端部を上昇させる場
合は、水タンク2に水を収容した複数の圧力タン
ク付きフローター16を、第6図に示すように水
底パイプライン9の端部側に沿つて間隔をおいて
配置して水底パイプライン9に連結し、かつ作業
船10に設けたウインチにより吊りロープ17を
介して水底パイプライン9の端部を支持し、次に
ダイバーによる手動操作または遠隔操作により開
閉弁4を開いて圧力タンク3内の圧縮空気を水タ
ンク2内に送り込み、その空気圧により水タンク
2内の水に加圧し、その水の圧力により排水弁1
を自動的に開放させて、水タンク2内の水をタン
ク外に自動的に排出させる。
水タンク2内の水が排出されるにしたがつて圧
力タンク付きフローター16の浮力が増大し、各
圧力タンク付きフローター16の浮力および前記
ウインチの牽引力により水底パイプライン9の端
部側部分が上昇されていく。水底パイプライン9
の端部が水面よりも上方に移動されたとき、その
パイプラインの端部にライザー管18を連結する
作業を行なう。
この考案を実施する場合、前記排水弁1および
開閉弁14としては、手動操作による開閉弁また
は遠隔操作による開閉弁を使用してもよい。
この考案によれば、下部に排水弁1を有する水
タンク2に、圧縮空気を充填した圧力タンク3が
連結され、かつ水タンク2と圧力タンク3とは開
閉弁4を有する管路5を介して接続されているの
で、単に開閉弁4を開放して圧力タンク3内の圧
縮空気を水タンク2に送ることにより、空気圧を
利用して水タンク2内の水を自動的に排出するこ
とができ、そのため従来行なつていたダイバーに
よるホースの運搬、取付け、回収作業等の煩雑な
作業を省略して、フローターの浮揚を容易にかつ
迅速に行なうことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフローターを示す縦断側面図、
第2図はそのフローターを水底パイプラインの端
部の浮揚に使用するときの状態を示す側面図であ
る。第3図はこの考案の実施例に係る圧力タンク
付きフローターを示す一部縦断側面図、第4図は
その一部の拡大横断平面図、第5図は第4図のA
−A線断面図、第6図は前記実施例の圧力タンク
付きフローターを水底パイプラインの端部の浮揚
に使用している状態を示す側面図である。 図において1は排水弁、2は水タンク、3は圧
力タンク、4は開閉弁、5は管路、9は水底パイ
プライン、10は作業船、13は鋼製筒体、14
は注水用開閉弁、15は保護部材、16は圧力タ
ンク付きフローターである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に排水弁1を有する水タンク2に、圧縮空
    気を充填した圧力タンク3が連結され、かつ水タ
    ンク2と圧力タンク3とは開閉弁4を有する管路
    5を介して接続されていることを特徴とする海洋
    工事用圧力タンク付きフローター。
JP11438981U 1981-08-03 1981-08-03 海洋工事用圧力タンク付きフロ−タ− Granted JPS5820996U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11438981U JPS5820996U (ja) 1981-08-03 1981-08-03 海洋工事用圧力タンク付きフロ−タ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11438981U JPS5820996U (ja) 1981-08-03 1981-08-03 海洋工事用圧力タンク付きフロ−タ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5820996U JPS5820996U (ja) 1983-02-09
JPS6348854Y2 true JPS6348854Y2 (ja) 1988-12-15

Family

ID=29908666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11438981U Granted JPS5820996U (ja) 1981-08-03 1981-08-03 海洋工事用圧力タンク付きフロ−タ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS5820996U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5820996U (ja) 1983-02-09

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